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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 行年の

    源実朝塵をだに据ゑじとや思ふ行年の跡なき庭をはらふ松風押し迫ってきた今年もあと一日今日はまた飯台の茶事の水屋四回目お客様は社中の四名席中のお酒がよく売れたようだ今年は自宅で安居の会という月釜を披いていたのを五月に終了した19回続いたが何でも限界がある年齢、体力経済的事情、家庭環境の限界だからこそ出来るときには茶事をしようと思ういつもつたない私目のブログをご覧頂きまして感謝申し上げます行年の

  • あはれは深き年の暮かな

    寂蓮知る知らずみちゆき人のけしきにもあはれは深き年の暮かな今日は二十九日カレンダーを見ると小晦日コツゴモリとある小晦日(こつごもり)は、大晦日オオツゴモリ、大みそかの前日。陰暦では12月29日を、陽暦では翌30日を指す。「朔咲く」が月が現れることを意味するのに対し、「晦」は月が隠れることを意味する。今日はサカチカさんちの茶事の水屋に入る飯後の茶事だ。サカチカさんの茶事は月に一日がいつもだがこの年末には頑張って茶事を四日間するそのうちの三日間はもう済んだのであと一日明日十二月三十日小晦日の茶事だあはれは深き年の暮かな

  • 魚鳥の心

    魚鳥の心はしらず年わすれ芭蕉魚は水に飽かず、魚にあらざればその心を知らず。鳥は林をねがふ。鳥にあらざれば其心を知らず。「方丈記」今日は綱島のふくもとで食事会今年も押し迫って何かとあわただしく過ごし心を忘れてしまうからゆっくり食事するいつものメンバーではなく倍様と二人だけ伏見のお酒の玉乃光ついつい飲んでしまいすっかりいい気分になってしまった写真はかに雑炊今日も美味しかったですな完食何度かお店にいらっしたことのあるお客様が村雨庵のブログをご覧になって下さって以前清昌堂やましたの茶会へ行ったことをアップしたのだが同じ茶会にご一緒だったようであるふくもとも共通のお気に入りのお店ご縁があるのでしょうでもその話し伺うととても恥ずかしくて何と言えば良いのか焦ってすぐさま話題を変えてしまった申し訳ないつたない文章のつたな...魚鳥の心

  • 年は暮れぬる

    西行おしなべておなじ月日の過ぎゆけば都もかくや年は暮れぬる今年もあと四日大晦日に従姉が泊まりに来るので部屋を片付けるいるか要らないか不明の紙類の何と多いこと朝のテレビで紙類の整理方法をみた八割は捨てられるらしいがマメでないとできないどうも無理そうだ来年は辰年辰は「振るう」に由来し、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる、状態を表す。とネットに出ていた。年は暮れぬる

  • ひとりゐクリスマス

    胡桃など割つてひとりゐクリスマス山口青邨今日は月曜日クリスマス親戚からメリークリスマスのライン友人から山下達郎の「雨は夜更け過ぎに」の歌付ムービーがラインで来た今日はのんびりテレビを見て昼寝の日なんだかその方が疲れた感じむしろ忙しく出掛けた方が楽かもねひとりゐクリスマス

  • らふそくの

    らふそくの燃えゆくはたのしクリスマス青邨今日はクリスマスイブ青邨とは山口青邨ヤマグチセイソン山口青邨は、1892年5月10日~1988年12月15日日本の俳人・鉱山学者。岩手県出身。東京大学名誉教授。本名は吉郎。初号は泥邨。高浜虚子に俳句を師事、工学博士として東京大学に勤めながら俳誌「夏草」を主宰した。(ウィキペディアより)今日は昨日と同じサカチカさんちの茶事の水屋続けての茶事だが亭主と水屋のわたくしめ案外疲れていない元気だ夜はM-1グランプリみてるらふそくの

