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2005/08/02

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  • バランスやら現実やら呼吸やら

    バランスやら現実やら呼吸やら

    Re31『星の子』(今村夏子朝日文庫)。芥川賞作家とは知っていた。初めて読む。こうした一人称設定で書かれる話は途中で入ってこない場合もあるが、サスペンスでもないのに読みきった。大きなうねりのある展開とはいえなくても、細やかな描写が飽きさせない。数年前映画化(芦田愛菜主演)されている。観てみたい。発刊された頃に手にし、数年後にまた読み、今回再々読。Re32『悩むことはない』(金子兜太文春文庫)。やはり味わいのある語りだ。いつまでも初心者の自分からみると、「川柳」ではないかと思う句がいくつもある。結局何を描くかがポイントだとすれば、金子はあきらかに人物、人間がクローズアップされるからだ。改めて頷いたのは小沢昭一との対談のあるくだり。小沢が「世間で悪いと言われていることを一つくらいやっていないと、精神のバランス...バランスやら現実やら呼吸やら

  • 桜日記2024.4.15PM

    桜日記2024.4.15PM

    これだけ一気に花開くと、町のあちらこちらにポイントはありそうだ。しかし花粉症の我が身には長時間は禁物と、定番のところへ。先日、入学したばかりで早く帰宅する孫を伴い、アルカディア公園。快晴の空に飛行機が飛ぶ。そして、カメラを構える場所を変えると、こんな景色も撮れる。連れがうるさく、なかなか落ち着いてアングルを決められない。それでも、ブランコを押しながら、つい目に入ったこんな風景もある。「わが胸に咲き誇る花を見よ!!」桜日記2024.4.15PM

  • 桜日記2024..4.15AM

    桜日記2024..4.15AM

    異常気象が異常とは呼べないくらいに普通になっていて、今年の桜開花も突然始まった感じである。いつものごとく結構な花粉の飛び具合で、外出は限定的にしている。用事があるときに、ついでに撮っておくかという感じで、少し情けないか。羽後町の桜と言ったときに、欠かせない場所はいくつかあるが…個人的にはまずここだ。花の密度としては最高クラスだと思う。あえて接写はしない。見事なバランスをみせる樹木の並びもいい。通りがけに、かつて通勤時で通った道の並木を、この視点で撮ってみた。午前最後は、数多くある一本桜からひとつをピックアップ。墓地などに寄り添っている花は、今が満開である。亡き人たちを思い出してみたい。桜日記2024..4.15AM

  • 失いたくはないけど…の話

    失いたくはないけど…の話

    先月末日に参加した「トークフォークダンス」のイベントで出されたテーマの一つを思い出す。中学生が考えたそのお題は「五感の中で一つだけ残るとしたら何を選ぶ」。これはTVドラマ絡みかと思った。相手となった若者は少し考えて「味覚かな。人間は食べて生きるものだから、それがなくちゃ…」と続けた。自分ならと頭を巡らし視覚かと浮かんだが、「味覚」も個人的に食大好き人間としては納得する。その楽しみが奪われたら…とは思いつつ、結局コミュニケーションがとれないと意味があるのかと考えがぶり返す。その意味で「触覚」が様々なことに対応できるか…いや、これだけは失ってみないと…失いたくないが…。連日、新聞記事やニュースで報道されている一つが「詐欺」話題。SNSで高額の利用料金を請求されたとか、「ロマンス詐欺」といった名称のものも出てき...失いたくはないけど…の話

