脳裏を掠める言葉本当にここに居てもいいの?時折自分が独り冷たい水の上にいるようなそんな気がして
雨は心を劣化させる錆び付かせてその鋭い矢で砕く言葉でさえ遮られてそして優しくない水たまりの中にからっぽの体が残って、
忘れないあなたがそこにいたこと存在してたこと止まった時間繰り返せないあした哀しいの?ちがうあきらめることなんてしないで
綺麗な愚かな苦しいの?普遍なんていらない欲しいものは、
破壊衝動全部壊れてしまえば泪なんて出るはずなかったのに選択肢に選択肢重ねた結果はいつも思いどおりになったりはしないから壊そう粉々になってしまうまで
哀しみは朽ち果て涙は乾いて消えたでもまだ続いてる終わらない夢の断崖に人は独り
雨が、尽きることなく涙が、まざっておちてゆく誰もが望むあしたなんて来ないにきまっているのに
夢に沈む哀しいランプの灯り廻る巡るぐちゃぐちゃになる混ぜる色は黒にしかならなくて
どうしてこんなにも涙が止まらないのか教えて欲しい苦しい。こんな気持ち知らなかったもしかしたら知らない方が幸せだったのかもしれない深い水の中に沈んだように出口のない迷路をさ迷うようにアンバランスないつか終わりが来ることが分かっているのにそれで
信じるの?救われるハズもないのにそれを知ってさえいるのに堕ちてしまったら、もう戻れない血色の海歓喜の歌が歪み歪んで立ち尽くすだけじゃ、何も変わらないって知っていたハズなのに、なのに、どうして?
少しずつ狂ってきている噛み合わない歯車の錆び付いたようなノイズが耳を犯しただの割りきれない感情かそれとも歪んだ心がそれを生んだのかもう分からない狂った瞳のその美しい純粋に————純粋ゆえの残酷に惹かれるままそれはさながら蝶のように舞いながら
どんなに、目の回りを縁取ってみてもどんなに、唇を赤くしたって何も変わらないにじみ出る優しさに替わる物はない自分を着飾って、それで、一体何が変わるの?
始めから望んじゃいけなかったんだただ、そこにいて息さえしてればよかったそうすればこんな想いに胸を焦がす必要もなくて水中にたゆたい息苦しい真似もすることはなかった間違っていた巻き戻せない時間あの時に帰れれば、そうすればきっと————
もし…単純な仮定・成功に導く為の幻想でも…不必要な否定・思い上がりの果てだから…繋ぐ理由・意味のない言の葉
忘れないから。この想いが喪われようとも、この身体が喪われようとも。
除夜灯の微かな光僅かに開いた扉障子の向こうの陰暖かな毛布もうすぐ明日がやってきてしまうと怯える自分とそれを認識しながら睡魔に身を委ねる自分不変に想いを馳せてそれでいて否定し受け入れ矛盾の中で、そして夜明けを迎えるから
昇華する想いうたかたに消えゆく記憶握った掌涙に濡れた頬想い出は想い出のままで封じ込めた胸の奥苦しいくらい早鐘をうつ心臓が自身を責めているようで、その果ての闇の中待っているその、黒は終焉を意味しているのかそれとも……
少しずつ日差しが高くなっていく気の早い桜がもう紅色を覗かせる暖かい風紡いだ夢の終わりこれからの新しい物語の緞帳が上がり始めて、
氷上に浮かび上がった白い闇透明な空気遠くからの声何の感情もなく背負うべきモノさえ捨ててもうすぐ太陽が昇るそうすればこの時間も終わってしまうねと君は目を細めて言ったやがて繋いだ手は朝日に溶かされ消えるのにただ君は暖かい接吻けを落とし────
それが世界の全てだと、勘違いしていた。誰のせいで、誰のために。───それは握らされた一握りの星それはやがて絶望の幕開けに用意された布石ということを、まだ知らなかった。ただ、拳の中の光が少しだけ強まったような、そんな気がした。
喪ってはいけないものだった。なのに、気付かなかった。気付けなかった。「─────…ぅ」こぼれていく灰。それは朝日に反射してとても綺麗で。「ぅぁあぁあああぁあっ!!」慟哭はもう誰にも認識されることはなく、崩壊していく世界に一筋涙が落ちて溶けて
それでも、想いは消えず。願いさえも諦めきれずに。見返りを期待してるわけじゃない救済なんて以ての外だ。ただあるのは、純粋な欲求だけ。「だから、」強欲な神は全てを奪い去ってしまうから。永久の目の前で人々は屈せられるのだ。
窓枠から見える空は暗澹とただ光る街を照らしていた走るガードレールに白い雪あぁ、もう冬なのだと実感するトンネルのオレンジ色の光緑の電話マークどこか懐かしい高速道路の夜…いつになったら目的地へと着くのだろうか……
紡いだ夢ただ、春の夢のごとく消えてゆく記憶そして脳裏に焼き付くあなたの笑顔
お前は私の為に私だけの"お前"になると云った反古の約束はもう唇から紡がれることなく誰ももう、この手を握る者はいない「嘘つきっ」喉の奥から絞り出して叫んだ言葉金属の耳にはもう届かなくて涙に濡れた瞼をゆっくりと閉じた…ならば
…それで、何が変わったというのだろうか。ちっぽけなお前の死の、上に。澄んだ空はどこまでも蒼く、憎らしいほどに不変の世界を映し始めていた。「 」声は、もう届かないのだろうか?深い絶望と悲嘆がしめやかに自らの臓物を抉った。
掠める唇無意識に意識して身分がどうとか性別がどうとかもう何も関係ないできるならば奪うように愛して欲しいからいつまでも冷たくなったあなたの肩を抱いて1人夜明けを迎えるもう光を映すことのない瞳から一筋涙がすべって朝日に反射してゆっくりと落ちてい
青。苦いシロップ看護婦のよれた服寂れた本の背表紙白。染みのついたシーツ屋上のはためく洗濯物野菜の屑が浮いた味気ないシチュー赤。壁にこびりついた錆うつくしく沈む夕日指先から流れ落ちる液体黒。部屋の片隅"祈る"ための鴉の服二
まだ、気付いてなかった。ドア越しに交わされる視線さよならと声には出さず返事をしてそして電車は走り出す
1と2と3コンビニレジ横のお団子1と2と3おはよーと言った回数1と2と3ポケットに入ってた安全ピン1と2と3夜明け前に飛んでいく鳥達1と2と3道端に転がった飴1と2と3芽生えた感情1と2と3、所詮憎しみなんてこの程度だから1と2と…信じなく
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