私が受験していた頃には、経営情報システムという言葉自体がまだ耳慣れないものだったが。今ではどんなに小さなお店でも気軽に経営に活かせる情報をアプリなどで簡単に得られる時代になった。そのための補助金も満載だ。現場で使うことが頻繁になったコトは時代に合わせた出
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
今日は、昔のお話をしたい。このAAS名古屋が始まってまだ間もない頃、定年が数年過ぎてから受験勉強を開始した受講生がいた。細かい字が見辛いし、書くのも時間がかかったのだが、いつも懸命に勉強されていた。何より熱心だった。他県に住むその方は、列車を乗り継いで通学講
天候が崩れて寝苦しかったせいか、明け方に蛇の夢を見て魘された。こんな時の私の習慣は、ベッドから出る前に「夢占い」のサイトを見ることだ。「夢占い」は心理学からの発想でできているとも聞く。自分の心が反映されるからだそうな。なので、奇妙な夢を見たら、いつもあち
今日は昨日からの続きのお話だ。与件文のヒントを読み逃さないためには、「前提条件となる事例企業に対する考え方」を知っておきたい。それは言い換えれば診断士のモノの見方であり、考え方だ。ゴールは社長への助言になる。さらに成長させる方向に持っていくことが必須条件
事例問題を読んだ時に読み逃しをしたことはないだろうか?「なぜ気づかなかったのだろう?」後になって悔やむことはないだろうか?事例問題の文章内にあるヒントに気づくためにはその文章のテーマやパターンを知っておく必要がある。これさえわかれば、初めて読む文章も気軽
マーケティング事例で評価がCになってしまう最も多い例をご存じだろうか?それはターゲットのニーズが不明確な解答を書いた時だ。特に市場細分化基準の中のジオグラフィックとデモグラフィックだけ書いて、サイコグラフィックを書かない例だ。サイコグラフィックこそがニー
昨日、事例Ⅰで、事業単位で事例問題を読んで行くと良い、というお話をした。今日はその補足だ。「戦略」とか「事業」というと皆さんはどんな切り口で考えようとするだろうか?・S×O・誰に、何を、どのようにといったドメインの考え方が浮かぶだろう。このことはもちろん
事例問題は長文問題だが、一般の小説とは違う。一般人としてではなく、中小企業診断士の読み方で読んで行く。だから、文章を読むことに苦手意識がある方も、診断士が目を付ける点はどこか、これを知って鍛えれば、必ず読めるようになる。また、科目によっても、文章の目のつ
時間の使い方は生き方につながる。日々、生産性だけを気にしている人、そうでない人、様々だ。朝起きると、今日のスケジュールはもう決まっている。『さあ、今日も頑張ろう!』そう勢いよく始まり、1日頑張って夜を迎える。なんとか頑張って勉強しようとするが、疲れて思うよ
最近、相次いでいるご質問に、こんなものがある。「設問文で経営効果は聞かれておらず、さらに目的や対策等しか問われていないのに、それでも経営効果を解答に入れるべきか?」いつも、問われたことに問われたように答えるべし!とお話ししているだけに、問われていない「経
本試験でよく聞く話がある。「前の時間での失敗が気になって、 最後まで引きずった。」もちろんこれはいけない。中小企業診断士に成ろうという方は、常に冷静であることが求められる。動揺してはいけないのだ。だが、前の失敗を取り返そうと気負い過ぎてもいけない。これも
事例問題の読み方に悩む方は多い。もっとも多いのは「読み逃し」か?重要な文章を軽く捕らえてすっ飛ばす。いや、読んで印まで付けているのに、そこに何のメモも出ていない。なぜこんなことが起きるのか?多くは、事例問題の正しい目の付け所を知らないせいだ。だから、この
ちょっと面白い経験をした。ある私鉄の主要駅からの帰り道にバスを使ってみたのだ。『それがどうした?』という声が聞こえてきそうだが、私が住む街は、自動車産業の企業城下町だ。電車はもちろんバスの便も悪い。公共交通機関がとにかく少ないのだ。そんな街で敢えてバスと
