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源氏物語イラスト訳で古文の偏差値20UPする方法 https://ameblo.jp/aiaia18/

「源氏物語」の原文と口語訳の照らし合わせで、大学受験に必要な古文センスを身につけていきましょう

あいの部屋「国語力で自己の力を最大限に引き出す方法」というサイトを運営しています。国語力を高め、納得のいくかたちで古典を学習するために、「源氏物語」に焦点をしぼったブログを立ち上げました!受験対策として、ぜひご利用くださいね。

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2009/05/01

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  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀154】人や見つけむ

    人や見つけむと苦しきを、女はさも思ひたらず、「君し来ば手なれの駒に刈り飼はむ盛り過ぎたる下葉なりとも」と言ふさま、こよなく色めきたり。【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀153】ことしもあれ

    「ことしもあれ、うたての心ばへや」と笑まれながら、「森こそ夏の、と見ゆめる」とて、何くれとのたまふも、似げなく、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀152】片つ片に

    片つ方に、手はいとさだ過ぎたれど、よしなからず、「森の下草老いぬれば」など書きすさびたるを、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀151】似つかはしからぬ

    「似つかはしからぬ扇のさまかな」と見たまひて、わが持ちたまへるに、さしかへて見たまへば、赤き紙の、うつるばかり色深きに、木高き森の画を塗り隠したり。 【これま…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀150】蝙蝠扇

    かはぼりのえならず画きたるを、さし隠して見返りたるまみ、いたう見延べたれど、目皮らいたく黒み落ち入りて、いみじうはつれそそけたり。 【これまでのあらすじ】桐壺…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀149】古りがたう

    「さも古りがたうも」と、心づきなく見たまふものから、「いかが思ふらむ」と、さすがに過ぐしがたくて、裳の裾を引きおどろかしたまへれば、 【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀148】人もなくて

    また人もなくて、この内侍、常よりもきよげに、様体、頭つきなまめきて、装束、ありさま、いとはなやかに好ましげに見ゆるを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀147】主上の御梳櫛

    主上の御梳櫛にさぶらひけるを、果てにければ、主上は御袿の人召して出でさせたまひぬるほどに、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀146】ものなど

    ものなどのたまひてけれど、人の漏り聞かむも、古めかしきほどなれば、つれなくもてなしたまへるを、女は、いとつらしと思へり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀145】戯れ事

    戯れ事言ひ触れて試みたまふに、似げなくも思はざりける。あさまし、と思しながら、さすがにかかるもをかしうて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀144】そなたには

    そなたには重からぬあるを、「かう、さだ過ぐるまで、などさしも乱るらむ」と、いぶかしくおぼえたまひければ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀143】源典侍

    年いたう老いたる典侍、人もやむごとなく、心ばせあり、あてに、おぼえ高くはありながら、いみじうあだめいたる心ざまにて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀142】まことに

    まことには乱れたまはぬを、「まめやかにさうざうし」と思ひきこゆる人もあり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀141】げにあやしう

    「げにぞ、あやしう好いたまはざめる」と、試みに戯れ事を聞こえかかりなどする折あれど、情けなからぬほどにうちいらへて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀140】はかなき

    はかなきことをも言ひ触れたまふには、もて離るることもありがたきに、目馴るるにやあらむ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀139】帝の御年

    帝の御年、ねびさせたまひぬれど、かうやうの方、え過ぐさせたまはず、采女、女蔵人などをも、容貌、心あるをば、ことにもてはやし思し召したれば、よしある宮仕へ人多か…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀138】いかなる

    「…いかなるもののくまに隠れありきて、かく人にも怨みらるらむ」とのたまはす。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀137】さるは

    「さるは、好き好きしううち乱れて、この見ゆる女房にまれ、またこなたかなたの人びとなど、なべてならずなども見え聞こえざめるを、…」 【これまでのあらすじ】桐壺帝…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀136】などか

    「…などか情けなくはもてなすなるらむ」など、のたまはすれど、かしこまりたるさまにて、御いらへも聞こえたまはねば、「心ゆかぬなめり」と、いとほしく思し召す。 【…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀135】内裏にも

