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  • 4節 ガリラヤのカナ

    迫真の場面を過ぎて、アリョーシャは修道院に帰り、ゾシマの棺の前に跪き、相変わらず続いているパイーシイ神父の福音書の朗読を聞きながら、うとうとしてしまいました。夢うつつの中で、神父の朗読する「ガリラヤのカナ」の婚礼の場面を聞いています。その物語の中にゾシ

  • 3節 一本の葱

    ラキーチンはアリョーシャを連れてグルーシェニカの家に行きました。 彼女は、明らかに誰か大事な客を待っているような身なりで、しかしソファに寝そべっていましたが、また何かに苛立っているよう(それはドミートリイが来るのを恐れていたのでした)でもありました。

  • 2節 そんな一瞬

    アリョーシャはゾシマが奇蹟を起こさなかったことを悲しんでいたのではなかった、と作者が語ります。彼は、ゾシマを非難する「不信心者」とは違って、ゾシマへの敬愛はまったく失ってはいませんでした。彼の悲しみは「至高の正義」が行われなかったことへの怒りだったのだ

  • 1節 腐臭

    前節の終わりにあった「だれにとっても思いがけぬ事態」というのは、私が予想していたこととは違っていました。 亡くなったゾシマは棺に納められ、早速多くの人々(一般人も神父たちも)が弔問にやって来たのですが、彼らには「何やら異常な、前代未聞の《不謹慎》とさ

  • (I)地獄と地獄の火について。神秘的な考察

    地獄とは、地上で愛を抱かなかったために、「もはや愛することができないという苦しみ」を抱く場所である。地獄で愛に開眼する者もいるが、すでに愛を抱く機会を得られないことに苦しむだろう。しかしその苦しむことで「愛の面影」に触れることになり、その苦しみは軽減さ

  • (F)主人と召使について。主人と召使は精神的に互いに兄弟となりうるか

    ゾシマの「法話と説教」は続きます。 そういう民衆も今は堕落しており、その堕落は子供にまで及んでいる。しかしそこに必要なのは「ほんの一滴なりと注がれる愛情」である。そういう民衆も、自分の罪業を知っている。「それゆえ、わが国の民衆はまだ倦むことなく真理を

  • (H)人は同胞の審判者たりうるか? 最後まで信ずること

    「人は誰の審判者にもなりえぬことを、心に留めておくがよい」。なぜなら、当の審判者自身が「正しかったのであれば、目の前に立っている罪人も存在せずにすんだかもしれないからだ」。 さきほどの「すべては大洋のようなもの」だという考えの延長です。ひとりの罪人が

  • (G)祈りと、愛と、他の世界との接触について

    「主よ、今日御前に召されたすべての人を憐れみたまへ」と祈るがよい。人は「悲しみと憂いのうちにひとり淋しくこの世に別れてゆく」のであり、そんな時「地球の反対の端からお前の祈りが、…その人の安らぎをねがって主の御許にのぼってゆくにちがいない。恐れおののきな

  • (E)ロシアの修道僧と、考えられうるその意義について数言

    「神父諸師よ」とゾシマが呼びかけます。 「ロシアの大地の救い」は「静寂の中で修行を積んでいる」修道僧から生まれる。 現代の世界は、科学が支配し、人々は自由を求めており、人々に「君らはさまざまな欲求を持っているのだから、それを充たすがよい。なぜなら君

  • (D)神秘的な客

    さてその老紳士は「みなに尊敬されている裕福な慈善家だったのですが、その人が突然、話が聞きたいと「若僧の」ゾシマの家を訪ねてきました。そして決闘の時の心境などを聞き、以後、「ほとんど毎晩のように」やって来るようになりました。彼は言います。 人生は楽園で

  • (C)俗界にあったゾシマ長老の青年時代と青春の思い出。決闘

    そういうゾシマでしたが、ペテルブルグの学校時代は、「仕えてくれる従卒のことを…全くの家畜同然と見なし」、「自分の財産ができたことで」(多分一家の財産を受け継いだからでしょう)、「あらゆる欲求もろとも、留まるところを知らず、享楽の生活にのめり込み、帆をいっ

