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  • 散る桜見送るように八重桜(稲荷小路)

    第一小学校の八重桜を見た同じ日、少し遠回りして帰ることにした。蔵造りの建物が並ぶ一番街の通りから、1本東側の道を歩いていてふと横道を見ると、奥に八重桜が咲いていた。一番街につながる、稲荷小路である。道に入ってみると、八重桜は稲荷神社のすぐ先にあった。さらに近づいてみると、八重桜は小路を覆うように咲き、左手にはまだ桜が咲き残っていた。どちらの桜も、このそば屋さんのものらしい。幹の反対側には、下の方に枝があり、そこもきれいに咲いていた。でもやはり、小路に張り出している枝の花が圧倒している。そこから、稲荷の小さな社の屋根が見えた。記憶は定かではないが、ここで始めて見た八重桜かも知れない。散る桜見送るように八重桜(稲荷小路)

  • 体育する新入生か八重桜(第一小学校)

    第一小学校の南側の門から、八重桜と山桜の咲いているのが見えた。校庭では、体育の授業が行われていた。右手の方には、別のクラスが体操をしていた。どちらも、新入生のように見えた。八重桜は、門のそばから山桜まで続いている。手前の桜を見上げる。見ごろだが、満開少し前の感じがする。一番良く咲いているのは、山桜の手前の木だった。枝垂れ桜のように咲いている。南側の高いネットの所にも八重桜が咲いていた。そのそばの桜も、まだ花が残っている。角を曲がり、上り坂になるところにも、八重桜が咲いていた。となりの桜にも少し花がある。坂道を上る間も、子どもたちの声が聞こえていた。体育する新入生か八重桜(第一小学校)

  • 散る桜風に吹かれてほほを打つ(雀ノ森氷川神社)

    4月の15日、地方庁舎跡の桜はまだ咲いていた。こんなに遅くまで咲いているのはめずらしい。氷川神社の桜も遠目に、咲き残っているように見えた。近くで見ても、まだ多くの花をつけていた。以前見たときは、下の方がよく咲いていたが、この時は、上の方の花が多かった。花はまだ残っているが、地面には多くの花びらが落ちている。石鳥居の脇に、赤いツツジがきれいに咲いていた。それを撮っている間、風に吹かれた花びらが、つぎつぎと頬を打って落ちて行く。境内の2本の桜も、一面に花びらを落としていた。まだ少し花を残した桜よりも、脇の紅葉の新緑の方が目立っていた。次の日、地方庁舎跡の桜は、かなり変色していた。やはり、あれが今年最後の見ごろだったようだ。散る桜風に吹かれてほほを打つ(雀ノ森氷川神社)

  • 花見茶屋なくて現る鬱金桜(喜多院)

    先週の土曜日、喜多院山門脇の桜は、前に見たときより良く咲いていた。鐘楼門前の露店はまだ営業していた。一方、慈眼堂下にあった花見茶屋は、すでになくなっている。桜の下は広く空いていて、一組だけ丸くなって花見をしていた。花見茶屋のあった所へ行くと、見慣れない花が咲いている。いままで気付かなかったのが不思議だが、鬱金桜が咲いていた。枝垂桜ほどではないが、垂れた枝に多くの花をつけている。八重ではないようだが、まとまりを作って咲いている。私が写真を撮っていると、別にカメラを向ける人がいた。多宝塔周辺の桜もまだ残っていた。その桜を見上げて、熱心に撮っている女性がいる。庫裏入り口の枝垂桜は、すっかり葉桜になっていた。そのため、下に咲いているミツバツツジがよく目立つ。前回、観光客が多くて撮れなかった、水琴窟そばのミツバツツ...花見茶屋なくて現る鬱金桜(喜多院)

  • 満開のヤマナシのそば長き穴/護岸工事でこれが見納め?(新河岸川・滝下橋上流)

    仙波氷川神社の下の坂を下り、国道16号の下をくぐると、前方に滝下橋が見える。手前の駐車場には、今年も芝桜がきれいに咲いていた。ここの芝桜は、2色が混ざっている。滝下橋はまだ開通せず、左側に警備員が1人立っていた。橋の下流側から見ると、橋の下の護岸工事は終わっていて、川の水はさえぎるものなく流れていた。さらに下流側の左岸には、満開の桜が見えた。こちらにも、工事している様子はない。橋の上流側から見ても、護岸は出来上がったようだ。ただ、河川敷の土嚢はまだ少し残っている。歩行者用の橋から滝下橋を見ると、橋の後ろに桜の上の方が見える。右岸の木はほとんどが伐られ、歩行者用の橋のそばだけが残っている。上流側を見ると、左手にヤマナシが満開になっていた。しかし、その手前には、オレンジのネットが張られ、白いものも見える。橋の...満開のヤマナシのそば長き穴/護岸工事でこれが見納め?(新河岸川・滝下橋上流)

  • 嵐にも負けずに桜咲き残リ/水面に映る桜もゆらり(仙波氷川・新河岸川)

    山桜を見たあと、新河岸川の桜を観ることにした。途中、富士見橋手前に公園があるが、そこの枝垂桜は葉が目立っていた。その後方にある、仙波氷川神社の桜は満開に見えた。富士見橋の上からいつもの位置で見ると、嵐の後だがきれいに咲いている。ただ、その右奥の桜の枝が見えない。神社の境内から石鳥居をみると、そばの桜もまだ大丈夫だった。しかし、地面には多くの花びらが落ちている。坂道から先ほどの桜を見上げる。2本の桜が、1本のようにまとまって咲いている。一方、その右手の桜は、枝を大きく刈り込まれ、大分寂しくなっていた。滝下橋から護岸工事を見ながら歩くと、田島橋の先の桜が咲いているのが見えた。車列の間を抜けて道を渡ると、菜の花と一緒に桜が咲いていた。橋を渡り、対岸を少し行ったところから見ると、花の散った様子はない。川面にも桜の...嵐にも負けずに桜咲き残リ/水面に映る桜もゆらり(仙波氷川・新河岸川)

  • 山桜嵐の後もまだ見ごろ/ヤオコー桜控えめに咲き(地方庁舎跡周辺)

    8日の月曜日、この日も曇りだったが、遠目にも山桜は満開だった。次の日は春の嵐の予報だったので、とりあえず撮っておくことにした。近くで見ても、確かに山桜は満開だった。真下から見上げると、枝いっぱいに花がついている。交差点の角から全体を見る。上の方の枝には、今年も多くの花が咲いている。交差点から少し離れ、電波塔を入れて撮る。すぐ近くに地方庁舎跡があり、東側の道沿いに桜が並ぶ。道側の枝は切られ、敷地内に枝が伸びている。ここの桜も満開になっていた。道路側の並木を撮る。手前の木が一番枝ぶりが良い。花の多いところを選んでみた。敷地の反対側に近いところに、1本だけ桜がある。少し先から振り返って電波塔と一緒に撮る。駅へ続く道沿いにあるヤオコーの2本の若い桜も咲いていた。すでに下の方には若葉が目立つ。差点(駅)に近い方が、...山桜嵐の後もまだ見ごろ/ヤオコー桜控えめに咲き(地方庁舎跡周辺)

  • 満開に桜は咲けど花曇り/たった5日で見違えるほど(雀ノ森氷川神社など)

    7日の日曜日、桜は満開なのに曇り空。雀ノ森氷川神社の前を通ると、富士塚のそばの桜を撮る人たちがいた。近づいて見上げると、上の方よりも下の方がよく咲いている。これを見て、神社の前を通る人も、思わず立ち止まってしまうようだ。境内の2本の桜もよく咲いていた。特に右側の桜が目を引いた。境内には小さな子をつれた家族が遊びに来ていた。こどもは元気に走り回る。裏手の桜は、枝が低く垂れている。そのため、間近で見ることができる。ついでなので、市立川越高校の方へ回ってみた。少し手前のお宅に、りっぱな桜がある。この桜も満開だった。花で埋まり、空が見えない。おそらく、晴れていても同じだろう。高校角の桜も多くの花をつけていた。枝を切り詰めているので、幹の近くに集まっている。2本の枝垂桜は、さすがに見ごろを過ぎていた。校門近くの桜も...満開に桜は咲けど花曇り/たった5日で見違えるほど(雀ノ森氷川神社など)

  • 花曇り桜満開人多し/桜観るより自撮りに夢中(喜多院)

    6日の土曜日、喜多院の桜は満開で、人の出入も多い。山門右上の桜は、今まであまり気にしたことはないが、今年は目立っている。山門をくぐると、外国からの観光客らしき人たちが、参道の真ん中で自撮りをしていていた。一度外へ出て、鐘楼門前の桜を撮る。鐘楼門の左手の桜もよく咲いている。鐘楼門を隠すように、露店が並んでいる。境内の中ほどは、意外にもシートを敷いている人は少ない。それよりも、通路を移動する人が多い。桜の奥に多宝塔が見えた。この日はハトの群れも下にいて、人間が落とした餌をついばんでいた。花見茶屋も桜が咲くと、全く雰囲気が違う。多宝塔の周囲の桜もすべて満開。庫裏入り口の枝垂桜は、もう見ごろを過ぎていた。それよりも、周囲に植えられているミツバツツジが良く目立つ。これも外国の観光客だと思うが、石の上にのりツツジをバ...花曇り桜満開人多し/桜観るより自撮りに夢中(喜多院)

  • 早咲きの色濃き桜やや寂し/枝垂桜は蕾と満開(新報国マテリアル近く)

    4月2日新報国マテリアルの早咲きの桜が、遠目でも咲いているのが見えた。近くまで行って道の反対側から見ると、満開になっていたが去年までと印象が違う。以前よりも花がまばらに感じる。道を渡ってすぐ下から見上げる。花の多いところは、ほぼ前と同じように見える。花はまとまって咲く。中心から飛び出すように花がついている。花の付きがよくない所を見ると、枯れ枝が目立つようだ。その先の角の公園の桜は、まだ一部しか咲いていなかった。下の方に、少しまとまって咲いている所があった。交差点の反対側に枝垂桜があった。まだ若い木で、花よりも蕾の方が多い。その先の2つ目の信号機のある交差点に、市立川越高校がある。角には枝を切られた桜があり、左手に枝垂桜がある。角の桜は、公園と同じようにまだ花が少ない。枝垂桜は2本とも満開になっていた。位置...早咲きの色濃き桜やや寂し/枝垂桜は蕾と満開(新報国マテリアル近く)

  • リナリアは今年はなくて駐車場/ふと見りゃ近く少しだけ咲き(近所の畑)

    消防署の足場が撤去されていた2月の中ごろ、道に沿って麦が生えている畑の奥で工事をしていた。畑の北側に新しい施設が出来たが、そのすぐ前である。右手の道路側には、ダンプカーが停めてある。車の下には、広くシートが敷かれている。左手の方にはショベルカーが動き、数人の人が何か作業していた。また、別の建物でも出来るのかなと思って、その日は通り過ぎた。それから、10日ほど後に行ってみると、工事は終わって更地になっている。手前には、柵のようなものが見える。その先の角を曲ってそこへ行ってみると、以前と全く様子が変っていた。真っ平になった細長い場所の左手と奥には、鉄パイプで格子状の柵が出来ていた。左右の地面には、おなじパイプが1直線になり、黄色い部材が等間隔に並んでいる。それに直角に黒と黄のロープが張られている。どうやら、駐...リナリアは今年はなくて駐車場/ふと見りゃ近く少しだけ咲き(近所の畑)

  • 散る桜幼子の手は小さ過ぎ/満開の枝垂れ眺めて花見かな(仙波東照宮・喜多院)

    仙波東照宮の門を潜ると、思った通り石鳥居の上に桜が咲いていた。鳥居に近づいて、下から見上げる。もっと鳥居に近づいて撮ろうかと思ったげ、すでに直ぐ下から桜を撮る人たちがいた。それを諦め広場の方へ行と、ハラハラと花びらが落ちてくる。地面にもすでに広く散っている。保育士さんと小さな小たちが、花びらを手に受けようとしている。なかなかうまく行かず、他の子たちはあきらめて近くを走っている。この2人だけが、それを続けている。広場の端から見上げると、左右2本がつながるように咲いている。咲き具合は、去年と同じ位に見えるが、時期は10日ほど遅い。喜多院の山門の中は、明らかにに1週間前より賑やかに見えた。参道に並んだ露店が開き、人の姿も多い。別の参道から本堂の方を見ると、河津桜はすでに葉桜になっている。その手前の背の低い桜だけ...散る桜幼子の手は小さ過ぎ/満開の枝垂れ眺めて花見かな(仙波東照宮・喜多院)

