「目覚めた保守層」はどこへゆく?――小選挙区制度が生む“見えない民意”の歪み
クリックお願いします。 昨年の衆院選で、参政党と日本保守党がそれぞれ3議席を獲得しました。 まだ「躍進」と言うには程遠い数字かもしれません。 しかし、これは明らかに「目覚めた保守層」の存在を示す一歩であり、既存政党への不信と、新たな国民運動の胎動を意味していると考えます。 では、なぜいまだに支持が広がらないのか。 背景には、民意をまったく反映していない日本の選挙制度――すなわち「小選挙区比例代表並立制」の構造的欠陥があります。 民意が切り捨てられる選挙制度 現在の制度では、小選挙区で1人しか当選できないため、どれだけ全国的に支持を集めても、地域ごとに票が割れてしまえば議席にはつながりません。 …
2025/06/04 21:14