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労一の壁 https://rouichinokabe.hatenablog.com/

副業で自宅開業している週末社労士です。 法改正、過去問解説、豆知識、体験談などを発信します。 社労士試験の最後の砦「労一の壁」を突破するため、試験勉強の合間にでもお楽しみください!

週末社労士ぬま
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2024/12/21

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  • 社労士試験まで残り100日切ったらしい

    本日のテーマは社労士試験まで残り100日切ったらしいです。 2025年度の社労士試験の試験日は8月24日(日)なので残り100日切りました。 残り100日というとまだ結構ありそうですが週にすると残り14週ちょっと焦りますね・・・ 計画通りに勉強が進んでない人はここらへんで計画の見直しをしてもいいかもしれません。 例えばいつまでもインプットが終わらないからといってそこに固執してしまっては元も子もないです。 腹落ちしていない論点もきっぱりと割り切ってアウトプットをスタートさせるのも合格するための戦略です。 試験の特性上高得点を狙うよりも足切りに引っかからない勉強をする人が合格できる試験です。 当初…

  • 労働とは価値を提供すること

    本日のテーマは労働とは価値を提供することです。 昨今の人手不足により人材の確保と定着が企業の大きな課題となっています。 そこで企業側は様々な福利厚生を打ち出し採用活動でのアピールとして使います。 企業側が働きやすい環境を提供しようと努力することは素晴らしいことだと思います。 がしかし・・・ 勘違いしてはいけないのは労働者は何か価値を提供してその対価として給料をもらっているということです。 あくまで福利厚生はその会社のオプションであり働くことの本質ではありません。 会社選びの基準に福利厚生を1番に挙げる人は正直、なんかずれてるなと感じます。 労働する側が会社側にサービスを要求しはじめたらもうなん…

  • 国民年金第3号は本当は2号だった!?

    本日のテーマは国民年金第3号は本当は2号だった!?です。 大学の社会保険の講義で教授が言ってた話をふと思い出したので書きたいと思います。 国民年金の種別ですが1号その他、2号サラリーマン、3号サラリーマンに扶養されている配偶者となっておりますがこの順番に疑問を持ったことはないでしょうか?なんで1号がその他なんだろう? 実はこの順番になったのにはある逸話があるらしいです。 実は国民年金の種別を決める時本当は1号サラリーマン、2号サラリーマンに扶養されている配偶者3号その他の順番だったそう しかし 正妻なのに2号なのはおかしいじゃないか!という意見があり(2号には愛人という意味があります) じゃあ…

  • 従業員は人事のクライアント2

    本日のテーマは従業員は人事のクライアント2です。 先日、従業員はクライアントと言いましたがだからといってどんなわがままでも受け入れるというわけではありません。 ようやく、カスタマーハラスメント(通称カスハラ)という言葉が認知されてきましたが 昔から日本では「お客様は神様です」というおもてなしの精神が根付いていますがようやくそれっておかしくね?という雰囲気になってきました。 店側が掲げる理念であって客側が押し付けるものではありません。 飲食店でアルバイトしたことある方なら誰でも理不尽な思いをしたことがあると思いますがいちいち社員に報告したりするのはまれだと思います。 でも、これからは声を上げても…

  • 従業員は人事のクライアント

    本日のテーマは従業員は人事のクライアントです。 新卒のころからずっと人事畑で働いていますが一貫して意識していることがあります。それは従業員はクライアントだという意識を持つことです。 バックオフィスの仕事は直接的に利益を生み出す仕事ではありません。実際にカネを生み出しているのは現場の人間です。 もちろんバックオフィスがいなければ組織は成り立ちませんが毎月もらっている給料は現場の人間が稼いできたカネです。 なので現場の人間を支えるために仕事をするのだという意識をもって働いてきました。 これは、社労士の仕事にも共通しています。社労士のクライアントは中小企業の社長です。 対象が自社の従業員から社長に変…

  • オンライン申請の可能性

    本日のテーマはオンライン申請の可能性です。 いつだかe-Gov使いづらいとディスリまくりましたが今日はオンライン申請は可能性に満ちているなと感じました。 現在、ほぼすべての手続き申請をオンラインで申請していますがふと、「これ、一昔前まで手書きで書いて直接役所まで提出に行ってたんだよな・・・」と思いました。 これ全部手書きでかつハローワークや労基署に足を運ぶとなると控えにいってぞっとします。 先代の先生方には感服致します。 そして、これってものすごく可能性に満ちてるなと感じました。 日本全国どこにいても手続きできるということは全国どこでも顧問契約することが可能ということです。 北海道から沖縄まで…

  • 狩猟と農耕2

    本日のテーマは狩猟と農耕2です。 前回、社労士の仕事は狩猟タイプと農耕タイプに分けられると書きましたが、社労士のいいところは狩猟から農耕、農耕から狩猟と仕事をつなげていけることです。 具体的にどういうことかというと農耕タイプの業務である給与計算ですが「従業員が育休に入るので手続きお願いします」などの相談を必ず受けることになります。 そんな時に提案できるのが助成金になります。(このパターンで提案するのは両立支援等助成金) それ以外にも 何か設備投資する場合は業務改善助成金 職員研修で外部の研修機関を使う場合は人材開発支援助成金 有期契約の労働者を正社員化するときはキャリアップ助成金 こんな感じで…

  • 狩猟と農耕

    本日のテーマは狩猟と農耕です。 社労士の売り上げは顧問料とスポット収入の2パターンに分類されます。 顧問料はクライアントと顧問契約して毎月決まった顧問料をいただきます。 顧問契約の内容は労務相談、勤怠管理、給与計算(1名あたりいくらみたいな価格設定が一般的)と毎月決まった業務を行うことが多いです。 それに対してスポット収入は就業規則の作成や助成金の申請代行などです。就業規則は1件あたり2万円~助成金の場合は受給額の15%から20%が一般的です。 この顧問とスポットですが自分のなかではなんとなく顧問は農耕タイプ、スポットは狩猟タイプというイメージです。 農耕型の顧問料は爆発的な売り上げにはなりに…

  • 足場設置届(マニアックな申請)

    本日のテーマは足場設置届(マニアックな申請)です。 労働安全衛生法で10メートル以上の足場を設置する工事では足場設置の届出を管轄の労基署に提出することが義務付けられています。 実はこの届け出社労士が提出代行できます。 工事系の届出は行政書士の守備範囲というイメージがありますが足場設置は社労士が提出できるのです。 安衛法に定められている届け出なので社労士が提出代行できるのでしょう。 実際に提出する書類ですが機械等設置届(様式第20号)工程表諸々の図面足場の素材に関する書類などです 図面の内容そのものは分からないので労基署から質問されても、聞かれても答えることはできず実際に図面を書いた人に答えても…

  • 意外と知らない私学共済8(大変だった思い出)

    本日のテーマは意外と知らない私学共済8です。 レターとブックを配るのが大変だって話の続きです。 過去回はこちらからrouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/05/02/222518 そんな感じで「レター」を配ってましたがそこは大学病院色んなことがあります。 付属の病院にいるドクター分がなぜか本部の人事部に届いていたのでそれを付属の病院に送付することから始まり 色んなクレームがありました。「心臓血管外科と腎泌尿器科は同じ秘書さんだから手紙は1枚にしてよ」とか「こことここの病棟は一緒だから」とか「2人しかいない部署だからポストに入れておいてよ」とか 正直だるい…