  • 野の中に土御門家や

    野の中に土御門家や冬至の日太祇土御門家は天文・暦数・陰陽道を司る公家。姓は安倍。平安中期の陰陽頭であった安倍晴明の子孫で,室町時代の有宣アリノブの時から土御門家を称した。昨日は冬至だった今日は上皇陛下の御誕生日明日はクリスマスイブゆめぴりかの日今日はサカチカさんちの茶事水屋飯台の茶事いつもと違う懐石の出し方汁替えはなし一文字のご飯は物相に味噌汁と煮物椀は金色でお酒は飯椀の蓋につぐなどなどお客様参加型だ茶事楽しいね野の中に土御門家や

  • 歩ホにとられ行ユク冬至哉トウジカナ

    陰陽師オンミョウジ歩ホにとられ行ユク冬至哉トウジカナ太祇陰陽師には禹歩ウホという呪法があるらしい足で大地を踏みしめ呪文を唱え千鳥足の様に前進して歩く呪法だ基本は北斗七星の柄杓方を象カタドってジグザグに歩くものであるが、九宮八卦の九星配置を象って歩くやり方や、片足を引きずりながら歩いて地面に図形を描くといったものもある今日は冬至あさから寒い予約してある美容院で、パーマをかけ予約なしのいつもの医院へ薬をもらいに行くなんと言うことない穏やかな日常ありがたいことだ歩ホにとられ行ユク冬至哉トウジカナ

  • み山もそよに さやぐ霜夜を

    藤原清輔君来ずは一人や寝なむ笹の葉のみ山もそよにさやぐ霜夜を藤原清輔(ふじわらのきよすけ)は、平安時代末期の公家・歌人。藤原北家末茂流、左京大夫・藤原顕輔の次男。官位は正四位下・太皇太后宮大進。初名は隆長。六条を号す。六条藤家3代。看々臘月尽みよみよろうげつつく今日は水曜稽古掛けものはこれいつも年末はこの掛軸点前を終えて帰り際よいお年をと年末の挨拶早いね一年写真は頂戴したおはぎと栗蒸し羊羹美味いみ山もそよにさやぐ霜夜を

  • 冬の日の雲

    与謝野晶子二もとの裸銀杏を前にして火を焚くうへの冬の日の雲冬の雲月を去なして霽れにけり今日は火曜日大安シュークリームの日だそうだ明日は20日上弦の月冬の日の雲

  • うさのみまさる世を

    紫式部ふればかくうさのみまさる世を知らで荒れたる庭に積もる初雪江戸時代の和歌や俳句ちょっと見ただけでは読めない崩し字の読み方にも通ってるがだからといってその通りに崩してないから特に江戸時代のは読みにくいなかなか読めなかったが集中して読み始めると違ってるところがあると思うが何とか読めた夏をよしといふ人あり冬の夜小座敷にてこもり語り遊わべうぞまさるべけれといふもありくらべんとさぞないそげむまわり炭違ってるところあるかも知れないがとりあえず読んだ夏が良いねという人がいるまた冬の夜の小座敷にこもって語り合い遊ぶ事こそ何よりのまさる楽しみよと言う人ありまわり炭はくらべるからさぞかし急いで炭をついだのだろうてな事うさのみまさる世を

  • みやこのかたぞ恋ひしかるべき

    源順越の海に群はゐるともみやこ鳥みやこのかたぞ恋ひしかるべき源順ミナモトノシタゴウ平安中期の歌人、漢学者。三十六歌仙の一人。梨壺の五人に撰ばれ「万葉集」の古点や、「後撰集」の編集に当たった。家集に「源順集」があり、「無尾牛歌」などすぐれた漢詩文の作品が「本朝文粋」に収められ、百科的辞書「和名類聚抄」の著もある。また、「宇津保物語」「落窪物語」の作者にも擬せられている。延喜一一~永観元年(九一一‐九八三)今日は森金さんの茶事ベランダからの景色が良い富士山が見えたらもっと良いのだが今日は残念見えないでもユリカモメが飛んでいた今日はお客様で招かれたのんびりいられて嬉しい水屋の担当は結構緊張するご飯を炊くタイミングコンロにかけたお鍋の存在席中の亭主の進行程度忘れると大変だあちこちあれこれ気をつけていないといけな...みやこのかたぞ恋ひしかるべき

