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青萄ぶるう https://blog.goo.ne.jp/decollo07

ブログ17年目 <趣味> 俳句 植物観察 散歩写真 濫読 猫好き  

写真ブログ / 散歩写真

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青萄(せいとう)
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2009/02/20

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  • 春深し・春闌(はるたけなは・はるたく)・春更く

    カキドオシ(垣通し)↑街道の地蔵↓強風の吹き荒れる隙間をぬって日光裏街道散歩安住敦/春深し妻と愁ひを異にして中島斌雄/春深き月光触るる椅子にあり前田普羅/春更けて諸鳥啼くや雲の上春闌やままよ生体認証キー/森青萄春深し・春闌(はるたけなは・はるたく)・春更く

  • 暮の春・暮春・春の果

    ガマズミ↑ムラサキケマン↓💬季語<暮春>は春の夕暮れのことではありません池内たけし/春暮るゝ花なき庭の落花かな芝不器男/人入つて門のこりたる暮春かなコンピューターの行動予測暮春欺く/森青萄暮の春・暮春・春の果

  • 落花(らくくわ)・花吹雪・飛花(ひか)

    林檎の花咲き初(そ)む↑日光でも桜散り初む↓天野草秋子/空青しなほも落花を含みゐて三橋鷹女/めんどりよりをんどりかなしちるさくらチェーカーとすれちがふ橋飛花落花/森青萄落花(らくくわ)・花吹雪・飛花(ひか)

  • 風光る・光風・風眩し

    今日は散歩して光る湖面と5分咲き里桜森澄雄/三月風ひと日ひかりてはたと寒し平井照敏/風光るこころの端の千利休光風や湖面白砂のやうに吹く/森青萄風光る・光風・風眩し

  • 山桜

    ハナニラ↑赤銅の葉と白花が同時に展開するヤマザクラ↓ほぼほぼ満開に飯田龍太/晩年の父母あかつきの山ざくら臼田亜浪/山桜白きが上の月夜かな山桜セブンサムライといふウォッカ/森青萄山桜

  • 長閑(のどか)・のどけし・駘蕩(たいとう)

    スミレ正岡子規/のどかさや杖ついて庭を徘徊す中川宋淵/のどかさや雛子(ひよこ)の中の馬の顔長閑(のどか)・のどけし・駘蕩(たいとう)

  • 晩春・季春(きしゆん)・末の春

    ハナモモかな?↑道端のイヌナズナ↓晩春は近代になって使われはじめた季語有働亨/晩春のとろりと海や母郷見ゆ河合佳代子/晩春の一日母が奈良の旅季春のトチノミたつた一顆の熱狂/森青萄晩春・季春(きしゆん)・末の春

  • 四月

    林床にニリンソウの群れ↑ポツンと落ちていた栃の実↓秋元不死男/老農に浅蜊水吐く四月かな相生垣瓜人/四月には魚も愚かになると云ふ四月聞く草の悲鳴もオーバーフロー/森青萄四月

  • 枝垂桜(しだれざくら)・糸桜・しだり桜

    今日の枝垂桜🌸気温上がり沸き立つように百花繚乱の兆し富安風生/まさおなる空よりしだれざくらかな大野林火/しだれざくら女の囲む中に垂る中村汀女/糸夜はみちのくの霧深く上空の哨戒ヘリやさくら垂る/森青萄枝垂桜(しだれざくら)・糸桜・しだり桜

  • 土筆(つくし)・つくづくし・土筆摘む

    大風と大雨の後ダンナの食用に土筆を摘みにいったちょっとしょっぱいつくだ煮になってしまったが…ダンナは春を実感するために土筆を食べないと気が済まないらしいほぼほぼコントロールの効かないワタシに命令はしないが…ソレトナク土筆の話題を振ってくるのだった💦石塚友二/疾風の竹の下なる土筆群植原抱芽/土筆汁一ひらの湯気あげにけり土筆下処理サイバーセキュリティ強化/森青萄土筆(つくし)・つくづくし・土筆摘む

