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年に1度の移植外来に行ってきた。1年が光の速さで過ぎていることに狼狽しつつも、ちょっとしたお出かけ気分を味わえるということでわりと機嫌よく家を出たのだった。 病院に行くには新宿駅からバスに乗る必要があるのだけど、そのバスに乗るのも思えば1年ぶりである。前までは毎日のように新宿にいたのに、ここ数年用事がなければ寄りつかないし、用事があっても避けようとしているくらいに縁がない。特に西口はその傾向が顕著だ。 するとどういうことが起こるかというと、1年ぶりに訪れる新宿西口およびそこに辿り着くまでの道のりが知らない場所になっているということである。 いやね、ここどこ?って本気で思った。ところどころは知っ…
年に1度の移植外来に行ってきた。 移植外来という言葉だけを聞くと何やら精密検査めいたものを想起させるものがあるが、「わしが移植求めとること、忘れんでくれな!」のご挨拶をしに行く日である。 医師と会話をし、その後移植コーディネーターの方と会話をしておしまい。薬も注射も検査も発生しない凪に凪いだ受診となる。事実上ただのお出かけ日だ。昨日もご飯を食べに行くつもりで出かけ、ラーメンを食べて帰ってきた。 お出かけの象徴、デパートのお食事にも等しいラーメン お出かけ気分全開でいるとはいえ、年に1度しか会わない臓器移植に詳しい方々であるので、昨今の移植事情について問うてみた。 確か去年聞いた話ではコロナの影…
年に1度の移植外来に行ってきた。病院に行っているのは間違いないのだけど、医師とは 医師「どうですか?変わりないですか?」 僕「特にないです。」 移植のコーディネーターさんとは コーディネーターさん「変わりないですか?」 僕「普通ですね」 と会話をするだけ、年に1度「おれのこと忘れないでくれよな!」のご挨拶的な的なもので実質ただの顔見せだ。お歳暮よろしくハムでも持ってけばよかったかな。 医師とは本当に上記くらいの会話しかしていないがコーディネーターさんとはもう少し昨今の移植事情について話をした。なにやら移植に関するルールに若干の変更があったらしく、ざっくり言うと僕の元にはなかなか移植腎はまわって…