  • 昼寝の夢

    極月の昼寝の夢のはかなしや草城写真は「ルシアの猫」という名のサフランパン今日は木曜稽古午後に遊びに見えたシモちゃんと第二子の4ヶ月の赤ちゃんその時お土産に持ってきてくれた手作りのパンだスウェーデンではクリスマスシーズンにLussekatt(ルッセカット)「ルシアの猫」という名のサフランパンを食べるとか。美味しかった。赤ちゃん今度は女の子可愛かったまた来てね猫のミーちゃんも待ってます昼寝の夢

  • 筆の往来や

    何事も筆の往来や冬籠千代女時節柄、歳暮の御礼の手紙やメールが行き来するこの頃今日は水曜稽古掛け物は雛屋立圃の色紙雛屋立圃ヒナヤリュウホ江戸時代初期の狩野派の絵師、俳人。文禄4年〈1595年〉~寛文9年9月30日〈1669年10月24日〉姓は野々口、名は親重。号は立圃、立甫、甫、松翁、日祐、風狂子。野々口立圃としても知られる。俗称は紅屋庄衛門、市兵衛、次郎左衛門、宗左衛門など諸説がある。絵師としては狩野派。先祖は地下侍といわれる。京都一条に生まれ、父の代に丹波から京へ上り、雛人形を製造・販売し、雛屋を称す。俳諧を松永貞徳、連歌を猪苗代兼与に、和歌を烏丸光広に学び、書は尊朝流。絵画は狩野探幽、俵屋宗達、土佐派を学んだとも。筆の往来や

  • 短日

    柿落ちてうたた短かき日となりぬ夏目漱石今日は古筆研究会八代集『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』『後拾遺和歌集』『金葉和歌集』『詞花和歌集』『千載和歌集』『新古今和歌集』これの覚え方今後私語は禁止せしこんごしごはきんしせし古今→こ(ん)後撰→ご拾遺→し後拾遺→ご(は)金葉→きん詞花→し千載→せ新古今→し今後私語は禁止せし覚えようすぐ忘れてしまうけど短日

  • 狐の飛脚通りけり

    草枯て狐の飛脚通りけり蕪村お昼にお友だちが二人遊びにお越しなだ万のお弁当のお持たせにそれに香の物を三種セロリの漬物おくらの漬物干し沢庵おいしくお昼を完食そのあとはお喋りして2時になると紅茶にお持たせの和栗モンブランのケーキこのところ食べ過ぎか狐の飛脚通りけり

  • 馬やり過す

    山路来て馬やり過す小春哉夏目漱石わりと暖かいのでコートも軽いものおかげで肩もこらず動きが軽い今日は小さな忘年会場所は綱島のいつもの「ふくもと」でお食事秋田雪の茅舎宮城浦霞禅伏見玉乃光順にお酒を頼んでおちょこで乾杯楽しい嬉しい美味しい馬やり過す

  • 金屏の松

    金屏の松の古さよ冬籠芭蕉今日は金曜日食事会帝国ホテルの二階レセゾンでランチ師走のレストランは満席だった金屏の松

  • かそけき木の葉

    炭取の底にかそけき木の葉かな芥川龍之介今日は木曜稽古家の回りに落ち葉が目立ち始めたわが家のもみじだ紅葉して少し赤いが茶色も入ってる今年の紅葉はあまりほめられない落ち葉は隣家まで散らばったり路の片隅に吹き寄せになったりさっさと箒で寄せて塵取りで集めて捨てる雨が降らなかったので乾いてるからかさこそ逆らいつつも塵取りに収まる抵抗して逃げてばかりの落ち葉は手でつまんで捨てるあまり寒くないのでらくだ今日の掛け物は横井也有ヨコイヤユウ【横井也有】江戸中期の文人・俳人。名は時般(ときつら)。別号、野有、知雨亭、蘿隠など。尾張藩の御用人となり、大番頭・寺社奉行などを兼ねたが、五三歳で致仕し知雨亭に隠棲、風雅な余生を送った。武道、詩歌、狂歌、書画、謡曲などにすぐれ、多芸多能の人。著「蘿葉集」「垤集(ありづかしゅう)」「鶉衣...かそけき木の葉