  • 嵐去り夏日満開枝垂れ咲く(光西寺・中院)

    春の嵐が過ぎ、東京でソメイヨシノの開花宣言があった翌日(30日)、中院の枝垂桜を観にいった。途中、光西寺となりの幼稚園越しに、光西寺の枝垂桜が咲いているのが見えた。脇に、モクレンとハクモクレンも咲いている。手前の幼稚園の桜は、まだ蕾しかない。角を曲り、中院との間の道から、同じ枝垂桜が見える。遠目だが、ここからが一番よく見える。中院の寒緋桜はまだ残っていたが、その脇の十月桜の方が目立っている。ほぼ満開で、完全に寒緋桜を圧倒している。光西寺の枝垂桜は背が高い。第一中学校との境に近いので、観る向きが良くない。自然と下から見上げることになり、黒い枝の間から花を見る。端の方の枝は、花だけを見ることが出来る。中院の前の通り沿いには、枝垂桜とほぼ同じ時期に咲く桜がある。その満開の桜を見上げて撮っている親子がいた。その後...嵐去り夏日満開枝垂れ咲く(光西寺・中院)

  • 太き管両側すでに舗装済み(新琵琶橋)

    3月の最初、新琵琶橋の下は、前のようには太い管から細い黒い管が出て水が流れていた。跨線橋のスロープから下を見ると、左側(右岸)の川底は舗装されたようで、薄いシートが敷かれている。その下には、網目の板が敷かれているのも見えた。太い管との間にはまだすき間があり、小さなポンプも置かれている。右側(左岸)の川底には、小さな石の混じった黒い土が見える。大小のショベルカーは、こちらの岸に置かれていた。それから1週間後、太い管の先にはブルーシートが敷かれ、其上を水が流れていた。あの黒い細い管は、右手の方に置かれている。上から見ると、左側は薄いシートと網目の板はなくなり、舗装された面が見えている。濡れたところと乾いたところがあり、まだらになっている。ほぼ全面が舗装されているが、鉄の柱の周囲は少し空いている。太い管の右側の...太き管両側すでに舗装済み(新琵琶橋)

  • 桜より桜色して椿咲く(近所の団地)

    10日ほど前、近所の団地の道にピンクの椿が咲いていた。道に沿って、奥まで少し間を開けながら続いている。。建物の裏で陽当りが良くないが、それでも花は良く目立つようになっていた。ほとんどの木が上の方だけ咲いているが、この木は下の方にも咲いている。建物の出入口につづく通路の両側に植えられている。反対側の木は、下の方に枝がなく上だけに咲いている。別の通路の木には、より多くの花が咲いている。濃い緑の葉の間から、競うように咲き出ている。花は八重で、よりピンクが目立つ。向きを変えて撮ると、また雰囲気が違う。途中に1本だけ小さな木が道路際にある。落ちた種から育ったのかも知れない。その後も、多くの花を付けた木が続く。最後の1本は、何故か白の椿だった。まだ花は少なく、蕾の方が多い。別の道にも椿が並ぶが、白い花はここだけのよう...桜より桜色して椿咲く(近所の団地)

  • ホトケノザぺんぺん草と畔に咲き(松郷)

    3月の10日頃、去年は一面にホトケノザが咲いていた畑は、既に奇麗に土が均されていた。ちょっとがっかりしたが、少し歩くと別の畑にホトケノザが咲いていた。去年の畑より規模は小さいが、帯状に咲いている。道路から少し離れていて、幅もあまりないが、その中心部だけをみれば去年と同じである。もう少しアップにすれば、全くそん色ない。反対側の陽のあたる方から見ると、少し明るく見える。道端にはホトケノザとぺんぺん草(ナズナ)が一緒に咲いている。ホトケノザを間近で見ることが出来る。さらに歩くと、別の畑の畔にもナズナとホトケノザが咲いていた。ナズナの方が背が高いが、うまいこと棲み分けている。白いナズナは地味なので、ついホトケノザを撮ってしまう。この日は冷たい北風が強く吹いていたが、近くの運動場では、高校生がラグビーの練習をしてい...ホトケノザぺんぺん草と畔に咲き(松郷)

  • 満開の桜を観つつ電車見る(川越駅近くの踏切)

    2日前(22日)川越駅そばの踏切から、1つ先の踏切近くの桜が咲いているのが見えた。踏切を渡り、横道に入り少し行くと、駐車場の車越しに満開の桜があった。さらに移動して、車のない所から満開の桜を撮る。この早咲きの桜は、踏切へ続く坂道の上にある。踏切の警報器が鳴り、坂道に車が停まると、少しして東武東上線の電車が通過した。まだ、踏切は閉まったままで、反対方向からJR川越線の電車がやってきた。桜の上部は、花で埋まっている。坂を下り、途中で桜を見上げると、坂道に沿って枝を広げている。年々枝ぶりが良くなっているように感じる。最初に見た左側には、花が重そうに咲いている。中央部もかなり花が多い。線路に近い方も良く咲いている。どこを撮っても花で一杯である。きりがないので、撮るのを止めて坂を上るとまた警報器が鳴った。今度は、池...満開の桜を観つつ電車見る(川越駅近くの踏切)

  • 雪の朝スズメに驚きカラス逃げ(近所の空地)

    3月の始め、2回雪が降った。数センチ積もった雪の上に、1羽のカラスがいた。向きを変え、少し歩く。小さな草むらの側で立ち止まった。カラスの足は積もった雪に埋まっている。餌を探すでもなく、雪の感触を楽しんでいるように見える。いろいろ向きを替えて、歩き回っている。またこの向きになった直後、慌てたように飛び去った。カラスと入れ替わるように、なにか飛んで来た。小さな鳥で、物の陰にとまったので良く分からないが、スズメのようだった。いつもは我が物顔をしているカラスだが、スズメに脅されることもあるようで、ちょっと可愛らしい。雪の朝スズメに驚きカラス逃げ(近所の空地)

  • 提灯を張り巡らせて花を待つ/河津桜と着物の女性(喜多院)

    中院に行った日、喜多院へも寄って見た。山門から出て来た6、7人の外国からの観光客は、なぜか山門の前で立ち止まり動かない。その人たちが立ち去るのを待って、静かになった山門を撮る。山門の奥には、ピンク色が広がっている。境内には、白とピンクのストライプの提灯が吊り下げられている。すでに、花見の準備が進んでいた。この日も鳩の群れが下にいて、女の子が鳩と遊ぼうとしている。驚いたことに、あの河津桜がまだ咲いている。手前の河津桜は少し咲いているが、ほぼ葉桜になっている。満開の桜の側には、和服の女性が2人立っていた。ちょうど良い位置に提灯があり、ここだけは花見の雰囲気になっている。右手奥の河津桜は、一見咲いていないように見える。しかし、咲いていない訳ではなく、ややしぼんだように半開きで咲いている。3本の河津桜は、それぞれ...提灯を張り巡らせて花を待つ/河津桜と着物の女性(喜多院)

  • 寒緋咲き十月咲けど枝垂れまだ/四季折々の写真出迎え(中院)

    お彼岸前の土曜日(15日)、中院の枝垂桜の様子を見に寄ってみた。塀際の寒緋桜が満開になっていた。枝はくねくと複雑に交リ、花もばらばらに咲いている。枝の先には、花が密集している。すぐ脇の十月桜は咲いていないかと思ったら、結構咲いていた。寒緋桜とは対称的に地味に咲いている。鐘楼門の方から境内に入ろうとすると、駐車場側の竹垣に写真が並んでいる。一番手前のパネルには平安時代から続く天台宗別格本山中院凛とした佇まい四季折々の花に心和みひとり深呼吸のできるお寺とある。どうやら、中院の四季を撮った写真のようだ。最初はミモザの花で始まっている。途中に、ライトアップされた枝垂桜が並ぶ。桜の木で終りかと思ったら、さらに4枚あった。その最後には、2匹のタヌキの写真があった。このタヌキには、まだ会ったことがない。鐘楼門をくぐると...寒緋咲き十月咲けど枝垂れまだ/四季折々の写真出迎え(中院)

  • 梅3種水仙椿ミモザ咲き(近所の畑など)

    2月の20日頃、歩道の脇に水仙と黄梅が咲いていた。黄梅の左の方は、枝が横に延びている。反対に右の方は、枝が垂れている。水仙は花びらが細く先が尖っている。枝を切られた遅咲きの梅は、中段はまだ蕾が多く見える。その一方上と下は良く咲いている。特に根本に近い方は、丸く咲いていて目を引いた。梅以上に枝を伐られたロウバイは、今年はほとんど花を付けなかった。辛うじていくつか咲いていた。その根本にも水仙が広がっている。近所の家の塀際には椿が咲いていた。茂った葉の間に隠れるようにしている。同じ木に2種類の花が咲く。別の家にはミモザが咲き始めていた。部分的には満開状態である。その4日ほど後、別の所でもミモザを見た。塀の外まで垂れているので、間近で見ることが出来た。畑の梅はもうほとんど散ってしまったが、水仙、ミモザ、椿はまだ咲...梅3種水仙椿ミモザ咲き(近所の畑など)

  • 鴨と鯉仲良く泳いで上と下(新河岸・琵琶橋)

    2月の下旬、小仙波跨道橋から新河岸川を見ると、少し下流の木が生えている辺りにカモの群れがいた。小さな群れだが、川幅一杯に広がっている。どうやら、ヒドリガモのように見えた。下に降り、琵琶橋の上から川を見ると、すぐ下にコイの群れがいた。カモの群れよりかなり多い。その内、カモの群れの方から2羽のカモが泳いで来た。ヒドリガモより大きな、カルガモのつがいのようだ。コイの群れの上を、スイスイ泳いで上ってくる。完全にコイの群れの真ん中まで来た。上の方を泳ぐコイとぶつかりそうにもなった。その後、またコイの上をゆっくりと下流へ戻っていく。コイの群れの一部も、それを追うように下流へ泳ぎ出した。ヒドリガモの群れは、相変わらずのんびりとしている。コイの群れは、ヒドリガモの群れに近づく。先頭は、ヒドリガモの群れの中までやって来た。...鴨と鯉仲良く泳いで上と下(新河岸・琵琶橋)

  • 川底を舗装するのか鉄格子(新琵琶橋)

    2月の半ば、琵琶橋から新琵琶橋を見ると、以前と同様川底の管から水が流れ出ていた。太い管の左側の奥には、細い板が並び塀のようになっている。跨線橋から見ると、右岸には大小のショベルカーが置いてある。小さい方は、前回見たときは川底にあった。その川底は平らになり、湿った黒い土で覆われている。足場用か、塀と同じ細い板も置いてある。左奥には、垂直の階子が設置されている。その上の方には、転落防止の輪もついている。太い管を挟んで反対側は、土が乾いている。さらに上から見ると、黒い管が太い管の鼻のようで面白い。その1週間後、琵琶橋から見る様子は同じようだった。しかし、上から覗き込むと、川底は鉄筋の格子で覆いつくされている。小さなコンクリートブロックの上に、細かく格子が組まれている。太い管との間には、少し間がある。上からも格子...川底を舗装するのか鉄格子(新琵琶橋)

  • 足場取れお色直しの消防署(中央消防署)

    2月の半ば、中央消防署の前まで来ると、東側の建物に足場が掛っていた。足場は取り外す作業の途中だった。建物は最初黄色に見えたが、薄いオレンジ色に塗り替えられていた。それから10日ほどして、足場のない状態の写真を撮ろうと歩いていると、消防署の方がなにやら賑やかな声がする。行ってみると、道路際に四角い車が停まり、そこから奥の方へ列が出来ている。四角い車の前には、乗込もうとする人達の姿がある。車の荷台にコンテナーのような白いものがあり、これは震度いくつ、などと説明する声が聞こえる。どうやら、地震の体験車のようだった。屋根は赤く、下の白い部分は上下に分かれているので、高さが変るのかも知れない。運転席の間にも四角い所がある。ここにオペレーターがいそうだ。道路には案内の女性がいて、「受付すれば体験できますよ」と誘ってく...足場取れお色直しの消防署(中央消防署)

