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  • ダイスのように

    ○4-1日ハム(3回戦) 先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねた一戦は、ドラゴンズに軍配が上がった。交流戦の序盤2カードを終えて、4勝1敗1分け。何と交流戦の首位に躍り出た。ライデル・マルティネス不在で不安視された救援陣も、又吉克樹がクローザーとしてフル回転。本日の試合では、不調に苦しむ祖父江大輔が3者凡退で日本ハム打線を料理し、復調の気配を見せた。 5月の月間勝ち越しも決まり、チーム状態は上向き傾向。6月1日からのナゴヤドーム6連戦如何では、初の戴冠も視野に入ってきそうだ。 山場 投打ががっちりと噛み合った試合のハイライトは何といっても5回表の攻撃だ。9番・桂依央利の二塁打から、1番・…

  • たとえたとえ

    ○7-4日本ハム(2回戦) 敵地・札幌ドームで戦う日本ハムとのGame 2はシーソーゲームを制し、1勝1敗のタイとした。打線が活発で、11安打7得点をマーク。特に3番に入った福留孝介の4安打はお見事だった。また、イニングまたぎこそ失敗したが、橋本侑樹の火消しも見応えがあった。 あの「長い夜」以来の右翼スタメン 2番ライト・滝野要。スタメンを見て、あの夜を思い出さないわけにはいかなかった。 滝野は今季3度目の先発出場だがライトでは初めてで、昨季10月27日の阪神戦以来とのこと。日付とカードを見て、当ブログを長く読んでいる人なら思い出すかもしれない。そう、『滝野の長い夜』以来の右翼スタメンなのだ―…

  • 凱旋登板

    ●1-10 日本ハム(1回戦) エース大野雄大が大量失点で早々にマウンドを下り、二番手の山本拓実は制球が安定せずに押し出し2連続を含む4失点。今シーズン初のチーム二桁失点を喫すれば、打線も日本ハムのドラフト1位ルーキー・伊藤大海に手も足も出ずわずかに1得点。 一方的な展開にしびれを切らし 「まーかん、だあれも活躍できせん、こんな試合見てられぇせんわ!」 などと言って他の試合に切り替えたり、動画視聴やゲームに勤しんだり、好きな音楽を聴いたり……なんて思い思いの金曜日の夜を過ごした人も少なからずはいただろう。 ありきたりではあるが、今日のような展開は長いシーズン143試合もあれば必ず訪れる。あの最…

  • 群青

    △3-3ソフトバンク(3回戦) ソフトバンクとの交流戦開幕シリーズGame 3はドロー。初回から3点を追う展開だったが、木下拓哉の一発で振り出しに戻して、以後はスコア動かず。3連戦3連勝のスイープこそならなかったが、4年連続日本一の王者相手に2勝1分けの結果は上出来も上出来だ。 立ち直った勝野と「困った時のタニモン」 今日の先発は勝野昌慶。先週は雨天中止の関係でローテを1回飛ばし、中12日のマウンド。その影響か、初回は3本のタイムリーを浴びて3失点。四球も絡み「今日は難儀だな……」と思っていたら、2回以降は人が変わったかのような快投を披露した。 2~5回は被安打1本のみの無失点ピッチングで7個…

  • 不意を突く

    ○4-3ソフトバンク(2回戦) 絶対王者ソフトバンクを打ち破っての今季初3連勝。この展開を予期できた者など誰一人としていないのではないだろうか。 何しろ23日には今季最多タイの借金7をこしらえ、「先制されると3勝15敗4分」なんてネガティブな情報が『中スポ』一面を飾ったばかり。翌日こそ福谷浩司の好投などで勝ち、なんとか最悪な形での交流戦突入こそ免れたものの、決してチーム状態は上向きと呼べるものではなかった。 それがどうだろう。蓋を開けてみれば連勝スタート。虐殺を喰らうのも覚悟したソフトバンク相手に2試合とも内容の伴った勝利を収め、広島を抜いて4位返り咲きときた。 嬉しいのはもちろんだが、我が身…

  • IT'S SHOWTIME!!

