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Kの手記(反市長団体のゴーストライター) https://ameblo.jp/z0011

過疎化、高齢化が進む町に、地元出身の若者が市長として戻ってきた。しかし、今まで町を仕切っていた老人たち・市議会議員たちは「反市長団体」を立ち上げ、市長の施策を徹底的につぶそうとする

K0011
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2024/06/02

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  • Kの手記234(議会のいうことに従わないと提案に反対しますよ)

    Sのアンチがネット上に以下のような意味の書き込みをしていた。 「議員12名に呼び出された程度のことを恫喝と騒ぐような人間に、市長がつとまるはずがない」 俺…

  • Kの手記233(対話が成立しないのは 3「封建的価値観のことなど」)

    Sのアンチがネット上に以下のような意味の書き込みをしていた。 「議員12名に呼び出された程度のことを恫喝と騒ぐような人間に、市長がつとまるはずがない」  こ…

  • Kの手記232 対話が成立しないのは… 2

    世の中には「一代で財を築いた人・会社を大きくした人」がいる。 俺のふるさとの町だけではなく、全国の地方議会の議員には、この手の人が少なくない。Sが市長になっ…

  • Kの手記231(対話が成立しないのは… 1)

    いわゆる「Sのトライアスロン大会参加」を理由に市長としてふさわしくない、政治家としての資質がないとする主張がある。 天候悪化が予想されている状況で町を離れた…

  • Kの手記230(災害の教訓は何処に)

    知人に、俺のふるさとの町のファンがいる。 きっかけはS市長だが、そこから町を好きになってくれた。Sが町を離れてからも時々町を訪れたり、ふるさと納税の応援もし…

  • Kの手記229(みなさんの奮起に期待します)

    東京都知事選はまだ昨年の夏のことである。 しかし、ずいぶん時間が経ったように感じる。  Sのアンチは根強く存在している。 同様に、Sに期待する人、応援する人…

  • Kの手記228(公的支援を伴う婚活事業への違和感について)

    人口減少の要因の一つに「婚姻率の低下」という考えがある。 これを受け「婚姻率を上げれば人口減少問題が解決する」「男女の出会いの場を作ればよい」と考える人がい…

  • 手記227(嫉妬の法則)

    メルロ・ポンティなどの哲学者が、嫉妬についての考察を示している。  嫉妬とは、自分が持っていないもの(モノ・地位など)を所有する他者に対して向けられる感情で…

  • Kの手記226(理想・心配は呪いの言葉)

    家庭崩壊のドラマを描くことがある。 高学歴な両親と優等生の子供・経済的には恵まれている家庭が崩壊していく。 そのポイントは、理想を押し付ける父と心配性な母の…

  • Kの手記225(パワハラの作り方)

    パワハラは許されるものではない。 ただし、パワハラを構造的に見直すと、パワハラが起きやすい組織・人間関係というものがあることに気づく。 たとえば、不正な既得…

  • Kの手記224(市政刷新ネットワークは反対のためのコンテンツに過ぎない)

    老害という言葉がある。 ただ、個人的には「世代で決めつけること」はしたくない。 では、「老害」という言葉から世代的な意味を取り去って残るものは何だろうか。 …

  • Kの手記223(理想を実現したいなら偉くなれ?)

    ドラマの現場で、若手が「これでいいんですかねぇ」とつぶやくことがある。 そういう時、ベテラン・中堅から「お前の思い通りにしたいなら偉くなれ」という言葉が発さ…

  • Kの手記222(ニューヨーク左遷という言葉が信じられてしまう背景)

    東京でしか暮らしたことのない人にSの主張する「東京解体という言葉の意味」を理解することは難しいだろう…ということを「手記220」で書いた。 同様に、地方でし…

  • Kの手記221(アンチと支持者と)

    Sに対する姿勢を単純に二分化すると「アンチか支持者か」になる。 俺の町では、市政刷新ネットワークの施策による恩恵を受けているか、いないかがその要因の一つであ…

  • Kの手記220(Sの主張を理解することの難しさ)

    Sの言動にヒヤヒヤしながらも、俺がSの主張を理解できるのは「地方と都会と両方で暮らしたこと」が大きい。 地方暮らしを知っている都会の人は、都知事選におけるS…

  • Kの手記219(Sの話法のことなど)

    以前、こんなことを書いた。 全文は上のとおりだ。冒頭を抜粋するとこんなことを書いている。  Sの「国語力」という発言が話題になった。 一応文学部を出て、シナ…

  • Kの手記218(P議員による地域おこし協力隊支援事業がなくなったら…)

