ゆめはおぼろかあかつきか・2022

昨年は，佐々岡という盆暗監督をまたも担ぐことになった失望と，それを意地でも肯定せんとする抵抗勢力への悲嘆を込めつつも，なんとしてでも壮大な夢を見ようと無理矢理ポジティヴたらんとした睦月晦日だった。そこ

今日もまた日跨ぎの短い雑感。

それにしても，オミクロン・ショック以後のコロナ禍の拡大が止まらない。球界もしかり，カープも当然しかりで，矢崎，矢野，長野さんに続いて田中，西川の発症が発表されたところである。 もちろん，オミクロン株

ある鯉党のたはごと2022その1；民主政のパラドックス

民主主義というものは今日多くの立憲政体で採用されているのは周知のところだが，それではなぜ民主制は正当化されるか。これを所与のもの，当然あるべき至高の存在と考えると思考停止するのであって，伝統的な憲法学

ああヒロシマよ君を泣く。その17

平原君曰，夫賢士之處世也，譬若錐之處囊中，其末立見。今先生處勝之門下，三年於此矣。左右未有所稱誦，勝未有所聞，是先生無所有也。先生不能，先生留。毛遂曰，臣乃今日請處囊中耳。使遂蚤得處囊中，乃穎脱而出。

大学選びも一筋縄ではいかないのであって。

先般も書いたところだが，我が娘は来年度大学受験に当たる。最初は何がやりたいのか茫洋としていたところがあったが，今は進むべき方向を一本に絞っているのでそれはよい。ただ，それと大学選びは全く別物だから難し

灯りが欲しい。

思えば，もう来週火曜日からスプリングキャンプが始まるのであって，いよいよ球界が回り始めるのである。鯉という字がある限り私は追いかけ続ける性なのだが，どうも今年は心折れそうだ。 なんといっても，明るい

寒中の雨空にぼやく。

このところ，オミクロン・ショックの拡大が止まらない。広島市も広島県もこれまであり得なかったような危険水域に達しているし，東京や大阪にも伝播したらしく，感染者数の拡大がとんでもない右肩上がりになっている

見ろよ青い空白い雲。

またしても自分の受験の話を持ち出して恐縮だが，1989年3月に第一志望だった京都大学法学部不合格という現実を突きつけられた私は，既に合格していた広島大学法学部への進学を決める。しかしそのときに，もうひとつ

ぼやき講座 LONG VERSION

よく考えたら私が普段書いているのはぼやき漫才の才蔵役を一人で演じているようなものであるし，現に人生さんの台詞を時々織り込ませたりもした。だからいまさらぼやき漫才気取りで行かなくてもいいのだが，なんとな

ぼやき講座 SHORT VERSION

昨年末腰痛で苦しんだところであるが，ここに来てまたぶり返してきた。まだのたうち回るような痛みこそないが，捻ると痛みが走り始めたのである。どうせなら明日くらい仕事をさぼりたいが，そうも行かない上に，本当

曇り硝子を手で拭いて。

先日各媒体で既報の通り，漫画家の水島新司翁がお亡くなりになった。もちろん私は子どもの頃は「ドカベン」で育ったし，やがて「あぶさん」に感化された世代であるから，水島新司翁にはお世話になったのである。

浜の真砂は尽きるとも。

今年の3月が来ると，人生さんが天上界名人会入りしてから40年になる。人生さんと言えばぼやき漫才，ではあるが，これは人生さんの発明品ではなく，師匠に当たる都家文雄翁からの頂き物である。ある意味ぼやき漫才は

寒中の小ネタ雑ネタまとめ

昨日書いた記事は，もちろん共通テスト初日に思うところがあったことは間違いないのだが，やはり昨日共通テスト東京大学会場で起こった凄惨な事件に思い起こされたことは，事実だ。 件の被疑者である少年は，最初

寧為鶏口，無為牛後。

全く自慢にならないが，私はおよそ入学試験などの一発勝負には，ことごとく苦汁をなめてきたと言ってよい。 一番スムーズだったのが中学入試だったが，後で聞いた話では成績は140人中の110番台だったようで，お世

ほらいわんこっちゃない。

カープは昨日，フランスアとコルニエルにコロナウィルス陽性反応が出たこと，そして新外国人3人の早期合流が困難になったことを発表した。要するに，少なくともスプリングキャンプに外国人5人が間に合わないという事

とにかく疲労が困憊するので。

昨晩もまた，拙文を書いた後22時頃から爆睡モードに入り，1時頃に目覚めた以外は朝まで爆睡してしまった。昨日は疲れるようなことは何もしていなかったはずなので，よほど精神的に疲弊しているのではないかと思わざ

またしても疲労が困憊するとき。

思えば元旦から爆睡モードだった。そして先週は全く本業ではやる気が起きずずっとどんよりしていたようなものだった。そしてこの連休。昨晩22時頃からの記憶がなく，今朝2時頃目覚めたものの，気がついたら今朝8時50

相生と赤穂と広島と。

昨日は末尾で湯崎の命令に反して破戒行為をすると書いたところであるが，別に何のことはない，赤穂市に住む父の顔を見に行っただけである。今年は娘が受験イヤーになるし，夏に顔を出すことが難しいだろうと思い，今

松のとれた日の夜に。

今日は睦月八日。いよいよ松も取れる時候となって，名実ともに新年になったのである。しかし，余りにも気が重くてならない。 その原因はもちろんここ数日で急拡大したオミクロン・ショックである。いや，この際オ

言葉にできない。

三が日，いや仕事始めの4日まではのんびり構えていたのだが，本当にここ二日で広島もオミクロン・ショックに席巻されてしまい，いろいろとやりたいことのまき直しを迫られることとなってしまった。そのせいかどうか

醜悪な，あまりにも醜悪なReturns その11

昨日は，案の定松の内からフルスロットルで働かされた後遺症で心身ともメルトダウンしてしまったから，何も書かずにおいた。今日は小寒，いわゆる寒の入りでこれから本格的に寒くなるという日である。まだ松の内では

冗談は顔だけにせんかい。

今日は睦月三日，年末年始の休暇も今日までなのであって，明日からくだらない日常が戻る。ひと昔前までであれば，仕事始めの日にはフルスロットルで働かないというコンセンサスができていたような気がするが，今はど

年末年始のどーでもいー話2022

改めまして，弊ブログをご愛顧の皆様には謹んで新年の言祝ぎ（または寒中のご挨拶）を申し上げます。弊ブログもしつこく続けてこの7月で満16年，そして17年目に突入いたします。今後ともますますのご贔屓をよろ

あらたまの歳の初めの御挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。 弊ブログをご愛顧していただいている皆様には心より御礼を申し上げます。旧年中は，書きたいことを書きたいときに，まさに好きなときに適当に更新していたにもかかわらず，た