「マーケティング事例でお金の匂いがしない解答はダメ」これまでも幾度かお話ししてきたことだ。実はこの話は他の科目でも同じなのだ。書いた解答からお金の匂いがしなければならない。余談だが、この、お金の話をする時にいつも迷う。「匂い」か「臭い」か。本来「臭い」の
私はSNSで小学校の同窓会グループに参加している。昨夜、こんなメッセージが来た。「同窓生の〇〇君が亡くなったらしいです。」え?小中学校で一緒だった。丸顔で、整列するといつも一番前で腰に拳を当てていた。小柄だけれど、スポーツ万能でかけっこも速かった。中学ではバ
今年初めて2次試験を受ける皆さん。何をどうすればよいか?不安な方もあるだろう。今日は、私の想い出話をしたい。初めて2次試験を受けた年、出された問題にそう戸惑わなかった。というか戸惑えるくらいにも理解していなかったのだ。問題文もテーマどころかストーリーさえ
1次の結果が思わしくなかったというみなさん。また来年か、と悔しく空しい思いをされていることだろう。だが、1年は早い。1次の試験日から早くも10日が絶とうとしている。この10日をどう過ごされただろうか?十分に振り返りはできただろうか?何も試験だけとは限らな
迎え火を焚かなくなって今年で2回目だ。娘が嫁に行ってからどうにも面倒になった。我が家に仏壇があるわけではない。だが、亡き父や母が、あの世から実家に戻る際、ついでに寄ってもらおうという魂胆で毎年、勝手に焚いていた。一人になってからの2年はこんな風に思ってい
表面に見えていることからその奥に隠れていることを見抜く力を洞察力という。2次試験は、まさに中小企業診断士としての洞察力を試す試験だ。コンサルティング業務を行う人に成る試験だと思えばそれも当たり前かしれない。事例問題の表面に見えてるのは、事例企業の日常だ。
私は慌て者だ。だから忙しい時ほどやらかす。例えば、朝、開けようとした雨戸で思い切り指を挟んだり。急いで煎れようとした珈琲を、どっとこぼしたり。そしてこうつぶやくのだ。「あ~あ、またやらかした・・・。 私はアホか・・・」と。自分にはやらかす傾向があると知っ
「科目により得意、不得意がある」という方は多い。本人が不得意と感じなくても、試験を受ける度に、点数がバラツキ安定しない、という方も、「苦手」と認識されてよいと思う。事例問題とは、一度しっかり腹落ちさせるとそうそう点は下がらなくなるものだからだ。ところで、
今日はAAS名古屋で初めての試み、講師3人がかりで1講座を実施するというオプション講座をご紹介したい。財務事例が苦手な方のうち、全くの初心者を除き、次のような問題点を抱えておられると思う。・計算ミス・時間が足りない・要領が悪い・ポイントがわからないいくら問題
今日は昨日からの続き。合格できる解答には「論拠」がある。つまり採点者がその論理性について納得できる内容や書き方がある。いくら知識のキーワードを入れてもこれが無ければ、合格は難しい。昨日はこのことについて、知識はインプットだけでなく使う練習が大事だとお話し
ただ1次知識のキーワードを入れればそれで合格するわけではない。例えば、組織事例で「権限を委譲」すれば「モラールが向上する」という知識のフレーズがあるがこれを入れれば、それで合格というわけではない。だが、わけもわからず入れている方が多い。知識を使うには、そ
~~1次試験を受験されたみなさん、猛暑の中大変お疲れさまでした。~~豪雨の影響を受けた地域もあり、ご苦労された受験だったと思う。まずはご自身を褒めていただきたい。よく頑張ったと。結果はどうあれ、試験の後にはご自身のこれまでの戦い方を省みる時間が必要だ。万
前日失敗した・・・・。そう嘆いている方もあるかもしれないが、二日目の今日、大事なのは、その悩みをスッパリ忘れることだ。かねて物忘れを気にしている方も、今日ばかりはスッパリ忘れよう。本試験中、振り返って良かったためしはない。1日で複数の企業を訪問することが
今日から1次試験が始まる。マークシートの試験とはいえ、企業経営理論など、問題文が読みづらいものもある。慌てて読んで,、勘違いによる失点が一番悲しい。毎年あるのだ。「あそこさえ勘違いしなければ」とか「あと1問取れれば」という声が。読み違えないためには、2次試