  • 意外と知らない私学共済7(大変だった思い出)

    本日のテーマは意外と知らない私学共済7です。 レターとブックを配るのが大変だって話の続きです。 過去回はこちらからrouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/05/02/222518 そんな感じで各月で届く恐怖の「レター」をどうやって加入者全員に配っていたかというと 「レター○〇号が人事課に届いております。恐れ入りますが、代表者の方人事課まで取りに来てください。なお、この手紙が引換券となりますのでこちらもお持ちください」 みたいな手紙を全部署に配って手紙と引き換えにその部署人数分のレターを代表者に渡していました。 では、どうやって部署の人数を把握したかという…

  • 意外と知らない私学共済6(大変だった思い出)

    本日のテーマは意外と知らない私学共済6です。 ここまで私学共済のすごさを語ってきましたが事務担当者として大変だったことを語ります。 過去回はこちらからrouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/05/02/222518 福利厚生のすごさはさんざん紹介してきましたがそのすごさが仇になった話です。 私学共済の福利厚生は手厚いですがその手厚い福利厚生を紹介するための「レター」と「ブック」という私学共済オリジナルの冊子がありました。こんな感じです↓ この「レター」と「ブック」「レター」の方は私学共済からのお知らせとかコラムがのっており「ブック」の方は給付制度の説明や…

  • 意外と知らない私学共済5

    本日のテーマは意外と知らない私学共済5です。 私学共済のえぐさですが今日は積立貯金についてです。 私学共済の福利厚生で毎月、給与天引きで積み立て貯金をすることができるのですがその利率がえぐいのです。 なんと半年の複利で0.35%です。数字だけ見るとあんまりピンときませんがメガバンクの利率が1年複利で0.01%なので文字通りの桁違いです。 銀行に預けるよりはるかに金利がいいので限界までこの積立貯金を活用している職員もチラホラいました。 活用しすぎて積立金額が基本給を超えている人もいたのでそれはさすがに怒られてました・・・ 私の上司が家を買うときにこの積み立て貯金からお金をおろしてノーローンで家を…

  • 意外と知らない私学共済4

    本日のテーマは意外と知らない私学共済4です。 前回年金の3階建て部分についてお話ししましたが今日は健康保険についてです。 豆知識ですが私学共済では健康保険のことは短期給付、年金のことを長期給付と呼んでいます。 今回は短期給付についてです。 通常、組合けんぽには、協会けんぽにない付加給付と呼ばれるプラスアルファの給付があります。 そして私学共済にもその付加給付が存在します。 通常、高額療養費制度では一部負担額が限度額をオーバーしたらオーバーした分が高額療養費として後日還付されますが 私学共済ではそれ以外にも給付があり自己負担額が25,000円を超えた場合25,000円を超えた部分が支給されます(…

  • 意外と知らない私学共済3

    本日のテーマは意外と知らない私学共済です。 本日は、厚生年金との違いについて書こうと思いますが 私学共済の年金に関して説明するには平成27年の被用者年金の一元化の話をしなければなりません。 平成27年9月以前は厚生年金と共済年金は別の制度でしたが平成27年10月から厚生年金に一元化されました。 それ以前、共済年金は払う保険料は安いのにもらえる年金は3階建て部分までもらえるというめっちゃお得な制度となっていました。 今でも3階建て部分は残っていますが 賦課方式ではなく積み立て方式に変わっており厚生年金の保険料とは別に保険料が取られています。 退職等年金という項目で天引きされていたと思います。 私…

  • 意外と知らない私学共済2

    本日のテーマは意外と知らない私学共済です。 そんな厚生年金保険の第4号に該当する私学共済ですが正式名称は日本私立学校振興・共済事業団といい 私立学校教職員の福利厚生を図るために設けられた共済制度で加入者は健康保険や年金に加入して、各種給付や福利厚生を利用できるというものです。 平たく言えば私立学校の教職員が加入する社会保険です。 私立学校の教職員が対象ということでなんとなく学者とか先生とかって呼ばれる人が対象になっているとイメージしがちですが私学共済に加入している学校の職員であれば私学共済の加入者となります。 どういうことかというと学校の事務職員、大学病院に勤める医者、看護師、薬剤師私立の保育…

  • 意外と知らない私学共済

    本日のテーマは意外と知らない私学共済です。 国民年金は学生や自営業者などは第1号サラリーマンや公務員は第2号第2号に扶養されている配偶者は第3号とカテゴライズされています。 そして、この国民年金の第2号被保険者つまり厚生年金の被保険者となるわけですがこの厚生年金はさらに4つの区分に分けられています。 これ図で見た方が分かりやすいのでこちらをご覧ください。 第1号はサラリーマン第2号は国家公務員第3号は地方公務員 そして、私学共済は厚生年金保険の第4号に該当します。 つまり私学共済は国民年金第2号で厚生年金の第4号被保険者となるわけです 言うならば、会社員でもない公務員でもないレアキャラなのです…

  • すごいぞ関東IT健保3

    本日のテーマはすごいぞ関東IT健保3です。 関東IT健保のすごさについて伝えてきましたが、では、具体的にどんな福利厚生があるのか ディズニーランドに安く行けたりゴルフ大会があったりしますがそれは序の口です。 関東IT健保の福利厚生のすごさは保養施設がえぐさです。 詳しくは下記を参照ください https://www.its-kenpo.or.jp/shisetsu/ 温泉旅館が一般料金の半額くらいになってます。 だがしかし、予約は基本的に取れません。指定の申込期間に申し込んで抽選です。 付属施設に鮨一新というお寿司屋さんがあるのですがどうしても行きたかったのですが退職するまでのいくことが出来ず・…

  • すごいぞ関東IT健保2

    本日のテーマはすごいぞ関東IT健保2です。 前回、関東IT健保が好決算だと伝えましたが、それはなぜか? その理由は加入条件にあります。加入条件の1部を紹介します。 ★著しい低報酬月額の被保険者 (※) がいないこと(※)標準報酬月額 118千円(8等級)以下の被保険者。 ★被保険者の平均年齢が当組合の平均を著しく上回らないこと 他にもいろいろな条件がありますが(扶養率とか決算とか) 肝はこの2つだと思っています。 著しく低報酬月額の人がいないということは極端に収入の低い人がいないため徴収する保険料が高くなり収入が増えます。 平均年齢が低いということは若い人が多いつまり、病気やケガで病院に行く頻…

  • すごいぞ関東IT健保

    本日のテーマはすごいぞ関東IT健保です。 健康保険組合は8割が赤字らしいですがその世知辛い令和の世でもひと際すさまじい好決算をたたきだしている組合があります。 その名も関東ITソフトウェア健康保険組合です。(通称ITSですがITSだとなんの組織か分からないと思うので関東IT健保と呼称しています。) 関東IT健保とはどんな組合かというと以下ホームページから抜粋 関東ITソフトウェア健康保険組合(以下「当組合」という。)は、一般社団法人ソフトウェア協会を母体として、昭和61年4月に設立し、全国健康保険協会に代わり健康保険に関する業務全般を行っています。設立から今日までの間、ソフトウェア産業の飛躍的…

