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2005/08/02

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  • 絵本、ひとまずの振り返り

    こども園の読み聞かせは昨日で2月分を無事終了した。まだ様々な感染が出ているなかで、やや心配な面もありつつ実施できている。残すは来月4回、楽しみである。小学校の方は先週で終わったこととなる。この後、春休みがどうなるかわからないので、ひとまず今年度の振り返りをしてみたいとリストを開いた。5月から2月までほぼ月2回ペースの訪問である。11月が自己都合と学校側の事情で中止になった。新規に一つ入れてもらったので実施は計16回。取り上げた絵本は29冊であった。訪問校が違っても同学年、近似学年だと同じ本を取り上げることも多い。集団によって違う反応を見せるときもあり、そこも面白い。今振り返って印象的な何冊かを挙げてみよう。低学年では『てんてんきょうだい』のアイデアが抜群だった。『ダンデライオン』という古い本も読みがいのあ...絵本、ひとまずの振り返り

  • 一万に届く頃、エッ!!

    ふと自分が書いたものを人に読んで(見て)ほしいと思ったのはいつからだったか、と考えた。記憶にあるのは小学校4年生。白ノート!!に描いた漫画だった。貸本屋へ入り浸っていた頃だ。アンドロイドのヒーローの話を友達に見せた。他に上手な子がいて(そいつはAだ)自分は2,3番手だった(笑)ことも覚えている。次は中学校1年生の時に「卒業生を送る会」の出し物として劇の脚本を書いた。お笑いを入れたドタバタ劇である。地元の商品ネタ、学校の名物先生ネタを入れた。今思い出すとあまりにベタだけれど、当時はそれで笑いが起こった。その驚きは覚えている。だからか、シロウト脚本は断続的ながらずいぶんと書いてきた。印象深いのは高校2年生の時だ。いつぞやも書いた気のする「2Dノート」、それは教室内を回覧する自由帳だ。そこに物語を連載風に書きつ...一万に届く頃、エッ!!

  • ハードカバーでソフトを…

    珍しいことに、4冊全部ハードカバー、図書館からの本が3冊あるので当然か。中味はソフトなものからちょっとハードまで様々。いろいろある、如月下旬。何か軽い小説でもと思って、図書館で目に付いた一冊を借りた。コミック『あんどーなつ』を全巻揃えているくらいだから、このジャンルは好みだ。Re16『和菓子のアン』(坂本司光文社)…職人ではなく売り子が主人公。しかし和菓子の薀蓄はかなり豊富で面白い。現代的な人情噺といってもいいし、ゆるりと読めた。Re17『ことばの社会学』(鈴木孝夫新潮社)。蔵書点検後に「除籍本」として並べられた中から取り出した。昭和62年刊なので、隔世の感を否めない表現もあるが、論理と洞察力に学ぶ点は多々あった。例えば、録音した自分の声こそが、他人に聞こえている自分の声なのだという認識の仕方は、非常に象...ハードカバーでソフトを…

  • 情報を見た者も歴史の一部

    「秋田犬に、70代男性ももを噛まれる」…このニュース見出しをみて、何か引っ掛かりが心に生じた。詳しい中味は報道されていない。おそらくは放されていた犬が何らかの理由で近づいた人に傷を負わせたということだろう。先週「四国犬が…」というニュースがあり、類似的にピックアップされたのかもしれない。引っかかりを覚えたわけは、昔こんなことを耳にした(もしくは読んだ)記憶があるからだと気づいた。「犬が人に噛みついてもニュースにはならないが、人が犬に噛みついたらニュースになる」。まだ野良犬があちらこちらにいた時代だったろうか。「ニュースになるのは普通じゃないことである」と言いたいのだろう。話題性、ニュースバリューという言い方もある。現代では犬が飼われるとき、路上ではリードによって人に伴われて行動するのが普通であり。負傷者が...情報を見た者も歴史の一部

