アンドレイ・クルコフ著『灰色のミツバチ』(2024.10 左右社) 読了。何てことない話?なのに、ぐいぐい引き込まれた。大きな事件は起こらず(戦争中だけど)ただひょうひょうと、時と変化に流されていく。主人公のセルゲーイチは頑ななようで柔軟。楽観的。楽観できぬことは見
映画、音楽、本の備忘録。まれに旅行記、ライヴレポ、飲食ネタ、似顔絵等。
映画は試写会とWOWOW中心。本は雑食。音楽はUSオルタナ/カントリー/フォーク/ジャンク等が好き。
喜楽長の「純米 活性にごり」を御徒町のふくはら酒店で購入。喜楽長は前に飲んだ「second」が白麹使用にしては安くて美味しく、予想外のバナナ味!で印象に残ってる。この活性にごりはとろっとろのシュワッシュワらしく、さらに燗酒にしても美味しいって?! 楽しみすぎるー
本日のモダン地口絵は「早起きは三文の徳」ならぬ「早起きな山門の土偶」山門の掃除してそう。
天明の「中取り零号 純米おりがらみ本生」を北千住のかき沼で購入。極早生の地元産食用米「瑞穂黄金」の新米を使ったおりがらみ生酒。新酒を飲むのは今シーズン初!楽しみ~。うっすら白濁、梨ジュースみたいな色と見た目。オリふわふわ舞ってるのがまるで果肉みたい。
本日のモダン地口絵は「身から出た錆」ならぬ「木から出たムササビ」空飛ぶじゅうたん。
本日のモダン地口絵は「長い物には巻かれろ」ならぬ「長芋の荷はまかせろ」長芋だけに、精が出るねえ。
寒くなってきたので、燗酒に良さげな「大七 純米生酛」を 北千住のかき沼nomiyokoで購入。古い話だけど雑誌 dancyu(1999年2月号)で "日本一美味しいお燗酒" に選ばれたらしい。生酛ならではのコク・旨・酸味で「生酛造りの決定版」とまで言われてるお酒が税込1390円とはす
本日のモダン地口絵は「猿も木から落ちる」ならぬ「ギャルも力落ちる」栄枯盛衰は世の常。
「自然酒」を標榜する寺田本家の「五人娘 生酛純米酒」を夫が出先で買ってきてくれた。土田酒造の常務が試飲会で教えてくれた "完全無添加" 6蔵のうちの一つで、すごく飲んでみたかったんだー! うれしい!!まずはキンキンの冷酒で。色はごく一般的な日本酒色。香りはや
浅草にあるハンバーグの店「モンブラン」で、ちょっと早めのランチ忘年会。お目当ては、好きなおつまみ2品と飲み物1杯で1000円のビールセット(だけどビール以外の飲み物もOK)アサヒのロゴ入りジョッキに注がれたビール、キンキンでうまー!!ビールって絶対、家で飲むよ
本日のモダン地口絵は「急がば回れ」ならぬ「いっそカバ回れ」カバもネタも空回り。
益田ミリ『言えないコトバ』(2012.6 集英社文庫) 読了。言葉の移ろいの早さを嘆き、日本語の乱れをやんわり諫める。なのに、上から目線とも説教臭いとも一切感じさせず、あくまで「言葉に敏感だから気になった/気づいた」風にさらりと流すところが著者の手腕。はっと気づか
夫が里帰りついでに買ってきた日本酒その2。「佐伯飛翔 純米酒」は、「杜谷」シリーズなどの美味しい麦焼酎の造り手として名高い「ぶんご銘醸」が醸した純米酒。蔵人が育てた地元・佐伯産の酒米と、近くを流れる清流・番匠川の水を用い、醪(もろみ)を麻袋に詰めて重しでゆ
サラ・ウォーターズ『荆の城』(2004.4 創元推理文庫) 読了。数奇な運命とはこのこと!予想もつかない展開と想像もつかない真相がてんこもりでハラハラどきどきしまくり。登場人物の全員が(少なからず)腹黒で利己的… だから誰にも好感持てそうにないと思ってたけど、ス
本日のモダン地口絵は「瓢箪から駒」ならぬ「豪胆かな熊」アーバンベア、早く冬眠しろ…。
里帰りした夫が土産に買ってきてくれた「花笑み 純米80」。跡継ぎ不在で廃業の危機にあった蔵を令和元年に承継した同郷の兄弟が立ち上げた「花笑み」は、大分県で一番新しい地酒のブランドだそう。兄が蔵元で、県内の2つの蔵で11年間 酒造りを学んだ弟が杜氏。ひとくち飲ん