    地域おこし協力隊による町おこしは全国各地で行われている。 一方でトラブルも報告されており、この頃だと四国地方で「カフェを経営していた人」「限界集落に移住して…

  • Kの手記217(地域おこし協力隊支援事業の重要性)

    市政刷新ネットワークの人々も地域おこし協力隊という制度を知らないわけではない。のち市政刷新ネットワーク代表となるXさんは、自分が身に付けているこの町の「伝統…

  • Kの手記216(P議員は地域おこし協力隊出身としては稀有な成功例である)

    俺はこの町の地域おこし協力隊になった。それは「ミッション型」と言われるものである。具体的には「市民会館の運営・管理、市民劇団の立ち上げ・指導」であった。 俺…

  • Kの手記215(市政刷新ネットワークはなぜP議員を攻撃するのか)

    Sが市長時代の終わり頃、つまり任期満了に伴う市長選や市議選の準備が始まる頃、市政クラブのP議員への攻撃が始まった。  市政クラブはP議員とQ議員、そして補欠…

  • Kの手記214(市政刷新ネットワークのノイジーマイノリティ的存在感)

    市には、中学生の海外短期留学制度があった。 市の補助はあるが本人の自己負担もある。 受益者負担ということかもしれないが、負担額は20万円を越える。ただ、この…

  • Kの手記213(市政刷新ネットワークの人々がいつまでも議員を続けるのはなぜか?)

    Sが町を離れてから間もなく、市政刷新ネットワークは解散宣言をした。 笑ってしまったのは、市政刷新ネットワークの実績としてこのような内容を挙げていたことである…

  • Kの手記212(エピローグ 終)

    俺の本業であるシナリオライター業は順調と言ってよかった。 売れっ子とは言えないが、レギュラー仕事もあり仕事が途切れることはない。 妻も同じくである。 ただ、…

  • Kの手記211(エピローグ 9 市政刷新ネットワークの責任の追及)

    破綻した町のその後を描く番組を製作する際、スタッフと話し合ったことがある。 なぜ破綻したのかをどこまで掘り下げるかだ。 ただ、掘り下げるとそれだけで一本の番…

  • Kの手記210(エピローグ 8)

    「破綻した町のその後」をテーマとした番組は、年末に報道特別番組として放映された。地上波の良い時間帯に60分×2本放映された。 登場人物はSだけでない。姪と山…

  • Kの手記209(エピローグ 7 贖罪)

    姪のインタビューが終わり、カメラを止めた。姪と妻が、Sの奥さんと一緒にキッチンに入ると、リビングでSと二人になった。 やや気まずい。Sの存在は中学の時に知っ…

  • Kの手記208(エピローグ 6 最後の問い)

    姪の質問は時に二人の議論になった。その時、Sはとても楽しそうだった。 そして最後の質問になった。  ここまでのお話を伺い、デンマークで学び続ける、フォルケホ…

  • Kの手記207(エピローグ 5 最適解ということ)

    姪のインタビューは続く 選挙の時「誰に入れたらよいかわからない」という声は今でもよく聞くのです。 そういう人は組織票とは関係ない人、いわゆる浮動票になると…

  • Kの手記206(エピローグ 4)

    (前回からの続き) 姪のインタビューは続く  ありがとうございます。課題発見と課題解決、デザイン思考などは、私たちの世代は中学校で学んでいます。自分の頭で考え…

  • Kの手記205(エピローグ 3 政治屋とは)

    (前回からの続き) 姪のインタビューは続く 先ほど、予想以上に若い世代は優秀でした。傷の原因を突き止め、外科的にも内科的にも適切な治療を施し、患者の健康を取…

  • Kの手記204(エピローグ 2)

    一通りの自己紹介や会話が終わると、では始めようかとSが言う。 今回の訪問は番組にする。Sが出した条件は3つ「デンマークまで来ること」「Sが納得できるインタビ…

  • Kの手記203(エピローグ 1)

    8月下旬、少し遅めの夏休みをとった妻と一緒にロンドンにいた。 ロンドンでは芝居・ミュージカル・クラシックの演奏会を堪能した。昼はプロムス、夜はシェイクスピア…

  • Kの手記202(後日談 山川さんの告白 終)

