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  • 両側の歩道に白き蓋のあり/百年もひと月過ぎて大晦日(中央通り)

    本川越駅から一番街の方へ中央通りを歩いていると、バス停の手前の歩道に白い蓋があった。駅の東と西に1つずつあったので、それで終りと思っていたが、こんな所にもあった。その蓋は駅の方を向いている。点字ブロックの直ぐ脇にぴたりとついている。もしやと思って反対側の歩道を見ると、濃い緑色のボックスのそばにそれらしきものが見える。道を渡りそこに行ってみると、たしかに同じ蓋があった。こちらは一番街の方を向いている。これも点字ブロックの近くにあるが、少し離れている。私が写真を撮っていると、通り掛かった二人連れが立ち止まった。百周年の記念の蓋であることを確認して、一番街の方へ歩いて行った。蓋にもあるように、大正11年12月1日に市制が施行され、その記念日も過ぎた。101年目も、すでに1ヶ月が過ぎ大晦日になった。両側の歩道に白き蓋のあり/百年もひと月過ぎて大晦日(中央通り)

  • トゲトゲの緑風船実のなりて/冬陽を浴びてほんのり光る(近所の畑)

    11月の下旬、近所の畑に妙なものがあった。薄い緑色の風船のようなものが、細長い葉の間に見える。大きなものが2つと小さなものが2つ、全部で4つある。大きい方をアップで見ると、全体にトゲがある。その近くには、しろっぽい小さな花がある。小さい方にも多くのトゲがある。こちらのトゲの方がかなり長い。花は小さく、それがまとまって下を向いて咲いている。花の先の方には、かすかに紫色が見える。木のようにも見えるが、草のようで、支柱が必要らしい。小さな花とこのハリセンボンのようなものと、まったく結びつかない。他のツル植物が巻き付いて、それが実をつけているのかと思ったが、そうではない。12月の上旬、また行ってみると、間違いなく木の幹から出た茎の先に付いている。小さい方の実は、少し大きくなったように見える。トゲ、風船で検索すると...トゲトゲの緑風船実のなりて/冬陽を浴びてほんのり光る(近所の畑)

  • 酔芙蓉どうも誤解で伐られけり(近所の団地)

    以前酔芙蓉のあったところは、ぽっかりと空いている。その切株は、中途半端な高さで残されている。その近くで庭の掃除をする女性がいた。もしかすると、この木が伐られた理由を知っているかも知れないと思い、「これは、なんで伐られちゃったんですかねえ」と聞くと、「ああ、それは私が伐ったのよ」と思いがけない答が帰ってきた。「この木を元々植えた人がいて、半分くらいに伐れば、来年はもっと良く咲くと言われたのよ」その人には、何度も確認して、半分に切った結果こうなったのだと言う。これを植えたという人は、枝を伐るように言ったようだが、幹のことと勘違いしたようだ。「枝を伐れば良かったのよね、ごめんなさいとは言ったんだけどね」その人に言ったのか、この木に言ったのか分らないが、この切株に言ったように感じた。切株を見ると、左の方に薄い緑の...酔芙蓉どうも誤解で伐られけり(近所の団地)

  • 初大師ゆったり進む準備かな/紅葉散りほんのり赤きその根本(喜多院)

    昨日の土曜日、喜多院の山門の前には、赤地に白抜き文字で「初大師」と書かれた看板があった。山門をくぐったすぐ右手には、拝観お休みの立て看板がある。参道の両側には、すでに露店が場所を占めている。上には参拝者用の案内看板がある。その先の赤い矢印が4つある看板もいつも通りである。大黒天もいつものように、多宝塔の前に仮設置されている。本当の大黒天は、この護摩受付所の後ろにある。だるま納め所も、緑の仮設フェンスに囲われて、多宝塔の脇に出来ている。小さな御宮は、今年は北側にあり、南を向いて置かれている。そのそばで何か作業する人がいた。庫裏への門を入り、左手の本堂のほうには、前受付護摩御札授与所の小屋がある。向きを変えると、庫裏の前にテントが並ぶ。その右端のテントには、紅白の幕が目立つ。本堂の前にも案内の看板がある。階段...初大師ゆったり進む準備かな/紅葉散りほんのり赤きその根本(喜多院)