  • 「中今」の精神を持つ

    「中今」の精神を持つ

    Re28『日記をつける』(荒川洋治岩波アクティブ新書)。再読。岩波が2002年に始めた新たな新書企画の一冊で、2章の「日記はつけるもの」が印象深い。「書く」との違い…これは、その場限りではないニュアンスがある。形式が示す意味、書く者の意図、文学性まで考えが及ぶ。まあ、それより忘れないことだな。先月中旬、新聞記事の一行に目を奪われた。精神科医和田秀樹の語った「生きていれば何でも試してみることができます」。その向きでRe29『長生きにこだわらない』(矢作直樹文響社)を読むと、延命にこだわれば他の試すことが減ることだ。つまり好きなこと、やってみたいことのために日々があるシンプルさ。「中今」(なかいま)という語は大型辞書にしか載っていない。初めて知った。「過去と未来の中間にある今。今の世をすぐれた世として、当世を...「中今」の精神を持つ

  • 華やかに(笑)年度を跨ぐ

    華やかに(笑)年度を跨ぐ

    3月29日(金)図書館勤務最終日。担当していたエントランス掲示を外し、机の中や周りの最終確認。引継ぎすべき何点か忘れていたのでメモする。午前で退勤。用事があって隣市へ。お目当ては外れたがBookOffで数冊購入。久しぶりにトンカツKのカツサンドを購入する。6切れ1300円!!ずいぶん高くなった。3パック奮発した。3月30日(土)取り合えず袋に詰め込んで持ち帰った雑物の整理、案の定はかどらない。この下手さ加減は天性のものだな…と褒めるようなこと言ってどうする。時間はあるし、いいか。仕事を辞めることをFBに書いたら初任時の教え子よりメッセンジャーが届く。岐阜に出張し同級生と飲んでいるとのこと。微笑ましい。3月31日(日)午前は県内初実施「トークフォークダンス」に参加。中学生らと「目まぐるしく」語り合う。自分な...華やかに(笑)年度を跨ぐ

  • コトバの片付けしたら…

    コトバの片付けしたら…

    図書館でのエントランス掲示は2020年春から始めた。コロナ禍黎明期(笑)の頃だ。詩の掲示は学校に勤めていた頃によくしていた。担任外になっても階段の踊り場にコーナーを作ったりしたものだ。図書館でするとなれば、当然読書紹介的な意味合いが強くなるし、詩に限らず「強いコトバ」を様々な本から探した。その年は毎月4つずつ掲示していた。児童用から一般まで並べている。ちなみにスタートの4月は「せいのび」(武鹿悦子)「今日はきのうの続きだけれど」(みつはしちかこ)「瞬間が生まれる時」(加藤登紀子)「幸運な言葉たち」(木島始)というラインナップだ。見返すと少しぎこちない。悩んだ割に統一感がない。5月の筆者だけ挙げてみると、中江俊夫、星野富弘、むのたけじ、樹木希林である。よく言えばバラエティに富んでいる。しかし、星野富弘の詩句...コトバの片付けしたら…

  • 使用期限 2024.3

    使用期限 2024.3

    勤務最終週となった。5年前に思いもかけず、心の隅に興味を残していた図書館勤めが非常勤ながら始まった。振り返るとそのうち3年半ぐらい「コロナ」の背景があり、ぼんやりと望んでいた姿には影響があったと思う。しかし、やはり自分にとって貴重だったのは、「本に囲まれている」という環境そのものだった。質はともかく読書量だけはある程度こなす生活を心がけてきた。教育書を手始めとしながら年間100冊以上読了を25年以上は続けてきた自負もある。ただ、図書館という場で書架を巡り眺めるとき、それが地方のこうした小さな館であっても、いかに自分が部分的で矮小な存在であるかを頻繁に思い知ることになる。そして「今となっては遅い」と言い訳がましく思う。実際のところ、これが半世紀前であっても同様だろうが…。人が一生に読める冊数など、仮に一日一...使用期限2024.3