  • (B) ゾシマ長老の人生における聖書

    兄の死後、ゾシマはペテルブルグの士官学校に出され、その在学中に母に死なれたのですが、彼が家庭で得たものは「尊い思い出」と『旧・新約聖書の百四の物語』という本(実在の本で、「ドストエフスキーはこの本で読み方を学んだ」のだそうです・『文庫』注)から得た「あ

  • 2節 今は亡き司祭スヒマ僧ゾシマ長老の生涯より。長老自身の言葉からアレクセイ・カラマーゾフが編纂 伝記的資料 (A)ゾシマ長老の若い兄

    ゾシマの八歳年上で、十七歳で亡くなった兄・マルケルの話です。 十七歳になった頃、彼は「町で孤独な生活を送っている、なんでも自由思想のためにモスクワからこの町に追放された政治犯とかいう、…大学でも有数の学者で、すぐれた哲学者」に眼をかけられて、一冬「毎晩

  • 1節 ゾシマ長老と客人たち

    イワンがフョードルの家の前でスメルジャコフと腹立たしい対話をしている頃でしょうか、アリョーシャはゾシマの元に帰ってきていました。ゾシマはなんと十五分ほど前に起き上がって、椅子に座っており、「いちばん忠実な永年来の友人」四人が彼の周りに座っていました。

  • 7節 「賢い人とはちょっと話してもおもしろい」

    イワンは、広間で出会った父に「無礼な敵意」の籠もった挨拶をして二階の自分の部屋に入りましたが、夜中の二時になっても眠れませんでした。 彼は、スメルジャコフへの憤りやアリョーシャへや自分への「憎悪の塊」を抱きながら、「階下の部屋の様子や、フョードルが下

  • 6節 今のところ、まだきわめて曖昧なものだが

    一方、イワンはその足でフョードルの家に帰り、入口でスメルジャコフを見ました。イワンがこの町に帰ってきてから、二人はさまざまに話をしていたようで、その中でスメルジャコフはイワンに「傷ついた自尊心」と「一種特別ないやらしい狎れなれしさ」を見せるようになり、

  • 5節 大審問官

    「大審問官」とは、キリスト教で異端審問所の最高責任者、ということのようです。ここではイワンの無神論が「大審問官」という架空の人物を通して延々と語られ、神を信じるアリョーシャと向きあうドラマが描かれます。もっとも、さっき、イワンは神の存在は認めると言っ

  • 4節 反逆

    イワンは、人間がいかに邪悪であるかという話を、強盗に斬り殺された子供(以下に列挙される例は、みなあまりに傷ましくてここに例示することが憚られます)を初めとして子供の虐待の例を次々に挙げていき、そして言います、「人間の多くの者は一種特別な素質をそなえて

  • 3節 兄弟、近づきになる

    アリョーシャとイワンの関係については、イワンがこの町に帰ってきた頃、初めにはお互いに相手に関心を持ちながら、アリョーシャはなぜか親しみが感じられず、イワンの方も次第にアリョーシャに対して冷淡になっていった、とありました(第一部第二編5節)が、ここでその壁

  • 2節 ギターを持つスメルジャコフ

    アリョーシャは自分にもよく分からない「恐ろしい悲劇」を避けるために、ドミートリイに会わなくてはならないと考えて、以前、ドミートリイが彼を待ち伏せしていた隣家の東屋(第一部第三編3節)に行ってみました。するとそこにはスメルジャコフと隣家の娘マリアがいて、

  • 1節 密約

    「プロとコントラ」は「ラテン語で肯定と否定、賛否を意味する」のだそうです(『文庫』訳注)。 アリョーシャがカテリーナの家に着くと、カテリーナは寝込んでしまっていて、ホフラコワ夫人は彼を先にリーズのところに連れて行きました。アリョーシャはスネリギョフ