  • 満開の桜のそばは蕾だけ/河津桜はやはり3本(喜多院)

    1週間前の喜多院、境内の河津桜は1本だけ満開になっていた。前と同様、観光客が木のそばで写真を撮っている。多宝塔へ向う通路を見ると、路に沿ってもう1本小さな木がある。前回は、木の陰で見えなかったようだ。なんのことはない、去年と同じ3本の河津桜があった。手前の桜は、やはり中心部しか咲いていない。それでも、前回蕾だったものは咲いている。前に見逃していた1本は、まだ咲いていない。その先に鳩の群れが歩いて来るのが見える。鳩はそのままこちらに来て、周囲を取り巻かれてしまった。何に驚いたのか、鳩が一斉に飛び立った後、桜を見るとほとんど蕾だった。あちこち探して漸く1ヶ所だけ花を見つけた。満開の桜の側では、2人の女性がまだ写真を撮っていた。スマホを地面にセットし、桜を背景にしている。その後も、撮った写真を確認したりして、い...満開の桜のそばは蕾だけ/河津桜はやはり3本(喜多院)

  • 河津咲き狛犬タヌキ花見かな(岸町熊野神社)

    熊野神社の境内に入ると、2ヶ所で河津桜が咲いていた。左手は社殿の前にあり、これは以前から見ている。右手の桜は、いままで良く見たことはないかも知れない。やはり曇り空で、全体が暗くなってしまう。それでも近づいて見ると、かなり良く咲いている。この時はまだ蕾も少し残っていた。さらにアップで見ると、うすいピンクに染まっている。いつものように参道から社殿を見る。鳥居のそばにも河津桜があるが、咲き具合は良くない。それよりも、奥の桜が目立っている。この河津桜も満開だった。最初見た木より古い木で、花の量はだいぶ多い。アップで見ると、中心部が濃くなっている花もある。この木は、参道を挟んで神楽殿の前にある。社殿の横を見ると、まだ若い河津桜が咲いていた。その脇に「梛(なぎ)の木」と彫られた石碑があり、その後に桜より少し背の高い木...河津咲き狛犬タヌキ花見かな(岸町熊野神社)

  • 坂下と池の桜が一体に/桜の下を歩く子供ら(仙波河岸史跡公園)

    愛宕神社から仙波河岸史跡公園へ下りる前に、公園の池(湿地)を見ると岸辺の河津桜が満開になっていた。階段を下りると、満開の河津桜が並んでいる。ほとんど花で埋まっている。坂から少し斜面を下り、低いところから階段の方を見る。やはり満開で、近くの枝も花で覆われている。少し歩き、並木を反対側から見る。やはり最初に見た、一番端の桜が花の量が多い。近づいて見上げると、花で埋まっている。少し迂回して、池の側の河津桜を横からみる。さらに迂回するとき、公園の中では園児たちが走り回っていた。その奥の梅は、ほとんど目立たなくなっていた。歩行者用のデッキから見ると、坂下の桜と岸辺の桜が連なって見える。池の水はかなり少ないが、桜が水面に映っている。さらに迂回すると、別の角度からも水面の桜が見える。晴れていれば、もっと奇麗だと思うが、...坂下と池の桜が一体に/桜の下を歩く子供ら(仙波河岸史跡公園)

  • 桜咲き椿も咲けど花曇り(愛宕神社)

    朝のうちは晴れ間があったが、次第に雲が多くなった。2月の最終日、河津桜の様子を見に行った。愛宕神社の参道から、入り口左の河津桜が咲いているのが見えた。下から見上げるが、青空ではないので、花も暗く見える。下の方の花は、奇麗に咲いていた。去年は気付かなかったが、右手にも河津桜が咲いている。むしろこの木のほうが良く咲いていた。花の密度も、高いように感じた。駐車場の奥、社殿の裏の方にも桜が見えた。2本の桜があるが、その前に桜より色の濃い花が咲いている。濃いピンクの花が、ほぼ満開に咲いている。良く分からないが、時期からみてツバキのようだった。河津桜は、横に伸びた枝に多くの花を付けている。下から見ると、桜越に社殿の屋根が見える。すぐ脇を国道16号が走っているが、その歩道脇にも河津桜が満開だった。花は多く、晴れていれば...桜咲き椿も咲けど花曇り(愛宕神社)

  • 売り尽くしセールの看板ブックオフ(小仙波)

    国道16号から少し離れた県道沿いの建物に、ブックオフの小仙波店がある。全体にL形の建物だが、その北側の1・2階に入っている。2月の17日、1階の入口の左右に看板が2つずつ置いてあった。右側には「閉店のご案内」の下に「2月21日(水)閉店」とある。脇の看板には「閉店売り尽くしセール」の下に、大きく{中古本全品50円」と書いてある。左側には、売り尽くしセールの看板の脇に、「買取のご案内」があり、1月21日で買取は終了していた。壁を挟んで売り場の窓の上には「時を越えて人の想いを結びます」と白抜きの文字が横に並んでいる。駐車場越しに見たとき、2階の窓にもこれと同じものがあった。それから1週間後、店の前には三角コーンが並び、引越し用の青いシートが敷かれている。店の中の蛍光灯は点いていて、入口の看板は中に移動していた...売り尽くしセールの看板ブックオフ(小仙波)

  • 三分咲き河津桜は2本だけ(喜多院)

    3日前の喜多院、去年3本あった河津桜は2本になっていた。一番手前の木は、やはり枯れてしまったようだ。左奥の木はかなり咲いていて、観光客が写真を撮っている。通路側の木は、一すると見咲いていないように見えた。近づいてみると、蕾が大きく膨らんでいる。その後に、咲いている花がある。2輪並んで咲いていたが、枝が邪魔して撮りにくい。観光客は入れ替わって撮っていたが、ようやく桜から離れた。全体には三分咲き位だが、近づいて下から見ると見ごろになっている。さらに近づくと、花で画面が埋まる。枝に沿って帯状に咲いている所もある。上の方に伸びた枝には、多くの蕾がある。これが咲くには、もう少し時間がかかりそうだ。この分なら、仙波河岸史跡公園の河津桜も見ごろになっているかも知れない。しかし、昨日、今日と北風が強く、散ってしまわないか...三分咲き河津桜は2本だけ(喜多院)

  • 梅咲けど河津桜は咲き始め(仙波河岸史跡公園)

    滝下橋から緩い坂を上り、仙波河岸史跡公園に入った。公園の北側の塀に沿って梅が並ぶ。その梅は、ちょうど満開だった。その先の広場で遊び終わった園児たちが、東屋の脇を通って帰るところだった。通路から梅を見ると、3ヶ所ほどに分かれる。一番左は通路の近く。中央は塀のそば。右手は、背の高い2本が並ぶ。右手の良く咲いている所を撮った。その隣の枝垂桜は、まだ咲く様子はない。池は静かで、少しどんよりした感じがする。愛宕神社への階段下には、河津桜が並ぶが、まだ咲いていなかった。あちこち探して、ようやく咲き始めを見つけた。桜の下には、オニノゲシの黄色い花が目を引いた。また、オオイヌノフグリもひっそりと咲いている。河津桜は、その後もう少し咲いたようだが、雨の日が続き見に行けてない。梅咲けど河津桜は咲き始め(仙波河岸史跡公園)

  • 木が伐られ護岸工事は進行中(新河岸川・滝下橋)

    長徳寺前の坂を下りると新河岸川に出る。国道16号の橋が掛かっていて、右手の方に16号の下を通る通路がある。そこを抜けて、岸辺の桜に沿って歩くと田島橋がある。対岸には、黒い土嚢と1台の重機があった。滝下橋上流の歩行者用の橋から下流を見ると、左岸には白っぽい土嚢が積まれ、橋の下には工事車両があった。土嚢は、田島橋のそばにあった黒い土嚢と入れ替わっている。土嚢の上には鉄板が敷かれ、脇に重機が置いてある。滝下橋の下には、また太い管が並び、その上にコンクリートミキサー車と重機がある。その右手には、工事中の護岸が見える。歩行者用の橋から滝下橋に近づくと、以前と感じが違う。道路に沿った柵のすぐ下を見ると、大きな切株がある。周囲がくねくねと複雑な断面になっている。そのすぐ上流側にも大小2つの切株がある。以前あった木が切り...木が伐られ護岸工事は進行中(新河岸川・滝下橋)

  • 桜咲き本堂なくて枝もなし(長徳寺)

    長徳寺の早咲きの桜が満開になった知ったので、先週の半ばに行ってみた。突き当りを右に曲ると、長徳寺の山門の手前に桜が咲いていた。なぜか、その先にクレーン車がアームを上に伸ばしているのも見えた。それほど大きな木ではない。塀に沿って歩き、坂を上って違う方向から見ると、確かに満開になっていた。さらに近づき、ほぼ真下から見上げる。ほとんど蕾はなく、文句なく満開だった。桜を見て、ふと本堂の方を見ると、あるはずのものがない。そこには、工事車両が停まっていて、その先の木などが見える。境内に入って、車両の脇から見ると、本堂のあった所は更地になっていて、周囲にオレンジのネットが張ってある。右手の奥には別の建物の側面が見え、こちらは改修中なのか足場が組まれている。瓦屋根にも何か白いものがある。山門の方へ戻ると、山門前の坂道には...桜咲き本堂なくて枝もなし(長徳寺)

  • 咲き終わり満開の梅まだ蕾/紅梅散りて地面を染める(菅原神社)

    1週間前菅原神社の前を通りかかると、色々な梅が咲いていた。左に枝垂れの紅梅があり、花は多くないが見ごろだった。花の集まっている所を撮る。この梅が、多くの花をつけているのは見た記憶がない。右の石碑の廻りには、3色の梅が咲くが、どれも見ごろを過ぎていた。右端の蝋梅は、花の色が薄くなっている。奥右の白梅は、茶色が目立ってきている。左の紅梅も、色が薄くなっている。それでも向きを替えて撮ると、それなりに見える。石敷の参道から社殿の方を見ると、途中に白梅、社殿近くに紅梅が咲いていた。背の高い白梅は、まさに満開の状態だった。社殿左の紅梅も、満開だった。位置を替えて見ても、見ごろだった。見上げると、枝にびっしりと花がついている。一方、地面を見ると、すでに花びらが散って、地面がピンクに染まっている。この光景は前にもここで見...咲き終わり満開の梅まだ蕾/紅梅散りて地面を染める(菅原神社)

  • 古桜は切り倒されて新桜(ヤオコー)

    2月10日の土曜日、駅へ向う途中のヤオコー前にトラックが停まっていた。苗木のようなものを積んでいる。桜の苗木のようで、トラックの荷台から大きくはみ出している。歩道には、紅白の三角コーンが並べられている。どうやら、やっと桜の植替えが始まるらしい。交差点を渡り、振り返って桜を撮った。これが最後の姿になるのは、間違いなさそうだった。午後1時ころ、3本の木の枝は全て切り落とされていた。重機が端の木の幹をつかんでいる。丁度、作業を再開したところだったようで、チェーンソーで幹の下を切り出した。周囲を移動しながら切って行く。ほぼ全体が切られた。重機と反対側で最後の仕上げをする。作業員が木から離れたところで、重機が木を押し倒した。新しい切口に多くの年輪が見える。木は大きいので、トラックに積む前に、途中での切断を始めた。重...古桜は切り倒されて新桜(ヤオコー)

  • 城跡に色々の傘並び居り/竹のオブジェは夜光るらし(本丸御殿)

    三芳野神社の境内を出ると、本丸御殿の前に出る。そこから市立博物館の方へ行こうとすると、両側にカラフルなものが見えた。道の両側が少し高くなっているが、その上にある。右側には、色々の和傘が上下2段に並んでいる。反対側の陰の所を含め、各段10本ほどある。左側の方が少し数が多そうだ。いつの間に設置されたのだろう。傘の先には、道の両側に竹で出来たものが並んでいた。交差した竹には、多くの穴が開いている。組んだ細い竹の上には、球形の竹籠が置かれている。竹のオブジェはその先にも続いている。竹駕の中に細い電気ケーブルがあり、LEDのようなものもある。他を見ると、穴の開いた竹の中にも同じものがあった。どうやら夜には、LEDが点灯するようだ。外から振り返ると、入口はゲートのようになっている。竹のオブジェに誘われて行くと、本丸御...城跡に色々の傘並び居り/竹のオブジェは夜光るらし(本丸御殿)