最近、空を見上げたことはあるだろうか?特に1次受験の皆さんは、勉強に必死で下ばかり見ていたかもしれない。悪天候のところもあるかもしれないが、明日の朝起きたら、1度くらいは空を見上げておこう。診断士試験に合格したその後には見上げた空のように広い世界が待って
最近の私の趣味は、競馬の番組を見ることだ。別にお金を賭ける気もなく、ただ見ているだけだ。理由は、元気を貰えるからだ。懸命に走る馬たちの姿や時には落馬や逆走するというドラマもある。騎手たちの努力や技術にも感動する。見ていると、止まっていた身体中の血が勢いよ
受験というものは、自分との闘いだ。合格できるだけの点数を取れたかどうか?これが1次試験だ。だから自分さえ頑張れば通るのだ。特に1次試験はインプット中心で勉強すればそれで良い内容も多い。企業経営理論のように、戦略論など使い方を知識として問われるものもあるが
早朝だったせいか作業員も作業車もない。外から工事現場の中がよく見渡せた。ふと目が留まる。作業者に向けたポスターだろう。「全ては準備で決まる」思わず受験生を思い出す。。続けて目を移すと、その横にもう1枚。「徹底」またも受験生が浮かぶ。徹底して準備すれば怪我
人はいつでも無意識に「取捨選択」を繰り返し生きている。なのに、試験になるとなぜ急に迷い出して「取捨選択」できなくなるのか?最たるものは知識と経験の不足だ。診断士試験に必要な知識と、解く経験があれば殆どの場合、「取捨選択」ができるようになり合格答案が書ける
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私が受験していた頃には、経営情報システムという言葉自体がまだ耳慣れないものだったが。今ではどんなに小さなお店でも気軽に経営に活かせる情報をアプリなどで簡単に得られる時代になった。そのための補助金も満載だ。現場で使うことが頻繁になったコトは時代に合わせた出
2次試験に合格するには、「問われたことに問われたように」答えることが最も重要だ。この「問われたこと」には2種類ある。ひとつは、文章として何を問われているかだ。例えば「経営統合時の留意点」を問われれば、答えるのはもちろん「経営を統合する時に留意すること」だ
最近、近所のスーパーがやたら模様替えしている。店舗の入れ替えだけでなく、陳列もボリュームが変わったり、場所が変わったり。コスメ売り場に行くと、流れる声も外国語に変わった。初めは私の耳が悪くなったかと思った。幾度聞いても意味がわからないからだ。耳をすませば
先日タクシーに乗った時だった。高齢の運転手さんと言い争いになった。理由は、行先までの道順だ。まず出だしから揉めた。向かう方向と逆に走り出すからだ。「違う違う!どこに向かってます?方向が逆ですよ!」そう驚く私に、超高齢そうな運転手さんはこう言い放った。「細
社長の意に沿う解答を書くには、与件文にある「社長の想い」の文章を拾い、これを具体化して考え直すことが必要、と昨日お話した。だが、これだけでは不足だ。もっと拾うべきものがある。それは実現可能な助言をするための与件情報だ。2次試験では、社長が明日からでも実行
「社長の想いに寄り添った解答になってない」こう講師からコメントされたことがあるだろう。合格には、「社長や出題者の意図をくみ取る感受性が必要」と言われることもある。だがこれらのコメントはわかりやすいようでわかりにくい。理由は、具体性が無いからだ。ではどうす
受験指導をしているとこんな言葉を聞く。「自分には難しそう」そりゃ難しいかもしれない。できていないから合格していないのだから。そうしてこんな言葉も聞く。「本当にできるようになるんでしょうか?」それはあなた次第です。自分が「できるようになろう!」と本気で思わ
診断士の受験でもビジネスの場面でも、散らばった現象を「要するに」とまとめる力が必要だ。まとめることができれば、問題点の本質や課題の本質を突き止めることができる。例を挙げて考えてみよう。「あなたの苦手な野菜は何ですか?」と問われたとする。これに「グリンピー
このGWをどう過ごされただろうか?今日から出勤という方も多いだろう。休み中の遊び疲れと久々のラッシュに朝からお疲れの方もあるか?昔「五月病」という言葉があったが、最近は滅多にお目にかからない。もう「死語」になってしまったのかもしれない。コロナ明けにはこんな
