山中清隆作品日記です。 油彩画、水彩画、色鉛筆水彩画などを紹介しております。
建物や家を描くのが好きです。生き物描くのは苦手ですが、見たり触るのは大好きです。日本の風景を描くのは苦手ですが、日本食は大好きです。納豆は器に入れてよくかき混ぜてから、タレを掛けます。
日本の風景「オランダ坂のある町」長崎2016年 水彩画のご紹介です。
「オランダ坂のある町」透明水彩画長崎A3(420×297)2016~2017年作個人蔵この絵は長崎の観光名所の一つに数えられるオランダ坂を描いた作品です。グラバー園の裏側にある大浦展望公園から街並みを眺めて上側に活水学院のキャンパス、右側の赤色の建物は昭和会病院、その左側にチラッと見える青い車の走る道がオランダ坂です。ほんのチラッとしか描いていませんが、この絵の真ん中あたりをぐるりと囲むように横切っています。長崎のガイドによると、むかし出島にオランダ人が来ていた影響で、東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいたらしく、それでその人たちが住んだ居留地にある坂はすべてオランダ坂と呼ばれるようになったそうです。今でも居留地の洋風住宅が何軒か保存されていて、見学もできるので当時のオランダさんの生活をしのぶことができました...日本の風景「オランダ坂のある町」長崎2016年水彩画のご紹介です。
イタリア風景「ミラコリー教会」ヴェネチア2019年 水彩画のご紹介です。
「ミラコリー教会」透明水彩画A5(210×148)2019年作イタリア・ヴェネチア個人蔵この絵はカンナレージョ地区にあるサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会を描いた作品です。今から500年ほど前に建てられたそうで、細長いかまぼこ型をしています。私の絵では青緑色に塗られていますが、実際は大理石で作られた豪華な白い教会で、所々にグレーとピンク色の大理石をカクカクとはめ込み不思議な存在感を出しています。どうしてヴェネチアのわざわざこの狭い路地を選んで、まるで宝石箱のような秘めた美しさのある教会を建てたのだろう?ひょっとすると誰かが橋向の小さな広場で夢中になって遊び帰りしなに置き忘れていったのだろうかもしくはこの教会はどこか違う場所の住人でただ500年ほど遊びにきているだけなのだろうかあるいは夜な夜な動き回っていて朝が...イタリア風景「ミラコリー教会」ヴェネチア2019年水彩画のご紹介です。
イタリア風景「おとなりさん」ヴェネチア2019年 水彩画のご紹介です。
「おとなりさん」透明水彩画A5(210×148)2019年作イタリア・ヴェネチア個人蔵この絵はヴェネチアのサン・ジョルジョ島(左)とジュデッカ島(右)の境目あたりを描いた作品です。どちらの島もヴェネチア本島とは離れていまして、船で渡らないと上陸できません。私はサン・ジョルジョ島が好きで、いつも隅々まで眺めているものですから、自然と視界の中にジュデッカ島の岬が目に入ります。そこに若い木がたくさん生えているところがあって、海をみんなで背伸びして眺めているようで、それがなんだかおかしくて好きになりこの絵が生まれてくれました。「おとなりさん」はサン・ジョルジョ島のおとなりさんという意味です。やっぱり海が好きなのでしょうね。塩っ辛くて苦手なはずなのに興味津々で身を乗り出して海を眺めています。毎日同じように見えるヴェネチア...イタリア風景「おとなりさん」ヴェネチア2019年水彩画のご紹介です。
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