    内裏にも、かかる人ありと聞こし召して、「いとほしく、大臣の思ひ嘆かるなることも、げにものげなかりしほどをおほなおほなかくものしたる心をさばかりのことたどらぬほ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀134】内裏わたり

    「内裏わたりなどにて、はかなく見たまひけむ人を、ものめかしたまひて、人やとがめむと隠したまふななり。心なげにいはけて聞こゆるは」など、さぶらふ人びとも聞こえあ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀133】誰ならむ

    「誰ならむ。いとめざましきことにもあるかな」「今までその人とも聞こえず、さやうにまつはしたはぶれなどすらむは、あてやかに心にくき人にはあらじ」 【これまでのあ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀132】かやうに

    かやうに、とどめられたまふ折々なども多かるを、おのづから漏り聞く人、大殿に聞こえければ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀131】かかるを

    かかるを見捨てては、いみじき道なりとも、おもむきがたくおぼえたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀130】もろともに

    もろともにものなど参る。いとはかなげにすさびて、「さらば、寝たまひねかし」と、危ふげに思ひたまへれば、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀129】姫君起こし

    姫君起こしたてまつりたまひて、「出でずなりぬ」と聞こえたまへば、慰みて起きたまへり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀128】心苦しうて

    いと心苦しうて、「今宵は出でずなりぬ」とのたまへば、皆立ちて、御膳などこなたに参らせたり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀127】さすがに

    さすがに恥づかしうて、ともかくもいらへきこえたまはず。やがて御膝に寄りかかりて、寝入りたまひぬれば、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀126】大人しく

    「…おとなしく見なしては、他へもさらに行くまじ。人の怨み負はじなど思ふも、世に長うありて、思ふさまに見えたてまつらむと思ふぞ」など、こまごまと語らひきこえたま…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀125】我も一日も

    「我も、一日も見たてまつらぬはいと苦しうこそあれど、幼くおはするほどは、心やすく思ひきこえて、まづ、くねくねしく怨むる人の心破らじと思ひて、むつかしければ、し…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀124】御髪めでたく

    御髪のいとめでたくこぼれかかりたるを、かき撫でて、「他なるほどは恋しくやある」とのたまへば、うなづきたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生ま…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀123】姫君例の

    姫君、例の、心細くて屈したまへり。絵も見さして、うつぶしておはすれば、いとらうたくて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀122】大殿油参り

    大殿油参りて、絵どもなど御覧ずるに、「出でたまふべし」とありつれば、人びと声づくりきこえて、「雨降りはべりぬべし」など言ふに、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀121】保曾呂俱世利

    「保曾呂俱世利」といふものは、名は憎けれど、おもしろう吹きすさびたまへるに、かき合はせ、まだ若けれど、拍子違はず上手めきたり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀120】いと聡くて

    いとさとくて、かたき調子どもを、ただひとわたりに習ひとりたまふ。大方らうらうじうをかしき御心ばへを、「思ひしことかなふ」と思す。 【これまでのあらすじ】桐壺帝…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀119】小さき御ほど

    小さき御ほどに、さしやりて、ゆしたまふ御手つき、いとうつくしければ、らうたしと思して、笛吹き鳴らしつつ教へたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子とし…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀118】箏の琴

    「筝の琴は、中の細緒の堪へがたきこそところせけれ」とて、平調におしくだして調べたまふ。かき合はせばかり弾きて、さしやりたまへれば、え怨じ果てず、いとうつくしう…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀117】あな憎

    「あな、憎。かかること口馴れたまひにけりな。みるめに飽くは、まさなきことぞよ」とて、人召して、御琴取り寄せて弾かせたてま筝つりたまふ。 【これまでのあらすじ】…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀116】端の方に

    端の方についゐて、「こちや」とのたまへど、おどろかず、「入りぬる磯の」と口ずさみて、口おほひしたまへるさま、いみじうされてうつくし。 【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀115】愛敬こぼるる

    愛敬こぼるるやうにて、おはしながらとくも渡りたまはぬ、なまうらめしかりければ、例ならず、背きたまへるなるべし。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀114】女君の心地

