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  • コスモスも樹木も伐られぽつぽつと/切株並ぶ秋の土手かな(新河岸川)

    畳橋の近づいくと、草刈りの音が聞こえてきた。対岸で作業が行われていたが、なにも遮るものがなくその様子が見える。土手沿いの柵がなくなり、通行止めのお知らせの看板は、道の反対側のフェンスに移動している。草刈り作業中の看板は、橋のすぐそばのガードレールに立てられている。そこから上流を見ると、柵はなくなり、仮設の柵と白い土嚢がならんでいる。土手沿いの樹木ははるか遠くになり、手前にあった木々はなくなっていた。先へ行ってみると、草刈りの終わった土手に切株が点々と並んでいる。切株の切口はまだ新しく、周りには切りくずが残っている。こうして伐られてしまうと、どこに何の木があったか分からない。ここは柿の実が落ちているので、ようやくそれと分る。前に見た柿の実がどうなっているかと思って来てみたが、まさかこうなっているとは想像もし...コスモスも樹木も伐られぽつぽつと/切株並ぶ秋の土手かな(新河岸川)

  • 土手のうえ草刈り部隊集結し(新河岸川・不老川)

    畳橋のすぐ上流の鉄橋をJR川越線の電車が通過した。あまり本数は多くないはずだが、今回もまた遭遇した。右手には土手から鉄橋下への階段を下りる園児たちが見えた。急な階段なので、園児たちは渋滞ぎみである。その後ろに杖をついた男性がいて、園児たちの通過を待っていた。その男性が下りるのを確認してから階段を下りる。男性は鉄橋の下でちょうど良い高さの段差に腰掛けていた。その人に挨拶しながら、反対側の階段を上る。土手上の道は、道の近くだけ草刈りが終り広くなっていた。その道を列に遅れた子供と保育士さんが小走りしていた。その先は新河岸川と不老川の合流点で少し広くなっている。そこに何台か車が見えた。後れていた2人はそこで本隊に追いついた。しかし、園児たちはそこで立ち止まってから、こちらに戻ってくる。「道を間違えた」「冒険、冒険...土手のうえ草刈り部隊集結し(新河岸川・不老川)

  • 歩道橋車見下ろす園児たち/筋引く雲とオシロイバナと(国道16号線)

    国道16号線の歩道を歩いていると、浅間神社の近くで子供たちの声がした。声は少し上の方から聞こえてくる。前には歩道橋があり、少しすると園児たちがビルの陰から出てきた。そのまま通り過ぎるのかと思っていると、立ち止まって下を走る車をながめ始めた。歩道橋を過ぎて、また園児たちを見ようと思ったが、白い横断幕が張られていた。「川越市内交通規制」と赤い文字で書かれている。その前に白抜き文字で「雨天決行」とある。さらにその前には、「小江戸川越ハーフマラソン大会のため朝8時~正午12時まで」と2段に書かれている。そのもっとも前には「11月27日日曜日」と小さな別の幕がある。このハーフマラソンも川越まつり同様3年ぶりの開催になる。また前を見ると、空には薄い雲が拡がっていた。雲は頭が大きく、後ろに筋を引いている。歩道脇にあるオ...歩道橋車見下ろす園児たち/筋引く雲とオシロイバナと(国道16号線)

  • 酔芙蓉切株ひとつ残すだけ(近所の団地)

    10月の半ば、いつものように団地の道に入る。しかし、なにか感じが違う。少しして、そこにあるはずの物がなくなっているのに気づいた。何日か前はそこにあった酔芙蓉の木がなく、金木犀の間に団地の建物の壁が見える。下に白っぽいものが見える。そこには、30cmほどの細長い切株が残っていた。周囲には伐り屑が散らばっている。切口はまだ新しく、2段になっている。年輪はよく見えないが、かなり年数は経ているようだ。反対側から見るとその切口の白が目立つ。あれだけ成長したものを、なぜいま伐る必要があったのだろうか。こちら側は金木犀以外、大きな木は許されていないのかも知れない。以前、この花を見ていた時、枝を切って花を持っていくように勧められた。あの女性は、こうなることを知っていたのだろうか。いずれにせよ、あの酔芙蓉の花はもう見ること...酔芙蓉切株ひとつ残すだけ(近所の団地)

