本、漫画、映画など、心に残る作品を紹介するブログです。 作品は人を動かしたり、勇気づけたり、知らなかったことを知るきっかけになると思っています。 作品が社会を変えることを信じ、自分なりのメッセージを絡めて紹介します。
2025年2月
なぜこんなにも傷つている人がいるのだろうか。なぜ共感していながら人を救わないのだろうか。 「愛」や「感情」について深く考えさせれらた韓国小説、『アーモンド』を紹介します。 アーモンド (祥伝社文庫) [ ソン・ウォンピョン ]価格: 825 円楽天で詳細を見る あらすじ 主人公のユンジェは、感情の形成に関わる偏桃体(アーモンド)が生まれつき人より小さいために、“感情”というものが分からない。母と祖母に育てられ、「感情教育」をされてもなお学校では変人扱いされてしまう。ある事件により母と祖母が目の前で殺されても、彼は無表情のまま。そんな中、施設で育った少年・ゴニとの出会いによって、彼の中の感情が芽…
”ロマンチック”で無視していることはなにか『僕の狂ったフェミ彼女』
誰かから見たら、優しくてロマンチックな男。誰かから見たら、良い顔して女を下に見てるクソ男。 恋愛において何を求めるのかは、人によって違う。女がみな資金力があり可愛がってくれる男を求めているわけではない。そして世界には恋愛そのものをしない人だっている。 なぜ、恋愛になると、途端にすべての人の個性や望みが無視されることが多いのでしょうか。 そんな、恋愛やロマンチックに潜むジェンダーの問題に切り込んだ作品、『僕の狂ったフェミ彼女』。 恋愛における“そういうこと”にされている数々のもやもやだけでなく、韓国での家族・結婚の状況も知ることができる、素敵な1冊でした。 僕の狂ったフェミ彼女【電子書籍】[ ミ…
2025年2月
「ブログリーダー」を活用して、にこさんをフォローしませんか?