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徒然なか話 https://blog.goo.ne.jp/np4626/

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴りです!

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2009/09/19

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  • 栗田さんの久住高原

    栗田さんあなたは今どこにいますか?大好きだった久住高原あたりをドライブされているのでしょうか。もっとも車は運転できませんので、きっと空中浮遊して自由に飛び回っておられるのでしょうね。奥様とはお会いになりましたか?お二人水入らずで楽しい日々を過ごしておられることでしょう。あなたが遺した映像の数々をあらためて拝見しております。今日はあなたがお好きだった「久住高原」の唄に歌詞を付けてみました。ぜひ見てください(^^♪※栗田弘一さんは2025.5.27に旅立たれました。栗田さんの久住高原

  • 朝ドラ「ばけばけ」と漱石記念年

    今秋スタートの朝ドラ「ばけばけ」関連イベントは既にいくつか行われ、僕はそのうち二つに参加した。あと3ヶ月ほどに迫った放送開始前後には、さらにイベントが行われるだろう。一方では、来年2026年が夏目漱石来熊130年と没後110年、翌27年の生誕160年という記念年に向けた準備が進んでいることがニュースで報じられた。10年前の2016年には熊本地震が発生したため、来熊120年は何となく盛り上がらなかった。今度はその挽回という意味もあり、最後まで大いに盛り上げてもらいたいものだ。となると、来年3月まで放送される「ばけばけ」関連イベントと重なることも考えられる。10年前の漱石来熊120年の時は、前年から関連イベントが始まった記憶がある。イベントを推進する方々は大変なのではないだろうか。杞憂ならいいのだが。朝ドラ「...朝ドラ「ばけばけ」と漱石記念年

  • 夏越の大祓

    今日は藤崎宮の新町御旅所大祓式の日。恒例となっている27日のこの日は例年雨の日が多いのだが、開始の午後4時、今日は強烈な西日が当たる中で行われた。神職と新町地区の関係者の他、一般参加者は10数名と毎年こじんまりとした式典で参加しやすい。神職の大祓祝詞が奏上された後、配られた人形と塩に見立てた紙吹雪で半年の穢れを祓った。その後、神職に続いて全員が茅の輪をくぐり、最後にお神酒をいただいた。大祓祝詞を聴き取ろうと懸命に耳をそばだてていたが、聴き取れたのは「天つ神は天の岩戸を押し開きて天の八重雲をいづのちわきに・・・」という箇所だけだった。神職の大祓祝詞奏上こじんまりとした式典決められた作法に従い全員が茅の輪をくぐる夏越の大祓

  • 昭和28年6月26日 熊本大水害

    今日は昭和28年(1953)6月26日の「熊本大水害」、通称「6.26」からちょうど72年となる。熊本県内だけでも537名の死者・行方不明者を出したこの大水害は、僕が経験した自然災害の中でも平成28年の「熊本地震」と並ぶ大災害で、未だに強烈な思い出となっている。わが家は高台にあり浸水の恐れはなかったが、裏庭の崖崩れの危険にさらされた(幸いその時は崩れなかったが、数年後の大雨で崩落した)。6月26日朝の熊本市内の光景は今でも鮮明に覚えている。新坂の上から眺める寺原や坪井から子飼方面はまるで海で、あちこちに水面からのぞかせた屋根の上に救助を待つ人々の姿が見えた。そして救助の川舟が何艘か行き交っていた。水が引いた後は夏の暑い太陽が照りつけ、残された汚泥が強烈な悪臭を発した。わが家には家を失った知人一家が避難して...昭和28年6月26日熊本大水害

  • ミュージックシーン 60's

    最近、無性に60年代のポップスが聴きたくなる。今日もYouTubeで検索して数曲を楽しんだが、その中から下の2曲を選んで貼り付けてみた。1曲目は当時アイドル的なポップス歌手だったレスリー・ゴーアの「It'sMyParty」。日本では「涙のバースデイ・パーティ」というタイトルで、園まりさんや中尾ミエさんなどがカバーしていた。2曲目は当時ガールズ・ポップスを代表する存在だったザ・ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー(BeMyBaby)」。名ドラマーのハル・ブレインが刻んだ最初の4秒のリズム「thump-thump-thump-crack!」が音楽史に残る伝説的なビートとなった。ミュージックシーン60's

