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水彩画 「ひろしのあの町あの家」 http://hiroshi60hiroshi.livedoor.blog/

初めてなのに懐かしい。そんな古い町や家が好きです。

 苔むした瓦屋根、磨き抜かれた格子戸、さり気なく置かれた自転車、つい覗いてみたくなるような老舗のたたずまい。  風情ある町や家は、長い時間の経過と、そこに住む人々の日々の営みによって、創りだされるのでしょう。  初めてなのに懐かしい。「ひろしのあの町あの家」は、各地で見つけた心ひかれる家々や風景を描いた水彩画です。

つぶ庵
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2008/04/13

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  • 大分県 湯布院町 「おおいた犬?」

    昼食は、混雑した店に入る気にもならず、スーパーでサンドイッチと飲み物を買い、店の前に見えた大きな公園で食べました。この公園の名は湯布院中央児童公園、昔の児童たちがゲートボールをしていました。その奥に見えるのは隈研吾設計の焼杉の壁の現代美術館。壁の向こうに

  • 大分県 湯布院町 「亀の井別荘の本瓦」

    金鱗湖畔の亀の井別荘の駐車場です。高級車を描きたいわけではなく、描きたかったのは塀の向こうにある建物、それも屋根瓦です。落ち葉で埋もれていますが、丸瓦の本瓦葺きです。京都や奈良の古い寺院や家では良く見られますが、湯布院で見られるとは、ちょっと驚き。さすが

  • 大分県 湯布院町 「朝霧」

    鉄輪温泉の絵が終わり、今日から湯布院です。別府駅から亀の井バスで朝8時半に湯布院に到着。湯布院で見たいと思っていたのは田園風景です。観光客の多いメインストリートから外れ大分川を土手沿いに下りました。大分川は由布岳に源を発し、大分市から別府湾に注ぐ一級河川

  • 大分県 別府市 「鉄輪湯けむり広場」

    屋根瓦の写真を撮った後、ぶらり登った高台は「鉄輪湯けむり広場」。名前の通り町中から湯けむりモクモク、その向こうに別府湾。道路脇には、誰でも使える地獄窯。看板にはホウレンソウ1~2分、たまご7~8分や、タコ、エビなど10種以上の蒸し時間の表示。地元の人や湯治客

  • 大分県 別府市 「鉄輪温泉 凝った屋根瓦」

    昨年12月27日UPの木造洋館をスケッチ中、話し好きのお婆さんが「これはもとは医院、その医者の家はあすこ!」と教えてくれました。医者の家に行ってみると凝った屋根瓦が面白かったので、写真をパチリ。調べると、この明治生まれの建物は平成8年まで旅館でした。壊す寸前で

  • 大分県 別府市 「鉄輪温泉 柳屋の暖簾」

    ガイドブックにあった豚まんを食べながら歩いていたら、このインパクトのある暖簾が目に飛び込んできました。調べたら暖簾は造形作家 望月通陽氏の作品で、柳屋は「サリーガーデンの宿 湯治柳屋」でした。サリーガーデン?はシフォンケーキの会社。湯治?は素泊が基本。隣に

  • 大分県 別府市 「鉄輪むし湯」

    今回は、別府の変わり湯に入るのも楽しみでした。竹瓦温泉の砂湯、紺屋地獄の泥湯を体験し、ここ鉄輪温泉では蒸し湯へ。でも泥湯の直後で湯疲れ気味のぼくは、慎重を期して入るのをやめ建物だけを撮影。湯けむりが立ち上がる手前両側の部屋が蒸し湯です。床に敷き詰めた石菖

  • 大分県 別府市 「別府温泉保養ランド」

    ここは紺屋地獄、保養ランドの混浴露天風呂です。濁り湯の底はヌルヌルの鉱泥、泥を手ですくい体にヌリヌリしながらの保養入浴です。絵の左は3人家族、右は60代の男性とぼく。彼の第2の人生は全国を車で旅をしながら旅館で働くリゾートバイト。初めて聞いた仕事です。た

  • 大分県 別府市 「地獄めぐり遊覧バス」

    昭和3年(1928年)に熊八さんは、地獄めぐりの遊覧バス運行のため「亀の井自動車」を設立しました。この時、女性バスガイド(少女車掌)が日本で初めて誕生し、七五調の観光案内も名物となりました。確かに、今でもバスガイドさんの独特の語り口は健在ですよね。ぼくが乗った

  • 大分県 別府市 「フードコートの東洋軒」

    先週の赤いのぼり旗は、大分のソールフード「とり天」の宣伝です。とり天の発祥は、別府初のレストラン東洋軒。天皇の料理番をしていた宮本四郎氏が別府に療養に来た時、熊八さんが亀の井ホテルの初代料理長を頼みました。その後、宮本氏は独立し東洋軒を作りました。その本

  • 大分県 別府市 「明礬地獄」

    亀の井バスに乗って、日本初の明礬採取の史跡・明礬地獄へ行きました。早朝バスを降りると逆光に輝く海と空、地面からは蒸気が噴きだし圧巻です。こんな景色初めてと痛く感激。さすが別府八湯!橋は九州横断道路、奥には別府湾、その右はサルで有名な高崎山です。別府湾に桟