  • 師走にて十月桜満開に(西小仙波)

    11月の初め、十月桜はぽつぽつとしか咲いていなかった。それから1月半ほどして、山車庫の向かいの桜は満開になっていた。もっと前から咲いているのは知っていたが、撮る機会がなかった。山車庫の前、いつもの位置から見る。例年と同じように良く咲いている。花は中院の桜よりもピンクが目立つ。特に蕾の色の濃さは、中院では見られない。下から見上げると、ここが花が最も多く見える。少し前、ここで写真を撮る人がいた。これも、毎年見ている所から撮った。前回見たときは、もうあの状態で終りかと思ったが、ただ時期がずれていただけのようだ。師走にて十月桜満開に(西小仙波)

  • 紅葉を散り残してや落葉掃き(喜多院)

    喜多院では正月の準備が進んでいる。それを見ながらどろぼう橋の方へ歩くと、橋のそばの紅葉はまだ残っていた。近くの木も、色はすこし黄色くなっているが、こちらも残っている。すぐ近くではずっと何か機械の音がしている。木でも伐っているのかと思ったが違っていた。説明板の後ろの斜面に人がいて、ブロアーで落葉を吹いていた。その人と同じくらいの所から橋を見下ろすと、紅葉に挟まれた橋を渡ってくる人がいた。橋の傍から見上げると、紅葉はほとんどそのまま残っているようだ。そこから堀を見ると棒を持った人がいて、足元には落葉が小さな山になっている。橋の反対側の堀は、ブロアーで飛ばされた土埃で煙っている。橋の中央でまた反対側を見ると、先ほどの人が落葉の山に棒を入れている。棒の先は熊手のようになっていて、それで落葉を集めているようだ。その...紅葉を散り残してや落葉掃き(喜多院)

  • 桜咲き紅葉残りてただ静か(中院)

    中院の塀際の十月桜が満開になっていた。位置を変えて見上げると、ほぼ全面に咲いている。アップにすると、白い花の付いた枝にはまだ蕾も見える。東側から鐘楼門を見ると、左手に紅葉があった。すでに見ごろは過ぎているが、まだそれなりに楽しめる。駐車場の隅にメタセコイアの木があり、こちらもまだ葉が残っている。駐車場はせまく、手前に桜の枝が入ってしまう。鐘楼門をくぐり、塀際の十月桜を見る。全体は逆光であまり良く見えないので、花のアップを撮った。枝が多く、奥の花を撮ったつもりが、手前の花がボケて入っている。そこから鐘楼門の方を見ると、メタセコイアが良く見える。鐘楼門の反対側にも少し紅葉が残っている。石仏などが並ぶ所の入口から、不染亭の屋根越にメタセコイアを見上げる。境内を歩き庫裏の脇に行くっと、黄葉とサザンカの花が並んでい...桜咲き紅葉残りてただ静か(中院)

  • 南天の一房赤く網の外(近所の団地)

    団地の道の角に南天があり、白いネットが掛けられている。去年も掛けてあったが、今年は3つのネットを使い、うまく覆っている。ちょうど南天の実がなっているが、ネットの中でよく見えない。日当たりの良い方は、上の方にネットがあり、大きく膨らんでいる。その上の方に、赤い実が見えた。頂点にある1房だけが、ネットの外に出て、明るい陽を浴びている。これは、鳥に食べさせるためか、通る人の目を楽しませるためか。家の南天は、実が生る前に枝を伐ってしまうので、ほとんど実がない。それでも、ふと気が付くと庭の隅に、南天の木が大きくなっていて驚く。南天の一房赤く網の外(近所の団地)

  • たい焼きを買いに行ったら鍼打たれ(市立川越高校そば)

