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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

hokuto5819
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2019/08/31

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  • 野らぼー〜八重洲ランチグルメ

    日本橋でランチとなった。しかし、定期的に行っているクリニックの予約が12時半だったのてわ早めに出てくる麺類の店を探す。ただ、つい先日、『一心たすけ』『よもだそば』『やぶ久』の3軒とも行ったばかりのため、うどん屋を探してみる。全く気づいていなかったが、一心たすけの向かいにある新しいビル(八重洲ファーストフィナンシャルビル)の地下にうどん屋を発見。はなまるうどんよりは面白いと入店する。『野らボー』という面白い名前の店だが、食べログには大手町・八重洲界隈に数店舗あるようだ。普段は讃岐うどんより柔らかい博多うどんを好む私だが、メニューにある『イリコのかき揚げ』に興味を持ってすぐに入店。割安なランチもあるようだが、アツアツ(麺もツユも熱いの意)うどん並とイリコかき揚げ、海老入りちくわ天をトッピングする。(うどん70...野らぼー〜八重洲ランチグルメ

  • 【大109】大師橋駅〜天空橋駅 都県境を越える路線バス⑨

    『都県境を越える路線バス』第9弾、今回は神奈川県と東京都の都県境を越えるバスである。バスシリーズ㉛。今回乗車するのは川崎市にある京急大師線大師橋駅発、京急羽田線天空橋駅行きの【大109】系統である。京急川崎駅から大師線に乗車してとことこ、終点小島新田駅の1つ手前の大師橋駅で下車した。大師橋駅は1944年開業だが、開業時には産業道路駅という名称であり、まさに産業道路の手前に駅があった。(駅前の踏切)当時は踏切があり、電車が通るたびに道路が通行できず、渋滞の原因ともなっていた。このため、京急では産業道路駅を地下化、2020年3月に大師橋駅と名称も変更したものである。地上に出て、改札口を過ぎると産業道路を右に曲がると新たに作られたバスターミナルがある。ここからは【大01】浮島ターミナル、【大02】ENEOS株式...【大109】大師橋駅〜天空橋駅都県境を越える路線バス⑨

  • 紅菜館〜人形町ランチグルメ

    人形町の飲食店も代替わりが進み、昔からの町中華の店が減ってきてしまった。その中、典型的な町中華『紅菜館』に今日はお邪魔することにした。人形町駅を下車、金座通りと並行する一本奥の路地に店はある。名前は変わっているが、ごく普通の中華料理店で名物は玉子練り込み自家製麺とのこと。とにかくメニューが豊富でラーメンだけでもラーメン、塩ラーメン、ワンタンメン、もやしそば、札幌ラーメン、レバーそば、うまにソバ、五目そば、ちゃんぽん、肉ソバ、えびそば、かに玉そば、パーコーメン、ねぎそばと14種類もある。中華料理以外もカツ丼、たまご丼、ロースカツライス、焼肉ライス、スタミナ焼肉ライスなど豊富。つまみもかなり充実している。もちろんテレビが置いてあり、ニュースを見ながら食事ができるし、なぜか大きな鏡もある。昭和を堪能するには素晴...紅菜館〜人形町ランチグルメ

  • 関東三十六不動尊⑧〜目赤不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』⑧、目青不動・目白不動と巡ったが、今回は目赤不動尊にお参りする。東京メトロ南北線本駒込駅を降りてわずか1分でお寺の前に到着。第13番札所大聖山東朝院南谷寺は比叡山南谷出身の万行律師が江戸時代初期の元和年間(1615〜1624)に伊勢国赤目山で不動明王像を授けられた。この尊像を護持し、諸国を巡り、駒込村動坂に南谷寺を創建したものである。因みにこの不動尊(当時)の前の坂道が『不動坂』と呼ばれ、これが現在の動坂である。1628年3代将軍家光が鷹狩りに訪れた際にそれまで『赤目不動』と呼ばれていた当寺の本尊を目白不動・目黒不動同様に『目赤不動』と呼び、現在の土地を与え、大聖山東朝院と号するようになったのである。本駒込駅を降りるとあいにくの雨、北へ少し歩くと左側に文京区が建てた『旧駒込片町』の...関東三十六不動尊⑧〜目赤不動尊

  • 新八〜川崎ランチグルメ

    川崎駅から5分ほど歩くと川崎市役所がある。前の道路は横浜の日本大通りを思わせる広い通りである。この道はJR川崎駅から第一京浜まで伸びる幹線道路で車の通行量が多い。その川崎市役所向いあたりに立喰そばの店『新八』がある。(川崎市役所前から臨む)駅そばだが、京急川崎駅には京急のやっている『えきめんや』、JR川崎駅構内には『いろり庵きらく』、他にも富士そばやゆで太郎はある。ただ、地元の味ということになると川崎市役所前の『新八』さんということになる。川崎市役所から向かい側を見ると大きな看板が目に飛び込んでくる。店内は懐かしい雰囲気、メニューもかけそば350円、たぬきそば・ちくわ天そば400円、かき揚げそば・山菜そば450円の安さ。さらに丼セットはかつ丼・カレー丼・とろろ丼・肉丼・小エビ天丼とそば・うどんでなんと60...新八〜川崎ランチグルメ

  • 人形町さくら紀行2024

    水天宮前駅の出口を出ると大ぶりなソメイヨシノの木が人形町交差点まで続いている。普段の年は3月中旬には開花宣言となるのだが、3月中旬の長雨と気温の低下により、今年は少し遅くなった。毎日、定点で同じ木の開花を追ってみた。(3月28日)この日に靖国神社のソメイヨシノが開花したことで東京の開花宣言がなされたが、人形町のソメイヨシノはまだまだ。蘖の蕾もようやく緑色になったばかり。ただ、もう少し日当たりの良いものには開花しているものもある。(3月29日)こころもち蕾が大きくなった気がする。本体はまだ蕾も固い。(4月1日)週末を挟むうち、蘖の蕾はピンクになっていた。ただ、本体は変化なし。(4月2日)ついに本体も花びらが開き始め、1分咲きくらいは開花した。(4月4日)1日飛んでしまっているうちにもう5分咲きには到達した。...人形町さくら紀行2024

  • 『春の大山』を思い出し、応援するぞ〜阪神ファンの戯言

    3月29日に開幕したプロ野球も各チーム5カードずつを消化、それぞれのチームと1回ずつは当たったことになる。我が阪神タイガースは6勝8敗1分で勝率.429、順位は4位とあまり芳しくないスタートである。岡田監督とマスコミの間で『想定内』『想定外』でかなり揉めているらしいが、私にとってもこの成績は『想定内』だと思っている。例えば昨年の同時期の成績と比較しても開幕ダッシュはDeNA、広島と4連勝したが、エース青柳の調子が上がらず、7勝5敗1分(雨天中止が2試合)と勝率.583と大して変わりはない。また、それほど心配していないのは先発が早い回で降板したのが2試合しかなく、ローテーションも青柳→大竹→才木→村上→伊藤将→西勇と全く崩れていないことである。さらに8敗を分析しても投手が原因というより、点が取れない打線に問...『春の大山』を思い出し、応援するぞ〜阪神ファンの戯言

  • 曙橋付近の坂道③

    『東京の坂、日本の坂』その205。今回は曙橋付近の坂道を歩く。私が前回曙橋周辺の坂道を歩いたのが2015年1月、それから9年経ち、当時行かなかった坂道も含めて再度歩いてみることにした。都営新宿線曙橋駅を出ると目の前に靖国通り、陸橋があるがこれが曙橋で上を走るのが外苑東通りである。まずは曙橋の下を通り、右に曲がり、『合羽坂』交差点まで歩く。これを右に曲がると『津の守坂』という大きな標識がある。ここから長い坂が新宿通りまで続いている。名前の由来は案内板にもある通り『昔、坂上の西脇に松平摂津守の屋敷があったため、その名前を略して津の守坂と称した』である。坂の途中には新宿歴史博物館がある。坂を降りて靖国通りを渡り、左に登っていく坂道が『合羽坂』である。標識にあるのは『昔、この坂の東南に蓮池と称する大池あり。雨夜な...曙橋付近の坂道③

  • KOREAN IZAKAYAジャン〜日本橋ランチグルメ

    あまりランチで韓国料理を食べることは無いのだが、新年度に入り、COREDO室町のレストラン街は異常な混み具合。やまやが混んでいるのはわかるが、大箱のシェラスコの店にも列ができている。もちろん四川飯店などは待つための椅子も足りなくなっていて立って待つ状態。その中で空いている『コリアン居酒屋ジャン』に入店した。メニューはスンドゥブチゲやビビンバ(1300円〜1500円)と言ったメニューもあるが、サービスメニューとして『カルビクッパ』『スンドゥブ』980円がある。取り敢えず今回はこのカルビクッパをお願いしてみた。11時50分に入店したが、私と同じようにあんまりランチに韓国料理を食べる人がいないのか、あのモランボンがやっている店にも関わらず私の後も女性が1人入ったのみ、とにかく空いているのである。まずはサラダとカ...KOREANIZAKAYAジャン〜日本橋ランチグルメ

  • 都営大江戸線スタンプラリー⑧

    『鉄道シリーズ』その234。都営大江戸線スタンプラリー⑧。やってきたのが六か本木駅、この駅はスタンプラリーにとっては難関駅の一つである。というのもホームから地上に出るまで5分近くかかる日本最深の地点は地下42.3mにも及ぶ。この間、エスカレーター6本を乗り継ぐ必要があり、もちろん日本で最も深い駅になる。駅から地上に出ると六本木ヒルズ、森タワーやグランドハイアットの高いビルが林立しているのである。スタンプは『六本木ヒルズ』である。同様に東京メトロ日比谷線のスタンプは『六本木交差点』が描かれている。お隣は『青山一丁目駅』である。以前に銀座線のブログにも書いたが、青山一丁目という駅名は実に不思議なものである。銀座線の駅が開設されたのは1938年のこと、当時は東京高速鉄道であったのだが、開設された当時の地名は『青...都営大江戸線スタンプラリー⑧

  • 味世〜石神井ランチグルメ

    以前にもこのブログに書いたのだが、『台湾ラーメンはどこの名物でしょうか?』。これは勝浦担々麺と同じで日本の名古屋名物である。名古屋市に行くと色々な店で食べることもできるし、発祥の店と言われる『味仙』である。では東京で食べられるお店はと聞かれると『味仙』の支店は神田と新橋にあるが、他の店では中々本物にお目にかかれないのである。しかし、西武池袋線石神井公園駅から徒歩3分のところにある『味世』でも食べることができる。名前も似ていることから聞いてみると若いご主人は名古屋にある味仙で修行した料理人で独立して店を開店したのである。店はビル地下にある食堂街入口左側にあり、10人程度しかお客様は入ることができない。まずは店に入ってすぐ右側にある券売機で食券を購入するシステムになっている。私は『台湾ラーメン』を注文しようと...味世〜石神井ランチグルメ

