四国生産性本部の労基署対応実務セミナーに参加しました。講師の先生は、床田知志社会保険労務士です。 大変勉強になりました (東京・日比谷公園) 1 はじめに ※目...
愛媛県今治市にある弁護士法人に所属する弁護士によるブログです。
債務整理、離婚、遺産分割、交通事故をメインとして取り扱っています。また、顧問先の大半が中小企業であることから、中小企業向けの企業法務を扱っています。さらに、銀行も、顧問先であることから、少しだけ金融法務の勉強もしています。
【労働・労災】 四国生産性本部・「労基署対応実務セミナー」に参加しました。
四国生産性本部の労基署対応実務セミナーに参加しました。講師の先生は、床田知志社会保険労務士です。 大変勉強になりました (東京・日比谷公園) 1 はじめに ※目...
【金融・企業法務】 月刊監査役 改正公益通報者保護法の概要と監査役等の留意点
月刊監査役No777号で掲載された改正公益通報者保護法の概要と監査役等の留意点です。 今回の法改正は、4項目です。 2025年6月4日から1年6月以内で政令で定める日に施行が予定されています。...
ジアース教育新社から出版された杉野剛著の「国立大学法人の誕生」を購入しました。 朝日新聞のネット配信記事によれば、昨年6月7日に国立大学協会の永田恭介会長が記者会見を開き、国立大学の財務状況が危...
【金融・企業法務】 同意なき買収における特別委員会 答申書作成実務の課題とあり方
旬刊商事法務No2394に、柴田堅太郎弁護士による同意な買収における特別委員会答申作成実務の課題と在り方という論文が掲載されていました。 答申書の構成については、経済産業省が2019年6月に公表...
弁護士専門研修講座・改正相続法の実務に収録された「遺産分割に関する改正」です。 第1は、持戻し免除の意思表示の推定(民法903条4項)です。同法903条4項は、「婚姻期間が20年以上の夫婦の一方...
上場会社等の役員に就任しているとしばしば「新リース会計基準」について、監査法人や監査役、経理担当スタッフ等との間で話がでてくることが最近増えています。 ただ、法務中心の弁護士の場合は、会計につい...
ぎょうせいから出版された「弁護士専門研修講座」改正相続法の実務を、東京出張の行き帰りの時間帯で斜め読みしました ①配偶者居住権・配偶者短期居住権、②遺産分割に関する改正、③...
【金融・企業法務】 リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任 「解任」
リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任の「解任」です。 (日弁連会館) 取締役の解任事案って、田舎弁護士の取り扱う案件でも、数年に1件あるかないかですね。株主総会が必要になりますので...
【金融・企業法務】 リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任 「辞任」
商事法務から2025年5月に出版された「リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任」です。田舎弁護士は企業法務を中心とした業務を行っていることから、実務上、取締役の辞任や解任というテーマで執筆され...
令和7年2月に新日本法規から出版された「最新事例にみる婚姻関係の破綻原因」です。著者は高裁の部総括判事であった赤西芳文弁護士です。 第1例から、なかなか強烈なケースでした。 【1】 妻が「犬は...
【建築・不動産】 リフォーム・改修工事トラブルの解決ポイント
"(-""-)" ぎょうせいから令和2年に出版された「リフォーム・改修工事トラブルの解決ポイント」です。 先日、日本弁護士連合会の住宅紛争処理機関検討委員会の全体会議が日弁連会館で開催されましたの...
信山社の「情報公開・個人情報保護」(自治体審査実務編)を購読しました。 請求手続の実務、審査請求・審理手続の実務、答申案の作成実務ごとに、わかりやすく説明がされています。 請求手続の実務では、...
【金融・企業法務】 取締役の競業取引・利益相反取引をめぐる諸問題
判例タイムズNo1532号の新類型別会社訴訟35で掲載された論文です。 競業取引・利益相反取引ですが、田舎弁護士が受験した平成8年の商法の口述試験で質問を受けた分野になりますが、途中で頭が混乱し...
ぎょうせいから出版された「遺留分の法律と実務」(第3次改訂版)を購読しました。 遺留分ですが、田舎弁護士の事務所では、年に数件相談があり、数年に1,2つご依頼があるようなイメージですね。 遺留...
民事法研究会から令和7年7月6日発行の「水産業法務のすべて」を購読しました。 普段あまり意識していないことがわかりやすく解説されています。 例えば、「漁業権」とは、「漁業を営む権利」について、...