    ピラカンサとビヨウヤナギを左に見て進むと、駅から続く通りとの交差点に出る。右手前は市立川越高校で、その向かいに白い箱形の小さな建物がある。ここは以前、廃業した文房具屋があり、その後この建物が建てられた。「たいやき」と白抜き文字で書かれた暖簾が掛けられ、幟で「た」が見えず「いやき」になっていた。ところが、この日(9月末)は、様子が全く変わっていた。正面に廻ってみると、鍼灸院・整骨院と書かれている。左の斜めに張った幕はあり、幟も立てられているが色が違う。横断歩道を渡り、近くへ行ってみる。大きな幕には、知恩と書かれたロゴマークがある。下には小さな立て看板が置かれている。この時はまだオープンして間もないようだった。新規オープン記念、9月末までと書いてある。横の壁には、イラスト入りで、ここを利用できる症状などがかか...たい焼きを買いに行ったら鍼打たれ(市立川越高校そば)

  • ピラカンサ赤い実の下黄色花(旭町第一公園そば)

    公園の反対側の角に、ピラカンサの赤い実がなっていた。その手前こんもりした木があり、ぽつぽつと黄色い花が咲いている。駐車場の端にあるピラカンサは、敷地に沿って細長く拡がっているが、午前中なので南東側に陽が当たっている。今年も、木全体に多くの実を付けている。実はあちこちに固まっていて、多いところでは、押し合うように生っている。ここまでは、この季節では普通だが、なぜかそのそばに黄色い花がある。ビヨウヤナギで、花は少なく下のほういにくつか咲いている。右手の方の花のそばには、今にも咲きそうな蕾もある。どこか別の場所でも見たような気がするが、思い出せない。たぶんその時は急いでいたのだろう。ピラカンサ赤い実の下黄色花(旭町第一公園そば)

  • 木枯らしに衣取られて柿光る(河岸街道)

    ザクロは葉が落ちて、残された実は寂しげだが、柿の場合は違う。木により早い遅いはあるが、今はほぼ葉を落し、実だけが残っている。その実は、ようやく主役になったとばかり、陽を浴びて目立っている。河岸街道を西の方へ歩いていると、角にサザンカが咲き、その左手に柿の生っているお宅があった。うす紫というか濃いピンクのサザンカは、大きめの花を木全体に付けている。少し日陰に3つ並んでいるところがあった。そのサザンカ越しに柿の実が見える。柿は大きく枝を広げているが、実は上の方が多く付いている。上の直ぐ右下は、鈴なりになっている。その道を少し歩くと、空地の隣りの家に柿の木がある。こちらも、大きく枝を広げている。左手の方には、先ほどよりも多くの実が固まっている。枝は実の重さでしなっている。右手のほうにも、多くの柿が生っている。さ...木枯らしに衣取られて柿光る(河岸街道)

  • 黄葉とザクロの赤と空の青(近所の団地の近く)

    団地の入口で、NTTの電波塔の脇に、やや拡がった飛行機雲が流れていた。団地の中を通り、反対側の住宅地越に電波塔と雲が見えた。家の塀際には、黄葉したザクロの木がある。その枝に多く実がなっていた。少し前までは丸い実だったが、この時は実がさけていた。裂け方は色々で、3つに裂けたり、2つに裂けたりしている。向きも色々で、ちょうどこちらに中を見せているものもある。住宅地を抜けると、塔の右側の雲が広く長く伸びていた。これは、11月下旬だったので、12月の今は葉も落ち、実だけが残っている。実の中は赤が濃さを増している。ザクロの赤は、黄葉を背景にしたほうが良く見える。黄葉とザクロの赤と空の青(近所の団地の近く)

  • バスを待つ人の足元白き蓋(U_PLACE前)