  • 天神の白梅咲けど紅梅は地面の上に花と蕾と(三芳野神社)

    三芳野神社の参道入口の梅は、2週間前はまだ蕾だった右側の梅が咲いていた。枝全体にバランス良く咲いている。近づいて見ても奇麗に咲いていて、そばの蕾も白く膨らんでいる。一方、左側の紅梅はまだ咲いていない。蕾もまだ固そうに見える。参道を少し入った右手の梅も咲いていた。花の多いところを見ると、満開のように見える。公園そばの梅も咲いていた。上の方は寂しい感じだが、横に伸びた枝には多くの花がある。その先の2本の梅も咲いていた。奥の梅は、竹を背景に咲いている。梅と竹は揃ったが、松は近くにはない。まだ早い時間だったので、参拝する人はいなかった。社殿と反対側の石碑と説明板の前には、5日前に降った雪が残っている。そこから視線を右に移すと、塀際の2本の梅はまだ咲いていないように見えた。ふわふわとした土の上を歩いて下から見上げる...天神の白梅咲けど紅梅は地面の上に花と蕾と(三芳野神社)

  • 赤枠は全てつながり管1つ/小さなポンプと小型の重機(新琵琶橋)

    前回から1週間後の2月3日、琵琶橋側から見ると、2本あった太い管が1本になっていた。管が撤去された所の両側には、白い小さな土嚢が積まれている。右岸には黄色いショベルカーが置いてある。右岸の鉄骨と川を横切る鉄骨は、すきまなく接続されていた。あの部材の間隔を調整するグレーの部品は、皆なくなっている。中央部を覗くと、土嚢で堰き止められた管の片側には川底が見えた。左岸にもあのグレーの部品はなく、こちらも完全に接続されたようだ。手前(下流)側の鉄骨は、左右に斜めの支えが取り付けてある。その1週間後の昨日、跨道橋のから見ると、太管の下流側に黒く細い管があり、その左右にさらに細い管がある。どこからか、小さな機械の動く音がする。スロープを下り、反対側に行って見たが、前回とほぼ同じ様子に見えた。あの音はこの辺りから聞こえる...赤枠は全てつながり管1つ/小さなポンプと小型の重機(新琵琶橋)

  • 格子戸に冬陽差し込む休憩所(本丸御殿)

    本丸御殿の周囲の工事は全て終わっていた。右手の方に白壁の建物が見える。行ってみると、瓦葺きで白壁の細長い建物があった。戸や窓は横の格子になっている。手前に横長の看板があり、休憩所と書いてある。建設中は遠目で見ていたが、出来てから来るのは初めてである。戸は開け放たれていて、冬の陽が奥まで差し込んでいる。木製の横長の椅子が、奥の方までいくつも並んでいる。北側の壁際にも椅子があり、こちらの窓の格子は縦になっている。奥に利用案内の看板が置かれていて、格子の影が斜めの縞になっている。反対側の壁に何か映っていた。上部にプロジェクターがあり、そこから壁に投影している。映っていたのは、1川越城の歴史で、右下に2/13とある。周囲の壁にも、関連するパネルが掲示してある。パネルにはプラスチックのカバーがあり、湾曲しているので...格子戸に冬陽差し込む休憩所(本丸御殿)

  • 立春になったとたんに雪景色/雪の重みでしなる金柑

    4日が立春だったが、5日の昼頃から雪が降り始めた。降り始めたと思ったら、すぐに積りだした。雑草の廻りにも、うすく積もっていた。翌朝、雑草の廻りは真っ白になり、草の一部だけが見えていた。車輪の跡が、面白い図形を描いていた。金柑はまだ多くの実をつけているが、実の重さに雪の重みが加わって、枝は大きくしなっている。去年の写真を見ると、2月の10日に雪が降った。その翌日には、仙波河岸史跡公園の河津桜が咲いていた。今年はどうなっているだろうか。立春になったとたんに雪景色/雪の重みでしなる金柑

  • 節分に豆まき舞台ときを待つ(喜多院)

    3日の土曜日、喜多院の山門には節分と書かれた黄色い看板があった。看板の下の方には、追儺豆撒(ついなまめまき)式一時とある。山門を潜った境内には、だるまを売る店が出ていた。参道の右側には3店、反対側には1店あった。食べ物を売る店は、境内には1つだけ残っていた。北側の参道には、いくつかの店が出ていた。手水舎そばの指定だるま販売所もあり、その前には人が集まっていた。その左手には、紅白の垂れ幕が見える。本堂右手から境内の方へ伸びる舞台が出来ていた。その端には、山門と同じ看板がある。幕の裾が風を受けて翻っていた。位置を替えて見ると、手摺りに喜多院節分会の看板がある。本堂の階段上から見ると、舞台はかなり長く見える。少し前まで脇に寄せられていた香炉は、元の位置に戻されていた。一時には少し時間があったが、もう直ぐこの辺り...節分に豆まき舞台ときを待つ(喜多院)

  • 南天と蝋梅の黄と冬小径(川越工業近く)

    細道のヒメツルソバは、すっかり枯れた状態のままである。その先の塀際に、赤い実が生っていた。大小の2種類の木に、どちらも赤い実がある。背の高い方はナンテンで、葉も紅葉している。脇の背の低い方は、ピラカンサのようだ。ナンテンの赤い実は、赤い葉とよく調和している。門の少し奥にも、別のナンテンが実をつけていた。このナンテンは、葉が緑のままである。すぐそばにあるのに、なぜか全く違う。さらに、隣のお宅の庭にもナンテンがある。このナンテンの葉も緑で、お隣さんと親戚かも。緑の葉に囲まれて、赤い実がよく目立つ。すぐ先に、以前見たロウバイが咲いている。この前よりも、花は増えたかも知れない。この日は快晴で、青空を背景に撮ることができた。ナンテンの実は、まだ鳥に食べられていないようだ。それなりに人の通行があるためか、それとも、ま...南天と蝋梅の黄と冬小径(川越工業近く)

  • いつの間に両岸つなぐ赤い枠(新琵琶橋)

    前回から1週間後、跨道橋の上から新琵琶橋を見ると赤いものが見えた。両岸をつなぐ赤い棒が何本もある。手前を見ると、円管の上の方にもある。スロープを下りると、4本の赤い鋼材が並んでいた。岸の鉄柵に沿っても、直行するかたちで同じものがある。さらにスロープを下りると、手前にも1本あり、全部で5本が川を横断している。鋼材の上には何本か支柱があり、それをロープでつないでいる。鋼材の上を歩くときの手摺りだろうか?左岸は、岸の鋼材と横断する鋼材が、ボルトで結合されていた。一方、右岸を見ると、鋼材と鋼材の間にすき間があった。また、横断する鋼材の間を、グレーの部品がつないでいる。手前の直ぐ下には、グレーの部品のネジが出ていた。どうやらこれで、鋼材の間隔を調整するようだ。円管の上には、まだ小さな部材が置かれていた。枠が組上がる...いつの間に両岸つなぐ赤い枠(新琵琶橋)

  • 天神の梅は紅白まだつぼみ(三芳野神社)

    あちこちから、今年は梅が早く咲いたという情報が入って来る。ついでがあったので、三芳野神社に寄ってみた。社殿の反対側、塀の近くに紅白の梅が並ぶが、全く咲いていない。左の木は、日陰で真っ黒で、枯れているようにも見える。社殿の前には、お参りする人がいた。その人はお参りを終えてから、絵馬の前で少し立ち止まった。絵馬には、合格祈願などが書かれている。鳥居側の社務所の前に、小さな人だかりが出来ていた。外国からの観光客と思われる2人つれもいる。その人達がいなくなった跡を見ると、色々なものが置かれている。もちろん、おみくじもある。掲示物も多く、左上には「初雁公園基本計画鳥瞰図」があった。図の一番上に、三芳野神社が画かれている。参道途中の梅も、まだ咲いていたなかった。参道入口両側の梅もまだつぼみしか見えない。右側のつぼみが...天神の梅は紅白まだつぼみ(三芳野神社)

  • 句碑なれど全部は読めずややさびし(柳沢東丁の句碑・喜多院)

    喜多院五百羅漢の東側には、石碑が並ぶ。その端に変った形の石があり、何か文字が彫られている。普通は表面を平に削り、そこに文字を彫るが、これは自然石のままである。上の方は読めるが、下の方は良く分からない。「川越の文化財第66号川越の文学碑めぐり(一)」によると秋風や直なるゆえに道さびし東丁の句が刻まれているらしい。これを知った後で見ても、やはり石碑の文字は読みにくい。書は、俳人山口青邨だとも書いてある。東明寺に大野一水の句碑があるが、その裏の碑文によれば、一水は東丁に師事したことがあるそうだ。石碑の端の方に、小さな字で何か彫られているが、これもかなり読みにくい。石碑の裏に廻ってみても、岩そのものがあるだけである。折角の句碑なので、なにか句が分かるものが欲しい。句碑なれど全部は読めずややさびし(柳沢東丁の句碑・喜多院)

  • 土砂土嚢なくて円管軽くなり(新河岸川・新琵琶橋)

    年明けの新琵琶橋は、当然ながら年末とほぼ同じだった。杭に挟まれた2本の円管の上には、土嚢や砂利があり平になっている。左側には、鉄板のスロープがある。それから2週間後、すぐ下流の琵琶橋から見ると様子が変っていた。円管の上にあった土嚢や土砂が撤去されている。跨道橋のスロープから見ると、右岸には重機があり、アームを川の上に出している。岸から円管に続いていた鉄板のスロープがなく、柵を支えていた赤い枠もななりく、底の土嚢が見える。端の方に梯子が1つ置いてある。円管の上はなにもなく、少し残った土砂の下に円管が透けて見える。左岸の方も、杭を支えていた赤い枠がなく底が見える。円管の上を平にし、これから工事はどう進むか期待していたが、こうなるとは意外だった。円管が残っている他は、工事再開前とほとんど同じになってしまったよう...土砂土嚢なくて円管軽くなり(新河岸川・新琵琶橋)

  • 主なき庭の柿には鳥の群れ(仙波町)

    ミカンの花が咲いていたころ、近所の柿の木に実はほとんど残っていなかった。ところが、以前見た空家の柿の木には、まだ多くの実がなっていた。そして、鳥たちの鳴き声が聞こえる。柿の実は南側に多く、北側にはあまり残っていない。その枝には、黒っぽい鳥が何羽かとまっている。動き廻っているので分かりにくいが、5、6羽かそれ以上だろう。私が立ち止まっているので、警戒してか盛んに鳴きかわしている。ムクドリのようだが、そのそばの枝には、すでに食べられた後の柿が残っている。そのうち、何羽か警戒して飛び去ったが、残った鳥は警戒しながらも柿を食べ続けていた。この時から2週間ほどたつので、あの柿も食べつくされたかも知れない。主なき庭の柿には鳥の群れ(仙波町)

  • ひこばえにトゲはあれども弱々し(国道16号沿い)

    国道16号の歩道を歩き、浅間神社前まで来ると、歩道に沿った細長い土地のオシロイバナなどは枯れていた。去年伐られたオレンジの切株も、見えるようになっていた。一見3本の木が並んでいるように見えたが、一番手前には2本の木が生えていた。道路側の切株にはひこばえがないように見えたが、よく見ると色の濃い固さそうなものがある。歩道側の切株には2ヶ所に生え、一方はかなり大きくなっていて、他方の2倍以上ある。中央の木のひこばえは小さく、幹から横に出たところにある。一番奥の切株は道路に近い方にある。これも一見すると、ひこばえがないように見えた。しかし、道路側から見ると、ひこばえがあった。まだ短く、色も淡い。その左のほうにもあり、こちらは葉がなくトゲばかりが目立つ。伐られた時期から考えると、もっと成長しているはずだが、途中でむ...ひこばえにトゲはあれども弱々し(国道16号沿い)

  • 年越してミカンの花は数を増し(国道16号沿い)

