お彼岸前の土曜日(15日)、中院の枝垂桜の様子を見に寄ってみた。塀際の寒緋桜が満開になっていた。枝はくねくと複雑に交リ、花もばらばらに咲いている。枝の先には、花が密集している。すぐ脇の十月桜は咲いていないかと思ったら、結構咲いていた。寒緋桜とは対称的に地味に咲いている。鐘楼門の方から境内に入ろうとすると、駐車場側の竹垣に写真が並んでいる。一番手前のパネルには平安時代から続く天台宗別格本山中院凛とした佇まい四季折々の花に心和みひとり深呼吸のできるお寺とある。どうやら、中院の四季を撮った写真のようだ。最初はミモザの花で始まっている。途中に、ライトアップされた枝垂桜が並ぶ。桜の木で終りかと思ったら、さらに4枚あった。その最後には、2匹のタヌキの写真があった。このタヌキには、まだ会ったことがない。鐘楼門をくぐると...寒緋咲き十月咲けど枝垂れまだ/四季折々の写真出迎え(中院)