  • 銀杏のポトボト落ちて稲荷堂/2匹の子猫本堂守る(東明寺)

    10月の中旬、東明寺のイチョウの葉はまだ緑だった。境内に入っても、全体に緑で覆われている。石碑の後ろのイチョウの根本を見ると黄色くなっている。よく見ると、参道の脇の砂利の上にも黄色いのものが見える。イチョウの根本に行って見ると、多くの銀杏が落ちている。周囲にはまだ緑の落葉も散っている。実はすでに皮がむけたものがあり、独特の匂いを放っている。これを見ている間にも、周囲の砂利にポトリと落ちてくる。下ではなく、少し上の方でもボトリと音がする。すぐ脇にお堂があり、その屋根にも銀杏が落ちて来る。参道の脇に鳥居があり、その奥にお堂がある。鳥居の色は薄くなっているが、赤なので稲荷であることが分る。右手に手水舎がある。鉢には水がなく、代わりに2枚の一円玉と指輪が一つあった。どうやら、賽銭箱代りにする人がいるらしい。お寺に...銀杏のポトボト落ちて稲荷堂/2匹の子猫本堂守る(東明寺)

  • 花を見ず金木犀の咲くを知り/一度散りまた満開の金木犀(スーパーの駐車場)

    10月の始め、スーパーの駐車場に近づくと、キンモクセイの香りがした。驚いて前を見ると、キンモクセイが満開になっていた。その先にもキンモクセイが並ぶが、みな満開のようだった。去年もここで、花よりも先にその香りで花に気付いた記憶がある。枝にはびっしりと花がついている。見上げるとそこにも多くの花が咲いている。青空をバックにすると、黄色い花はより鮮やかになる。それから2週間後、キンモクセイの花は散ったと思っていた。しかし、駐車場脇のキンモクセイはまだ咲いている。木の下を見ると、散った花が色を変え、吹き溜まりになっている。たしかに花は散ったようだが、まだすぐ傍の枝にも花はある。さすがに、2週間前ほどの勢いはないが、たしかにどの枝にも花がある。一部だけを見れば、以前とそう変わらない。他でも散った花を見ていたので、ここ...花を見ず金木犀の咲くを知り/一度散りまた満開の金木犀(スーパーの駐車場)

  • 囃子の音かどを曲れば山車の列/ジャッキ一つでくるり回転(川越まつり・小仙波・西小仙波・菅原町)

    仙波氷川神社の前を通りかかると、入口の両側に大きな幟が立てられていた。神社から道路へ紅白の幕が張られている。手前には警備員の姿も見える。写真を撮っていると、左手の方からお囃子が聞こえてくる。道路はちょうど神社の前で大きく左にカーブしていて、その先は見えない。急いで曲り角を抜けると、山車の行列が来ていた。この時は停止していて、行列は短くなっていた。少しして行列が伸び、山車が動き始めた。先頭には仙波町と書かれた提灯を高く掲げている。その前に「祝川越市市政施行百周年」と書かれた幟を持った人もいる。行列に参加している人は、ほとんどがマスクを付けている。子供を抱いて脇を歩く人の姿もある。山車の屋根(唐破風)には安家と書かれた提灯が付いている。その屋根の上には人が数人乗っている。道路を横断する電線に接触しないようにし...囃子の音かどを曲れば山車の列/ジャッキ一つでくるり回転(川越まつり・小仙波・西小仙波・菅原町)

  • クサギの実袋の色で青さ増し(喜多院)

