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2009/04/26

  • うまくいかない日②

    うまくいかない日っていうのは昼寝さえうまくいかない寝苦しくて寝付けずもういいやと起き上がると頭がぼんやりしていてこのあと頭痛になる気配だったけどふと見たスマホ…

  • うまくいかない日①

    店の駐車場にはロープが張られて定休日の文字も昨日あんなに練った予定がボロボロと崩れ落ちるその後は何をやってもうまくいかない今日はそういう日だったんだと諦めかけ…

  • 面白かった

    結局車の買い替えはやめて車検を受けることにしただけど10日ほどの間に夫婦であれこれ話し合って改めてお互いの考えや何に重きを置いて生きているのかがよく分かってよ…

  • 思い出せない夢

    夢を見ながらこれは今後の人生の指針となる夢だから一語一句漏らさず覚えておこうと思っていたそして目覚めるときれいさっぱり忘れていたなんとかして思い出そうと五十音…

  • 雨粒

    雨の日車の中で人を待つスマホがあるからいくらでも待てるでもスマホがなかった時代でもフロントガラスにぶつかって流れ落ちる雨粒の様子はいつまででも見ていられた今な…

  • 面白い

    車検のタイミングで買い替えの案が出たディーラーを三軒回れば三人の営業と出会うよく喋る人こっちが喋らされる人雜談ばっかりの人人間って面白いだけど三台も買えない誰…

  • 夏至

    ウォーキングの折り返しに大きな木が群生しているこんにちは挨拶するけど何も言わないでも本当は僕より先に何か言ってるのに僕には聞こえていないのだろうこの世はきっと…

  • うん、これでいい

    思いがけない休日の朝予定はまだないだらりと伸びた身体は水飴のようだけどそんなに甘くはない学生の頃炉端焼き屋でバイトしていて経営者が醤油ダレを作るのを見せてくれ…

  • 気持ちの行方

    僕は気が動転していたと思うみんなが食べてもちろん僕も食べて残ったわらび餅が三つきな粉を薄く纏って肩を寄せているこういう時は僕が完食するのが通例だけどなんだか気…

  • すべすべのつやつやの先

    時々やってくる浮遊感身体は軽いけど軽過ぎず心はすべすべの縁取りの中を行ったり来たりおかげで心もすべすべのつやつやぎゅっとつかんでもすぐに元に戻りそうだからとい…

  • 苦手な人

    僕はその人が苦手だったその人がいきなりやって来て何かの説明を始めたけど全く理解できないその人の言った言葉が頭の中には入らず目の前でフライパンで煽られて跳び跳ね…

  • 西瓜

    今年初めてスイカを食べた年に一度か二度しか食べないのにまだ六月なのにもう食べてしまったスイカはスイカ以上でもスイカ以下でもスイカ以外でもなくスイカだった思った…

  • 枝葉

    風に揺れる枝葉に心奪われるのはとても疲れているからか悟りの境地に近いのかそれほど疲れていないからきっとどっちも違う手を伸ばして触れたい何かがあるとぼんやり分か…

  • 最強の生き物

    年配女性のコミュニケーション能力の高さには頭が下がったまま上がらない整形外科の待ち合いでそれはすぐに始まるしかも声が大きいから会話の内容は全筒抜けで個人情報は…

  • 屋上で空を#58

    念願の朝五時に起きた目覚まし時計に頼ることなくとういうことは起きられたら起きてそうでなかったらまあいいかという淡い念願だった朝焼けに間に合うそう思って屋上に出…

  • 千年と二秒

    他人のせいで自分の予定が狂ったことを空間をねじ曲げるように自分の思いをねじ曲げて自分のせいにしたり狂った結果が予定より良かったと思うことは出来ると思う空間をね…

  • タペストリー

