事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
今日は、本試験終了後、合格者たちがどんな姿で会場から出てきたか、当日のイメージを掴んでいただくためにお話ししたい。皆さんにとっての晴れの日を、想像していただきたいのだ。本番が終わったら、少なくとも、軽いノリではない。それが合格者だ。ぐったり、時には出てき
事例問題の用紙に、メモ書きが極端に少ない方が有る。事情を伺うと、・メモを書くと時間がかかり、余裕がなくなるからなどとご返事が来る。それは大きな勘違いだ。メモを入れれば、整理時間や情報を探す時間は短くなり、全体的にみれば効率化につながる。むしろ時間短縮にな
今日は昨日の続き、事例解答にどうやってストーリー感を出すか、これについてご説明したい。ストーリーの目指すところは、「社長の想い」だ。社長が目指したい方向に行くように見える解答が良い。その為に、やることは3つある。①与件を読む際に 社長の想いや行動に社長印
事例問題の解答に、これだけは書いてはいけない、というものがある。それは「筋の通らない話」だ。「筋」とは、ストーリーだ。書いてはいけないのは、社長が希望するサクセスストーリーに合わない解答だ。採点者は、解答用紙全体を俯瞰して読み、解答のストーリー感を見てい
今日は、昨日からの続きだ。事例問題を解いている時、何を書いて良いか分からない問題に遭遇することがある。それでも白紙で出すのはマズイから、なんとか埋められるよう、対策を決めておきたい。そもそも解答の内容は設問文で問われたことに問われたようにピッタリと的を射
大雨が降った。みなさんはご無事だったろうか?我が家の前も水が溜まり、一時、道路が見えなくなるほどだった。最近は、この地域も下水道や貯水池が整備され水も流れやすくなったと安心していた。だが、何が起こるかわからない。改めて危機意識を高めたい。さて、受験する皆
合格しやすい人は思考の仕方に傾向があるように思う。一つは「シンプル思考」だ。物事をシンプルに考えるから、与件文も俯瞰しやすい。複雑な思考を持つと、一つ一つの事象が気になって、そこで立ち止まる。下手をすると、深く掘り下げてしまい、考えすぎることもある。一方
私がAAS名古屋を立ち上げた頃、受講生の皆さんにいつも言っていた言葉がある。それは「愚直」だ。事例問題に取り組む際に、あまりにも多かったのだ。書かれている通りに読まない方たちが。人は何か情報を受け取ると、自分の脳の中の情報と結び付け理解する。つまり自分が
20年以上受験生を見てくると、合格する人には共通点があることに気づく。この共通点について、今日から数回に渡り、お話ししたい。ご自身の参考にしていただきたい。まず最初は「自分事化」だ。これができない受験生は大変多いように思う。自分が点が伸びないのもなぜか、他
この数日は、合格者に必要な力についてお話ししている。今日もそのひとつ「集中力」についてだ。普段の勉強はもちろん、本試験でも、集中しているか否かで与件の読み方や精度が変わった、という経験があるだろう。集中できないと、すぐに他事を考え注意力散漫になる。これで
今日は昨日からの続きだ。合格に必要な力「応用力」をつけるには前提として柔軟性を身につける必要がある。この柔軟性は、事例問題を解いて多面的に考える練習が有効なのだが、それでも難しい場合がある。理由は、昨日も述べた通りその方の過去の「経験」や「性格」といった
うちが「2次の知識はこれ1冊!」という書籍を出しているように、2次で使う知識は案外少ない。戦略論や組織論、マーケティング論というような企業経営理論で教わる知識が主流で、残りは運営管理で出てくる基本知識で足りる。ではなぜ皆さんが苦労するのか?というと知識を
