「トビ」は腐肉食者で動物や魚の死骸を食べますが、生きた魚や小動物も捕食するとのこと。「トビ」はタカ科の鳥類の中では大型です。翼開長は150-160cm。「コハ…
インド長期駐在者によるインドでの生活と各地への旅を写真とエッセイで綴る「インド漫録」。
2002年8月より西インド・グジャラート州バローダにビジネスで駐在しています。知られざるインドを日本の家族・友人・知人に伝えようと、写真エッセイを執筆して発信しています。
第4021篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(133)
ペリカン目サギ科ゴイサギ属に分類される「ゴイサギ」。漢字で書くと「五位鷺」。名の由来は『平家物語』にあります。作中において、醍醐天皇の命に従い捕らえられたため…
第4020篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(132)
神奈川県大和市「泉の森公園」の池で「ゴイサギ」を見つけました。ペリカン目サギ科ゴイサギ属に分類される野鳥です。全長約65cm。上面は青みがかった暗灰色で下面は…
第4019篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(131)
ツル目クイナ科オオバン属に分類される野鳥「オオバン」は、「バン」より大きいことから「オオバン」というその名があります。食性は雑食で主に水生植物を食べますが、小…
第4018篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(130)
「バン」を既に紹介しましたが、「オオバン」という野鳥もいます。「オオバン」はツル目クイナ科オオバン属に分類される野鳥です。体長39cmほどですから、「バン」よ…
第4017篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(129)
「カイツブリ」は川や池に生息する魚類、昆虫、甲殻類、貝類等を食べます。巧みに潜水してこれらの獲物を捕食します。かなり神経質で、カメラ・レンズを向けると直ぐに水…
第4016篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(128)
「カイツブリ」はカイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に分類される野鳥。全長約26cmで、小さい水鳥です。翼の色彩は黒褐色で嘴は短めでとがり、先端と嘴基部に淡黄…
第4015篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(127)
キツツキ目キツツキ科の「コゲラ」を「恩田川」の沿道に植えられた樹木で見つけました。スズメほどの大きさで灰褐色と白のまだら模様の羽色は、樹の幹と同色で目立ち難く…
第4014篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(126)
「コゲラ」はキツツキ目キツツキ科に分類される野鳥。全長15cm。スズメとほぼ同じ大きさです。灰褐色と白のまだら模様の羽色をしています。山野の林の中で生息する野…
第4013篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(125)
スズメ目セキレイ科に分類される「ハクセキレイ」「キセキレイ」「セグロセキレイ」の3種類の内、最も見る機会が少ないのが「セグロセキレイ」です。頬が黒いので他のセ…
第4012篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(124)
スズメ目セキレイ科に分類される野鳥で「ハクセキレイ」の次によく見かけるのが「キセキレイ」です。野鳥撮影に出かける「恩田川」で何度も撮影しました。よく見ると、小…
第4011篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(123)
スズメ目セキレイ科に分類される野鳥でよく見かけるのが「ハクセキレイ」「キセキレイ」「セグロセキレイ」の3種類です。その内で、最も目にするのが「ハクセキレイ」。…
第4010篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(122)
「ジョウビタキ」は平地や丘陵地の畑や林で見られます。あまり広くない縄張りを単独で行動します。私の野鳥撮影では、大和市「泉の森公園」の林の中と「恩田川」の川辺の…
第4009篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(121)
