SONYα1のカメラ本体に100mm‐400mmの望遠ズームレンズを装着して、飛翔する「コハクチョウ」を連写。大型野鳥ですから、俊敏な「カワセミ」撮影に比べる…
インド長期駐在者によるインドでの生活と各地への旅を写真とエッセイで綴る「インド漫録」。
2002年8月より西インド・グジャラート州バローダにビジネスで駐在しています。知られざるインドを日本の家族・友人・知人に伝えようと、写真エッセイを執筆して発信しています。
紅茶の里、ヒマラヤ山麓の「ダージリン」を訪問し、紅茶園(Tea Estate)所有の茶畑から望む「カンチェンジュンガ」は息を呑むほどの美しさでした。「世界百名…
2004年11月、最高級紅茶の産地「ダージリン」の紅茶園(Tea Estate)を初めて訪問しました。インド・ニューデリー所在の紅茶販売店「Mittal Te…
紅茶の最高峰、即ち最高級紅茶は「ダージリン紅茶」です。インド・ニューデリー所在の紅茶販売店「Mittal Teas」のオーナー、Vikram Mittal(ヴ…
2002年5月、インドに赴任してデリー所在の某商社インド法人トップのお方に挨拶へ出かけたところ、「Mittal Teas」オーナーのVikram Mittal…
「世界100名山」選定規準の5項目に全て合致して、上位で選定されている「カンチェンジュンガ」。標高世界第3位(8586m)で、インドに位置する最高峰です。紅茶…
「世界100名山」に「富士山」も選ばれていました。選考委員会による選定規準に照らして:(2)独自の風格を持つ山。(3)人類の精神史に重要な関わりを持った山。(…
「世界100名山」が如何に選定されたかを知りたくなりました。調べると、次の選定規準によっているということでした:(1)雄大、壮大、荘厳であること。鋭さも必要だ…
『世界百名山』はエドムンド・ヒラリー卿、クリス・ボニントン卿、フランスのモーリス・エルゾーグ氏など世界的に著名な登山家11名の選考委員が「世界110名山」を選…
『世界百名山』は写真家・白川義員(しらかわよしかず)氏の写真集として刊行されています。その著作紹介に「写真家・白川義員以外、誰もなしえなかった偉業、「世界百名…
深田久弥著『日本百名山』は、作家で登山家でもあった氏が実際に登頂した日本各地の山から、定めた基準で100座を選んで執筆したエッセイ集です。私の友人は若い頃から…
8000mを超える山は世界で14座あります。それら全てはヒマラヤ山脈の中に存在します。14座の高峰で、単独にて1国に位置する山は5座。そして2国に跨る山は9座…
世界の屋根と呼ばれる「ヒマラヤ山脈」は東西延長2400Km、最大幅250Kmの弓なりの形で、インド亜大陸とチベット高原を隔てた巨大な山脈です。西はパキスタン北…
14年間のインド駐在で、ヒマラヤ山麓に英国人が開発した高原避暑地(Hill Stations)である「ダージリン」「シッキム」「カリンポン」「ガントック」を幾…
第4038篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(150)
2020年9月より始めた「野鳥撮影」。「セカンド・ライフ」を充実させるためには、3つ以上の趣味が必要であるとの認識から始めたのですが、嵌ってしまいました。特に…
第4037篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(149)
「カワセミ」は単独行動で「縄張り」を張ります。河川だったら1Kmほどの距離を縄張り範囲として行動します。春になると「カワセミ」も繁殖期に入り、繁殖相手を探す行…
第4036篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(148)
生物に見られる異性を引き付けるための求愛行動の一つに「求愛給餌(きゅうあいきゅうじ)」があります。読んで字のごとしで敢えて説明するまでもありませんが、鳥類など…
第4035篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(147)
本格的な春到来で、野鳥たちの繁殖期に入りました。番(つがい)となり、巣作り、産卵、抱卵、孵化、子育て、巣立ち、・・・。「恩田川」で「カワセミ」の繁殖生態を観察…
第4034篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(146)
カモ目カモ科マガモ属に分類される「カルガモ」。他のカモと見分けるポイントは、嘴の先端が黄色であること。飛翔時に見える翼鏡(次列風切り羽)は濃紺で、ちょっとおし…
第4033篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(145)
「カルガモ」はカモ目カモ科マガモ属に分類される野鳥です。体長は61cm。「コガモ」より大きいカモ類です。本州以南に生息する留鳥。公園の池や河川でよく見かけます…
第4032篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(144)
カモ目カモ科マガモ属に分類される「コガモ」は、オスが美しい羽毛に覆われていますが、メスは全体に褐色で黒褐色の斑点があります。食性は植物食で、池や河川に生える藻…
第4031篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(143)
「コガモ」はカモ目カモ科マガモ属に分類される野鳥です。体長38cmほど。渡り鳥で、関東地域では9月頃から4月頃まで公園の池や河川でよく見かける野鳥です。2月末…
