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  • 【5月31日】

    最新宇宙論を楽しく読みました。超弦理論が必然的に生み出される多元宇宙(マルチバース)、素粒子の性質や質量の違い、真空のエネルギーの違いで無数の宇宙(泡宇宙)が生まれ、消え、あるいは存続し、ひょっとしたらこの地球と同じものがあって、ヒトもいるかもしれない。でもそれらの宇宙と接触することは不可能。SFではなんらかの都合で接触し向こうの生命体とコンタクトを取ることがあるのかもしれませんが。そして三角形の内角の和が180°であるかどうか。机の上ではそれは当たり前のことですが、広大な宇宙の中で3辺を取ったとき、果たしてそうか。これを曲率というのだそうですが、これが180°よりも小さい(負の曲率)であれば泡宇宙の存在に一歩近づき、大きかったら(正の曲率)多元宇宙論はそこで終わりを告げるそうです。いま観測が続けられてい...【5月31日】

  • 【5月30日】

    昨日に引き続き多元宇宙論集中講義を読んでいます。マルチバースの考え方によれば、無数にある宇宙のたまたま一つが「我々の宇宙」だったということになるそうです。無数の宇宙は物理定数や素粒子のあり方がそれぞれ違っていてもいいそうで、そういう宇宙では知的生命が存在しないこともあるし、あるいはもう一人の自分が無数に存在することもありうるということです。でもそういう宇宙と「我々の宇宙」が干渉しあうことは絶対に無いそうです。【5月30日】

  • 【5月29日】

    久し振りに宇宙論の本を読んでいます。カリフォルニア大学バークレー校で教授をしている野村泰樹さんの多元宇宙論集中講義で、扶桑社新書というあまりこの手の本では有名でない新書です。多元宇宙論というのはマルチバースということで、我々の住んでいる宇宙は数限りない宇宙の中の一つであるという考え方です。宇宙は10の500乗(!!!!!)以上はあるとされていて、無限ではないですが無限のようなものです。【5月29日】

  • 【5月28日】

    愛犬(7月で10歳)の心臓の調子が悪くて、このところ獣医巡りをしています。どうも心臓腫瘍(珍しい)のようで、先は長くないようです。この年の夏は悲しみの夏になるかもしれません。3回目のペットロスになりそうです。今日は獣医に時間がかかって本は読んでいません。【5月28日】

  • 【5月27日】

    dマガジンで山と渓谷6月号を読みました。毎年のことながらこの時季はアルプスのルート案内が特集です。今年もアルプスを登ろうと思っているので参考に楽しく読んでいました。【5月27日】

  • 【5月26日】

    容疑者Xの献身を読了。冒頭に出てきた殺人事件を湯川准教授と草薙刑事がどう解くか、大学の同期生でお互いに才能を認め合った湯川と石神との友情、石神の靖子に対する愛情は一途に終わるのか、などの伏線を絡めて終局は向かいました。冒頭の「結果」がただの結果ではなかったというのがこの作品を最後まで読ませる力となっています。2005年の作品ですが、ネットとか時流のものを使っていないので、背景の古さを感じさせないですね。今更映画ででも見ようかと思いましたが300円かかります。「容疑者Xの献身」東野圭吾文春文庫電子版【5月26日】

  • 【5月25日】

    容疑者Xの献身は今日は1章読んだだけでした。東野圭吾の産んだ探偵役の天才物理学者湯川と刑事草薙と事件との絡みですが、この話は倒叙推理というタイプのミステリです。最初に事件が起きて犯人が特定されます。これを湯川と草薙がどう暴いていくのかというもので、刑事コロンボが倒叙ミステリでした。容疑者Xの献身は殺人を犯した犯人を恋心から手助けする天才数学者の男が湯川と大学の同期でこの関係の動きがストーリーになっています。【5月25日】

  • 【5月24日】

    東野圭吾は当代随一のミステリ作家で作品もファンも多いですが、自分は読んだことはないのです。金田一耕助を読んでいる過程で、東野圭吾の容疑者Xの献身が日本のミステリ史上の最高傑作である(直木賞、ミステリ大賞など5冠を取得)とあるのを知って、読むことを決意。ファンからすれば今更でしょうが、今日から読み始めました。今日は半分近く、9章まで進みました。【5月24日】