判例時報No2621号で掲載された大阪高裁令和5年4月14日判決です。 Yは、従業員Xに対して、80万円を貸し付けました。その際に強制執行受諾文言付きの公正証書を作成しました。 Xの労災事故に...
【子ども】 当時3歳2か月の児童のホットドックの誤嚥事故に関し市立保育所の管理職員の職務上の注意義務が認められた事例 東京高裁令和6年9月26日判決
判例時報No2621号に掲載された東京高裁令和6年9月26日判決です。 第1審は、保育所勝訴、第2審は、保育所敗訴となった事案です。 第2審は、①X1(児童)に提供された本件ホットドックについ...
【金融・企業法務】 特別委員会の設置に係る実務対応ー知っておきたい7つのポイント
旬刊商事法務No2393号に掲載された「特別委員会の設置に係る実務対応」です。 経済産業省が公表した「公正なM&Aの在り方に関する指針」(2019年6月28日 公正M&A指針)及び「企業買収にお...
以前、技能実習制度が解消されて育成就労制度が創設されたというお話を耳にしたことがあります。令和6年6月21日から起算して3年以内に施行されることになつているようですが、現時点では未定のようです。...
続 愛媛大学農学部附属演習林自然観察会(春季)に参加しました 😊
5月17日に、松山市米野にある愛媛大学農学部附属自然観察会(演習林383㌶)に、参加しました。 コロナのために当分の間休止となっており、今回、数年ぶりの実施のようです(秋季にも開催されるようです...
1997年オープンの「フジグラン今治」が来年1月末頃閉店という報道がされました😵
フジグラン今治がオープンしたのは、1997年(平成9年)です。 田舎弁護士が司法試験に合格したのが1996年ですので、翌年は、ちょうど、高松で司法修習生をしていたことです。 今治に帰省したとき...
むち打ち損傷事案に関する後遺障害獲得のための必携の書として、「後遺障害の認定と異義申立 第2集」をご紹介させていただきます。 著者は、加藤久道先生です。 ...
【金融・企業法務】 公益通報者保護法の改正案の概要と実務上の留意点
月刊監査役No776号で掲載されました「企業法務最前線」です。今回は、公益通報者保護法の改正案の概要と実務上の留意点が取り上げられました。 ...
「家庭の法と裁判」6月号に掲載された令和4年4月26日東京家裁判決です。 裁判所は、原告と被告との間に婚姻の継続を困難にするほどの性格、価値観等の不一致があったと認めるには足りないとしつつも、別...
先日、南予アルプスの一画である四本松(721㍍)、尻割山(980㍍)、毛山(1089㍍)に登りました。 海抜0㍍近くの宇和島市街から、丸山運動公園経由で、四本松、尻割山、毛山に登ります。 四本...
父の日で、子どもたちから、プレゼントをいただきました。(●^o^●)
先日の父の日で、成人した子どもたちからサプライズがありました。 (ずっしり重たいです ) 父の日にプレゼントを贈ってくれました。 (フルーツコンポート) 若桃入...
笠松山(357㍍)は、南北朝時代に、北朝と南朝との間で大きな戦があった山城であり、太平記にも登場しております。 その歴史ある里山が、先般、大きな山火事に被災しました。 ...
【労働・労災】 長期間にわたる自宅待機命令が実質的な退職勧奨であるとして不法行為の成立が認められた一方、その後の懲戒解雇が有効とされた事例 東京地裁令和6年4月24日判決
判例時報No2620号で掲載された東京地裁令和6年4月24日判決です。 本件事案は、銀行であるYにおいて銀行員として勤務していた労働者であるXが、Yから勤務態度を問題視されるなどして、約4年半の...
日本弁護士連合会調査室編著の「条解弁護士法」(第5版)を購入しました。1万4000円+税のなかなかの高額な書籍です。 (宇和島尻割山) 弁護士法自体は、92条までの比較的薄い法律です。第1章...
【金融・企業法務】 有価証券報告書の総会前開示に関する動向と実務対応上の注意点ー2025年3月期決算短信を踏まえて
旬刊商事法務6/5号で掲載された論文です。 有価証券報告書を株主総会前に提出する場合の留意点として、3項目に分けて分析されています。 第1は、有価証券報告書作成の注意点です。 つまり、定時株...
【金融・企業法務】 応訴者の訴訟活動に係る主張立証と裁判所が最終的に認定した事実との相違を不法行為の成否の前提として取り上げることは必ずしも相当とはいえないとした事例 東京高裁令和6年1月31日判決
旬刊商事法務5/25号の新商事判例便覧に掲載されている裁判例です。 Xは、Yに対して訴訟を提訴して、Xの主張は全て認容されました。 ところが、この裁判では、Yは、Xの主張は事実ではないといろい...