    女君、ありつる花の露に濡れたる心地して、添ひ臥したまへるさま、うつくしうらうたげなり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀113】しどけなく

    しどけなくうちふくだみたまへる鬢ぐき、あざれたる袿姿にて、笛をなつかしう吹きすさびつつ、のぞきたまへれば、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀112】つくづくと

    つくづくと臥したるにも、やるかたなき心地すれば、例の、慰めには西の対にぞ渡りたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀111】よろこびながら

    よろこびながらたてまつれる、「例のことなれば、しるしあらじかし」と、くづほれて眺め臥したまへるに、胸うち騒ぎて、いみじくうれしきにも涙落ちぬ。 【これまでのあ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀110】藤壺の御心

    わが御心にも、ものいとあはれに思し知らるるほどにて、「袖濡るる露のゆかりと思ふにもなほ疎まれぬ大和撫子」とばかり、ほのかに書きさしたるやうなるを、 【これまで…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀109】さりぬべき隙

    さりぬべき隙にやありけむ、御覧ぜさせて、「ただ塵ばかり、この花びらに」と聞こゆるを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀108】よそへつつ

    「よそへつつ見るに心はなぐさまで露けさまさる撫子の花 花に咲かなむ、と思ひたまへしも、かひなき世にはべりければ」 とあり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀107】御前の前栽

    御前の前栽の、何となく青みわたれるなかに、常夏のはなやかに咲き出でたるを、折らせたまひて、命婦の君のもとに、書きたまふこと、多かるべし。 【これまでのあらすじ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀106】大殿へ

    わが御かたに臥したまひて、「胸のやるかたなきほど過ぐして、大殿へ」と思す。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀105】藤壺宮の汗

    宮は、わりなくかたはらいたきに、汗も流れてぞおはしける。中将は、なかなかなる心地の、乱るやうなれば、まかでたまひぬ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀104】もの語り

    もの語りなどして、うち笑みたまへるが、いとゆゆしううつくしきに、わが身ながら、これに似たらむはいみじういたはしうおぼえたまふぞ、あながちなるや。 【これまでの…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀103】中将の君

    中将の君、面の色変はる心地して、恐ろしうも、かたじけなくも、うれしくも、あはれにも、かたがた移ろふ心地して、涙落ちぬべし。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀102】帝の思い

    「…されば、思ひわたさるるにやあらむ。いとよくこそおぼえたれ。いと小さきほどは、皆かくのみあるわざにやあらむ」とて、いみじくうつくしと思ひきこえさせたまへり。…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀101】例の御遊び

    例の、中将の君、こなたにて御遊びなどしたまふに、抱き出でたてまつらせたまひて、「御子たち、あまたあれど、そこをのみなむ、かかるほどより明け暮れ見し。…」 【こ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀100】やむごとなき御腹

    「かうやむごとなき御腹に、同じ光にてさし出でたまへれば、疵なき玉」と思しかしづくに、宮はいかなるにつけても、胸のひまなく、やすからずものを思ほす。 【これまで…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀99】ただ人にて

    ただ人にてかたじけなき御ありさま、容貌に、ねびもておはするを御覧ずるままに、心苦しく思し召すを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏で…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀98】かしづく

    いみじう思ほしかしづくこと、限りなし。源氏の君を、限りなきものに思し召しながら、世の人のゆるしきこゆまじかりしによりて、坊にも据ゑたてまつらずなりにしを、飽か…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀97】あさましき

    あさましきまで、まぎれどころなき御顔つきを、思し寄らぬことにしあれば、「またならびなきどちは、げにかよひたまへるにこそは」と、思ほしけり。 【これまでのあらす…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀96】四月参内

    四月に内裏へ参りたまふ。ほどよりは大きにおよすけたまひて、やうやう起き返りなどしたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀95】人目立つ

    人目立つまじく、なだらかにもてなしたまふものから、心づきなしと思す時もあるべきを、いとわびしく思ひのほかなる心地すべし。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀94】言ひやる方なく

    かくのみ言ひやる方なくて、帰りたまふものから、人のもの言ひもわづらはしきを、わりなきことにのたまはせ思して、命婦をも、昔おぼいたりしやうにも、うちとけむつびた…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀93】王命婦の歌