「ジョウビタキ」はスズメ目ツグミ科の野鳥です。体長は15cmほどで、スズメより僅かに小さい。メスは頭が灰褐色でオスは頭が白く目の周りが黒くなっています。メスよ…
第4008篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(120)
「バン」は「クルクル」と大きな声で鳴き、この声から外敵を守る「番」をしている鳥として名前の由来になっています。江戸時代の頃、「バン」は「三鳥二魚」と呼ばれる5…
第4007篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(119)
「バン」はツル目クイナ科バン属に分類される野鳥です。体長35cmほど。池や河川の岸辺付近で見ることができます。葦(ヨシ)原などの近くを泳ぎ、広い場所に出ること…
第4006篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(118)
「ヒヨドリ」の全長は約27.5cm。尾羽はちょっと長めで約12.5cm。嘴は黒。翼や尾羽は灰褐色で頬に褐色の部分があります。オスとメスは同色です。体型はほっそ…
第4005篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(117)
野鳥撮影でよく見かけるのが「ヒヨドリ」。スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される野鳥です。糖分を好む鳥で、椿や桜などの花にやって来て密を吸ったり果物のミカン、…
第4004篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(116)
「オナガ」の体長は36cm、「カワセミ」のそれは17cmなので随分大きな鳥のようですが、名前に由来する尾羽が20cmもあるので然程大きくはありません。「オナガ…
第4003篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(115)
「オナガ」は容姿からは意外なカラス科に属しています。「オナガ」は上品で清楚な姿をしているので、鳴かなければいいのにと言われています。その鳴き声に品がないからで…
第4002篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(114)
神奈川県大和市「泉の森公園」には「カワセミ」の他、幾種類かの野鳥を観察することができます。「オナガ」はスズメ目カラス科オナガ属の野鳥です。野鳥図鑑によると「1…
第4001篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(113)
「アオサギ」は餌取りしている時以外は、じっと突っ立っています。しかも長時間。「アオサギ」の飛翔を見ることは稀です。大和「泉の森公園」へ「カワセミ」撮影に出かけ…
第4000篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(112)
「アオサギ」は養殖の魚を食べたりもすることから「害鳥」とも言われています。主に小魚を餌としますが、水辺で捕れる両生類、爬虫類、甲殻類、それに小鳥のヒナなども食…
第3999篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(111)
「アオサギ」の体上面、翼の上面はうすく黒味のある灰色で、翼の風切羽は青色がかった黒色。飛んだ時に風切羽と肩の灰色の対照がハッキリしています。下面は白っぽい。日…
第3998篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(110)
神奈川県大和市・泉の森公園で撮影した「アオサギ」は、私が撮影した「野鳥」で一番大きい鳥です。野鳥図鑑によると、全長93cm。因みに「カワセミ」は全長17cm。…
第3997篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(109)
2020年9月下旬から「セカンド・ライフ」における趣味の一つとして始めた「野鳥撮影」。「カワセミ」の飛翔・ダイブ(飛込み)を撮影の主なターゲットとしながらも、…
第3996篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(108)
「恩田川」で遭遇した雌2羽の「カワセミ」縄張り対決。その始まりは樹上で、そのあと水上に移っての対決でした。2羽が樹上の至近距離で威嚇しあっている時にカメラのフ…