  • 晩霜(おそじも)・遅霜・別れ霜

    林檎に先駈けて咲いた巴旦杏の花↑霜注意報が出ている日光石塚友二/晩霜の気配に澄めり星の空赤城さかえ/頬の痩せ肋の痩せや別れ霜晩霜(おそじも)・遅霜・別れ霜

  • 甘茶・五香水・甘茶仏

    大春荒れの日光連山↑ヤマザクラも咲きだす↓飛ばされそうな大風に湖面も波立つ甘茶とは木甘茶の葉と甘草の根を煎じた甘すぎる茶日光山輪王寺では五大明王像(木像)の秘仏初公開始まる池内たけし/甘茶仏すこしまがりて立ち給ふ日野草城/末法の甘茶を灌ぎたてまつる長屋秋蟬洞/狂女の手甘茶そそぎてきりもなし甘茶舐むメフィストフェレスの微笑/森青萄甘茶・五香水・甘茶仏

  • 花曇(はなぐもり)・養花天

    スーパーの帰りに急いで撮った駅前の桜雨がポツポツと来てこれから本降り福永耕二/レグホンの白が混みあふ花曇米谷静二/度はづれのわが寒がりや養花天さき伸ばすピークアウトや養花天/森青萄花曇(はなぐもり)・養花天

  • 春昼(しゆんちう)・春真昼

    終焉のハクモクレン福田甲子雄/春昼や子が笛鳴らす遺族席平畑静塔/春昼や腑分して来したゞの顔スパイ防止法なき国の春昼/森青萄春昼(しゆんちう)・春真昼

  • 春の闇・春闇

    青木月斗/大濤が動かしゐるや春の闇田村木国/春の闇渚も音をおさめけり春闇や量子コンピューターに影/森青萄春の闇・春闇

  • 松の花・松の蕊・十返りの松

    河川敷には赤松が多い※メタマテリアル(負の屈折率)平井照敏/雨雲の去りては到る松の花佐藤鬼房/松の花何せんと手をひらきたるメタマテリアルさみどりに松の花/森青萄松の花・松の蕊・十返りの松

  • 水温む(みづぬるむ)・温む水

    杉田久女/水底に映れる影もぬるむなり佐藤鬼房/しなやかな子の蒙古痣(あざ)水温む水温むスペクタクルの水の地球(ほし)/森青萄水温む(みづぬるむ)・温む水

  • 竹の秋・竹秋(ちくしう)

    竹秋は陰暦3月の異名永井荷風/夕方や吹くともなしに竹の秋神保愷作/四五本の竹の秋なるあかるさよ大峯あきら/顔老いし鞍馬の鳶や竹の秋竹秋のサプライチェーン調ひぬ/森青萄竹の秋・竹秋(ちくしう)

  • 春の宵(はるのよひ)・春宵(しゆんせう)・千金の夜

    ツノハシバミ↑アブラチャン↓ぼんやりと霞む春石田波郷/春宵やセロリを削る細身の刃下田明子/春宵の皆殺されし沙翁劇インセンティブなき千金の夜の悪寒/森青萄春の宵(はるのよひ)・春宵(しゆんせう)・千金の夜

  • 四月馬鹿・万愚節・エイプリルフール

    様子を見に行った二度目の今日あちこちに咲き出して来ましたミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)天気は結構な荒れ模様でした岡本圭岳/四月馬鹿母より愚かなるはなし中島八重女/わが練り辛子に泣きて四月馬鹿ファストロープ降下つぎつぎ鶯神楽咲く/森青萄四月馬鹿・万愚節・エイプリルフール

  • 花時(はなどき)・桜時・花支度

    キブシ↑トゲがないので(たぶん)ウルシ↓青木月斗/花時の博物館をのぞきけり野見山朱鳥/花時も天上天下唯我咳く林徹/桜どき汽車谷底に折れまがる桜時インターポールより電話/森青萄花時(はなどき)・桜時・花支度

  • 春祭(はるまつり)

    黄砂の中に咲く河津桜気温は高いが…🌸飯田龍太/刃を入れしものに草の香春まつり前田普羅/雨となりやがて夜となる春祭春祭タックスヘイブン経由して/森青萄春祭(はるまつり)