  • 大分県 別府市 「竹瓦温泉」

    別府に着いて、初めて入った竹瓦温泉です。全景が写真に入らないほど大きな共同浴場なので唐破風の立派な玄関を描きました。珍しい室内にある砂湯に入りました。横になると元気な女性がスコップで温かい砂をどんどんかけてきます。「どうして砂が温かいの?」ときいたら温泉

  • 大分県 別府市 「油屋熊八の銅像」

    別府駅前に、手足をあげたちょっと変わった銅像があります。別府観光の父と呼ばれている油屋熊八(1863~1965年)です。旅行前、別府関連の本を検索したら、植松三十里著『万事オーライ 別府温泉を日本一にした男』が見つかりました 。溢れるアイデアと人を巻き込む力で突き

  • 大分県 湯布院町 「由布岳2」

    人の多さにびっくりしながら湯布院の1日観光が終わりました。この絵は、帰りの大分空港行きバスの待ち時間を使って、由布院駅前で描いた最後のスケッチです。別府駅で同乗し、途中「由布登山口」バス停で降りた背の高い外国人男性。「彼も、もう下山したかな?」なんて思い

  • 大分県 湯布院町 「湯の岳庵」

    観光客はほとんどいない田舎道を歩いて金鱗湖に到着。そこは一転、小さな湖面を囲んで人人人の波、韓国語も飛び交い大騒ぎです。湖から離れ、急いで静かな一角に入りました。この茅葺が亀の井別荘か?と気持ちよくスケッチを終え、道に出たら奥に格式高そうな茅葺が。そちら

  • 大分県 湯布院町 「由布岳1」

    あけましておめでとうございます。 元日から能登半島地震・羽田の事故と続き、大変な年明けとなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。旅の3日目は別府駅からバスで湯布院に向かいました。混雑している湯の坪街道などを避け田園風景の見える田舎道を

  • 大分県 別府市 「鉄輪温泉 ここちカフェむすびの」

    共同浴場「熱の湯」の駐車場のベンチでこの洋館を描きました。明治41年築で、かつては医院、今はカフェになっています。共同浴場からは女性の歌う炭坑節や元気な笑い声が聞こえてきます。湯上がりのお婆さんがぼくの隣に座りました。「細かい絵だねー。遠いけど一人で熱の湯

  • 大分県 別府市 「鉄輪温泉 いでゆ坂」

    1日目は別府駅周辺、2日目は亀の井バス1日乗車券で、明礬温泉・地獄めぐり・鉄輪温泉を回りました。そこここから湯けむりが沸き上がり、まさに日本一の別府温泉を実感しました。ここは鉄輪温泉のいでゆ坂。手ごろな大きさの旅館や公共浴場、食堂が静かに並んでいます。道

  • 大分県 別府市 「駅前高等温泉」

    別府・湯布院へ行ってきました。数枚スケッチしたので早速アップ、これは大正13年築の別府の「駅前高等温泉」入浴料250円の共同浴場です。絵を描いていると暇と思われるのか、よく話しかけられます。この時は東京で店舗の設計をしていた60代位の男性。仕事の話に続いて、母親

  • 島根県 津和野町 「理髪店ほりの」

    津和野大橋を渡った南は、整備された殿町通りとは違い、生活感のある店がポツポツと見受けられます。その中で「理髪店ほりの」は、懐かしくホッとするような雰囲気を醸し出していました。理髪店を描くのは好きですが、結婚して50年近くぼくも妻も床屋にも美容院にも一度も

  • 島根県 津和野町 「津和野カトリック教会」

    この教会はキリシタン殉教慰霊のために明治23年に建てられ、火災により昭和6年の再建です。教会の中は畳敷、今どき畳と思っていたら、椅子が並んだ写真を見つけて、正座が苦手なぼくは一安心。行きませんでしたが、町のすぐ西側乙女峠にキリシタンの殉教地があります。浦上

  • 島根県 津和野町 「分銅屋七右衛門」

    10月18日の京都の足袋屋さんが分銅屋で、津和野にも分銅屋がありました。この分銅屋七右衛門は江戸時代より鬢付け油、和蝋燭、菜種油、香等を製造販売し、津和野の「元禄八人衆」と呼ばれた商家だそうです。建物は1853年の大火後、焼け残った材料を使って素早く再建したとのこ

  • 島根県 津和野町 「旧河田家具店」

    この風格ある建物は明治中期のもの。明治時代は質屋、大正時代は家具店、そして現在は三松堂の支店、津和野銘菓源氏巻の菓子屋です。ぼくは旅先で気になる菓子を見つけると必ず買います。絵を描きながら妻に「津和野では何も食べなかった」と言ったら「私が2つ買った源氏巻