本日のモダン地口絵は「好事魔多し」ならぬ「湯治場多し」お猿だって、癒されたい。
生酛より古い酒造法の「水酛造り」で有名な「花巴 (はなともえ)」。クセが強いことでも有名だし、以前『炙りやあんどん』で飲んだ花巴の山廃純米が個性強めでキツかった記憶… だけど、個性強めの『シンツチダ』が美味しく飲めるようになった今なら違うかも?ちなみに水酛(
本日のモダン地口絵は「頭隠して尻隠さず」ならぬ「頭隠してスリ画策」形から入るタイプね。
日本酒1合900円というリーズナブルな価格に惹かれ、北千住の通称 "飲み横" にある「豚とん拍子」へ。連休前日で店内は大入り満員。種類はそう多くないけど無くなる度に入れ替えてるそう。その方が鮮度保てて良いのかも。丁寧に味を説明してくれて、この中では「田光」が
土田酒造の試飲販売会@丸ビルで「Tsuchida F」を購入。dancyu の日本酒特集でその誕生秘話を知って以来、飲んでみたくてたまらなかったお酒。偶然の産物(神様からのギフト!)だから次いつ登場するか(もう二度と販売されないかも?!)分からない貴重な代物。売り切れてた
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アンドレイ・クルコフ著『灰色のミツバチ』(2024.10 左右社) 読了。何てことない話?なのに、ぐいぐい引き込まれた。大きな事件は起こらず(戦争中だけど)ただひょうひょうと、時と変化に流されていく。主人公のセルゲーイチは頑ななようで柔軟。楽観的。楽観できぬことは見
本日のモダン地口絵は「後悔先に立たず」ならぬ「教会岬に建たず」いや、岬に教会ありそう。
本日のモダン地口絵は「百花繚乱」ならぬ「ヒャッハー狂乱」ふなっしー、いちど生で見てみたい。
大倉本家の「純米生酒 夏うらら」を千駄木の伊勢五本店で購入。大倉好きだから良く買うけど、「夏うらら」だけは、ちょっとこのラベルいただけないなぁと、これまで避けてた…。でもそれじゃ「夏うらら」一生飲めないよ? たぶん私好みの味なのに? きっと美味しいのに!
本日のモダン地口絵は「雨垂れ石を穿つ」ならぬ「甘ったれ医師の迂闊」解剖研修@グアムで浮かれる美容外科医(画像検索したら出た。こういうの消えないんだな…)
「Tsuchida F 2024」を千駄木の伊勢五本店で購入。F (エフ) は乳酸菌が造り手の予想を超えて大暴れしたため酸味が強く出すぎてしまったお酒。無添加の酒造りゆえの産物=失敗作?でもあるのだろうけど(以前、土田の試飲会でお会いした常務さんが「昔だったら『F』みたいな酒
ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル シーズン3を U-NEXTで鑑賞。これまででいちばん良かった。一途な愛が内からだだ漏れなチェルシーが可愛くて可愛くて。何があってもこの子だけは幸せになって欲しい、と思いながら見てた。なのに・・・。辛すぎるラスト。
これメルカリに出して全く反応ない。場違いすぎたか。1990年頃に2号連続で買ってコンプリートした、音楽雑誌「NME」の付録トランプ。海外オークションサイト eBay だと 300ユーロくらいで出品されてた(売れてないが)スペードのAがイアン・カーティス(JoyDivision)
月の輪の「飲みあきせぬ酒」を吉池で購入。なぜって、半額だったから…。出荷年月は今年1月。しかも2月出荷のは定価で売ってる。聞いたことない蔵だけど、2022年に週刊ダイヤモンドが「新日本酒紀行」で取り上げてた。女性杜氏さんの名前(裕子/ひろこ)にちなんだ蔵のキ
本日のモダン地口絵は「楽あれば苦あり」ならぬ「ラックあれば服あり」モノトーン好きか。
石塚酒造の蔵見学時に買った「越後高柳 特別本醸造」を開栓。蔵で最初に飲んだせいもあってか、試飲した中でいちばんインパクトあったのがこれ。本醸造なのに柔らかい甘みとしっかりしたコク旨さで、飲みごたえありつつも飲みやすいのは、かすかな酸が味を引き締め、重さを軽