  • 7節 すがすがしい大気の中で

    外に出て歩きながら話し始めると、スネリギョフの話し方は、自分の家を「御殿」と呼ぶことから始めて、丁寧ながら大変皮肉な自虐的な話し方に変わりました。彼は、自分がドミートリイの暴行を受けた時息子(イリューシャ)がどんなにいじらしい振る舞いをしたかを語ります

  • 6節 小屋での病的な興奮

    アリョーシャは、出過ぎたことを言ってしまったと後悔しながら、スネリギョフのところに行きました。思い出しました。「いつぞやお父さまが何かの事件でお使いになったとかいう」「二等大尉」というのは、「フョードルが『代理人をしている例の二等大尉』を使いにしてグル

  • 5節 客間での病的な興奮

    部屋に入った時、アリョーシャはさっきの夫人の言葉で動揺していました。彼は、カテリーナはドミートリイを愛しているのだと思いこんでいたのでしたが、夫人のあの言葉でふいに彼女が愛しているのはイワンではないのか思えてきたのでした。しかしカテリーナはイワンと

  • 4節 ホフラコワ夫人の家で

    ホフラコワ夫人の家は「この町の最高の屋敷」でした。夫人は、アリョーシャを見ると、今カテリーナとイワンが来ていて二人は「病的な興奮」で「恐ろしい物語」になっていると告げ、そして「どうしてリーズはヒステリーを起こしたのでしょう、あなたがいらしたときくやいな

  • 3節 中学生との結びつき

       アリョーシャは次にホフラコワ夫人のところに向かいます。その途中で、ここに来て、また新たに妙な展開になりました。アリョーシャが中学生のいじめ事件に巻き込まれたのです。というより、自分から首を突っ込んでいった格好です。 六人の中学生が「三十歩」ほどの川

  • 2節 父のところで

    アリョーシャがフョードルのところに行くと、彼は額の大きな紫色の痣を赤い布で包帯し、鼻がひどく腫れて痣がシミのように広がった顔で、苛立っていました。彼は「何の用でお見えかね?」と問いかけ、昨日来いと言った(第三編9節)のは口からでまかせだと言い捨てて一人

  • 1節 フェラポント神父

    翌朝、修道院でアリョーシャは重態のゾシマのそばに行きました。ゾシマは「生あるうちにもう一度心情を吐露しておきたいと渇望するかのよう」に「断片的」に説教をしました。いい話です。僧院に入るとは、他の人より劣っていることを認識したことになる、…。僧は一人ひとり

  • 11節 もう一つ、台なしになった評判

    三つの別々のことが語られます。アリョーシャの帰途を、ドミートリイが待ち伏せしていて、カテリーナのところでの様子を問い詰めました。そしてグルーシェニカがカテリーナの手にキスをしなかったことを聞くと、「まさにその手の一件に、あの女の面目が遺憾なく現れている

  • 10節 二人の女が同時に

    ここはよく分からない話が続きます。アリョーシャは、父の家に向かったとき以上に「思考力もなにか粉々に砕けて散逸したかの」に打ちひしがれながら、カテリーナの家に向かいました。父と長兄があまりに不仲で、それも金と女性のことで不仲であることに衝撃を受け、しかも

  • 9節 好色な男たち

    ドミートリイが来たのは、フョードル目当てではなくて、グルーシェニカがこの家に来るのを見かけたと言って、「三千ルーブル」(5節)を受け取られては大変とそれを追いかけて来て、この広間に飛び込んできたのでした。フョードルは、グルーシェニカが来ていると聞いて、

  • 8節 コニャックを飲みながら

    議論は終わりました。グリゴーリイは言い負かされて悔しくて泣いているようです。フョードルは「ふしぎなことに」、「お前らはもう退っとれ、イエズス教徒め」とどなりつけて召使いたちを下がらせると、なおもコニャックを飲みながら、イワンとアリョーシャを相手にしゃべ

