2008年、夏、膵臓癌告知。 それまでも、それからも、3人の息子の母ですが…
私の選択や考え方は、正しくないかもしれない。 けれど、病気と向かい合って生きる生き方の一つの例だと思う。 膵臓癌の5年生存率は、思いのほか低い。でも、人間の「死」の確率は、早い遅いの差こそあれ、100%… 私が、欲してやまないものは、そういう状況でも、違っていても、揺るがない「覚悟」のようなものだと思う。
「UFT」・・・私の担当医師の説明は、臨床試験結果は、出ていないが、膵臓癌の再発防止対策として、欧米では術後半年、日本では、1年程、服用した方が良いとされている。副作用は、個人差があるが、軽い方だという。身体が弱っている時に飲むものではないので、術後、胆汁漏があった私は、それが、落ち着いてからの服用を勧められた。そして、副作用が強いようなら、服用はやめましょう。という、念のための経口抗がん剤…ということだった。ようするに、再発に対して、効くか効かないかよくわかっていないけど、効くかもしれないので、具合が悪くなる可能性は高いけれど、飲む薬・・・再発が怖いので、延々飲み続けている罹患者もいるそうだ。知識がなかった私でも、そんな得体のしれないものに、自分のQOLを預けるのは抵抗があった。世の中には、罹患者の少ない病気...経口抗がん剤
「ブログリーダー」を活用して、memento-mori-001さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。