  • 六阿弥陀詣(ろくあみだまうで)・六阿弥陀

    八重咲きの白梅↑紅梅↓佐久間龍花/六阿弥陀梅見つゝ道はかどらず正岡子規/野の道や梅から梅へ六阿弥陀安岡浄机子/六阿弥陀とて坂多き埃路を六阿弥陀詣(ろくあみだまうで)・六阿弥陀

  • つちふる(霾る)・黄沙

    つちふる夕日と男体山中村汀女/真円(まんまる)き夕日霾(つちふる)なかに落つ山崎星童/霾ぐもり大鉄橋は中空に紅麹センシティブなる霾晦(よなぐもり)/森青萄つちふる(霾る)・黄沙

  • 杉の花

    柴田白葉女/杉の花光り降りつつ滝ほそし春北風(はるならい)そこもペーパーカンパニー/森青萄杉の花

  • 菜種梅雨・春の長雨

    森川暁水/唄はねば夜なべさびしや菜種梅雨菜種梅雨けぶる江戸橋ジャンクション/森青萄菜種梅雨・春の長雨

  • 蒲公英(たんぽぽ)

    細見綾子/しあはせに短かたんぽぽ昼になる山口青邨/たんぽぽや長江濁るとこしなへ蒲公英と銃を把持せしマニピュレーター/森青萄蒲公英(たんぽぽ)

  • ものの芽・芽・物芽(ものめ)

    ホトケノザ↑フユシラズとヒメオドリコソウ↓西山泊雲/花園日記図でものの芽をたどりけり中村汀女/ほぐれんとして傾ける物芽かな不自由も娯楽のひとつ物芽出づ/森青萄ものの芽・芽・物芽(ものめ)

  • 春分・中日・春分の日

    以前土手にあった木は伐られ別のところで見つけたヤマネコヤナギ↑コガモ↓秋元不死男/雨着透く春分の日の船の旅北沢瑞史/春分の時報は島の塔に鳴る春分に阿修羅のごとき市街戦/もり青萄春分・中日・春分の日

  • 一華草(いちげそう)

    今夕の荒れた散歩コース↑あまりにも寒いため早めに撤収しました川べりにイチゲソウ俳句は名前を分けず早春に咲く草花の仲間としています加藤知世子/道なき谿一輪草のさびしさよ花谷和子/死後のことかりそめならず雪割草三橋鷹女/みんな夢雪割草が咲いたのね浜田冬歩/ぬすみ見る女医の横顔さくら草一華草(いちげそう)

  • 金縷梅(まんさく)・銀縷梅(ぎんろばい)

    マンサク明日から天気が悪そうなので歩いてきましたが帰りに膝痛が出て…籾山梓月/まんさくや春の寒さの別れ際笹井武志/まんさくやまた雪となる吉野越うねる流体まんさくの地下までも/森青萄金縷梅(まんさく)・銀縷梅(ぎんろばい)

  • 摩耶詣(まやまうで)・摩耶昆布

    アセビ寺尾守水老/摩耶参り馬の薬も買ひにけり松根東洋城/鞍につけて長々しさや摩耶昆布河東碧梧桐/尾をつゝむ馬古めかし摩耶参摩耶詣顔認証にデスマスク/森青萄摩耶詣(まやまうで)・摩耶昆布

  • 花菜漬・菜の花漬

    大野林火/花菜漬遠忌の箸にあはあはし細木茫角星/貧しさはすがしきものよ花菜漬躊躇なき殺戮の手や花菜漬/森青萄花菜漬・菜の花漬

  • 紅梅・白梅

    紅梅・白梅山上樹実雄/佐保姫の鈴鳴る水の斑雪山山口誓子/麗しき春の七曜またはじまる佐保姫のステップアイリッシュダンス/森青萄紅梅・白梅

  • 春燈(しゆんとう・はるともし)