  • 麻布十番付近の坂道⑥〜きみちゃん像

    『東京の坂、日本の坂』その204。麻布十番付近の坂⑥、一本松坂の麓に立って気がついた。今まで上ってきたのが大黒坂、この頂上にたち振り返ると五叉路となっていて今まで登ったのが『大黒坂』(青方向)、隣が『暗闇坂』(緑方向)、『狸坂』(黄色方向)、『一本松坂』(赤方向)と全て名前のついた坂道となっている。赤方向に進むと急な下り坂となり、この坂が『狸坂』。由来は説明板によると『人をばかす狸が出没した』とのこと。旭坂の別名もある。この付近には中々素敵な洋館がある。うち一軒のステンドグラスを思わず眺めてしまった。再び戻って緑方向に進むと左に弧を描く急坂となるが、これが『暗闇坂』である。坂を下って行くと右側にオーストリア大使館が現れ、この辺りから坂はまっすぐとなる。樹木が暗いほど生い茂った坂であったためついた名前のよう...麻布十番付近の坂道⑥〜きみちゃん像

  • 秀峰〜日本橋ランチグルメ

    最近、ランチでよく魚を食べに行く。これは昼メシをMさんとよく行くようになったことも一因だが、やはり私自身も歳を重ねて、トンカツ・カレー・唐揚げばかりでは辛くなってきたことが多い。先日、前を通過した和食の店に行ってみる。もう日本橋や人形町でランチを11年も食べているが、行ったことのない店もまだまだある。『秀峰』さんもそんな1軒である。新めの暖簾をくぐり、店内に入るとカウンターのみ、横には3人、縦には10名程度入ることができる。最近、ランチでよく魚を食べに行く。これは昼メシをMさんとよく行くようになったことも一因だが、やはり私自身も歳を重ねて、トンカツ・カレー・唐揚げばかりでは辛くなってきたことが多い。先日、前を通過した和食の店に行ってみる。もう日本橋や人形町でランチを11年も食べているが、行ったことのない店...秀峰〜日本橋ランチグルメ

  • 関東三十六不動尊巡り⑦〜神木不動尊

    関東三十六不動尊巡り⑦、今回は第6番神木(しぼく)不動尊、正式名称・神木山等覺院にお参りする。今まで回った6ヶ所の霊場はいずれも東京都内にあったが、36ヶ所の内訳は東京19、神奈川7、埼玉5、千葉5となっている。神木不動尊は川崎市宮前区にある。アクセスは東急田園都市線溝の口駅・JR横浜線武蔵溝の口駅や小田急線登戸駅・向ヶ丘遊園駅からバスに乗って行くのだが、バス便は意外に多く、困ることはない。ただ、神木本町バス停からは少し歩くので神木不動前バス停からの方が分かりやすい。ただ、お寺は道路を渡り、3分ほど細い道をぐねぐねと曲がりながら歩くと急に歴史を感じる仁王門かが見えてくる。明治15年に造られた堂々した門で左右に仁王像が祀られている。門を入ると目の前の斜面にツツジが植えられていて、その間に不動明王像が配されて...関東三十六不動尊巡り⑦〜神木不動尊

  • 『まつや』で1人呑み

    吉祥寺東急百貨店には神田まつやの唯一の支店がある。神田まつやといえば1884年創業の蕎麦の老舗であり、池波正太郎が贔屓にした店としても知られている。また、その本店は1925年に建築された木造2階建の建物で東京都の歴史的建造物に指定されている。今の当主である四代目小高孝之が長く任されていたのが吉祥寺の店である。店はレストランフロアの真ん中にあり、入ると中々趣がある。中で働いている女性もベテランが揃っていて気がきくため。気持ちのいい。まずは小瓶のビールと焼き鳥(たれ)、わさび芋を注文。すると冷えたビールと共にお通しの蕎麦味噌、わさび芋も登場。まずはビールを一口、暖かくなるとビールが美味くなるが嬉しい。蕎麦味噌は練り上げた舐め味噌に炒った蕎麦ゴメが入っていて食感がいい。これをちびちび舐めながらビールを飲む。わさ...『まつや』で1人呑み

  • 都営地下鉄大江戸線スタンプラリー⑦

    『鉄道シリーズ』その233。都営大江戸線スタンプラリー⑦。大門駅はJR浜松町駅と隣接していて副駅名に浜松町となっている。(同様な例は東京メトロ千代田線明治神宮前駅とJR原宿駅)駅名は駅近くにある増上寺の芝大門に由来している。1964年に都営浅草線(当時の1号線)が開通した際につけられた名前ではあるが、大江戸線は浜松町駅により近いため仮称の段階では浜松町駅だった。しかし、同じ都営地下鉄で違う名前にする訳にもいかず、大門駅を名乗っている。スタンプのデザインは『芝大神宮』を浅草線が使っているの対してより海に近い大江戸線は『芝離宮庭園、竹芝桟橋』がえがかれている。(芝離宮庭園)赤羽橋駅のスタンプには『芝公園で咲く花、東京タワー』が描かれている。東京で赤羽といえば北区赤羽を指すことが多いが、駅に近い古川は江戸時代に...都営地下鉄大江戸線スタンプラリー⑦

  • 三度〜新川グルメ

    中央区新川と言われてもあまりピンとこないかもしれないが、永代橋と八丁堀、茅場町などに囲まれたエリアというと想像がつく。今日の飲み屋さんはこの新川にあるのだが、私の勤務する人形町からはコミニュティバス(江戸バス北回り線)の新川2丁目までバスに乗り、3分ほど歩くと目的地には到着。店のお名前は『三度』という。店内に入ると10人くらいの団体が2組、あとはカウンターで女性5人組、我々3人、あと3席という感じでコーナーに陣取る。期末打ち上げなのか、店は大入満員であった。この店の名物は少しずつつまみを盛った盛り合わせ、刺身などでカニクリームコロッケも美味いと聞いたのでこれを全て注文した。まずは生ビールで乾杯、急に暑くなりビールが美味い。お通しは白和え、さっぱりとスタート。カニクリームコロッケ登場。タルタルソースが添えて...三度〜新川グルメ

  • 麻布十番付近の坂⑤

    『東京の坂、日本の坂』その203。麻布十番付近の坂⑤、あひる坂を下ると向かい側に再び上り坂が現れる。この坂道が『七面坂』、こちらはかなり急な上り坂である。名前の由来は説明板によると『かつて東側にあった本善寺(戦後五反田に移転)に七面大明神の木像が安置されていたことからこの名前がついた』とある。七面坂を上り切ると突き当たり、これを右手に曲がると再び坂になるが、この坂道が『大黒坂』である。大黒坂の由来は坂の北側に大法寺があり、この寺に大黒天が祀られていることからこの名前となった。もう少し歩くと坂の中腹に塀が黒く塗られてかいる大法寺が現れる。港区七福神の一つでもあり、参詣する人が多い。私の後ろを歩いていた外国人のお母さんが子供を連れて門を潜っていった。坂の頂上左手に大きな松の木が見えてきたが、そこから緩く上るの...麻布十番付近の坂⑤

  • 一心たすけ〜日本橋ランチメニュー

    日本橋にはよく行くが現在ビルの新築ラッシュ、日本橋(橋)の隣にある旧野村證券本社と周辺は三井不動産が52階の再開発ビルを中心としたオフィス、ホテル、居住で構成されたビル群が建設中。旧安田信託銀行と東京ガスの跡はビルを取り壊し中、東京駅前にはTolyoTorchという日本一のビルを三菱地所が建設中と一気に風景が変わって行く。そんな姿を見ながら、久しぶりに立ち食い蕎麦を食べに行く。三軒の蕎麦屋が並ぶ。手前から一心たすけ、よもだそば、やぶ久なのだが、一心たすけは立ち食いだが、席があり、蕎麦は茹でたて、天ぷらは揚げたてが売り。よもだそばも蕎麦は茹でたて、天ぷらも揚げたてに加え、インドカレーが本当に本格的でうまい、しかし、本当の立ち食い。やぶ久は座って食べる普通のお蕎麦屋さんだが、とにかくカレーそばを頼む比率の高い...一心たすけ〜日本橋ランチメニュー

  • 久我山歳時記㊲〜『清明』を迎え、一気に春

    『久我山歳時記』㊲。4月4日は二十四節気の5番目、清明にあたる。春の彼岸である春分から2週間。しかし、今年は春分から寒の戻りがあり、ソメイヨシノの開花宣言が当初の3月23日からどんどんずれて3月29日(東京)となった。ただ、そこから急激に気温が上がり、3月31日には28℃にもなる。やはり、四季のニ季化が止められないようである。清明は『万物が清々しく明るく美しい頃』と言われて、中国では清明節と言って先祖の墓に参り、草むしりをして墓を掃除する日と決まっている。自分の親の墓は京都にあり、なかなか行けないが、妻の両親の墓は近くにあることからまさにお彼岸に掃除をしてきたところである。(蘖のソメイヨシノ)久我山は都心部に比べて平均気温が2、3℃低いことからまだソメイヨシノの開花とは行かないが、色々の花が開花を始めてい...久我山歳時記㊲〜『清明』を迎え、一気に春

  • 魚や(さかなや)〜人形町ランチグルメ

    週末が近づくとだんだん疲れが溜まってきて、ついついあっさりとしたランチになる傾向がある。いつもランチは1人だが、今日は先輩のMさんとのランチ、思い切って魚を喰わせる店に向かった。店の名前は『魚や』、渋い看板が目印。一階は右手の入口から入り、カウンターに座ることになる。グループは2階、この場合は入口で注文して2階に向かう。こちらはテーブル席もある。今回は早かったので1階もがらがら、カウンターに座る。入口にランチメニューの写真もあるが、一番人気は『魚づくし定食』(1000円)、これは焼き物(鮭)、揚げ物(アジフライ)、煮魚(サバ味噌煮)、刺身盛り合わせ、味噌汁、ごはんとこの店で食べられる料理が少しずつ載っている。他には『刺身盛り合わせ定食』『マグロ中落ち定食』『サバ味噌煮定食』『ほっけ焼き定食』『海鮮丼定食』...魚や(さかなや)〜人形町ランチグルメ

  • 都営大江戸線スタンプラリー⑥

    『鉄道シリーズ』その232。都営大江戸線スタンプラリー⑥。勝どき駅は勝鬨橋と晴海トリトンのほぼ中間、清澄通りと晴海通りの交差点地下あたりにある。勝鬨橋とはかなり勇壮な名前であるが、実は日露戦争旅順陥落を記念して築地と月島の間に開設されたのが『勝鬨の渡し』である。(晴海トリトンからの眺め)当時は交通量も増えたが、一方で隅田川を通過する船舶も多く、可動橋の建築が1933年に始まった。完成は1940年であるが、橋の上には都電も通っていた。しかし、戦後は晴海通りの交通量がさらに増えたこともあり、1970年11月29日を最後に橋の開閉は行われていない。勝鬨橋の『閧』は当用漢字にないため、住居表示が行われた際に『どき』として表示した。駅名もこれに倣ってのものである。スタンプは勝鬨橋と晴海トリトンが描かれている。晴海ト...都営大江戸線スタンプラリー⑥