  • 島根県 津和野町 「鯉の米屋」

    裏山の竹藪をバックに大きな赤い石州瓦の屋根。葺きたてだからか?こういう色なのか?他の家の瓦と違い、赤が際立っています。これから描く予定の石州瓦には、きっとイエローオカーを混ぜると思うのですが。看板には米屋、その文字の上に錦鯉の絵。どういう意味? 看板を見る

  • 島根県 津和野町 「青野山」

    長く続いた京都の老舗から、6月に行った萩・津和野に戻ります。私淑する安野光雅さんの故郷の津和野にやっと来ました。この山は青野山、安野さんの絵にも話にもよく出てきます。まずは気合を入れて美術館へ向かいました。でも、意外に盛り上がりません。殆ど見た絵ばかりだ

  • 京都府 宇治市 「芳春園 岩井勘造商店」

    JR宇治駅から歩くと、平等院の手前に間口の広い立派な屋敷が見えました。これは宇治茶を専門に扱う製茶問屋の芳春園 岩井勘造商店です。抹茶は今も石臼挽きにこだわっているとか。わが家は一保堂の抹茶を2種類常備。青雲は飲むために、初昔はかき氷用。初昔はつぶ餡・コンデ

  • 京都府 京都市中京区 「分銅屋 足袋」

    三条通りの足袋の分銅屋さんです。品質が良く、色足袋、柄足袋、京友禅の足袋などもあり、この足袋を愛用している役者さんも多いとか。小さい頃、ぼくも下駄に足袋でしたが、それ以来、足袋は履いていませんでした。祖父、父、兄が趣味にしていた謡。ぼくも謡の雰囲気だけで

  • 京都府 京都市伏見区 「魚三楼」

    伏見の1764年創業の魚三楼です。川と陸の交通の要衝、伏見に上がる鮮魚や京野菜と名水を使い京料理の店として今に続いています。鳥羽伏見の戦いでは、この店の前で、銃砲で武装した新政府軍に新選組が切り込んだとか。玄関脇のプレートには「鳥羽伏見戦の弾痕」と説明があっ

  • 京都府 京都市伏見区 「月桂冠」

    酒は飲めないけれど、古い酒蔵は風情があって好きです。伏見といえば、灘、西条と並んで酒処、川沿いの酒蔵がいい感じです。地図を見たら左の2棟は「公益法人京都労働基準協会京都南支部」とお堅い名前が。「えっ!月桂冠じゃないの?」。よく見るとその住所の下に「月桂冠酒

  • 京都府 京都市下京区 「本願寺伝道院」

    以前描いた「西本願寺の門前」の通りを反対に向くと、場違いな感じで赤い洋風の建物が見えます。明治45年、親鸞650回大遠忌を記念して真宗信徒生命保険株式会社として建てられ、今は本願寺伝道院で重文です。描いていて、西洋っぽい、インドっぽい、お寺っぽい等、盛り沢山で

  • 京都府 京都市中央区 「河道屋 蕎麦ほうる」

    これまた十分老舗の「蕎麦ほうる」の看板をかかげた河道屋さんです。 祖母はこの蕎麦ぼうろが大好物でした。いつも家にあり、ぼくも一緒によく食べました。今、河道屋の缶箱を見て「あの時のぼうろは、この店だったのだ!」日本橋三越にも出店しているし、三越大好きな祖母

  • 京都府 京都市下京区 「龍谷大学 大宮学舎」

    西本願寺に隣接してある龍谷大学大宮学舎です。1639(寛永16)年に僧侶の教育機関として設立したのが始まりだそうです。この本館は1879(明治12)年に講堂として建てられ、重要文化財です。石造りのようですが、実は木造の石貼りなのです。重厚な石造もどき。本館の左右両側

  • 京都府 京都市上京区 「京都府庁旧本館」

    明治37年(1904)に竣工した京都府庁旧本館(重要文化財)です。創建時の姿をとどめる現役の官公庁としては最古とか。さすがに京都、最古や重文が多いこと。関東では大地震で古い建物は壊れ、昭和初期に建てられたものが多いです。神奈川県庁も描きましたが、重厚というか何

  • 京都府 京都市中京区 「亀屋伊織」

    茶席の干菓子の最高峰、400年続く亀屋伊織さんです。京都の三千家の家元の初釜は、ここの干菓子が使われるとか。すべて予約の注文で、この店に来なければ手に入らない品。お茶席のあの空間でこそ亀屋伊織の干菓子が際立つのでしょう。温泉饅頭を立ち食いするようなぼくに

  • 京都府 京都市下京区 「西本願寺 門前」

    西本願寺に行きました。いつもながら巨大な木造建造物に圧倒されます。その門前、道路の両側は仏具屋さんばかり。手前右のやたら明るく賑やかな店は、なんと300年も続く老舗山田安心堂さんです。正面に見えるのは総門。その先に緑の車の走る国道1号線、その向こうに御影

  • 京都府 京都市中京区 「俵屋」

    創業300年の俵屋は、京都に現存する最古の旅館だそうです。このような高級旅館は、ぼくには絵のモチーフとしてだけのお付き合い。わが家の旅行といえば、いつも会社の寮。夏休みや週末になると伊豆・箱根、軽井沢へ。一番通った箱根のリゾートマンションを息子は家の別荘