    久々の散歩でヒトアセかいてきた↑午後6時過ぎの春霞む日光連山キツいと思うところで少し先を伸ばすと大汗をかけるような💦京極杞陽/誰よりも春の燈にふさはしき野沢節子/春燈にひとりの奈落ありて坐す三宅清三郎/上海にあり春灯の下に在り果のある白き堂塔春の燭/森青萄春燈(しゆんとう・はるともし)

  • 仲春(ちゆうしゆん)・春さ中

    今日は空も晴れてヒイラギナンテンが美しかった岡本正敏/仲春の少女がこぼす壺の水秋丘子/仲春のものうき髪を束ねけり仲春(ちゆうしゆん)・春さ中

  • 春寒(はるさむ・しゆんかん)・料峭(れうせう)

    黄水仙の芽↑黄烏瓜の実↓日野草城/春寒や竹の中なるかぐや姫星野石雀/山国の春の寒さのガラス市背筋に料峭しびれとも地熱とも/森青萄春寒(はるさむ・しゆんかん)・料峭(れうせう)

  • 春・青陽・佐保姫

    綠萼梅(リョクガクバイ)ほぼ満開能村登四郎/春ひとり槍投げて槍に歩み寄る辛夷の芽ふくふくと耳聡し/森青萄春・青陽・佐保姫

  • 慟哭の聴こえてくる俳句

    小熊座で発見した慟哭が聴こえてくる俳句を書く二人目の人は大河原青青氏だった慟哭の聴こえてくる俳句

  • 雪の果・名残の雪

    綠萼梅に近い品種のような…↑林火先生もおモテになったような…?大野林火/雪の果泣くだけ泣きし女帰す林火にも恋愛フラグ名残雪/森青萄雪の果・名残の雪

  • 三月

    昨夜は雪でしたが↑白梅は咲いています相馬遷子/三月の飛雪見てをり税務署にて草間時彦/三月やレモン噛み来し妻の唇朱雀門ぬけ三月の鹿のこゑ/森青萄三月

  • 御身拭(おみぬぐひ)

    園田二狼/お身拭末世の塵のかく多し村田橙重/唱名の沸きたつ中に御身拭身を拭ふ50で初婚レトルトの俺/森青萄御身拭(おみぬぐひ)

  • 如月・衣更着・梅見月

    昨深夜は牡丹雪が4センチほど積ったが今日は気温が上がって雪も消えたので梅を見に行った林だった場所が切り払われたが梅の木は数本残っているこれは薄紅梅の古木ノキシノブも生えている↓飯田龍太/きさらぎは薄闇を去る眼のごとし朝倉和江/きさらぎや水より淡き花活けて如月・衣更着・梅見月

  • 試験・大試験

    昨日処方薬を待っていた調剤薬局にて山口青邨/大試験茫々過去の中に去りぬ中島斌雄/落第を議しつつ梢夕映ゆる食うて寝てぐうぐと死ねよ大試験/森青萄試験・大試験

  • 空也忌・空也堂踊念仏

    石田波郷/空也忌の虚空を落葉ただよひぬ清水基吉/空也忌の腹あたためぬ豆腐鍋奈落を踊る六波羅蜜寺空也堂/森青萄空也忌・空也堂踊念仏

  • 東風・強東風

    強東風が吹き荒れ体感気温がダダ下がり白梅も咲き出しているのですが…体に悪いですからネわざわざ写真を撮りに外に出る気がありません💦フォルダに残っていた写真を載っけます↑少し前の臘梅です杉田久女/東風吹くや耳現はるゝうなゐ髪加藤楸邨/荒東風の濤は没日にかぶさり落つ角川源義/樹に馳せて垂氷のごとし東風の猿荒東風やオーバーツーリズム前夜/森青萄東風・強東風

  • 凍返る・凍戻る

    佐藤鬼房/北冥に魚アリ盲ヒ死齢越ユ三宅一鳴/凍て返る水をうしろに夜の耳地獄痣増ゆ南冥に凍て戻る/森青萄凍返る・凍戻る

  • 名草枯る・枯萱

    枯れのこる萱の原前田普羅/茅枯れてみづがき山は蒼天(そら)に入る勝又一透/枯萱の山ふかく来て富士に会ふ野沢節子/枯れし萱枯れし萱へと猫没す枯れ萱原口を極めて罵らる/森青萄名草枯る・枯萱