  • 百万石〜柳橋ランチグルメ

    浅草橋駅近くでランチタイム、特に店を想定していなかったため、ウロウロ。柳橋近くの佃煮屋さんに買い物をしようと駅前の信号を反対側に向かう。あまり来たことがない場所をウロウロ、釜飯屋やラーメン屋などが並んでいる中、クラシカルで間口の広いトンカツ屋さんを発見、お店に入る。中は4人席が2つ、あとはカウンター、私はカウンターの真ん中に座った。ご主人はこの道50年と言った小柄なおじいさん、お茶を入れてくれたのは奥様のようである。メニューをみるととんかつ定食、盛り合わせ定食(ヒレカツ、魚フライ、メンチカツ)、プルプル定食(豚生姜焼き風)、魚フライ定食、小海老フライ定食などが900円、ハンバーグ定食、かつ重定食が850円とリーズナブルである。今日はカツ重にしてみた。お店の奥を見ると中庭があり、石を組んだ枯山水造りとなり、...百万石〜柳橋ランチグルメ

  • 関東三十六不動尊巡り⑥〜目白不動尊

    関東三十六不動尊巡り⑥、今回は第14番札所目白不動尊をお参りした。目白不動尊の正式名称は神霊山慈眼寺金乗院で真言宗豊山派のお寺である。実は私の義両親の墓があるお寺からほど近く、お彼岸に墓参りをした後、伺った。目白不動尊と言えば江戸五不動(目黒、目白、目青、目黄、目赤)の一つである由緒あるお寺であるのだが、元々この不動尊像はこの寺にあった訳ではない。二代将軍秀忠の命により奈良の長谷寺の本尊と十一面観世音像を関口台(文京区関口)に新長谷寺を建立。さらに三代将軍家光は当山の本尊断臀不動明王に目白の名を送り、五色不動の一つとした。このため、関口周辺を『目白台』と呼ぶようになった。しかし、太平洋戦争で全焼、この金乗院に遷座することとなったのである。断臀不動明王像は弘法大師作と伝わりられ、かつては50年に一度開帳され...関東三十六不動尊巡り⑥〜目白不動尊

  • キッチンサウザ〜人形町ランチグルメ

    人形町にはかつて色街であった名残なのか洋食店が多い。名店といえば『芳味亭』『そよいち』、明治創業の老舗は『小春軒』『来福亭』『日勝亭』など数多くある。しかし、庶民的といえば本日お邪魔した『キッチンサウザ』を私は挙げる。この店に入るとかつて東京の学生街に数多くあった『キッチンジロー』を彷彿させるが、実はこの店も元はキッチンジローであった。しかし、キッチンジローは2020年に15店舗のうち13店舗を閉鎖、今東京には九段下1店舗のみ(もう1店は大阪・中之島)しかない。今もランチメニューにはハンバーグとメンチカツを中心に①ハンバーグとミルクコロッケ(これはキッチンジローからの伝統でクリームコロッケのことを指す)、②ハンバーグとスタミナ焼、③メンチカツとカラアゲ、④メンチカツとスタミナ焼、⑤カラアゲと魚フライの5つ...キッチンサウザ〜人形町ランチグルメ

  • 『ワクワク』『はらはら』の狭間で〜阪神ファンの戯言

    阪神ファンは小心者が多い。これは特に関西人が気が小さいからではない。私がタイガースを応援し始めて60年近くなるが、裏切られた記憶はあるが、安心して応援できたためしはない。私が気にしているのは『阪神は優勝の翌年はスタートで躓く』ということである。しかし、新聞各社の順位予想では阪神が優勝の声が高い、こんな年が一番怖いのである。今から38年前、1986年。前年は2リーグ制になって初めて日本一になった1985年の翌年、当時の阪神タイガースは投手力というより、打撃力が売りのチームであった。前年日本一を受けて満を持してのシーズンであったが、①センバツがあるため、アウェイ開催、川崎球場で大洋(現、DeNA)と対戦、しかし3連敗してしまう。②主力の掛布が4月20日に死球で右手首を骨折、前半戦を棒に振る、③前年にストッパー...『ワクワク』『はらはら』の狭間で〜阪神ファンの戯言

  • 最新式がいいのだろうか〜立喰うどんの一考察

    立喰そばのヘビーユーザーではあるが、JR系の『いろり庵きらく』の進化には驚かされる。りんかい線国際展示場駅にあるお店に11時頃入ろうとした。当然、外には券売機があり、タッチパネルで食券を買う。JRダイナー傘下の店なのでPASMOやSuicaも使うことができる。今日はうどんでも食べようと『たぬきうどん』のボタンを押すと食券が発券され、番号が付いている。店に入ると『空いた席にお座りいただき、お待ちください』と従業員の方に言われ、お冷を汲んで席で待つ。すると上の方に設置されているモニターに番号が出て、同時に従業員の人が番号を呼ぶ。カウンターに行くとたぬきうどんと振りネギが用意されていてこれを取り席に着く。食券は入れ物があり、これに入れる。この間、一言も言わない。今、小諸そばでも富士そばでもおばちゃんに食券を渡し...最新式がいいのだろうか〜立喰うどんの一考察

  • 麻布十番付近の坂道④

    『東京の坂、日本の坂』その202。麻布十番付近の坂④。くの字に曲がった潮見坂を降り切り、次の道を左に曲がると目の前に坂道が現れる。これが『於多福坂』、面白い名前で初めはきつい上り坂、これが一旦緩くなり、再び先に行くときつい上り坂となる。これが於多福のお面のようだからと付けられた名前とのこと。於多福のお面が急角度の上り、緩斜面、また急角度のの上りがどこを指すのかはあまりうまく想像できないが、参考までに図を描いて考えてみた。坂の上まで上り右に曲がる。高速道路の並行してある坂が『永坂』。更科そばで有名な永坂更科の工場がある。麻布通りからそのままっすぐに麻布台に向かって坂は伸びる。名前の由来は案内板によると『麻布台から麻布十番に下る長い坂だったために(この名前が)ついたと言われている。長坂氏がそばに住んでいたと...麻布十番付近の坂道④

  • 春だ!春盛りそばだ!〜小諸そばの楽しみ方

    いよいよ立春、今年も小諸そばの春盛り蕎麦の季節がやってきた。立喰そばの中では小諸そばは季節によって趣向を凝らしたメニューを提供してくれるが、この春盛りそばはいつも楽しみにしている。昨年は確か『桜エビと白魚のかき揚げ、筍の天ぷら』があしらわれたメニューだったが、今年は『さくらマスの天ぷら、桜エビのかき揚げ、筍の天ぷら、菜の花』と少しバージョンアップ(とはいえ昨年に比べてかき揚げが小さくなってはいるが)している。まずは天ざる仕様の春盛り天せいろ(590円+1.5人前のそば50円)から頂く。ただ、残念ながら値段も560円(普通盛り)から30円値上がりはしている。せいろに蕎麦の大盛り、天ぷらの皿、ツユがお盆に乗って出てくる。天ぷらが3つものり、ちゃんと大根おろしも添えてある。ツユにわさびとネギを入れ、蕎麦から頂く...春だ!春盛りそばだ!〜小諸そばの楽しみ方

  • 都営大江戸線スタンプラリー⑤

    『鉄道シリーズ』その231。都営大江戸線スタンプラリー⑤。清澄白河駅は東京メトロ半蔵門線との乗り換え駅。陸上に上がるとすぐ前に清澄庭園があるが、これと東京現代美術館がスタンプに描かれている。東京メトロのスタンプもやはり清澄庭園である。門前仲町駅は東京メトロ東西線との乗り換え駅である。今年の東京マラソンでは折り返し地点にもなり、富岡八幡宮の門前町である。スタンプの意匠は富岡八幡宮とその境内にある伊能忠敬像である。伊能忠敬はこの近くに住居があり、また、測量に全国を歩くにあたり、必ず富岡八幡宮にお参りを欠かさなかったことから測量を始めて200年目の平成13年に境内の鳥居近くに像が建てられた。一方、東京メトロのスタンプは深川不動堂、関東三十六不動尊の一つにも数えられる。深川不動堂は成田山東京別院の位置付けにあるが...都営大江戸線スタンプラリー⑤

  • 吉そば〜日本橋ランチグルメ

    立喰そばのチェーンと言えばやはり『富士そば』『小諸そば』『嵯峨谷』が大手、店数を大幅に減らした『梅もと』『六文そば』、どうもなくなってしまった『岩本Q』など色々ある。その中で東京の中心部を歩いているとよくあるのが『吉そば』。店舗は銀座本店以下、赤坂、渋谷、西新橋、四谷、中目黒、日本橋など全部で11店舗ある。HPを見ると創業124年とか、歴史もあり、無化調を守るお店である。昼食を食べ損ねて14時半頃、日本橋室町を歩いていたら縦長の大きな吉そばの看板を発見、店内に入る。先客は1人いたが、すぐに退店、私1人になった。入口すぐのところに向かう合わせで置いてある券売機で『かき揚げそば』(520円)のボタンを押して、食券をカウンターに出す。おじさんに『温かいそばでいい』と聞かれ、『お願いします』と返答する。最近は湯切...吉そば〜日本橋ランチグルメ

  • 関東三十六不動巡り⑤〜宝仙寺

    関東三十六不動尊巡り⑤、今回は15番札所宝仙寺に伺った。正式には『真言宗豊山派明王山宝仙寺』、東京メトロ丸の内線中野坂上駅で下車をし、青梅街道を荻窪方面に5分ほど歩くと宝仙寺の信号が出てくる。これを渡ると山門前に到着する。宝仙寺の由来は平安後期に源義家により創建された。義家は後三年の役で奥州を平定、帰途に陣中で護持していた不動明王像を安置するために建立をしたものである。境内の入口には山門、仁王像が2体納められ、睨みを効かせている。境内に入ると石碑があり、『中野町役場跡』とある。ここに明治28年から昭和初期まで区役所があった。すぐ目の前には三重塔、もとは寛永年間に今の第十中学の校庭に高さ24mの塔があり、江戸時代には名所であった。しかし、昭和20年の空襲で焼失、その後平成4年に法起寺三重塔を模した塔が再興さ...関東三十六不動巡り⑤〜宝仙寺

  • 豊樹〜人形町ランチグルメ

    人形町のランチの店はかなり行き尽くしたと思っているが、やはり入ったことのない店もまだまだ沢山ある。本日お邪魔した『豊樹』もそんな店の一つ。以前ブログにも書いたが、ラーメン店が3軒並ぶ中の一軒。一番人形町駅寄りにある『柊』はここ3年ほどで店名は2回替わり、真ん中の店『桂園』はコロナ禍により閉店、実は『豊樹』は言わば勝ち組なのである。店の前には赤い提灯が一つ、メニューも大きく張り出し、明朗会計の店でしかも殆どがラーメンメニュー、サイドオーダーには餃子などもあるが、あくまでラーメンを注文したお客さん用である。ラーメンと言っても味噌・醤油・塩の3種類に加え、担々麺、つけ麺、トンコツラーメン、油そばと何でもあるし、トッピングも辛ネギ、チャーシュー、メンマ、味玉など沢山揃えている。ランチは半餃子(3個)付きが200円...豊樹〜人形町ランチグルメ