  • 京都府 京都市上京区 「同志社大学」

    同志社大学を見に行きました。西門から入ったのですが、両側には立派なレンガ造りの建物が並んでいて、まるで明治村にでも入ったみたいです。その中に重要文化財が4棟、絵は重文のハリス理化学館から重文のクラーク記念館を望んだところ。紅梅も充分な咲きよう。同志社大卒の

  • 京都府 京都市下京区 「村上重本店と洋食屋」

    萩・津和野のスケッチがなくなり、京都に戻ります。千枚漬で有名な村上重本店です。薩摩の殿様が村上重の近くで休んだ時、お茶請けに出した漬物が気に入り、この家紋が許されたとか。30年程前も漬物を買い、近くの老夫婦の人気洋食屋「コロナ」へ行きました。家族5人がそ

  • 島根県 津和野町 「安野光雅」

    津和野大橋に立ち、緑ばかりの風景をスケッチしました。津和野といえば安野光雅のふるさと。彼の絵が好きで展覧会に何度も行きました。1984年、サイン会があるという展覧会では画集「イギリスの村」を買い列に並びました。事前に渡したぼくの名前に、安野光雅と年月日を筆ペ

  • 山口県 萩市 「萩城跡」

    泊まった旅館から外に出ると、そこはきれいな砂浜。その先に見えるのがシンプルな指月山(しずきやま)です。山の付け根には山裾を囲むように萩城跡の堀と石垣が残っています。NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で北大路欣也さん演じる毛利敬親は、若い人の意見をよく聞く殿様、良き

  • 広島県 宮島町 「厳島神社」

    厳島神社は前にも見たし、さっと通り抜けてスケッチを始めました。素早く鉛筆を動かしているのを、後から外国の若い男女が見ていたようです。拍手で褒められ、撮影にも応え笑顔で別れました。まだ時間があったので軽く色を塗るとまた拍手。あれ!まだいたの? 着色した絵を

  • 広島県 宮島 「大鳥居」

    大鳥居を見ながら、先ほど買った岩国寿司の昼食です。近くに鹿のいないベンチを選んだのに、食べ始めてすぐです。妻との間に置いた手提げがゴソゴソと。誰?横を見ると目の前に長い大きな顔。手提げの中の画板と観光チラシをくわえています。返せとばかりに引っ張ったのです

  • 山口県 岩国市 「錦帯橋」

    錦帯橋に初めて行きました。全景を見ると綺麗なアーチ橋ですが、基本太鼓橋は上ったり下ったりで歩きにくい。平らな板でも渡したくなります。橋を渡った対岸の日陰で、錦帯橋だけを描きました。背にした緑の山を、橋のバックにしたかったので、対岸に戻って背景を加えました

  • 山口県 萩市 「晋作広場」

    先週、山口県とおまけに津和野・宮島を回るツアーに参加しました。今描いている京都の老舗は、まだ終わっていませんが一休みし、ツアーの合間を縫って描いた直近のスケッチをアップしようと思います。萩は幕末から明治にかけて日本を変えた有名人たちが育った町。高杉晋作の

  • 京都府 京都市中京区 「本家尾張屋」

    この尾張屋は500年以上続く蕎麦屋。もとは尾張で菓子屋だったとか。蕎麦がツルツルと今の形になったのは江戸時代。その以前は、穀物として蕎麦粥や蕎麦がきなど飢えをしのぐ食べものだったようです。蕎麦も汁も尾張屋さんも進化を続け、今の形になったのですね。現役の時

  • 京都府 京都市中京区 「先斗町」

    初めて歩いた先斗町。狭い路地に店が立ち並び、どことなく猥雑な感じさえします。うまい具合に相合傘の2人連れが前を歩いてくれたりして。「京都先斗町」と言うと「に降る雪も~♪」とつながります。そして「雪に変わりはないじゃなし」じゃなくて「・・・あるじゃなし」で

  • 京都府 京都市北区 「あぶり餅2」

    黄粉をまぶした餅を串にさし、炭火の上で扇形に広げたり裏返ししたりで適度の焦げ目をつけます。まさに焼くのではなく炙るのです。昔は腰をかけ背中を丸めた老女将のあぶり作業?だった気がしますが、今は若女将。でも、甘い白味噌は変わらぬ美味しさでした。それにつけても

  • 京都府 京都市北区 「あぶり餅」

    今宮神社といえば、ぼくには「あぶり餅」。また食べようと予定に入れました。門前の参道を挟んで2軒向かい合っています。神社に向かって右側の一和は1,000年、左側のこの餝屋は400年の歴史を持つ老舗。炭火で餅を炙る後ろ姿の女将と懐かしい餅を味わうぼく。詰襟の男子5人

  • 京都府 四条河原町 「納涼床を待つ」

    鴨川の夏の風物詩、この川の上に納涼床ができるのです。冬のこの時期は静かでちょっと寂し気。ここから見える家並みは、絵にする程のものではないけれど、夏の納涼床と共に華やぐだろうの思いから描きました。華のない今は、絵も6Bの鉛筆でラフに描いてみました。家々の屋根

