ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
源氏物語イラスト訳【紅葉賀50】少納言の君
少納言は、「おぼえずをかしき世を見るかな。これも、故尼上の、この御ことを思して、御行ひにも祈りきこえたまひし仏の御しるしにや」とおぼゆ。 【これまでのあらすじ…
2023/07/31 08:07
源氏物語イラスト訳【紅葉賀49】命婦の手配
命婦も、たばかりきこえむかたなく、宮の御けしきも、ありしよりは、いとど憂きふしに思しおきて、心とけぬ御けしきも、恥づかしくいとほしければ、何のしるしもなくて、…
2023/07/30 08:28
源氏物語イラスト訳【紅葉賀48】しばしば
「しばしばもさぶらふべけれど、事ぞとはべらぬほどは、おのづからおこたりはべるを、さるべきことなどは、仰せ言もはべらむこそ、うれしく」など、すくすくしうて出でた…
2023/07/29 08:43
源氏物語イラスト訳【紅葉賀47】御簾の内
暮れぬれば、御簾の内に入りたまふを、うらやましく、昔は、主上の御もてなしに、いとけ近く、人づてならで、ものをも聞こえたまひしを、こよなう疎みたまへるも、つらう…
2023/07/28 08:22
源氏物語イラスト訳【紅葉賀46】婿と義父
宮も、この御さまの常よりことになつかしううちとけたまへるを、「いとめでたし」と見たてまつりたまひて、婿になどは思し寄らで、「女にて見ばや」と、色めきたる御心に…
2023/07/27 08:47
源氏物語イラスト訳【紅葉賀45】人知れず
人知れず見たてまつりたまふにも、かたがたむつましくおぼえたまひて、こまやかに御物語など聞こえたまふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏…
2023/07/26 08:36
源氏物語イラスト訳【紅葉賀44】娘婿対面
この君おはすと聞きたまひて、対面したまへり。いとよしあるさまして、色めかしうなよびたまへるを、「女にて見むはをかしかりぬべく」、 【これまでのあらすじ】桐壺帝…
2023/07/25 08:52
源氏物語イラスト訳【紅葉賀43】他人行儀
「けざやかにももてなしたまふかな」と、やすからず思へど、しづめて、大方の御物語聞こえたまふほどに、兵部卿宮参りたまへり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…
2023/07/24 08:12
源氏物語イラスト訳【紅葉賀42】三条の宮
藤壺のまかでたまへる三条の宮に、御ありさまもゆかしうて、参りたまへれば、命婦、中納言の君、中務などやうの人びと対面したり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…
2023/07/23 08:44
源氏物語イラスト訳【紅葉賀41】僧都の心
僧都は、かくなむ、と聞きたまひて、あやしきものから、うれしとなむ思ほしける。かの御法事などしたまふにも、いかめしうとぶらひきこえたまへり。 【これまでのあらす…
2023/07/22 08:58
源氏物語イラスト訳【紅葉賀40】二、三日
二、三日内裏にさぶらひ、大殿にもおはする折は、いといたく屈しなどしたまへば、心苦しうて、母なき子持たらむ心地して、歩きも静心なくおぼえたまふ。 【これまでのあ…
2023/07/21 08:28
源氏物語イラスト訳【紅葉賀39】夜などは
夜などは、時々こそ泊まりたまへ、ここかしこの御いとまなくて、暮るれば出でたまふを、慕ひきこえたまふ折などあるを、いとらうたく思ひきこえたまへり。 【これまでの…
2023/07/20 08:51
源氏物語イラスト訳【紅葉賀38】思ひ出で
姫君は、なほ時々思ひ出できこえたまふ時、尼君を恋ひきこえたまふ折多かり。君のおはするほどは、紛らはしたまふを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生…
2023/07/19 08:34
源氏物語イラスト訳【紅葉賀37】政所・家司
政所、家司などをはじめ、ことに分かちて、心もとなからず仕うまつらせたまふ。惟光よりほかの人は、おぼつかなくのみ思ひきこえたり。かの父宮も、え知りきこえたまはざ…
2023/07/18 08:42
源氏物語イラスト訳【紅葉賀36】万の御事
よろづの御ことどもを教へきこえたまひ、手本書きて習はせなどしつつ、ただほかなりける御むすめを迎へたまへらむやうにぞ思したる。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第…
2023/07/17 08:19
源氏物語イラスト訳【紅葉賀35】秘し囲う
「しばし、殿の内の人にも誰れと知らせじ」と思して、なほ離れたる対に、御しつらひ二なくして、我も明け暮れ入りおはして、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…