    「見ても思ふ見ぬはたいかに嘆くらむこや世の人のまどふてふ闇 あはれに、心ゆるびなき御ことどもかな」と、忍びて聞こえけり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀92】命婦の心情

    命婦も、宮の思ほしたるさまなどを見たてまつるに、えはしたなうもさし放ちきこえず。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀91】いかさまに

    「いかさまに昔結べる契りにてこの世にかかるなかの隔てぞ かかることこそ心得がたけれ」とのたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏で…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀90】かたはらいたき

    かたはらいたきことなれば、まほにもえのたまはで、「いかならむ世に、人づてならで、聞こえさせむ」とて、泣いたまふさまぞ、心苦しき。 【これまでのあらすじ】桐壺帝…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀89】若宮の御事

    若宮の御ことを、わりなくおぼつかながりきこえたまへば、「など、かうしもあながちにのたまはすらむ。今、おのづから見たてまつらせたまひてむ」と聞こえながら、思へる…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀88】命婦の君

    命婦の君に、たまさかに逢ひたまひて、いみじき言どもを尽くしたまへど、何のかひあるべきにもあらず。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏で…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀87】疵を求むる世

    「…さらぬはかなきことをだに、疵を求むる世に、いかなる名のつひに漏り出づべきにか」と思しつづくるに、身のみぞいと心憂き。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀86】御心の鬼

    宮の、御心の鬼にいと苦しく、「人の見たてまつるも、あやしかりつるほどのあやまりを、まさに人の思ひとがめじや。…」 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀85】むつかしげ

    「むつかしげなるほどなれば」とて、見せたてまつりたまはぬも、ことわりなり。さるは、いとあさましう、めづらかなるまで写し取りたまへるさま、違ふべくもあらず。 【…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀84】源氏のゆかしさ

    「主上のおぼつかながりきこえさせたまふを、まづ見たてまつりて詳しく奏しはべらむ」と聞こえたまへど、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀83】主上の

    主上の、いつしかとゆかしげに思し召したること、限りなし。かの、人知れぬ御心にも、いみじう心もとなくて、人まに参りたまひて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀82】命長くも

    「命長くも」と思ほすは心憂けれど、「弘徽殿などの、うけはしげにのたまふ」と聞きしを、「むなしく聞きなしたまはましかば、人笑はれにや」と思し強りてなむ、やうやう…

  • 2024大学入試共通テスト【第3問】古文「車中雪」解説

    【第3問】次の文章は「車中雪」という題で創作された作品の一節である(『草縁集』所収)。主人公が従者とともに桂(京都市西京区の地名)にある別邸(本文では「院」)…

  • 『源氏物語』☆和歌一覧☆

    【1.桐壺】 ■限りとてわかるる道のかなしきにいかまほしきは命なりけり ■宮城野の露吹き結ぶ風の音に小萩が本を思ひこそやれ ■鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀81】藤壺出産

    「世の中の定めなきにつけても、かくはかなくてや止みなむ」と、取り集めて嘆きたまふに、二月十余日のほどに、男御子生まれたまひぬれば、名残なく、内裏にも宮人も喜び…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀80】中将の君

    中将君は、いとど思ひあはせて、御修法など、さとはなくて所々にせさせたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀79】もののけ

    「御もののけにや」と、世人も聞こえ騒ぐを、宮、いとわびしう、「このことにより、身のいたづらになりぬべきこと」と思し嘆くに、御心地もいと苦しくて悩みたまふ。 【…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀78】つれなくて

    この月はさりともと、宮人も待ちきこえ、内裏にも、さる御心まうけどもあり、つれなくて立ちぬ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀77】出産予定

    宮、几帳の隙より、ほの見たまふにつけても、思ほすことしげかりけり。この御ことの、師走も過ぎにしが、心もとなきに、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀76】ゆゆしき

    「今日はまたことにも見えたまふかな」「ねびたまふままに、ゆゆしきまでなりまさりたまふ御ありさまかな」と、人びとめできこゆるを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀75】参賀挨拶