    ○2-0ソフトバンク(1回戦) 昨年は日程短縮の影響で開催されなかった交流戦が開幕した。さっそく対戦するのは絶対王者のソフトバンク。 ソフトバンクといえばここ2年の日本シリーズで共に巨人相手に4勝負けなしと無双。ドラゴンズも今年のオープン戦で対戦したが、2試合とも圧倒的な「野球の質の差」を見せつけられて完敗していた。 今日も随所に質の高いプレーを何度も何度も目の当たりにし、完封勝ちとはいえゲームセットの瞬間まで全く気が抜けない試合となったが、交流戦の初戦を6年ぶりに勝利で飾れたこと、特にソフトバンク相手に勝利できたことで勢いに乗っていけたら嬉しい。 横浜高校の先輩・後輩 先発の柳裕也は今日も安…

  • ここぞのバイプレイヤー

    ○4-1巨人(11回戦) 交流戦前の最終試合。パ・リーグの猛者たちとの対戦を前に景気づけがしたいところだが、交流戦直前の試合にトラウマを抱えるドラゴンズファンは今でも多いはずだ。 話は交流戦がスタートした2005年に遡る。セ・リーグの首位を走っていたドラゴンズは前年にリーグ優勝を果たし、更には、横浜(現・DeNA)から本塁打王のタイロン・ウッズを獲得。攻守に充実した戦力を誇ったチームが仕上がり、球団史上初の連覇を誰もが信じていた。 しかしながら、迎えた5月5日、思わぬ事態が発生した。内角攻めに苦しんでいたウッズがヤクルト・藤井秀悟の顔面付近への投球に激高。藤井を右ストレートでKOしてしまった。…

  • まあ一本、まあ一本

    ●4-5巨人(10回戦) 「まあ一本、まあ一本」と今晩のおかずがワヤになってまうほど毎日のように「あと一本、あと一本」に泣き続けている今季のドラゴンズ。 9回裏2死満塁まで追いつめながら「あと一本」が出なかった昨夜に続き、今日も1死三塁まで行きながら、やはり「あと一本」が出ずに敗北を喫した。 もはや今季のドラゴンズに得点を期待すること自体が難儀なのか。今日でシーズン44試合消化。残り100試合を切っても、苦行のような貧打に改善の兆しは一向に見えてこない。 キャッチャー石橋 昨日に続いてなりふり構わぬ継投をみせる原巨人に対して、今日はドラゴンズ首脳陣も杓子定規に当てはまらない柔軟な采配を振るった…

  • なんでこうなるの

    △1-1巨人(9回戦) 福田永将の放った平凡なフライを重信慎之介が捕球し、ゲームセット。これでチームは7個目の引き分けだ。個人的な話になってしまい恐縮だが、私が引き分けの試合を執筆するのがこれで3試合目。しかも全て大野雄大が先発の試合だ。 5月4日に勝ち投手になった後、 「上肢のコンディション不良」 を理由に登録を抹消されて以来、17日ぶりの先発となった大野。立ち上がりから三者連続三振を奪うなど、出だしは好調。今日は6個の三振を奪い、史上152人目の通算1000奪三振を達成した。 しかし、5回に廣岡大志に打たれた一発が試合を大きく動かすことになってしまい、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。…

  • 暗黒時代の希望だった男

    ○5-1DeNA(10回戦) 京田陽太は球界を代表する凄いプレイヤーになるに違いない!ーーそう確信してから、もうどれだけの時間が過ぎたのだろう。 暗黒真っ只中の2017年、彗星の如く現れた背番号51は連日ヒットを量産。遂にはあの長嶋茂雄が持つセ・リーグのルーキー最多安打記録にも肉薄するなど、低迷するチームにあって数少ない希望としてファンの精神安定剤のような役割を果たしのだった。 特に鮮烈なインパクトを与えたのが5月24日、横浜スタジアムでおこなわれたDeNA戦だ。1番ショートで出場した京田は3回表の第2打席、相手先発・ウィーランドから右中間へと打球を弾き返すと、中継に入った二塁手の緩慢な動きを…