    山川さんにお別れの挨拶をして玄関を出ると、息子さんが追いかけてきた。 車で送ってくれるという。ご実家ですか、それとも駅が良いですか聞かれ、駅にと言った。実家…

  • Kの手記201(後日談 山川さんの告白 10)

    (前回からの続き)  物音がして振り向くと、山川さんの息子さんの部屋に入ってきた。 「お父さん、そろそろ」と言うと山川さんが頷いた。 「長い話になってしまった…

  • Kの手記200(後日談 山川さんの告白 9)

    (前回からの続き)  「保育所の災害があってからはな、女房には苦労をさせてしまった。あいつは、毎日現場に行って手をあわせていた。月命日には花を手向けていた。あ…

  • Kの手記199(後日談 山川さんの告白 8)

    (前回からの続き) 「そういえばな、町の人のことを一番よく知っているのは誰かわかるか。それは、警察、郵便局、新聞販売店だ。誰がどこに住んでいるかから生活の状況…

  • Kの手記198(後日談 山川さんの告白 7)

    (前回からの告白)  「Sは結局東京都知事選に出たけどな、俺はあの時、本当はここの県知事か国政に出て欲しいと思ったんだ。そうすれば、俺にお金を持って来る議員は…

  • Kの手記197(後日談 山川さんの告白 6)

    (前回の続き)  「そうだな、組織票や金で当選した議員は裏の存在だよな。市政刷新ネットワークに参加した議員はみんなそうだ。ただな、この町の議員みんなが金で票を…

  • Kの手記196(後日談 山川さんの告白 5)

    (前回の続き)  「ポスター裁判の件は、まだ市政刷新ネットワーク結成前だったからな。初めて聞く話だったろ。話は簡単なんだ。印刷会社を隠れ蓑にしてXさんとW議員…

  • Kの手記195(後日談 山川さんの告白 4)

    (前回からの続き)  山川さんは話し続ける。ただ、少し記憶違いのところもあるようだ。Sが市長選に出馬した際に印刷したポスターとビラの代金が請求されたのは選挙後…

  • Kの手記194(後日談 山川さんの告白 3)

    (前回からの続き)  「その印刷会社ってのは要するに自民党の御用達でな、県内を選挙区とする国会議員や県議会議員はそこを使うのがお約束なんだ。逮捕された市長も県…

  • Kの手記193(後日談 山川さんの告白 2)

    (前回からの続き) 山川さんは話し続ける。  「市長選に、逮捕されたばかりの市長が出馬するわけにはいかない。と言って他に候補者はいない。困ったことに、前回の市…

  • Kの手記192(後日談 山川さんの告白 1)

    山川さんから電話があった。 何度か着信があったがタイミングが合わずに出れなかった。 電話があったのは、Sが去った後のこの町を追ったドキュメンタリーの最終回が…

  • Kの手記191(後日談 2)

    A町保育所について話題になった賠償金15億円について述べておく。  遺族会は、真相究明に対する市の姿勢を評価し賠償金を全額放棄する旨を市に伝えていた。ただし…

  • Kの手記190(後日談 1)

    A町保育所遺族会と市との話し合いの結果を整理しておきたい。 一つは、移転のことだ。 市役所の担当課は移転計画を進めるための予算案などを提案していた。当時の市…

  • Kの手記189(破綻へ~合併交渉の成立)

      人口15万人の隣市との合併が決まった。 隣市は、昔から交通上の要地にある。いわゆる宿場町で人と文化が交わる地域だ。 この町の強みは大きく2つあると俺は考え…

  • Kの手記188(破綻へ~隣接自治体との合併交渉)

    市の破綻は免れた。 かつての夕張市のような財政再生団体にはならなかった。 財成再生団体の基準に抵触しなかったということもあるだろうが、これは国による総合的な…

  • Kの手記187(破綻へ~S元市長の功績)

    これは俺の想像だが…。 Sは市長時代、国全体の人口減少が進んだ時、破綻は地方からだと言っていた。夕張の破綻は炭鉱が閉鎖された街を維持しようとして、観光・ハコ…

  • Kの手記186(破綻へ~二つの選択)

    Sが市長を辞めこの町を離れてからを追いかけたドキュメンタリーを製作している。 年2回の放送だがこんなに長く続くことになるとは思わなかった。 そして、その最後…

  • Kの手記185(母の死、町の格差)

    母が大腸がんになったのは、市政刷新ネットワークが推す市長の2期目のことである。農作業や家事をテキパキとこなす母が、時々横になりお腹が痛いという。 それまで健…

  • Kの手記184(破綻へ~おごれる平氏も久しからず)