旬刊商事法務5/5ー15合併号が届きました。 この号では、2025年株主総会想定問答のポイントというテーマの解説が掲載されていました。 田舎弁護士が関与している企業では、株主数が多いところもあ...
6月7日、AP浜松町で開催されました日本賠償科学会第85回研究会に参加しました。 今回は、東大に在学中の息子と共に参加しました。 むち打ち損傷問題の現在というテーマでした。 まずは、「超高齢...
【金融・企業法務】 判タ 取締役の会社法に基づく損害賠償責任をめぐる共通問題(2)
判例タイムズNo1531号で掲載された「取締役の会社法に基づく損害賠償責任をめぐる共通問題(2)」です。 3名の裁判官が執筆されています。 役員等の株式会社に対する任務懈怠責任を定めた会社法4...
【法律その他】 森林業法務のすべて という書籍を購入しました😅
田舎弁護士ですが、毎週のように、山に登っています。そのため、森林にはとても興味があります。 なんと、昨年12月に、「森林業法務のすべて」という書籍が出版されましたので、さっそく購入しました。 ...
月刊監査役4月号(臨時増刊号)(監査役/監査等委員/監査委員 新任ガイド2025年版)を頭の整理のために読んでいます。新任ガイドなので、監査役に就任される予定の方や既に就任されている方は、一読され...
【弁護士考】 民事訴裁判IT化(フェーズ3)への対応 というFAXが愛媛弁護士会から送られてきました😟
民事裁判のIT化に関する民事訴訟法、民事訴訟規則の全面施行(フェーズ3)が、いよいよ令和8年5月までに行われます。 フェーズ3移行は、民事訴訟の電子申立て、提出書類の電子提出等が義務付けられ、こ...
判例時報N02619号で掲載された松山地裁令和5年12月20日判決です。 私立大学において専門業務型裁量労働制を採用する就業規則の改正をしたことについて、その前提となる労使協定を締結した労働者が...
【金融・企業法務】 女性弁護士社外役員の現在地 ~2025年現在の課題と展望~ 金野志保弁護士
自由と正義5月号特集社外役員の現状と課題の4つめです。 女性弁護士社外役員の現在地です。 最近、いわば外圧による数合わせで社外役員として女性のボードメンバーを選任する企業も少なくありません。こ...
【金融・企業法務】 社外監査役・社外取締役の果たすべき役割とその実践について 佐貫葉子弁護士
自由と正義5月号特集「社外役員の現状と課題」です。 3つめは、社外監査役・社外取締役の果たすべき役割とその実践についてです。 (松山米野...
【金融・企業法務】 実務法曹が社外取締役として活躍する環境について考える 山口利昭弁護士
自由と正義5月号特集の社外役員の現状と課題の第2弾です。 2023年に企業統治改革の施策が急転換したことが今後の思考の出発点になるようです。 従前は、コーポレートガバナンスといえば、実務法曹...
【金融・企業法務】 企業統治改革の進展と社外取締役の現状と課題 松尾健一京都大学教授
「自由と正義5月号」では、特集として、「社外役員の現状と課題」というテーマで、3本の論文が掲載されていました。 1本目は、企業統治改革の進展と社外取締役の現状と課題として、松尾健一京都大学教授の...
05月17日、松山市米野にある愛媛大学農学部附属自然観察会に参加しました。天候はあいにくの雨天のために当初予定されていたコース(演習林入口標高530㍍から林道終点830㍍)の3分の1程度になってし...
5月19日午前10時から、広島のホテルグランビィア広島で開催された、株式会社フジの、第58回定時株主総会に参加いたしました。「株主」という資格ではなくて、「社外監査役」という立場での参加となります...
旬刊商事法務4/25が届きました。 この中に、「助言会社・機関投資家の議決権行使基準の動向」が参考になりました。 第1に、政策保有株式です。 例えば、三菱UFJ信託銀行では、純投資目的以外の...
愛媛県今治市は、愛媛県では人口からいえば、第2位順位の都市です。また、四国でも、県庁所在地の都市を除いては、第1位順位の都市です。 四国を代表する都市といっても過言ありませんし、また、現在、四国...
【金融・企業法務】 会計監査人の業務の理解に役立つ 監査役のためのQ&A No3
昨日の続きです。会計監査人の業務の理解に役立つ 監査役のためのQ&A No3です。 (弓削・京ノ小島)Q22 リスク・アプローチの監査において、監査人は評価した重要な虚偽表示リスク...