  • 京都府 東山区 「新橋通り」

    茶屋の雰囲気を残した祇園の新橋通です。保存地区だけあって1階は黒のベンガラ格子、2階はすだれで覆われ、シックに統一された町並みです。建物の中は料理屋やバーになったりと時代とともに変わっているのでしょう。この店は「祇をん八咫(やた)」という料理屋のようです。

  • 京都府 下京区 「東華菜館」

    四条大橋の袂にある東華菜館です。この橋を渡る度にいつも気になっていた建物。今回はここで昼食をと、開店11時半を待って入店。エレベーターボーイの操る日本最古のエレベータで4階へ。広い空間には凝った天井や室内装飾、窓の外には鴨川と南座の絶景。室内同様、外壁も

  • 京都府 京都市中京区 「亀末廣」

    亀末廣は、御所や二条城にも納めていた和菓子の老舗。重厚な店に入り、ひとつだけ最中を注文。「お待ちください」と奥に消え、5分ほどして袋に入った最中が出てきました。亀形の皮はパリパリ。グッドジョブ!以前、京都の妻の友人から亀末廣の干菓子「京のよすが」を2度ほ

  • 京都府 京都市中京区 「イノダコーヒ本店」

    京都文化博物館などの洋館が並ぶ三条通り、そこから少し南に入ったところにイノダコーヒ本店があります。京都では何故かコーヒです。描いてませんが絵の右側が喫茶室。タキシードの年配の男性が仕切る空間は広く落ち着き、調度品も明かるさも心地いいのです。以前、京都には

  • 京都府 京都市上京区 「山中油店」

    JRで嵯峨嵐山駅から二条駅に向かい下車、山中油店まで歩く。いつもの運動不足のせいか、脇に見える二条城の堀がやたら長く感じました。山中油店は200年前から油を販売する老舗。燈明用に始まり、今は海外のオリーブオイルなど高級感のある多種の油が並んでいます。建物の

  • 京都府 嵐山 「渡月橋と愛宕山」

    色鮮やかな山をバックにした渡月橋が描きたくて、鳥居本から自転車で嵐山に向かいました。イメージしていた場所に立つと、渡月橋の背景はモノトーン。紅葉でも新緑でもない2月です。無理もありません。橋を渡り反対方向を見ると、描かいてみたくなる冬山がありました。左遠

  • 京都府 嵯峨鳥居本 「平野屋」

    愛宕神社の一の鳥居をくぐると平野屋さんが一軒あるだけ。まるで平野屋さんの鳥居のようです。拝みはしないもののの、ありがたく見学。本来、寺や神社で見かける千社札が、梁や柱に沢山貼ってありました。やはり鳥居のすぐ下にある、なせる技でしょうか?つたやさんは貼らせ

  • 京都府 嵯峨鳥居本 「愛宕街道」

    あちこちで見かける愛宕神社ですが、その総本宮がこの先の愛宕山にあります。奥に見えるのは一の鳥居。本宮はここから2時間ほど登った山頂ですので、当然、参拝はご辞退しました。この愛宕街道の門前町は伝統的建造物群保存地区に指定され、茅葺がいい雰囲気を出しています

  • 京都府 嵯峨鳥居本 「つたや」

    長い間、都だった京都には菓子・料理・仏具など何百年も続いている老舗が沢山あります。『京都時代MAP 伝統と老舗編』大きな本を見ながら、建物も古く絵になりそうな店を30程選び、地図に書き入れ、3日間で廻る周到な計画を立てました。30年前、京都に行った時、井堂雅

  • 京都府 京都駅前 「焼肉ホルモンの充実感」

    伏見、宇治を回って京都駅に戻り、最後の予定地の龍谷大学と西本願寺に向かいました。駅近くの信号待ちで見つけた焼肉ホルモン屋さんです。このような古い建物はそれらしくリノベートして、お洒落に使う店が多いように思います。でもこの店、暖簾やダクトから「焼肉ホルモン

  • 京都府 宇治市 「変わらぬ通圓」

    この日はスケッチ日和。平等院で描いていたら「ここはスケッチ禁止です」と言われ途中で退散、観流橋を描き、いよいよ本命の通圓です。ちょうど30年前、家族一緒に寄った店です。「ここを描きたい」と言ったら、妻が子供3人に話し、みな文句も言わず、ぼくに絵の時間を作

  • 京都府 宇治市 「観流橋」

    前日の雨も上がり2枚目のスケッチは、観流橋の奥から流れ出て宇治川に注ぐ水しぶきです。その水量が山の深さに似合わず多すぎるのでは?と調べたら、この橋の奥に関西電力宇治発電所がありました。琵琶湖の水が長いトンネルで運ばれ、すぐ奥の発電所で一仕事を終えた後でし

