税吏は胸を打ちながら"天主よ、罪人の私をおあわれみください"と祈った。
2024年7月28日大阪説教トマス小野田圭志神父聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。愛する兄弟姉妹の皆様、今日の福音では、「自分を義人と信じ、他人をさげすむ人々」について、主がたとえをお話になりました。今日は一緒にこのたとえを黙想いたしましょう。まず第一に今日の福音を考察します。【1:今日の福音】登場するのは二人の男です。一人はファリザイ人、もう一人は税吏です。当時の人の気持ちになってみてください。ファリザイ人というのは、律法を守ろうと、書かれていた通りに厳しく守ろうとした人々です。その守り方があまりにも厳しくて、文字通りに縛られていたので、そして、律法の精神を忘れていったので、イエズス様からは非難されますが、しかし、律法を学んで律法を守って、そうすることによって、外国のギリシアやローマからの異教...税吏は胸を打ちながら"天主よ、罪人の私をおあわれみください"と祈った。
2024/08/01 21:20