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ANGS(アングス)の責任者はW氏でした。統一教会の中には、教祖を絶対視して命令に無批判に従う忠臣派と、信仰と現実世界の折り合いをつけることで組織は成長できると考える現実派がいました。 W氏は現実派の代表格だったと思います。ただ、彼が出す様々なアイデアに従って行った事業はあまりうまく行きませんでした。例えば、「これからはマリンレジャーが事業として有望だ」と言い出し、その準備段階として海洋大学を作ろ...
ANGS(アングス)の事業が終わりに向かうころ、私は統一教会に対する違和感を感じ始めていました。統一教会の事業部は、人参茶や大理石壺などを売る世界のしあわせ(幸世商事から社名変更)が中心になり、日本全国の数多くの教会員が必死で稼いだ金は韓国や米国に送られていました。 このころから、多額の金を違法に海外に持ち出すことで外為法違反に問われる統一教会幹部も出てきていました。このころ、ある地方の教会に行っ...