    国道16号の歩道沿いにあるオレンジは、年明けには色づいていた。上の方の実も、朝陽を浴びてきれいに見える。後に廻って見ても、となりのミカンとそん色ない。ミカンの木を見て驚いた。以前は、1ヶ所だった白い花の数が増えている。一番下の花は、前に見たのと同じように咲いている。新しい花は、その上の方にある。一ヶ所の花は少ないが、広い範囲に咲いている。ヒメツルソバが霜げるほどの寒さを経験したはずなのに、なぜか花が増えている。これは例年のことなのか、今年だけなのか、よく分からない。年越してミカンの花は数を増し(国道16号沿い)

  • 細道に蝋梅咲きて陽の光(川越工業近く)

    5日ほど前、西小仙波の十月桜は、雲をバックにしたためか花が目立たないが、まだ咲いていた。細道のヒメツルソバは、まだ復活の兆しは見えないなと思って歩いていると、すぐ先にあるロウバイが咲いていた。ほんの1週間前は、咲いているのに気付かなかったが、いつの間に満開になっていた。近づいてみると、どこを撮るか迷うほどよく咲いている。青空をバックに撮れなかったが、花がまとまっている枝があった。その直ぐそばの枝には、蕾だけがついている。いまごろは、蕾も開いてもっと良くさいているだろう。毎年見ているロウバイだが、今年もきれいに咲いて、通る人を楽しませている。細道に蝋梅咲きて陽の光(川越工業近く)

  • 逆光に天昇る龍ジャンボ絵馬(川越八幡宮)

    今年はまだ、川越八幡宮の大絵馬を見てなかったので行ってみた。参道を抜けて右側を見たが、いつもの場所には絵馬がなかった。あれと思って前方を見ると、駐車場の奥にあった。絵馬の前には車が並び、あいにく絵馬の前にも停まっている。右下が車に隠れ、全体を撮ることが出来ない。全体を撮ろうとすると、かなり斜めになってしまう。しかたがないので、翌日また行ってみると運よく車がなく、全体を撮ることができた。絵馬を作成したのは、「川越市立川越第一中学校美術・文化総合部」とある。中央に昇り龍が画かれている。左手を見ると、舞殿と思われる建物に赤い文字が見えた。大きく「和」と書かれ、右側に「令和六年川越希望の一字」とある。左には「川越女子書道部」と書かれている。社殿の左側にも絵馬が掛けられていた。東洋大学陸上競技部が、箱根駅伝の必勝祈...逆光に天昇る龍ジャンボ絵馬(川越八幡宮)

  • 参道に色とりどりの鉢ならぶ/花手水いや果物手水(川越八幡宮)

    川越八幡宮の参道に入ると、ホースを持って水を撒いている男性がいた。参道の右側には、手前は竹筒、その先は壺などの色の奇麗なものが浮かんでいる。花手水かなと思って近づいて見ると、違っていた。花は少しあるが、オレンジなどの果物が壺一杯に浮んでいた。その先も色や形の違う壺に、花とオレンジが浮んでいる。その先は赤い小さな鉢と、変った形の壺と、台付きの大きな鉢が二つ。大きな鉢には、小粒のオレンジだけが一杯入れてあった。浮ぶというより、水中に沈んでいるように見える。その先は浅い鉢などに、オレンジと松葉が添えてある。その中に見覚えのあるものがあった。とげとげの風船のようなものが、3ヶ所とも置いてある。近所の畑で生っているところを見た、あのフウセントウワタである。こんな使われ方もされると、初めて知った。その先も色々な形の容...参道に色とりどりの鉢ならぶ/花手水いや果物手水(川越八幡宮)

  • 実のような苞葉落ちて実は別に(芭蕉・川越駅東口図書館そば)

    川越駅東口図書館の近くを歩いていると、駐車場に黄色ぽいものが落ちていた。大きな皮のようなものと、小さな細長いものが散らばっている。塀のそばに2本のバショウがあり、そこから落ちてきたらしい。奥の木には黄褐色の苞葉があり、1枚がいまにも落ちそうになっている。しかし、場所が離れているので、駐車場に落ちたのはそこからではない。手前の木にも苞葉がある。まだ剥けたばかりのようなので、この苞葉と花のようだ。苞葉は固く閉じているが、上の方に花の一部が残っている。この苞葉の中にも、まだ花があるはずだ。その先に青いバナナのような実が、びっしりとついている。バナナにしか見えないが、味は悪いらしい。以前、八幡宮近くのお宅にもバショウの花が咲き、塀の外に出ていたが、今年は見られない。実のような苞葉落ちて実は別に(芭蕉・川越駅東口図書館そば)

  • 萩刈られ石碑の並ぶ冬の寺(喜多院)

    喜多院の五百羅漢入口に売店があり、その裏に東屋がある。その先、五百羅漢の西側は小さな庭になり、石碑が並ぶ。その周囲には萩があるが、冬になると刈り取られてしまう。萩の生えていたところは、庭の土だけになり、奥の松の根本もよく見える。萩はほぼ地面と同じところで刈り取られている。少し奥にある「歌塚」の周囲には、他の植木だけが残っている。芭蕉句碑とその後の石碑も、全体が良く見える。端の自然石の句碑も、その異様な姿を表している。反対側から石碑の並びを見ると、こんな感じになる。石碑の並びの先に石柱がある。その石柱のそばに、どこにあったものか分からない水盤が置かれている。水盤には雨水が溜まり、萩のものと思われる黄葉が全面に浮いていた。それから1週間後にまた寄ってみると、水盤の水は凍り、落葉が閉じ込められていた。萩は毎年こ...萩刈られ石碑の並ぶ冬の寺(喜多院)

  • バスを降り歩くが早し初大師(喜多院)

    1月6日、喜多院へ向う車の列は、新河岸川の琵琶橋の方から続いていた。坂の手前の五差路に信号機があるが、それが青になっても動かない。坂を上り少し行くと、車列の中に東武の路線バスがあった。バスの前の車が先へ進んだが、バスはそのままである。バスからは、次々と乗客が降りて来る。降りた人たちは、歩いて喜多院へ向う。たしかに歩いたほうが、はるかに早い。車列は山門前まで続き、そこから右へ曲って駐車場へ入る。その手前で左から来る車もあって、混雑している。山門は暮れと同じ様子だが、バスを降りた人たちだろうか、門へ入って行く。山門を潜ると、参道の両側には、食べ物を売る露店が並んでいる。その並びに、お面を売る店があった。お祭りでは定番のお店だが、お面の種類は新旧色々である。境内の中心部は多くの人が行き交っている。慈眼堂下の熊手...バスを降り歩くが早し初大師(喜多院)

  • 場所によりヒメツルソバも寒さ負け(川越工業近く)

    川越駅から続くバス通り、バス停そばの石造りの塀の下にヒメツルソバが咲いていた。塀と縁石のすき間に生えているようだ。帯状に生えていて、全体に良く花が咲いている。よく見ると、白い花と少しピンクの花が混ざって咲いている。少し離れて、門の直ぐ脇にも咲いている。ここは、道の反対側に大きな建物はなく、一日中陽が当たっている。同じ日、川越工業脇の細道のヒメツルソバを見ると、以前と大分様子が違う。縁石に沿って陽の当っている所は、花が咲いているように見えない。一番端は、奥の方は咲いているが、手前はベタとしている。その先は、植木の下の日陰に花はあるが、陽当りの良い所は枯れているように見える。近づいて見ると、木の下には以前と同様多くの花がある。一方、手前は花はあるようだが、茎も葉も萎れている。植木がない玄関下の所は、壁下に花は...場所によりヒメツルソバも寒さ負け(川越工業近く)

  • 桜咲きボタンクサギは寒さ枯れ(西小仙波)

    12月の下旬、西小仙波の十月桜は、依然として見ごろだった。この分なら、近くのボタンクサギもよく咲いているだろうと思った。しかし、その予想ははずれ、ボタンクサギの葉は萎れていた。大きな葉はみな、だらりと垂れ下がっている。花も鮮やかな薄紫ではなく、3ヶ所ともくすんだ紫になっている。花びらはないか、萎れて変色し、めしべだけが残っている。蕾も少し残っているようだが、咲きそうな感じではない。日陰になっていたる一番左の花は、全体が萎れ、塊りのようになっている。この場所は、南側に高い木、西側に建物があり、陽当りが良くない。少し前の強い寒波で、花も葉もやられてしまったようだ。暖かい日が続き、いきなり寒くなった。もっと早く咲いていれば、こんなことにならなかったかも知れない。桜咲きボタンクサギは寒さ枯れ(西小仙波)

  • だるまさん目を白黒と初大師(喜多院・準備中)

    30日の喜多院山門は、門松もあり初詣の準備は終っていた。門の奥の境内には、露店などが見える。山門を潜ると、参道の両側に露店が並んでいる。覆っているシートを取れば、すぐ商売が始められる状態である。境内中央も案内看板等は設置済みだった。本堂前の案内番も出来ている。ほとんどの店は準備が終っているが、慈眼堂の下では準備中だった。トラックからだるまを下ろし、袋に入っただるまは地面に置いてある。そのだるまを指差し、準備中の人に話しかけてる人もいた。すでに段に並んだだるまもある。当然、このだるまの目は白い。すこし離れた所に、高い屋根で下の方を白いシートで隠した店がある。上の方が少し見えていて、中央にあるのは干支の龍のようだ。本堂下のだるまや破魔矢の店も閉まっている。北側の参道にも露店が並ぶ。大黒天はいつもの場所に仮設の...だるまさん目を白黒と初大師(喜多院・準備中)

  • 車輪梅方や実をつけ方や花/池には緋鯉と鯉の群れ(龍池とその近く)

    緩い坂の途中に、毎年見ているシャリンバイがある。例年は実のつく頃に花も咲いているが、今年は花は見えなかった。白く粉を吹いた実は、固まって生っている。葉に囲まれている所もある。全体に実のつきは良いようだ。龍池にもシャリンバイがあるので、様子を実に寄ることにした。同じ道沿いにあるが、この日は脇道から下の門の方へ行ってみた。池の水は相変わらず勢い良く流れ出ていた。池の端から弁天堂の方を見上げると、傍の大木はすっかり葉を落していた。近くにあるキショウブには、実の殻がまだ残っていた。シャリンバイに向う坂の途中で池を見ると、緋鯉が泳いでいた。以前いた大きな緋鯉がいなくなった後、いつの間にか住むようになったが、少し大きくなっていた。緋鯉を見ていると目立ないが、大きな鯉が何匹もいる。鯉と緋鯉が一緒に輪になって泳ぐ場面もあ...車輪梅方や実をつけ方や花/池には緋鯉と鯉の群れ(龍池とその近く)

  • 冬に咲く小さな花はなぜここに(小さな公園近く)

    ヒメツルソバの花を見た頃、近所を歩いていると、道端に小さな草を見つけた。家の脇に植え込みがあり、そこの細長い針葉樹の下にある。道路と側溝とのすき間に生えている。以前、やはり小さなコキアがあった所である。小さな白い花も咲いている。2ヶ所に分かれていて、左側は既に萎れた花の脇に1つ咲いている。もう1方には2つ花があるようだが、完全には開いていなかった。それから2週間後そこを通りかかると、まだ前と同じように見えた。左側は、やはり萎れた花の横で咲いている。右側も、ひとつは萎れ、もう1つは開いていた。周囲を見回しても、同じ花は見当たらない。どこから、どのようにしてこのすき間にたどり着いたのだろうか。陽当りが良いせいか、12月の下旬でも咲いている。今年の年末年始は平年より暖かそうなので、この花も年を越すかも知れない。冬に咲く小さな花はなぜここに(小さな公園近く)

  • 細道にヒメツルソバは陽を浴びて(川越工業近く)

    12月の初旬の終り、喜多院のどろぼう橋の紅葉はまだ見ごろだった。工業高校の脇の車1台がやっと通れる細道に入ると、道に沿ってヒメツルソバが咲いていた。家の土台と植木に沿った狭い所に帯状に伸びている。土台のすぐ下は陽当りが良く、花も良く咲いている。その先の木の陰にも花は続いている。ヒメツルソバは、小さな花が集り球形になっている。茎は赤く、よく見ると小さな花が開いている所もある。植木の端も陽当りが良く、花も多い。陽を背にして見ると、全体の花の咲き具合が分かる。ヒメツルソバは何故か、寒くなってから咲き始める。気を付けて見ると、あちこちに咲いている。細道にヒメツルソバは陽を浴びて(川越工業近く)

  • 桜見てボタンクサギの咲くを観る(西小仙波)