第3995篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(107)
「恩田川」での雌2羽の「カワセミ」縄張り対決の場が、樹上から水上に移り、咄嗟にカメラ・レンズを「カワセミ」の方向へ動かしただけなのに、偶然にも「露出とピント」…
第3994篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(106)
東京都町田市を流れる「恩田川」での雌2羽の「カワセミ」縄張り対決の場が、樹上から水上に移りました。動きが俊敏な「カワセミ」にあって、僅か数秒での出来事です。咄…
第3993篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(105)
樹上の雌2羽の「カワセミ」縄張り対決をカメラ・ファインダーから覗いて2羽が飛び立った瞬間にシャッターを押し続けて連写。2羽の身体を張った羽と嘴での対決は僅か数…
第3992篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(104)
長時間威嚇し合っての対峙から「カワセミ」が飛び立って身体を張った羽と嘴での対決です。カメラ・アングルの中でシャッターを押し続けました。初めて見る「カワセミ」の…
第3991篇:セカンド・ライフで始める「野鳥撮影」(103)
ファインダーから「カワセミ」を覗いてシャッターボタンを半押ししてその飛翔を待つこと45分。待ち草臥れてしびれを切らしつつあったその時、頭を上げたり下げたりと威…
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「トビ」は腐肉食者で動物や魚の死骸を食べますが、生きた魚や小動物も捕食するとのこと。「トビ」はタカ科の鳥類の中では大型です。翼開長は150-160cm。「コハ…
「タカ科」の鳥類はオスよりメスの方が大きいというのは興味深い話です。「トビ」はメスの体長約69cm、オス約59cm。メスが大きいのは野鳥の進化の過程で、子孫を…
「トビ」は「タカ目タカ科トビ属」の野鳥。要するに「鷹」の一種ということ。タカ科の主な野鳥は「オオタカ」「ツミ」「チョウゲンボウ」「ノスリ」「ミサゴ」「トビ」「…
「トビ」が正式名称ですが、古い人は「トンビ」と呼ぶ人も多いでしょう。「トビ」は「飛翔する時、上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたくことは少ない」と言…
演歌歌手・三橋美智也(1930年生‐1996年没)を知る人は、今年満71歳になる私より上の世代ではないかと思われます。彼が歌った『夕焼けとんび』は昭和33年(…
驚きました、よく知っている名前の「トビ」だったからです。子供の頃、田舎でよく見かけた「トビ」ですが、肉眼での遠望だったのでその容姿や色彩・紋様まで脳に刻まれて…
宿泊宿に戻ってPCに撮影画像を落とし、その野鳥の画像を整理して名前を特定して貰おうと、野鳥撮影の友人であるTIさんにその画像をE-mal送付。直ぐ返信が来まし…
鳥が飛び去った後、ファインダーから撮影画像を見ると褐色の羽を大きく広げて鋭い目をした大型の野鳥が鮮明に映っていました。「鷹」の一種であろうことは推測できたので…
カメラのファインダーを覗いて撮影に集中していた時、「ピーヒョロローン」といった野鳥の鳴き声が耳に入りました。空を見上げると大きな羽を広げて浮揚している黒っぽい…
2024年1月12日(金)午前11時50分から長野県安曇野(あずみの)市を流れる犀川(さいがわ)の白鳥湖で「コハクチョウ」の撮影を開始。高性能カメラSONYα…
SONYα1のカメラ本体に100mm‐400mmの望遠ズームレンズを装着して、飛翔する「コハクチョウ」を連写。大型野鳥ですから、俊敏な「カワセミ」撮影に比べる…
「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」、大きさ以外で決定的な違いは嘴の形。クチバシは黄色と黒で構成されていますが、「オオハクチョウ」のそれは黄色の部分が多く鋭く…
「ハクチョウ(白鳥)」はカモ目カモ科ハクチョウ属に分類される7種類の水鳥の総称。7種類の「ハクチョウ」の一つに「コクチョウ(黒鳥)」がいることは興味深いです。…
天気は下り坂。川辺に立つと風は強く寒いです。ユニクロ製ヒートテックのズボン下を買っていたのに自宅に置き忘れ。信州の冬はやはり半端なく寒く感じられます。「白鳥湖…
駅前にタクシーが1台だけ停まっています。70歳ほどと思われるご高齢女性運転手。感じのよいお方でした。「白鳥湖」まで1400円。鉄道は1時間に1本しか走っていな…