【金融・企業法務】 会計監査人の業務の理解に役立つ監査役のためのQ&A No2
昨日の会計監査人の業務の理解に役立つ監査役のためのQ&Aの続きです。 (弓削の鯉のぼり)Q8 監査役等は、金商法に基づく開示制度にどのように関わればよいのでしょうか? そ...
【金融・企業法務】 会計監査人の業務の理解に役立つ監査役のためのQ&A No1
日本公認会計士協会出版局から、会計監査人の業務の理解に役立つ監査役のためのQ&Aが3月に出版されました。公認会計士の資格のない、例えば、社外の法務系の役員の場合、具体的な会計監査人の業務に...
ちくま書房から、最近、「国立大学教授のお仕事ーとある部局長のホンネ」という新書が出ました。 学外の者からすれば、非常にわかりやすい内容の書籍でした。 執筆者によれば、現在の国立大学の苦境が、少...
商事法務から令和7年2月に、会社法実務問答集Ⅶが出版されていましたので、購入しました。 (段原ショッピングセンター・タリーズコーヒー) 基本的には、...
金商法のお勉強は、昔、明治大学法科大学院が開催されたレカレント講座を聴講して、全体を鳥瞰したことがあります。 金商法は、昔は、金融商品取引業者の規制、つまり、金融商品を購入した際のトラブルの際に...
商事法務から令和7年2月に、新・株主総会ガイドライン第3版が出版されていましたので、購入して、一応目をとおしました。田舎弁護士は、複数の会社の監査役に就任しているため、監査役に関連する設問を一部引...
【弁護士考】 2025年度の愛媛弁護士会の役員並各種委員会名簿が届きました😄
田舎弁護士ですが、 愛媛弁護士会の委員会としては、①司法修習委員会、②財務委員会、③総務委員会、④民事介入暴力対策委員会、⑤紛議調停委員会、⑥住宅運送審査会運営委員会(運営委員&処理委員...
商事法務から出版された公益通報者保護法に基づく事業者等の義務への実務対応(第2版)を購入しました。 田舎弁護士も、複数の法人の公益通報制度に携わっておりますが、実際の運用等については悩みがつきな...
工石山は、標高1176m,高知市中心部から近距離に位置し,気軽に登山を楽しめます。 春はシャクナゲやツツジ,秋は紅葉など四季を通じて楽しめ,頂上からは,南は太平洋,北は四国連山のすばらしい景観が...
越知町観光協会の横倉山の案内です。 「4億5000万年前の「コノドント」と呼ばれる化石が発見された山。 植物学者・牧野富太郎の研究の場でもあり、1300種類もの植物がみられる植物の宝庫。 安徳天皇...
高級な創作料理のお店になります。知人の紹介で、「愛禅」という料理店を訪問しました 今回は、皐月(さつき)・立夏のメニューです。 まずは、前菜です。 八寸仕立て、小夏和え...
地元高知の食材にこだわりぬいたシェフの地産地消ダイニング 「ス・ルラクセ」を訪ねました😇
オーナーシェフお一人でされているとても素敵なレストランでした。 地元食材にこだわりをもっておられます。 まず、登場しましたのは、「前菜のおまかせ盛り合わせ」です。普段は野菜きらいの田舎弁護...
【金融・企業法務】D&I アンコンシャス・バイアスを向き合う 外
月刊監査役5月号に、市毛由美子弁護士が執筆された羅針盤が掲載されていました。 D&Iが経営戦略として重大な課題であることをコンパクトにまとめられていましたので、紹介します。 「多様性(Dive...
東信堂から出版された国立大学システム機能と財政を購入しました。 データが多くて難解ですが、あとがきによれば、 地方国立大学は地方に位置する「国立大学」(世界・アジアレベルでの研究大学)であり、...
少し、清算手続の勉強のために、新日本法規の株式会社の清算手続における疑問点と、株式会社・各種法人別清算手続の落とし穴を購読しました。 清算手続ですが、清算結了登記までにいたっておらず、解散登記・...
判例タイムズ1530号に掲載された東京高裁令和6年4月16日判決です。 これって、悩ましい問題です。 勤務会社は公法上源泉徴収義務を負うから、その義務と衝突することになります。 本判決は、実...
判例タイムズ1530号で掲載された大阪高裁令和6年7月12日判決です。 裁判所は以下のとおり判断をしております。 「本件事業は、譲り受ける譲渡制限株式について、株主たる地位を取得するのでは...