    川越駅西口の歩行者用デッキの端から下を見ると、ちょうどバスが停車し、待っていた人たちが乗込み始めた。その足元に白い丸いものが見える。みな乗込んだあとには、マンホールの蓋が残っている。デッキを移動し、U_PLACEから下を見ると、バスの後ろの昇降口近くにその蓋がある。アップで見ると、やはりあの市制100周年の蓋である。下へ下りると、その蓋は歩道の端、すこし斜めになった所にある。向きは縁石に対して少し傾いている。歩道の端ぎりぎりから正面を撮る。反対方向を見ると、となりのバス停にバスが停まっていた。もう一つの蓋もロータリーのバス停のそばにあった。2つとも西口だが、東口にもあるのかは分からない。バスを待つ人の足元白き蓋(U_PLACE前)

  • アンデスの乙女の跡か朽ちた株/周囲を覆う紫の花(新河岸川)

    弁天橋から先に、ここ何年か見ているツゲの木がある。今年もやはり、同じ木でありながら、紅葉している所とまだ緑の所がある。手前の方は紅葉していて、びっしりと固まった実が生っている。草刈りの終った河川敷には、葉を落した桜が濃い影を落としている。その先に水音がし、龍池弁天からの水が流れ落ちている。アンデスの乙女があった所のムクゲは、かなり枝を刈り込まれている。その根本に紫の花が拡がっている。その小さな花は、ムラサキカタバミのようだ。金属製の柵の下の方に細いロープがあり、横に這ったあと下に垂れている。先端は細くなり切れているが、その直ぐ下に古い切株がある。もしかするとこれがアンデスの乙女の切株かと思った。しかし、それにしてはかなり朽ちている。周囲を見ても他にそれらしきものは、見当たらない。もしかすると、アンデスの乙...アンデスの乙女の跡か朽ちた株/周囲を覆う紫の花(新河岸川)

  • 弁天の歩行者橋の渡り初め/緩きスロープ急なステップ(新河岸川・弁天橋)

    新河岸川の土手道を2人の女性と1人の女の子が歩いていた。少し離れてその後を歩いていると、女の子が弁天橋手前の歩行者用の橋のスロープを上り始めた。それで、この橋がすでに渡れることが分った。大人2人は渡る様子がなく、女の子は途中で止まった。結局渡ることなく、3人とも歩き去った。確かに橋は開通していて、薄いブルーのスロープは、途中で繋がれている。スロープを上りきると、すぐ上流に弁天橋の側面が見える。橋の床はスロープと違い緑色をしている。反対側まで渡り、スロープを上から見る。こちらも途中に繋ぎ目がある。また橋を渡って元に戻り、スロープと反対側の階段を見下ろす。こちらは、段数は少ないが急になっている。階段を下り、後ろを振り向く。階段を囲うように鉄パイプの柵があり、杭の1本に小さなソーラーパネルが付いている。橋の側面...弁天の歩行者橋の渡り初め/緩きスロープ急なステップ(新河岸川・弁天橋)

  • ヒドリガモ小さな群れでスイスイと/別の群れでは黙々食べる(新河岸川)

    国道16号線の橋から新河岸川の上流を見ると、真っ直ぐな川の青い水面にはさざ波があった。岸の桜はほとんど葉を落している。橋を渡り対岸の土手道を上流へ歩くと、精進場橋の下に静かな波紋が出来ていた。10羽ほどの小さなカモが集まって泳いでいた。ヒドリガモのようだが、河川敷には1羽もおらずみな泳いでいる。集まって泳いでいたが、こちらを警戒したのか横に移動するものもいる。さらに上流へ歩き、桜並木が終った先にも、少し数の多いヒドリガモの群れがいた。こちらはほとんどが、河川敷に上り、黙々と草を食べている。その群れの中に別のカモも混ざっている。ヒドリガモより少し大きく、カルガモのように見える。そのすぐ先では、そのカモたちが並んで泳いでいた。まだ来たばかりのヒドリガモは、小さな群れで生活している。その群れが段々増えて、他の鳥...ヒドリガモ小さな群れでスイスイと/別の群れでは黙々食べる(新河岸川)

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