  • 退職日と資格喪失日

    本日のテーマは退職日と資格喪失日です。 従業員が退職するとき保険証を返却して資格喪失の手続きをとりますが 社保手続きをやり始めたばかりだとこの退職日と資格喪失日を混同しがちです。 なので3月31日退職であれば資格喪失日は4月1日になります。 これは保険証がいつまで使えるのかを想像すれば分かりやすいです。 資格喪失日は保険証が使えなくなる日とイメージすると分かりやすいです 退職日に病院行って退職日当日だからといって全額自己負担にはなりません 死亡日なんか分かりやすいです仮に死亡日を資格喪失日にしてしまうと 例えばその日の午前中に病院にいって受付で「あなたは今日の午後死亡する予定なのでこの保険証は…

  • 健全な精神は健全な肉体に宿る

    本日のテーマは健全な精神は健全な肉体に宿るです。 試験対策に関してテクニカルなことやメンタル的な部分に目が行きがちですが、一番大事なことは試験当日にちゃんと受験会場までたどり着くことです。 難関国家資格の一番シビアなところは難易度もさることながら、年に1回しかチャンスがないというところだと思っています。 大学受験なんかもそうですが模試でどれだけいい結果を出そうが本試験、体調不良で受けられなければ不合格 そして万全の体調でなければ100%のパフォーマンスは発揮できません。なので日ごろの体調管理がモノをいいます。 本試験の日時に合わせて早めのうちに朝方の生活に切り替えるとか日常的に散歩やストレッチ…

  • ゴールデンウィークは強化合宿

    本日のテーマはゴールデンウィークは強化合宿です。 ゴールデンウィークが近づいてきましたていうかもう入っているのか? 受験生にとってこのゴールデンウィークをどう過ごすかが合否を分けるカギだと私は思っております。 私は受験生時代にこのゴールデンウィークは強化合宿と位置づけ、勉強しかしないと決めました。 そして実際に実行しました。 ざっくりゴールデンウィーク前をインプット重視期ゴールデンウィークからアウトプット期直前期はテキスト読みとスケジュールを頭の中でイメージしていたのでゴールデンウィークから過去問を解き始めました。 たしか中日に有休をあてて10連休ぐらいにしたと思いますが 労基から厚年までフォ…

  • バックスキームに気を付けて(助成金のワナ)

    本日のテーマはバックスキームに気をつけてです。 人材開発支援助成金について話題ですが 人開金のバックスキームは不正受給になってしまい5年助成金の申請ができなくなってしまいます。 では、そもそもバックスキームとは何か? 例えば研修費が100万円経費助成が45万円賃金助成が25万だった場合受給する助成金は70万円ですが(金額は適当です) この研修費の100万円のうち30万円はバックします。助成金と合わせて研修費100万円が実質無料になりますよ!みたいなスキームです。 いわゆるキックバックですね。 これ結局、研修費は70万円なんで本来受給する助成金よりも多く受給することになりその差額が不正受給になる…

  • 雇用保険の資格取得は時間がかかります

    本日のテーマは雇用保険の資格取得についてです。 法律上の雇用保険の資格取得の期限は翌月の10日までです。 随分のんびりした締め切りですね(翌月の10日過ぎても受け付けてくれます) それに対して資格喪失は被保険者でなくなった日の翌日から10日以内となっています。 早い! これは失業等給付が関係しています。失業してから転職先が決まっていない人はハローワークに基本手当を受給するために手続きに行きます。 この手続きに離職票が必要です。 退職した会社が資格喪失手続きを行わずに放置してしまうといつまでたっても離職票が本人のもとに渡らず、基本手当を申請することができず、生活することが困難になってしまうかもし…

  • 日本人は不安を感じやすい

    本日のテーマは日本人は不安を感じやすいです。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 前回、社労士試験の自己採点後にマークミスしてないよな?と合格発表までの2ヵ月間不安に苛まれた話を書きましたが そもそも日本人は不安を感じやすいらしいです。 不安感を抑制するホルモンは「セロトニン」なんですが日本人はこの先天的に「セロトニン」が不足しやすい人種らしいのです。 諸説あるのですが古来から自然災害が多い地域だったためにそのような災厄を乗り越えてきたことが遺伝子に刷り込まれて…

  • マークミスに怯えた2ヵ月

    本日のテーマはマークミスに怯えた2ヵ月です。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 一度目のチャレンジで社労士試験に合格した私ですが 自己採点の結果はまさかの合格ライン えっマジか!と思いました。 よっしゃといきたいところでしたが合格通知がとどいたわけではありません。 次に頭をよぎったのは、俺合格したぜーと周りに言いふらすことではなくマークミスしてないよな?と自問自答することでした。 自分の解答は問題用紙にすべて記入しましたが途端に不安になり 思い返せば令和3年度…

  • 逃げるは恥だが役に立つ

    本日のテーマは逃げるは恥だが役に立つです。 同期を救った話の総括になります 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 退職代行を使おうとしていた同期を正攻法で退職させることに成功したわけですが(本当に正攻法か?) この同期は私のことを頼ることで今の職場から「逃げる」ことができましたが 世の中には逃げるという選択肢をそもそも持っていない人がいます。 2015年には東大を卒業して大手広告代理店に入社した方が自殺して社会問題になりました。 逃げるという行為は決して褒められた…

  • 同期を救った話3

    本日のテーマは同期を救った話です。 私が新卒で大学病院の人事部で働いていたことはお話しましたが、その時の同期を救った話です。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 そして郵送で診断書を提出し(適応障害だったけな)休職に入ることに、 その間に傷病手当金の話や退職後の失業等給付の話なんかを簡単に説明(退職後に傷病手当金か失業等給付のどっちかを選ぶことになるだろうみたいな話も) 休職に入ることが決まってからだいぶメンタルも安定したのか 休んでいる間にいい求人を発見し面接…

  • 同期を救った話2

    本日のテーマは同期を救った話です。 私が新卒で大学病院の人事部で働いていたことはお話しましたが、その時の同期を救った話です。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 同期から退職代行を使いたいという旨のアドバイスを受け こうアドバイスしました。 とりあえず、休職に入れば傷病手当金がもらえるから病院に行ってちゃんと診断書をもらって休職の手続きをしよう で、休んである間に本当にやめるかどうかじっくり考えよう こんな感じで退職代行を使うことは阻止することに成功しました。 …

  • 同期を救った話

    本日のテーマは同期を救った話です。 私が新卒で大学病院の人事部で働いていたことはお話しましたが、その時の同期を救った話です。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 大学病院を退職し、IT中小に転職して勤務社労士登録してから2年が過ぎたころ 大学病院時代の同期から連絡がきました。その内容は 仕事が辛すぎて辞めたいもう限界だから退職代行使うという内容でした。 ああ、これかなり追い込まれてるなと思ったので電話して詳しく話を聞くことにしました。 泣きながら事情を話してくれ…

  • 社労士試験の本当の合格率は・・・2

    本日のテーマは社労士試験の合格率についてです。 前回、社労士試験は受験率が80%なので合格率の母数を受験者数ではなく申込者数にしたら合格率は何%になるのかを検証しました。 しかし、社労士試験は準備不足のまま受験する人が多いことが合格率の低さの要因のひとつになっています。 そこで、試験範囲を全部終えた受験生のなかでの合格率はどのぐらいになるのか検証してみます。 実際、試験範囲を1周した人を3割としましょう。※労一、社一、白書統計、法改正全部含めて(統計データがないので肌感覚です) 仮にこれをガチ勢とします。 昨年令和6年第56回試験を参考にしてみます。 受験者数 43,174人ガチ勢 12,95…