いきなりで恐縮だが、R3年事例Ⅰの第1問とR1年事例Ⅰの第1問を開いて比べてほしい。「どちらも似たようなことを問うているなあ。」と思えば、その人は合格にかなり近い。その人は・戦略策定フローの考え方を理解しており・事例問題のかたち(何を試す試験か)が腹落ち
合格するためにつけるべき力。それは言うまでもなく「考える力」だ。「考える力」そのものを試されるのが2次試験だ。昨日、うちの「2次の知識はこれ1冊!」で、解答のフレーズを知って覚えようというお話しをした。だが本来は、覚えるだけでは用をなさない。覚えたものを
「問題をたくさん解いたのに、成績が上がらない。」または「解く度に点数がバラツイて安定しない。」こんなお悩みをお持ちの方はないだろうか?頑張っても点が上がらない理由を私はこう分析している。「事例問題の解き方を適当に理解しているから。」ちょっと練習すると、少
今日は、昨今の試験傾向と、そこで求められる力について少しまじめな話をしたい。経産省が新市場や新分野に積極的に進出することを声高に求めだしてから数年が立つ。この声に沿って、事例問題の傾向が変わってきた。お気づきの方も多いだろう。新分野等への進出には、経営資
「不安になると他事を始める」皆さんにも心当たりがあるのではないか?私も経験がある。時間が無い、と思えば思うほど掃除したり、あえてほかの仕事をしたり。肝心のタスクを避けて他をやってしまうのだ。時間だけではない。「テクニックに頼ってもダメだ。」とわかっている
今日は昨日からの続き。何をどう書けば合格になるのか?本質はどこにあるのか?ご説明したい。もちろん、中小企業支援法第12条にあるように、成長戦略を取るために診断して助言すればよい。また、解法テクニック的に言えば、設問で「問われたことに問われたように」的を射
皆さんは合格答案の本質をご存じだろうか?何が足りて居れば合格なのか?何を実現すれば合格なのか?明確に理解しているだろうか?残り半月余り、無駄にしないためにも大切なお話しをしたい。「事例問題の解答は、診断報告書と同じ」こう聞かれたことがあるだろう。ならば、
皆さんが1点でも多く得点できるよう、ちょっとしたヒントをお話ししたい。今日は「制約条件」についてだ。設問で答える中心のものを「題意」というが、「題意」を述べる時に、ちょっと変化球を与えるものが「制約条件」だ。例)・「売上を上げる以外に」 とあれば、お金の
事例問題の文章が長文で、そのために読むことを苦痛に感じる方がある。苦痛に感じると、読むことに益々拒否感が生まれ、ちっとも頭に入ってこなくなる。文章も人間も、相手に興味を持たねば理解しづらい。では「興味」を持つにはどうしたらよいか?少し余談をしたい。子供の
皆さんは、これまで解いた問題をどのように復習しているだろうか?「過去問を繰り返しても、 できるようにならない。」こんなお悩みは無いか?それは復習の仕方を間違っているせいかもしれない。問題を解いて、ただ解答と見比べ知識やキーワード、ロジックなど、出来なかっ
創業時から20年以上続けている講座がある。それは「合宿」だ。現在も「合格指南合宿」として続けていられるのには理由がある。通学などの本科講座に通う方以外の一般の方もここで多くの気づきを得た、と好評だからだ。手前味噌で恐縮なのだが、少し説明させていただきたい。
診断士たるもの、いつ何時でも「あるべき姿」や「ゴール」を明確にして臨みたい。そこで今日は、本試験の日の朝、過去の合格者たちがどんな様子だったか皆さんのイメージを作るためにお話ししたいと思う。まず、緊張の面持ちは当たり前だ。どんなに完璧な準備をした方でもこ
「OK 〇ー〇ル! ~~の曲をかけて」そう言ってAIを相棒にお暮しの方もあろう。特に、運転している時など手がふさがっている時は便利だ。私もようやく、運転中にこの機能を使いだした。最初は順調だった。「OK 〇ー〇ル! LEMONをかけて」すると、期待した米
