ためし読みしたときに、これは万全の体調でないと読んだらダメだ、雑音がなく、居住まいを正して読まなきゃダメだ、ある種の強迫観念が生まれたので、休日の本日、やっと読みました。高村さんが繰り出した曼荼羅にとらわれて、次から次へと案内されたような、目眩めく感覚。そしてこれは一度でもいいから、音読すべし!この独独のリズム感は、音読して分かることがあるはず。私の読書は、頭の中で文章が聴こえるタイプの読み方。(数年前に、音のない、聴こえないタイプの読書方法をする人たちもいると知りました)それでも、これは音読したほうがいい。しかしまあ、ものすごい分量の「元ネタ」(←この表現が的確かどうか、迷うところ)を取り入れたものだ。藤原定家の和歌はもちろん、分かりやすいところでは『源氏物語』に「鳥獣戯画」、名前が出てきた人物たち、神々たち...墳墓記連作1、読みました。
「新潮」のメールマガジンが届いたので、読みました。墳墓記/高村薫塚本邦雄に読んで欲しかった!と心から思いました。それと、この文体の良さを味わうには、横書きではダメだ。縦書きでなきゃ!と強く思いました。明日5日(金)発売の「新潮」、買います。ほんとに読むのが楽しみ。『墳墓記』の冒頭部分が立ち読みできます。
「新潮」2021年4月号で、高村薫さんの連作『墳墓記』が始まります。
ツイッターの情報は早いですね。私はアカウント登録してませんが、閲覧することは出来ます。新潮のツイッターしかし、日付と曜日が間違ってまっせ、新潮ツイッターの担当さん。3月5日(土)って、5日に発売なのか、土曜日に発売なのか、どっちやねん。発売前に届く「新潮」のメールマガジンで詳細はわかるはずですが、藤原定家ってちょっとおぉぉぉ!と叫びそうになりました。いや、私、藤原定家が好きなのですよ。OGPイメージ『定家百首・雪月花(抄)』(塚本邦雄,島内景二):講談社文芸文庫製品詳細講談社BOOK倶楽部戦後、リアリズム至上の伝統歌壇に激震を起した前衛歌人の中でも歌と評論両輪の異才で光芒を放つカリスマ塚本邦雄。非在の境に虚の美を幻視する塚本は...講談社BOOK倶楽部は愛読してるし、ページがヒットしないんだけど、笠間書院さんの...「新潮」2021年4月号で、高村薫さんの連作『墳墓記』が始まります。
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