トヨタはじめ日本車メーカーの業績が絶好調である。 テスラをはじめとするEVの成長を前提に、欧米は規制面ならびにメーカーの開発方針の足並み揃えて、ガソリン車からEVへの早期切り替えを図っていた。 しかしトヨタは、市場の車両を全面的にEVに切り替えたときの、発電所を含めたエネルギー全体の収支等を鑑み、当面内燃機関がなくなることはない、とのスタンスで、ハイブリッド車を始めとする高燃費な車を全方位的に有しつつ徐々に次世代車も市場投入していく戦略を取った。まさに王者の戦略である。 結果的にトヨタのこの読みが当たり、実態としてEVは期待ほどの急成長が見込めず、テスラの株価は伸び悩んでいる。 テスラの過去5…