「家庭の法と裁判」50号が送られてきました。家裁月報が廃刊となりその後継誌として1号から継続購入しておりますが、早いもので、もう55号となったんですね。 今回の特集は、デジタル財産をめぐる離婚・...
最近、弁護士に対する脅迫、傷害、業務望海、名誉毀損罪等の嫌がらせ行為が増えています。 日本弁護士連合会においても、昨年12月19日に、日本弁護士連合会は、会長名にて、弁護士に対する業務妨害、特に...
旬刊商事法務が届くようになって1か月が過ぎました。 内容的には会社法務の最先端の話が多くて、田舎弁護士にとってはなかなか難しい掲載が多いですね 第1に、金融商品取引法施行...
3月に発生した今治市と西条市の山火事は、平成以降で愛媛県内最大級となりました。 17年程前にも笠松山では大きな山火事があり、今も覚えておりますが、今回は、その時の4倍の規模に達する大災害となりま...
自由と正義4月号の懲戒を受けた弁護士たちの公告欄をみました。 軽い順からみてみます 戒告 2017年2月に依頼を受けたものの、2020年9月に至るまで、1回も報告や連絡をしなかった。 戒告 ...
【子ども】 間接交流を認めた原審判を取り消し、試行的面会交流の実施を積極的に検討し、その結果をも踏まえて直接交流の可否等を検討させるべく、事件を原審に差し戻した事例 東京高裁令和5年11月30日決定
判例時報No2617号で掲載された決定例です。「3 検討 (1)前記認定事実によれば、 ①未成年者は、保育園に入園当初は、表情が硬く、集団生活に戸惑う様子が見られたこと ②家裁調査官による...
田舎弁護士は、日本交通法学会の会員です。 日本交通法学会から、交通法研究52号が届きました。 昨年のシンポジウムが収録されています。確か、田舎弁護士も、WEBで参加したような気がします。しらん...
月刊監査役4月号が届きました。かなり読み応えのある論文が多数掲載されていました。 まずは、2025年6月定時株主総会対応の要点です。その中で、東証の要請が整理されて説明されていました。資本効率改...
旬刊商事法務 4/5が届きました 関心をもった論文としては、第1に、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)によるサステナビリティ基準の公表と今後の対応です。いずれ、有価証券...
旬刊商事法務3/25が届きました。 関心をもった掲載論文は、まずは、株式会社の解散の訴えです。余り利用することはありませんが、等分保有の事案で株主間の対立により新たな取締役の選任もできなくなった...
愛媛弁護士会から、4月11日付をもって、田舎弁護士を次の委員会の委員に委嘱する旨の連絡がありました。 司法修習委員会 財務委員会 総務委員会 民事介入暴力対策委員会 住宅紛争審査会運営委...
【交通事故】 MIC 関節の医療画像鑑定セミナー・第2弾「膝」
MICの関節の医療画像鑑定セミナー・第2弾「膝」を、WEBで受講しました。 損害保険協会主催の医療セミナーの受講機会がなくなりましたので、このような交通事故に特化した医療セミナーは助かります。し...
【労働・労災】弁護士なら知っておくべき業務命令権の行使とその限界
第一法規から出版された「弁護士ならしっておくべき業務命令権の行使とその限界」です。 相談を受けやすい8つの事例について解説されています。①労働者がルールを守らず、反抗的なケース・解雇されたと主張...
【交通事故】 減収がない場合の消極損害(後遺症逸失利益)の認定傾向
交通事故相談ニュース54号が届きました。今回の事例研究は、減収のない場合の消極損害(後遺症逸失利益)の認定傾向がとりあげられていました。 減収のない場合には、加害者側(損保会社)から、後遺症逸失...
来年5月までに施行が予定されています「共同親権」についての、問い合わせが増えているように思います。 この改正民法ですが、弁護士の中でも学習が進んでいない方がおられるようです。 日本加除出版から...
「家庭の法と裁判」No55が届きました。家裁月報が廃刊となり、後継誌として「家庭の法と裁判」が刊行されましたが、はや、55号になるんですね 今回の特集は、デジタル財産をめぐ...
令和7年3月31日、国立大学協会から、「わが国の将来を担う国立大学の新たな将来像」が公表されました。 30頁ほどの分量ですので、全ての読み込みは難しいところですが、最初の部分に、「本将来像が国立...