    Q市長と新議会は、停滞していた懸案事項の解決を目指した。 ひとつは中学校の統合である。 市政刷新ネットワークは市内の中学を一つに統合することに反対し続けた…

  • Kの手記183(破綻へ~明らかになってきたこと3)

    Q市長になって約2年が経過した。 町の人口減少は加速している。まもなく2万人を切るだろう。 要因の一つは団塊の世代の減少である。 その世代であった市政刷…

  • Kの手記182(破綻へ~明らかになってきたこと2)

    (前回からの続き) Q新市長と新議会とは「この町のおかしなこと」を追究していた。 前市長の任期中、指定管理者・指定管理業者が決算報告をしていないことや、特定の…

  • Kの手記181(破綻へ~明らかになってきたこと1)

    Q新市長と新市議会のミッションは「この町のおかしいところ」を明らかにし、改善することであると言ってよい。 幸か不幸か、市の財政状況について国との相談を進め…

  • Kの手記180(破綻へ~市議選2)

    7月の市長選に続き、任期満了に伴う市議選が11月に行われた。 Q新市長の当選を受けた今回の市議選は、定員12名に対し17名が立候補した。半分以上が初出馬、…

  • Kの手記179(破綻へ~市議選1)

    8月のお盆明け、俺は恒例となった市民劇団の夏合宿に参加していた。 俺がこの町を離れる時、劇団指導を引き受けてくれた女性(大学演劇サークルの後輩)は、なんとこ…

  • Kの手記178(破綻へ~市長選3)

    保育所裁判で市がほぼ全面敗訴したのは6月。 翌7月、任期満了に伴う市長選が行われた。 立候補者は2名。市政刷新ネットワークの支援を背景に3期目をねらう現市…

  • Kの手記177(破綻へ~市長選2)

    市長選に、市政クラブのQ議員が立候補した。 立候補にあたり、彼はその迷いと苦悩とを市民に伝えようとした。 「保育所の裁判で市は敗訴しました。その賠償金を払…

  • Kの手記176(破綻へ~市長選1)

    A町保育所の一審判決は6月に出た。 7月は4年ぶりの市長選である。 立候補者は2名。一人は3期目を狙う現職。もう一人は市政クラブのQ議員である。Q議員が市議…

  • Kの手記175(破綻へ~一審判決が出る)

    裁判は翌年の6月に結審した。期間はちょうど1年である。 判決は、友人の弁護士の読み通りであった。『Kの手記173(破綻へ~訴訟の行方は)』 友人に聞いた。裁…

  • Kの手記174(破綻へ~遺族会は訴訟に踏み切る)

    遺族会は市を訴えた。訴訟にあたり記者会見が開かれた。 遺族会の代表は裁判に至る経緯とその目的を以下のように述べた。 「訴訟の目的は、市との話し合いを続ける…

  • Kの手記173(破綻へ~訴訟の行方は)

    友人に聞いた。裁判になった場合どうなるんだ? 答えはこれである。 「勝てるよ。行政の責任は大きいんだ。東日本大震災でもそれ以外でもほとんどが行政の負けだ。S…

  • Kの手記172(破綻へ~最後の話し合い)

    友人の弁護士は何度かこの町に足を運び、遺族会の人とも面談した。 やがて、市から最後通牒とも言うべき連絡がきた。次回の話し合いで合意できない場合、話し合いを打…

  • Kの手記171(破綻へ~遺族会と市との話し合い)

    A町保育所のことが再び注目を集めるようになった。 俺が取材・製作を進めているドキュメンタリーにも注目が集まっている。プロデューサーのところには、テレビ関係者…

  • Kの手記170(破綻へ~市民の怒り)

    Sが市長を辞めてからの市の様子を追いかけるドキュメンタリーを制作している。 舞台・映画になった「議会のオキテ」のプロデューサーの発案である。 年2回のペース…

  • Kの手記169(破綻へ~遺族会結成)

    A町保育所が土砂災害に襲われた。 職員4名と園児10名が犠牲になった。 亡くなった職員の一人は、俺が指導している劇団に所属していた。帰省の度にご自宅に伺い線…

  • Kの手記168(破綻へ~市政刷新ネットワークだった人々の動き)