  • 麻布十番付近の坂道③

    『東京の坂、日本の坂』その201。麻布十番付近の坂③。今回は麻布十番付近の坂道を歩くことにした。麻布十番の坂道を歩くのは2015年以来9年ぶりである。今回初めて歩く坂道も多く、前回に引き続きということもあり、③とした。都営大江戸線麻布十番駅を降りて7番出口を目指す。東洋英和女学院が近くにあるためか、可愛らしい制服の子供たちが反対側から歩いてくる。出口を出てすぐ右側に『麻布十番稲荷神社』を発見。都会の神社にありがちなすぐ前に聳えるように本殿が立ち、急な階段を上ることになる。その前に階段右側には大きな蛙の石像。この大きな蛙の像には『江戸時代文政4年(1821年)に大火があり、この周辺は焼けてしまったのだが、備中成羽の領主山崎主税助の邸のみ類焼を免れた。これは邸の池に棲む大きな蛙が水を吹きかけて猛火を退けた』と...麻布十番付近の坂道③

  • ふじの家〜神田ランチグルメ

    普段歩いている道に沿ったビルの地下1階に蕎麦屋さんがあるのに急に気づいた。昭和通りという道幅の広い道路を神田方面にあるいていたら普通の雑居ビルに『そばふじのや』という飾り気のない行燈を発見。怖いもの見たさまでは行かないが、ついつい立ち寄ってしまう。1階にショーケースが置いてあり、値段はごく一般的、どちらかというと安い部類なのである。推しは『かき揚げ丼セット・丼+きつねそば』『カレーセット・カレーライス+たぬきそば』あたりのようだ。地下に降りる階段が螺旋状になり、2階分を降りると殺風景な入口。中に入るとL字型をしたお店で奥は左側に折れて席が配置されている。先客は2組3人、昼時の割にはがらんとしている。席に座り、メニューをしっかり見ると、先ほどの丼+きつねそばがBセット(900円)、カレーライスセット(900...ふじの家〜神田ランチグルメ

  • 宿33 永福町行京王バスに乗って

    『バスシリーズ』㉛、久しぶりに路線バスに乗ってみた。とはいえちゃんと始発から終点まで乗った訳ではなく、途中区間の新宿住友ビル〜西永福のみである。最近のネットニュースを見ていると路線バスの廃止の話題が多く、運転手不足は益々拍車がかかっているらしい。『新宿住友ビル』バス停は京王バスが停車、系統は永福町(宿33)、佼成会聖堂前(宿32)、渋谷駅(宿51、050)、佼成病院(宿35)の5系統がある。私が乗る予定の永福町行きは出たばかりのため、しばらく待つことにした。まずは渋谷駅行、続いて佼成会聖堂前行がやってきた。永福町行は1時間に6〜7本あるから10分も待てば来るはずなのだが、1628発のバスは4分ほど遅れで到着する。乗車すると7割程度の乗車率である。路線バスは優先席比率が高いため、若い人は席が空いていても中々...宿33永福町行京王バスに乗って

  • La Bar a Vin 52 〜渋谷グルメ

    どうも横文字の名前の店は覚えられない。特にイタリアンやスパニッシュの店は苦手である。昔の仲間5人が久しぶりに集まることになり、渋谷か新宿と言われた。わかりやすい店と言われても新宿も渋谷もあまり駅に近い店はよく知らない。そこで先日お取引先にご馳走になった店を思い出し、比較的わかりやすい場所だったこともあり、予約してみた。店の名前は『ル・バーラヴァンサンカンドゥアザブトウキョウ』という。こちらは高級食品スーパー『成城石井』が経営しており、井の頭線のホームの上にある食堂街にある。成城石井の食品の販売も店内でやっていて利用者も多いようだ。ところが時間になってもやってきたのは私を含め2名、何とか15分遅れで開始できたのだが、やはり渋谷駅の変化に付いてこれない人ばかりであった。飲み放題付きなので生ビールで乾杯。まずは...LaBaraVin52〜渋谷グルメ

  • 都営大江戸線スタンプラリー④

    『鉄道シリーズ』その230。都営大江戸線スタンプラリー④、蔵前駅は都営大江戸線と浅草線の乗換駅ではあるが、少し離れていることもあり、地下の通路では乗換ができない。都営浅草線から乗り換えるために地上に一旦出てしばらく厩橋方向に歩くと駅の入口が出てくる。通りの反対側には以前から気になる本屋さんがある。なぜ気になるのかは写メを見ればひと目でわかるが、大きなビルに挟まれて間違いなく傾いているが、少なくとも5年はこのまま。見ている方が危なくなってしまいそうでつい足が止まる。ところで都営大江戸線のスタンプは『厩橋と花火』、立派な鉄橋はわざわざ見に行く価値がある。厩橋浅草線は『蔵前国技館と蔵前橋』である。両国駅のスタンプは『東京都江戸東京博物館と大相撲の幟、力士像』である。駅周辺には日大一高、徳川家康像、復興記念館、安...都営大江戸線スタンプラリー④

  • 東京トンテキ〜秋葉原ランチグルメ

    『とんてき』の名前を初めて知ったのは上野だったか、御徒町だったか、確かここにあった『たいまる』という店だったと思う。たいまるは古くからある洋食屋さんでとんてき以外にもトンカツやハンバーグなどのメニューもあったが、看板メニューはトンカツととんてきだった。先日、浅草橋の『グラシア』という店の四日市トンテキを頂いてからすっかりその魅力に取り憑かれ、今回は『東京トンテキ』というお店に行ってみた。かつては渋谷や町田など数店あったようだが、今は秋葉原店一軒のみ。場所はヨドバシ秋葉原店の8階にある。8階に上がると30店舗もあり、ペッパーランチ、勝牛、但馬屋、火の玉などガッツリ系の店がひしめく中、東京トンテキはある。店に入ると結構広い店だが2名の店員さんで全てを取り仕切り、1人が料理、もう1人はフロアと大忙し。メニューを...東京トンテキ〜秋葉原ランチグルメ

  • 関東三十六不動巡り④〜不動院

    関東三十六不動尊巡り④、今回は第22番札所不動院に伺った。蔵前でラーメンを食べた後10分少しを歩いて到着。表通りから一本入った静かなところにある。山門をくぐると3階建のコンクリート製の本堂の入口がある。階段を上がり、ガラス戸のそばまで行くと中から御住職がお見えになり、戸を開け中に入れてもらう。玄関前には少し時代がかったお雛様の7段飾り、『まだ飾られているのですか』と私が尋ねると『なかなか片付けようと思ってもついつい決心がつかなくて』、何処も同じである。当院は真言宗智山派のお寺で本山は京都智積院とか、まずは3階の本堂まで上がり、お参りをする。奈良時代の良弁作と伝わる不動明王像、これには長年の願いであった母との再会を果たしたのち、このような母子別離の悲しみが世の中からなくなればという思いをこの木像に謹刻したと...関東三十六不動巡り④〜不動院

  • ジョウモン〜渋谷グルメ

    博多名物のレタス巻が名物の『ジョウモン』という店に行った。ところでこの店の名前だが、漢字で書くと『縄文』『城門』『定紋』ではなく、『上物』。つまり通常より優れたものという言い方で博多では高い服地のスーツを着ていると、『その服ジョウモンと違いますの?』などと使うこのジョウモンのことである。渋谷駅を降りて道玄坂をえっちら上がり、百軒店(ひゃっけんだな)の方に曲がり、次を左に行ったあたりにある。一階はムルギーという老舗カレー店だが、夜は営業していないので真っ暗。よく壁を見て、最初の写メが付いた戸を開けて階段を登る。ここが、結構難しい。店内は2階がオープンキッチンとなっていて周囲には焼酎の樽が並んでいる。今回は4人で伺ったため、3階に行く。席に座るとキャベツに酸っぱいポン酢(?)がかかった大皿。これは博多の定番で...ジョウモン〜渋谷グルメ

  • 都営大江戸線スタンプラリー②

    『鉄道シリーズ』その229。都営大江戸線スタンプラリー②、春日駅の次は本郷三丁目駅。実は春日駅と後楽園駅はほぼ同じところにあるため、実は丸の内線後楽園駅〜本郷三丁目駅と大江戸線春日駅〜本郷三丁目駅はほぼ並行している。丸の内線後楽園駅は地上駅のため、しばらくは高架を走り途中から地下に潜り、春日通りあたりの地下を走る。(赤が丸の内線、青が大江戸線)大江戸線の方は文京区役所の地下に駅があり、こちらも春日通りの地下を走る。表からは見えない並行路線である。本郷三丁目駅のスタンプには『東大赤門、安田講堂、樋口一葉旧宅跡の井戸』が描かれている。一方、東京メトロ丸の内線のスタンプは『東大赤門』のみといたってシンプルである。さらに近くにある東京メトロ南北線の東大前駅のスタンプは以前は赤門であったが、本郷三丁目駅と被るからか...都営大江戸線スタンプラリー②

  • 割烹多賀山の幕の内弁当を頂く

    以前にお邪魔した割烹の多賀山さんにランチの幕の内弁当を頂きに伺った。実はこの店の幕の内弁当は人気で数量限定のため、早く行く。店に到着したのが11時半、外には列は無かったが、1階は満員。2階に案内され、4人席に座る。フロア担当のおばさんは1階と兼務のため、しばし無人のテーブルで待つ。暖房もちゃんと効いていて快適である。おばさんはメニューの書いた板を持って2階に来てくれるが、ここで『幕の内弁当2つあります』と尋ねると『大丈夫です』と言われ、ホッとする。熱いお茶を飲みながら待つ。5分ほど経つと幕の内弁当が到着。もちろん、味噌汁付。味噌汁の具は油揚げ、一口飲むがやはり出汁が違う。おかずは主に3つのパートに分かれていて『野菜の炊き合わせ』にはにんじん、里芋、筍、がんもどき。いずれも優しい味付けにホッとする。さらに白...割烹多賀山の幕の内弁当を頂く

  • 久我山歳時記㊱〜啓蟄も過ぎ

    久我山歳時記㊱、季節は進み、『啓蟄』を迎えた。ただ、このところ寒さが戻る日も多く3月8日には南岸低気圧の接近もあり、東京の朝は雪模様。季節外れの雪と思ったが、午後には晴れ間も出た。しかし、9日は最高気温が15℃にもなり、やはり春到来は間違いない。啓蟄は二十四節気の中で土の中で冬籠りをしていた生き物が目覚める候のこと。今年は3月5日であった。歳時記には柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くと書いてある。そのような季節を確かめるために久我山を再び歩いてみた。この頃のいつものコースは久我山〜富士見ヶ丘の井の頭線車両区付近、神田川を眺めると大きな鯉の姿があちらこちら。まだ、水草も少なく、鯉の姿が上からもはっきりも見える。そのまましばらく歩くと緋寒桜やサトザクラが花をつけ、ソメイヨシノが追いかけてくるのを待っている...久我山歳時記㊱〜啓蟄も過ぎ

  • 元楽 蔵前総本店〜蔵前ランチグルメ

    都営浅草線の駅に『元楽』というラーメン店の広告があるのを見たことがあるかも知れない。その本店は蔵前、支店は銀座と新橋にある。なるほどこれを結ぶと都営浅草線となるのである。蔵前にある総本店に行ってみた。大通りから一本中に入った角にお店はある。外観からも懐かしい中華屋さんという雰囲気が漂っている。このお店のラーメンは大きく分けて2種類、醤油味のコッテリ系が『元ラーメン』、塩味のさっぱり系が『楽ラーメン』で併せて名物の豚めしの小サイズ(こぶためし)を付けて1050円のセットもある。迷わず『楽ラーメン+こぶためし』の食券を購入、フロアの女性に渡す。すると『背脂は普通でいいですか』と聞かれ、普通でお願いする。まだ少し早い(11時45分)のため、空き席も目立つ。全てがカウンター席で厨房の周りと窓側に27席ある。因みに...元楽蔵前総本店〜蔵前ランチグルメ