  • 「人生の材料」を問う時

    「人生の材料」を問う時

    トイレ内の愛読書『秋田のことば』は刺激的(笑)な冊子で、なかなか読了しないが、いずれメモしておきたい一冊だ。何気なく見た書棚にRe25『秋田人は本当に<ええふりこぎ>か?』(日高水穂無明舎)を見つけたので再々読してみた。秋田弁は自分なりに興味が強い分野で、時々読みつつ「現況」と照らし合わせている。今回のメモは「しったげ」。自分では使わないし周囲でもあまり聞かない。しかしTVではよく「代表的な秋田弁」のように出てくる。先日もNHKの「方言川柳」のお題となった。本が語るには「秋田市以北の沿岸部」の言葉で由利本荘周辺でも年配者の使用率は低い。となると、これを秋田弁と認知させた者がいる。メディアでもTV出演が多いとすると…たぶんモデルから女優となったS、アイドルから独り立ちしたIあたりではないかと予想した。仙北当...「人生の材料」を問う時

  • 乗組員引退間近?

    乗組員引退間近?

    今週、精を出したのは、ある川柳集の書き写しである。以前も読み込んだことがあるのだが、もう一歩自分の中に沁み込ませたいとキーボードで叩いてみた。全部で357句。しょぼつく目が気になり短時間ずつ数日かけて、打ち終えた。大概は読み下せたが、調べなければいけない語もあり、辞書片手も久しぶりだった。中でも「涯」は今もどう読むか迷っている。「青田の涯」とあるので意味はつかめても「みぎわ」で良いのか、「きし」なのか、「きわ」と読みたい気もするが…。「鰐(わに)」も浮かんでこなかった。句に「インド洋」という語があり、魚をイメージしてしまったからだ。しかし調べると「わにざめ」の意もあると知った。辞書のドラマ「舟を編む」が面白い。映画版も観たがあまり記憶にない。前回は子どもたちの「辞書引き大会」という場面もあり、国語辞典実践...乗組員引退間近?

  • それにしても昭和。「卒論」…

    それにしても昭和。「卒論」…

    学校に勤めた者にとっては、やはり三月は特別な月だ。離れてしばらく経ってもこのシーズンは連日TVで卒業式などの話題になると心が寄る。今朝もニュースを見ながらコーヒーの準備をしていて、画面を観つつ、妻と一言二言話していたら突然思い出したことがあった。そういえば「卒論」を書かせたことがある。採用され3年間受け持った小学生13名に、卒業間近の三学期にテーマを決めさせ原稿用紙20枚ほどを目途に、一つのテーマで文章を書くことを課した。それに厚紙で表紙をつけさせた。たしか教室ではない別室の黒板に出来上がった冊子を並べた。その映像がふと浮かんできたのである。きっと発表会だったろう。「卒論」実践はきっと先行された資料があり真似したと思う。四年生のときからずっと日記を続けてきた学年であり、書くことは厭わなかったし、難儀した記...それにしても昭和。「卒論」…

  • 弥生三月ブギウギ万歳

    弥生三月ブギウギ万歳

    日曜に落語を聴きにいった。当初は笑点メンバーに柳亭小痴楽の予定だったが、楽しみにしていた小痴楽が変更になり、少しがっかり。それでもたい平や昇太は個性と確かな技を見せてくれた。なんでも「笑点」はTV番組として視聴率トップらしい。その理由を昇太は「変わらないこと」と語った。偉大なるマンネリ。マンネリズムが受け入れられるということは、新鮮さがなくとも安心感が高いといった解釈でいいだろう。視聴者の世代的傾向は予想できるが、観続けられる魅力があることに違いない。NHKの朝ドラも似たようなものだ。しかし今週の展開(というより演出)はなかなか妙があったと思う。事件の刑事役の登場だ。内藤剛志と言えば、民放では刑事ドラマ主役の常連。ちなみに私と同齢だ(笑)。サスペンスがあるわけではない朝ドラに配役され、少し驚きがあった。さ...弥生三月ブギウギ万歳