法曹関係者の間では、「赤い本」と呼ばれている書籍が届きました。正式なお名前は、民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準2025です。交通事故を取り扱う弁護士では、必携の書とされております。 この赤い本...
旬刊商事法務3/15が届きました。 第69回東京大学比較法政進歩で、報告(1)として、松井智与東大教授による サプライチェーンマネジメントをめぐる企業法制上の諸論点 報告(2)として、平井正博...
判例タイムズNp1529号に掲載されている最高裁令和6年6月27日判決です。 高裁は、大津市敗訴だったので、最高裁で逆転勝訴となります。 これにより、原告は、約1600万円の退職金を失いました...
【弁護士考】士業DX白書2025発刊記念イベント 士業DX時代のキャリア戦略
弁護士ドットコム主催の士業DX白書2025発刊記念イベント 士業DX時代のキャリア戦略を、WEBで参加しました。 (フジ広見店の鬼ちゃん夫婦)...
IPO関係の書籍は、新しいのが出版されると、できるだけ購読するようにしております 地方でも、経営者において、IPOを考えている会社って、そこそこあるように思います。 今回...
息子が帰省したので、無理矢理に誘って、四国100名山でもある楢原山(1041㍍)に登ってきました。 水ヶ峠トンネル駐車場のところで、家内に送ってもらって、龍岡木地の林道を徒歩で歩き、木漏れ日の橋...
【弁護士考】 えひめ結婚支援センター 応援企業・協賛企業・ボランティア推進員登録証交付式 の際に、個人情報保護のセミナーの講師を担当させていただきました。
毎年、基本的には、1回、愛媛県の事業であるえひめ結婚支援センター(受託者・愛媛県法人会連合会)の応援企業・協賛企業・ボランティア推進員登録証交付式において出席して、個人情報保護のセミナーの講師を担...
月刊監査役No772号で掲載されている「人材の多様化における企業の労働管理の在り方と監査役等の留意点」です。 複数ある就労時間をどのように把握し、時間外労働の規制とどのように調整するのかという論...
【流通】 監査役等による業種別の「会計監査」のポイント 「小売業」
月刊監査役No772にて連載中の解説です。 P82以下は、監査役等の着眼点にふいて、解説しています。 ①出店と退店 →会計監査人の監査計画において、店舗視察へどのように反映されているのか...
長年定期購読をしてきました経済法令研究会の銀行法務21の3月号が届きました。今回号をもって定期購読は中止とします。代わって、3月からは、(公財)商事法務研究会に入会し、旬刊商事法務が届いております...
銀行法務21・3月増刊号「ダイジェスト金融商事重要判例(令和6年版)」で掲載された裁判例です。 宅建業者が、定期建物賃貸借契約の媒介を委託されていたにもかかわらず、事前の書面交付および説明をしな...
令和7年度の税制改正大綱によれば、防衛特別法人税なるものが、現在国会で審議され、成立する予定になっているようです。 全然知りませんでした。 防衛特別法人税は、防衛費増額の財源の一部として、当分...
民法264条の2第1項は、管理命令に係る土地の所在地を管轄する地方裁判所は、所有者を知ることができず、またはその所在を知ることができない土地(土地が数人の共有に属する場合にあっては、共有者を知るこ...
【金融・企業法務】退職慰労金の決定にかかる取締役会の裁量権 最判令和6年7月8日判決
3月から、(公社)商事法務研究会に入会しました。商事法務研究会に入会した目的は、印象ですが、現在、仕事の70%程度くらいが、会社や団体の役員としての職務、また、企業や病院等の団体からの顧問業務に費...
【労働・労災】フリーランス法が昨年11月~施行されています。
第1法規から出版された「ケーススタディでわかる フリーランス・事業者間取引適正化等法の実務対応」です。 フリーランス法の全体像ですが、フリーランスの募集から、契約の締結、契約の履行、契約終了の各...
最近、偽ショッピングサイト、詐欺サイトの話をよくききます。偽ショッピングサイト、詐欺サイトとは、インターネット等に係る詐欺を目的おしたWEBサイトを構築して、商品の注文・代金の振り込みを受けた上で...
昨年12月に出版された「学校運営の法務Q&A」での質問P298です。幼稚園だけではなくて、その他の学校、保育園、児童館等でも同様の苦情がよせられる可能性はあるところです。 近隣住民が騒音対策を法...
「この場合には、子会社にあたるのですか? 子会社にあたると、どのような問題が生じますか?」等の相談を受けることがあります。 子会社にあたるのかどうかについては判断するのは難しい場合があります。...