    雲が繋がっているのか離れているのかまだら模様でどっち付かずそこに飛行機が繋げようと縫っていくもう充分に繋がったタペストリーキャロル・キングの歌を聴きたくなる夕…

  • 探しもの

    夕方六時前でもこんなに明るいのは水平線の向こうまで夏が来ている証拠だ歩幅を少し広くとって足首を使って歩くそう決めていても歩いていると色んな思いが浮んでおろそか…

  • 想像も出来なかった時代

    こんな時代が来るなんてひとつの部屋に家族全員がいてみんな別の方向を向いて手にはスマホかタブレットそれでも誰かの声に反応はして言葉が行ったり来たり昔は視線も姿勢…

  • ひょいひょいと

    天気は下り坂坂はまだまだ続くだろう身体が重く感じる午後ふとやって来た小鳥がひょいひょいと枝を渡っているから僕は窓に駆け寄ったけど思ったよりも身体は鈍くて窓ガラ…

  • 屋上で空を#57

    宝石が浮かんだような空はほんの少し立ち止まっただけですぐに消えた目は見開き口は半開きで声は出ない思考もないこの一瞬を永遠と呼ぶのか同じ空には二度と会えない誰も…

  • 海風

    西日が届いた松林に海からの生暖かく湿った風松葉と海風は互いに何かを手渡して何かを受け取り松林の中は冷めて乾いた風になり松は長い時間をかけて海風の形になる会社と…

  • 切れた電球

    そうだったやっと思い出した素直に自分をほめてやりたい脱衣場の電球が切れて仕事帰りに買ってきてと頼まれていたのだった帰るまでにはまだ二時間あるけどこのタイミング…

  • そろりそろり

    空になった段ボール箱を開いて平らにするのにもその人らしさが出るゴメン私ガサツなんでと言うけどあなたが思ってる以上に騒がしい僕がそう言うと目の前をそろりそろり平…

  • 積み木

    この先どうやって生きていくつもりかと聞かれてあなたは何も答えられなかったそんな心配しているようで思いやりのない言葉に答えなくてよかったと思う私は何も考えてない…

  • リフレイン

    あの人はすぐ上司にちんころするから気を付けた方がいいよ耳元で囁かれた僕はちんころってちっちゃい犬だったか?あんころ餅のちっちゃいやつか?言ったのは外国籍の人で…

  • 屋上で空を#56

    よく見れば雲は立体ですれ違ったり離れたりしていた明日に楽しみがある日の夕暮れはひいきチームがサヨナラ負けしても心は軽く東に向かった雲は消え西からやって来る雲は…

  • まだまだ遠い

    日々のなんてないだけどゆったりした時間の中でああこれが幸せというものなのだろうとこの日々を噛み締めて生きようなんて思うけど誰かのたまたま口から出たような言葉に…

  • 素のまま

    手強い人と対峙する昔の僕なら気に入られようと背伸びして人とは違った視点からものを言って存在感を出そうと分かった風を装ってたそれらはすべて見抜かれていて今思えば…

  • しゃぼん玉

    その人を想い焦がれるときその人が纏っていた空気を記憶の中でさがして袖を通す背中から広がるあたたかさがその身をすっかり覆うまで自分を抱きしめて待つしゃぼん玉が割…

  • せめぎ合い

    もうすでに暑いらしい妻は今にもエアコンのスイッチを入れたそうな顔をしながら棒付きのアイスを咥えている短距離走に入れ込んでる長男が去年は早々にエアコンをつけて過…

  • 屋上で空を#55

    懐かしいな今日の風は汐の香りがする生まれ育った家は海から30mの場所にあって波の音と柱時計の音が大きくて小さい頃はなかなか寝付けなかった永遠に続くような音の中…

  • 五月の風

    南風だった職場で三階の窓を開けると向こうの山を登った風がするりと滑ってやって来た「いい風だな〜」誰に言うでもなくでも独り言よりも大きくだからといって同意を求め…

  • 午後四時の情景