  • 7節 論争

    「論争」というか、スメルジャコフのキリスト教不信論です。異教徒の捕虜になって脅迫を受けながら改宗を迫られた兵士がそれを拒否して殺されたという事件を、感動を持って話したグリゴーリイに、スメルジャコフが、そういう場合、改宗してもキリスト教的には罪は受けな

  • 6節 スメルジャコフ

    アリョーシャがフョードルの家に着くと、広間でフョードルとイワンが食卓にいて、グリゴーリイとスメルジャコフが控えていました。そこで、先に出生の秘密が語られた(2節)スメルジャコフの、その後の生い立ちが語られます。 その不幸な出生の影響があってか、いろい

  • 5節 熱烈な心の告白―《まっさかさま》

    冒頭の「この事件」というのが何を指すのかよく分かりませんが、結果的には、ドミートリイとカテリーナの恋の顛末ということになりそうです。そういう言い方で、作者が読者にこれから何かの「事件」が起こることを予告しているということでしょうか。さて、父の死後モスク

  • 4節 熱烈な心の告白―異常な事件に寄せて

    ドミートリイの「告白」が続き、ここはカテリーナとの出会いの経緯が語られます。冒頭の「向こうで」がどこを指すのか分かりにくいのですが、コーカサスで軍務に就いていたとあり(第一編2節)、後に国境守備隊の一員だったとありますから、その頃のことなのでしょう。

  • 3節 熱烈な心の告白―詩によせて

    フョードルの家の説明からカラマーゾフ家の召使いの紹介になりましたが、そこから一転して、修道院での「恥さらしな騒ぎ」の後に取り残された格好のアリョーシャが語り始められます。彼は、父に帰ってこいと言われたことと、カテリーナから手紙で会いたいと言われたこと(

  • 2節 リザヴェータ・スメルジャーシチャヤ

    もう一人の召使い、スメルジャコフの出生の秘密が語られます。リザヴェータ・スメルジャーシチャヤ(訳注・悪臭のひどい女という意味)は、母親は「ずっと以前に他界して」いて、「父親は身代をつぶした宿なしで病人のイリヤという町人」で、リザヴェータを虐待し続けてい

  • 1節 召使い部屋で

     フョードルの家が紹介されます。まずはその建物が克明に描かれます。母屋と離れがあって、「今の五倍(の人数・つまり二十人以上)は楽に収容できる」ような大きな家で、「ふるめかしかったものの、感じのよい外観」で、中二階つきの、灰色のペンキを塗った平屋で」云々

  • 8節 恥さらしな騒ぎ

    院長の部屋では、以下のような事が怒っていたのでした。 ミウーソフは院長室に向かうとき、長老の部屋での自分の興奮を恥ずかしく思って、院長室では「やさしく、愛想よく、いんぎんに」振る舞おうと考え、「修道院相手の訴訟も全部打ち切ろう」とまで決心して、イワン

  • 7節 出世主義者の神学生

    ゾシマを助けて寝室へ連れて行ったアリョーシャは、ゾシマから院長の食事会の席に行くように言います。「お前はむこうで必要な人間だ。向こうには和がないからの。…将来もお前のいるべきところはここではないのだよ。…私が神に召されたら、すぐに修道院をでるのだ」。

  • 6節 こんな男がなぜ生きているんだ!