    喜多院公園のイチョウの黄葉が奇麗だった頃、近くの十月桜もまだ見ごろだった。道路を渡りふと右手を見ると、ボタンクサギが咲いていた。3ヶ所程に分かれているが、その右側の2ヶ所。咲いてると思ったが、実際には蕾の方が多かった。奥の方は、ほぼ蕾だけである。手前の枝には、少しだけ咲いていた。それから1週間後、十月桜はほぼ同じように見えた。一方、ボタンクサギは花の数が増えていた。以前、奥の方は蕾だけだったが、3分ほど咲いている。手前の方は、半分ほど咲いているだろうか。国道16号の側では、ボタンクサギを撮りそこなったが、思いがけずここで見ることが出来た。ボタンクサギは、その1週間後までは咲き続けていた。桜見てボタンクサギの咲くを観る(西小仙波)

  • 紅葉とイチョウの黄色重なりて(喜多院公園)

    11月下旬、喜多院どろぼう橋の紅葉はまだ始まったばかりだった。そこから石段を登り、空堀に沿った道に出る。この道の先に何かありそうだ、と思って先へ行く人がいる。しかし、喜多院の外の公園に出てしまうので、また戻って来る人もいるようだ。道の途中で、右側の柵のそばに大きな切株があった。切口はまだ新しく、複雑な形をしている。松平大和守家廟所の上にあるので、倒木を恐れ伐られたようだ。道を進むと、前方の木の間に黄色いものが見えた。そこから下り坂になり、坂の下の空堀に星月橋が架かっている。橋の上から前方を見ると、紅葉とイチョウの黄葉が重なっていた。橋を渡る人をやり過ごした後だ、もっと近づいて見上げた。紅葉は陽を透かした方が奇麗だが、イチョウは陽を浴びた方が鮮やかである。イチョウは、喜多院公園の中ほどにある。その周囲では、...紅葉とイチョウの黄色重なりて(喜多院公園)

  • ふとん屋さんピンクの花がお出迎え(うちの寝装店)

    駅から続く車の通りが多い道沿いにこのお店がある。看板には「うちの寝装店」とある。以前お世話になった記憶があるが、お店がここにあるのを知ったのはかなり後だった。そのお店の前にピンクの花が咲いている。ガラス戸の脇の壁の下、壁と同じ幅いっぱいに広がっている。プランターか地植えか分からないが、下の方は舗装面に密着している。ベチュニアのようだが、とにかく花の量が多い。建物のそばで北風はあたらず、陽当りも抜群である。この時は11月の下旬だったが、12月の今でも同じように咲いている。いつ見ても同じに見えるのは次々と咲くからだろうが、本物がどうかちょっと疑うほど良く咲いている。ふとん屋さんピンクの花がお出迎え(うちの寝装店)

  • 主なき家の庭にも柿実り

    仙波氷川神社の前の道を歩いていると、道の両側に柿が生っていた。左側の柿の方が実が多く、ちょうど陽当りが良かった。家の東側、ブロック塀と間に木は生えている。一番実の集まっている所は、すきまなく実がついている。少し移動して横から見ると、上の方の枝にも、青空と白い雲をバックに多くの実が生っていた。家はどうやら空家のようだった。すむ人は居なくても、柿は精一杯実を付ている主なき家の庭にも柿実り

  • 鈴なりのみかんの中に花三つ(国道16号)

    国道16号の歩道を歩いていると、毎年見ている柑橘の実が少し色づいていた。中段をみると、まだ青い実が多い。それを見て行き過ぎようとして、ふと振り返ると、色づいたミカンの実が鈴なりになっていた。実の重みで枝がしなっている。隣の木と全く違い、どの実もきれいに色づいている。上下で見ても、実の多い少ないはあるが、色の差はほとんどない。下の方に何か白いものが見えた。三つほど白い花が咲いていた。この木の花の咲いている所はまだ見たことがないが、思いがけず見ることができた。これは11月の下旬だったので、今は隣の木の実も色づいているだろう。鈴なりのみかんの中に花三つ(国道16号)

  • 酔芙蓉枝を伐られて蛸足に(近所の団地)

    ロウバイの枝が伐られたのとほぼ同じころ、団地の道に入ると、それまで咲いていた酔芙蓉の花が見えなかった。酔芙蓉のあった所へ行ってみると、下の方で枝が伐られていた。枝は根本を中心にして、上の方へ広がっている。去年伐られて残った切株は、ほぼ腐っている。その根本から、細い枝が何本も伸びている。上から見ると、7、8本の枝の切口が白く見える。去年は、下の方だけ残して大胆に伐られていた。しかし、その後ひこばえが成長し、伐られる前と同じくらいの大さになり、多くの花も咲いた。その自信の表れか、今年もかなり思い切って剪定されている。前回は幹1本だけだったが、今回は多くの枝に分かれている。酔芙蓉枝を伐られて蛸足に(近所の団地)

  • 蝋梅は枝を伐られて春を待つ(近所の畑)

    蝋梅は枝を伐られて春を待つ(近所の畑)歩道を歩いていると、畑のロウバイの枝が伐られていた。伐られた枝は、まだ葉のついたままで残されている。切口は白く、まだ伐られて間もないようだった。それから5日ほど後、ロウバイの伐られた枝はなくなっていた。その奥にある梅は、この時はまだ剪定されていなかった。ロウバイの枝の切口も、まだ新しく見える。ロウバイの枝は片付けられていたが、すぐ脇の歩道際には別の木の枝が置いてあった。ロウバイよりも枝が細かい。どの木だろうと思って見回すと、少し離れたところにそれらしきものがあった。畑の東側に建物があり、その日陰になった所の、アセビの上の方の枝が伐られていた。このアセビもすでに蕾をつけていたと思うが、ばっさりと伐られていた。すこし後には、歩道脇の枝もなくなり、奥の梅も剪定されていた。ロ...蝋梅は枝を伐られて春を待つ(近所の畑)

  • 十月の桜見ごろでまわり道(西小仙波・中院)

    西小仙波の山車庫の向かいの十月桜は見ごろになっていた。向って左(北側)は、どの枝にも多くの花が咲いている。右(南側)の枝も負けてはいない。近づいて下から見ると、まだ蕾もあるようだ。ピンクの濃い花が集まっている枝もある。この分だと中院の十月桜も咲いているだろうと思い、まわり道をすることにした。それほど距離はないのだが、歩いている内に雲が流れてきて、着いたときは雲の影になっていた。そのため、どのくらい咲いているのか分かりにくい。下の方は、以前見たときよりも多くの花が咲いている。位置を変えて見ると、左の方へ伸びた枝には多くの花が咲いている。やはり、前回見たときは、力を出していなかったようだ。最初に見たときも思ったが、上の方は花が少ない。塀に近づき見上げても、塀際には少し咲いているが、天辺の方には花がない。西小仙...十月の桜見ごろでまわり道(西小仙波・中院)

  • 菊まつりやってた頃の暖かさ(喜多院・小江戸川越菊まつり)

    小江戸川越菊まつりはだいぶ前に終っているが、開催中は山門にその看板があった。喜多院には七五三のお参りの人達も多くいた。この家族は、子供の意思により入口から引き返した。入るとすぐは、例年と違い何も置いてなく広い。正面は去年と同じで、部門の最高賞が並ぶ。その中の一つを撮る。入ってすぐ左には、盆栽のようなものが置かれている。これは例年通りである。その先は2段になっていて、ダルマや福助と呼ばれる背の低い菊が並ぶ。通路に挟まれた所には、千輪仕立てが並ぶ。一番端のものは、斜めに陽が降り注いでいた。さらに、その先にもある。先ほどの背の低い菊の段を、反対側から見る。その先には、盆栽仕立が並ぶ。その内の一つ「伊佐沼の森」と題された作品。通路正面には、大きなオブジェがあった。下の方に作者のプロフィールが書かれている。角を曲る...菊まつりやってた頃の暖かさ(喜多院・小江戸川越菊まつり)

  • 川に入り水をかき分け作業中/円管並び工事再開(新河岸川・新琵琶橋)

    11月の中旬、新琵琶橋の工事現場に青い重機があった。8月以降休工していたが、再開されたようだ。工期は令和6年3月29日頃となっている。滝下橋の護岸工事と同じである。跨道橋の上から重機を見下ろす。その奥に例の円管が組み立て前の状態で置かれていた。川の方は、まだ以前と同じように見えた。それから1週間後、新琵琶橋には、クレーン車がアームを伸ばしていた。琵琶橋から見ると、川の中で作業する人達の姿があった。跨道橋の上から見ると、クレーン車のそばにあの円管が組み立てられて置いてある。川で作業する人たちを上から見る。少し後でまた行ってみると、すでに1本の円管が川の中にあった。そのそばには、作業する人の姿もある。さらにその1週間後、琵琶橋から見ると、2本の円管が川底に並んでいた。跨道橋の上から見ると、円管の両側並んだ鉄の...川に入り水をかき分け作業中/円管並び工事再開(新河岸川・新琵琶橋)

  • ハナミズキ赤き実落ちてつやつやと/人に踏まれて黒き点々(新報国マテリアル)

    新報国マテリアルのフェンス沿いのハナミズキは紅葉していた。歩道には、光沢のある実が落ちていた。枝の先に、2粒並んでいるものもある。さらに多くの実ついた枝先もあり、少しつぶれている。すぐ側の木を見上げると、枝にも多くの実が生っている。小さなまとまりが4つ、横にならんでいる所もある。実の赤が葉に移って、赤く染まっているようにも見える。振り返ってNTTの電波塔を見る。ハナミズキの下の歩道が少し黒ずんで見えた。歩道には黒い点々が広がっている。上の枝を見ると多くの実が生っている。落ちた実が、通る人に踏まれてつぶれ、黒い点になったようだ。金網のフェンスの中にも実が落ちている。こちらは、踏まれる心配はないようだ。葉を落した枝の先には、白っぽい丸いものがついている。もう、春の準備が進んでいるのかも知れない。ハナミズキは春...ハナミズキ赤き実落ちてつやつやと/人に踏まれて黒き点々(新報国マテリアル)

  • 立冬に柿の実映す池の水(仙波河岸史跡公園)

    2羽のカモを追って仙波河岸史跡公園まで来た。さすがに、ナツメの実はなくなっていた。木製のデッキを歩くと、高い所にカキが生っていた。真下から見上げると、デッキの上に伸びた枝に多くの実が生っている。そのままデッキを進み、池(湿地)の見える所へ出る。明るい陽が池全体に差し込んでいた。向こう岸にあるカキの実が、水面に映っていた。デッキを戻り公園の中に入ると、東屋の先、塀の際にもカキがあった。周囲にはウメの木がある。ちょうどカキの木に陽が当たっていた。このころ頭上を覆う木は、まだ紅葉が進んでいなかった。愛宕神社の方へ行く途中で、水面に映っていたカキが見えた。公園の中でなく、柵の直ぐ外側にあった。愛宕神社の参道脇のキバナコスモスは、全て刈り取られていた。電柱の下のキバナコスモスもなくなっていた。見た目にはほどんどすき...立冬に柿の実映す池の水(仙波河岸史跡公園)

  • 真夏日の次は立冬カモの群れ(新河岸川)

    対岸の土嚢が見えるところの近くで、川を泳ぐカモの群れがいた。その下流にも群れている。アップで見るとヒドリガモのようだ。この前日は真夏日で、昼間は半袖で充分だった。まさか、この時期にヒドリガモが来ているとは思わなかった。群れはその先にも続いていた。滝下橋の歩行者用の橋から上流を見ると、群れの全体が見えた。橋の袂の木には、以前見た白い実が生っていた。少し色づいた実は、鳥に食べられることもなく、大きな房に生っていた。白い実を見ている内に、カモの群れはこちらに近づいて来た。その群れの前に、別の2羽のカモがいた。2羽のカモは上流に向って泳いでいたが、下流へ突然向きを変えた。ヒドリガモの群れは更に近づいてくる。2羽のカモはスピードを上げて、滝下橋の方へ泳いで行った。白い実の生る木反対側には、ミカンよりも大きな実が生っ...真夏日の次は立冬カモの群れ(新河岸川)

  • 対岸に土嚢が並び重機あり/護岸工事の始まるそうな(新河岸川・滝下橋)

