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青萄ぶるう https://blog.goo.ne.jp/decollo07

ブログ17年目 <趣味> 俳句 植物観察 散歩写真 濫読 猫好き  

写真ブログ / 散歩写真

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青萄(せいとう)
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2009/02/20

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  • 草間時彦/年越や使わず捨てず火消壷

    今年も娘手配のおせち届く大将と女将さんが寝ずに作りヨシノさんが詰めたものこのヨシノさん(後期高齢者)が働き者過ぎて…ワタシはいつも「ヨシノさんを見よ!」と娘に比べられて呆れられて…心底メーワクしている(泣)久保田万太郎/鉄瓶の蓋切りて年惜みけり大晦日まだしがみつく濡れ落葉/森青萄草間時彦/年越や使わず捨てず火消壷

  • 松尾芭蕉/年暮れぬ笠きて草履はきながら

    冬眠前の蛙与謝蕪村/芭蕉去つてそののちいまだ年くれず小林一茶/ともかくもあなた任せのとしの暮つごもりもとはのねはんをいきてけり/森青萄松尾芭蕉/年暮れぬ笠きて草履はきながら

  • 山口誓子/楡枯れぬ露西亜軍楽隊いまはなき

    枯蔦木村左近/石を抱く力ゆるみて蔦枯るゝ吹かるまゝ枯蔦つひに憑依する/森青萄山口誓子/楡枯れぬ露西亜軍楽隊いまはなき

  • 飯田龍太/紙ひとり燃ゆ忘年の山平ら

    男体山大竹きみ江/耳しひのひとり笑はず年忘れ凧小さくぐんぐん死地へ行かむとす/森青萄飯田龍太/紙ひとり燃ゆ忘年の山平ら

  • 松尾芭蕉/ぴいと啼く尻声悲し夜の鹿

    金森匏瓜/鹿聞いて奈良を寒がる女かな講堂跡まぼろしの鹿ぴいと啼く/森青萄松尾芭蕉/ぴいと啼く尻声悲し夜の鹿

  • 飯田蛇笏/冬耕の婦がくづほれて抱く児かな

    今日の冬の月この数日冬耕のトラクター🚜が走り行き交っている荒起こしの後麦を撒くところもそのままのところもあるいずれにしても正月前の田畑の美観維持と雑草対策であろうか飯田龍太/冬耕の日かげ片澄む楢林幻想の牛血しぶきの跡雪の跡/森青萄飯田蛇笏/冬耕の婦がくづほれて抱く児かな

  • 西東三鬼/空青しかじかむ拳胸を打つ

    十月桜井沢正江/悴みて見知らぬ街を行くごとし数え日へ悴み十月桜かな/森青萄西東三鬼/空青しかじかむ拳胸を打つ

  • 佐野まもる/屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

    ピラカンサ(トキワサンザシ)赤松蕙子/湯上りの子のまくれなゐクリスマス佐野まもる/屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

  • 姫井苔青/土間暗く雪沓のみが真新らし

    村越化石/雪沓穿く広き背にいふ頼みごと雪沓という立派なものは知らないが…雪が降る子供のころ親は長靴に縄をぐるぐるまいて縛って穿いていたその縄も藁を綯って作るし雪の吹き込みを防ぐのに筵も作って使っていた今思えば筵は用途が広い田舎の昔はほぼ自給自足に近い生活だったような気がする戦後を経て高度経済成長の始まる少し前までである周囲と比べても貧しいがそれほど不幸だとも思わなかった時代姫井苔青/土間暗く雪沓のみが真新らし

  • 飯田蛇笏/山国の虚空日わたる冬至かな

    日光連山松本旭/冬至南瓜しくりと割れば妻の国島津友之助/冬至粥すすりて一家すこやかに飯田蛇笏/山国の虚空日わたる冬至かな

  • 日野草城/大芭蕉從容として枯れにけり

    日光連山↑外水道凍結防止↓12月から3月まで一見小型のティラノサウルスに見える🦖管裸馬/枯芭蕉誰にかも似し我も似し何に憑依せむ吹き戯れの枯芭蕉/森青萄日野草城/大芭蕉從容として枯れにけり