  • ゆっくり捲る、間をもつ

    ゆっくり捲る、間をもつ

    天気が乱れていると感じるのは、やはり穏やかな冬を過ごしたからだろうか。周囲に振りまわされずに、と思っても、お天道様にはかなわない。ゆっくりページをめくろう。Re23『俳句的生活』(長谷川櫂中公新書)。こうした書名の本を手に取りたくなるのは、憧れである。しかし読み進めると、その奥深さにとてもとてもと手の届かぬ未熟さを感じるのが常で、今回も全くその通り。ただ、今さらながらに得た知識もあり書棚に留めおきたい一冊となった。冒頭の「切れ」は納得だった。切れ字は強調を表わす程度は覚えていたが、「切る」という根本すらあまり深く考えを巡らせていなかった。「や」「けり」「かな」を使う、使わないに限らず、よい俳句には「切れ」があるという認識である。それが生み出す「間」こそ、想像力の出発点となる。たくさんの句を知らない初心者に...ゆっくり捲る、間をもつ

  • 共感する心理に目を向け

    共感する心理に目を向け

    先月下旬から読み進めた本は、それぞれに刺激的だった。常識とされている事柄を疑う習慣を忘れずにいたいと思ってきたが、ついつい流されている日常を省みる。Re20『街場の読書論』(内田樹太田出版)。10年以上前のブログ記事などがもとに編まれた本。多くは既読のはずだが、理解不明な箇所も含めて読んでいて時折覚える心地良さがいい。文体が好きなんだろうと思う。中2国語教科書のために書き下ろした「学ぶ力」は、初読の頃に自分にとっての大きな示唆となった。天童荒太の小説はあまり読んでいない。Re21『君たちが生き延びるために』(ちくまプリマ―新書)。は高校での講演を基に、質問に応える形で文章化された内容だ。「ともかくまず生き延びよう」を核に置いて、高校生や教師、保護へ向けてのメッセージは、大方共感できるものだった。おっと感じ...共感する心理に目を向け

  • だらだらと18歳の半世紀

    だらだらと18歳の半世紀

    町広報の出生児欄「お誕生おめでとう」に3月は10人も並んだと、家人が驚くように言う。町内の新生児数は年度で50人前後に落ち込んでいるはずだから、一ヶ月分の届け出としてはかなり多い。率直に嬉しい。隣市ではかつて一町だった矢島が4人、東由利1人(どちらも年度内)と衝撃的なデータが出た。調べものをしていたら、本町で新生児数が200人をきったのが1992年だった。それから30年以上の時が経ち、少子化打開は待ったなしの声は大きく聞こえる。しかしそれは、ずっと前から繰り返されてきたはずだ。犯人探しは意味を持たないが、中央と地方の格差(隔差)進行と経済優先志向は確実に下地にある。見事にめでたい誕生日前日の雪模様2023.3.4と理由づけし、ではオマエは何を…と自問すれば、そこに加担していないと断言はできない。結局、先に...だらだらと18歳の半世紀

  • 絵本、ひとまずの振り返り

    絵本、ひとまずの振り返り

    こども園の読み聞かせは昨日で2月分を無事終了した。まだ様々な感染が出ているなかで、やや心配な面もありつつ実施できている。残すは来月4回、楽しみである。小学校の方は先週で終わったこととなる。この後、春休みがどうなるかわからないので、ひとまず今年度の振り返りをしてみたいとリストを開いた。5月から2月までほぼ月2回ペースの訪問である。11月が自己都合と学校側の事情で中止になった。新規に一つ入れてもらったので実施は計16回。取り上げた絵本は29冊であった。訪問校が違っても同学年、近似学年だと同じ本を取り上げることも多い。集団によって違う反応を見せるときもあり、そこも面白い。今振り返って印象的な何冊かを挙げてみよう。低学年では『てんてんきょうだい』のアイデアが抜群だった。『ダンデライオン』という古い本も読みがいのあ...絵本、ひとまずの振り返り

  • 一万に届く頃、エッ!!

    一万に届く頃、エッ!!