  • 京都 四条河原町 「雨の一力」

    先週、絵の題材探しに京都に行ってきました。2泊3日、JR、地下鉄、京阪、近鉄、電動自転車を駆使し、雨の日も良く歩きました。3日間で6万6千歩、最後は筋肉痛で足を引きずりながらでした。寒さや雨でスケッチは結局4枚だけ。でも写真は600枚撮ったのでしばらく安心

  • 滋賀県 近江八幡市 「ヴォーリズのレンガ」

    先月「規格外」でヴォーリズのレンガ塀を描きました。あの絵では、色も形も大きさもどれだけ違っているのか分かりにくく、アップの写真も撮ってきたので詳細を描いてみました。膨らみ過ぎたレンガにセメントを詰めたりして、まともなレンガがほとんど見えません。身内のため

  • 滋賀県 近江八幡市 「変わらぬ風景」

    近江八幡といえばこの白雲橋から見た景色が有名です。昨年7月20日の絵と先週の絵、そして今回で3枚も描いてしまいました。先週の実篤さんからのコメントで、時代劇「八丁堀の七人」はこの八幡掘りがロケ地と知りました。YouTubeで見たら昨年歩いた堀沿いの道や建物が映っ

  • 滋賀県 近江八幡 「水運」

    昨年7月20日にアップした「八幡掘」を左側から描きました。堀は建物の裏側なので仕方ありませんが、色彩もなく地味です。でも、水運盛んなりし頃は人や荷物で溢れ、活気もあり色彩も豊だったことでしょう。水の豊かな日本は、河川も多く堀も造りやすく、水運には好都合で

  • 滋賀県 近江八幡市 「規格外」

    ヴォーリズ設計の2所帯住宅です。来日した彼の両親も住んだとか。特に不揃いのレンガ塀がいいな~と思いました。色も形も大きさもまちまちのレンガ。でも、見ていて優しいのはなぜ?規格外であっても同等に扱う公平性、多様性、共存、自由なんて言葉が浮かぶから?いつも思

  • 滋賀県 長浜市 「いつも何度でも」

    右の洋館は明治33年築の銀行。黒漆喰で塗られたことから黒壁銀行と呼ばれ、今は黒壁ガラス館となっています。手前の蔵はオルゴールの店です。以前、ぼくが唯一オルゴールを買ったのは「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」です。怖い夢を見ているような印象深い

  • 滋賀県 長浜市 「謹賀新年」

    2023年 謹賀新年昨年は近江にしか行けませんでしたので、半年間も近江が続いています。その記念に立ち寄った長浜の「太閤ひょうたん」の店先に、ぼくを入れました。今年こそ、もっとスケッチ旅行に出かけ、知らない町を描きたいです。次回のアップは1月11日ですので

  • 滋賀県 長浜市 「パブの強み?」

    この建物は、現在の長浜小学校の前身となる旧開知学校です。「カイチ学校といえば松本でしょ!」と思いましたが、字が違います。でも松本の開智学校より2年も早く、明治7年に建てられた木造3階建。開智学校は国宝になって飲食はもってのほか。でも、こちらの開知学校は改

  • 滋賀県 長浜市 「控えめの郵便ポスト」

    長浜にある古美術店の西川さんと黒壁の門で太鼓楼のある浄琳寺です。ぼくには珍しい太鼓楼は、関西に多いようです。この古美術店に置いてある郵便ポストが気になります。現役のポストにしては控えめ過ぎた奥にあり、ディスプレイなのか、それと売り物なのか? ヤフオクを見

  • 滋賀県 長浜市 「偏りひとり旅」

    「長浜鉄道スクエア」の一番奥に見える建物が旧長浜駅舎です。現存する日本最古、明治15年築の駅舎です。入館はせず写真を1枚。テレビ神奈川の吉川正洋の「鉄道ひとり旅」をよく見ます。日本各地の列車に乗り「それが何なの?」と思うような鉄道関連施設にやたら感動しま

  • 滋賀県 彦根 「真面目に立つ」

    彦根城から歩いていたら、久佐の辻交差点にこの建物がありました。滋賀中央信用金庫銀座支店、大正7年の建築です。利用者は変わっても100年以上、真面目に立ち続けている感じがします。彦根城でSDカードが満杯。観光案内所で、売っている店を聞てもわかりません。昔、観

  • 滋賀県 彦根市 「彦根城」

    絵の題材はないと思いつつ彦根に寄りました。横浜開港の井伊直弼さんの生まれ育ったところでなので表敬訪問です。城を描くのはブログ開始前の松本城以来です。天守に登った時、階段はやたら狭く急で行列は大渋滞。時間がないと思っても一方通行で戻ることもできません。松本

  • 滋賀県 五個荘 「水」

    金堂地区の白壁とそれを保護する黒い舟板、その下には鯉が泳ぐ水路。石垣の所々に口が開いていて、家の中に水を引き入れています。日本はきれいな水がいつも身近にある、何と恵まれた国なのでしょう。中村桂子氏の本に「生きものとして生きるために不可欠なものは水」とあり