  • 社労士試験の本当の合格率は・・・

    本日のテーマは社労士試験の合格率についてです。 実は社労士試験の受験率は毎年80%くらい申し込んではいるけれど2割くらいの人たちは受験会場に来ていません。 合格率は6%くらいですがこちら母数を申込数ではなく受験者数で計算しています。 ということはもしこの2割の人が受験会場に来ていたら合格率は一体何%になるのか? 計算してみました昨年令和6年第56回試験を参考にしてみます。 申込者数 53,707人受験者数 43,174人合格者数 2,974人 2,974÷53,707×100=約5.5%となりました。実際の合格率は6.9%だったので1.4%もダウンしました。 ちなみに2.6%ショックの年、平成…

  • 特級ボイラー技士は社労士試験受験できるってよ

    本日のテーマは社労士試験申し込みについてです。 社労士試験を受験するためには下記のような受験資格を満たさなければいけません。 大きく分けると3つ学歴、実務経験、試験合格による受験資格 学歴は大卒とか短大卒とかです。実務経験は協会けんぽとか労働組合とかです。 この2つは分かりやすいですが今回、気になったのは「試験合格による受験資格」 一体どんな資格が受験資格として認められているのだろうと思ってみていましたが 弁理士、税理士なんかもちろん含まれていましたが意外なものもチラホラありました。 そのなかでも目を引いたのは「特級ボイラー技士」 社労士となんの関係があんねん!と気になって特級ボイラー技士につ…

  • 社労士試験の申し込みが始まった

    本日のテーマは社労士試験申し込みについてです。 本日4月14日から令和7年度の社労士試験の申込が始まりました。 今年の試験日は8月24日(日)です。例年、8月4週目の日曜日なんで分かってはいましたが最終週の日曜日じゃないとなんか損した気持ちになりますね。 この案内を見ると色々思い出してきますね 顔写真とったなぁとか受験資格はたしか卒業証書のコピーだったなとか あと地方の人って大変そうですね自宅からかなり遠い場所で受験する人もいるそうで前日から宿とったりして近くのビジネスホテルなんかは埋まっちゃうみたいなんで要注意です。 5月31日までですがぼーとしているとあっという間に期限が迫ってくるのでお早…

  • 健康診断受けるのって大事だよねっていう話2

    本日のテーマは健康診断についてです。 大学病院で働いていたころは超激務だったので自分の健康をガン無視して働いていました。 それでも4年目くらいまでは特に問題ありませんでした。(健康診断の結果はBかCだったと思います) 仕事が年々増えていきストレスもあったのかエナジードリンクを毎日3本朝昼食べず、夕飯はコンビニ弁当とカップラーメンというぶっ飛んだ食生活を送っていました。 そして5年目の健康診断結果は要治療のFでした。 肝臓の数値がバグってました。(γGPCとかいう数字が大変なことになってました) 調べてみると肝臓が日々の食生活のせいでフォワグラ状態だったみたいです。 体重は一番痩せていたころと比…

  • 健康診断受けるのって大事だよねっていう話

    本日のテーマは健康診断についてです。 サラリーマンの健康診断に関しては労働安全衛生法で定められています。 雇入れ時の健康診断定期健康診断特定業務従事者の健康診断なんかがあったりします。 年に1回の健康診断をなかなか社員が受けてくれないことが人事担当者の悩みの種になることはあるあるです。 40歳以上だと特定健診にバージョンアップします(35歳の年も)別名メタボ健診と呼ばれおりこれのおかげで自分がメタボであることを確認できます。 会社で負担してくれるとはいえなかなか受けにいくのがめんどくさい健康診断ですがこの健康診断のおかげで早期に病気を発見できたり自身の不健康さを思い知って、ダイエットし始めたり…

  • 国民健康保険料が高い3

    本日のテーマは国民健康保険料が高い3です。 そんな滞納率、未加入率が高い国保ですがもうひとつ大きな問題が・・・ それは前年の所得で保険料が決定するということです。 これはどういうことか?サラリーマンが加入する健康保険では4月から6月までの給与の平均額で保険料率が決定9月から変更になりますが 個人事業主の場合は昨年の1月から12月までの所得で決定します。 なので前年サラリーマンで結構な金額を稼いでその翌年独立するとめっちゃ保険料が高くなります。 社労士試験に合格して脱サラ開業、売り上げがなかったとしても高い保険料を払わなければいけなくなります。 なのでサラリーマンを辞めて開業する人は要注意です。…

  • 国民健康保険料が高い2

    本日のテーマは国民健康保険料が高い2です。 前回、国民健康保険料が高いと文句ばっかりいいましたが、そんな保険料の高さからか国民健康保険は未納がとても多くなっています。 あと未納どころか現役世代の個人事業主である程度稼いでる人がそもそもなんの保険にも加入していないってパターンが多いようです。(つまり保険証をもっていない) 国民皆保険なので無保険はいただけないですが正直気持ちは分かります。 だって現役世代であれば病院に行かない月のほうが多いから病院で受診するときだけ10割負担したほうが安上りですもん。 まあ、いつ病気になったりケガするかなんて分からないから保険に入っておくわけですが(あと大前提相互…

  • 国民健康保険料が高い

    本日のテーマは国民健康保険料が高いです。 日本は国民皆保険制度を導入しているので日本に住んでいれば何かしら医療保険に加入しているはずです。 会社員であれば健康保険(協会か組合)に加入していて給与から自動的に天引きされています。 労使折半なので原則、労働者と使用者負担額は半々です。なので合計でいくら保険料を払っているのか分かりにくくなっています。 では、会社員ではない個人事業主はなんの医療保険に加入しているか?それが国民健康保険になります。 会社に雇われているわけではないので全額自己負担になります。 で、この国民健康保険ですが高っっかいです! 年収500万円の人はざっくりひと月35,000円くら…

  • PayPay銀行スペード支店に気を付けて

    本日のテーマはpaypay銀行スペード支店に気を付けてです。 2023年4月から労働者の同意がある場合にデジタル給与の支払いがオッケーになりました。 ここでいうデジタル給与とは電子マネーやスマホ決済アプリなどの資金移動業者の口座に給与を支払う制度です。 そして2024年8月からPayPayが初めて国内で初めて厚生労働省からの指定を受けた資金移動業者となりました。 なので実質スタートしたのは昨年の8月からですね なお現金化できないものは認められません。(税金とか払えなくなっちゃいますからね) ここで気をつけなきゃいけないポイントは導入するには労使協定を締結した上で個別同意が必要になるということで…

  • 雇用の流動化と過剰な労働者保護について2

    本日のテーマは雇用の流動化と過剰な労働者保護について2です。 前回、ざっくり雇用を流動化させるためには過剰な労働者保護は足かせになるよという話をしました。その続きです。 日本は徹底的に雇用を守ろうとします。それを露呈したのがコロナです。 当時、未知の伝染病だったコロナ感染対策のため、多くの企業が自粛を余儀なくされました。 アメリカではコロナで失業者が増えましたが、給付金をばらまき そしてコロナが沈静化し経済活動が再開したら、一時的に失業者になっていた人が求職者となり、より需要があるところへ労働者が移動していくことになるということです。 一方、日本の場合は何をしたかというと社労士なら誰でも知って…

  • 雇用の流動化と過剰な労働者保護について

    本日のテーマは雇用の流動化と過剰な労働者保護についてです。 久々に真面目な話題です。 企業が終身雇用がもうしんどいということで職務に対してそのスキルを持った人を採用するジョブ型雇用が始まっています。(富士通が新卒採用をやめたことなど) つまり、新卒で入った会社に定年まで勤め上げるということがマイノリティになっていくはずです。 それはそれでいいのですが相反することがあります。それは、日本は解雇規制が厳しすぎるということです。 一度、雇用契約で雇ってしまったら解雇するのは至難の業です。訴えられたらほぼ会社側が負けます。 これは今の政府が目指している雇用の流動化とは相反する作用があります。 解雇規制…

  • 年会費が高い!