  • 目青不動尊(教學院)

    関東三十六不動巡り③、3番目に伺ったのは第16番札所の教学院である。正式名称は『竹園山最勝寺教學院』、通称『目青不動』とよばれている。江戸五不動は東西南北中央の5つの方角を指していて、目黒、目白、目青、目黄、目赤。ただ、目黄が2つあるため、6寺となっている。目青不動は世田谷区太子堂、東急世田谷線(玉電)の終点三軒茶屋電停を降りて進行方向とは逆に少し歩くと線路沿いに山門が現れる。教學院の創建は1311年で当初江戸城紅葉山にあった。ご本尊は阿弥陀如来で太田道灌がこれを麹町に移し、さらに赤坂、青山などを転々とした。江戸時代には寛永寺の末寺となったが、1909年に現在の地に移転した。目青不動は正善寺(麻布谷町)の本尊であったが、同寺が廃寺となり、教學院に移されたものである。目青不動尊は慈覚大師円仁作の像であるが、...目青不動尊(教學院)

  • 六文そばのコスパの凄さ〜人形町ランチグルメ

    昼休みを使っていつものクリニックで診察、ランチは調剤薬局で薬ができる待ち時間にということになった。12時20分とピークだったが、近いこともあり、『六文そば』を覗くと幸いに席が1つ空いていた。席に座り、『ごぼう天そば』(280円)をお願いする。ご主人は慣れた手つきで蕎麦玉を湯に放り込み、温めて、こちらも温めた丼に入れ、ごぼう天とネギを載せ、ツユを張って出してくれる。目の前は天ぷらの入ったカウンター、その下からお金を渡す。ものの30秒ほどで『今日のランチ』は到着。七味唐辛子を振り、割り箸を割って食べ始める。以前も書いたが、立喰そばのつゆはあんまり熱すぎない。それなのに思い切り熱かったのが成増駅前の某立喰そば、何しろ完全立喰(椅子がない)のに丼の裏が熱くて持ち続けられないほど熱い。このような非常識な店はレアーで...六文そばのコスパの凄さ〜人形町ランチグルメ

  • 有名企業の名前の由来を調べてみた①

    『改めて日本語を考える』その48。上場企業を見ているとやはり漢字の名前が多い。しかし、カタカナ表記の会社も相当数あり、その意味がわからない会社も多い。そんな会社の名前の由来を少しだけ調べてみた。外食チェーンを運営している『ゼンショー』、(ゼンショーホールディングス)の会社名は知らずとも『すき家』『はま寿司』『ココス』『なか卯』『ロッテリア』と言ったお店を知らない日本人はあまりいない。ではゼンショーの意味はなんだろう。創業者の小川賢太郎氏が一代で成した会社であり、社是が『全勝、善商、禅商』が社名の由来。ただ、実際にはとにかくM&Aで伸びた会社だけあり、全て成功、つまり『全勝』を社員に求めることが一番大切なことのようである。社長の苗字が社名になっている会社も多い。有名なのはニトリ(似鳥)、コメリ(米利)、ヤマ...有名企業の名前の由来を調べてみた①

  • オカメザクラと『久我山桜』

    三寒四温とはよく言ったもので暖かい日も寒い日もそれほど長くは続かない。北から寒気が近づき、西高東低の気圧配置となっても、西から高気圧が張り出してきて北に低気圧、南に高気圧となり、南風が吹く。その間に雨が降り、強い湾岸低気圧が発達すると東京でも雪が降る。といった天気が繰り返すうちにようやく暖かくなる。日本橋にも植えられているオカメザクラの花が満開に近づき、ピンクの花が目を楽しませてくれる。今年は伊豆の河津桜が咲き始めるのが早かったからオカメザクラの開花が遅いのかとも思うのだが、通常から考えると平年通りのようだ。2021年は3月4日、2022年は3月10日、2023年は3月8日にオカメザクラの写メを撮りに来ているのからすると平年通りか、数日早いのかも知れない。ソメイヨシノは花が前を向いて咲くのだが、河津桜やオ...オカメザクラと『久我山桜』

  • 都営大江戸線スタンプラリー①

    鉄道シリーズその228。都営地下鉄スタンプシリーズ第2弾、最長路線である大江戸線にチャレンジすることにした。大江戸線は開業が1991年、全通したのが2000年である。全通は平成12年12月12日だから覚えやすい。地下鉄線の中で最長40.7km、駅数も38とこちらも一番である。さらに環状にはなっているが、山手線や大阪環状線と異なり『数字の6』のような路線。始発が都庁前から環状部分を走り、都庁前駅まで戻ると離れ、光が丘駅まで北西に向かって走っていく。こうしたイレギュラーな路線のため、スタートをどこにするか悩んだが、取り敢えず飯田橋駅から両国方向を目指すことにした。飯田橋駅にはJRのほか、東京メトロ東西線、有楽町線が通っており、これらを避けるために駅ホームは地下32mのところにある。スタンプのある駅長室までは地...都営大江戸線スタンプラリー①

  • よもだそば 御徒町店〜御徒町ランチグルメ

    御徒町駅周辺を歩いていてちょうど昼時となった。ラーメンの店は多いが、蕎麦の店がなかなか見つからない。富士そば、小諸そばはあったがと吉池の隣を見ると何と『よもだそば』。恥ずかしながら日本橋以外の店は初めてである。外観からしても鰻の寝床のような細長い店、その頭のところに券売機と厨房があり、奥に6人ほどのカウンター、あとは立ち食いの店内である。とにかくメニューが多くて悩むが、すぐに後ろにお客さんが来るので目立つ『かき揚げ蕎麦』(530円)のボタンを押してしまった。カウンターに出すともう1人の店員が茹で始め、丼に取ると大ぶりなかき揚げを乗せ、僅かな量のネギをかけ、トレイごと出してくれる。お冷もトレイに乗せて奥の椅子席に座る。ラッキーなことに3席ほど空いていた。この店は割り箸ではなく、再利用する箸を2本掴み、七味唐...よもだそば御徒町店〜御徒町ランチグルメ

  • 関東三十六不動巡り②〜薬研堀不動院

    関東三十六不動巡り②。2番目に伺ったのは第21番札所の『薬研堀不動院』である。正式には大本山川崎大師平間寺東京別院薬研堀不動院、つまり川崎大師の東京別院ということになる。由緒は1585年豊臣秀吉の兵火にあった際に根来寺の大印僧都が尊像を守護して籠に入れ東国に下った。やがて隅田川そばに1591年堂宇を建てたものである。ご本尊は秘仏で1137年真言宗の中興の祖と言われる覚鑁上人が43歳の厄年を無事に済まされたお礼に紀州根来寺に安置されたものである。今の川崎大師別院となったのは1892年のことで今は東京三大不動として目黒不動、目白不動と共に信仰を集めていて江戸名所図会にも載っている。場所は都営浅草線東日本橋駅から歩いてすぐのところにある。細かい場所がわからなくても沢山の幟と参道を示す石柱があるのですぐに到着する...関東三十六不動巡り②〜薬研堀不動院

  • しんぱち食堂〜人形町ランチグルメ

    人形町交差点は金座通りと人形町通りが交差するが、かつてはその角に富士そばと小諸そばがあったが、いつの間にか両店とも閉店した。小諸そばは3年前に『だめな隣人』というラーメン屋、富士そばは昨年4月に『しんぱち食堂』という干物専門店に変わってしまった。しんぱち食堂は大阪に本店を持つ『和食さと』を経営するSRSホールディングス傘下のチェーン。大阪ではかなり有名な『夫婦善哉』なども傘下に持つ。外観は古民家風だが、店内は極めて機械化が図られていて2階の席に着くとタブレット、これで注文する。お茶とおしぼりはテーブルにあり、セルフサービス。メニューはイワシ、サバ、ホッケ、鮭、秋刀魚、ニシンなどがあり、塩焼き、味醂干しなどバラエティーに富む。今日のサービス品は寒ぶりの塩焼き(1200円)となっている。殆どのメニューがほぼ1...しんぱち食堂〜人形町ランチグルメ

  • 『うつけ』と『たわけ』と『あほ』について考える

    『改めて日本語を考える』その47。先日、うなぎを食べに行ったのだが、そのお店の名前が『躻(うつけ)』というお店。まずはこの漢字を見たのも初めてであるし、読み方もわからなかった。一方で以前に『オタンチンパレオロガス』を取り上げたブログの評判が良かったのでこれに加えるべく罵倒語の続編を調べて見た。まずは『躻(うつけ)』、国語辞典で調べてみると元の意味は『空っぽ』という意味でこれから転じて『ぼんやりした、または暗愚な人』を指すようである。よくうつけと言えば織田信長を思い出すが、彼は決してぼんやりした人ではなく、奇矯な振る舞いをする(身分に相応しい格好をしない、父親の葬儀の際あり得ない振る舞いをする)ような意味で使われている。これに似た言葉に『戯け(たわけ)』がある。辞書には1.ふざけた、馬鹿げた行動をする、2....『うつけ』と『たわけ』と『あほ』について考える

  • 歩兵〜日本橋ランチグルメ

    関西風の小さな餃子、大阪では点天、京都ではどんぐりなどが有名だが、東京日本橋でも食べることができる店を発見、早速足を運ぶことにした。都営浅草線東日本橋駅から歩いて1分のところに古い一戸建てを改装した『歩兵』というお店がある。このお店の発祥は京都祇園、わずか6席の小さなお店が2011年に誕生した。店に入るとカウンターとテラス席、テラス席といってももちろん天井もあり、雨に降られることはない。私はカウンターに座り、メニューを見るとやはり餃子がメイン。餃子は2種類あり、ニンニクニラ入りと生姜メインの味付けで私はニンニクニラにする。ほかに鳥の唐揚げ、鳥の甘酢かけ、麻婆豆腐などのセットが980円、餃子のみの定食は餃子8個で780円、16個で1130円、24個で1480円となっている。初めてなので唐揚げとのセットを注文...歩兵〜日本橋ランチグルメ

  • 秋葉総本殿 可睡斎のお雛様

    昨年、静岡県にドライブに行った際にお邪魔したお寺で飾られていたお雛様。なにしろ32段1200体のお雛様がほぼ天井まで飾られていた。こんな壮観は見たことがありません。どうやって飾ったのだろうと感心してしまいました。ハート型に飾られていたお雛様も素敵でした。もしお時間があれば行かれるといいですよ。秋葉総本殿可睡斎のお雛様