    9月の半ば、前回見たときよりも1週間が過ぎ、クサギにはまだ少し白い花が残っている。実のほうはどうかと思って見ると、わずかに青い実がある。ほぼ一か所に一つしか生っていない。その実は、袋の中から出てくるが、実の周りにはそれが残っている。その赤紫の色と対称的に、青い実は引き立って見える。わずかに1ヶ所に2粒の実がある所もあった。脇の方にはまだ白い花が残っていた。それから2週間、10月の初めには実の数が増えていた。前回は袋のままが多かったが、このときはほとんど青い実が顔を出している。わずかに袋のものが見えるが、青い実のほうが目だっている。4つが違う方向を向いている所もある。それからまた2週間たち、昨日のクサギは葉がやや黄色くなったが、全体には同じように見えた。青い実はまだ全部残っている。周囲にあった袋状のものはな...クサギの実袋の色で青さ増し(喜多院)

  • コキア咲き紅葉前に刈り取られ(小さな公園)

    9月の中旬、以前見たモフモフのコキアはさらに大きくなっていた。前はいくつかの株がまとまって一つに見えたが、いまは夫々が大きくなって自己主張している。電柱のそばに周囲と色の違う所があった。どうやら花のようだが、コキアの花なのか別の植物の花なのか分からない。コキアなら全体に咲きそうだが、この一部だけである。花は咲いているのか、まだ蕾なのかも良く分からない。もう少し時間がたてば分るだろうと思った。南側から見ても、株と株のせめぎ合いが良く見える。中央には大きな穴が空いている。これが紅葉したらどんな姿になるだろうと想像した。それから10日ほどして、その公園を通りかかるとあのコキアがない。右にポツンと1つあり、電柱の側には、上部だけ葉のあるものが立っている。ブロック塀の下には、刈り取られたコキアがいくつかの束になって...コキア咲き紅葉前に刈り取られ(小さな公園)

  • 基礎はでき後は橋桁架けるだけ(新河岸川・滝下橋)

    仙波河岸史跡公園の入口から上流を見ても新しい橋はなく、青い歩行者用の橋が見えるだけである。工事現場に行ってみても、工事をしている様子はない。対岸(左岸)の基礎は、以前見たとき既に完成していた。こちらの岸の基礎も完成しているようだ。仮設のフェンスに沿って移動し反対側から見ると、橋桁を固定するためのボルトが何本も並んでいる。すぐ脇のフェンスに立てられた「橋の工事をしています」の看板には、工期が令和4年10月19日となっている。たしか以前見たときには、8月15日となっていたはずである。歩行者用の橋から下流を見ると、両岸は雑草で覆われ、基礎の白いコンクリートがわずかに見えるだけだった。対岸には、川底に敷き詰められていた太い管が積まれていた。通路をはさんで反対側には、さらに多くの管が置かれていいる。通路を迂回して道...基礎はでき後は橋桁架けるだけ(新河岸川・滝下橋)

  • 青空に高き枝伸びナツメの実(新河岸川・仙波河岸史跡公園)

    畳橋から上流へ歩くと、小さな柿の木に少し色づいた実が生っていた。葉は虫に食われて筋しか残っていないが、柿の実は寄り添うように固まっている。支柱を組んだところには、なぜか白いテッセンが1輪咲いていた。オレンジの木もあるが、実はまだ青く葉の色に同化している。近づいてみると、少し色が変わり始めているものもある。仙波河岸史跡公園の入口の少し奥にもオレンジがあるが、ほとんど目立たない。それよりも、ナツメの実が色づいていた。なぜか近くの枝には生っていないが、高く伸びた枝には多くの実がついている。赤い実が目立つが、周囲にはまだ青い実も多く残っている。すでに赤くなっている実は、青空をバックにするとさらに濃く見える。脇のオレンジは少し黄色くなっているが、小さなナツメの赤い実の方が目だつこの時のナツメはまだ実の色がまちまちだ...青空に高き枝伸びナツメの実(新河岸川・仙波河岸史跡公園)

  • 堰下る白浪のなか鷺一羽(新河岸川)