    本日のテーマは年会費が高いについてです。 社労士会には年会費があります。 都道府県ごとに決められていますが開業の場合は8万~10万円くらいで勤務の場合は4万~8万円くらいが相場です。 ちょっと高い気がしますけど運営にもお金がかかるでしょうから致し方ないでしょう。 私の場合は勤務社労士時代は会社が年会費を払ってくれていました。 試験勉強もさせてもらえたし本当に至れり尽くせりでしたね。 しかし、今は開業登録中誰も代わりに払ってくれません。 結構、痛い出費です。 ちなみに東京の社労士会の年会費は96,000円だそう。 松屋の牛丼(並)が今430円なので東京で社労士やっている方は社労士でいることを諦め…

  • 完璧さを目指さないのが合格のコツ

    本日のテーマは完璧を目指さないのが合格のコツです。 社労士試験は言わずもがな合格率6%の難関資格 その難関たる理由の一つが試験範囲の広さです。 膨大な範囲の労働法と社会保険さらに白書統計、法改正などどこから出るか分からないです。 そこで大事になってくるのがとりあえず試験範囲を何周も勉強することです。 完璧さを求めすぎて厚生年金まで手が届きませんでしたではまず受かりません。(社会保険科目のほうがコスパが高いため) 科目ごとの足切りというシステムが存在する限り苦手科目の分を得意科目で得点を稼ぐというやり方は「合格」を目標としたときに社労士試験においては非合理的です。 安衛法の細かい暗記や労災の事例…

  • 給付制限期間が短くなるよ

    本日のテーマは給付制限期間が短くなるよについてです。 4月1日からの法改正です。 これまで自己都合退職の場合失業給付(求職者給付の基本手当)を受けるには7日間の待機期間と2ヵ月間の給付制限期間がありました。(退職してすぐに離職票がもらえるわけではないので実際にはもっと待たされますね) この2ヵ月の給付制限期間が原則1ヵ月に短縮されることになりました。 これでほんのちょっとだけ転職するハードルが下がったのではないかと思います。(ほんのちょっとだけ) さらに離職する1年以内に国の教育訓練を受けた場合この給付制限期間そのものがなくなります。 受給しやすくなるのはいいことなんですが改正されるたびになん…

  • 人事の人見が楽しみです

    本日のテーマは来週スタートのドラマについてです。 普段ほとんどテレビを見ない私ですが楽しみにしていることがあります。 それは4月8日(火)9時~放送の人事の人見(じんじのひとみ)です。 https://www.fujitv.co.jp/jinji_no_hitomi/ 人事部が舞台ということで大きな組織の人事部を経験している身としては一見の価値ありです。 簡単なあらすじとしては営業部などの現場の声が強い古い体質の会社の人事部に主人公が中途入社で入ってくる的なストーリーみたいです。 と、まあありがちな話ですね 正直ストーリーよりも気になっているポイントがあります。 それは社労士が出てくるのかどう…

  • 年度初めもそわそわする

    本日のテーマは年度初めもそわそわするです。 今日は4月1日期待に胸を膨らませた新卒の新入社員たちが初出勤を迎える日です。 目をキラキラさせながら入社式に向かっていったのでしょうが残念なお知らせです。 新卒の3年以内離職率は今や34.9%です。3分の1は辞めてます。 ただこれは大卒大企業に絞ったらもっと下がると思いますが 政府がジョブ型雇用を推進している以上この数字が下がっていくことは考えづらいです。 今や終身雇用は陽炎です。近づけば消えます。自分はこれができますというスキルを身につけなければ仕事ができない時代がやってきます。 自分もはじめは転職なんて考えもせず安定しているところを選びましたが途…

  • なんだかんだ年度末はそわそわする

    本日のテーマはなんだかんだ年度末はそわそわするです。 以前、大学病院で働いていたとお話しましたが (社労士になるまでのエピソードは下記をご覧ください)https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 年度末は信じられないくらい忙しかったです。 大学病院ではこの時期。毎年数100名単位の入職と退職それから人事異動がありました。 これらすべての発令を原議書に起こし決裁をもらい辞令を発行します。 古い体質の職場だったため辞令はすべて紙で発行、そしてそれをすべて手渡しするというアナログっぷり そして、大量に人が入れ替わるということ…

  • ユースエール認定を受けるメリット

    本日のテーマはユースエール認定を受けるメリットについてです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 ユースエール認…

  • 新米社労士がユースエールをはく奪された話

    本日のテーマは新米社労士がユースエールをはく奪された話です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そしてテレビの…

  • 新米社労士がユースエールを取得するまで5

    本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして表彰式が終…

  • 新米社労士がユースエールを取得するまで4

    本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 なんとか認定をも…

  • 新米社労士がユースエールを取得するまで3

    本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 認定を受けるため…

  • 新米社労士がユースエールを取得するまで2

    本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 ホワイトマークと…

  • 新米社労士がユースエールを取得するまで

    本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 社労士試験に合格…

  • 新米社労士の憂鬱(エピローグ)

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱10です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 前回、完結しましたがちょっとだけ後…

  • 新米社労士の憂鬱10

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱10です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして、謎の発熱に見舞われましたが…

  • 新米社労士の憂鬱9

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱9です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして無事に内定までもらい最終関門の…

  • 新米社労士の憂鬱8

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱8です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そんなこんなで転職活動は進んでいきカ…

  • 新米社労士の憂鬱7

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱7です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして、急いで転職活動を進めねばと思…

  • 新米社労士の憂鬱6

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱6です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E5%90%88%E6%A0%BC%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%…

  • 新米社労士の憂鬱5

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱5です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~4はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/14/221642https://rouichinokabe.ha…

  • 新米社労士の憂鬱4

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱4です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~3はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/14/221642https://rouichinokabe.ha…

  • 新米社労士の憂鬱3

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱3です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1、2はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/14/221642 そして支部会で日本の高齢化を実感し(失礼ですみ…

  • 新米社労士の憂鬱2

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱2です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413 そんなこんなでこれから勤務社労士続けていいのかななんて今後のキャリアに悩み始めましたがとりあえず、社労士になったので支部会に参加してみることにしました。 ぶっちぎりで最年…

  • 新米社労士の憂鬱1

    本日のテーマは新米社労士の憂鬱です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 紆余曲折あって社労士試験に合格事務指定講習を終えてそのまま勤務社労士登録しました。 まさか一発で受かると思っていなかったのでなんも考えずにサラリーマンだから勤務だろうと勤務登録にしました。 あとから知ったのですが勤務社労士は1号、2号業務に関しては個人で仕事を受注することができず勤めている会社の仕事しかすることができま…

  • 社労士の平均年齢は?