  • 池波正太郎の世界と端唄

    﨑秀五郎さんのFacebookに、松本幸四郎さん出演の「音楽朗読劇~鬼平犯科帳~」に端唄師として出演されたことが書いてあった。幸四郎さんが叔父・中村吉右衛門さんの当たり役「鬼平犯科帳」を継いでからもうだいぶ経つが、僕は時代劇専門チャンネルの受信契約をしていないのでいまだに幸四郎鬼平を見ておらず、BSフジの吉右衛門鬼平を相変わらず見続けている。「鬼平犯科帳」の吉右衛門版といえばすぐにジプシーキングスのエンディング曲「インスピレーション」を思い出す。しかし、池波正太郎を読みながら、「江戸の粋」を描く池波正太郎の小説世界は江戸端唄が一番似合っているような気がする。幸四郎鬼平は映画版も作られているらしいので機会があれば見てみたい。市川染五郎時代の「蝉しぐれ」や「天地明察」などもなかなかの好演だった。▼﨑秀五郎さん...池波正太郎の世界と端唄

  • 雨(La pioggia)

    雨が降り続く中、所用で新町に出かけた。やみそうもない雨空を見上げていると、雨音と車の通り過ぎる音に混じって、若い頃よく聞いたジリオラ・チンクェッティの「雨」のイントロが聞こえたような気がした。僕が中・高から大学の頃、つまり60年代には映画や音楽などイタリアの文化がどんどん入って来た。今も入っているのかもしれないが、世界中の多様な文化が入って来る時代なので目立たなくなっているのかもしれない。当時はイタリアの歌はみんなカンツォーネと呼んでいたような気がする。ジリオラ・チンクェッティを始め、ミーナ、ボビー・ソロ、ウィルマ・ゴイクらの歌はよく聞いたものだ。▼ジリオラ・チンクェッティの「雨(Lapioggia)」雨(Lapioggia)

  • 2025年上半期を振り返って

    あっという間に今年の上半期も残すところ8日となりました。gooブログからの引っ越しも進めなくてはならないのでちょっと早めの振り返りをしてみました。この半年、印象深い出来事がいつもより多かったように感じます。その中から特に忘れられないものをあげてみました。▼中村花誠六十周年記念公演4月6日、熊本市民会館で、日頃お世話になっている舞踊団花童の主宰である中村花誠先生の還暦を祝う「中村花誠六十周年記念公演」が行われました。第一部の古典では蓑田司郎(杵屋五司郎)さんを始めとする東音の皆様、第二部では本條秀太郎さんを始め本條流の皆様など、普段熊本ではなかなか観ることができない豪華な地方が揃い、立方の花童&はつ喜の面々も積み重ねた稽古の成果を存分に発揮していました。俄獅子藤娘三人の新名取「はつ喜月桂華・はつ喜月姫・はつ...2025年上半期を振り返って

  • ブラタモリ青山通り編

    今夜のブラタモリは東京・青山通り!「皇居そばの三宅坂を起点に、赤坂・外苑前・青山・表参道、そして終点の渋谷まで…東京の一等地を通る青山通りが、なぜステキなのか?町歩き+バスツアーで解き明かします!」とあったが、メインは2階建てバスツアーなので、視聴者にはその景観は伝わらない。学生時代、神宮外苑は東京体育館や神宮プールなど、試合で毎週通った地区であり周辺地域も多少の土地勘があるので楽しみにしていたのだがバスでスルーされた感じで残念。青山通りが平たんな道で六本木通りは上り下りが多い地形の違いはわかったのだが、「だからナニ?」という感じ。地名の由来となった青山家の末裔の方がちょっとオモシロ系の人だったので救われたが、そもそも「青山通りが、なぜステキなのか?」というテーマがどうなのか。来週はいよいよ本題の大山道を...ブラタモリ青山通り編