2023/07/16 08:58
源氏物語イラスト訳【紅葉賀34】幼き若紫
幼き人は、見ついたまふままに、いとよき心ざま、容貌にて、何心もなくむつれまとはしきこえたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でし…
2023/07/15 07:35
源氏物語イラスト訳【紅葉賀33】おだしく
「おだしく軽々しからぬ御心のほども、おのづから」と、頼まるる方はことなりけり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜…
2023/07/14 08:03
源氏物語イラスト訳【紅葉賀32】人より先に
「…人よりさきに見たてまつりそめてしかば、あはれにやむごとなく思ひきこゆる心をも、知りたまはぬほどこそあらめ、つひには思し直されなむ」と、 【これまでのあらす…
2023/07/13 09:33
源氏物語イラスト訳【紅葉賀31】浮気沙汰
「…思はずにのみとりないたまふ心づきなさに、さもあるまじきすさびごとも出で来るぞかし。人の御ありさまの、かたほに、そのことの飽かぬとおぼゆる疵もなし。 【これ…
2023/07/12 07:43
源氏物語イラスト訳【紅葉賀30】源氏の言い訳
「うちうちのありさまは知りたまはず、さも思さむはことわりなれど、心うつくしく、例の人のやうに怨みのたまはば、我もうらなくうち語りて、慰めきこえてむものを、 【…
2023/07/11 08:15
源氏物語イラスト訳【紅葉賀29】葵の嫉妬
いとど、かの若草たづね取りたまひてしを、「二条院には人迎へたまふなり」と人の聞こえければ、いと心づきなしと思いたり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…
2023/07/10 09:27
源氏物語イラスト訳【紅葉賀28】藤壺退出
宮は、そのころまかでたまひぬれば、例の、隙もや、とうかがひありきたまふをことにて、大殿には騒がれたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた…
2023/07/09 08:28
源氏物語イラスト訳【紅葉賀27】人の目も
人の目をもおどろかし、心をもよろこばせたまふ、昔の世ゆかしげなり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降…
2023/07/08 08:02
源氏物語イラスト訳【紅葉賀26】正三位に
その夜、源氏中将、正三位したまふ。頭中将、正下の加階したまふ。上達部は、皆さるべき限りよろこびしたまふも、この君にひかれたまへるなれば、 【これまでのあらすじ…
2023/07/07 08:26
源氏物語イラスト訳【紅葉賀25】第四皇子
承香殿の御腹の四の御子、まだ童にて、秋風楽舞ひたまへるなむ、さしつぎの見物なりける。これらにおもしろさの尽きにければ、こと事に目も移らず、かへりてはことざまし…
2023/07/06 08:47
源氏物語イラスト訳【紅葉賀24】下人など
もの見知るまじき下人などの、木のもと、岩隠れ、山の木の葉に埋もれたるさへ、すこしものの心知るは涙落としけり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生ま…
2023/07/05 08:24
源氏物語イラスト訳【紅葉賀23】菊の移ろひ
菊の色々移ろひ、えならぬをかざして、今日はまたなき手を尽くしたる入綾のほど、そぞろ寒く、この世のことともおぼえず。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子とし…
2023/07/04 08:18
源氏物語イラスト訳【紅葉賀22】日の暮れ
日暮れかかるほどに、けしきばかりうちしぐれて、空のけしきさへ見知り顔なるに、さるいみじき姿に、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でし…
2023/07/03 08:11
源氏物語イラスト訳【紅葉賀21】髪挿紅葉
かざしの紅葉、いたう散り空きて、顔のにほひにけおされたる心地すれば、御前なる菊を折りて、左大将さし替へたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生…
2023/07/02 08:42
源氏物語イラスト訳【紅葉賀20】青海波本番
色々に散り交ふ木の葉のなかより、青海波のかかやき出でたるさま、いと恐ろしきまで見ゆ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…
2023/07/01 08:52
2023年7月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、aiaiaさんをフォローしませんか?