本日のモダン地口絵は「唯々諾々(いいだくだく)」ならぬ「いいミャクミャク」二次創作OKだそうです。
本日のモダン地口絵は「一日千秋」ならぬ「イチジク選手」弱そうだな…
西條鶴の「夏純米 涼風彩酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。蔵元コメントの「柑橘を想わせるみずみずしい香り」「さわやかな酸味と、レモンやグレープフルーツの皮のような軽い苦みがアクセント」って表現に惹かれた。原料米は 中生新千本(なかてしんせんぼん)で、使用酵母
本日のモダン地口絵は「目の上のたんこぶ」ならぬ「井上のたんこぶ」井上順さん(似てねえよ…)のX、いつ見てもかっこいい。さすが「渋谷生まれ、渋谷育ち」は違うよなー。ってそれ「原宿生まれ、原宿育ち」のホフディラン・小宮山雄飛さんもそう。人生の楽しみっぷり
目下いちばんの推し蔵・石塚酒造の「ヒメノイ yami90」を購入。精米歩合90%のお米が生み出す野性味(野味)を残しつつ吟醸酒のようにきれいなお酒を目指したチャレンジ酒で、最大のポイントは降雪を溶かして仕込み水に使ったこと。「雪を溶かした水は硬度がゼロだから、より
本日のモダン地口絵は「因果応報」ならぬ「議員が訪欧」エッフェル姉さん…
「まるいし 生酛純米吟醸 うすにごり生原酒」を御徒町の吉池で購入。「二兎」でお馴染みの丸石醸造が数年前に立ち上げた新ブランドらしい。なるほど「二兎」と「まるいし」で、まさに "二兎を追う" のか?(二兎のブランドコンセプトが「二兎追うものしか二兎を得ず」だしね
本日のモダン地口絵は「のれんに腕押し」ならぬ「カレンに腕押し」滝沢カレン、いまいち似てない…
石塚酒造の蔵見学で「雪眠洞貯蔵 かめぐち酒」のミニボトル購入。絞った新酒をろ過後、雪眠洞(氷温貯蔵庫)で寝かせたお酒。もち米四段仕込ならではの濃醇な旨みと適度に熟成したマイルドさが特徴で、味わいが濃厚だからロックで飲むのもいいらしい。けど、まずは冷酒で。
白杉酒造の「URANISHI うすにごり 無濾過生原酒」を浅草橋の SAKE Streetで購入。白麹使用で酸っぱいらしく、試飲の際にお店の方が「グレープフルーツぽい味」と。飲んだら、おおお!まじグレフル!! ちょー爽やか柑橘ちっくで、これからの季節にぴったり。(試飲は1杯30
本日のモダン地口絵は「雨垂れ石をうがつ」ならぬ「ごまだれイチボうまっ」Hボーンがなまってイチボになったんだって。知らなかったー
大七の「雪しぼり 本醸造にごり酒」を信濃屋 北千住店の店頭試飲会で購入。生酛ならではの発酵力を活かして瓶内で二次発酵させた微発泡のうすにごり。本醸造=アル添酒だけど「米アルコール使用」とのことなんで、一応 "米だけの酒" だよね。買ったのは 300ml入りのミニボ
映画『アメリカン・フィクション』('23/"American Fiction") をAmazonプライムで鑑賞。「今こそ黒人の声に耳を傾けるべき」という白人の "上から目線" と、主人公の「それは定型。真の黒人の声じゃない」というインテリ黒人(ならでは)の斜め上から目線(主張)。その両
大倉本家の「山廃特別純米 麹四段 直汲み無濾過生原酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。大倉は過去に飲んだ「S.yedo」「濁酒」「辛口」どれも美味しかったし、この「麹四段」は通常「三段仕込」のところ、四段目に麹を投入することで甘みと旨みが増すらしく、日本酒度-23、酸
誰ですか OSEES の新作ジャケが Butthole Surfers "Independent Worm Saloon" に似てると言ったのは。(うちの旦那だ)Butthole Surfers といえば制作進行中のドキュメンタリー映画 "Butthole Surfers: The Hole Truth and Nothing Butt" のティーザートレイラーがちょう