  • 那須の思い出

    このところ暑い日が続く。そんな時、必ず思い出すのが栃木県の那須にいた頃のこと。1983年の春から3年3ヶ月暮らした那須は、生涯で最も忘れられない地になるかもしれない。春夏秋冬がハッキリしていて、それぞれの季節に楽しみがあった。見事な紅葉や冬のスキーもよかったが、何と言っても一番は夏の涼しさだ。夏の季節に那須から東京や九州へ出張することもあったが、新幹線の那須塩原駅に帰り着くと生き返ったような思いがしたものだ。那須与一ゆかりの「那須温泉神社」、九尾の狐伝説の「殺生石」、那須岳、沼ッ原湿原、そして那須湯本温泉等々、懐かしい思い出がいっぱいだ。那須高原へ向かう那須街道那須与一ゆかりの那須温泉神社史跡殺生石沼ッ原湿原那須茶臼岳▼「九尾の狐」伝説をもとにした能「殺生石」那須の思い出

  • ラプソディ・イン・ブルー ~ 久留米そろばん踊り

    今年も玉名でのブリヂストン吹奏楽団久留米のコンサートに行けなかったなと思いながら、彼らのYouTubeチャンネルにアクセスすると、最新動画としてガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」がアップされていた。久留米出身のジャズピアニスト田中菜緒子がフィーチャーされていたのでさっそく聴いてみた。素晴らしい演奏だった。田中菜緒子というジャズピアニストの演奏を聴くのは初めてだったので、他の曲も聴いてみたいと思い、彼女の演奏曲をYouTubeで検索してみた。すると久留米ではお馴染みの「そろばん踊り」が目についたので聴いてみた。ジャズトランペッターの岡崎好朗との共演だったが「WorkSong」的なアレンジでなかなか面白かった。ちなみに、久留米特産品の久留米絣は農家の副業として生産された。久留米絣の織りの機音を模したそ...ラプソディ・イン・ブルー~久留米そろばん踊り

  • 熊本賛歌

    先月、城彩苑わくわく座で行われた「伝統芸能鑑賞会」のフィナーレで演奏された曲です。舞踊団花童主宰の中村花誠先生六十周年記念公演が4月6日に熊本市民会館で行われましたが、郷土史家の毛利秀士先生が、花誠先生の六十周年を祝い、合せて熊本地震復興十年を記念して作詞されました。記念公演でもフィナーレで演奏されましたが、ふるさと熊本への思いと地域文化の継承に尽力されている花誠先生への敬意が込められています。2025.5.24城彩苑わくわく座伝統芸能鑑賞会立方:藤間誠申・はつ喜月寿々・花童ももか地方:本條秀美社中・中村花誠・中村弌誠熊本賛歌

  • 心象風景 ~くまもと~

    15年前に投稿したYouTube動画「旅のはじめに~ウォン・ウィンツァン~」に米国在住のE・T様から次のようなコメントをいただきました。――米国滞在者です、これ熊本ですよね素晴らしいメロディーと懐かしさに言葉がなくなります、ありがとうございます。――海外でこれを視聴いただいている日本人の方もいらっしゃるんだと、あらためて気付かされ、感慨深いものがありました。2018年頃までNHKで不定期に放送されていた「にっぽん紀行」のテーマ曲(ウォン・ウィンツァン作曲・演奏)が大好きで、この曲を聴くために番組を見ていたような気もします。この動画は2008年頃から2010年頃までの熊本の心象風景みたいな映像を当ててみたものです。あらためて撮影地を下記します。草枕ハイキングコース・石畳の道熊本城竹の丸「秋のくまもとお城まつ...心象風景~くまもと~