    一日のうちでも午後四時は大好きな時間帯なぜかと言われてもなんとも言いようがないしいて言うなら十個ぐらいは言えそうで五個目以降はもう誰も聞いてはくれていないこと…

  • 男と女の終わらない会話「白濁」

    男の人ってこういう時どう思ってるのかな?いきなりの恋愛話に僕の凪いだ心にさざ波が起きるもう何十年も前の記憶が波間に現れては消え白濁するこの浮遊感はなんだろう僕…

  • 屋上で空を#54

    目を閉じて厚い雲の向こうの西日を感じると瞼の裏に映るのは赤オレンジ黄色ピンクそれらが色んな模様を作っては変化してずっと見ていられる屋上の隅に何かの小さな骨が落…

  • お菓子の言い分

    これを遠慮の塊というのだろうか誰かのお土産のお菓子はあまり美味しくなかったもらって三週間たってやっと個別包装で8個あったのが1個になっていて僕は最初の1個に手…

  • それぞれの働き方

    派遣で三ヶ月ほど働いて一ヶ月ほど何もせず過ごすのをずっと繰り返している人が僕が週に七日働いてると聞いて目を丸くして驚いたみんなそれぞれ事情があるけど心と身体が…

  • 朝の時間

    長い雨が上った朝まだ濡れている落ち葉はホウキで掃いてもちっとも動いてくれないしゃがんで指でつまんで一枚ずつ拾う何故か時間がぐにゃりと曲って心が空に吸い上げられ…

  • 暑苦しさMax

    上半身ハダカの男が二人いる一人は風呂上りでソファでくつろぐハダカでソファの生地に密着することは禁止だけどそれを管理する妻は入浴中もう一人はランニングしてきて暑…

  • 屋上で空を#53

    屋上でずっと風に吹かれていただからといって今日の予定をキャンセルした言い訳にならない行こうかどうしようか迷って自分で決められずポーチュラカが咲いたら行こうと決…

  • 屋上で空を#52

    白竜と朱雀か太古の昔から空ではこんな生き物が現れては消え見惚れた人々が物語を紡ぐのはあまりにも自然なことどんなことにも結果を急いでしまう僕に空はまあそう急ぐな…

  • 午後一時の情景

    フローリングの床に寝転がって窓越しに空を見上げる間にあるのはレースのカーテンと風にゆれる木の葉床の堅さが僕の重心を押し下げて真っすぐにしてくれる葉の動きはそれ…

  • 園芸日和

    気温22℃で全くの曇り空風はほとんどないこれは絶好の園芸日和生い茂ったシマトネリコの枝を高枝切り鋏で切っていると突然現れたアゲハチョウいつものような楽しげなリ…

  • さらにびしょびしょの衣を着る

    ある人が誰にも言わないで下さいよ僕の憶測なんですけどねそう言いながら噂話をみんなに伝えるうちに確証はないですけど絶対にそうだと思うんですと自分で勝手にほぼ本当…

  • 雨の日の音

    僕は昼寝をしていた雨で夕方の予定が流れていたポツポツと聞き慣れた雨音大学生の長男はリモート授業をパソコンから垂れ流したままギターを弾いているポツリポツリと優し…

  • スイッチ

    陽を浴びながら風にゆれる木の葉もしかしたら今時は止まっているんじゃないかとでもそこにあるアナログ時計の針はずっと動いているもしかしたら今僕だけが止まっているん…

  • 千年と一週間

    ちょっと待ってというくらいに一週間が過ぎる仕事で週に一度しか会わない人が頁をめくるきっかけに風にゆれるカーテンを見てるともしかしたら時間もこんな風にゆらいでい…

  • 若さゆえ

    午前0時半お腹空いたと言い放った君はすぐにキッチンに立ったバタンバタンガチャガチャ君は冷やしぶっかけうどんをあっと言う間に作ってそれよりも速く食べ終えたそして…

  • 屋上で空を#51

    青くて青くてあおいそらに見とれた五月のよく晴れた日は昔も今もこれからもこんな青だったらいいけどきっとそうだろう年を取ると人生の秋とか人生の夕暮れとかって言う人…