  • 滋賀県 五個荘 「立派な門構え」

    東近江市立五個荘小学校です。古い建物でもなく、ぼくの絵の対象外ではありますが、あまりに立派な門構えなので描きました。旧八幡東学校のように「近江商人が私財を出しあって」は今は無いにしても、教育環境に注ぐ意気込みは、連綿と続いているのかも知れません。金堂地区

  • 滋賀県 五個荘 「なぜ羊が」

    旧藤井彦四郎邸に行ってきました。大きな邸内にはこんなログハウスもありました。2015年の映画「日本のいちばん長い日」のロケで阿南陸軍大臣(役所広司)の邸宅として使われたそうです。絵を描いて初めて羊の置物に気づきました。そうだ!彦四郎さんはスキー毛糸の創業者だ

  • 滋賀県 五個荘 「3棟の蔵」

    先週の絵は、この蔵の前から左側の建物を描いたものでした。この周辺は大きな屋敷ばかり。歩いていては見えない塀の中はどうなっているのか、グーグルマップで見てみました。この蔵の奥には大きな母屋と庭が広がります。そして角を囲むようなこの3棟の蔵の中にはいったい何

  • 滋賀県 五個荘 「電柱電線を省く」

    近江線で日野駅から五箇荘駅に向かいました。五個荘も近江商人発祥地の一つですが、近江八幡や日野とはまた違う雰囲気です。ここ金堂の保存地区は、左の水路に綺麗な水が流れ、鯉もいるとか。正面建物の塀には武骨な舟板が使われています。琵琶湖の舟の廃材利用。さすが無駄

  • 滋賀県 日野町 「旧野口写真館」

    日野の町で初めて見た洋風の建物です。これは旧野口写真館、地元の人々のがんばりにより解体寸前で残され、今は保存会によって維持・管理されています。そのお陰で絵が描けました。ここは、日野の人が折々の記念に写真を撮った場所。この写真館でカメラを構えた野口さんとそ

  • 滋賀県 日野町 「正野玄三」

    左側の塀にある2つの窓が桟敷窓。普段はこんなに地味です。右側に少し見える立派な漆喰の建物は旧正野玄三薬店だった「日野まちかど感応館」です。正野玄三は行商人から医者になり、彼の作った合薬「感応丸」は日野の主力商品となりました。桟敷窓のために描いたこの家も、

  • 滋賀県 日野町 「桟敷窓」

    日野商人街道では、これまた立派なお屋敷が並んでいます。この蕎麦屋さんは明治の建物をリノベートしたもの。奥にも建物・庭・蔵がつながり、さすが日野商人の家です。蕎麦と天丼セットが美味しかった。日野の特徴は赤い毛氈の掛かった桟敷窓。馬見岡綿向神社の例祭を見るた

  • 滋賀県 日野町 「全方位外交」

    日野駅から自転車で町中へ向かう途中、道路沿いにあった立派な蔵です。もともとは大きな屋敷の片隅にあったのでしょうが、今は、敷地の大部分は建設会社の建物になっています。蔵の壁で目立つのは、カビの汚れと派手な政党ポスター。普通、支持政党だけを張るのでしょうけれ

  • 滋賀県 日野町 「飛び出し注意!」

    これも日野に向かうバスからの風景。それほど広くないクネクネ道路。乗用車などとのすれ違いはいいのですが、バスなど大型が来ると端によってお互い速度を落とします。でも対向車のないときには結構なスピード。ぼくは左側一番前の席に座ったので、家が近くに迫りちょっと怖

  • 滋賀県 日野町 「好きな構図」

    これは、近江八幡駅から日野駅に向かうバスの中から見た風景です。奥に山、途中に家、手前には田畑が広がる景色です。今回、山や家が近いせいか広々感に欠けますが、ぼくの好きな構図です。下記URLは、今まで描いたそんな構図の絵の一部です。 http://hiroshi60hi

  • 滋賀県 近江八幡 「歴史的建造物保存地区」

    近江八幡の新町通りです。正面は八幡山、手前山裾に八幡堀が回り込んでいます。堀周辺も新町通りも歴史的建造物保存地区になっています。外観だけとはいえ住む家に規制がかかる保存地区。仕事も資金力も変わり、ましてや今風に建てたい人もいるはず。このような歴史的な町並

  • 滋賀県 近江八幡市 「甍の波」

    6月15日アップの旧八幡東学校の2階から見た景色です。瓦屋根の家が沢山あって嬉しくなります。それもそのはず、ここは八幡瓦と言って300年前からの瓦の産地のだったのです。本瓦から、今どこでも使われている波型の桟瓦を発明したのも、近江の西村半兵衛だとか。遠くには

  • 滋賀県 近江八幡市 「旧八幡郵便局」

    これは旧八幡郵便局です。大正10年築、昭和35年まで局舎として使われていたそうです。屋根には鬼瓦のようなものが見えて和洋折衷。ヴォーリズの設計ですが、ちょっと風変わりな洋館と思いました。大正11年改正の郵便局員の制服はこんな感じ。配達員は徒歩だったのでし