  • 【5月23日】

    今日はなんだかんだと活字に触れる機会がなくお休みです。【5月23日】

  • 【5月22日】

    奥武蔵の外れというか外秩父というのか天文台のある堂平山周辺を歩いてきました。電車に乗って行きましたが、電車で山に行くと3時間の乗車が必要で読書となります。先月の山行で読み始めた小松左京の短篇集は1/3読んだのですが、引き続いて今日は2/3まで読み進めました。次の電車での山行で残りを読みましょう。【5月22日】

  • 【5月21日】

    ヘミングウェイ全短編2を読み終えました。勝者に報酬はないでは14の短編が、その他3編の短編で構成されています。最後に有名なキリマンジャロの雪が載っています。これらの短編は1930年代のもので、フロリダのキー・ウェストに居を構えていた時代です。作品自体にケチをつけるのではないのですが、キリマンジャロの雪とフランシス・マカンバーの短い幸福な生涯は昔欧米人の間で流行っていたアフリカでの猛獣狩り(サファリ)が舞台です。野牛やライオンを撃ち殺して皮を剥ぐというのを楽しむもので、現代から見れば許されざる蛮行です(今でもやっている連中がいるらしい)。ヘミングウェイを楽しむというより、この頃の欧米人の神経にいささか腹を立てたりして読みました。ニコラス・アダムズが登場する作品はヘミングウェイの分身だそうです。そのニックが登...【5月21日】

  • 【5月20日】

    ビックコミックオリジナルを読みました。漫画ではない連載があって、アメリカ大統領選を10倍面白く読む!と和食の喪失という両方とも2Pの読み物です。前者は大統領選の裏側とか、アメリカ社会の仕組みがよく理解できます。後者は今号はアサリの話で、アサリは東京湾では小石のように普通の貝だったそうです。戦前は東京湾だけで毎年数万トンが穫れていたのですが、近年は年によっては100トンを切るそうで、全国合わせてもせいぜい4千トンだそうです。そんなかよと唖然です。中国、朝鮮、フィリピンなどの輸入ものを我々は食べています。アサリのバター蒸しは極上なのだけど・・・。【5月20日】

  • 【5月19日】

    初夏の鳥、ホトトギスがやってきました。今日もヘミングウェイ。死者の博物誌、ワイオミングのワインの2編です。死者の博物誌は戦場の負傷者と死者をめぐる軍医と将校の話。ワイオミング・・はフランスからワインとビール作りの移住者家族と狩猟でバカンス中の主人公との一時の触れ合いの話です。【5月19日】

  • 【5月18日】

    午前は蕎麦を打ち、午後は家人が熱を出したのでそのつけで忙しく本を読む暇なしでした。【5月18日】

  • 【5月17日】

    今日もヘミングウェイですが、今読んでいる文庫本は買ってから読まないまま積読ならぬ立て読なのではないかと思われます。読んだ短篇に記憶のあるものがほとんどないのですね。新潮文庫ですが、ヘミングウェイ全短篇2というもので1もあるのですが、こちらも読んだかどうか。今日は4編読みました。【5月17日】

  • 【5月16日】

    今日はヘミングウェイ短編集から2編、「神よ、男たちを楽しく憩わしめたまえ」「海の変化」です。神よ・・は毎日性的な思いが断ち切れない少年が自ら陰茎を切断してしまう話、海の・・は酒場での男と女の別れ話です。【5月16日】

  • 【5月15日】

    今日は朝から夜までディズニーランドにいて、活字とは無縁でした。午前は外人さんが目立つなと思っていましたが、午後は修学旅行生がどっと埋め尽くしている感じでした。【5月15日】

  • 【5月14日】

    なんとなく読みたくなって、本棚にあるヘミングウェイ短編集に取り掛かっています。今日は3編、「嵐のあとで」「清潔で、とても明るいところ」「世の光」です。いつこの短編集を読んだか覚えていませんが前世紀のことだと思えます。【5月14日】