昨日、駆け込み寺シリーズのマーケティングオプション講座が終了し、最低でも60点を死守するためのコツを学んだ。その中で学んだ要件を一部、皆さんにも共有したい。マーケティング流通事例は一貫性が命だ。自社の強みとターゲットのニーズで一貫性を取る。自社の強みを間違
台風が迫るせいか、朝からむぅっと温風が。できれば犬の散歩くらいは、爽やかに行きたいものだ、なんて愚痴りながら歩いていた。「シュッ」、「シュッ」。かすかだが力強い音が聞こえてくる。何の音かと顔を上げると、10mほど先で素振りをしている男性だった。40歳前後か
最近の試験傾向、特に事例Ⅰを攻略するには、より「仮説思考力」が必要になったのでそれを高めるための勉強をR3年事例Ⅰ第1問でご説明してきた。今日で三日目だ。設問に関連する箇所を与件に探しに行った時、たとえネガティブな内容しか書かれていなくても、場合によっては
今日は昨日からの続き。「戦略的仮説思考力」を高めるための勉強法についてだ。問題を解いてただ知識を復習するだけではこの力はつかない。「なぜなんだろう?」と考える練習が必要だ。それもただ考えるだけではダメだ。具体的に手順を作って、ノートに書き出しながらつまり
今年もそろそろカウントダウンを始めたい。今日は少し深い話、新しい試験傾向への対処法についてだ。なぜ昨年の事例Ⅰで大きく転ぶ方が多かったのか?そんな方々が、なぜ、「何を問うているのかわからなかった?」と言ったのか?この原因がどこにあるのか?いくら問題を解く
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事例問題の与件文を読む際、設問番号のメモを書く方は多い。設問に答える際の便宜を図ってのことと思う。もちろんこれは悪いことではない。だが、このような作業メモだけでは問題は解けない。本来書くべきメモは、診断士思考でどう考えたかだ。例えば次の4つのようなものだ
あるレストランの庭先にスズランが植わっていた。常連さんからのプレゼントを、大切に育てているという。スズランの花言葉に、「幸せが再び訪れる」がある。常連さんからの『また来るよ』のメッセージかもしれない。私が小学5年くらいの時だったか?離れ離れになっていた父
「言いたいことを思いつくまま書く。」これでは相手に伝わらない。なぜなら、言いたいことも、思いついたこともそれはあなたの頭の中にあることだから。当然、聴く人には想像すらできない。そのうえあなたの言いたいことも、思いついたこともそれらは全てあなたの価値観から
民間出身の、ある校長先生からこんな話を聞いた。ある高校での話だが、赴任してすぐ、驚いたことがあるそうだ。教師が生徒のために、テストのための「対策プリント」を作っていたそうだ。「対策プリント」とは、どこが試験に出るのか、重点ポイントを書いたものだ。教師にな
先日、久々に卒業生とランチをしていて気が付いたことがある。うちの卒業生たち、それも大企業でマネージャークラスの人たちはいつも同じことを言うなあ、と。彼らが言うのは、これだ。「部下を見ていて、高評価したくなるのは論理的で、言うことがわかりやすい人。報告書が
「分水嶺」とは分かれ道のことだ。昨日に続き、事例Ⅱについて、合否の「分水嶺」をお話したい。昔から事例Ⅱは、「ターゲット」と「ニーズ」で一貫性を取ることが合格の必須条件だったが、令和に入って、もうひとつ傾向が増えたように思う。それは中小企業白書の内容に合わ
分水嶺とは水が分れる山稜のことをいう。山登りをする皆さんへは馴染みの言葉だろう。これは普段、「分かれ道」というたとえにも使う。さて今日は、事例Ⅰ、合否の分水嶺についてお話したい。それは「戦略論の有無」だ。令和に入ってからは、この戦略論、つまり戦略的視点が