  • 黄梅(わうばい)・迎春花

    ウンナンオウバイ↑うちのはまだ咲きませんので過去画像から➰亀田水炎/黄梅のともしびに似て吹かれけり不自由の少しある幸迎春花/森青萄黄梅(わうばい)・迎春花

  • 春時雨・春驟雨

    石田波郷/春驟雨木馬小暗く廻り出す驟雨に去る十二神将の一人/森青萄春時雨・春驟雨

  • 涅槃・涅槃図

    午後5時半の日光連山↑涅槃会は旧暦二月十五日いま殆どの寺院では三月十五日に行われる山口誓子/涅槃の図白きは象の歎けるなり平畑静塔/坐る余地まだ涅槃図の中にあり涅槃・涅槃図

  • 春めく・春動く・春きざす

    河川敷に勝手に生えている柳たち↑小林一茶/春めくや藪ありて雪ありて雪川戸飛鴻/三日に一度春うごくいろありにけり春動くゆるやかに食むチョコレート/森青萄春めく・春動く・春きざす

  • 余寒・残る寒さ

    数羽いた軽鴨が2羽になっていた↑ウチダの薬草湯8種入り↓室生犀星/ひなどりの羽根ととのはぬ余寒かな久保田万太郎/いそまきのしのびわさびの余寒かな呪詛の民まつろはぬ民帰り花/森青萄余寒・残る寒さ

  • 早春・春早し

    葉牡丹残っていたカレーをすべて片づけました🍛富沢赤黄男/早春の鶴の背にある光の輪冷ゆるたましひそのままに早春賦/森青萄早春・春早し

  • 引き鴨・鴨帰る🦆

    今日午後5時過ぎの散歩道数は減ってきているが…真鴨↑こちらは軽鴨のグループ↑小鴨もまだ少しいる↓愛らしいよね~🦆渡辺七三郎/引鴨のそゝくさとまた水に落つ雪塊のごとくに鳩の降りにけり/森青萄引き鴨・鴨帰る🦆

  • 雪踏・踏俵

    今日の散歩は少し北へ川音を聴き鳥の声を聴き雪野原を歩いてきました村上しゆら/雪踏に出づや海鳴身をつつむ新谷ひろし/雪踏や道曲ること子の別れ兵隊はススムしかなし雪野原/森青萄雪踏・踏俵

  • 落し角・忘れ角

    壊れるにまかせた水車(以前は手作り杉線香等に使っていた)↑納屋↓戸が開いていたので…石井露月/角落ちし気の衰へや鹿の顔渡辺風籟/片角は落ち片角はまだ落ちず落し角・忘れ角

  • 春の夢

    杵淵三津/春の夢閻魔の前をすたすたと春の夢地獄極楽ごと爆破/森青萄春の夢

  • 春の雪・春雪(しゆんせつ)

    小林一茶/古郷や餅につき込む春の雪石田波郷/春雪三日祭のごとく過ぎにけり春の雪・春雪(しゆんせつ)

  • 大雪警報 立春

    午後3時頃の積雪10センチ↑一気に読んだ月村了衛の『土漠の花』↓石橋秀野/立春の雪のふかさよ手鞠唄大雪警報立春

  • 雪催・雪雲

    今夕午後5時の日光連山笠雲かかる明日から雪になるらしく冷えてきている松尾芭蕉/京まではまだ半空や雪の雲秋元不死男/墨すつて昼暗くせり雪催雪催・雪雲

  • 豆撒・鬼は外・恵方巻

    小坂順子/呟きて独りの豆を撒きにけり肥田埜勝美/書架に棲む鬼何々ぞ追儺豆豆撒・鬼は外・恵方巻

  • 色・受・想・行・識とは

    湧水池に続く川この先を遡ると(たぶん)湧水地↓道の駅にあった恵方巻↓秋元不死男/木を挽いて音あをあをと冬の川飯田龍太/鶏毟るべく冬川に出でにけり色・受・想・行・識とは

