長徳寺の方へ行こうと薬局の角を曲がると、前の方からクリの花の匂いが漂ってきた。歩けば歩くほど匂いは強くなった。その先の交差点の角に、背の高いクリの木があった。花は満開で、周囲はその匂いで満ちていた。細長い花の房は、色んな方に向かって伸びている。少し歩いて別の角度から見ると、大分印象が違う。家の入口を挟んで反対側にもクリの木があった。こちらの木は背が低いが、やはり満開だった。花の房はほぼ垂れ下がっていて、見た目はかなり違う。すぐ側の別の木には、うす紫のテッセンの花が1輪だけ咲いていた。クリも梅雨の時期の花だが、今年は梅雨が有ったのか、今日も猛暑の予想が出ている。強き香に引かれて行けば栗の花(長徳寺近く)