    ミウーソフが別の角度からイワンを貶めようと、イワンが「この町の主として上流婦人を中心とする集まりで」、話したという話を持ち出しました。イワンは、この地上には人間にその同類への愛を強いるものはない、愛があるとすれば、それは自然の法則によるのではなく、人

  • 5節 アーメンアーメン

    ゾシマが部屋に帰ると、残っていたイワンと二人の修道僧の間で、イワンが発表した論文を巡る、国家と教会の関係についての議論が始まっていました。自由主義者でインテリを自認しているミウーソフが、若僧のイワンに張り合おうと、そこに割って入ります。 議論の前半は

  • 4節 信仰の薄い貴婦人

    ゾシマが前節の初めの二組にやっと声をかけました。前節は、この人たちよりも身分が低く恵まれないように見えた人に先に声をかけたということでしょうか。そこにもゾシマの人柄が、あるいは信念が見られます。 ホフラコワ夫人は娘(リーズ・「リザヴェータの愛称をフラ

  • 3節 信者の農婦たち

    ゾシマ長老が「先に見えた人が、わたしを待っておいでですので」と部屋を出て、渡り廊下の前に集まっていた「農婦二十人ほど」と対面しますが、そのうちの七組が紹介され、長老のそれぞれへの対応が語られます。 車椅子の娘を連れた三十三歳の未亡人・ホフラコワ夫人、

  • 2節 年とった道化

    当てられた部屋にミウーソフとカルガーノフ、フョードルとイワンが入ると、そこには二人の司祭修道士(一人は「たいそうな学舎ともっぱらの評判」のパイーシイ神父)と一人の若者が長老を待っていました。作者はその中ではこの若者について一番多くを語ります。彼は市民の

  • 1節 修道院に到着

    さて物語が始まって、生身の登場人物が舞台に現れてきます。最初はミウーソフですが、彼が来たのは自分の訴訟のための下見であり、会いたいのは長老ではなく修道院長で(第一編5節)、ここでも「わたしが来たのは、ここの慣習を残らず見てゆくためです」と自分で言うので

  • 5節 長老

    さらにアリョーシャについて長々と語られます。彼は健康で、端正な顔立ちの落ちついた青年で、現実主義者だった、…。「いくらか面長とはいえ端正な」とか、「間隔の広くあいてついている目」が、え?という気がしますが、外見は、まあ普通の、感じのいい青年、ということで

  • 4節 三男アリョーシャ

      まず三人の年齢が、ドミートリイ二十八歳、イワンが二十四歳、このアレクセイ(この節からほとんど愛称のアリョーシャで語られますので、以下、それに従います)が二十歳前後と示されます。どうして三男だけが「前後」とぼかされるのか、ちょっと気になりますが、先へ行

  • 3節 二度目の結婚と二人の子供

    話は少し後返りして、四歳のドミートリイが亡くなった母の従兄の従姉に引き取られていった頃、フョードルは再婚しました。相手は孤児で、養育者から首をつりたくなるほどの「迫害」を受けていた、「清純な」、「すばらしい美貌」で「清楚な容姿」の十六歳の娘・ソフィヤで

  • 2節 遠ざけられた長男

    フョードルは、「涙や哀訴でみなにつきまとい、わが家を背徳の園と化して」、残されたドミートリイの養育をすっかり忘れてしまいました。それを「忠僕」のグリゴーリイが「召使い小屋」で手元に置いて育てたのでしたが、それをパリにいたアデライーダの従兄のミウーソフが

  • 1節 フョードル・パーヴロウィチ・カラマーゾフ

     まずは主人公アレクセイの父親の話から始まります。父親のフョードルは十三年前に悲劇的な死を遂げました。「作者の言葉」にあった、「この第一の小説」は「十三年前の出来事」を書いたものとありましたから、その死の経緯がこの物語ということになります。物語の語り手

  • 作者の言葉

    ではぼちぼちと「作者の言葉」から読み進めてみます。 作者の言葉 まず「わが主人公」がアレクセイ・フョードロウィチ・カラマーゾフであり、そしてこの物語はその彼の「伝記」であることが示されます。彼が三人兄弟の末っ子であることは、私は予習して知っていま

  • ご案内

    『カラマーゾフの兄弟』~その粗筋とつぶやき  紆余曲折の検討の末に、今度はこれを読んでみることにしました。 以前、一度、ノートを取りながら読んだのですが、ストーリーからしてさっぱり読みとれず、自分などはこの作品に近づいてはいけないのだという気がして

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