  • 行く寒や鳥啼き魚の目に泪

    水神の石堀井春一郎/寒靄の中まぼろしの蔵王顕つ日比野尉/寒の靄よごれたる歯で馬笑ふまな板の上の寒鯉目には泪/森青萄行く寒や鳥啼き魚の目に泪

  • 神社の臘梅

    近くの神社に臘梅を見に行ってみました茅の輪↓今年はパス近くと言っても歩いていける距離ではない目的(臘梅)がないと動かないワタシ🥵ほぼ満開のソシンロウバイ菅裸馬/臘梅のこぼれ日障子透きとほす遠藤梧逸/臘梅に日の美しき初箒さいごの寒卵フレンチトーストに/森青萄神社の臘梅

  • すき焼きあまる

    菅裸馬/冬霞濃くて煤降る丸の内戸村羅生/夜がとざす人の晩年寒霞すき焼きあまる

  • 寒中防空識別圏

    水原秋櫻子/寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ山口青邨/寒鯉の雲のごとくにしづもれるたてがみの揺るる寒鯉ゐるらしき/森青萄寒中防空識別圏

  • 待つ寒犬

    あらオリコーさんね↑ふんカンケーないね↓白川京子/肩掛に射す日や誰を欺かん田中康二/母親に怖いほど似るショールかな待つ寒犬

  • 寒紅梅の二三輪

    探してみました寒紅梅今日のちょこっと散歩にて岸風三楼/不受不施の徒たり寒梅咲きにけりいねいねと女てをふる寒紅梅/森青萄寒紅梅の二三輪

  • 100円玉出してオコられる

    品揃えの多い大きなダイソーへ行っていま必要なものがほぼ買えたが…レジで2千円と100円玉1個を出して叱られた会計は1880円なのに100円は余計だと言うのだワタシには2080円と聞こえたのだったが…耳が少し遠くなっているのかもしれない👂️寒禽も最近はめったにスズメも来ない来るのはセキレイ(石叩き)だけこれは町中のどこにでもいるしエサを見つけるのも敏いようである🐦️飯田龍太/冬の鳶鳴けば微風の青畳島崎秋風/日あたりてみな寒禽の口かろし寒禽の睨みしまなこ夜光石/森青萄100円玉出してオコられる

  • 怨憎会苦・求不得苦

    みごとな寒月があがっていますが…寒いので部屋の窓を開けて撮りました秋元不死男/寒月に大いに怒る轍ありこの月に寒の龍棲む水の音/森青萄怨憎会苦・求不得苦

  • 10人に1人が80才以上に

    成田千空/仰向けに冬川流れ無一物百合山羽公/寒流として天龍も伏し流る地下にゐるうねる流体冬の川/森青萄10人に1人が80才以上に

  • 肺癌が増え続けている?

    市街地での大気汚染が昨今の肺癌増加に起因していると…若い人が言っていたがそれで布団も洗濯物も外に干さないのかな?と思ったもちろん布団乾燥機も洗濯乾燥機もある時代だからそれで済むのだろうがワタシ方はやはり外に干す気分の問題かもしれない昔から日光消毒と言う言葉もあるしたとえ半分しか乾かなくても一度は外気に触れさせたいと…古い人間は思うのだ原子公平/背にひたと一枚の寒負ふごとし衆人の空気よむ冷えよまぬ凍て/森青萄肺癌が増え続けている?

