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源氏物語イラスト訳【紅葉賀114】女君の心地
女君、ありつる花の露に濡れたる心地して、添ひ臥したまへるさま、うつくしうらうたげなり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源…
2024/02/29 09:35
源氏物語イラスト訳【紅葉賀113】しどけなく
しどけなくうちふくだみたまへる鬢ぐき、あざれたる袿姿にて、笛をなつかしう吹きすさびつつ、のぞきたまへれば、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれ…
2024/02/28 09:02
源氏物語イラスト訳【紅葉賀112】つくづくと
つくづくと臥したるにも、やるかたなき心地すれば、例の、慰めには西の対にぞ渡りたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…
2024/02/27 08:14
源氏物語イラスト訳【紅葉賀111】よろこびながら
よろこびながらたてまつれる、「例のことなれば、しるしあらじかし」と、くづほれて眺め臥したまへるに、胸うち騒ぎて、いみじくうれしきにも涙落ちぬ。 【これまでのあ…
2024/02/26 08:20
源氏物語イラスト訳【紅葉賀110】藤壺の御心
わが御心にも、ものいとあはれに思し知らるるほどにて、「袖濡るる露のゆかりと思ふにもなほ疎まれぬ大和撫子」とばかり、ほのかに書きさしたるやうなるを、 【これまで…
2024/02/23 08:23
源氏物語イラスト訳【紅葉賀109】さりぬべき隙
さりぬべき隙にやありけむ、御覧ぜさせて、「ただ塵ばかり、この花びらに」と聞こゆるを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏…
2024/02/22 08:52
源氏物語イラスト訳【紅葉賀108】よそへつつ
「よそへつつ見るに心はなぐさまで露けさまさる撫子の花 花に咲かなむ、と思ひたまへしも、かひなき世にはべりければ」 とあり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…
2024/02/21 08:59
源氏物語イラスト訳【紅葉賀107】御前の前栽
御前の前栽の、何となく青みわたれるなかに、常夏のはなやかに咲き出でたるを、折らせたまひて、命婦の君のもとに、書きたまふこと、多かるべし。 【これまでのあらすじ…
2024/02/20 08:26
源氏物語イラスト訳【紅葉賀106】大殿へ
わが御かたに臥したまひて、「胸のやるかたなきほど過ぐして、大殿へ」と思す。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、…
2024/02/19 08:34
源氏物語イラスト訳【紅葉賀105】藤壺宮の汗
宮は、わりなくかたはらいたきに、汗も流れてぞおはしける。中将は、なかなかなる心地の、乱るやうなれば、まかでたまひぬ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…
2024/02/15 09:45
源氏物語イラスト訳【紅葉賀104】もの語り
もの語りなどして、うち笑みたまへるが、いとゆゆしううつくしきに、わが身ながら、これに似たらむはいみじういたはしうおぼえたまふぞ、あながちなるや。 【これまでの…
2024/02/14 09:26
源氏物語イラスト訳【紅葉賀103】中将の君
中将の君、面の色変はる心地して、恐ろしうも、かたじけなくも、うれしくも、あはれにも、かたがた移ろふ心地して、涙落ちぬべし。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二…
2024/02/13 08:33
源氏物語イラスト訳【紅葉賀102】帝の思い
「…されば、思ひわたさるるにやあらむ。いとよくこそおぼえたれ。いと小さきほどは、皆かくのみあるわざにやあらむ」とて、いみじくうつくしと思ひきこえさせたまへり。…
2024/02/12 08:13
源氏物語イラスト訳【紅葉賀101】例の御遊び
例の、中将の君、こなたにて御遊びなどしたまふに、抱き出でたてまつらせたまひて、「御子たち、あまたあれど、そこをのみなむ、かかるほどより明け暮れ見し。…」 【こ…
2024/02/10 08:51
源氏物語イラスト訳【紅葉賀100】やむごとなき御腹
「かうやむごとなき御腹に、同じ光にてさし出でたまへれば、疵なき玉」と思しかしづくに、宮はいかなるにつけても、胸のひまなく、やすからずものを思ほす。 【これまで…
2024/02/09 08:25
源氏物語イラスト訳【紅葉賀99】ただ人にて
ただ人にてかたじけなき御ありさま、容貌に、ねびもておはするを御覧ずるままに、心苦しく思し召すを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏で…
2024/02/08 08:00
源氏物語イラスト訳【紅葉賀98】かしづく
いみじう思ほしかしづくこと、限りなし。源氏の君を、限りなきものに思し召しながら、世の人のゆるしきこゆまじかりしによりて、坊にも据ゑたてまつらずなりにしを、飽か…
2024/02/07 08:38
源氏物語イラスト訳【紅葉賀97】あさましき
あさましきまで、まぎれどころなき御顔つきを、思し寄らぬことにしあれば、「またならびなきどちは、げにかよひたまへるにこそは」と、思ほしけり。 【これまでのあらす…
2024/02/06 08:56
源氏物語イラスト訳【紅葉賀96】四月参内
四月に内裏へ参りたまふ。ほどよりは大きにおよすけたまひて、やうやう起き返りなどしたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、…
2024/02/05 08:40
源氏物語イラスト訳【紅葉賀95】人目立つ
人目立つまじく、なだらかにもてなしたまふものから、心づきなしと思す時もあるべきを、いとわびしく思ひのほかなる心地すべし。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…
2024/02/04 08:56
源氏物語イラスト訳【紅葉賀94】言ひやる方なく
かくのみ言ひやる方なくて、帰りたまふものから、人のもの言ひもわづらはしきを、わりなきことにのたまはせ思して、命婦をも、昔おぼいたりしやうにも、うちとけむつびた…
2024/02/03 08:52
源氏物語イラスト訳【紅葉賀93】王命婦の歌
「見ても思ふ見ぬはたいかに嘆くらむこや世の人のまどふてふ闇 あはれに、心ゆるびなき御ことどもかな」と、忍びて聞こえけり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…
2024/02/02 08:24
源氏物語イラスト訳【紅葉賀92】命婦の心情
命婦も、宮の思ほしたるさまなどを見たてまつるに、えはしたなうもさし放ちきこえず。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を…
2024/02/01 08:10
2024年2月 (1件〜100件)
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