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四国生産性本部の労基署対応実務セミナーに参加しました。講師の先生は、床田知志社会保険労務士です。 大変勉強になりました (東京・日比谷公園) 1 はじめに ※目...
月刊監査役No777号で掲載された改正公益通報者保護法の概要と監査役等の留意点です。 今回の法改正は、4項目です。 2025年6月4日から1年6月以内で政令で定める日に施行が予定されています。...
ジアース教育新社から出版された杉野剛著の「国立大学法人の誕生」を購入しました。 朝日新聞のネット配信記事によれば、昨年6月7日に国立大学協会の永田恭介会長が記者会見を開き、国立大学の財務状況が危...
旬刊商事法務No2394に、柴田堅太郎弁護士による同意な買収における特別委員会答申作成実務の課題と在り方という論文が掲載されていました。 答申書の構成については、経済産業省が2019年6月に公表...
弁護士専門研修講座・改正相続法の実務に収録された「遺産分割に関する改正」です。 第1は、持戻し免除の意思表示の推定(民法903条4項)です。同法903条4項は、「婚姻期間が20年以上の夫婦の一方...
上場会社等の役員に就任しているとしばしば「新リース会計基準」について、監査法人や監査役、経理担当スタッフ等との間で話がでてくることが最近増えています。 ただ、法務中心の弁護士の場合は、会計につい...
ぎょうせいから出版された「弁護士専門研修講座」改正相続法の実務を、東京出張の行き帰りの時間帯で斜め読みしました ①配偶者居住権・配偶者短期居住権、②遺産分割に関する改正、③...
リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任の「解任」です。 (日弁連会館) 取締役の解任事案って、田舎弁護士の取り扱う案件でも、数年に1件あるかないかですね。株主総会が必要になりますので...
商事法務から2025年5月に出版された「リーガル・フロンティア 取締役の辞任と解任」です。田舎弁護士は企業法務を中心とした業務を行っていることから、実務上、取締役の辞任や解任というテーマで執筆され...
令和7年2月に新日本法規から出版された「最新事例にみる婚姻関係の破綻原因」です。著者は高裁の部総括判事であった赤西芳文弁護士です。 第1例から、なかなか強烈なケースでした。 【1】 妻が「犬は...
"(-""-)" ぎょうせいから令和2年に出版された「リフォーム・改修工事トラブルの解決ポイント」です。 先日、日本弁護士連合会の住宅紛争処理機関検討委員会の全体会議が日弁連会館で開催されましたの...
信山社の「情報公開・個人情報保護」(自治体審査実務編)を購読しました。 請求手続の実務、審査請求・審理手続の実務、答申案の作成実務ごとに、わかりやすく説明がされています。 請求手続の実務では、...
判例タイムズNo1532号の新類型別会社訴訟35で掲載された論文です。 競業取引・利益相反取引ですが、田舎弁護士が受験した平成8年の商法の口述試験で質問を受けた分野になりますが、途中で頭が混乱し...
ぎょうせいから出版された「遺留分の法律と実務」(第3次改訂版)を購読しました。 遺留分ですが、田舎弁護士の事務所では、年に数件相談があり、数年に1,2つご依頼があるようなイメージですね。 遺留...
民事法研究会から令和7年7月6日発行の「水産業法務のすべて」を購読しました。 普段あまり意識していないことがわかりやすく解説されています。 例えば、「漁業権」とは、「漁業を営む権利」について、...
判例時報No2621号で掲載された大阪高裁令和5年4月14日判決です。 Yは、従業員Xに対して、80万円を貸し付けました。その際に強制執行受諾文言付きの公正証書を作成しました。 Xの労災事故に...
判例時報No2621号に掲載された東京高裁令和6年9月26日判決です。 第1審は、保育所勝訴、第2審は、保育所敗訴となった事案です。 第2審は、①X1(児童)に提供された本件ホットドックについ...
旬刊商事法務No2393号に掲載された「特別委員会の設置に係る実務対応」です。 経済産業省が公表した「公正なM&Aの在り方に関する指針」(2019年6月28日 公正M&A指針)及び「企業買収にお...
以前、技能実習制度が解消されて育成就労制度が創設されたというお話を耳にしたことがあります。令和6年6月21日から起算して3年以内に施行されることになつているようですが、現時点では未定のようです。...
5月17日に、松山市米野にある愛媛大学農学部附属自然観察会(演習林383㌶)に、参加しました。 コロナのために当分の間休止となっており、今回、数年ぶりの実施のようです(秋季にも開催されるようです...
