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源氏物語イラスト訳【紅葉賀157】今聞こえむ
「いま、聞こえむ。思ひながらぞや」とて、引き放ちて出でたまふを、せめておよびて、「橋柱」と怨みかくるを、主上は御袿果てて、御障子より覗かせたまひけり。 【これ…
2024/04/30 08:43
源氏物語イラスト訳【紅葉賀156】袖ひかへて
ひかへて、「まだかかるものをこそ思ひはべらね。今さらなる、身の恥になむ」とて泣くさま、いといみじ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏…
2024/04/29 08:59
源氏物語イラスト訳【紅葉賀155】笹分けば
「笹分けば人やとがめむいつとなく駒なつくめる森の木隠れ わづらはしさに」とて、立ちたまふを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でした…
2024/04/26 08:43
源氏物語イラスト訳【紅葉賀154】人や見つけむ
人や見つけむと苦しきを、女はさも思ひたらず、「君し来ば手なれの駒に刈り飼はむ盛り過ぎたる下葉なりとも」と言ふさま、こよなく色めきたり。【これまでのあらすじ】桐…
2024/04/25 08:56
源氏物語イラスト訳【紅葉賀153】ことしもあれ
「ことしもあれ、うたての心ばへや」と笑まれながら、「森こそ夏の、と見ゆめる」とて、何くれとのたまふも、似げなく、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として…
2024/04/24 08:16
源氏物語イラスト訳【紅葉賀152】片つ片に
片つ方に、手はいとさだ過ぎたれど、よしなからず、「森の下草老いぬれば」など書きすさびたるを、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…
2024/04/23 08:44
源氏物語イラスト訳【紅葉賀151】似つかはしからぬ
「似つかはしからぬ扇のさまかな」と見たまひて、わが持ちたまへるに、さしかへて見たまへば、赤き紙の、うつるばかり色深きに、木高き森の画を塗り隠したり。 【これま…
2024/04/22 07:05
源氏物語イラスト訳【紅葉賀150】蝙蝠扇
かはぼりのえならず画きたるを、さし隠して見返りたるまみ、いたう見延べたれど、目皮らいたく黒み落ち入りて、いみじうはつれそそけたり。 【これまでのあらすじ】桐壺…
2024/04/19 08:00
源氏物語イラスト訳【紅葉賀149】古りがたう
「さも古りがたうも」と、心づきなく見たまふものから、「いかが思ふらむ」と、さすがに過ぐしがたくて、裳の裾を引きおどろかしたまへれば、 【これまでのあらすじ】桐…
2024/04/18 08:25
源氏物語イラスト訳【紅葉賀148】人もなくて
また人もなくて、この内侍、常よりもきよげに、様体、頭つきなまめきて、装束、ありさま、いとはなやかに好ましげに見ゆるを、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子…
2024/04/17 08:00
源氏物語イラスト訳【紅葉賀147】主上の御梳櫛
主上の御梳櫛にさぶらひけるを、果てにければ、主上は御袿の人召して出でさせたまひぬるほどに、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが…
2024/04/16 08:57
源氏物語イラスト訳【紅葉賀146】ものなど
ものなどのたまひてけれど、人の漏り聞かむも、古めかしきほどなれば、つれなくもてなしたまへるを、女は、いとつらしと思へり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇…
2024/04/15 08:01
源氏物語イラスト訳【紅葉賀145】戯れ事
戯れ事言ひ触れて試みたまふに、似げなくも思はざりける。あさまし、と思しながら、さすがにかかるもをかしうて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれ…
2024/04/12 08:33
源氏物語イラスト訳【紅葉賀144】そなたには
そなたには重からぬあるを、「かう、さだ過ぐるまで、などさしも乱るらむ」と、いぶかしくおぼえたまひければ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた…
2024/04/11 08:38
源氏物語イラスト訳【紅葉賀143】源典侍
年いたう老いたる典侍、人もやむごとなく、心ばせあり、あてに、おぼえ高くはありながら、いみじうあだめいたる心ざまにて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…
2024/04/10 07:51
源氏物語イラスト訳【紅葉賀142】まことに
まことには乱れたまはぬを、「まめやかにさうざうし」と思ひきこゆる人もあり。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、…
2024/04/09 09:05
源氏物語イラスト訳【紅葉賀141】げにあやしう
「げにぞ、あやしう好いたまはざめる」と、試みに戯れ事を聞こえかかりなどする折あれど、情けなからぬほどにうちいらへて、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子と…
2024/04/08 08:09
源氏物語イラスト訳【紅葉賀140】はかなき
はかなきことをも言ひ触れたまふには、もて離るることもありがたきに、目馴るるにやあらむ、 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源…
2024/04/05 08:59
源氏物語イラスト訳【紅葉賀139】帝の御年
帝の御年、ねびさせたまひぬれど、かうやうの方、え過ぐさせたまはず、采女、女蔵人などをも、容貌、心あるをば、ことにもてはやし思し召したれば、よしある宮仕へ人多か…
2024/04/04 07:49
源氏物語イラスト訳【紅葉賀138】いかなる
「…いかなるもののくまに隠れありきて、かく人にも怨みらるらむ」とのたまはす。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り…
2024/04/03 07:31
源氏物語イラスト訳【紅葉賀137】さるは
「さるは、好き好きしううち乱れて、この見ゆる女房にまれ、またこなたかなたの人びとなど、なべてならずなども見え聞こえざめるを、…」 【これまでのあらすじ】桐壺帝…
2024/04/02 07:11
源氏物語イラスト訳【紅葉賀136】などか
「…などか情けなくはもてなすなるらむ」など、のたまはすれど、かしこまりたるさまにて、御いらへも聞こえたまはねば、「心ゆかぬなめり」と、いとほしく思し召す。 【…
2024/04/01 08:46
2024年4月 (1件〜100件)
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