    新市長2期目の秋、A町保育所は土砂崩れに襲われた。 園児10名と職員4名の尊い命が犠牲になった。 その日は雨であったが、災害を招くような雨ではない。土砂崩れ…

  • Kの手記167(破綻へ~新市長2期目の秋の終わりに)

    その年は、梅雨が長かった。 夏は数年ぶりの猛暑だった。ただ、台風の直撃はなく非常災害アラートが鳴ることもない。農作物の成長は順調で、田んぼアートも良い感じで…

  • Kの手記166(破綻へ~その前に)

    物語はいよいよ終盤に入る。 ここまでの流れを整理しておく  2024年 ・S市長辞職に伴う市長選で新市長誕生 ・任期満了に伴う市議選で市政刷新ネットワーク所…

  • Kの手記165(破綻~市政刷新ネットワークはSの責任と言い続ける)

    新市長の4年間では、Sが市長時代に中止・廃止を実施した事業が復活している。 ただ、うまくいったものはない。  田んぼアート事業は、肝心の田んぼアートができな…

  • Kの手記164(破綻へ~新市長は2期目に入る)

    時計の針を少し進める。 Sの後を継いだ新市長は、そのまま2期目に入った。 Sが市長を辞めた直後の市長選は4人が立候補した。 しかし、新市長の2期目を問う市長…

  • Kの手記163(市内の高校生の変化)

    上京しても、月1回は地元を往復する。 数日滞在して、劇団指導、探究学習で中学・高校を回る。 Sが市長だった期間は、新型コロナの感染拡大期でもあった。 修学…

  • Kの手記162(市政刷新ネットワークのブログはどのように書かれているか5)

    ところで、俺が市政刷新ネットワークから離れてから、ブログは誰が書いていたのだろうか。 もちろん、俺は知らない。 ただ、主張はもちろん文体も似せて書いてある。…

  • Kの手記161(市政刷新ネットワークのブログはどのように書かれているか4)

    都知事選終了後、Sへの攻撃は凄まじいものがあった。 妻が神奈川県川崎市のオフィスに勤務している。Sが市長だった街からやってきたことは職場のみんなが知っている…

  • Kの手記160(市政刷新ネットワークのブログはどのように書かれているか3)

    Sが市長を辞め、都知事選出馬を表明した頃、俺と妻とは上京した。 俺は、市政刷新ネットワーク事務局を辞め、脚本家・構成作家として自分の名前で仕事をするチャンス…

  • Kの手記159(市政刷新ネットワークのブログはどのように書かれているか2)

    俺はこの町で生まれ、高校進学でこの町を出て大学で東京に出た。大学卒業は東京で売れない役者をしていた。 この町を出て俺は気づいたことがある。 この町の常識には…

  • Kの手記158(市政刷新ネットワークのブログはどのように書かれているか1)

    市政刷新ネットワークが結成された時、俺は事務局という立場を貰った。 観光協会が解散して行き場がなくなった俺を、山川さんが市政刷新ネットワークの事務局として拾…

  • Kの手記157(市政刷新ネットワークはハコモノ事業を進める)

    新市長が就任し、翌年に田んぼアート事業が復活した。 その翌年には新病院の建築がスタートしている。 それぞれの結末はすでに述べた。『Kの手記148(田んぼアー…

  • Kの手記156(議会のオキテ映画版公開)

    新市長が就任したのは7月、任期満了に伴う市議会選挙は11月にあった。 市議選に合わせ映画版「議会のオキテ」が公開された。  議会のオキテは、Sが市長に就任し…

  • Kの手記155(高校生徒会長への100万円の顛末)

    市内には3つの県立高校がある。 Sは市長時代、3つの高校の生徒会長に100万円渡し、好きなように使いなさいと言った。高校魅力化の一つの策と言える。 だが3年…

  • Kの手記154(中学生が考えた空き家問題の解決)

    (前回からの続き) 美緒さんの祖父母の住んでいた家は、現在空き家になっている。 中学2年生の探究学習で、美緒さんは空き家問題に取り組んだ。 よくあるのは移住希…

  • Kの手記153(町の課題に取り組む中学生)

    俺は、中学・高校の探究学習のお手伝いをしている。 最初は、インプロを取り入れた高校の授業のお手伝いである。また早稲田大学出身と脚本家という経歴から、大学進学…

  • Kの手記152(市政刷新ネットワークが建てた新病院の顛末)

    時間を先に進める。 市長の任期は4年である。新市長の任期4年目、新病院は完成した。 新年度の始まる4月に産婦人科を持つ市立病院の診療が始まる。 この成果を引…

  • Kの手記151(市政刷新ネットワークはその公約の実施を進める)