  • 【5月13日】

    織田信長が歴史の中心に登場するようになると、戦は大名同士の戦いとなりますが、戦国大名が形成されていく初期は、室町守護職や国衆が割拠していて、歴史地図を見るような広大な領土はいきなりは登場しません。今川氏も伊勢氏が今日からやってきて御一門になって領土を広げていきます。それは国衆をいかに味方につけるかの戦いが続くのですが、伊勢氏(北条氏)も伊豆国を堀越公方から奪って戦国大名化してから、旧来勢力である山内上杉氏、扇谷上杉氏との抗争を続ける中では国衆との戦が続きます。伊勢宗瑞が亡くなって氏綱の代になって北条氏と改名します。それは管領上杉氏からみるとよそ者が武蔵を支配していると揶揄するのに対抗してのことです。そういう過程を読んでいくこの本は愉快でした。「今川氏親と伊勢宗瑞」黒田基樹平凡社中世から近世シリーズ【5月13日】

  • 【5月12日】

    今日も今川氏親と伊勢宗瑞でありました。いやあこの本、面白いですよ。ちょっと歴史マニアック向けなところがありますが、小説のような情緒はなく、わかっている史実に基づいたものなので、信頼も置けます。【5月12日】

  • 【5月11日】

    今川氏親と伊勢宗瑞に復帰です。氏親と宗瑞は17歳違いで叔父と甥の関係です。氏親の母親は宗瑞の姉にあたります。伊勢氏は京都武士で地方の武士とは違って、公家との交流もあり、幕府将軍にも近いので教養もありました。また、今川氏そのものも足利氏の庶流にあたります。ですから家格は結構高いのです。氏親の結婚相手は戦国大名の娘ではなく、中流公家(大納言までなれる)の娘でした。氏親の四男で今川氏を強勢にした義元は、京文化にハマった公家大名だと陰口を叩かれたりしましたが、けっしてそんなことはありませんでしたね。【5月11日】

  • 【5月10日】

    昨日は半分まで読んだNewton6月号の残りを読みました。猛毒のサイエンスと銀河百景が楽しかったです。猛毒は人体に対して正反対の効果をするものがあって、それを一度に服用するとどうなるのかという疑問があります。1986年にこの二つの毒(トリカブトの毒とフグの毒)を悪用した殺人事件があったそうです。保険金詐欺なのですが、結婚したての妻に仕掛けて急性心不全で死んだかのようにしたのです。この夫はこの妻の前に2人の妻に保険金詐欺を仕掛けていたことがわかりました。一つの毒はもう一つの毒の作用を抑えますが、その毒の作用は先に切れるため後からもう一つの毒の作用があって、あたかも自然死のように見えるのだそうですが、今回はばれたのです。そんな怪事件が日本にあったとは。【5月10日】

  • 【5月9日】

    久しぶりにNewtonを買いました。6月号の特集は地球大解剖ということで宇宙以上にわかっていない地球内部の最新事情です。そしてもう一つの特集が科学と倫理の交差点ということで、iPS細胞を使って同性カップルから子どもを作ることが許されるか、生れてくる子どもの遺伝子を改変することは許されるか、薬などを使って(反社会的・暴力的な人を)”道徳的”な人間にすることは許されるかなどろいう生命倫理の話です。なかなか難しい問題です。それよりも昨今話題なのは「LAWS(自律型致死兵器システム)」でAIのロボット兵器が人類を滅ぼすという話、こちらの方がはるかに怖いです。【5月9日】

  • 【5月8日】

    今日も今川氏親と伊勢宗瑞を読んでいました。伊勢宗瑞は室町幕府の奉公衆でしたが、甥の今川氏親(元服前の名は竜王丸)の駿河統一を手助けするため駿河に下向します。そして、それをきっかけに伊豆に自分の領地を拡大していくこととなります。竜王丸は西に向かって遠江の攻略を開始します。竜王丸の元服は23歳で、何故かはわかりませんが当時の普通の15歳からすればだいぶ遅い元服でした。この辺りは実際もっと合戦とかが絡んでいて読んでいてこんなことが起こっていたのかと初めて知りました。東海の覇者と言われた今川義元の父親の代の話ですが、今川家、北条家が戦国大名として拡大していく様は面白いです。【5月8日】

