「プレコード・ハリウッド」「罪の島」1931年米監督:ウィリアム・A・ウェルマンSafeinhell娼婦のギルダは、かつて彼女をレイプした男を誤って殺す。彼女は恋人の船員の手引きでカリブ海の島に逃げ込むが・・・。二転三転する物語もさることながら、島に滞在する逃亡犯たちや凶悪な警察署長の不気味さが強烈。物語もシーンも当時としてはきわどく、ヒロインのキャラも決して”改心した娼婦”ではない。当初はバーバラ・スタンウィックがギルダ役だったが配役変更となった。ギルダのドロシー・マッケイルがポイントで煙草を吸うシーンがあるが、マッチの擦り方、煙草の吸い方が一々カッコ良い。映画内で女性のカッコいい喫煙ナンバー・ワン(適当な事言ってら)今回、シネマヴェーラ特集はヘイズ・コード自主規制条項(1934-1968)以前のハリウ...「罪の島」