  • カレーの日⑤

    冷蔵庫にはレタスとベビーリーフいつも使うトマトとキュウリを今日は使わないでおこうそして僕はスーパーへ赤いパプリカを買いに行ったこれで彩りがよくなるそろそろカレ…

  • カレーの日④

    隠し味は幾つかのスパイスをほんの少しよりもっと少なく誰にも気付かれないように夕方の風は少し冷たく少し強い人が早く家に帰るように大自然の中に仕組まれているのだろ…

  • カレーの日③

    挽き肉しかなかったのでキーマカレーにした玉ネギと人参をみじん切りにして炒めニンニクをひとかけ刻み入れ挽き肉を入れて煮込む米を研いで炊飯器にセットサラダ用に玉ネ…

  • カレーの日②

    それにしてもこの心地よさはなんだろう春の乾いた風がリビングに入ってはあちこちの軽いものをゆらして出ていく今は心配事もなくて僕の心は軽いんだろうゆらりゆらりとゆ…

  • カレーの日①

    朝に今日の晩ごはんは僕がカレーを作るよと考える前に言ってしまった天気がよかったからそれで午前中はどんな手順で作ろうかと思案するもまとまらず午後になって家じゅう…

  • 朝早くに

    何故か朝早く目覚めたいつもならごろごろとまどろむうちに二度寝なのに何故かすくっと起き上がったリビングのカーテンを引くと控え目な朝焼けがストレッチとかするうちに…

  • 元気過ぎる人

    元気な人と一緒にいると前向きな気分になるけど元気過ぎる人と一緒にいると置いていかれたような気分になってしまう心は落ち着かず考えは浅く時間が空回りさてどうしたも…

  • 憂鬱の訳

    雨が降ってたら嫌だなとその人は言った来る時は降ってなかったけど帰りを心配していただけど天気予報を信じて傘は持って来ていただったらいいじゃないですかと言えば角が…

  • 落葉

    常緑の木でもこの時期は新芽の成長の為に古い葉を落とすことがある木にとっては当然の自然の営みだけど人間の場合は自分を見えてなかったり周りを見えてなかったりで今の…

  • ユウちゃんとマナブくん

    遠い昔の話僕らはビー玉で遊んでいたユウちゃんがズルしたとマナブくんが言うけどしてないとユウちゃんは言い張る僕はユウちゃんがズルしたのをちゃんと見ていたけどマナ…

  • きっちりくっきりはっきり

    君は頭では分かっているのに彼と別れられないで悩んでいると言う別れるということで答えは決ってるんだから方法を選ぶだけ悩むことはなにもない嫌いで別れるんじゃないか…

  • 植え替え

    植え替えた幾つかの鉢を眺めて違うなって思ってああしようこうしようと仕事中に考え考えられない失敗をしたそういや昔仕事中にモニターを眺めながらずっと枝毛を気にして…

  • 車線変更

    大きな出来事じゃなく横すべりみたいに人生が車線変更するような時は前ぶれやサインが幾つもあるそれが今だけどじっくり思い出してゆっくり考えてみると前ぶれもサインも…

  • 特別な日

    君と初めて会ったのは四月のこんないい天気の日だった僕はカウンターの中にいてお客の君は目の前の椅子に座って何を注文されたのかはもう君も僕も覚えていないきっと最初…

  • 屋上で空を#50

    まだらグレイの空白が多過ぎて眩しい遠くで船の汽笛もっと遠くで飛行機の音すぐ近くで鳥の声不思議だな空はこんなにグレイなのに目を瞑れば瞼の裏に色んな色が現れては消…

  • ロールプレイングゲーム

    マイナスをゼロに戻してくれる人がいる気持ちが没んでいても顔を見るだけでこわばっていた身体が軟らかくなるゼロをプラスにしてくれる人もいるなんてない一日でも同じ場…

  • オーバーワーク