  • 「護摩の灰」のはなし。

    今日夕方、テレビ熊本(TKU)を見ていたら「川島明の辞書で呑む」という番組をやっていた。辞書を繰っていて気になる言葉を見つけたら、その言葉について調べ、語り合い、それをサカナに呑むという趣旨の番組のようだ。今日は頭文字「こ」を繰っていたが、その中に「護摩の灰(ごまのはい)」という言葉が出てきた。昔、時代劇でよく聞いていたような気がする。「護摩の灰」とは仏教の護摩祈祷で焚き上げられた護摩木を燃やした灰のことだが、この「ありがたい灰」と称して、ただの灰塵を売りさばく詐欺が横行したことから、詐欺師のことを「護摩の灰」と呼ぶようになり、それがお伊勢参りなどの旅人の金品を狙う窃盗犯のことも「護摩の灰」と呼ぶようになったという。よく知られているのは十返舎一九の「東海道中膝栗毛」の三島宿の段である。村の子供が捕まえたス...「護摩の灰」のはなし。

  • ブライアン・ウィルソン ~ザ・ビーチ・ボーイズ~

    ブライアン・ウィルソンさんが亡くなったそうだ。ウィルソンさんといえば、僕が学生だった60年代のミュージック・シーンを代表する「ザ・ビーチ・ボーイズ」のリーダーとして活躍したレジェンドである。今でも「ザ・ビーチ・ボーイズ」サウンドが聞こえると学生時代の様々な場面が鮮明によみがえる。一緒に活動していた弟さんお二人も先に亡くなっているので、これで僕の青春時代の思い出がまた一つ遠くへ去ってしまったような寂しさを覚える。心からの感謝と哀悼の意を捧げたい。今日は多くの大好きな曲の中から「カリフォルニア・ガールズ」と「サーファー・ガール」を選んでウィルソンさんを偲んだ。ブライアン・ウィルソン~ザ・ビーチ・ボーイズ~

  • 松尾町の灯台

    NHKアーカイブスをチェックしていたら、昨年11月に亡くなった火野正平さんの「にっぽん縦断こころ旅」の「松尾町の灯台(熊本市)」(2011年放送)というのがあった。福岡の高校を卒業し熊本の会社に就職した若い頃、日頃のストレス解消にバイクで有明海沿岸を走り、松尾町近津の灯台辺りから有明海に沈む夕日と雲仙岳のシルエットの写真を撮りまくっていたという思い出を綴った投稿だった。たまたまこの回は未見だったのでとても興味深かった。というのは、僕も所用で玉名に行った帰りは有明海沿いの国道501号線を帰ることが多く、この百貫港灯台の近くに車を停めボンヤリと海を眺めながらひと休みするのが愉しみの一つだったからである。この百貫港は、明治26年(1893)の7月、ラフカディオ・ハーンがここから船で長崎を目指した港で、ハーンは百...松尾町の灯台

  • おしろい花の句

    昨日夕方、京町界隈を散歩した。路傍に早くも「おしろい花」が咲き始めている。「おしろい花」は仲秋の季語になっているくらいだから秋の草花なのだが、もう今頃から咲き始め10月頃まで咲く。日頃、季節の俳句を楽しませていただいているブログ「ころころの毎日が俳句・ハイク」さんが過去掲載された「おしろい花」を季語とした俳句の中から、僕の好みで三句選ばせていただいた。選んだポイントは映像がすぐに浮かんだ句である。おしろい花の島原の廓跡伊藤旅遊京都島原の廓跡は見たことがないが、熊本の二本木遊郭跡は20年ほど前までその痕跡を見ることができた。取り壊された妓楼跡に草が生い茂っていたが、その中におしろい花も咲いていたかもしれない。本郷に残る下宿屋白粉花瀧春一学生時代、お茶の水駅から東大のプールまでよく歩いて行った。昭和30年代、...おしろい花の句

  • 「雨の日」という詩

    庭の片隅のガクアジサイが、降り続く雨に打たれながら薄紫のガクを徐々に色濃くしていくさまに健気さを感じる。梅雨時に必ず想い出すのがこの輿田準一(よだじゅんいち)の「雨の日」という詩。輿田準一とは福岡県瀬高町出身の児童文学者・詩人で、若い頃、北原白秋家の書生だったという人物。輿田準一は、児童文芸誌「赤い鳥」への投稿を通じて荒尾の海達松一と懇意になった。松一は、北原白秋からその詩才を激賞された少女詩人海達公子の父である。この「雨の日」という詩が「赤い鳥」誌上に掲載された大正15年頃は與田準一が荒尾の海達家に足繁く訪れていた時期。詩に描かれた幼い姉妹は歳格好が一致していることから海達公子・通子の姉妹であることはほぼ間違いない。輿田は公子にも大きな影響を与え、また北原白秋との橋渡しもした。※「評伝海達公子」の著者、...「雨の日」という詩