  • 刀折れ矢尽き

    坂間晴子/冬鷗このまま暮るること怖し佐藤鬼房/熔接の火走る見よや冬鷗冬かもめ神も居留守をつかひしか/森青萄刀折れ矢尽き

  • なに屠ったか寒夕焼け

    おそろしい程の寒夕焼け↑今日のスーパーの帰り駐車場にて中川宗淵/寒の日の爛々とわれ老ゆるかな菊散りて香の立ち上がる女正月/森青萄なに屠ったか寒夕焼け

  • 西東三鬼/大寒や転びて諸手つく悲しさ

    久しぶりの➰大野林火/大寒をただおろおろと母すごす日出づる国の日没大寒波/森青萄西東三鬼/大寒や転びて諸手つく悲しさ

  • 皆吉爽雨/日脚伸ぶ夕空紺をとりもどし

    花壇のパンジー↑散歩の凍て道↓青萄の俳句は本句取りです↓篠田悌二郎/日脚のび風邪気の残る足のうら倒・裂・破・崩・隆起・寸断・雪無尽/森青萄皆吉爽雨/日脚伸ぶ夕空紺をとりもどし

  • 上村占魚/枯れ枯れて蚊帳吊草とわかるまで

    今日の雪の散歩道いつ見てもぎょっとしてしまう朴の葉のデカさ↓山口青邨/草じらみ人につかんと立ち枯るゝ足生へずぬつと出るなり枯朴葉/森青萄上村占魚/枯れ枯れて蚊帳吊草とわかるまで

  • 飯田龍太/風の彼方直視十里の寒暮あり

    山口誓子/呼ぶ母にこゑは応へず寒の暮門脇無声洞/寒夕べ何掠め来し風ならむ不穏なり恩師の賀状着く寒暮/森青萄飯田龍太/風の彼方直視十里の寒暮あり

  • 星野立子/今日の日の空を支へて枯木立

    枯木といっても要するに裸木のことだが↑赤いテープが巻いてあるのは本物の枯木付き合いでやってみたら成績がよいので?パッドの練習もするらしい娘宅↓東山抜天花/水の上の空あいてゐる枯木立振り向けば微かな小塚枯木立/森青萄星野立子/今日の日の空を支へて枯木立

  • 石塚友二/餅網も焦げて四日となりにけり

    音のして四日の家人かへり来る/森青萄石塚友二/餅網も焦げて四日となりにけり

  • 鷲谷七菜子/寒林の奥にありたる西の空

    寒林↑コガマ(小蒲)の流絮↓かはたれの二日重大インシデント/森青萄鷲谷七菜子/寒林の奥にありたる西の空

  • 鈴木しげを/空の日の曇ればくもる龍の玉

    明日雪予報今夕の日光連山↑龍の玉↓龍の玉くもる三角縁神獣鏡/森青萄鈴木しげを/空の日の曇ればくもる龍の玉

  • 池西言水/凩の果はありけり海の音

    信号待ちで撮った日光連山と笠雲↓山口誓子/海に出て木枯帰るところなし朱雀門抜けるこがらし鹿の声/森青萄池西言水/凩の果はありけり海の音

  • 土見敬志郎句集『岬の木』10句抄

    白南風やわれ一本の岬の木土見敬志郎雷鳴をたどれば山椒魚の国瞬きをして白鳥を引き寄せる手のひらの続きに水平線の秋陽の重み葡萄に垂れて山の国ことごとく戦火の匂ふ曝書かなどの木にも鳥のねむりや春の月開く時金剛力の冬牡丹蝦夷蟬の声を帽子に溜めてゐる晩年や一本で足る野紺菊土見敬志郎句集『岬の木』10句抄

  • 大河原真青/マカロニのやうな隧道笹子鳴く

    獣道ではないが…↑小熊座1月号↓先週にランボーの「最後の戦場」を見たランボーの腕の太さや神輿棒/森青萄大河原真青/マカロニのやうな隧道笹子鳴く

  • 飯田蛇笏/降る雪や玉のごとくにランプ拭く

    裸木の惑星にわれは宇宙飛行士/森青萄飯田蛇笏/降る雪や玉のごとくにランプ拭く

  • 佐藤鬼房/人日や十顆の胡桃減りもせず

    平井照敏/人日の明日より仏語教師なり淑気満つ寒風のなか蒲団干す/森青萄(週刊俳句2024新年詠)佐藤鬼房/人日や十顆の胡桃減りもせず

  • 石塚友二/初空の薔薇色雀恍惚と

    大竹孤悠/初空をこぼるる雀火の如し初み空神も寝坊をしたまふか/森青萄石塚友二/初空の薔薇色雀恍惚と

  • 飯田蛇笏/樹のうろの藪柑子にも実の一つ

    ヤブコウジの実古名を「やまたちばな」と言うそうです正月の縁起物とか今日は裸木と枯葉の道を歩いてきましたそれでもずいぶん元気をもらい思いがけず藪柑子も見ることができました樋渡美代子/藪柑子母は小さく髪粧(けは)ふ飯田蛇笏/樹のうろの藪柑子にも実の一つ