  • 1クールor1シーン

    △2-2ヤクルト(8回戦) 名将・野村克也は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を遺した。もしバンテリンドームの試合を解説していたら、ボヤきにボヤいて視聴者を楽しませていたに違いない。 1点をリードされた9回裏に何とか追いついた引き分け。粘った末の価値ある引き分けと捉えることもできるが、3度あった無死二塁の場面をことごとく潰すなど、拙攻続きの歯痒い引き分けだった。ノムさんの言葉を用いるならば、偶発的な引き分けもあれば、必然的に引き分けにならざるを得ない場合もあるといったところか。 とはいえ、本拠地3タテという最悪の事態を免れることはできた。「歯痒い引き分け」を「価値あ…

  • 最後の恋煩い

    ●0-5ヤクルト(7回戦) ヤクルトとの本拠地シリーズGame 2は完封負けに終わった。先発・福谷浩司は前回と同様、イニング途中でマウンドを降りる不完全燃焼な登板。リリーフ陣も追加点を与えてしまった。打線は息を吐くように凡退を繰り返し、相手先発の小川泰弘に「マダックス(100球未満の完封)」を達成される屈辱を受けた。 キューバ勢の離脱は交流戦開幕直前 ところで、「ライデル・マルティネス&ジャリエル・ロドリゲス離脱の日」が迫ってきた。球団からの公式発表はないが、複数紙の報道によると交流戦開幕前日の24日(月)に離日。今月末からの東京五輪アメリカ大陸予選にキューバ代表として参戦する。 同胞のアリエ…

  • 何のための我慢

    ●1-4ヤクルト(6回戦) 試合前、東海ラジオの大澤広樹アナが不穏な数字をツイートしていた。 「先ほど『ドラステ』でお話しした、ドラゴンズのここ5試合の得点圏打率.059ですが、34打数2安打、大島、福谷選手の適時打のみでした。ヒットが出れば最高ですが、どんな形でも点を絞り出してもらいたい!」(17時28分) “点を絞り出す” 、まさに今季のドラゴンズは、こう表現するしかないほどの貧打と拙攻に苦しみ続けている。 開幕当初こそ「打線は水物だから」と楽観していたのだが、あれから早2ヶ月弱。一向に打線の状態は上向かず、むしろ起爆剤と期待されたガーバーの不振によってその深刻度は増した感さえある。 今日…

  • sesidiez-seis

    ●1-2阪神(8回戦) 昨日の試合が雨天中止になり、日々体力的にも精神的にも過酷なマウンドで投げ続けるブルペン陣にとっては、ーー今日のように投手戦の様相はこれからも続くことが想定されるだけにーー ほんの少しでも気休めになっただろうか。 とはいうものの、実は昨日の雨天中止はこれからの日程にとても大きな影響を与えてしまった。すでに公開されている甲子園の予備日は9/17。ここに昨日の振替試合が発生すると9連戦の後の2日の休みが1日になり、その直後に10連戦が発生することとなった。20日で19試合を戦う終盤戦にあたり、チームとしての選手運用や怪我人へのケアなど、より一層慎重になってもらいたいところだ。…

  • Wake Me Up

    △4-4阪神(7回戦) 今季最初の甲子園シリーズGame 1は引き分け。一時は3点リードを奪うも投手陣が守りきれず、終わってみれば「何とか負けなかった」といえる展開。首位を走る阪神の強さを改めて思い知った格好だ。 DT戦2000試合到達、メディアの取り上げ方に違い 今夜は二つの意味で「メモリアルな試合」だった。 一つ目は中日vs.阪神戦の通算2000試合到達だ。ともに1936年の球団創設以来、日本プロ野球の老舗としてしのぎを削り、数々の名勝負・名場面を演出してきた。通算成績は1001勝953敗46分けとドラゴンズがリードしている。 2000試合に到達するのはこのカードが初めて。今週末には巨人v…

  • 時にはエースのように

    ◯2-0広島(8回戦) 今朝、中日スポーツを一瞥してため息が出た。一面の見出しは「采配ちぐはぐ 選手も躍らず」。 渋谷真記者による名物コラム『龍の背に乗って』では8日の敗戦における采配の疑問点を複数挙げた上で、「最後の勝機を逃したバント失敗は、果たして選手だけの責任だろうか…。」と結んでいる。渋谷記者がここまではっきりと首脳陣に物申すのは今季だと初めてのことだ。 ただ、負けが込み始めると厳しい論調を載せるのは恒例でもある。実は昨シーズンも借金8を抱えた7月25日に「与田采配裏目裏目 3つの疑問」という見出しが一面を飾っていた。 親会社ならこのくらい厳しくて当然だ! いや、もっと前向きに鼓舞する…