    国道16号が新河岸川を越える橋の歩道は狭くなる。その手前に警備員が立ち、そばで作業する人がいた。やな予感がしたが、それは当たっていた。その先の斜面にボタンクサギが咲いているはずだったが、すっかり刈り取られていた。仕方がないので、国道16号の下を潜り、新河岸川の土手道に出た。田島橋の近くから対岸を見ると重機があった。その後に小型の車も並んでいる。さらにその先には、白っぽい大きな土嚢が並んでいた。もしかすると、滝下橋の工事が始めるのかと思った。滝下橋へ歩く途中、河川敷に青いネットで囲われたミカンがあった。鳥に食べられるのを防ぐためだろうが、人に取られるのも警戒しているのか。この木の所有を主張するものがいるとは思わなかった。上流から見た滝下橋は、以前のままのように見えた。橋の正面に行くと、以前はなかった看板が並...対岸に土嚢が並び重機あり/護岸工事の始まるそうな(新河岸川・滝下橋)

  • サザンカの生垣のうえ寺の柿(天然寺近く)

    天然寺手前の信号の変るのを待っているとき、ふと左手を見ると黄色いものが見えた。正面に寺の本堂の横が見える細道があり、道沿いのお宅に黄色い大きな花が咲いていた。家の玄関の前両側に棚が作られ、そこからラッパの様なダチュラの花が釣り下がっている。道路側の方が良く咲いているように感じた。黄色の花は青空に良く映える。少しだが色の違う花もある。天然寺の塀に沿って右折すると、生垣の前に植木鉢があり、その中の木に赤い実が生っていた。赤い実は、厚めの葉の間に固まって咲いている。天然寺の門前は静かだった。寺には寄らず16号の歩道に出る。歩道にそって生垣があり、その中ほどに白い花が咲いていた。サザンカの花が、葉の間に潜むように並んでいる。すでに散った花が多く、石の間に花びらが散らばっている。花の横にはまだ蕾もある。生垣の角から...サザンカの生垣のうえ寺の柿(天然寺近く)

  • 黄葉の神社坂下赤きもの(国道16号・仙波氷川神社)

    国道16号の坂が下り始めると、左手に仙波氷川神社がある。こんもりとした木々は少し色づいていた。左上の方には、少し紅葉もみえる。一番目立つのは、手前の薄い黄色の葉である。その黄葉した枝は、歩道の坂道の上に張り出している。坂道は真っ直ぐで、その下の方に何か赤いものが見えた。それが何かは、ほぼ予想が出来た。坂道を下りきると、紅葉したコキアがあった。歩道脇と奥の建物の前にある。奥のコキアは紅葉して時間が経っているのか、色はくすんで見えた。歩道脇の一番手前のコキアは、まだ下の方が緑だった。看板下のものは、形が崩れていたが、全体が紅葉している。その先のものが、形、色ともに一番まとまっている。先に見た紅葉したコキアをアップで見ると、紅葉のグラデーションが見えた。その先は歩道が狭くなり、信号機のある交差点に出る。黄葉の神社坂下赤きもの(国道16号・仙波氷川神社)

  • 朝顔が芙蓉の周りさらに咲き(国道16号・浅間神社前)

    JR川越線の点検車両を見たあと、国道16号の歩道を歩き浅間神社前に出る。歩道脇にオシロイバナが並ぶが、もうこの時間でも咲いているだろうと思った。黄色いオシロイバナは、完全に開いてはいないが咲いていた。オシロイバナの中に、以前はなかった薄い青の朝顔も咲いていた。その先の赤紫のオシロイバナも、閉じ気味に咲いている。芙蓉の廻りの色の濃い朝顔は、さらに広がり数を増していた。薄い青の朝顔と一緒に咲いている所もある。白い芙蓉も一所に咲いているが、衰えが見える。一つだけ、きれいに咲いている花があった。ピンクの芙蓉は、見当たらない。芙蓉の先にも朝顔が広がっていた。見上げると、浅間神社の木も少し色づいていた。16号の歩道をさらに歩く。朝顔が芙蓉の周りさらに咲き(国道16号・浅間神社前)

  • 横道にマリーゴールド花畑(近所の畑)

    消防署の手前で脇道を見ると、道に沿ってオレンジの花が咲いていた。端の方には消防署の建物の影が落ちているが、それ以外は朝陽を浴びて目立っている。花びらがびっしりと詰まった華やかな花だ。マリーゴールドだろうか。その先にも同じ花が続くが、途中に別の花がある。以前、真っ白な花が咲いていたが、この時はすっかり萎れていた。しかし、あの丸い花はまだ咲いていた。センニチコウ(千日紅)というらしい。サルスベリ(百日紅)の花はすでに終っているが、こちらは名前通りまだ咲いている。少し離れた所にも、センニチコウが咲いていた。その先は、畑の中にマリーゴールドが帯状に咲いている。畑の中のものは真っ直ぐに立つものが多い。中には朝陽に向って、こんな形で咲いている所もある。となりのサツマイモは収穫が終ったようで、ツルだけが残されている。1...横道にマリーゴールド花畑(近所の畑)

  • 川越線見慣れぬ車両引込線

    JR川越線と東武東上線を越える歩道橋の上から川越駅の方を見ると、白っぽい車両が停まっていた。本線から短い引込線があり、2両ほど停まっている。普段は見ないが、時々ここにある。一般の車両と違い、ごつごつした感じで重量感がある。下に下りて見ようかと思ったが、この日は先を急いていたので止めた。数日後で行ってみるとまだあった。横から見ようと思ったが、真横は民家があって見られない。すこし離れた駐車場から、金網越に見える。金網の間から撮ったが、前の車両しか見えない。側面に張り出した所があり、そこにも窓がついている。後にはデッキのようなものがある。その先に金網の破れた所があり、そこからだと2両が見えた。しかし、遠目のうえ間に木があり、後ろの車両はよく見えない。そのうち、川越駅のほうから東武東上線の電車が走って来て、あっと...川越線見慣れぬ車両引込線

  • 白き花どうしてこんなトゲトゲに(近所の畑・風船唐綿)

    歩道を歩きながら畑の中ほどを見ると、あの緑の風船が見えた。去年は歩道に近い所にあったが、今年はかなり奥にある。右手の株には、すでに多くの実が生っている。左手の方には、まだ白い花が咲いている。離れているので、ズームで撮る必要がある。それにしても、この小さな花が、このようなトゲトゲの風船のような実になるのが、どうしても信じられない。変化していく途中をみれば納得するのだろうが、遠目で良く分からない。もっとも、去年はもっと近くにあったが、それでも分からなかったのだが。白き花どうしてこんなトゲトゲに(近所の畑・風船唐綿)

  • 姫リンゴ色づくそばに女郎蜘蛛

    姫リンゴの実は少ないが、少しまとまって生っている所がある。その奥には、実になったものと、何故かしぼんでしまったものが並んでいる。しぼんで黒くなった実は、ドライフルーツのようにも見える。すぐ側にはジョロウグモが、隣の木との間に巣を作っている。キンカンはまだ青い実が多い。それでもすでに黄色くなっているものもある。野バラの実も赤く色づいている。昨日は、3年ぶりに東京で木枯らし1号が吹いたそうだが、寒風の中キンカンの色が濃くなって行く。姫リンゴ色づくそばに女郎蜘蛛

  • パックリと真っ赤なおなか柘榴の実

    ザクロの木の下を通りかかると、実の色が濃くなっていた。一番大きな実は、大きく口を開け、中の種が見えている。まだ割れてなく、風鈴のようにぶら下がっている実も多い。キョエちゃん似の実が、2つに増えていた。大きい方の実は、いまにも割れそうに見える。キョエちゃんの後に真っ赤な実が見えるが、同じように中が真っ赤な実もある。大小さまざま、割れ方も色々なザクロの実が、同じ木に生っている。パックリと真っ赤なおなか柘榴の実

  • ガマズミはほんの二粒赤くなり/他の木の実もそれぞれ実り

    交差点角の植え込みにはガマズミがあるが、ほとんど実はついていなかった。その残った実がどうなったか、寄り道してみた。ガマズミの葉はやはり虫食いが目立つ。ガマズミの実は、2つだけだが熟した赤になっていた。少し前に咲いた花がまだ残っていた。小さな甲虫が来ていたが、この花が実になることはなさそうだ。下のシャリンバイの実は、順調に色を濃くしていた。周囲を葉に囲まれている実もある。葉が大事に守っているように見える。ソヨゴは遠目には目立たないが、実は赤くなっていた。しかし、まだ完全に赤くはなっていない。ふと横を見ると、背の低い木に細い房状のものが垂れ下がっている。木の幹の名札を見るとアセビとある。アセビの花はずっと前に終っているが、この木はこれから咲くのかな?と思ったら、これあ来春に咲くための蕾のようだ。準備万端怠りな...ガマズミはほんの二粒赤くなり/他の木の実もそれぞれ実り

  • 家の影コキアの色を二分せり/紅葉見ずに切口残る

    コキアが道端に生えているお宅の駐車場には、2週間後もまだ朝顔が咲いていた。色も相変わらずきれいな空色だった。門の側のコキアは、既に紅葉していた。道端のコキアは、これが元だろう。道のコキアは、まだ少し赤くなった程度だった。その脇を通り過ぎようとして足がとまった。以前は全体に陽が当たっていたが、この時間は道を挟んで前の家の影がコキアに掛かっていた。その影を境に、コキアの色が違う。日向は少し赤いが、日陰はまだ緑である。コキアの日陰側に廻って見ると、間違いなく紅葉前である。陽当りがこれほど紅葉に関係するとは知らなかった。別の時間にこのコキアを見ても、この色の違いに気づかなかったかも知れない。この時丁度家の影が重なり、その違いを強調していたので気づいた。このコキア全体が紅葉するのを待っていたが、昨日通りかかるとなく...家の影コキアの色を二分せり/紅葉見ずに切口残る

  • 雨上がりコスモスの花黒に映え(小仙波貝塚跡近く)

    いつもと違う道を歩いて見ようと思って、小仙波貝塚跡の方へ行った。坂の少し前に畑があり、道に沿ってコスモスが咲いていた。手前に少しキバナコスモスがある。その先はコスモスだけが続いている。コスモスは丁字路の角まで続いていた。畑の土は雨上がりで黒く、コスモスと対象的だった。ほぼ2色に分けられるようだ。ヒマワリではないが、畑側の花は朝陽の方を向いているように見える。坂を下ると小仙波貝塚跡がある。小さな公園になっていて、そこにも少しコスモスが咲いていた。左手は上の方まで咲いている。しかし、右手の方は下の方しか咲いていない。以前はもう少し多く咲いていた気がする。少し先の交差点を左折し、喜多院の山門に向う道に出る。最初の道と並行している道である。坂を登り山門が見える辺りで、道沿いにコスモスが咲いていた。敷地の角にあり、...雨上がりコスモスの花黒に映え(小仙波貝塚跡近く)

  • 金木犀濡れ落ちてなお庭景色(中院)

    中院の満開の金木犀を見てから2週間後、中院へ寄ってみた。塀のそばの十月桜はかなり咲いているかと思ったが、やはり下の方だけだった。まだ白く奇麗な花がある一方すでに変色している花もある。例年は上の方まで咲くので、まだ本気は出していないのかも知れない。駐車場の萩の花は終っていた。不染亭の脇にも十月桜があり、こちらもぽつぽつ咲いている。鐘楼門の辺りは、ほんの少し黄葉が始まっているかなという感じで緑が多い。金木犀の花はやはり散っていた。木の下の地面いっぱいに散り敷いている。朝の雷雨で濡れたため、色はくすんで見える。石敷きの参道を挟んだ白砂の上にも、模様を描いている。金木犀の下のツツジは花の数が少し増えていた。花はややシワシワな感じだが、色は奇麗である。枝垂桜の近くには、青い釣鐘形の花が沢山咲いていた。その後ろの桜の...金木犀濡れ落ちてなお庭景色(中院)

  • 木に登り枝打ち払い冬支度(地方庁舎跡)