  • よろこぶ しはす哉

    尻もちをつきてよろこぶしはす哉季吟北村季吟キタムラキギン江戸前期の古典学者、俳人、歌人。通称、久助。号は拾穂軒(しゅうすいけん)・湖月亭・慮庵。近江の人。松永貞徳に和学・俳諧、飛鳥井雅章に和歌を学び、のち幕府に仕える。和漢・神儒仏の学に精通し、中世以後の古典の注釈を集大成。門弟に芭蕉、素堂などがある。著は「徒然草文段抄」「源氏物語湖月抄」「枕草子春曙抄」「万葉集拾穂抄」、句集「新続犬筑波集」など。寛永元~宝永二年(一六二四‐一七〇五)今日は小熊の会七事式をする為にクマショウさんのお宅へ向かうクマショウさんの床の間には「無事」がかかっていた師走ですなあよろこぶしはす哉

  • 書院へ通る寒さ

    使者ひとり書院へ通るさむさかな其角今日は寒かった読売文化センターへ行く「千利休わび茶の世界」今日は佐々木道誉ササキドウヨ永仁四~応安六=文中二年(1306―1373)佐々木高氏ササキタカウジ京極道誉キョウゴクドウヨ京極高氏キョウゴクタカウジともよばれる南北朝期の武将。近江国の豪族。はじめ北条高時に仕えたが、のち足利尊氏に従い、室町幕府創設に功があった。近江、上総、出雲などの守護をかねる。歌道、香道、茶道のたしなみも深かった。法名勝楽寺徳翁導誉。バサラ大名。いよいよ冬か夕方になるにつれ寒さは増してくる熱々の肉まんをコンビニで買った写真は横浜の花屋さんクリスマスっぽくなってる書院へ通る寒さ

  • 冬木立

    さはつたら手も切やせん冬木立一茶今日はASANOの誕生日会場所は銀座の一丁目ポーラのビルの上にあるフランス料理のお店ギンザシェトモへランチは四皿でも満足したまた行きたいね冬木立

  • 冬の日や

    冬の日や障子をかする竹の影龍之介今日は護国寺の茶会へ行く予定だったが行けなくなった昨日は、よく歩いた正札会の会場をぐるぐるとはいた靴が朝から合わずバンドエイドを貰って貼ったがずっと痛い今日はそのせいもあり足が痛く体調も良くない考えたが明日も出掛けるし茶会へ行くのをやめにした茶券は頂いたのだが誠に申し訳ない今日はずっと寝てた冬の日や

  • 星きらめきて風の声する

    与謝野晶子冬の空針もて彫りし絵のやうに星きらめきて風の声する寒天へ掃き出す埃に今日は銀座の谷庄へ何も買わないのは寂しいいくつもあるが取り敢えず出し袱紗を買ったその後は近くの地下に降りたイタリアンでランチ昨日に続きワインで乾杯タクシーを拾って東京美術倶楽部の正札会へお弟子様が棗が欲しいとのこと棗に中次それだけを見て四階から三階二階また四階へと早足で巡るお弟子様は棗をもとめたそれぞれがお道具を買って荷物をもっている事嬉しい顔だ一日があっという間楽しい時間はすぐ過ぎるね星きらめきて風の声する

  • うたた短かき日となりぬ

    柿落ちてうたた短かき日となりぬ夏目漱石日暮れの早いこと今日の日没は16:28今日は文の会いつものイタリアンで待ち合わせ写真のワインとおつまみパスタ2種類をシェアして満足帰りにコンビニでスイーツ買って家で食べるしあわせ二人で噛み締めた今日は伊勢物語八十段まで読んだ八十段(衰えた家)むかし、おとろへたる家に、藤の花植ゑたる人ありけり。三月のつごもりに、その日、雨そほふるに、人のもとへ折りて奉らすとてよめる。ぬれつつぞしひて折りつる年のうちに春はいく日もあらじと思へばうたた短かき日となりぬ

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