    本日のテーマは社労士の平均年齢についてです。 高齢化が進む日本社会日本国民の平均年齢はなんと47.6歳(2020年国勢調査)恐るべき超高齢化社会 ちなみにフルタイムで働く人の平均年齢は43.9歳です。 そんな高齢化が進み続けている日本ですが社労士の平均年齢は一体何歳でしょう? 答えは56.7歳です。開業社労士の平均年齢は55.7歳勤務社労士の平均年齢は49.1歳 想像以上に高齢化していますね近い将来平均年齢が還暦を迎えることでしょう・・・ こうなってくると若手の社労士は貴重な存在ですちなみに20代が0.4%、30代が6.7%足しても7%くらいしかいません・・・ 今、日本では後継者不足が社会問題…

  • 新卒一括採用はいつから始まった?3

    本日のテーマは新卒一括採用についてです。 前々回、前回の続きですhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/09/212707https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/10/204410#google_vignette そして、バブル経済(1986年~1992年)日本は空前絶後の好景気を迎えます。 この頃の学生はいくつも内定を持っていて当時は10月1日の内定式に参加した学生がほぼ入社確定になるため内定式の前に海外旅行に連れて行ったり飲み会で騒ぎまくったりしたそうな・・・ いわゆ…

  • 新卒一括採用はいつから始まった?2

    本日のテーマは新卒一括採用についてです。 前回の続きですhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/09/212707 1870年代に三菱が始めた新卒採用意外と長い歴史がありましたが 大きなターニングポイントは戦後の高度経済成長期にありました。大学生の数が増加したことから一般の営業職にも大卒者が応募し始め また、当時活発化していた学生運動のせいで大学が学生に対して就職指導ができなくなり学生自ら就職先を探さなくてはならなくなりました。(それまではほとんど学校からの推薦) そして1970年代オイルショック不況により採用が抑制されましたが当時…

  • 新卒一括採用はいつから始まった?

    本日のテーマは新卒一括採用についてです。 先日、富士通が2026年度から新卒一括採用をやめたというニュースをお伝えしましたがhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f150b075fe6cf1595e92213399b14629b0211831 そんな新卒一括採用一体いつから始まったのか調べてみました。 まず、大学が登場したのが1870年代当時の大学は今よりも大学の数が少なく学生のほとんどが学界や官僚を目指していました。 当時の大学は誰でも入学できるところではないから、大学という場所が今よりもアカデミックな場所だったことが想像できますね。 そんな学生達に目を付けたの…

  • 新卒一括採用がなくなる?

    本日のテーマは新卒一括採用についてです。 先日こんなニュースが飛び込んできましたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f150b075fe6cf1595e92213399b14629b0211831 なんと富士通さんが2026年度の採用から新卒一括採用をやめると発表しました。 今後は新卒、中途などの枠にとらわれず通年採用に切り替え職種別に採用するとのこと なので必然的に初任給という概念は消滅し能力応じて給料が決められることになります。 まさにジョブ型雇用ですね! あとから振り返った時2026年がジョブ型雇用元年だったと言われるような気がしています。 もちろん賛否は…

  • 昨日は36協定の日だった

    本日のテーマは36協定についてです。 昨日3月6日は36協定の日でしたが収まりきらなかったので続きです。 2019年の働き方改革の一環で36協定も変更になりました。(中小企業は2010年) 2019年以降の36協定を新36協定2019年より前旧36協定なんて言ったりします。 では具体的に何が変わったのか 旧36協定は特別条項の上限時間に法的な根拠がなかったため実質、働かせ放題にすることが可能でした。 しかし、ここにメスが入れられるようになりました。 つまり特別条項つきの36協定だったとしても上限が存在するということです。 つまりどういうことかというと労働基準法には月45時間、年360時間までと…

  • 本日は36協定の日なり

    本日のテーマは36協定についてです。 本日3月6日は36協定の日です。(勝手に言ってるだけなので公式ではありません) 36協定とは3月6日に制定されたので36協定・・・ではありません! 労働基準法の36条に規定されている協定書のことだから36協定です。 でもせっかくなので今日のテーマは36協定です。 36協定という呼称が一般に使われますが正式名称は「時間外労働・休日労働に関する協定」です。 労働基準法では1日8時間、週40時間という労働時間の上限が決まっています。 この上限を超えて労働者を働かせるためには36協定を労働者代表と交わし労基署に提出しなければなりません。 実はこの36協定2019年…

  • 労働基準法は古すぎる

    本日のテーマは労働基準法は古すぎるです。 社労士試験で一番初めに登場する科目労働基準法 受験生にとっては1番触れることが多い法律かもしれません そんな労働基準法基準法ですがいつ制定された法律がご存じでしょうか? 答えは1947年です。 古いな・・・ 労働基準法は労働者を保護するために作られた特別法で働く上での最低限の基準を設けたものです。 つまり、労働基準法が想定している労働者って1947年当時の労働者ってこと? 1947年には今ほどホワイトカラー労働者はいなかったでしょうし 1947年当時は週休3日制もリモートワークも想像すらしてなかったことでしょう。 休みは4週を通じて4日あればいいという…

  • マズローさんはどんな人だったんだろう2

    本日のテーマはマズローについてです。 前回、欲求5段階説で有名なマズローさんの人生を掘り下げてみましたがその続きです。 前回の記事はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/03/195317 そんなこんなで内気なマズロー少年にも高校生の時に転機が訪れました。 成績優秀だったこともあり優秀な高校に通えるようになり友達ができるようになったそうです。 その後ニューヨーク市立大学に入学し2年間法律を学んだ後なんとウィスコンシン大学に転校 そして若干二十歳で結婚し、この頃「1925年の心理学」という本に出会い心理学にのめりこんでいきまし…

  • マズローさんはどんな人だったんだろう

    本日のテーマはマズローについてです。 労一の勉強を進めていくと労務管理という分野に行きつきます。 この労務管理という分野でなんだか気になるのがマズローの欲求5段階説です。 マズローの欲求5段階説とはマズローさんという人が、以下の表のように人間の欲求を5つの階層に分類して定義づけしたという話なんですが この表はよく見るのですが果たしてこの理論を考えたマズローさんはどんな人なんだろうと思いました・・・ 受験生時代は絶対に深入り厳禁でしたが今は自由に研究することができます。 というわけでマズローさんを研究してみようと思います。 マズローさんのフルネームはアブラハム・ハロルド・マズローといい1908年…

  • 厚生労働白書は読むべきか

    本日のテーマは厚生労働白書についてです。 前回、厚生労働白書は長すぎるので社労士試験受験生は読んでいる暇はないよと言いましたが科目ごとの足切りがある以上、完全に無視するわけにはいきません。 ではどうすべきか? プロに任せましょう! 具体的にどういうことか? 各予備校で白書統計講座を開講していてプロの社労士試験講師が要点をまとめてくれているのでそちらを利用しましょう。 独学だけど法改正と白書統計だけは講座を受講する受験生もいるくらいです。 ちなみにこれが私が受験した令和3年のフォーサイトの白書統計のテキストです。 いやー仕事とはいえ頭が下がりますわハリーポッターなみの分量の白書を読んで要点整理す…

  • 厚生労働白書は読むべきか

    本日のテーマは厚生労働白書についてです。 厚生労働白書とは厚生労働省が毎年発行する行政報告書のことです。 今現在日本が直面している問題や将来の展望なんかが書かれています。 そんな厚生労働白書ですが社労士試験の受験科目になっています。 受験生から蛇蝎の如く嫌われている一般常識科目です。 社労士試験受験生を悩ませる厚生労働白書ですがはっきり言います!読み込む必要はありません。 読んでる時間はありません! なぜかというととにかく長い・・・全部で500ページくらいあります。 だいたいハリーポッターくらいです。 これを読み込んでる時間があったら基本事項を徹底的に学習したほうが圧倒的に効率がいいです。 ち…