「楽器正宗 オルタナ Fresh HOP」を買いに千駄木の伊勢五本店へ行ったら「即 完売」!!かき沼本店に電話したら取り置きOKというので、北千住店で購入(※北千住のかき沼nomiyoko は取り置き不可だけど本店は可、しかも北千住で受け取れるとは、いい抜け道知った!ちなみに「
鳴海(なるか)の「ヴァージニティ 純米 白麹」を浅草橋の SAKE Streetで購入。試飲しようと思ったら「在庫あと1-2本なんで試飲やってない」と(そっか残念)。でも、鳴海は前に飲んだ「純米 直詰め生」が大胆すぎるオニ酸っぱさで「酸っぱうまNo.1」て書くほど気に入ったお
「天穏」の生酛純米酒を新宿の伊勢丹地下で購入。土田酒造の試飲販売会で常務さんがおすすめしてくれた「完全無添加の日本酒を造っている6蔵」のひとつ。飲んでみたかったんだーー!!R4BYから酒米が変更になったとのこと。それについての説明がいい。「酒米が、好適
すばらしく良い出来と思う、5月3日にリリースされた The Lemon Twigs の新作 "A Dream Is All We Know"A Dream Is All We Know The Lemon Twigs中でも8曲目の How Can I Love Her More? に胸アツ!サビの "I miss you" エモすぎるわーー!!と盛り上がってるの私だけじゃ
本日のモダン地口絵は「窮鼠猫を噛む」ならぬ「急きょ猫を飼う」末永くお幸せに♡
三笑楽(さんしょうらく)の「備前雄町 山廃純米 直汲み生原酒」を伊勢五本店で購入。山廃仕込みで扁平精米(不要な部分のみ無駄なく削る/無駄に磨きすぎないからエコ)、酵母は安心・安定の協会7号、さらにアルコール度数やや高め(18度)だからパンチありそう。しかも富山
フィンランド帰りの友人にもらったマリメッコのペーパーナプキンがちょー可愛い♡ けど何に使おう? ホムパやんないし、かといって普段使い/使い捨てには勿体なさすぎる…。ので、メガネの収納ケースに敷いてみたら、おおおお!いきなりイメチェン!!! ナプキンを折
本日のモダン地口絵は「うなぎの寝床」ならぬ「うさぎの寝言」いい夢見ろよ!
青木酒造の代表銘柄・米宗(こめそう)の「山廃純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。SAKETIMEによると「青木拓磨杜氏を中心に家族のみで酒造りを行い "味のある旨い酒" をめざす。山廃仕込みと生酛仕込みがメインで、全量蔵つき酵母を使用(酵母無
ジリアン・マカリスター『ロング・プレイス、ロング・タイム』(2024.3 小学館) 読了。リース・ウィザースプーンがブッククラブで紹介して話題になった英国発のベストセラー。最初のうち話の進行遅いしタイムループと思ってたらタイプリープつかベンジャミンバトン?!ど
本日のモダン地口絵は「鶴の一声」ならぬ「鶴のヒットこええ」一本足打法。
本日のモダン地口絵は「仏の顔も三度」ならぬ「仏のタラモサンド」ホトケじゃなくてフランス。トレビアーン!
「松みどり」を醸す中沢酒造の「亮 特別純米 キヌヒカリ」を御徒町のふくはら酒店で購入。蔵の11代目、鍵和田亮氏の責任醸造「亮」シリーズの第2弾で、使用酵母は11代目が自ら神奈川県松田町の河津桜から分離した「天然河津桜酵母」(協会酵母より酸を出しやすいんだそう)
ホレス・マッコイ『屍衣にポケットはない』(2024.1 新潮文庫) 読了。1937年の作品。『彼らは廃馬を撃つ』が面白かったから読んでみた。ら、ぜんぜん雰囲気が違ってびっくり。主人公はバリバリ正義感でも女には不誠実(なのにモテモテ)というエンタメ度高めで映像化した