銀行法務21・7月号が届きました。 法務時評は、池田眞朗先生の「太陽光発電とESG融資の展望 行動立法学からみたFITの弊害」です。池田先生は田舎弁護士がまだ司法試験受験生だった時に民法の口述試...
判例時報2591号で掲載された金沢地裁令和4年12月9日判決です。 本件の主な争点は、①ボールの回収を中止させるべき注意義務違反又はその回収に関する指導等をすべき注意義務の有無及び②過失相殺の可...
実務住民訴訟P174以下です。 「違法な先行行為(原因行為)と財務会計行為との関係についての判例の流れ」について、複数の最高裁判例が紹介されていました。 その中で、「道路の開設が道路法上の路線...
1日校長事件という事件名で有名な平成4年12月15日付最高裁判決です。 事案の概要は以下のとおりです。 東京都教育委員会は、退職勧奨に応じた都内公立学校の教頭職にある者29名について、昭和5...
令和3年に少年法が改正されて、令和4年4月1日から施行されています。 まず、少年法の仕組みについてのおさらいです。 第1に、罪を犯した少年の処分についてです。 ①少年事件は、全件が家庭裁判所...
本日、国立大学法人愛媛大学本部において、愛媛大学基金冠事業「フジ×社会共創学部 人財育成プログラム連携事業」贈呈式に出席しました。 愛媛大学社会共創学部において、選抜学生による学科横断的な実践プ...
判例時報No2590号で掲載された令和5年1月18日大阪高裁判決です。 労働判例1285号にも、前記判決についての解説が掲載されていましたので、引用します。 ...
第一法規から出版された自治体財務Q&AP155です。先日、東京の弁護士会館をお邪魔した際に購入しました 随意契約ができる場合として、同書では、以下のとおりの説明がされていま...
随意契約の制限に違反した契約の私法上の効力については、最判解説において、以下のとおり、問題提起をされています。 地方自治法2条15項前段が「地方公共団体は、法令に違反してその事務を処理してはなら...
判タN01520号で掲載された千葉地裁令和5年7月19日判決です。 原告は、被告(市)の設置管理に係るサイクリングコースをロードバイク(前輪の幅約2.3センチ)で走行していた時に、本件コースの舗...
昭和25年10月11日、尊属殺事件に対する穂高先生の少数意見が話題になっています。 被告人が尊属に当たる者を死亡させてしまった場合、通常の傷害致死よりも格段の重罰を以て処断されていました。 この...
昨日の続きです。 「(4)原因行為が行政処分である場合において、当該処分に重大かつ明白な瑕疵はないが、これが違法にされたものであることから、当該職員が当該行政処分について職権取消権(自庁取消権)...
判例タイムズNo1435号で掲載された大藤敏元東京高裁判事の論文です。 最終章の「5 違法性の承継に関する判例法理の要約」がわかりやすく整理されていますので、引用したいと思います。 「以上のよ...
判例時報2589号で掲載された最高裁令和5年10月26日判決です。 本件は、A株式会社の株主であるXが、利害関係参加人であるB株式会社を吸収合併存続株式会社、A社を吸収合併消滅株式会社とする吸収...
先日、東京新橋で開催された(公財)日弁連交通事故相談センター主催の2024年度高次脳機能障害相談研修会に参加しました。 講演は、2つでした。 1つめが、自賠責保険(共済)における高次脳障害審査...
日本最大のお菓子の商社である株式会社山星屋様(売上高3347億円)主催のアリスタフェア2024に参加させていただきました。2024年のテーマは、「菓子PRIDE~お菓子が創る笑顔と商機~」です。...
昨日の続きです。それでは、最高裁平成25年3月21日判決をみていきたいと思います。 判決は以下のとおりです。「第1 事案の概要 本件は,築上町(以下「町」という。)が町有地上の建物の取壊しに伴...
ぎょうせいから出版されている「実務住民訴訟」P115以下の記述です。自治法232条の4第1項の「支出命令」の解説となっております。 「支出命令とは、その権限を有する長又はその委任等(通常は「専決...
ここ数年なぜか裁判所から大型の管財事件の打診はないために、田舎弁護士の破産法の知見は干乾びているような状態です ところで、破産事件の申立をサポートする際に、申立てや受任通知...
最高裁のサイトに、最高裁判所判事が紹介されているリンクがあります。 弁護士出身の最高裁判事を見てみました。 まずは、草野幸一氏です。西村あさひ法律事務所の代表パートナーです。 次に、渡邊恵理...