  • 話題の高額療養費制度

    本日のテーマは高額療養費制度についてです。 最近改正されることで話題になった高額療養費制度についてですがそもそも高額療養費制度とは何か 高額療養費制度とは1カ月の間に医療機関や薬局の窓口で支払った額が一定の上限額を超えた場合、超過した分のお金が払戻される制度のこと。 つまり保険診療であれば月ごとに医療費の上限金額が決まっていて上限金額をオーバーした部分が「高額療養費」として後日還付されます。 医療費はそもそも保険証を見せれば、窓口負担は3割負担していない7割分は「療養の給付」といいます。(医療費の負担額はパターンによって変わりますが一番ベーシックな3割としました) そして高額療養費とは自己負担…

  • 福井県の有効求人倍率の謎に迫れ2

    本日のテーマは有効求人倍率についてです。 前回、福井県の有効求人倍率がなぜか高いことそして、社長が多いこと、女性の就業率が高いことなんかを書きましたがその続きです。 ただ求人の数が多いということは慢性的な人手不足なのでは?と仮説を立てました。・・・ 当たってました。https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rousei/kyu-shoku/hitodebusoku_challenge.htmlこんな独自の奨励金がありました。 これはつい数日前のヤフーニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b5ca1e2b066d215de821254…

  • 福井県の有効求人倍率の謎に迫れ

    本日のテーマは有効求人倍率についてです。 有効求人倍率とは雇用動向を示す指標のことで1人の求職者に対して何人の求人があるかを示しています。 つまり有効求人倍率が1の場合は1人に1つ求人がある状態です。 景気動向を探る指標のひとつですね そんな有効求人倍率ですが福井県がやたらと高いです。 令和6年12月の都道府県別の有効求人倍率を見てみると、1位は東京の1.76そして2位福井の1.74です。 東京は当たり前なんですけどなんで福井? というわけでその謎に迫ってみました 調べてみたところ福井県は人口に占める社長の占める割合がなんと38年連続の1位!これ異常な数字ですよね 社長が多いということは単純に…

  • ワークライフバランスについて調べてみました

    本日のテーマはワークライフバランスの歴史についてです。 前回、労働契約法のなかにワークライフバランスに関する規定がある旨を書きましたがhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/02/24/175324 当たり前のようにワークライフバランスという言葉を使っていますがこのワードは一体いつから存在していたのだろうと疑問に思いました。 というわけでちょっと調べてみました。 最近の働き方改革の一環でよく聞くようになったワークライフバランスですが実はこの概念そのものは1980年代後半のアメリカで生まれたそうです。 当時アメリカは景気悪化によって大量のリ…

  • 労働三法と労働契約法

    本日のテーマは労働三法と労働契約法についてです。 労働三法とは、労働基準法、労働組合法、労働関係調整法の3つの法律を指します。労働者の権利を守るために制定された法律で、労働基本法とも呼ばれます。 この3つは戦後、労働者を保護するために制定された法律 労働基準法:労働時間や賃金、休日など、労働条件の最低基準を定めた法律 労働組合法:労働者の団結権を保護するために制定された法律 労働関係調整法:労働者と使用者の対立を調整する法律 この労働三法ですが間違いやすいのは労働契約法がこの中に含まれていないということです。 労働契約法ができたのは平成20年とわりと最近です。 労働紛争が増えてきた背景から労働…

  • 日本人は平均で何回転職するのか

    本日のテーマは転職についてです。 最近、終身雇用が終わりを迎えつつある日本ですが日本人は一体生涯でどれくらい転職しているのでしょうか 厚生労働省の「転職者実態調査」を基にすると日本人の平均転職回数は2.8回だそうです。 かなり少ないですね私はもうすでにこの転職回数を超えてしまいました・・・ ちなみにアメリカ人の平均転職回数は11.7回だそう。 この情報を見ただけでも日本とアメリカでは根本的にカルチャーが違うことが分かりますね。 アメリカは最近日本でも話題のジョブ型雇用それと対比して表現されるのがメンバーシップ型雇用 ジョブ型雇用とはその職務に対して必要なスキルを持つ人間を採用すること。 対して…

  • 煮詰まったら目的条文の音読

    本日のテーマは目的条文の音読についてです。 社労士試験の合格に必要な勉強時間は一般的に1000時間くらいと言われています。 継続して勉強しているとなかなか成績が上がらないスランプに陥ることもあるでしょう。 そんな時に私が試していたことは目的条文の音読です。 目的条文とは、法律の目的が明記された条文で、法律の第一条に規定されています。 社労士試験に限らず法律の勉強をするなら目的条文を理解することはとても大事なこと その法律がなぜできたのか何を目的にしているのかが目的条文には詰まっているからです。 ワンピースでいうところのオープニングの口上「富、名声、力、この世のすべてを手に入れた男、海賊王ゴール…

  • 労働基準法は特別法

    本日のテーマは特別法についてです。 法律には一般法と特別法が存在します。 一般法とは人や地域、事項について特に制限なく適用される法律で憲法や民法、刑法などが一般法に該当します。 特別法とは特定の事象や行為、人、地域などに限って適用される法律のことでそのシチュエーションにおいては一般法に優先して適用されます。 そう労働基準法は特別法なのです。なのであるシチュエーションにおいては民法よりも優先される法律ということになります。 ではそのシチュエーションは?それは労使関係です。 労働基準法は労働者を保護するために作られた法律 民法の規定を適用させていては労働者を守ることができません。 なので民法よりも…

  • 養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置とはなんぞや

    本日のテーマは養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置についてです。 育児休業が終了し復職する際誰もがフルタイムで復帰できるわけではありません。おそらく大抵の人が時短勤務を選択するのではないのでしょうか。 しかし時短勤務を選択すると標準報酬月額が下がり、将来もらえる厚生年金の金額に影響があります。 そこで始まった制度が養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置です。 養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置とは 子どもが3歳に達するまでの養育期間中に標準報酬月額が低下した場合、養育期間中の報酬の低下が将来の年金額に影響しないようその子どもを養育する前の標準報酬月額に基づく年金額を受け取ることができる仕…

  • ビジネス用語を使いたい

    本日のテーマはビジネス用語を使いたいです。 社労士として品位を保つためにも一般常識を身につけておかなければなりません。 というわけで、いざという時に恥をかかないように今週は社会人だったら知っておきたいビジネス用語10選を紹介します。 インセンティブ(成果報酬)エビデンス(証拠)コンプライアンス(法令順守)サステナビリティ(持続可能な)シナジー(相乗効果)ジャストアイデア(その場で思いついたこと)シンギュラリティ(技術的特異点)スキーム(事業計画)ダイバーシティ(多様性)パラダイム(模範、典型) これらはビジネス用語のほんの一部ですが試しに、これらすべてのビジネス用語をつかって短文を作ってみまし…