昨年より強まる傾向として、個別指導へのニーズがある。この声にお応えして、この度、財務専門のワンオンワンレッスンを開講することとした。未だに、財務事例は「計算ができれば通る」そう勘違いしていないだろうか?これは大きな間違いだ。古く、AASを創業した頃から、合格
「2次専門校なのに、1次試験対策やる?」そう言われて3年目になる。今年も、「経営情報システム1日集中講座」を6月9日(日)に、ZOOMで開催する。https://www.aas-clover.com/nagoya/keiei_js2024.htmlタイトルに「2次合格後を見据えた」とあるように、今診断士に求めら
なぜ的を外した解答になるのだろう?受講生の方々の解答を拝見して、いつも思うのはその原因についてだ。R5年、事例Ⅰの第2問。題意は「どのような戦略上の差別化を行ってきたか」「その狙い」だ。題意とは、質問の本質の部分。何を答えるべきか、その内容を示すものだ。こ
GWの通勤電車は空いている。いつもより空いた社内で「あ~あ、私だけ出勤かあ。」と思う方もあれば、「空いててラッキー!」と思う方もあり、様々だろう。経営資源の少ない中小企業さんを相手にする診断士思考的には、後者でありたい。そしてさらに、こんなことも考えたい。
今日は昨日お話した「与件文のメモ」の書き方について補足しておきたい。その内容の中で、・今の改善と未来を創るのに 「使う」メモと書いた。実は、このメモが書けるようになると合格はかなり近い。つまり与件を読んですぐに「使う(つかう!)」とメモできるとは、その時
事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父
「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から
民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな
先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が
「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ
先日、私は久々に受験生となった。ビジネスコンサルティング・コーチングの資格試験を受験した。診断士としてクライアントの心に寄り添って伴走支援するには、コーチングが必要だ。そう思って勉強を始めた。実はコンサルティングとコーチングは真逆だ。コンサルティングは分
最近、微笑ましい光景を2つ見た。一つはお隣さんの4歳の女の子だ。私を見かけると、いつも満面の笑み、しかも全力で手を振ってくれる。どんな時にもだ。いつも変わらず、私を見かけるとやってくれるのだ。これは「おばちゃんを気に入っているよ、大好きだよ」という彼女な
先日、ある地方の観光業の会社の相談を受けていた。コロナ禍が終わり、戻ってくるはずのお客様が思いのほか戻らない。それどころか、コロナが終わっても徐々に経営を侵食するように来店客が減少し、赤字が続いていると。なんとか事業を立て直す策はないか、との相談だ。ここ
こんなことを思ったことがないだろうか?「個別に教えてほしい、自分がわからないところについてとことん、遠慮なく、わかるようになるまで聞きたい。」と。始めての経験だったり、難しいテーマほどそう思う。2次試験の受験生には、恥ずかしいと思って、自由に質問できない
ついに!だ。2次専門校として23年ノウハウを積んできたAAS名古屋が、ついに1次対策講座を実施する。科目は経営情報システムだ。実は、この2年程、とても気になっていることがある。それは次の2つについてだ。①1次再受験の方の中に、経営情報システムで点数が大き
今日は昨日からの続き。2次試験で合格するためのゴールは診断士思考を完成させること、そして完成には方法があるというお話しの2つめだ。②中小企業のあるべき姿、 特に昔から経産省が言っている ことを意識して読み解くことこれについてご説明する。中小企業の特徴を踏