    参座しにとても、あまた所も歩きたまはず、内裏、春宮、一院ばかり、さては、藤壺の三条の宮にぞ参りたまへる。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀74】たまさか

    げに、よろづにかしづき立てて見たてまつりたまふに、生けるかひあり、「たまさかにても、かからむ人を出だし入れて見むに、ますことあらじ」と見えたまふ。 【これまで…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀73】ブランド

    「これは、内宴などいふこともはべるなるを、さやうの折にこそ」など聞こえたまへば、「それは、まされるもはべり。これはただ目馴れぬさまなればなむ」とて、しひてささ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀72】舅の献身

    つとめて、出でたまふところにさしのぞきたまひて、御装束したまふに、名高き御帯、御手づから持たせてわたりたまひて、御衣のうしろひきつくろひなど、御沓を取らぬばか…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀71】舅の思い

    大臣も、かく頼もしげなき御心を、つらしと思ひきこえたまひながら、見たてまつりたまふ時は、恨みも忘れて、かしづきいとなみきこえたまふ。 【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀70】夫婦の溝

    「すこしもおろかなるをば、めざまし」と思ひきこえたまへるを、男君は、「などかいとさしも」と、ならはいたまふ、御心の隔てどもなるべし。 【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀69】左大臣の信望

    同じ大臣と聞こゆるなかにも、おぼえやむごとなくおはするが、宮腹に一人いつきかしづきたまふ御心おごり、いとこよなくて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀68】自業自得

    「何ごとかはこの人の飽かぬところはものしたまふ。我が心のあまりけしからぬすさびに、かく怨みられたてまつるぞかし」と、思し知らる。 【これまでのあらすじ】桐壺帝…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀67】四歳年上

    四年ばかりがこのかみにおはすれば、うち過ぐし、恥づかしげに、盛りにととのほりて見えたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀66】葵の気高さ

    しひて見知らぬやうにもてなして、乱れたる御けはひには、えしも心強からず、御いらへなどうち聞こえたまへるは、なほ人よりはいとことなり。 【これまでのあらすじ】桐…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀65】葵の嫉妬

    「わざと人据ゑて、かしづきたまふ」と聞きたまひしよりは、「やむごとなく思し定めたることにこそは」と、心のみ置かれて、いとど疎く恥づかしく思さるべし。 【これま…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀64】葵の気性

    「今年よりだに、すこし世づきて改めたまふ御心見えば、いかにうれしからむ」など聞こえたまへど、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でした…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀63】大殿葵上

    内裏より大殿にまかでたまへれば、例の、うるはしうよそほしき御さまにて、心うつくしき御けしきもなく、苦しければ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀62】幼き添臥

    さはいへど、御年の数添ふしるしなめりかし。かく幼き御けはひの、ことに触れてしるければ、殿のうちの人びとも、あやしと思ひけれど、いとかう世づかぬ御添臥ならむとは…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀61】紫の実感

    心のうちに、「我は、さは、夫まうけてけり。この人びとの夫とてあるは、醜くこそあれ。我はかくをかしげに若き人をも持たりけるかな」と、今ぞ思ほし知りける。 【これ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀60】乳母の諫言

    「…御髪参るほどをだに、もの憂くせさせたまふ」など、少納言聞こゆ。御遊びにのみ心入れたまへれば、恥づかしと思はせたてまつらむとて言へば、 【これまでのあらすじ…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀59】今年だに

    「今年だにすこし大人びさせたまへ。十にあまりぬる人は、雛遊びは忌みはべるものを。かく御夫などまうけたてまつりたまひては、あるべかしうしめやかにてこそ、見えたて…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀58】源氏人形

    出でたまふけしき、ところせきを、人びと端に出でて見たてまつれば、姫君も立ち出でて見たてまつりたまひて、雛のなかの源氏の君つくろひ立てて、内裏に参らせなどしたま…

  • 源氏物語イラスト訳【紅葉賀57】言忌み

    「げに、いと心なき人のしわざにもはべるなるかな。今つくろはせはべらむ。今日は言忌して、な泣いたまひそ」とて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生ま…

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源氏物語イラスト訳で古文の偏差値20UPする方法
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