「篠ノ井線」は長野市「篠ノ井駅」から「松本駅」を通って「塩尻駅」まで約67Kmを結ぶJRのローカル線。「田沢駅」は「松本駅」から1つ目、乗車時間8分。2024…
「今、シベリアから「コハクチョウ」が犀川(さいがわ)の白鳥湖に飛来している」と野鳥撮影の友人であるAKさんから聴いていたものの、松本からアクセスできるとの情報…
登山もトレッキングもしない私ですが、遠望する山の姿に魅せられます。特に冠雪した山々。松本と糸魚川を結ぶ「大糸線」は、北アルプスの東側を走っています。冬場にこの…
「常念岳」の左手に天に槍をつく形のその先端が少し見えてます。ダージリンの「タイガーの丘」展望台から望むヒマラヤ山脈の大パノラマの左手端に「エヴェレスト(884…
「常念岳」の右手に見えるのが「横通岳(よことおしだけ)」で標高2767m。この山も「常念岳」と同様に「ピラミッド」形状をしているので山の存在が捉え易いです。そ…
人々が考えたのは、熟した「カシューアップル」の果肉に含まれた豊富な果汁を利用して作る「フェニー」というスピリッツという蒸留酒にすることでした。「カシューアップ…
「スパイス園」を出てホテルへ戻る途上、車の中で「スパイス園」で貰った「カシューアップル」を手にとって観察しました。熟した柔らかいアップルを手で割ると、果肉に想…
ターメリックの黄色のもとになっている結晶物質はクルクミンと呼ばれ、ポリフェノール類の一種で抗酸化物質です。この物質が脳に損傷を受けて起こる記憶低下を緩和する効…
ピンク胡椒(Pink Pepper)は、胡椒の実が完熟すると赤くなり、その実を乾燥させるとピンク色の胡椒になります。一方、黄色のパウダーでインド料理に欠かせな…
インド土産としてよく買った粒胡椒の緑胡椒(Green Pepper)、黒胡椒(Black Pepper)、白胡椒(White Pepper)。これらはそれぞれ…
「カシュー樹林」近くにある「スパイス園」では、スパイス以外にもバニラ、コーヒー、カカオ、ジャックフルーツ、バナナ、カシューなども栽培しており、熱帯地域で生育す…
「カシュー樹林」の近くに、「スパイス園」がありました。インドには、60種類ほどのスパイスが生産されているそうですが、このスパイス園では約30種類を栽培し、観光…
「ゴア」でこのフェニーを買うと、700mlボトル1本でRs.300(約600円)程度。外国人観光客向けに、しゃれた瓶に入れて、高い値段で売っている店もあります…
「ゴア」では、この果汁を発酵・蒸留して「フェニー(Feni)」と呼ばれるスピリッツ(アルコール度の強い酒)を製造しています。このフェニーは、3回蒸留を重ねてア…
カシューアップルは熟すと緑から黄褐色かオレンジ色になり、果肉の海綿体に多くの果汁を含みます。果汁はリンゴに似た芳香がありますが、酸味とタンニンの渋みが強く、ジ…
カシュ―はピーマン形で握り拳大の果実をつけます。これはカシュー・アップル(これは偽果)と呼ばれ、この果実の尻に、灰褐色の殻に覆われた勾玉(まがたま)形のカシュ…
カシューはウルシ科の常緑小高木です。ブラジル北西部が原産で、アジアやアフリカの熱帯地域で栽培されています。カシューは枝の先にピーマン形で握り拳大の果実をつけま…
門番もいないカシュ―の植林場。カシューの果実が、西瓜やメロンのように果実そのものが果物として商品になることはなく、多くの量を加工しない限り商品価値を生まないこ…
宿泊したホテルから北北東約20Kmに位置する丘陵地の緩やかな斜面にカシューの樹林はありました。植林された私有林ですが、間口の広い入口には誰もいません。門番を置…
私は生活習慣病に気をつけています。カシューナッツの栄養価はどう見ても生活習慣病に対する負の効用に他ならないと気になっていたので調べて見ました。カシューナッツは…
私はナッツ類が好物で、特にカシューナッツが大好きです。日本ではそう安くないカシューナッツですが、インドでは日本での半額ほどの値段で手に入ります。インド駐在時、…
「ゴア」は「カシューナッツ」の生産地としても有名です。「ゴア」一帯は、赤土です。その大地に樹木と植物が植生し、それらを開墾して田畑や道路が造られています。宿泊…
17世紀にオランダ、英国の東インド進出により、ポルトガルはアジアにおける制海権を喪失。更に18世紀に入るとスパイス貿易の縮小もあって、ポルトガルが支配する「ゴ…
「オールド・ゴア」に残る往時の建造物である、1605年建造の「ボム・ジェズ教会(1783年に再建)」、1521年建造の「聖フランシス教会(1661年に再建)」…
オランダ海軍の攻撃による戦禍によって街の破壊と伝染病で「ゴア」は衰退し、1760年頃にポルトガル政庁機能がマンドヴィ川河口近くの現「パナジ」へ移ります。(続)…