    筋トレやウォーキングをしてやり過ぎてしまって疲れてしまって止めてしまう今まで何度も繰り返して学習能力の無さを痛感でも痛さはすぐに忘れてしまうそして今回疲れてし…

  • 新しい朝

    夜中に目が覚めるとなんだか外が明るく幻想的な気持ちが湧き上がって外に出てみると雨が上がったばかりの濡れた道に街灯の明かりが反射していた物理的にはそうなんだろう…

  • 団子の力

    しっかりと曇った昼下がり園芸をするには丁度いい僕は古い土をふるいにかけていたこの作業は無心になれて時が止まる突然妻が団子を食べたいと言って買いに出かけた彼女の…

  • こぼれ種

    この人はどうしてこんなに元気なんだろう尋ねてみてもこの人にとってはそれが普通だから自覚はないだろうでもどうしてだろうと思いながら接しているだけで元気を貰えてる…

  • とろっとろ

    お昼ご飯にあんかけチャーハンを作った君は「失敗したよ〜。あんがチャーハンに染み込んじゃった」そして夜君は再度あんかけチャーハンにチャレンジしようとキッキンに立…

  • 今は

    土いじりが好きなので前世はダンゴムシだったと思う前屈はわりと得意だしちょこまか動くハサミムシだったら嫌だなと思う職場でやたらと無駄にちょこまか動く人がいる無害…

  • 楽しみ

    「私は言うことはキツイけど」心はあったかいよ」外国籍のその人は自己紹介の時に言ったその後の付き合いでキツイとは思わないけどハッキリと自己主張する様は見ていて気…

  • 三角関数

    君はとんでもない困難に立ち向かっていたその課題は明日までに提出しなければならないのに三角関数の解き方がまだ霧の中だったどれどれと問題を見ると字が小さくて見えな…

  • 螺旋

    習慣に慣れてしまうとあんなに求めていたことなのに疑ってしまうこの方向でいいのかこの頻度でいいのかもっといい方法はないのか疲れたと思うときは本当に疲れているのか…

  • きなこ餅

    ナイショだけど妻の洗顔フォームやトリートメントをこっそり使うことがあるなんだか今日はやけに泡立つなと思いながらトリートメントを流すと髪がギシギシするまあいいか…

  • 分身

    何気なく褒めた言葉にその人は「そう?嬉しい」と小さく言った不思議だけど褒めた僕の方が褒められたような気分になったその人の分身が現れてよく褒めたね偉いねと言われ…

  • おだやかな風

    そして僕はすべての窓を閉める風に吹かれ過ぎると心は迷子になって欲望だけの人間になってしまうそして深呼吸をしたらどこかひとつの窓を少しだけ開こうそれだけで空間は…

  • 休日の遅い朝

    遅く起きた朝家にはもう誰もいないすべての窓を開けて太陽を浴びた風を通す古い曲を大きな音で聴きながら遅い朝ご飯を食べる小鳥の声が部屋にあふれる音に負けずにいい合…

  • 淡い目論見

    君の淡い目論見は形を作ることもなく消えたまた次の機会を待つ間に今日のことも忘れてしまうだろうあの人にもう少し思いやりがあったらなんて愚痴に時間を取られ左右の履…

  • 主役

    リビングの様子が変わっていた模様替えが趣味の妻の仕業だソファの位置と向きが変っていて合わせて何もかもが移動しているリビングの主役がソファだったと再認識職場でも…

  • 日頃から少しずつ

    狭い場所に木や草が過密状態でみんな元気が足りない枝を落としたり草を引いたりしているとみんな元気になってきた日頃から少しずつ手入れをしておけばよかったそれは自分…

  • カサカサ

    雨が降って風が吹いて落ち葉の道が出来ていた踏み締めればカサカサと乾いた音をたてるのはどのくらい先のことだろう人を連れた白い犬が首をかしげてじっと佇んでいる僕が…

  • また会えるかな