  • 関東三十六ヶ所霊場巡り①〜第20番深川不動堂

    関東三十六不動霊場巡り①。霊場巡りというと皆思い出すのは四国霊場八十八ヶ所巡り、私はまだ巡ってはいないが、これは退職後の楽しみに取っておいてある。しかし、大阪に赴任していた時にお取引先の方に『こちらにいるうちに西国三十三所霊場巡りはせんとあかんわ』と言われて始めたのが1998年、西国三十三ヶ所巡りは大阪にいるうちに結願。さらに2002年に東京に戻り、坂東三十三所霊場巡り、秩父三十四所霊場巡りを始め、2004年に遂に日本百観音を結願。それから気がつけば20年が経過していた。20年の早さに驚くとともに、区切りよくそれではと思い立ち、今回『関東三十六不動霊場』を巡ることにした。不動明王は大日如来の化身とも言われ、人を煩悩より救い出すとも言われている。まず最初にと選んだのは深川不動尊、正式には成田山東京別院深川不...関東三十六ヶ所霊場巡り①〜第20番深川不動堂

  • 躻(うつけ) 〜東日本橋ランチグルメ

    今日のランチは少し遠征してみた。と言っても駅で言うと一駅、お隣の東日本橋駅近くまで歩いて行ったのである。この辺りは『横山町』『馬喰町』にも近く、繊維問屋が多く立ち並ぶ地域である。その中に新たにできた新感覚の鰻丼があると聞いて訪ねてみた。プロデュースをしたのは3年前に人形町駅近くに『駄目な隣人』という人気ラーメン店を作った人物。店の名前も凝っていて、今日お邪魔した店が『躻』。まあ、殆どの人が見たこともない字だが、『うつけ』と読む。よく大河ドラマなどで織田信長のことを『大うつけ』『大たわけ』などと呼ぶがこれを漢字にするとこうなる。店は細長く、それに沿ってカウンター、4人席は1階に1つ、あとは2階にあるらしい。店にはラップがBGMにかかっている。注文は最近流行りのQRコード、私もかなり慣れてきた。食べ方は4種類...躻(うつけ)〜東日本橋ランチグルメ

  • 久我山歳時記㉟〜『雨水』を過ぎて

    久我山歳時記㉟、立春から2週間で雨水、今年は2月19日であった。雨水とは『空から降るものが雪から雨になり、雪が溶け始めるころ』と言われていて、寒さは衰え始め、春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める時である。また、『雨水』は雛人形を出すのにちょうど良いタイミングとも言われている。今年の春一番は2月15日、しかし、一旦春めいた2月20日には最高気温23.7℃、しかし23日には最高気温4℃とあっという間に真冬に戻る暮らしにくい天候である。それでも庭を見ても福寿草が黄色い花を付け、遂に2年ぶりにクリスマスローズが白い花を咲かせた。久我山駅から我が家まで帰る途中に咲いているハナカイドウ(花海棠)は既にもうすぐ満開。庭の鉢植えの花海棠も蕾からピンクの花びらが覗くまでにはなってきている。同じく道の途中にあるヒカンザクラ...久我山歳時記㉟〜『雨水』を過ぎて

  • いっぺこっぺ門前仲町店〜門前仲町ランチグルメ

    門前仲町駅近くでランチタイムとなった。あまり、地の利がなく、居酒屋しか知らないテリトリー。蕎麦屋でもと歩いていたら『とんかつ檍のカレー屋〜いっぺこっぺ』を発見した。とんかつ檍と言えば蒲田発祥の有名店だが、その名前の由来は鹿児島弁で『たくさんいっぱい』の意味。御馳走になり、いっぺえ食べたみたいタイミングで使うらしい。店は永代通り沿いにあり、11時40分に入ると半分ほどの入り。1人客は1階カウンター、2人以上は2階に案内している。店に入ると券売機が置いてあり、なかなか難しいが、ランチのカツカレー(1200円)の食券を購入、店の人に渡す。この店はカツカレーの店と標榜してはいるが、カツライスやカツ丼など一通りのメニューが揃っていて、他にもミックスカツやカキフライなどもある。なかなか人気があるようで次々にお客さんは...いっぺこっぺ門前仲町店〜門前仲町ランチグルメ

  • 都営浅草線スタンプラリー⑤

    『鉄道シリーズ』その227。都営浅草線スタンプラリー⑤、浅草橋駅はJR総武線の乗換駅となっている。駅を上がるとすぐ右手に浅草橋が掛かり、橋の横には船宿があり、屋形船が日本橋川に多く係留されている。スタンプには屋形船と花火が描かれている。花火はこの界隈に花火問屋が多くあり、小売をする店も多く、夏休みには親子連れなども買いに来たりする。蔵前駅は都営大江戸線への乗換駅である。但し、通路で結ばれている訳ではなく、一度地上に出て、歩いて乗換なければならない。スタンプのデザインは『厩橋、鳥越神社』である。鳥越神社は歩いて5分程度、創建651年と言われ、1300年以上経つ由緒ある神社である。また、厩橋は隅田川に架かる川であり、関東大震災後の1929年に再建された三連アーチ橋で長さは151.4mもある。かつては都電16系...都営浅草線スタンプラリー⑤

  • 田中そば店〜新橋ランチグルメ

    外堀通りから少し歩き、虎ノ門砂場を左に曲がり新橋駅方向に曲がる。この通りには先日紹介した貝出汁ラーメンの『虎武』をはじめ、特徴のあるラーメン店が並ぶ。利尻昆布ラーメン、久留米ラーメン、つじ田など次々と店が現れる。その中で『田中そば店』に入ることにした。入口左に券売機があり、食券を買うのだが、メニューと違い全体像が掴みにくく、時間がかかるのは歳のせいなのであろうか。色々とボタンを押し、最後はメニュー最初の『ネギラーメン』(税込1000円)にすることとした。店は大きなカウンターがあり、その向かい側が厨房。3人の人がその中、さらに外にも出て押しかけるお客さんの整理をしている。店は混んでいる上に券売機で詰まるため、かなりの人が外で待っている。カウンターの前には『こってりもできます。背脂いり。』『特製唐辛子、香唐』...田中そば店〜新橋ランチグルメ

  • 泉岳寺駅付近の坂④

    『東京の坂、日本の坂』その200。泉岳寺駅付近の坂④、再び伊皿子交差点まで戻り、そのまま二本榎通りをまっすぐ行く。交差点を越えると左側に大きな門が現れるが、これが旧高松宮邸だが、2004年に喜久子妃が亡くなると絶家となる。高輪皇族邸として宮内庁が管理するが、2019年に天皇明仁が退位し、上皇となった際に仙洞御所の改修が完成するまでの仮住まいとして仙洞仮御所として使われ、2022年に仙洞御所に移られ、今に至っている。都営アパートの前には大石良雄等自刃跡がある。大石良雄らは討ち入りの後、肥後熊本藩細川氏下屋敷にお預けとなり、1703年2月に邸内で自刃した。ただ、この碑は厳密には細川屋敷から少し離れたところに大正時代に建てられたものである。この辺りは昔ながらの建物が多い。お寺や医院など風格を感じさせる物が多い。...泉岳寺駅付近の坂④

  • 干物○まる〜日本橋ランチグルメ

    今日のランチはCOREDO室町IIの地下にある『干物○まる』にお邪魔した。ランチに魚専門のお店はよくあるが、この店は干物専門店がやっているイートイン。自分の経験からすると干物を食べる機会は割にあるが、例えば海辺の一流旅館の朝ごはんに出てくるように鯵の干物をふっくらに焼くことは難しい。しかし、このお店は干物を売るだけでなく、焼いてお弁当にしたり、食べさせてくれるのである。ただ、以前にもお邪魔したことはあるが、丁寧に焼くためには少々時間がかかる。そのため、時間に余裕がある日に伺ったのである。お店では中々珍しい干物も販売している。私の目を惹いたのが伊勢海老の干物、これが国産のものは4100円、海外産は3180円とかなり差がある。また、珍しいところではマグロの尾の身や鰻の干物なども扱っている。イートインにはまだ早...干物○まる〜日本橋ランチグルメ

  • 都営浅草線スタンプラリー④

    『鉄道シリーズ』その226。都営浅草線スタンプラリー④。都営地下鉄浅草線日本橋駅の駅名は開業時には『江戸橋』という名前であった。1963年の開業時は東京メトロ銀座線はあったものの、東西線はまだなく、また、銀座線からの地下通路もない日本橋駅とは別個の駅であった。1967年に東西線が開業すると東西線日本橋駅と江戸橋駅は乗換駅とはなったが、日本橋駅に改名したのは1989年とかなり後のことである。位置的には都営浅草線日本橋駅は昭和通りの地下、銀座線日本橋駅は中央通り地下、東西線はその中間にある。都営浅草線日本橋駅はA線とB線を結ぶ構内通路がないので誤って乗った際にはいちいち駅員に話し、さらに改札外の通路を歩かなくてはならず、極めて不便である。スタンプに描かれているのは『日本道路元標、日銀本店』といずれも駅からはか...都営浅草線スタンプラリー④

  • そばよし日本橋店〜日本橋ランチグルメ

    立喰そばは年中食べているが、日本橋には特に有名な店がある。2012年のブラタモリ『江戸の食』で実際にタモリ氏が訪問して激賞した『そばよし』(日本橋店)、ほかにも京橋と神谷町にも店がある。この店は老舗の鰹節問屋が経営する店で昭和通り江戸橋交差点から上野方向に少し歩いた左側にある。店はいつも混んでいる。店内も狭く、立食いなのに立つ場所がないため、タイミングを外すと出来上がった蕎麦をお盆に乗せて伸びるのを待つ間抜けなことになってしまう。券売機で食券を購入。定番ながら『かき揚げ蕎麦』(550円)と『小ライス』(150円)とした。すぐにカウンターに食券を出して半券をもらい、席をさがす。1番カウンター寄りの席が空いたのでお冷を汲んで待つ。いつものことだが席に着くと呼ばれる。『ネギ入れる?』とカタコトで聞かれ、『入れて...そばよし日本橋店〜日本橋ランチグルメ

  • 泉岳寺駅付近の坂③

    『東京の坂、日本の坂』その199。泉岳寺駅付近の坂③。三田台公園の並びにあるのが亀塚公園、名前からして古墳の匂いがする。この土地は江戸時代は上野沼田藩の下屋敷で明治維新後は皇族である華頂宮邸があった。しかし、1924年に華頂宮が断絶、太平洋戦争で庭園も破壊され、戦後1953年に区立亀塚公園として開園した。円墳状の盛土は古くより古墳ではないかと言われ、昭和と平成の2回に渡り調査が行われたが副葬品や埋葬施設、周溝などが発見されなかった。それゆえに古墳であったとは言えない。ただ、実際に19段の階段を登ってみると盛り土の上には亀山碑と名付けられた石碑があり、これは1750年に当時下屋敷があった沼田藩主土岐頼熈が建立した。これはこのあたりが更級日記の竹芝寺伝説地で塚の頂部にある酒壺のもとに出入りすることで神として崇...泉岳寺駅付近の坂③

  • グラシア〜浅草橋ランチグルメ

    ガッツリしたものが食べたいと浅草橋駅に降り立ったのが11時35分、そこから店を探しながらスマホを頼りにお店に到着したのが11時40分頃。しかし、あまり広くない店内は満席、外には1人男性が待っていた。こうなっては後ろに並ぶしかないと私としては珍しく飲食店の前で待つことにした。しかし、開店が11時半、まだ20分ほどしか経たず、簡単に先客が帰るとは思えない時間だが、やむを得ない。しかも日陰だから結構寒い。ようやく1人目お客さんが出てきたのは11時50分。しかし、前の人がいなくなったので日当たりの良いところで待つことができてラッキー。12時になると急に3人が帰り、私も店内に入ることができた。メニューは壁にかかっていてどう注文すれは良いか分からなかったが、やはり名物の四日市『とんてき』(1600円)をお願いする。同...グラシア〜浅草橋ランチグルメ