  • 滋賀県 近江八幡 「ヴォーリズ学園」

    記念館のすぐそばにヴォーリズ学園があります。ヴォーリズらしいシックで落ち着いた建物です。今年で100周年のヴォーリズ学園は、幼稚園から始まり、現在は小中高の近江兄弟社の教育施設となっています。芝生の通路を歩いていたら、男子生徒とすれ違いました。観光客のぼ

  • 滋賀県 近江八幡 「ヴォーリズ記念館」

    この記念館はヴォーリズが住んでいた家です。彼は建築家でメンタームの近江兄弟社を作った人です。アメリカから一人日本に渡り、1600件もの建築設計をしながら、キリスト教の布教や社会活動にすべてを捧げました。生涯私有財産を持たなかったとか。信仰心というか、心の在り

  • 滋賀県 近江八幡市 「たねや日牟禮乃舎」

    「たねや」は横浜高島屋にもあります。そこでよく最中を買います。皮と餡がセパレート、餡を皮で挟んでる最中(さいちゅう)に最中に変身。なので皮はパリパリ、餡しっとりの美味しさです。日牟禮八幡宮脇の「たねや日牟禮乃舎」、古い建物ではないですが好みの佇まいです。

  • 滋賀県 近江八幡市 「八幡掘」

    湖東でのスケッチも終わり、これからは立派な?アトリエでの制作です。以前、妻がに行った近江八幡の話を聞いてから、いつか行こうと思っていました。この八幡掘、ヴォーリス記念館、いつもお世話になっている「たねや」さん!日牟禮八幡宮の鳥居を抜け、白雲橋に立てば、写

  • 滋賀県 長浜 「分福茶屋」

    湖東最後の予定の長浜です。「近世城下町ふるさとまつり」とも重なり、すごい人出です。スケッチは無理と思い、町中を散策。老舗の親玉本店で饅頭を買い、元両替商の立派な文泉堂で軽く食事。またひと歩きし、疲れたので広場の椅子に腰を下ろしました。顔を上げるとこの文福

  • 滋賀県 彦根市 「玄宮園」

    城の絵を描かないぼくは、彦根城に行くかどうか迷いました。横浜の掃部山公園の直弼像とも親しいし、国宝だし、やはり予定に入れました。天守に登った後、この玄宮園に。券売所には10人程の初老の男女のグループ。砂利道では男性陣が車椅子の女性をサポート。クラス会の雰

  • 滋賀県 日野町 「日野駅」

    日野駅前の食堂松喜園さんで「自転車貸してください」と声を掛けると、おばあちゃんが出てきて「これ使って、1時間100円」「何か書かなくていいの?」「いいよアバウトだから」近江八幡では、身分証明・住所・氏名・携帯番号を書き、パンク時の注意など受けたのに、何と

  • 滋賀県 日野町 「水田風景」

    2日目の午前は、多くの豪商を出した日野に行きました。近江八幡駅からバスに乗り、一番前の席を陣取り、右に左にカメラを向けていました。通学の生徒には見飽きたような田園風景なので、ちょっと変なおじさんに思われたかな。町は立派な家が多く、写真は沢山撮りましたが、

  • 滋賀県 近江八幡市 「旧八幡東学校」

    近江八幡では、ヴォーリズ記念館など町中を自転車でくまなく走り回りました。足は疲れていましたが、まだ時間があります。八幡宮の鳥居にもたれながら、この大きな洋館を描きました。明治10年、近江商人によって建てられた旧八幡東学校です。さすが近江商人、金の使い方を

  • 滋賀県 近江八幡市 「八幡堀」

    2泊3日で琵琶湖へ行ってきました。近江八幡、日野、五個荘、彦根、長浜です。切符やホテルを準備した2週間前の天気予報は雨ばかり。雨天決行のつもりが、一転3日間ともさわやかな五月晴れ。何処を歩いても日本瓦が続きテンションが上がりっぱなし。スケッチも6枚描けま

  • 神奈川県 鎌倉市 「tsuu」

    日蓮上人辻説法跡近くにある建物です。ぼくが鎌倉で見た蔵の中では一番立派です。明治時代の蔵のようで、1階周りは増築したのでしょう。現在はカフェ&ギャラリー「tsuu」です。ぼくは鎌倉通でも食通でもないので入りませんでしたが、きっと落ち着いた雰囲気の店だと思いま

  • 神奈川県 鎌倉市 「白日堂」

    長谷駅から力餅屋までの地図を頭に入れていたので、自信を持って歩き出しました。もう大きな道路(藤沢鎌倉線)に出てもいいのに?出ない。何と、反対の山側に向かって歩いていました。そのお陰と言っては何ですが、この鎌倉彫の白日堂に出会いました。NO WARの張り紙と北条

  • 神奈川県 鎌倉市 「旧華頂宮邸」

    今回は段葛より東側を歩きました。絵にはならないけど、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も見ているので史跡も回りました。義時邸跡の宝戒寺、頼朝や義時それぞれの法華堂跡にも行きました。昔を偲ぼうと思っても、出てくるのは大泉洋や小栗旬の顔だけです。目的地のこの旧華頂

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