    じわっと紅くなったと思ったらあっと言う間に消えた控え目な夕焼けは物悲しさもあとを引くあの人とは遠く離れても思い出がすっかり沈んでしまうまでは繋がってる気がする…

  • 目覚め

    まるで目覚めたような感覚じゃあ今までは寝ていたのかと言われればまどろみの中だったと答える今は自分に関係のない話の中やたまたま見つけた文章の中に答えを見つけたり…

  • まあいいじゃないか

    雨あがりに立ちあがる山霧はまるで地球の深呼吸水墨画みたいな景色の中に山桜がほんのり色をつけてる僕はといえば長引いた昼寝が今日やりたかった事をうんと後ろに追いや…

  • 新しい風

    職場に新しい風が吹く誰も彼もがどんな風になるんだろうかと吹く前から戦々恐々誰よりも元気で力のある人が5年ぶりに復帰したこれしかないと必死に付いて行く人醒めた目…

  • ふと足を止めてしまったのは風がなかったから風になれなかった空気は頬に絡みついて僕を誘う走ってしまえば頬に当たる空気は風になるだけど本当は止まっているから風にな…

  • 誰もいない夜道

    日に8000歩の目標に850歩足りないと風呂上がりに気付いて歩きに出た午後9時街灯が作った僕の影は歩く度に伸びて10mほどになった小学生の時はこれだけで充分遊…

  • 生きてるって感じ

    土曜日の午後やらなくてはならない事とやりたい事を順番にこなしてそんな予定通りになんだか違和感を感じる真っすぐで平らな道を同じペースで歩くとまるで仕事みたいな作…

  • 覚醒

    全身を覆う薄い膜が破れそうで破ろうとして破れなかったりすることはよくある破れるときってまるで最初から膜なんてなかったみたいにすんなりと脱げるそれが今日の僕だま…

  • 信号機

    自転車で行く目的地まで5kmその間に信号は七つあった最初の二つが青でラッキー三つ四つ五つも青で凄いなそしていつも必ず信号待ちになる六つ目も奇跡的に青だったこの…

  • 波打ち際が呼んでいる

    テトラポットの向こうの海は僕が見たい海じゃなかった波打ち際のある海を見に行きたいと思ったけど足の疲れや残された時間このあとやる事を考えるとこのまま帰るのが一番…

  • すっぴんと未確認情報

    朝寝坊したというその女性はすっぴんでやって来た本人からそう言われるまで気付かなかったけど前髪をかきあげて「ほらっ」とほとんどない眉毛を見せられてやっとそうなん…

  • 理想

    友達のスマホが鳴って友人が亡くなったという昨日まで普通に過ごしていて今朝冷たくなっていたとついさっきまで逝くときは急であっさりなのが理想だと君は話していた現実…

  • 小さなトレーニング

    明日は牛乳を一本買って来てほしい確かに依頼されたけど忘れてしまいそうだ忘れていてもその日のうちに忘れていたのを思い出せば問題はないけど出来れば忘れたくないだけ…

  • ハイタッチ

    いつものバーでLIVEがある出演者は知らない人だけど行くよと言ったけど 雨なら行かないとも予定変更するには充分な雨 行かないほうに気持ちは満票そのつもりで外を…

  • 園児の微笑み

    抱っこされている園児と目が合ったにっこり微笑んでくれてるマスクをしている僕は目で思いっきり微笑んだもう一度見るとまたにっこりしてくれた僕は顔から目がはみ出そう…

  • 春の気配

    三月の冷たい風は冬のとは違って春の気配を感じると言いたいけれど本当は冷たさ速さは冬のそれと変わらないそれでも人は期待と願いを込めて春を感じようとする誰かが言い…

  • あられ

    ウォーキングに出ると雨が降ってきた家を出てまだ500mほど行くか戻るか迷うところ上着の袖に目をやると白い粒あられだったあられなら迷うことなく行くさも前々から決…

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