令和六年正月始末記
元日夕の地震のことは、当日分に記した。いずれ私たちの生活の物質的な豊かさは常に危機と背中合わせで、表裏がそれぞれに増幅していることを思い知らされた。「いつでもどこでもだれでも」という常套句の及ぶ範囲の受け止め方こそが「生きる」本質のような気さえしてくる。心に留めなければならない年だ。ともあれ降雪が少なく有難かった。昨冬も難儀しなかったけれど、それ以上だろう。先週末、こども園に行くため今年初の峠越えをしたが、さすがに前日からの雪で道が狭くなっており、久しぶりに緊張し、少し肩が凝った。峠越え通勤30年のキャリアが懐かしい。雪道は路面予測が重要であると、改めて心に刻む。大相撲初場所は実に面白かった。番狂わせ的な要素ではなく、実力伯仲のなかで、ここ数年で一番白熱した場所ではなかったか。若い力の台頭は確かに感じるが...令和六年正月始末記
2024/01/31 16:55