  • 都営浅草線スタンプラリー③

    『鉄道シリーズ』その225。都営浅草線スタンプラリー③、今回は新橋駅からスタートする。新橋駅には都営浅草線以外にJR、東京メトロ、ゆりかもめが乗り入れている。さすが日本最初の鉄道が開通しただけのことがあり、JR駅(汐留駅)は1973年10月に開業、地下鉄銀座線は1934年に東京地下鉄道として開通、都営浅草線は3番目に1963年12月に東銀座〜新橋が開通したことにより延伸。ちなみにゆりかもめは1995年11月に開業した。スタンプのイラストも都営浅草線は『(駅前に停めてあるC11とガスライト)』に対して東京メトロ銀座線新橋駅では『浜離宮恩賜公園』と全く違う。JR新橋駅はやはり『旧新橋駅の駅舎とSL2台』、まあ、こちらはあたりまえである。東銀座駅のスタンプは『歌舞伎座、和光の時計台』が描かれている。実際に東銀座...都営浅草線スタンプラリー③

  • 都鳥〜京橋ランチグルメ

    京橋の表通りから少し入った路地に美味い鶏料理の店が並んでいる一角がある。ちょうど11時半になったあたりでランチにすることとなった。店は手前から『伊勢廣本店』『都鳥』『栄一』となる。名物はそれぞれ、伊勢廣本店は串に刺した焼鳥の丼と焼鳥6〜9本の定食で焼鳥3本丼で1300円とやや高め。都鳥はそぼろ丼や焼鳥丼もいいが、やはり鳥の唐揚げ定食(1500円)はボリューム満点。栄一は焼鳥丼(1300円)一択、確か以前は親子丼もあった。伊勢廣は列ができ、栄一は写メ禁止のため悩んで今回は都鳥の唐揚げ定食に決めた。この店はは1階がカウンターで1人で来るとここ、2人以上は2階。今回は2人できたので2階、まだ空いていたので2人席に座る。(この店は混むため、4人席や6人席に座ると相席必須。しかも狭い)おばちゃんがお茶を持ってきたら...都鳥〜京橋ランチグルメ

  • 水天宮〜久しぶりの日本橋七福神⑧

    『日本橋七福神を巡る』⑧、8社目は水天宮である。七福神なのに8社目というのは勘定が合わないが、これは恵比寿天を祀る神社が寳田恵比寿神社と椙森神社の2社あるから。地口で『おそれいりや(入谷)の鬼子母神、びっくりしたや(下谷)の広徳寺、そうで有馬(有馬)の水天宮』などと江戸っ子がシャレたが、なぜ有馬なのだろうか。これは元々水天宮は1818年に久留米藩(福岡県)有馬頼徳公が港区赤羽の藩邸内に久留米水天宮の分霊を祀ったのが由来。藩邸内にあったため、一般庶民が参拝することは難しかったが、幕府の許可を得て毎月5日には一般開放をした。この辺りから『情け有馬の水天宮』と言われるようになった。明治に入り一旦は赤坂にあった有馬家屋敷に遷座したが、1873年に有馬家中屋敷のあった今の地に移った。今の近代的な社屋が完成したのは2...水天宮〜久しぶりの日本橋七福神⑧

  • 川府〜神保町ランチグルメ

    神保町はランチグルメの宝庫、特にカレーと中華料理は素晴らしい。ただ、学生街だったことも加わり、全体的にリーズナブルでその分店も混んでいるのが困りもの。中華料理でも食べようと11時50分頃歩いていると餃子で有名な三幸園にはもうすでに10人くらいの列。すずらん通りを曲がるが、揚子江飯店は高いし、スヰートポーズは閉店済みだしと適当な店がない。そこで以前宴会に誘われたことのある『川府』(せんふう)を思い出し、2階へとことこ。中は混んではいるが大きな店なのですんなり入ることができた。この店は四川料理なので麻婆豆腐が有名だが、気をつけないと辛さが半端ない。今日はサービスランチの『担々麺+3色小籠包+焼売』(1300円)をチョイスした。周囲を見ていると担々麺が人気があるが、運ばれてきた麺を見るとたっぷりの香菜、これはし...川府〜神保町ランチグルメ

  • 泉岳寺駅付近の坂②

    『東京の坂、日本の坂』その198、泉岳寺駅周辺の坂②。洞坂から桂坂まで戻り、坂を降りていく。第一京浜との交差点のところに高輪海岸の石垣石が展示されていた。これは区の1995年の発掘調査で見つかったのだが、高輪海岸に沿って3段に渡り築かれていた石垣に使われた石である。左に曲がり、バス停(高輪北町)を発見、先ほど歩いた坂を再び登るのも疲れるので魚藍坂下までバスに乗ることにする。具合よく3分でバスが到着、4つ先まで乗車。魚藍坂下まで行き、ここから今来た坂道を登る。この長くて険しい坂が『魚藍坂』、坂の途中に魚藍観音を祀った魚藍寺があるためという。坂道を登ると左側にはお寺が並んでいて日本における三味線の始祖とされる石村近江という人が眠る大信寺をはじめ、寳徳寺、その奥に清久寺などが続く。朱塗りの山門があるのが魚藍寺、...泉岳寺駅付近の坂②

  • 寿限無〜人形町ランチグルメ

    今年の冬はおかしい。暖かい日は最高気温15℃くらいになるが、急に最高気温6℃と極端な日々が続く。寒い日のランチはやはり身体の中から温めるのが1番早い。そんな時にはやはり『カレーそば』か『担々麺』につい足が向いてしまう。今日お邪魔したのは担々麺では私のお気に入りの店『寿限無(じゅげむ)』である。開店は2017年10月、それ以来かれこれ6年以上通っている。担々麺以外にも酸辣湯麺、ラーメン、汁なし担々麺などもあるが、殆どの人は担々麺を注文する。デフォルト以外にチャーシュー、蒸し鶏、パーコーなどの担々麺があるが、私はいつもパーコーをお願いする。麺は普通、固め、バリカタ。また辛さは普通、中辛、大辛、激辛とあるが、麺は普通、辛さは大辛と決めている。愛想のいいおばちゃんは開店当時から変わらない。たまに餃子1つ、味玉半分...寿限無〜人形町ランチグルメ

  • 末廣神社〜久しぶりの日本橋七福神⑦

    『日本橋七福神を巡る』⑦、7社目は末廣神社、笠間稲荷神社東京別社からは人形町駅方向に向かい、一本左側の道沿いにある。間口の狭い本社はまさにビルの谷間でこの場所だけ昔の町が残されている。末廣神社は1596年には鎮座していたという記録がある。江戸時代初期のこの周辺は沼地でこれを庄司甚右衛門らが幕府の許可を得て開拓、江戸町1、2丁目、京町1、2丁目と定めた。そして江戸で初めての遊郭『葭原(吉原)』と呼び、本社を鎮守とした。しかし、1656年に明暦の大火で焼失、今の浅草に遊郭は移転した。街の繁栄はその後も変わらず、難波町・住吉町・高砂町・新和泉町の氏神として信仰された。今の社殿は1947年に再建されたものである。末廣神社が近づくと周辺にたくさんの人がいて参道から外れた横まで人が並んでいる。ランチの時によく近くを通...末廣神社〜久しぶりの日本橋七福神⑦

  • さくら草〜人形町ランチグルメ

    甘酒横丁から伸びる道には明治創業の店が多くある。洋食の『小春軒』『来福亭』、新店を建築中の『玉ひで』などである。一方で新陳代謝が激しい部分もあり、今日お邪魔した『さくら草』も2021年5月開店と新しい。このお店は開業当時よりランチの値段がやや下がったような気がする。ランチメニューが3種類で『中落ち丼+豚汁』『日替わりの焼き魚+豚汁』『日替わりメニュー+豚汁』でいずれも1000円。訪れた日は日替わり焼き魚が秋刀魚の開き、日替わりメニューがカキフライであった。(小鉢2つ、ご飯がセット)店に入ると先客は2組3人、カウンターに座るとすぐにお茶とおしぼり。持って来てくれる。メニューは少ないので注文は簡単、私はカキフライをお願いした。直前に隣の二人連れが『秋刀魚』を注文すると目の前でロースターで焼かれている秋刀魚を皿...さくら草〜人形町ランチグルメ

  • 都営浅草線スタンプラリー②・五反田駅〜新橋駅

    都営浅草線スタンプラリー②、今回は五反田駅からスタート。五反田駅のスタンプは『ネムの木の庭、五反田公園』。五反田駅を降りて5分ほど坂道を上がっていくと池田山という地区に出る。ここにはかつて美智子皇太后のご実家である正田邸があった跡地が寄贈された公園。その名前は美智子様が高校生時代に作られた詩『ねむの木の子守唄』に由来する。高輪台駅は『明治学院大学白金キャンパス』の図案が描かれている。白金キャンパスにはチャペル(1916年)、インブリー館(1889年)、記念館(1890年)といった歴史的建物がある。泉岳寺駅は『泉岳寺の山門と山鹿流陣太鼓』、もちろん忠臣蔵で有名なシーンを再現してあるのである。三田駅は都営浅草線と都営三田線の乗換えきであるが、それぞれにスタンプがある。(営団地下鉄は1駅1種類)ほぼ意匠は同じで...都営浅草線スタンプラリー②・五反田駅〜新橋駅

  • 信州屋〜渋谷ランチグルメ

    午後から雪が降ると言われていたけど、思った以上にひどい雪。渋谷で乗換の際に飯でも食べようと立食いそばを探すも中々思い浮かばない。『しぶそば』は閉店してしまったし、などと考えていたが、ようやく一軒発見できた。店の名前は『そば処信州屋』、主に立食いたが、幾つか席もある。この店は食券ではなく、カウンター横でお金を払い、蕎麦ができるのを待つ方式。1番人気はかき揚げそば(490円)、私ももちろんかき揚げそばにした。すると『(できるのは)2番目ですね』と言われ、お冷やを汲むともうできていて木のお盆ごと渡された。さすがに立食いだけのことはある。席に戻り、写メを撮り、七味を振って食べ始める。しかし、サクサクすぎるかき揚げはツユを吸って既に崩壊が始まっている。この店のかき揚げは細かく切ったニンジン、ネギ、青のりで構成され、...信州屋〜渋谷ランチグルメ

  • 久我山歳時記㉞〜立春の久我山に春を探す

    今年の立春は2月4日、節分はその前日の2月3日であった。ただ、実際の気候は立春になるや否や寒さが増して、2月4日午前中は都心部で風花が舞ったところもあり、2月5日〜6日の天気予報は雪も積もるというものではあるが。立春は二十四節気のスタートである。冬至と春分の真ん中にあたり、季節上は春となる。また、『八十八夜』『二百十日、二百二十日』などの日にちを数えるのは全て立春を基準として数える。また、立春は旧暦の元旦(1月1日)ではないかと思う人もいるが、必ずしも同じではなく(重なることもあるが)、年により旧暦の12月下旬だったり、1月の中旬だったりする。ちなみに昨年2023年は旧暦の1月14日、今年は旧暦の12月25日である。雨上がりの久我山をうろうろとしてみるが、目につくのは梅の花。紅梅も白梅も見事にさいていて例...久我山歳時記㉞〜立春の久我山に春を探す

