1988(昭和63)年9月に、JR東日本烏山線の大金駅で発行された、宝積寺駅ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋のB型相互式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。御紹介の券は営業キロ12.7km、運賃計算キロ14.0kmという自社完結の短距離区間の乗車券であり、また、前回エントリーで御紹介いたしました「他社関連」型の乗車券でもありませんが、敢えて相互式で設備されていました。これは、同区間が「大金(たいきん)を積んで宝が積もる」という語呂合わせの縁起にあやかって発売された「縁起きっぷ」になっていることから設備されていたものです。同駅は直営駅でみどりの窓口も設置されていた駅でしたが、2008(平成20)年に無人化されて出札窓口が廃止されています。その後も烏山線は同駅から烏山駅間がスタフ閉塞式であっ...JR東日本大金駅発行宝積寺駅ゆき片道乗車券