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まずやる→つまづく→悩む→深く考える→あれこれ思いつく→トライしてみる→またつまづく→悩む→深く考える・・・書いているとキリが無くなるがこれが合格する人のサイクルだ。特徴は、・四の五の言わずまずやる!・わからないとなぜだろうと 深く考える・考え続けて何か
2次を受験する皆さん。解答手順はあるだろうか?工場でモノづくりをする時も料理をする時でも良い品を効率よく作ろうと思えば作業手順やそのマニュアルが必要になる。人がやることにはばらつきが出るからだ。いつ何時でも、同じような質の良いアウトプットをしたければ、標
コーチングの効果の中に、「オートクライン」というものがある。自分で話したことを自分で聴くことによって、自分で考えていたことに気づくことだ。日常でも似たようなことがある。悩みを人に聞いてもらっているうちに、だんだん冷静になり、最後は解決法に気づいたりする。
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設問文で、仮説思考のメモを出すこと。これを「設問分解」という。私が約25年前?に作った方法だ。ところで、「設問分解」を教わってもなかなか合格答案が書けない、それどころか、設問で何を書いてよいかわからない、という方はあるだろうか?そんな方は、そもそものとこ
いつも事例を解く時に「戦略的思考で解け」と言われる。だが、ふと思ったのだが、ひょっとすると戦略的思考で解くとはどういうことか、イメージできていないのでは?正直、「戦略的思考」なんて、言葉が難しい。そもそもこの言葉を理論的に説明できるのは大学の先生くらいで
皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
「このGWには精一杯勉強しなきゃ」そう思っておられる方も多いと思う。この機会に詰め込んでおきたい、と。ただ、それでは少し心もとない気がする。なぜなら考え方が戦略的でない気がするからだ。これまで忙しくて勉強できなかったからこの時間がある期間にやっておく・・
組織事例の特徴は、曖昧模糊とした設問が多いことだ。「なぜ〇〇したのか?」と漠然と問うような設問が多い。「敢えて規模の小さな市場を選んだのはなぜか?」「なぜファブレス化をしたのか?」など一度読んだだけでは解答が浮かびにくい思考力を試される設問が、特に第1問
小さい頃に、親からこう小言を言われたことはないだろうか?「口ごたえするな!」そんなお叱りを受けるのは大抵、「でも」という言葉を使った時だ。「でも」は文法的に言うと逆接の接続詞だ。前の文章と反対のことを言おうとしたり、順当な結びつきではないことを言おうとす
「マーケはターゲットのサイコニーズが命!」こう言うと耳にタコだ、と思った方も多いだろう。このブログを毎日書いて十数年、何回登場した話題だろうか?同じことを何回も言うのも恐縮だが何回も言わねばならぬほど大事なのだ。そのうえ、守れない人が多い。だから繰り返す
事例問題を読む時に、ヒントとしてわざわざ書いた言葉や文章を「わざわざ表現」と言う。解答の方向性を決める時に大きな役割を果たす。例えば令和3年の事例Ⅰの設問ように、・印刷工場を持たない・A社では経験のなかったもわざわざ表現だ。前者の印刷工場を持たないは、フ
うちの愛犬「ころ七」は門前の小僧のようだ。私がZOOMで指導している間、懸命に話を聴いている。ガラス戸の向こうで、一言も漏らすまい、そう決意しているようにだ。時折、眠ってしまうのだが、どんなに爆睡していても、この言葉を聞くと、むっくり起き上がる。「お疲れ
先日、うちの部長から言われたことがある。「最近のあなたは変わったね。」と。不思議に思って聞いていると、こう話してくれた。「たしか、診断士に成り立ての頃は、 歌って踊って笑いの取れる元気な診断士になる、 と言っていたはずだ。 なのに、今は違う。 変化を拒む