  • 肥後花しょうぶの歴史

    熊本城竹の丸にある肥後名花園で栽培された肥後花菖蒲(はなしょうぶ)が見ごろを迎え、天守閣前広場、城彩苑、二の丸お休み処などで展示されています。「肥後六花」と呼ばれる花々のひとつである「肥後花しょうぶ」の歴史について、昭和56年(1981)に放送されたNHK「新日本紀行肥後秘花」という番組で紹介され、その後、何度か再放送されました。その番組のナレーション(一部)を文字起こししたものを下記しました。杜の都、肥後細川藩五十四万石の城下町熊本。江戸時代、この熊本を治めた細川家は、江戸や上方とも違った文化の薫り高い政治を敷きました。そして今も、かつて細川藩の侍たちが武家屋敷の中で育て門外不出としてきた花が、子孫の人たちによって守られています。かつて細川公のお側用人を務めてきた杉山家の庭。阿蘇の湧水がせせらぎとなって...肥後花しょうぶの歴史

  • 米価問題の今後

    昨年後半から今日までニュースで「米(コメ)」の文字を見ない日はない。昨年9月2日のブログ記事にこんなことを書いていた。――大阪府知事が備蓄米の放出を政府に要求したようだが、坂本農林大臣(当時)はこれに否定的。その理由として、市場価格に人為的な影響を与えること避けたいらしい。そんなことを言ったって既に米価は高騰しているわけでなんらかの手を打つのが当たり前と思うのだが。――備蓄米を安価で市場にどんどん投入する小泉農林大臣の施策が正解かどうかは僕にはわからない。しかし、政府が手をこまねいていたら米価高騰が続いていたことだけは確かだ。民謡「米節」で「我らの親じゃもの」と唄う「米」が高級食材となり、主食の座から退くようなことは絶対に避けるよう政府は腰を据えて米価の構造改革に取り組んでいただきたいものだ。米価問題の今後

  • 第30回くまもと全国邦楽コンクール(結果)

    このコンクールを見る度に感心するのは、本選出場者の演奏技術の高さである。これは14年前、このコンクールを初めて見た時から変わらない。まず出場された皆さん全員に敬意を表したい。毎回、最優秀賞に誰が選ばれるのか予想するのだが、今回は予想が難しかった。最優秀賞に選ばれた長谷由香さん(写真)の演奏「甦る五つの歌」も印象には残っているが、飛びぬけているという感じは正直しなかった。審査員の先生方はきっと彼女のポテンシャルを見抜かれたのだろう。個人的には琵琶楽や三味線などで本選に進む演奏者がもっと増えてほしい。第30回くまもと全国邦楽コンクール(結果)

  • 杖立甚句(つえたてじんく)

    先日、端唄三味線の﨑秀五郎さんのYouTubeチャンネルで、端唄や民謡を楽しんでいたところ、そんな中に「杖立甚句」という唄があることに気が付いた。一瞬「熊本の杖立のこと?」と思って唄を聞いてみると、歌詞の中に「阿蘇の山」が出てくるので熊本民謡であることは間違いないらしいことがわかった。初耳の唄だったのでちょっと調べてみようとネット検索してみたが情報らしいものは何も見出せない。そこで、Facebookを通じて秀五郎さんに歌詞を教えていただきたいとメッセージを送った。同時に杖立温泉観光協会のサイトにも同じ趣旨のメールを送った。いずれもすぐに反応があり、秀五郎さんからはFacebookを通じて歌詞カードを送っていただいた。一方、杖立温泉観光協会からは歌詞は見つからないが、古いカセットテープが残っているのでそれを...杖立甚句(つえたてじんく)

