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  • 『 連獅子 』『 与話情浮名横櫛 』 於・歌舞伎座

    4月3日に同演目を見たのですが余りの素晴らしさにもう一度来てしまいました。仁左衛門の与三郎、玉三郎のお富の『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこくし)』完全に出来上がった名舞台でした。どの役に至るまで文句のつけようがありません。3日に私が見た2日後に仁左衛門さんの体調不良で3日間休演だったので千秋楽まで大丈夫かと懸念されましたが心配は杞憂になりそうです。先月の『髑髏尼』では二階の正面席がガラガラだったのですが今日は満席でした。(3日は三階席だったのでニ階席は見えませんでしたが)松緑と左近父子の『連獅子』も一部の隙も無い名舞台でした。左近さんの溌剌とした動きに心動かされました。今日も毛振りが凄く胸が熱くなりました。分かっていたんですけどね。初日から2日目と千秋楽まで3日と二回見て思ったのですが良い舞台とは...『連獅子』『与話情浮名横櫛』於・歌舞伎座

  • [ 帰ってきた マイ・ブラザー 』 於・世田谷パブリックシアター

    水谷豊さんの23年ぶりの舞台だそうです。ヒット曲があったもののあっという間に解散し40年を経て再結成をした4人兄弟のお話です。長男に水谷豊、次男に段田安則、三男に高橋克実、四男に堤真一、マネジャーに寺脇康文というナイスなキャスティング。それぞれ役者さんの個性に合わせて脚本が書かれたそうで楽しい舞台になりました。並みいるシスカンパニーの芸達者を従えての水谷豊さんの存在感は大したものです。70才になられたそうですが身も軽く歌もお上手です。私の押しは段田安則さん。長男の陰でちょっといじけた次男を邪魔にならずに演じられました。コーラスでの歌も動きも流石です。三男の高橋克実さん、空気を読まない明るいキャラを自然体で。いつも思うのですがこの方は舞台で見るととても素敵なんです。四男は堤真一さん。デビュー時は16才で、事...[帰ってきたマイ・ブラザー』於・世田谷パブリックシアター

  • ドタキャン

    取りにくい席が取れたので姉二人を誘った二つ返事だったのでその日を楽しみにしていた当日二日前の夜次姉からショートメッセージで終演が遅いので体調が心配次の機会にしましょうって分かったと返事したらそうしましょうショートメッセージで夜しか公演してないんですけどチケット代を払ったのは私なんですけどそういえば「夜の外出は怖いので私は劇場傍のホテルに泊まろうかな」と長姉は言っていた次姉も巻き込むことはないじゃない長姉はいつもこう言いにくい事はいつもひとに言わせる長姉のドタキャンはあるかと前日に誘ってもいいよと来てくれた彼女が言った「もう一人のお姉さんはどうされたの?」ドタキャンはいいだれにもそんな時はあるのだからひとを巻き込みひとに言わせるのが許せない当分許せないby風呼ドタキャン

  • ” ラビットホール ” 於・渋谷パルコ

    久し振りのストレートプレイ観劇です。NKHテレビの『おちょやん』での不思議な存在感、『鎌倉殿の13人』でのそこにいそうな妹感、さらにBS番組でのニューヨーク案内の親しみやすさそのどれにも好感を抱いていました、宮澤エマさん。共演が成河(ソンハ)さんとあれば見に行かない訳はない。この舞台を作り上げた人々の一体感が感じられる名舞台でした。偶然にもアフタートークがある日でその訳が分かりました。自然な日本語は翻訳者(小田島創志)演出家(藤田俊太郎)と共に宮澤エマさんも加わって脚本を翻訳されたそうです。アフタートークの三人は共にハーフでバイリンガル、稽古場でもどんどん科白が変えられたそうです。4才の息子がウサギを追う飼い犬を追いかけ道路に飛び出し車に轢かれて死んだベッカは門を開け放していたことを悔やみベッカの夫は無理...”ラビットホール”於・渋谷パルコ

  • 『 応天の門 』 於・宝塚劇場

    時は860年、やっと10才の清和天皇のお后選びにまつわる騒動です。天皇の祖父になるということは藤原氏にとっての宿願でした。異母兄弟にもあたる藤原良房と良相(よしみ)はそれぞれの姫を入内させたい。良房は兄の子の基経を養子にしていたがその同母妹の高子も養女として入内を目論む。清和天皇より8才年上の高子はさらに17才年上の在原業平と駆け落ちの過去があった。良相の娘多美子は(生年不詳)は先に女御になりほとぼりの冷めた高子も入内し陽成帝の母となります。所詮兄弟同士の争いなんですけどね。母親が違うとバックが異なるのでややこしい。多美子入内までの警護を任されたのは検非違使の在原業平で若き菅原道真の協力を仰ぐ。応天門は大内裏にありその門をくぐれるのは貴族だけ。つまり権力ある貴族内の騒動に過ぎないと言いたいのでしょう。原作...『応天の門』於・宝塚劇場

  • 仁左衛門の与三郎 玉三郎のお富 於・歌舞伎座

    外人や和服姿の年配や若い女性も多く、久し振りに歌舞伎座にコロナ前の賑わいと華やぎが戻ってきました。4月の夜の演目は『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)と松緑父子の『連獅子』です。『世話情~』はお富と与三郎が出会う木更津海岸の場面からで互いの一目惚れ模様がはんなりと色っぽい。二人の密会で与三郎が34か所も切られる場面の赤間別荘の場も上演。余りに有名な源氏店の場へと続きます。たっぷりたっぷりの仁左衛門さんです。お富はもう玉三郎さんしかいないでしょ。大人の歌舞伎を楽しみました。おまけも凄い!!松緑、左近の父子の連獅子です。左近ちゃんの溌剌とした切れのある踊りが見ものです。左近ちゃんと云いましたが17才になられました。小柄なのでちゃんと呼んでしまいます。見事な毛振りの連続に観客も負けじと手が痺れても拍...仁左衛門の与三郎玉三郎のお富於・歌舞伎座

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