この3年程、2次の試験傾向が変わった、と感じている方は多いだろう。私もその一人だ。傾向が変わったといっても、表面的なことではない。求められる力が変わったと感じている。以前であれば、診断・助言という現場での問題発見や課題設定、具体的な解決方法の策定という、
「考える力を付けるには、考える〇〇がいる。」さて、この〇〇の中にどんな言葉が入るかわかるだろうか?考える力の基礎には、もちろん知識もいる。知識が無ければ、どんな観点で考えて良いかわからないからだ。だがそれだけでは「力」は付かない。正解は「経験」だ。考える
中小企業診断士試験は、ビジネスの世界で活躍したい人が取る資格だ。しかも国家資格ともあって、最近では施策関連で活用の場(お仕事チャンス)も多い。だが、ここで気を付けねばならないのは待ちの姿勢では仕事にならない資格だということだ。皆さんへ、お伝えしたいことが
「この扉を開けさえすれば、輝かしい未来への道が待っている。」はじめて診断士という資格を取ろう!そう決意した時、皆さんは夢見ただろう。扉の向こうのサクセスストーリーを。だが実際はどうだったか?「えーーっ?受験勉強って こんなに大変だったのぉ?!」始めてみる
エリザベスカラーをご存じだろうか?犬や猫が手術を受けた際、傷口を舐めないよう首回りにつける装具のことだ。なぜ「エリザベスカラー」と呼ぶのか?16世紀のイングランド、エリザベス1世が付けていた大きな襟に似ているからという説もある。とにかく、邪魔そうな大きな
私の苦手なことに山登り(ハイキング)がある。苦手とはいっても、実は経験が無いのだがきっと苦手に決まっていると思っている。そのため、これまで幾度か、「行きませんか?」と誘われた経験はあるものの、いつも丁重にお断りしてきたのだ。なぜ苦手だと思うのか?もちろん
2次試験は「問われたことに問われたように答える」試験だ。考えれば当たり前のことなのだが、実は奥の深い話なのだ設問分解で題意や制約条件を注意して読むのは、「問われたことに問われたように答える」ための基本だ。例えば、次の2つはどう違うか、考えたことがあるだろ
2次試験に合格するために、何をゴールとして勉強すれば良いか、決めたいと思わないか?どこまでできればよいのか?不安ではないか?私のお勧めは、まず、解答骨子を作り上げるまでをゴールとすることだ。解答骨子とは、解答用紙に書き出す前の文章の骨組みを書いたもののこ
以前もこのテーマは書いた気がする。答案にはお金の匂いが必要だという話を。まあ、毎年言っているのだが、特にマーケティング・流通事例ではこれが必須だ。お金の匂い、とわざと書いたのは「臭い」と書くより、雰囲気が良いからだ。ところで「お金の匂い」とは何か?具体的
合格者、それも高得点で合格する人は、事例問題を解く際の「判断基準」が明確で、しかも解答を決める際の決断が早い。だが、受験時代の私は、解答を決めるのが遅く、迷ったりループしたりしていた。そんな私がこの問題点をどう解決したのか?今日はそんなお話しだ。まず、試
昨日はこんなお話しをした。合格者、それも高得点で合格する人は、事例問題を解く際の「判断基準」が明確で、しかも解答を決める際の決断が早い。今日は、この「判断基準」とは何か?というお話しだ。この判断基準には大きく2つある。ひとつ目は、「科目別の解き方の重点ポ
中小企業診断士に必要な力とは何か?それは「診断・助言」する能力だ。すぐに答えられた方もあるだろう。だが、「診断・助言」するにはどんな力が必要か?これに答えられるだろうか?1次知識や白書知識をインプットしておき、これらの知識で、読み替えができればまずは、「
「設問分解」という方法を、四半世紀前に作った時私はこう思った。絶対に落ちない、得点できる方法が、2次試験にもあるはずだ、と。そう思って、過去問を10年分、分析して、編み出したのが「設問分解」だ。だが、実は、財務事例には、もっと詳細なコツと方法論があった。