第4030篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(142)
スズメ目ムクドリ科に分類される「ムクドリ」の食性は雑食です。椋の木の実を好んで食べることから「椋鳥」と呼ばれるようになったといいます。植物の種子や果物や虫の幼…
第4029篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(141)
「ムクドリ」はスズメ目ムクドリ科に分類される野鳥です。全長24cmほど。スズメとハトの中間ほどの大きさです。日本国内では何処でも見ることができる留鳥。翼と胸、…
第4028篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(140)
チドリ目シギ科に分類される「イソシギ」は胴体の上面が灰褐色、腹部の下面は白い羽毛で覆われています。そして嘴の色彩は暗褐色。丸い目をして、とても可愛い鳥です。食…
第4027篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(139)
「イソシギ」はチドリ目シギ科に分類される野鳥です。全長20cm。日本では九州以北に生息する留鳥です。河川や湖沼周辺に生息し、私自身が「カワセミ」撮影で出かける…
第4026篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(138)
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される「シジュウカラ」は繁殖期には主に昆虫類を捕食し、秋には木の実を食べるようです。そして冬には地上で採食することも…
第4025篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(137)
「シジュウカラ」は胸に黒いネクタイのような模様がある野鳥です。スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される野鳥で「カラ」の付く野鳥は「カラ類」とも呼ばれ、…
第4024篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(136)
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される「シジュウカラ」の食性は雑食で、種子、果実、昆虫やクモなどを捕食します。採食は木の上や草木、地上などでも行いま…
第4023篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(135)
「シジュウカラ」はスズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される野鳥です。全長14.5cm。スズメとほぼ同じ大きさです。日本では留鳥で一年中、観察することが…
第4022篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(134)
「ゴイサギ」は昼間、水面に張り出した木枝でひっそりと休んでいます。そして夜間に、水辺を徘徊しながら獲物を捕食します。食性は動物食。小魚、昆虫類、クモ、甲殻類な…
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SONYα1のカメラ本体に100mm‐400mmの望遠ズームレンズを装着して、飛翔する「コハクチョウ」を連写。大型野鳥ですから、俊敏な「カワセミ」撮影に比べる…
「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」、大きさ以外で決定的な違いは嘴の形。クチバシは黄色と黒で構成されていますが、「オオハクチョウ」のそれは黄色の部分が多く鋭く…
「ハクチョウ(白鳥)」はカモ目カモ科ハクチョウ属に分類される7種類の水鳥の総称。7種類の「ハクチョウ」の一つに「コクチョウ(黒鳥)」がいることは興味深いです。…
天気は下り坂。川辺に立つと風は強く寒いです。ユニクロ製ヒートテックのズボン下を買っていたのに自宅に置き忘れ。信州の冬はやはり半端なく寒く感じられます。「白鳥湖…
駅前にタクシーが1台だけ停まっています。70歳ほどと思われるご高齢女性運転手。感じのよいお方でした。「白鳥湖」まで1400円。鉄道は1時間に1本しか走っていな…
「篠ノ井線」は長野市「篠ノ井駅」から「松本駅」を通って「塩尻駅」まで約67Kmを結ぶJRのローカル線。「田沢駅」は「松本駅」から1つ目、乗車時間8分。2024…
「今、シベリアから「コハクチョウ」が犀川(さいがわ)の白鳥湖に飛来している」と野鳥撮影の友人であるAKさんから聴いていたものの、松本からアクセスできるとの情報…
登山もトレッキングもしない私ですが、遠望する山の姿に魅せられます。特に冠雪した山々。松本と糸魚川を結ぶ「大糸線」は、北アルプスの東側を走っています。冬場にこの…
「常念岳」の左手に天に槍をつく形のその先端が少し見えてます。ダージリンの「タイガーの丘」展望台から望むヒマラヤ山脈の大パノラマの左手端に「エヴェレスト(884…
「常念岳」の右手に見えるのが「横通岳(よことおしだけ)」で標高2767m。この山も「常念岳」と同様に「ピラミッド」形状をしているので山の存在が捉え易いです。そ…
ウオルター・ウエストン(1861年生‐1940年没)とは、27歳で英国人宣教師として来日し、「日本アルプス」を最初に世界へ紹介した人物。1896年、登山紀行『…
