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金色銀色茜色 https://blog.goo.ne.jp/knjaskmstkzk

ごめんなさい。 新しい物語になっています。 和洋折中の時代を舞台にしました。

渡良瀬ワタル
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日南市
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2008/05/30

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  • 昨日今日明日あさって。(テニス元年)17

    俺Vsエボニー&アピス。敵は、魔物とそれに騎乗するランクAの剣士。それだけで充分なのに、これに夜勤の衛士達がわらわらと湧いて来た。日勤の衛士達も叩き起こされてる模様。それらが寝起き姿で、武器片手に、こちらに駆けて来る。何とも締まらない。俺は、石像の肩に腰掛けた状態でそれらを見守った。さて、大騒ぎになった。これは想定外、想定外過ぎた。どうする俺様、思わず石像の頭を叩いた。エボニーがアピスを宥め、ゆっくり歩を進めて来た。剣を肩に担いで、空いた手でアピスの首を摩りながら。実に余裕のある態度。しかし、視線だけは俺から外さない。ほう、落ち着いて見ると、好い女。剣士というラッテルではなく、娼婦というラッテルが相応しい。そんな女が舌なめずりしながら俺を見上げた「逃げ場はない、大人しく投降しろ。さすれば私が侯爵様に、寛大...昨日今日明日あさって。(テニス元年)17

  • 昨日今日明日あさって。(テニス元年)16

    その深夜、俺は外出した。黒を基調とした悪党ファッションに、白い般若仮面。【光学迷彩】【索敵】【転移】【転移】で目的地の上空に辿り着いた。下に見えるのがラファエル松永侯爵邸。王妃様の指示基盤の一つ、三好侯爵派閥の重鎮だが、今回の事は見過ごせない。それはそれ、これはこれなので厳しく処置するつもり。なかなか広い敷地だ。本館以外に別館二つ、他に様々な建物長屋に、練兵場や馬場まで。侯爵としての権威と財力が窺える。噂通りの人物の様だ。俺は、重力スキルで本館の屋根にゆっくり着地した。深夜にも関わらず衛士二組四名が敷地内を巡回していた。本館の詰め所には衛士二名。建物や植木の陰には目を光らせてる様だが、上はお留守。それはそうだ。上から敵が来るとは誰も思わないだろう。鑑定で侯爵の居場所が分かった。とっ、敷地内で魔力が膨れ上が...昨日今日明日あさって。(テニス元年)16

  • 昨日今日明日あさって。(テニス元年)15

    俺は朝寝坊した。そこをメイド二人に襲われた。浴室で丸洗いされた。得意気にメイド長・ドリスが言う。「さあさあ、お着換えしましょうね」もう一人のメイド・ジューンが良い笑顔。「うっふふふ、これにしましょうね」登校してクラスに入った。通学路ばかりでなく、クラスも何時もの空気だった。児童の集まりだから騒々しいが、昨夜の件は話題になっていない。押収した物を王宮の上空から撒き散らしたが、全てを近衛軍が回収したとは思えない。風で、王宮区画から外に飛ばされた物もあった。事態の推移は、近衛軍も含めた拾い主の思惑しだいだ。どう動くか楽しみだ。黙殺されたら、されたで、それも面白い。その理由を探れば、新たな何かが出て来る筈だ。授業は滞りなく終わった。下校は、何時もの様にキャロル達が一緒だ。女児達を引き連れての帰り道、街中の空気に不...昨日今日明日あさって。(テニス元年)15

  • 昨日今日明日あさって。(テニス元年)14

    俺は部屋の四隅の一角へ移動した。ここなら背中を取られない。はあ、漫画の読み過ぎだって・・・。でも、そこは譲れない。光学迷彩を解いて、サンチョに声を掛けた。「は~い、サンチョ」全員の視線を集めた。前もって幹部クラスの三名にも説明済みのようだ。無駄が省けて結構、毛だらけ猫灰だらけ。サンチョが嬉しそうな顔をした。「待ってましたよ」クラークは通常運転、サンチョに任せて自分は素知らぬ顔。テーブルのグラスに手を伸ばした。一方の、幹部クラス三名は俺を値踏みする目色。感じが悪いが、無視して置こう。サンチョが話を進めた。手元の書類を持って俺の方へ歩いて来た。「これです」俺は受け取って一読した。侯爵一人、伯爵一人、商会の商会長が二人、金貸しが一人。それぞれの居住地、仕事上の拠点、口座、倉庫、家族、側近、現在進行中の仕事内容等...昨日今日明日あさって。(テニス元年)14

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