  • 大和楽 ひともじ舞踊

    「大和楽」と聞くと古式ゆかしい伝統芸能のように聞こえるが、実は大倉財閥の二代目大倉喜七郎によって昭和8年に生まれた新しい「三味線音楽」の楽派である。喜七郎はつとにその名を知られた趣味人で、自ら楽器を開発したり、作詞作曲も手がけたという。「大和楽」はどういう特徴を持つかというと、「三味線音楽」の中でも「語り物」にも「唄い物」にも分けられないことや伝統的な邦楽に西洋音楽的な音色をまとわせて、人々により親しまれる楽曲を創りだそうというコンセプトであること。洋楽の発声法やハーモニー、輪唱、ハミングなどの演奏法も採り入れ、女性主体の楽派であることなども特徴のようだ。舞踊団花童の演目の中に「大和楽」が数多く含まれていたことから親しむようになった。今日は「大和楽」の中でも「ひともじ舞踊」と呼ばれる題名が漢字ひともじであ...大和楽ひともじ舞踊

  • ~長谷検校記念~ 第30回くまもと全国邦楽コンクール

    第30回くまもと全国邦楽コンクールが今度の日曜日(6月8日)に行われます。今年の本選出場者は下表のとおりです。このコンクールを見始めたのは2011年の第17回で、以来毎回見ていますが、コロナで中止や無観客開催の年もあったので今年で12回目の鑑賞になります。初めて見た時の最優秀賞受賞者、筝曲の佐藤亜美さんの演奏に感動し、毎回見続けることになりました。今回の出場者の中には過去のコンクールで何度か拝見した方もおられ、最優秀賞を受賞してもおかしくなかった方も何名か含まれています。皆さんが実力を存分に発揮されることを願っています。これまでの最優秀賞受賞者はもちろんのこと、強く印象に残る演奏者が何名かおられますが、その中から第20回(2014年)のコンクールで最優秀賞を受賞され、今注目の筝奏者・今野玲央さんの演奏を視...~長谷検校記念~第30回くまもと全国邦楽コンクール

  • 島酒と呑み鉄

    昨日の午後はNHK-BSの「酒」にまつわる2本のドキュメント番組を楽しんだ。いずれも再放送なのだが、1本目が「新日本風土記」で伊豆諸島に暮らす人々の生活には欠かせない「東京島酒」の話。新日本風土記「東京島酒、もう一杯」伊豆諸島はどの島にも自慢の島酒があり、日々の暮らしや人生の節目を彩ってきた。始まりは江戸時代、流刑地だった八丈島に薩摩の流人が伝えた芋焼酎。情け島、八丈島では今日もどこかで宴会が。女子会の後は亡くなった夫を思うひとり酒。絶海の孤島青ヶ島にかえり住んだものたちの歌と酒。成人式で新島の若者が受け取るのは自分で育てた芋で作られた「祝いの島酒」。島を愛し、酒を愛し、人を愛し…“島酒のある風景”を見つめる。(NHKのシノプシスより)おばぁたちの女子会にはこの唄が付き物「八丈ショメ節」2011.10.2...島酒と呑み鉄

  • 六月朔日 ~心豊かに~

    五月があっという間に過ぎ去り、今日から六月。毎月恒例の朔日詣りに藤崎八旛宮へ。まだ楼門修復工事が行われていて何となくせわしない。参拝を済ませたあと、先月、明午橋のたもとに完成したという夏目漱石の熊本四番目の井川淵の家跡の記念碑を見に行った。実際に家があった辺りを探してみたが見つからない。ウロウロ探し回った挙句、明午橋の下流側の土手にあった。旧居跡からはだいぶ離れている。何だかなぁと思いながら記念碑を眺める。漱石がこの家に住んでいた時に詠んだという句春の夜のしば笛を吹く書生哉が彫られていた。記念碑明午橋下流の白川その後、案内を受けていた展覧会を二つ見に行った。一つは華道草心流の「野の花いけばな展」。上通大宝堂の地下アートスペースで行われていた。写真撮影可だったのだが、ブログ掲載は控えた。二つ目は、熊本県立美...六月朔日~心豊かに~

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