  • 佐藤紅綠/冬枯や泥によごれし馬が来る

    枯るるススキとササ笹の黄葉が思ったよりもキレイ🎵山上樹実雄/枯れ果てて川の真中は流れをり執念と執着異相枯れしもの/森青萄佐藤紅綠/冬枯や泥によごれし馬が来る

  • 原 石鼎/煙なき牡丹焚火の焔かな

    平井照敏/牡丹焚く宙に青衣の女人の手牡丹焚く塹壕足の転りぬ/森青萄原石鼎/煙なき牡丹焚火の焔かな

  • 聖夜劇わづかな違ひヒト・ケモノ/森 青萄

    今日午後5時の笠雲(かなり寒い)↑臘梅の実↓聖夜劇わづかな違ひヒト・ケモノ/森青萄

  • 虚仮の世の踏絵火ダルマ落ち椿/森 青萄

    虚仮の世の踏絵火ダルマ落ち椿/森青萄

  • 白鳥来アルゴリズムがみせしもの/森 青萄

    小鴨のように見える↑案外減らないゴンズイの実↓そもそも今年は鳥が少なかった白鳥来アルゴリズムがみせしもの/森青萄

  • 仙人のヒゲ風に飛ばさる影法師/森 青萄

    かろうじて残り風に吹かれる仙人の髭↑摘果の終った林檎畑↓仙人のヒゲ風に飛ばさる影法師/森青萄

  • 山田みづえ/楪の何に別るる月日かな

    ゆづりは(楪)ゆづりはは新年の季語楪の実↓轡田進/楪の葉総(はぶさ)かさぬる樹相かな山田みづえ/楪の何に別るる月日かな

  • 中田みづほ/雪吊の縄あまた切れ弥彦晴れ

    秋明菊の絮南天の美↓西本一都/地震(なゐ)はげし雪吊の縄切れ縮み雪塊のごと白鳩の降りにけり/森青萄中田みづほ/雪吊の縄あまた切れ弥彦晴れ

  • 松本正雄/聖母像の高さより烏瓜落とす

    今年は烏瓜見ないなぁと思っていたのだが…過去に見た場所を辿ってみたら…ありましたよ電柱に↑ここは全く構われない地域らしい普通は刈り払われる運命の烏瓜なのだが…当然のごとく木にも絡まる烏瓜↑藪があるため近くには行けません↓但馬美作/落日の落し子ここに烏瓜世間虚仮(せけんこけ)笑み獰猛に烏瓜/森青萄松本正雄/聖母像の高さより烏瓜落とす

  • 秋元不死男/ひとつ枯れかくて多くの蓮枯るる

    ぬくい夕暮れ↑枯れ蓮↓村上鬼城/蓮の葉の完きも枯れてしまひけり戦場の記憶に憑依枯るる蓮/森青萄秋元不死男/ひとつ枯れかくて多くの蓮枯るる

  • 中川宋淵/茶祖に遇ふやうなこの道冬ぬくと

    散歩コースに藪椿がたくさん咲き出した毎日食べても飽きないどら焼き↓池内たけし/冬ぬくしお玉杓子の居らうとは匍匐して空白地帯冬暖か/森青萄中川宋淵/茶祖に遇ふやうなこの道冬ぬくと

  • 石山耶舟/ぬかるみをよけて猫来る漱石忌

    午後4時過ぎ↑12月とは思えない陽気なんなら年末もこのままでいいと思う?今日は漱石忌(12/9)小谷先生の愛猫↓一寸お借りしました😻漱石の猫は吾が輩日向ぼこ/森青萄石山耶舟/ぬかるみをよけて猫来る漱石忌

  • 中川宗淵/臘月の夜が白みくる浪がしら

    気分転換には散歩軽鴨がけっこう多い↑今日は日光連山も霞がち…黄砂のせい?十月桜が盛り返すサマ↓臘月は陰暦12月の異称だが師走ならば陽暦の12月を指しても許されるらしい…詳細は不明建前より現用優先か原石鼎/臘月や檻の狐の細り面臘月の十月桜咲きかへす/森青萄中川宗淵/臘月の夜が白みくる浪がしら

  • 篠田悌二郎/シャッ赤く来しが枯葉に鞭鳴らす

    兵隊はススムほかなく枯野原/森青萄篠田悌二郎/シャッ赤く来しが枯葉に鞭鳴らす

  • 西東三鬼/落葉して木々りんりんと新しや

    サンカクフウ日野草城/高きよりひらひら月の落葉かな閑けくも先究まりぬ落葉哉/森青萄西東三鬼/落葉して木々りんりんと新しや

  • 岡田真峰/紅葉散るしづけさに耳塞がれつ

    イロハモミジ藤田露紅/滝道や火の粉のごとく紅葉散る呪詛の民まつろはぬ民紅葉散る/森青萄岡田真峰/紅葉散るしづけさに耳塞がれつ

  • 田中灯京/冬の田へ聞かせるように口笛吹く

    こんなところにスズメさん↑雪雲は出るのに雪は降らない↓大野林火/冬田より夕日の鴉上田城翼あらばみな空の王冬田道/森青萄田中灯京/冬の田へ聞かせるように口笛吹く

  • 岸田稚魚/うしろより日のすり抜ける帰り花

    ツツジの帰り花↓成瀬桜桃子/あやまちは神にもありぬ狂ひ花岸田稚魚/うしろより日のすり抜ける帰り花

  • 秋元不死男/初霜や斧を打ちこむ樹の根つこ

    今日午後4時過ぎの草紅葉↑日光連山の冬夕焼け↓日野草城/初霜やひとりの咳はおのれ聴く優駿の凪ぎわたる眼や霜の朝/森青萄秋元不死男/初霜や斧を打ちこむ樹の根つこ

  • 野見山朱鳥/北風やイエスの言葉つきまとふ

    冷ゆるたましひ華やぎの紅葉の死/森青萄野見山朱鳥/北風やイエスの言葉つきまとふ

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