  • 飯田蛇笏/いんぎんにことづてたのむ淑気かな

    西山東渓/うちつれて鶴歩みくる淑気かな長靴に縄巻き祖父の雪仕事/森青萄飯田蛇笏/いんぎんにことづてたのむ淑気かな

  • 草間時彦/年越や使わず捨てず火消壷

    今年も娘手配のおせち届く大将と女将さんが寝ずに作りヨシノさんが詰めたものこのヨシノさん(後期高齢者)が働き者過ぎて…ワタシはいつも「ヨシノさんを見よ!」と娘に比べられて呆れられて…心底メーワクしている(泣)久保田万太郎/鉄瓶の蓋切りて年惜みけり大晦日まだしがみつく濡れ落葉/森青萄草間時彦/年越や使わず捨てず火消壷

  • 松尾芭蕉/年暮れぬ笠きて草履はきながら

    冬眠前の蛙与謝蕪村/芭蕉去つてそののちいまだ年くれず小林一茶/ともかくもあなた任せのとしの暮つごもりもとはのねはんをいきてけり/森青萄松尾芭蕉/年暮れぬ笠きて草履はきながら

  • 山口誓子/楡枯れぬ露西亜軍楽隊いまはなき

    枯蔦木村左近/石を抱く力ゆるみて蔦枯るゝ吹かるまゝ枯蔦つひに憑依する/森青萄山口誓子/楡枯れぬ露西亜軍楽隊いまはなき

  • 飯田龍太/紙ひとり燃ゆ忘年の山平ら

    男体山大竹きみ江/耳しひのひとり笑はず年忘れ凧小さくぐんぐん死地へ行かむとす/森青萄飯田龍太/紙ひとり燃ゆ忘年の山平ら

  • 松尾芭蕉/ぴいと啼く尻声悲し夜の鹿

    金森匏瓜/鹿聞いて奈良を寒がる女かな講堂跡まぼろしの鹿ぴいと啼く/森青萄松尾芭蕉/ぴいと啼く尻声悲し夜の鹿

  • 飯田蛇笏/冬耕の婦がくづほれて抱く児かな

    今日の冬の月この数日冬耕のトラクター🚜が走り行き交っている荒起こしの後麦を撒くところもそのままのところもあるいずれにしても正月前の田畑の美観維持と雑草対策であろうか飯田龍太/冬耕の日かげ片澄む楢林幻想の牛血しぶきの跡雪の跡/森青萄飯田蛇笏/冬耕の婦がくづほれて抱く児かな

  • 西東三鬼/空青しかじかむ拳胸を打つ

    十月桜井沢正江/悴みて見知らぬ街を行くごとし数え日へ悴み十月桜かな/森青萄西東三鬼/空青しかじかむ拳胸を打つ

  • 佐野まもる/屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

    ピラカンサ(トキワサンザシ)赤松蕙子/湯上りの子のまくれなゐクリスマス佐野まもる/屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

  • 姫井苔青/土間暗く雪沓のみが真新らし

    村越化石/雪沓穿く広き背にいふ頼みごと雪沓という立派なものは知らないが…雪が降る子供のころ親は長靴に縄をぐるぐるまいて縛って穿いていたその縄も藁を綯って作るし雪の吹き込みを防ぐのに筵も作って使っていた今思えば筵は用途が広い田舎の昔はほぼ自給自足に近い生活だったような気がする戦後を経て高度経済成長の始まる少し前までである周囲と比べても貧しいがそれほど不幸だとも思わなかった時代姫井苔青/土間暗く雪沓のみが真新らし

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