2次試験に合格するには、合格できる解答骨子をつくればよい。では、合格できる解答骨子とは何か?条件は、その骨子が中小企業診断士としての分析や助言を表現したものであることだ。採点されやすいキーワードが入ることや、論理的記述であることが一番ではない。カタチでは
この土日は、講座でこんなお話しをした。「MY解答手順のゴールは、合格できる解答骨子を完成すること。」いつもお話ししているが、「MY解答手順」とは、自分自身が本番で使う解答手順のことだ。メモの書き方や時間配分、工程など人それぞれに異なるから「MY」解答手順
今日は私の受験時代のお話しからしたい。2次合格を邪魔したものは何だったのか?私の場合、一言で言うと「我の強さ」だった。当時は、私も「問われたことに問われたように」答えられない人だった。思い込み、読み違い、考え違いをよくやった。自分としては丁寧に読んでいる
今日は昨日からの続き。わかりやすい文章とは採点者にとってわかりやすい文章、納得性の高い文章だ。だが、これをいい加減に考えて、解答を作り、残念な結果になる方が多い。そんな方へのお話しだ。くり返しになるが、この試験に通るには「問われたことに素直に答えること」
解答の文章の書き方に悩む方は多い。そんなお悩みを持つ方には、けっこう勘違いがある。これについて今日はお話ししたい。2次試験の採点経験者の言葉に、「論理的であること」という基準がある。そのため受験生は、日々、「因果」のある文章をなんとか書けるようになろうと
先日ラジオで久々にあの懐かしい歌を聴いた。西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」だ。私も最近、よく思う。この「もしも」を。もしも生まれ変わったらその時に、神様に一つだけお願いしたいことがあるのだ。それは天使のような声を私にくださいというお願いだ。そん
与件文の読み方には色々な方法がある。今日は、その基本中の基本、「裏返し読み」をご説明したい。「裏返し」する行為は、問題解決の基本だ。例えば、「売上が下がっている」とあれば解決法の最初のステップは「売上を上げる」だ。ではどうやって売上を上げるのか?売上の構
「やってはいけない勉強法」ご存じだろうか?それは失敗(できなかったこと)を放置する勉強法だ。例えば、こんな風に。事例問題を解いて、解答を見る。↓できなかったところを解説を読んで確認する。↓確認して納得したら「そうだったのかあ」と感心して、次の事例に移る。
診断士試験は60点あれば合格できる。ならば60点を目指して勉強すれば良いのか?皆さんはどう思われるだろうか?私はもちろん「否」だ。「100点を目指し、その結果60点になってしまった。」結局はこれが受験生のあるべき姿だと思う。なぜこうあるべきなのか?それは
「このGWには精一杯勉強しなきゃ」そう思っておられる方も多いと思う。この機会に詰め込んでおきたい、と。ただ、それでは少し心もとない気がする。なぜなら考え方が戦略的でない気がするからだ。これまで忙しくて勉強できなかったからこの時間がある期間にやっておく・・
組織事例の特徴は、曖昧模糊とした設問が多いことだ。「なぜ〇〇したのか?」と漠然と問うような設問が多い。「敢えて規模の小さな市場を選んだのはなぜか?」「なぜファブレス化をしたのか?」など一度読んだだけでは解答が浮かびにくい思考力を試される設問が、特に第1問
小さい頃に、親からこう小言を言われたことはないだろうか?「口ごたえするな!」そんなお叱りを受けるのは大抵、「でも」という言葉を使った時だ。「でも」は文法的に言うと逆接の接続詞だ。前の文章と反対のことを言おうとしたり、順当な結びつきではないことを言おうとす
「マーケはターゲットのサイコニーズが命!」こう言うと耳にタコだ、と思った方も多いだろう。このブログを毎日書いて十数年、何回登場した話題だろうか?同じことを何回も言うのも恐縮だが何回も言わねばならぬほど大事なのだ。そのうえ、守れない人が多い。だから繰り返す
事例問題を読む時に、ヒントとしてわざわざ書いた言葉や文章を「わざわざ表現」と言う。解答の方向性を決める時に大きな役割を果たす。例えば令和3年の事例Ⅰの設問ように、・印刷工場を持たない・A社では経験のなかったもわざわざ表現だ。前者の印刷工場を持たないは、フ