  • 「なつかしい声」と言われて…

    某小学校の1年生、2年生への読み聞かせがあり出かけた。学校へ着くと、2年生に体調を崩している子が多く、1年生のみになったと言われた。2年生向けに話したい中味が少しだけあったので残念だった。それでも、まあこじんまりと教室でやれるのもいい点はある。お迎えの子が来てくれたので、一緒に向かう。教室に行くと「知っている」という声。もちろん一学期も来ているし、この子たちはこども園の時から語っているので、見知った顔も多い。PPTをモニターにつなぐために「ちょっと待ってね」と口を開いたら、ある一人の子がこんなふうに言ってくれた。「あっ、なつかしい声だ」…なんとなく、心にじいんときた。「生の声で語り聞かせる」ことが、この活動の一番の肝だと思っている。絵本について造詣が深いわけではないので、それなりの発達段階を考慮するが自分...「なつかしい声」と言われて…

  • 意味のない偶然は沈黙に

    先週月曜、通常休館日であるが本格的な蔵書点検の作業を開始する。前週に2階書庫(閉架)は手をかけているが、金曜までの5日間は臨時休館をして書架全部約7万冊を行う。職員総出(といっても5名)で、ハンディスキャナーを持ちピッピッピッとバーコードをチェックするわけである。4度目のベテランだ。作業は気をつけなければいけない点がある。まず単調な連続動作だと、何かの拍子で中断した場合、どこまで処理済みがわからなくなる時がある。目を離すと「あっここはどうだっけ」と自信がなくなる。一瞬の痴呆…また、飽きないように途中でチェック手順を変えたりすると、記憶が混在して飛ばしが多くなる。次は、同じ動作の繰り返しによる身体面の不調である。腰や膝は注意するので比較的大丈夫だが、初回、2回目と痛めた箇所がある。手首である。俗にいう腱鞘炎...意味のない偶然は沈黙に

  • いつ、どこで、何を読んでも

    ペースも乱れているが、自分の乱読もそのままでよい。かの外山滋比古先生が言われたように「風のように読め」がふさわしい。めったに読まない時代小説。でもこれは遠い昔に手にしたような記憶もある。Re12『雪明かり』(藤沢周平講談社文庫)「新装版」となっているからロングセラーだ。おそらく同世代以上の多くのファンは、人間の業や闇を背景にした「煌めき」のような描写に惹かれるのか。理解できるが自分の的からは少し逸れる。Re13『日本人数のしきたり』(飯倉晴武青春新書)。『「一」のしきたり』から始まり、数ごとの雑学的知識をまとめている。数の見方は本当に多様で、一方では縁起がよくても、全く正反対ということもある。つまり数に込める考え方や思いは、根拠さえ知れば何も怖くないという結論。「数詞」は支配するべきもの。図書館で「キツネ...いつ、どこで、何を読んでも

  • この冬を能天気に語る

    それにしても、である。「雪が降らない」。二月も上旬が終わろうとしているのに…。有難いのはもちろんだが、ここまで降らないとなんとなく不安になるものだ。農業にかかわる方々にとっては大事な時期の水不足の心配が募っているだろう。雪が頼みの仕事もあるわけだし、災害とは言えないが災難かもしれない。では、具体的数値はどうか。頼りない記憶よりは記録に当たってみよう。平成31年(つまり令和になる年)から今年までの西馬音内地区積雪量2/8分を町のデータで拾ってみる。111㎝⇒48㎝⇒158㎝⇒153㎝⇒73㎝⇒(15㎝)となっている。平成最後の冬もかなり少なく似ていたようだ。今後降ってもたかが知れている。今年はなかなかいい景色が見られないそういえば、去年の夏は東京では史上最も暑い夏というデータが出ていたはずだ。温暖化と片付け...この冬を能天気に語る

  • 捨てられない「捨」問題

    何度目かの「断捨離」に気が向いてきたので、書棚にあった某誌の該当記事を読み直した。確認したのは目的が「離」にあり、そのために「断」と「捨」があること。現状「断」は書籍以外あまり気にしなくていい。これが年をとることなのだろう。物欲はあっても、もはや生活必需品以外は積極的に手が伸びない。従って、まあいつものごとく「捨」が問題となる。それでも「断っている」のだから古くなるモノはあり、徐々に廃棄はしている。あとはやはり本かあ…と思いつつ、先日もまたネット書店などをみて、唯一購読しているミシマ社の雑誌『ちゃぶ台(12)』を注文した。ところが、その特集名は…「捨てない、できるだけ」。半年に1回発刊のこの雑誌は1980円。「生活者のための総合雑誌」を謳いながら高い価格だが、新たな視点が必ずどこかで示されている。特に歴史...捨てられない「捨」問題

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