    ふと自分が書いたものを人に読んで(見て)ほしいと思ったのはいつからだったか、と考えた。記憶にあるのは小学校4年生。白ノート!!に描いた漫画だった。貸本屋へ入り浸っていた頃だ。アンドロイドのヒーローの話を友達に見せた。他に上手な子がいて(そいつはAだ)自分は2,3番手だった(笑)ことも覚えている。次は中学校1年生の時に「卒業生を送る会」の出し物として劇の脚本を書いた。お笑いを入れたドタバタ劇である。地元の商品ネタ、学校の名物先生ネタを入れた。今思い出すとあまりにベタだけれど、当時はそれで笑いが起こった。その驚きは覚えている。だからか、シロウト脚本は断続的ながらずいぶんと書いてきた。印象深いのは高校2年生の時だ。いつぞやも書いた気のする「2Dノート」、それは教室内を回覧する自由帳だ。そこに物語を連載風に書きつ...一万に届く頃、エッ!!

  • ハードカバーでソフトを…

    ハードカバーでソフトを…

    珍しいことに、4冊全部ハードカバー、図書館からの本が3冊あるので当然か。中味はソフトなものからちょっとハードまで様々。いろいろある、如月下旬。何か軽い小説でもと思って、図書館で目に付いた一冊を借りた。コミック『あんどーなつ』を全巻揃えているくらいだから、このジャンルは好みだ。Re16『和菓子のアン』(坂本司光文社)…職人ではなく売り子が主人公。しかし和菓子の薀蓄はかなり豊富で面白い。現代的な人情噺といってもいいし、ゆるりと読めた。Re17『ことばの社会学』(鈴木孝夫新潮社)。蔵書点検後に「除籍本」として並べられた中から取り出した。昭和62年刊なので、隔世の感を否めない表現もあるが、論理と洞察力に学ぶ点は多々あった。例えば、録音した自分の声こそが、他人に聞こえている自分の声なのだという認識の仕方は、非常に象...ハードカバーでソフトを…

  • 情報を見た者も歴史の一部

    情報を見た者も歴史の一部

    「秋田犬に、70代男性ももを噛まれる」…このニュース見出しをみて、何か引っ掛かりが心に生じた。詳しい中味は報道されていない。おそらくは放されていた犬が何らかの理由で近づいた人に傷を負わせたということだろう。先週「四国犬が…」というニュースがあり、類似的にピックアップされたのかもしれない。引っかかりを覚えたわけは、昔こんなことを耳にした(もしくは読んだ)記憶があるからだと気づいた。「犬が人に噛みついてもニュースにはならないが、人が犬に噛みついたらニュースになる」。まだ野良犬があちらこちらにいた時代だったろうか。「ニュースになるのは普通じゃないことである」と言いたいのだろう。話題性、ニュースバリューという言い方もある。現代では犬が飼われるとき、路上ではリードによって人に伴われて行動するのが普通であり。負傷者が...情報を見た者も歴史の一部

  • 「なつかしい声」と言われて…

    「なつかしい声」と言われて…

    某小学校の1年生、2年生への読み聞かせがあり出かけた。学校へ着くと、2年生に体調を崩している子が多く、1年生のみになったと言われた。2年生向けに話したい中味が少しだけあったので残念だった。それでも、まあこじんまりと教室でやれるのもいい点はある。お迎えの子が来てくれたので、一緒に向かう。教室に行くと「知っている」という声。もちろん一学期も来ているし、この子たちはこども園の時から語っているので、見知った顔も多い。PPTをモニターにつなぐために「ちょっと待ってね」と口を開いたら、ある一人の子がこんなふうに言ってくれた。「あっ、なつかしい声だ」…なんとなく、心にじいんときた。「生の声で語り聞かせる」ことが、この活動の一番の肝だと思っている。絵本について造詣が深いわけではないので、それなりの発達段階を考慮するが自分...「なつかしい声」と言われて…

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