  • アドベンチャー

    ●3-4広島(7回戦) 連休明け最初の試合となった広島とのGame 1は1点差で敗戦。アップアップな相手投手とベンチにとどめの一撃を刺すことができぬまま、残念な結果に終わった。 福谷は序盤が「明確な課題」 終盤の度重なる拙攻で忘れてしまいそうだが、今日の先発は福谷浩司が務めた。 4月29日の前回登板は立ち上がりに痛打を浴びての敗戦投手。今季の失点はすべて3回までに喫しており、序盤のピッチングは明確な課題となっている。 本人はnoteにて『立ち上がりについては「どうやったら立ち上がりを意識せずに立ち上がりを良くするか」を探します。考え過ぎたくないので』とコメント。正解は人それぞれなので、結果とフ…

  • Don't Look Back In Anger

    ●0-4 DeNA(9回戦) 3カード連続勝ち越しを狙ったDeNAとのGame 3は零封負けでミッション失敗。昨日は根尾昂のプロ初本塁打などで8点を取った打線だが、今日は散発5安打の無得点と沈黙。先発・勝野昌慶も粘りきれず、「こどもの日」に訪れたちびっ子ファンを喜ばせることはできなかった。 相手投手の特殊球に翻弄される とりわけ、ブレーキになったのはマイク・ガーバーだった。3番に座る打者が4打席連続三振では、勝てるものもなかなか勝てなくなる。 ガーバーは、第1打席から相手先発・濱口遥大のチェンジアップに翻弄され続けた。明らかにボールを待ちきれずに空振り。たまに投げる直球にはタイミング合わずにフ…

  • ○8-4DeNA(8回戦) まさに「千両役者」。根尾昂の一振りが、球団史に残る一勝をもたらした。試合内容は決して褒められるものではなかったが、スーパースターの一発だけでも計り知れない価値がある。明日のプレイボールを迎えるまではこの余韻に浸っていたい。 凱歌とともに 初回に4点を先制したドラゴンズだったが、この日の先発を任されたエース・大野雄大の投球がピリッとしない。すぐさま3点を返され、4-3。楽勝ムードが一転、雲行きの怪しい試合展開となった。 DeNA打線が反撃を開始したにもかかわらず、先発・大貫晋一は投球の立て直しに一苦労。2回裏こそ得点はならなかったが、3回裏に再びドラゴンズ打線が牙を剥…

  • 「らしくない」

    ●1-2DeNA(7回戦) 熾烈なせめぎ合いの末に負けるのは心身を疲弊するが、抑揚なく淡々と負けるのもそれはそれで堪えるものだ。手に汗握るまでもなく気付いたら終盤を迎え、あっさりとゲームセットを迎える。なんだか気の抜けたビールのような試合に敗れ、借金は4に逆戻りしてしまった。 9回裏に至ってはクリーンアップの攻撃なので大いに期待したのだが、140キロ台中盤のフォークをコーナーに投げ分ける三嶋一輝の前に手も足も出ず、あっけなく三者凡退。いくら三嶋のボールがエグいと言っても軽く捻られるようでは情けないし、ゲーム全体を通して足が地に着いていないような、ドラゴンズナインの「らしくなさ」が少し気になった…

  • なるか、大名跡の襲名

    ◯9-6巨人(8回戦) 「令和」になったのは丁度2年前。その頃は、常に「平成最後の〇〇」や「令和初の〇〇」を耳にする度にうんざりしていたのを思い出す。たった2年なのか、されど2年なのかは分からないが、周りの景色や生活は一変した。 人々の暮らしが劇的に変化しても、カレンダーの上ではゴールデンウィーク。多くの方が仕事休みになる一方で、プロ野球界は連戦の真っ只中。最大9連戦となるチームもあり、特に投手のやり繰りには頭を悩ませているに違いない。しかしながら、このご時世。ドラゴンズが試合をする東京ドームは無観客での試合を余儀なくされ、3連戦の3戦目となるはずだった5月2日の試合は延期となってしまった。 …

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