先月の歌舞伎座、昼公演の最後は舞踊『お祭り』でした。襲名披露なので豪華な踊り手たちその上清元に右近さん(三味線の隣)も加われてあっちを見たりこっちを見たり忙しくあっという間に幕が曳かれました。後日、夜の部の観劇前に幕見に行くことにして今度こそしっかり認識するぞといき込んだのですが何だか前回よりももっとあっという間に終わりました。えっ、もう終わり?と両隣のやはり二度目の観劇だというご婦人たちと顔を見合わせるほど。幕見は四階なので舞台からは一番遠い。一階の舞台に近い席に座った時はもっとたっぷりとした時間を過ごしたような。先日、『3か月でマスターするアインシュタイン』を見ていたら、地球の中心から遠ければ遠いほど時間が早く進むと言っていた。15cmの高さにいると地面に直接いる人と1秒間で0,00000000000...歌舞伎座における私の相対性理論