あ。 僕は空を見上げた さっきまで澄み渡る青い空だったのに 空は薄黒い雲に 覆われ 姿を消していた 分厚い雲は今にも 雨粒を落とさんとしている が、必死に耐えているようにも見える 僕も同じ気持ちだ 今 僕は 必死に 我慢して 耐えている もう少し耐えられたら 僕は一つの砦を越えていける気がしているんだ お前も耐えてくれ 雲にそう訴えよう…
もどかしくて もどかしくて あなたとの距離が こんなにも遠く感じてしまうなんて ココロがこんなに近くにあるのに 手を伸ばしても 伸ばしても あなたには届かない 毎日の電話での優しい声 それでも足りずにメールで文字にあらわす言の葉 もっと もっとあなたを感じたいのに あなたとの距離がもどかしい あたしの想いが通じたのか 突然鳴る インターホン そう あなたは いつも あ…
「自分は 悪くない」 環境 他人 身内 トラウマ 自分を弁護擁護するために並び立てる 「だって○○がいけないんだよ」 そんな言葉は聞き飽きた 自分が楽になりたいから 自分以外の全ての要因を変えようとするのではなく 自分が楽になりたいから 自分が変わろうとする 当たり前のことに 気が付く事ができなければ いつまでも蟻地獄に 足を 突っ込んだまま もがき苦しむだけ …
人の記憶は「ニオイ」と深く関係する 街でふと漂う香水の香り あたしの愛する彼の香水と同じだ その香りを嗅ぐだけで 彼の顔が 頭に浮かぶ あぁ 今彼は 何をしているのかな 今夜もあの香りに包まれたい そんな欲望がふつふつとわきでてきて あたしは携帯を取り出した
夕日に照らされたキミの髪は キラキラと美しく輝き 風になびき 僕の鼻をくすぐった 僕の気持ちを知ってか知らずか 無邪気に笑うキミ 僕の心臓は 張り裂けそうに鼓動を繰り返している こんなに切なく苦しい思いをするならば 告げてしまおうか ―男女間の友情?― そんなの存在しないんだ 彼がいるキミ 彼女がいる僕 互いの相談から 始まったはずの 男女間の友情 …
あなたには 愛しいもの ありますか? あなたには 愛しい人 いますか? 恋人 夫 妻 友達 子供 両親 ペット これまでに関わった 様々な人 ものが 浮かぶ 愛しいもの、愛しい人 いつまでも 大切にしたい 傷つけないでいたい あたしの 弱い腕で あたしが 傷ついてもいいから 守り抜いていきたいの あなたには 愛しいもの ありますか? あなたには 愛しい人 …
この瞬間を 生きているのに なぜ 過去にしがみつくの? なぜ 過去を悲観しているの? いま 目の前で 起こっている現実を しっかり見つめ 消化していくことが キミの「生きる」だよ …
小さな頃 毎日 一緒だった 小学校 中学校 毎日一緒に遊び 毎日一緒に学び 塾も 一緒だったね 高校 大学が別々になり お互い連絡さえ 取らなくなり このままサヨナラなのかなと思ってた ―ネット上での再会― 文字のやり取りが始まった 現在の住所 電話番号 アドレスも交換した 時間が合わず会えないままだけど あたしのお誕生日 ポストカードが届いた あたしが好きな…
―そこには 入ってはいけないよ― 小さな頃から 教えられていた 禁断の扉 重く 固く 閉ざされた扉 扉が自ら光を発しているかのように輝き あたしを誘惑する ―さぁ 開けてごらんよ― あたしは 必死に こらえる ある日 扉が少し開いていた あたしは そっと覗いてみた 美しく咲く花々 青々とした若木 爽やかな風 あたたかいひだまり やわらかいクローバーの絨毯 あま…
心が折れそうなとき あなたは 必ず 見抜いてくれる 何も言わずに 強く 抱きしめてくれる 暖かい胸の中で こっそり 涙するあたし 強がってばかりいるけど 本当は 弱いの それも お見通しだった あなたはあたしの頭を 大きな手で包み込むようになでてくれる あなたは あたしのことは なんでも お見通し あなたは あたしの オアシス あたしは あなたを …
あたしとあなたが 喧嘩したとしても それは あたしとあなたが 解り合おうとしている証拠 あたしは その後の話し合いで もっと もっと あなたを知れるんだ もっと もっと あなたに近づけるんだと 心の片隅で ワクワクしてしまう あたしっておかしいかな 喧嘩をする度に あなたを もっと 深く 知ることができる気がして ワクワクしてしまうの あたしにとっての喧嘩って …
つめたい シーツと 彼の足に 挟まれる あたしの足 白くて 華奢で 彼の足が 上に乗ってると 折れそうだけど 心地良い つめたさと 暖かさの 狭間で まどろむ それが あたしの 幸せな時間…
変えたい 変わりたい おひとよしなあたしに サヨナラしたい 断ち切りたいなら思い切り切ってしまえばいいのに 一度芽生えた 愛 あたしの中には 愛は ないのに すがりつく彼に サヨナラを言えない ここには 愛は ないのに ここにあるのは 情なのに 濃紺の空にぽっかりと 浮かぶ あの 真っ赤な月を見て 銀狼になって 逃げ出せたらいいのに 今のあたしは鳥…
カウンターのむこう にっこりと笑うあなた カウンターで あなたの 心も 遮られている よそ行きの 作り笑顔を ふりまくあなた ―本物の笑顔を知ってるのは あたしだけ― …そう思い込む女たちが 今宵も カウンター席を賑わせている…
うまれてきてくれて ありがとう であってくれて ありがとう えがおをみせてくれて ありがとう こえをかけてくれて ありがとう やさしくしてくれて ありがとう はなしをきいてくれて ありがとう きづかせてくれて ありがとう まなばせてくれて ありがとう いきていてくれて ありがとう これからも ずっと いいたい これまで であえた すべての ひとに ―ありがとう― …
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