○5-3巨人(2回戦) 2017年度ドラフト1位の鈴木博志が2回を0点に抑え、2018年度同1位の根尾昂が決勝打を放ちお立ち台に上った今日の試合。 根尾のタイムリーに関する考察や談話については明日の「中日スポーツ」でたっぷりとお楽しみ頂くとして、今夜は投打二人ずつ、私が考える殊勲者の活躍を振り返りたい。 マルチ! キャプテン周平の打棒復活! 試合前までチーム打率.197と低迷。それだけに初回の3失点が重くのしかかるかに思われたが、今夜のドラゴンズ打線はあっさりとその逆境を跳ね返した。 突破口を開いたのは高橋周平だ。大島洋平、阿部寿樹が追い込まれながらもしっかりと 「らしい」 打撃でチャンスを作…
△3-3巨人(1回戦) 本拠地「バンテリンドーム ナゴヤ」でのシーズン初戦は昨年のリーグ覇者である巨人を迎え、人気俳優・佐藤二朗さんの始球式で幕を開けた。 開幕3連戦を1勝1敗1分で終えたドラゴンズは、苦手とするマツダスタジアムで負け越さなかったとはいえ状態が良いとは言い難く、なんとか凌いだという見方が適切だろう。 対する巨人は劇的なサヨナラ本塁打で開幕戦勝利を飾ると、負け無しの2勝1分で名古屋に乗り込んできた。独走を許さないためにも、エース・大野雄大で確実に勝利をつかみたい一戦となった。 結果は1点ビハインドの8回に高橋周平、ビシエドに代走を出すなど、例年では見られない積極的な交代に打って出…
△0-0広島(3回戦) 1勝1敗で迎えた開幕シリーズGame 3はスコアレスドロー。相手の広島は16残塁と、ドラゴンズとしては正直「よくゼロで守りきった」展開だった。 粘りのピッチング 先発は背番号11・小笠原慎之介。毎回ランナーを許し、球数も109球を要したが、結果的には6回5安打無失点でしのいだ。寒空のマウンドにもかかわらず、半袖姿で再三のピンチを抑える投球は見る者を熱くさせた。 特に印象的だったのが、3回と6回だ。 3回裏、無死一、二塁。3番・西川龍馬を5-5-3の併殺打、4番・鈴木誠也を一邪飛に抑えてピンチを脱した。鈴木への2-1からの4球目、内角低めに決まる150キロでストライク。最…
春のセンバツで中京大中京(愛知)が常総学院(茨城)を下し、8強入りを決めた。エース・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)の好投と集中打で関東の強豪を一蹴した戦いぶりには、ドラゴンズからドラフト1位指名された高橋宏斗らを擁しながらも、大会の中止に泣いた昨年の雪辱を期待せざるを得ない。 母校が甲子園で躍動する裏で、「ドラゴンズの高橋宏斗」が遂にベールを脱いだ。阪神との2軍戦で、先発した梅津晃大の後を受けて6回から登板。ストレートの最速は149キロをマークしたものの、4安打を浴び3失点とプロの洗礼を浴びる格好となった。予定していた1イニングを投げ切ることができず、3分の2回でマウンドを降りた。 ほろ苦…
○7-6広島(1回戦) 7回終わってドラゴンズ打線が広島先発・大瀬良大地に投げさせた球数は、わずか67球。正直いって4点ビハインドを跳ね返せる気配など微塵もなく、せいぜい完封阻止が関の山かと諦めかけたファンも少なくないだろう。無論、私もその一人だ。 開幕戦から史上最少の省エネ完封なんて食らった日にゃたまらんなあ……と冗談半分で笑いながらも、その時が刻一刻と近づいていると思うと背筋が寒くなる思いがした。 ところが8回表、ドラマは突然に急展開をみせた。81球完封ペースで快調に飛ばす大瀬良を掴まえたのは先頭の木下拓哉だった。 4回裏には盗塁刺殺も記録した “竜の正捕手” が、今度はストレートを弾き返…
昨年11月5日。祖父江大輔のスライダーに打者のバットが空を切ったその瞬間、球団史上最悪の7年連続Bクラスに終止符が打たれた。長いトンネルを抜けた感慨は想像していたよりも遥かに深く、まるで優勝したかのように大喜びしたのがついこないだの事のようだ。 若いファンにとって、そして多くの選手達にとっても初めて経験するAクラス。今までは漠然とした目標として追いかけていたモノが、今度は死守しなくてはいけないノルマとなって立ちはだかることになる。 もちろんAクラスさえ死守できればバンザイ、ではなく目指すべきは更に上。「優勝」という、去年までなら口にするのも憚(はばか)れるような栄冠を本気で目指す戦いが、早くも…
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