    畳橋のすぐ下流にJRの鉄橋がある。ちょうどそこへ大宮方向から列車が来て、鉄橋を渡って行く。その鉄橋の下には小さな堰があり、緩い傾斜ながら白い浪を立て流れ落ちていた。その流れの中に1羽のシラサギがいた。え?と思ったが、すでに稲刈りも終わり、シラサギがいてもおかしくない時期だと気付いた。鉄橋の下へ移動すると、シラサギは浪の少し上にいて下流側を見ている。さらに移動して横に行っても、同じ場所にじっとしている。一度嘴を開けたが、姿勢はそのままである。土手に上ってから見ても、動く様子はない。ひたすら獲物を狙っているようだ。土手の道は中央が少し開けているが、両側は背の高い雑草が茂っている。その先へ行くのは止めて、ふと足元を見ると小さなピンクの花が咲いていた。近づいてみるとアカツメクサのようだった。たしかに春には、この辺...堰下る白浪のなか鷺一羽(新河岸川)

  • 新しき白き護岸の畳橋/雑草刈りはまだまだ続く(新河岸川)

    新河岸川に架かる畳橋では、7月末には護岸工事が終わっているはずだった。行って見ると、確かに工事をしている様子はないが、柵にはまだ看板が立ててある。看板は雑草の刈払いのもので、工期は12月19日となっている。その後ろの土手は、すでに雑草が刈られている。しかし、左(上流側)を見ると、背の高い雑草が残っている。ここが雑草刈払いの最前線のようだ。畳橋の左岸の護岸は完成していた。橋を渡る途中で上流側を見ると、コウホネが川幅一杯に拡がっている。右岸の護岸も同様に完成していた。先ほどコウホネを撮った辺りで、立ち止まって川を見ている人がいた。下流側の歩行者用の橋は残されていた。やはり、このまま橋として利用するようだ。歩行者用の橋から右岸を見ると、排水口が大きく開いていた。その上の方を見ると、NTTの電波塔が小さく見える。...新しき白き護岸の畳橋/雑草刈りはまだまだ続く(新河岸川)

  • どの池も静かな水面木を映し(仙波河岸史跡公園・岸町調整池)

    ほぼ1週間前、愛宕神社の階段を下り仙波河岸史跡公園に入るとミンミンゼミが鳴いていた。その先の池では、2ヶ所の口から水が流れ出て波紋を広げていた。湧水のある細長い池には、周囲の木が映り込んでいる。奥の方に倒木があり、その先のデッキはまだ壊れたままのようだ。デッキの方へ行ってみると、まだ仮設のフェンスがあり近寄れない。金網の間からデッキを撮る。去年の台風で大きな木が倒れ、このデッキも壊れたので、ほぼ1年が経過したことになる。脇の倒木は今年の台風によるものだろうか。例の折れ曲がった黒いは、周囲が開けて目だっている。湿地は水が多く池になっていた。ここも水面に周囲の木が映っている。奥の土手にまだヒガンバナが咲いていた。手前にはうすい緑の草が盛り上がるように繁茂している。木製のデッキを迂回したが、アカメガシワが大きく...どの池も静かな水面木を映し(仙波河岸史跡公園・岸町調整池)

  • たくましきキバナコスモスあちこちに(愛宕神社・新河岸川)

    国道16号線から愛宕神社への参道には、毎年キバナコスモスが咲く。数年前から撮っているが、彼岸の終りに行ってみた。歩道のキバナコスモスは、去年よりも勢いがない。一方、参道の右側は、例年通りのように見えた。近づいて見てもよく咲いている。陽当りの良い花にチョウが来ていた。花から花へせわしなく移動している。どういう訳か、こちらに頭を向けていて、あまり良い向きで撮れない。これは翅を閉じた状態になった。ようやく撮れたのが、この写真。ツマグロヒョウモンの雌のようだ。大きなハチも来ている。花はバラバラに離れて咲いているが、一番まとまって咲いていたのがこの花である。舗装路と金網のフェンスのすき間で、決して良い条件ではないが良く咲いている。新河岸川に出ると、土手の斜面にキバナコスモスとコスモスが一緒に咲いていた。この場所も毎...たくましきキバナコスモスあちこちに(愛宕神社・新河岸川)

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