    新市長の市長選出陣式・事務所における当選会見には、市政刷新ネットワークの関係者が列席していた。 その一人に県会議員がいる。地元出身で市議会議員から県会議員に…

  • Kの手記150(最初の検証ドキュメンタリーが放映される)

    (前回の続き) 中学2年生が町の高齢化という課題に取り組んだ。 健康寿命を伸ばすことにフォーカスし、中学の体育館で健康体操を行う。指導者は地元国立大学教育学部…

  • Kの手記149(中学生が考えた課題解決)

    7月に新市長が就任した。 その年の秋から、中学・高校の探究学習では「課題」に意識をシフトし、課題を掘り下げる、具体化する、結びつけることで構造化や解決策を進…

  • Kの手記148(田んぼアート事業再び)

    新市長は、A町保育所の事業計画書作成を止めた。 11月の市議選で市政刷新ネットワークが過半数を確保すると、A町保育所の移転計画はフェイドアウトしていった。 …

  • Kの手記147(中学で卒業生による進路講演会が行われる)

    10月末、劇団指導のために実家に戻った。 金曜日の夜到着して居間に入ると、姪がいる。 姪は姉の長女(で末っ子)。この春から県庁所在地の公立高校に通っている。…

  • Kの手記146(パワハラ)

    一番若い先生の調子が上がってきた。 「僕も酔っているから聞きますけど、Sさんってパワハラなんですかね」 するともう一人の先生がこういった。30歳前半の社会…

  • Kの手記145(中学生の変化)

    ベテランの先生が言った。 「中学2年生、3年生ともに、県庁所在地の高校に進みたいという生徒が増えています。三者面談の様子を見ると、親子ともに県庁所在地の高校…

  • Kの手記144(Sを支持する人々とは)

    ベテラン(と言っても俺と同い年だが)の先生が、個室のある居酒屋をとってくれた。そこで4人で飲む。一人は来れなかったが、途中からメッセンジャーでリモート参加だ…

  • Kの手記143(探究学習の相談)

    母校(中学)に行くと、もう一つの中学校の担当の先生も来ていた。 俺も入れて5人になる。エアコンはない。扇風機と麦茶で涼をとりながらである。  どちらの学校も…

  • Kのブログ142(お盆明けの帰省と劇団の合宿)

    お盆は東京で過ごした。 8月のお盆明けが〆切の仕事がどっさりあった。それを済ませて帰省した。 主たる目的は劇団の合宿である。これは以前から準備を進めていたも…

  • Kの手記141(市政刷新ネットワーク的選挙管理)

    地元の町で期日前投票を済ませると、知り合いが「投票用紙に印は付けたかい」と言う。何のことかわからなかったが、とりあえず話を合わせて「もちろんです」と返すと満…

  • Kの手記140(破綻への物語は選挙から始まる)

    市政刷新ネットワークを辞め、俺と妻とは上京した。 妻は、webデザイナーとして神奈川県川崎市のオフィス勤務。 俺は、自分の名前で仕事をするチャンスをつかんだ…

  • Kの手記139(物語はここから第2部に入る)

    7月7日、俺の町で行われた市長選挙、市議会議員補欠選挙で、市政刷新ネットワークは大勝利をおさめた。元郵便局長だった候補者が市長に当選、5年前の事件で現金を受…

  • Kの手記138(選挙戦を終えた翌朝の目覚めは)

    Sの都知事選は2位で終わり、俺の町の市長選・補欠選挙では市政刷新ネットワークが勝利した。 月曜日の朝の目覚めはよいとは言えない。 ちなみに今日は旅巡業の休養…

  • Kの手記137(7月7日)

    都知事選の投票日は、地方公演だった。 日曜日なので昼公演のみ。舞台を撤収して午後6時には会場を出た。 次の公演会場は長野県松本市。高速を使って2時間ほどであ…

  • Kの手記136(父の思い)

    (前回からの続き) 俺たち夫婦には子供がいない。ある時、俺は東京の病院で一人こっそりと検査を受け、原因が俺であることを知った。そのことを父に告げた後、父は俺も…

  • Kの手記135(家族のことなど)

    俺たち夫婦には子供がいない。 一応、長男×母屋で暮らす身としては、そのうちできるだろうというか、2人くらい子供を授かり家族4人で暮らすというよくある未来が自…

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