深田久弥著『日本百名山』の中で56番目に紹介されています。深田は「ウエストンが言っている「松本附近から仰ぐすべての峰の中で、常念岳の優雅な三角形ほど、見る者に…
1月11日(木)、晴れ。午後2時、温泉宿「御宿・野乃 松本」に到着し、荷物をフロントに預けて「松本城」へ。正月明けということもあって、日本人の訪問者はまばらで…
冠雪した「富士山」は時々撮影しますが、是非撮影したいのが富山湾を介した冬場の「立山連峰」。これは冬場の裏日本気候により快晴で撮影できるチャンスが限られており容…
インド駐在時、「Mittal Teas」のオーナーであるヴィクラム・ミッタルさんに紹介されて紅茶の里「ダージリン」の紅茶園(Tea Estate)を訪れました…
「今、犀川(さいがわ)に「コハクチョウ」がやって来てますね」と言ったのは野鳥撮影の友人でゴルフも月例にてラウンドしているAKさん(64歳)。「え、「犀川」って…
タクシー運転手、ガイドの資格ありではと思われます。すらすらと言葉が出てきました。10分足らずの乗車時間で、「松本城」の入門編を受講したようなもの。タクシーに乗…
宿泊宿の前にタクシーが停まっています。引き込まれるようにタクシーに乗車。「松本城」までお願いしますと告げると運転手は城の説明を始めました。築城主は徳川家に仕え…
松本の観光スポット・ランキング1位は「国宝・松本城」。宿泊宿の北約2Km、徒歩25分ほどの位置。宿のチェックイン時刻が午後3時ということで1時間ほど間がありま…
指定されている「古都」とは我々が知る「京都市」「奈良市」「鎌倉市」「逗子市」等。「松本」は「古都保存法」で指定された「古都」ではないのに、何故「古都・松本」と…
カシューアップルは熟すと緑から黄褐色かオレンジ色になり、果肉の海綿体に多くの果汁を含みます。果汁はリンゴに似た芳香がありますが、酸味とタンニンの渋みが強く、ジ…
カシュ―はピーマン形で握り拳大の果実をつけます。これはカシュー・アップル(これは偽果)と呼ばれ、この果実の尻に、灰褐色の殻に覆われた勾玉(まがたま)形のカシュ…
カシューはウルシ科の常緑小高木です。ブラジル北西部が原産で、アジアやアフリカの熱帯地域で栽培されています。カシューは枝の先にピーマン形で握り拳大の果実をつけま…
門番もいないカシュ―の植林場。カシューの果実が、西瓜やメロンのように果実そのものが果物として商品になることはなく、多くの量を加工しない限り商品価値を生まないこ…
宿泊したホテルから北北東約20Kmに位置する丘陵地の緩やかな斜面にカシューの樹林はありました。植林された私有林ですが、間口の広い入口には誰もいません。門番を置…
私は生活習慣病に気をつけています。カシューナッツの栄養価はどう見ても生活習慣病に対する負の効用に他ならないと気になっていたので調べて見ました。カシューナッツは…
私はナッツ類が好物で、特にカシューナッツが大好きです。日本ではそう安くないカシューナッツですが、インドでは日本での半額ほどの値段で手に入ります。インド駐在時、…
「ゴア」は「カシューナッツ」の生産地としても有名です。「ゴア」一帯は、赤土です。その大地に樹木と植物が植生し、それらを開墾して田畑や道路が造られています。宿泊…
17世紀にオランダ、英国の東インド進出により、ポルトガルはアジアにおける制海権を喪失。更に18世紀に入るとスパイス貿易の縮小もあって、ポルトガルが支配する「ゴ…
「オールド・ゴア」に残る往時の建造物である、1605年建造の「ボム・ジェズ教会(1783年に再建)」、1521年建造の「聖フランシス教会(1661年に再建)」…
オランダ海軍の攻撃による戦禍によって街の破壊と伝染病で「ゴア」は衰退し、1760年頃にポルトガル政庁機能がマンドヴィ川河口近くの現「パナジ」へ移ります。(続)…
「ゴア」は17世紀に入ってオランダの東インド進出により、制海権を巡ってオランダ海軍の攻撃を再三受け、破壊されます。加えて17世紀中期には、「ゴア」でコレラやマ…
16世紀末、最盛期を迎えた「ゴア」でしたが、17世紀に入ってオランダの東インド進出により、制海権を巡ってオランダ海軍の攻撃を再三受け、「ゴア」の街は破壊されま…
「ゴア」には当時、60にもおよぶバロック、ルネッサンス、ゴシック様式のカトリック聖堂や宮殿が建てられました。16世紀末のゴアは繁栄の最盛期となり、人口も20万…
16世紀初頭のゴアは、スンニ派イスラム朝・ビジャープル王国の支配下にありました。1510年、ポルトガル艦隊を率いる「アルブケルケ総督」がこの地を攻略。イスラム…
「ザビエル」の遺体が安置されているゴアの「ボム・ジェズ教会」は1605年に建立されたもので、「ザビエル」がゴアで布教していた時代、そして天正遣欧少年使節がゴア…
天正遣欧少年使節、1582年1月28日に長崎を出航して1590年6月20日に帰国するまで、8年5ヶ月に及ぶ大旅行でした。南インド・ケララ州コーチンとゴアも、使…
1579年7月、ヴァリニャーノという優れたイタリア人司祭がゴアを経て日本に到着した話、遠藤周作の歴史小説『反逆』に登場する南蛮宣教師のことです。日本での仕事を…
松田毅一著『南蛮巡礼』の中に、天正遣欧少年使節の話があります。学校で習った、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ四少年の話です。ザビエルの日…
「フランシスコ・ザビエル」を布教に送り出したポルトガルか故国スペインが彼の遺体を引き取ってしかるべきではとの思いがあります。彼が、独立志向の強い「バスク人」で…