  • 高年齢雇用継続給付の改悪2

    本日のテーマは高年齢雇用継続給付についてです。 今回はどこかがどう改悪されているのか並べてみました。 旧制度 賃金低下率 支給率61%以下 賃金額の10%61%75%未満 賃金と給付額が75%を超えない範囲で設定75%以上 不支給 新制度賃金低下率 支給率64%以下 賃金額の10%64%75%未満 賃金と給付額が75%を超えない範囲で設定75%以上 不支給 まあとにかくもらえるものが減っていきます。 そしてこの高年齢雇用継続給付段階的に縮小されていってゆくゆくは廃止になる予定です。 2025年はその段階的縮小の第一弾 つまり私が高年齢者になるころにはとっくに廃止されていることでしょう 世知辛い…

  • 高年齢雇用継続給付の改悪

    本日のテーマは高年齢雇用継続給付についてです。 高年齢雇用継続給付とは雇用保険法に定められている給付のことです。 超簡単に言うと60歳から65歳までの間において60歳到達時に比べて、賃金が低下したら給付金を支給して補填してくれるというもの 給付には2種類あり高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金があります。 基本手当をもらってない場合は高年齢雇用継続給付金をもらっている場合は高年齢再就職給付金受給できます。 おそらく一番多いのは60歳で定年して再雇用でそのまま継続雇用されて賃金が低下したので申請だと思います。 で何がどう改悪されるかというと 支給率が改悪されます。 でいつから改悪されるか…

  • 65歳まで雇用を確保せよ

    本日のテーマは高年齢者雇用安定法の法改正事項についてです。 労一の壁というタイトルでやってるのでたまには労一にちなんだことも書きます。 2025年4月1日から高年齢雇用安定法が改正され65歳までの雇用確保がすべての企業に義務化されます。 ポイントは「すべて」のです。 今までも義務ではありましたが年金の支給開始年齢の段階的引き上げに合わせて対象者を限定することができるいわゆる経過措置が取られていましたが2025年4月からこの経過措置がなくなります。 65歳まで定年が義務化されると思われがちですが、そうではありません。 まず、高年齢者雇用安定法では定年の年齢を60歳未満に定めることはできないと定め…

  • いつの間にか衛生管理者試験が東京でも受けれるようになっていた・・・

    本日のテーマは衛生管理者試験についてです。 衛生管理者とは労働安全衛生法において定められている、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をする者のことであり 安衛法が試験範囲になっているため社労士試験との相性は良く社労士試験受験生が腕試しとしてよく受けたりします。 この衛生管理者は従業員50人以上なので会社の総務部の人間が会社から受けさせられるのがあるあるです。 そんな衛生管理者ですが受験会場が関東の場合は関東安全衛生技術センターといって千葉の山奥にあります。 私も1年ほど前に受験したのですが行きのバスの中で一体どこに連れていかれるのか・・・と不安になりました。 …

  • 憧れのフレックスタイム制3

    本日のテーマはフレックスタイム制です。 そんな憧れのフレックスタイム制ですがもちろんデメリットもあります。 それはコミュニケーションを取るのが難しいということということ 出勤時間がバラバラになるため全員が同じ時間に職場にそろうことが難しく(コアタイムがない場合) チームワークの低下情報共有の遅延が発生します。コミュニケーションを円滑にするためにチャットツールの導入などの措置を講じる必要があります。 とまあここまでは月並みの意見ですが一番のデメリットはこれです 寂しい!! 私もフレックスタイム制フルリモートの勤務を経験していますが正直寂しかったです。 独身の一人ものは平日職場しか人との繋がりがあ…

  • 憧れのフレックスタイム制2

    本日のテーマはフレックスタイム制です。 始業と就業の自分で決めることができる夢のようなフレックスタイム制 しかし、前ならへ右へならへの日本人には結構難しい そんなフレックスタイム制がなかなか根付かない我がジャパンですが相性のいい業界もあります。 フレックスタイム制と相性のいい業界ランキング第1位それはIT業界ですまあこれは想像つきますね IT業界はリモートワークも進んでいますしプログラマに関しては時間でなく成果に対して報酬を払うという構図が分かりやすいですからね そして2位は金融・保険業です。女性比率が高く育児と両立しやすいようにフレックスタイム制を導入している企業が多いみたいです。 3位が電…

  • 憧れのフレックスタイム制1

    本日のテーマはフレックスタイム制です。 コロナ以降フレキシブルな働き方を推進する企業が増えてきたように感じますがそれを象徴するものの一つがフレックスタイム制でしょう なんとなく知ってはいるけれどちゃんと説明できる人は少ないと思います。 フレックスタイム制とは労働者自身が日々の労働時間の長さあるいは労働時間の配置を決定することができる制度。のことであります。 清算期間という1~3か月間の期間を定めその中で労働時間をコントロールすることができます。 つまりその心は労働者自身が労働時間をコントロールできるということ 1ヵ月単位の変形労働時間制を発展させて労働者自身に管理させるというイメージです。 う…

  • 変形労働時間制の上限時間はツルカメ算

    本日のテーマは変形労働時間制についてです。 前回変形労働時間制とはこういうものというのをざっくり書きましたが 1日8時間、1週間40時間この枠にとらわれない働き方をさせることができるそれが変形労働時間制 でも無限に労働させれる制度ではなく変形労働時間制にも上限は存在します その上限を求める計算式がこれです40時間×変形期間の暦日数÷7 社労士試験の勉強を始めた時初めてこの式を見たときはピンときませんでしたが これって要は小学生の時に習ったツルカメ算です。試しにひと月の暦日数31日のパターンの変形労働時間制の上限を求めてみます。 1週40時間が上限つまり7日で40時間が上限ではひと月の暦日数31…

  • 変形労働時間制について

    本日のテーマは変形労働時間制についてです。 前回、1日8時間 1週40時間までという、労働基準法上の労働時間の上限について書きましたが、これはあくまで原則です。 この枠を超えると時間外勤務となります。 どんな業務にも多かれ少なかれ繁忙期、閑散期が存在します。 1日8時間もやることがない日もあれば逆に10時間でも時間が足りない日もあります。 そんな時に活用できるのが変形労働時間制です。 変形労働時間制には以下の4つに分類することができます。1、1ヵ月単位の変形労働時間制2、1年単位の変形労働時間制3、1週間単位の非定型的変形労働時間制4、フレックスタイム制 例えば、1ヵ月単位の変形労働時間制につ…

  • 1日8時間労働は下限ではなく上限

    本日のテーマは労働時間についてです。 1日8時間労働することが一般的な日本ですが実はこれ使用者が労働者を働かせていい時間の上限なのです。 ここで労働基準法の条文を確認してみます。 第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。 ② 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。 社労士試験の勉強を始めたばかりのころに、この条文を読んでびっくりした記憶があります。えっ?8時間て上限なの?俺、毎日8時間以上働いてるけど・・・違法なのか? この疑問は36協定が解決してくれましたが・・・…

  • e-gov(イーガブ)の申請は難易度が高い

    本日のテーマは電子申請についてです。 e-govとはデジタル庁が運営する電子申請手続きのことでイーガブと読みます。 先日このe-govを使って36協定を提出したのですがめちゃくちゃエラーが出ました。 必要事項をちゃんと入力しなければエラーが出るのはもちろんのこと数字は全角で入力しなければいけないなどの縛りもありなかでも驚いたのが 「髙」や「﨑」などいわゆる環境依存文字とかいわれるやつです。「はしごだか」「たちざき」なんて言われますね これ電子申請だとはじかれます。 どういう理屈なのかは分かりませんが人名で普通に使用されているので絶対に使えるようにすべきなんですよね そして、調べてみてびっくりし…

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