  • 【5月7日】

    戦国時代の歴史地図を見ると、東海道には今川氏、関東は北条氏、甲斐信濃は武田氏が領土を持って描かれています。そのちょっと前はどうだったか。今川氏は義元が有名ですが父の氏親が戦国大名としての領土を確定しました。そして北条氏、これは鎌倉北条氏とは全く別の北条氏ですが、今川氏から出た伊勢宗瑞が関東を獲得し、伊勢氏では受けが悪いので北条氏に改名しました。北条と今川は親戚筋にあたるので、平穏に領土を認め合っていました。伊勢宗瑞は北条早雲と改名して、戦国時代を代表する人となりましたね。自分の力で伊豆から相模、武蔵を獲得しました。そんないきさつを書いた本はなかなかなくて、ちょっと真面目な本である今川氏親と伊勢宗瑞という本を買って読んでいます。これは先日読んだ「徳川家康と今川氏真」を読みながら知りたくなって買った本です。【5月7日】

  • 【5月6日】

    ビックコミックオリジナルを読みました。久しぶりに昭和天皇物語が載っていて、これが最近のお気に入りです。いよいよ開戦直前です。結果を知っている人間が当時の判断をああだこうだと言うのは簡単ですが、(本当に漫画のセリフのように話したかは別として)当時の軍人は秀才だったくせに近視眼過ぎたなあと思いますね。アメリカの思う壺にハマるという感覚は無かったのでしょうかね。そのアメリカもソ連の思う壺で動いたわけですが。【5月6日】

  • 【5月5日】

    今日はお出かけをしたので活字は無しでした。【5月5日】

  • 【5月4日】

    幽霊男を1日で一気読み。雑誌連載は1954年。西荻窪などは少し歩くと雑木林で人気が無いとあります。70年前、隔世の感ありありです。怪しげなヌードスタジオを舞台に、そこのモデルが殺されていきます。理由は何か。半分くらいまでは全くわかりません。そして金田一耕助が登場しますが、ホテルのボーイ姿です。袴以外での登場は珍しいと思います。その金田一は犯人に次々と裏をかかれ、畜生!の連発です。後半に登場人物が増え、犯人がわかりにくくなっていきます。もちろん、策士溺れるという格言を金田一が見事に証明して見せますが。これで昨秋から読み続けてきた金田一耕助もおおむね読み終えたと思うのですが、何分図書館に行っても横溝正史のコーナーは異様に小さくて、自分の地方図書館には数冊しかないありさまで、それというのも、角川でも電子版でしか...【5月4日】

  • 【5月3日】

    三つ首塔を読みました。(昭和30年で)100億円の遺産相続をめぐって(現代なら5千億円という話かも)、相続対象者の争奪戦が始まります。殺人により一人一人相続者が減り、最後は三つ首塔で相続の秘密と謎が明らかにされますが、最後の最後は八ツ墓村のような地中での攻防になります。こうした流れをヒロインの手記という形で述べられていて、金田一はかなり最初から登場しますが、伏線のような立場です。ヒロインに付きまとう男の謎もこの話の大事なところです。彼はヒロインに対して是なのか非なのか。「三つ首塔」横溝正史角川e文庫【5月3日】

  • 【5月2日】

    夜光怪人のあと短篇2篇が入っていますが、これはそれぞれ数分で読めるもので、まさに少年少女向けのものでした。両方とも金田一耕助は登場せず、1篇は等々力警部が、1篇は自称小説家が登場します。昔は少年少女向け雑誌が多く出版されていましたが、今は絶滅してこの手の小説も同時に絶滅しましたね。スマホで片手で読めるネット小説が世の主流のようで、淋しくもあります。「夜光怪人」横溝正史角川e文庫【5月2日】

  • 【5月1日】

    金田一耕助を読み続けていますが、次はジュブナイルです。昭和24年に連載された夜光怪人を読みました。ピストルがどんどん登場して撃ち合いになります。特に最後はあの獄門島が登場してそこで武装警官と海賊と夜光怪人一味とでドンパチがくり広げられます。ここはアメリカかと思う感じ。もともとは由利先生ものだったのを金田一に書き換えたものだそうです。その金田一は半ばから登場し、最初は犯人の推理を間違えたりします。獄門島で本領発揮となります。昭和24年頃の東京の様子が偲べて面白いです。【5月1日】

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