    地方庁舎跡を通りかかると、敷地内にクレーン車があった。側には青い収集車も停まっている。クレーンのアームは並木の上部にのび、そこで枝を切っていた。木の反対側には人も登っていて、一緒に作業している。それを下の人が見上げている。道路にも一人いて、都合四人で作業しているようだった。そこから少し離れて仮設のフェンスには、以前見た朝顔が咲いていた。中の草の上にも同じ朝顔が咲いている。30分ほどして作業している所を通ると、丁度剪定が終ったところだった。クレーンは離れ、登っていた人も下りようとしている。同じ木は4本あり、まだ2本は作業が終っていない。角を曲ってから見ると、登っていた人は木を下りる途中だった。それから5日ほどしてその場所へ行くと、4本の木は全て剪定が終っていた。道路側から見るとこんな感じになった。木の間から...木に登り枝打ち払い冬支度(地方庁舎跡)

  • 社殿裏静かな池に鷺と亀(久下戸氷川神社)

    久下戸氷川神社の社殿は赤い外壁が印象的である。その社殿の後に池がある。神社にこれほど大きな池があるのは、川越では他にないと思う水面は静かで、何もいないと思ったが、少し岸辺を移動すると突然白っぽい大きな鳥が飛び立った。池の端にアシが茂っているが、その辺りから水音を残して羽ばたいた。その鳥は、対岸の高い木の枝にとまった。それはアオサギで、横に伸びた杉に枝にとまり横を向いている。こちらを警戒してか、じっと動かない。アシの方にまだ何かいるかと思ったが、動くものはない。しかし、アシの前の短い丸太の上にカメがいた。このカメも外来種で、少し首をもたげていた。アオサギがいるのだから、その餌となる生き物もいるはずである。アメリカザリガニもいそうだ。池の直ぐ向こう側は道路になっていて、道に沿って民家が並ぶ。アオサギはまだ同じ...社殿裏静かな池に鷺と亀(久下戸氷川神社)

  • 道端のコキアの上に金木犀/空に向かいて朝顔青し

    今年はこの小さな公園にコキアはない。すぐ近くのこのお宅の前にも見当たらない。しかし、角を曲った道の端にコキアがあある。例年よりも大きく成長している。そのすぐ上に金木犀が咲いていた。今はもう散っているだろうが、この時は満開だった。門の脇の駐車場の柱には、朝顔が巻き付き、鮮やかな空色の花が咲いていた。地方庁舎跡地の仮設フェンスにも、色の濃い朝顔が咲いていた。同じ朝顔が、敷地内に生えるヤマゴボウの上にも並んで咲いていた。これは2週間前だが、朝顔は元気に咲いている。道端のコキアの上に金木犀/空に向かいて朝顔青し

  • 並びたる石碑を覆う萩の花(喜多院)

    喜多院の売店裏の東屋から五百羅漢の西側を見ると、立ち並ぶ石碑を覆い隠すように萩が枝を伸ばして咲いていた。手前の苔で読めない漢文の石碑は、後に萩がないのでいつも通りである。その左後方の歌塚と彫られた石碑は、3方を萩で囲まれている。前にある芭蕉句碑も、左右は辛うじて萩との間に空間がある。その後にある石碑は、ほぼ萩に覆われ上部しか見えない。左端の自然石の句碑は、萩を背中で懸命に受け止めているように見える。最初とは反対側から見ると、手前の萩の枝が垂れ下がっているのが良く分かる。ここの萩は、花が終ると全て刈り取られてしまうが、いつの間にかこのように復活している。並びたる石碑を覆う萩の花(喜多院)

  • 蝶落ちて蟻に引かれて静々と(喜多院近く・アカボシゴマダラ)

    中院から喜多院へ向う道から1本東の道を歩いていると、高い生垣の前に何か小さなものが落ちている。一度通り過ぎてから、戻って見ると蝶だった。翅を閉じた状態で横たわっている。まだ死んでから時間が経っていないのか、奇麗な色をしている。それから1時間ほど後だが、喜多院の山門の方へ続く道の端にまた蝶を見つけた。こちらは車の通りが多い。蝶は道の端に引かれた白線のすぐそばにある。同じ蝶だが、翅はあちこちが欠けている。写真を撮っていて、蝶が少しずつ移動しているのに気が付いた。良く観ると蝶の頭部に1匹の蟻がいて、蝶の体を引きずっている。他に蟻の姿はなく、1匹だけで引っ張っているようだった。自分の体より何十倍も大きな蝶を、白線に沿って動かしていた。それから数日後、七曲りで同じ蝶が落ちているのを見た。道路だけでこんなに死んでいる...蝶落ちて蟻に引かれて静々と(喜多院近く・アカボシゴマダラ)

  • 寺の庭木犀の香と囃子の音(中院)

    菅原町の山車を見たあと、中院の塀に沿って歩いていると、十月桜がぽつぽつと咲いていた。まだ、下の方の枝だけに咲いていた。駐車場から境内へ入る右側に、萩の花が咲いていた。通路のそばに垂れた枝に良く咲いていた。反対側の竹垣の方にも、見ごろの房があった。不染亭の脇を通るとき、キンモクセイの香りがした。この日は風がかったためか、木の下に来るまで気付かなかった。通路を少し戻ってから、木を見上げた。枝全体によく咲いていた。さらにアップにすると、その様子が良く分かる。葉に隠れながらも、枝にびっしりとついた花が見える。枝は不染亭の方へも垂れ下がっている。その下にツツジがあり、少しだがピンクの花が咲いていた。もうすでに衰えていたが、数ヶ所に咲いていた。それにしてもこのキンモクセイの木は大きい。この辺りでは、一番の大木だと思う...寺の庭木犀の香と囃子の音(中院)

  • 出陣の山車見た後にまた出会い(菅原町)

    川越祭りの初日(10月14日)妙善寺の門(この日は開いていた)の前を通り、角を曲ると人だかりがしていた。駐車場に山車があり、その周りに揃の法被を着た人達が集まっている。山車はこちらを向いていたが、ちょうど向きを変えるところだった。人形(菅原道真)の頭部が少し見えている。集まっている人達の間を抜け、旧川越街道を横断した。まだ車も通っているので、法被を着た人達も道路の端に寄っている。少し移動して、別の角度から山車を撮る。山車の舞台にはまだ人の姿はなかった。普段は見られない山車庫の中もついでに撮った。すぐ近くの菅原神社には会所が出来ていた。菅原神社と山車は、家を挟んでこんな位置にある。それから他を廻っての帰り道、川越駅近くを歩いていると、祭り囃子と人声が聞こえる。前方に山車を引いて、横切って行く人達が見えた。急...出陣の山車見た後にまた出会い(菅原町)

  • 朝顔と芙蓉の花と競い咲き(国道16号沿い)

    仙波氷川神社へ行く途中、以前見た東武東上線の斜面のヒガンバナはまだ咲いていた。しかし、斜面の上は良く咲いているが、下へ行くほど衰え、最も下はほぼ散っていた。一番上の花は、オシロイバナの上に頭を出して咲いていた。浅間神社の石鳥居の右下に赤いものが見えた。柵の直ぐそばに、ヒガンバナが小さくまとまって咲いていた。道路の反対側、歩道に沿ったオシロイバナの中のヒガンバナも、以前より多く見える。1週間前は、オシロイバナの中に隠れるように咲いていたが、この時はその上に出ていた。別の場所でも、ヒガンバナの方が目立っていた。芙蓉の木に絡みついた朝顔は、その数が増えていた。色も以前より濃く感じた。白い芙蓉と並ぶと、お互いが引き立て合っているように見える。しかし、白とピンクの芙蓉に挟まれると、少し分が悪いようだ。それにしても、...朝顔と芙蓉の花と競い咲き(国道16号沿い)

  • 彼岸花1週間で様変わり(仙波氷川神社)

    滝下橋から坂を上り、仙波氷川神社に行った。入口両側のヒガンバナは咲いていたが、まだ少し物足りない。特に左側は、手前がほとんど咲いていない。一方その奥、社殿に近い方は良く咲いている。入口の右側も、良く咲いているように見えた。花を重ねるように撮ると、見ごろになっていた。その中の白い花も、赤に囲まれて目立つ。ところが、入口少し奥の大木の根本は、いつもよりも寂しい。さらにその奥の林の中は、全て咲いているものの、数がめっきり減っている。外に出て坂道から見上げると、きれいに咲いている。しかし、石垣のすぐ上には、まだ伸びきっていないものが多く、まだすこし早すぎたようだった。それから1週間後10月の始には、遠目から見てもヒガンバナが良く咲いているのが分かった。入口付近は満開状態に見えた。入口正面に廻ると、左側は明らかに状...彼岸花1週間で様変わり(仙波氷川神社)

  • 橋あれどいつ開通か誰ぞ知る(新河岸川・滝下橋)

    滝下橋は以前のままで、いまだ開通していなかった。前に見たときは看板があり、「水道管を橋に設置しています」と書かれ、工期は「令和5年6月30日」となっていた。その水道管は出来ていて、下に下がった管の先は閉じられたいた。橋は以前のものより高くなり、中央が盛り上がっているので、向こう側は見えない。橋の端は、以前のまま次の工事を待っている。橋の下は、少し土嚢が残っているほかは、ほぼ元通りのようだ。橋桁の下部はすでに赤さびが出ている。上流の歩行者用の橋から見ると、新しい橋はススキに囲まれている。対岸には蛇腹式の門扉があり、その中にあった円管はなくなっていた。しかし、敷かれた鉄板はそのまま残されている。反対側の空地も円管はなく、こちらにも鉄板は敷かれたままになっている。以前見たとき、歩行者用の橋のそばの木に多くの実が...橋あれどいつ開通か誰ぞ知る(新河岸川・滝下橋)

  • ナツメの実思い思いに色づきて(仙波河岸史跡公園)

    仙波河岸史跡公園の入口の桜は、上部の枝がかなり剪定されていた。その少し奥にナツメの木があり、色づいた実が生っているのが見えた。枝全体に色いろの実が見える。多くの実をつけた枝は、大きくしなっている。まだ黄色い実と赤い実が一所のところがある。一方、熟した赤い実が、既にしぼんでいる枝もある。少し前のニュースでナツメの収穫を見たが、熟した実だけでなく、まだ青い実も小さな枝とともに獲っていた。ナツメの木の根本には、青い小さな朝顔の花がぽつぽつと咲いていた。少し先にY字路があり、角の家の塀に沿ってキバナコスモスが咲いていた。ここも塀と道路のすき間で条件は良くないと思うが、例年よく咲いている。ススキの穂の先に滝下橋が見えた。しかし、車や人の姿は見えない。ナツメの実思い思いに色づきて(仙波河岸史跡公園)

  • 両岸をもこもこと埋めススキの穂(新河岸川)

    畳橋から新河岸川の上流を見ると、両岸ともススキで覆われている。川の中にはコウホネが、川幅いっぱいに広がっている。去年はここからコスモスや柿の実が見えたが、今はススキしか見えない。左岸のススキは、冬毛になった動物のモコモコの毛のように見える。右岸の道に出ると、新しい壁と柵に沿ってススキが生えている。ススキは背が高く、ほとんど見上げる状態で対岸が見にくい。道路脇の少し高くなった所から対岸を見ると、一面のススキの中に釣り人がいた。いつもの場所で、この日は一人だけだった。少し移動して振り返って見ると、土手の一部に河川敷への道が出来ていた。ススキの穂の間から、防災無線の上の方が見え、頂点に黒いものが見えた。また少し高い所から見ると、桜の木のそばに防災無線が立ち、てっぺんのスピーカーの上に2羽のカワウがいた。2羽のカ...両岸をもこもこと埋めススキの穂(新河岸川)

  • 堰にサギ岸辺にひそと花の咲き(新河岸川)

    新河岸川の畳橋近くには、コウホネが生え黄色い花が咲いていた。その下流JR川越線の鉄橋手前には、川の中にススキが横切るように生え、水の流れを邪魔している。鉄橋の先に小さな堰があり、白い水しぶきを上げて流れ落ちている。その中にコサギの白い姿があった。こちらが移動する間にコサギも少し位置を変えた。土手の道は1度草刈りされたようで、歩くのに問題はない。不老川との合流点近くから下流を見ると、対岸にはまた重機が見える。手前の河川敷にヒガンバナの咲いている。もっと近くで見ようと思ったが、合流点の先はススキで覆われ、とても近づくことは出来なかった。足元では、歩くたびにイナゴが飛び出す。不老川には4羽ほどのカモが泳いでいたが、こちらを警戒したのか急に飛び立った。不老川の土手も雑草に覆われているが、その中に作業服を着た2人が...堰にサギ岸辺にひそと花の咲き(新河岸川)

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