  • 都営浅草線スタンプラリー① 西馬込駅〜戸越駅

    都営浅草線スタンプラリー①。これまでもJR線(東京管内)、東京メトロはイベントで全駅スタンプを集めた。さらにさくらトラム(都電荒川線)や日暮里舎人ライナー(新交通システム)も一日乗車券で全ての駅に降りてスタンプを集めた。残されているのは都営地下鉄線の各駅、ここで3月までに都営地下鉄のスタンプを完集しようとスタートすることにした。都営浅草線は1964年の東京オリンピックに合わせた開業を目指したが、建設時に事故が発生、オリンピックに間に合ったのは押上〜大門のみ。全線開通は1968年11月のことである。東京では銀座線、丸の内線に次ぐ3番目の地下鉄であるが、ナンバーリングの際に東京湾を中心に時計回りに付けたため、都営浅草線が1番となっている。最初に西馬込に向かう。西馬込駅は都営浅草線の終着駅ではあるが、ここから先...都営浅草線スタンプラリー①西馬込駅〜戸越駅

  • かつ嬉〜蔵前ランチグルメ(にくの日バンザイ)

    蔵前に出かけたタイミングでランチとなった。チェーン店を除くと元楽総本店をはじめとするラーメン屋はたくさんあるが他の飲食店が少ない町である。その中で都営浅草線と都営大江戸線の出口の中間くらいに『浅草とんかつかつ嬉』というお店を発見。この店はグルメサイトによると2022年5月に開業したばかりだが、店内は11時40分でほぼ満席。私はようやく端の方の2人席に座ることができた。ベトナム出身と思われるフロア担当の女性がメニューとお冷を運んでくれる。メニューを見て『ロースカツとメンチのセット』をお願いしようとすると彼女は『今日はメンチボールサービス』と連呼する。私は意味がわからず『ロースカツランチカット』(930円)をお願いするが腑に落ちない。すると店の中央に皿が置かれていてそこから他のお客さんがメンチボールを小皿に取...かつ嬉〜蔵前ランチグルメ(にくの日バンザイ)

  • 泉岳寺駅付近の坂道①

    『東京の坂、日本の坂』その197。今回の坂巡りは泉岳寺駅周辺にある坂道を巡りである。泉岳寺駅は都営浅草線と京急本線が乗り入れていて京急本線の終点、また都営浅草線は西馬込駅まで続く中間駅だが、都営浅草線は直接京急本線に乗入れるものも多く、終着駅のイメージは少ない。駅を降りると泉岳寺に向かう坂とは反対側に高輪ゲートウェイ駅(山手線)が開業し、駅前に大きなビルが建設中、以前とは大きく風景が変わった。その向かい側には稲荷神社があり、ビルの1階が入口、中二階が社務所、2階が本堂となっていてここから第一京浜を挟んだ反対側がよく見える。階下に降りて泉岳寺方面に歩くと坂の上あたりに大きな石に『四十七士』と刻まれた大きな石がある。さらに中門、忠臣蔵グッズを商う商店が3軒ほどある。さらに右手には大石内蔵助の像がある。この銅像...泉岳寺駅付近の坂道①

  • 㐂串(きぐし)〜人形町ランチグルメ

    久しぶりに人形町交差点にある『ハシゴ楼』にきてみた。昨年できたばかりの飲食店が立ち並ぶエリアとオフィスエリアで成り立つビルだが、だんだんランチをやる店が減ってきたような気もする。今回は3階へ。以前にお邪魔した中華料理店とおにぎり屋産に挟まれている牛タンのお店。注文が入るたびに焼いている丁寧な仕事が売りのようだ。店の名前は『きぐし』という。他の店同様にQRコードをスマホで読み取りこちらからオーダーするシステム。メニューを見ると牛タンが美味そうだが、値段がやや昼飯にはお高く、悩んだ末に『ハラミ丼』(1320円)をお願いする。ガラス越しのカウンター内では私が注文したハラミをコンロの上で焼き始めるのが見える。頂いたお冷を飲みながら、焼けるのを待つ。すると6人連れが来店、店に取ってありがたい話かと思いきや、フロアの...㐂串(きぐし)〜人形町ランチグルメ

  • 岡田監督の語る開幕投手〜阪神ファンの戯言

    ずーっと書くことがなかった阪神タイガースのお話も今回第一回目。1月24日の記者との交流会で阪神タイガース岡田監督が今年の開幕戦について語っていた。岡田監督は『開幕投手は誰でもいいんだけど、誰でもいいということは誰でも勝てるということ。昨年の数字を見ると東京ドームであんまり負けていないし、いいピッチングしているし』、なるほどその通り。昨年は東京ドームの対戦成績は8勝4敗1分なのだから。しかし私が面白いと思ったのはその後、『開幕で投げるとそこから中6日でずっーと各チームのエース級に当たるから勝ち星が増えない。冷静に考えれば開幕投手をやらない方が最多勝を取れる可能性が高いよ。自分の給料を上げることを考えると開幕投手をやらん方がええ。』なるほど関西人らしいソロバン勘定まで入っていたのである。この言葉を検証して見る...岡田監督の語る開幕投手〜阪神ファンの戯言

  • チャッチャ系のラーメンを頂く〜ますたに 室町店

    京都発祥のラーメン屋さんといえば『新福菜館』『第一旭』『天下一品』などがあるが、銀閣寺近くが発祥の『ますたに』も有名。豚骨や鶏白湯など店によりかなり特徴のあるラーメン屋さんの中でこちらは『豚の背脂』の元祖として有名である。本家は昭和23年創業で70年を越す老舗だが、東京のお店は暖簾分けしたお店らしい。日本橋の高島屋裏にあったが、いつ近くを通っても列の絶えない人気店だった。しかし、再開発で閉店、ところが銀行に用事があり行ったところその並びに見つけたのである。11時40分だったが、店は大繁盛。待たされるかと思ったが入り口横のカウンター席が空いていてすぐに座れた。入口横の券売機で食券を買う方式、私はデフォルトの『ラーメン+九条ネギ』(880円+110円)の食券を店の人に渡した。すると矢継ぎ早に『麺の硬さ→背脂の...チャッチャ系のラーメンを頂く〜ますたに室町店

  • 笠間稲荷神社東京別社〜久しぶりの日本橋七福神⑥

    『日本橋七福神を巡る』⑥、6社目は笠間稲荷神社東京別社である。松島神社からは分かりやすく、かつて浜町川が流れていた緑道を歩くとすぐに到着する。浜町川緑道と甘酒横丁の交差する地点には弁慶像。江戸時代この辺りに葦屋町と堺町があり、江戸三座のうち市村座と中村座が歌舞伎を上演する芝居小屋があった。また、人形浄瑠璃の小屋や人形師たちも住んでいた。明治以降も明治座と真砂座があり、明治26年に市川左團次が今の明治座を作り上げた。こうした縁もあり、歌舞伎で最も人気のある勧進帳の弁慶像を緑道整備の記念としてここに設置したものである。その先に久松警察署があるが、これを右に曲がると笠間稲荷神社別社が現れる。この地は1682年に牧野成貞が下屋敷として将軍から拝領した土地で安政年間に笠間藩主となった牧野貞直が、ご分霊を祀られたのが...笠間稲荷神社東京別社〜久しぶりの日本橋七福神⑥

  • 人形町寅次郎〜人形町ランチグルメ

    人形町で最も風情を感じる道は『小菊通り』である。別名が『芸者新道』、大観音の隣から日本橋小学校までをつなぐ歩道だが、名前の由来は戦前に一斉を風靡した芸者歌手・花柳小菊さんが近くに住んでいたことかららしい。(三船のころ)その真ん中あたりに以前は『三船』という居酒屋があり、よくお邪魔したものだが、コロナ禍でいつのまにか閉店。居抜きで今は『寅次郎』という店になっている。三船時代のランチメニューは『カツ丼』がメイン、ソースカツ丼やおろしカツ丼、もちろん卵でとじたカツ丼もあった。しかし、今は魚の干物メインのランチメニューである。福島県小名浜産の身厚な『伴助』ブランドの鯖やホッケのほか、大トロサーモンハラス、鯖みりん、目鯛西京漬、銀鮭などが900〜1160円の定食がメイン。私は『鯖味醂干し』(1030円)の定食にした...人形町寅次郎〜人形町ランチグルメ

  • 3年ぶりの年賀状雑感

    個人的な話だが、年賀状を書いたのは3年ぶり、不幸が続いて2年連続で喪中となったからである。もちろん、喪中ハガキもちゃんとは出したが、裏に一言書くわけでもなく、印刷したハガキに宛名をパソコンで入れる作業のみ。手間要らずであった。一方で昨年末は年賀状の作成手順を思い出すのも大変であった。私は長い間自作の4種類の年賀状を170通近く出していたのである。まず、デザインを考えるのも手間だし、そのアイデアも浮かばない。結局、出来合いのデザインに挨拶文を少し変えただけの年賀状をネットで2種類計100通購入。1種類くらいはと酒のラベルと干支の置物でデザインした手製印刷を50通制作。うち130通ほどは投函した。40通減らしたのは3年前に送られてきた年賀状を見て、相手側から来なかった人の分を減らしたり、年賀状卒業者や物故した...3年ぶりの年賀状雑感

  • 松〜下北沢グルメ

    恒例の新年会に選んだ場所は下北沢。焼鳥屋や居酒屋など色々と悩んだが、最終的に決めたのが『松』、この店はかれこれ7年くらいは通っている。かつての南口(今の下北沢駅には南口はない)を降りて坂を下り、地味なダイソーを右に曲がると大きな看板を見つけられるが、あまりこの街に来たことのない人には見つけにくい立地。階段を数段登った所に入口がある。金曜日の6時半に入るとまだ半分程度のお客さん。やはり下北沢はスタートが遅いようだ。奥のボックス席に4人座り、スタート。まずは生ビールで乾杯。お通しが、左からクリームチーズの干し柿巻き、ニシンの柚庵焼、ニシンの白子の煮付け。いずれも美味いが、特に初めて食べたニシンの白子の旨さに感動。刺身盛り合わせはひらすずき、ヒラメ昆布締め、タイ、鯖。醤油と共にわさびと塩も添えてある。好みがある...松〜下北沢グルメ

  • 松島神社〜久しぶりの日本橋七福神めぐり⑤

    『日本橋七福神を巡る』⑤、5社目は松島神社である。今でこそビルの中にあり、参道も境内も殆どないが、言い伝えによると創建は鎌倉時代後期と言われている。ただ、社記は関東大震災と戦災で失われていて詳細は不明である。社名にもある通り、元は海の中に浮かぶ島で現在の宮司である柴田家祖先が下総国より移り住み、邸内に諸神を勧進、また、夜掲げる灯火が船頭の目標として舟人の安全に資するものであった。江戸時代に埋め立てて武家屋敷を造営する際に町の中心に松島稲荷を配し、故郷の神々14柱を合祀した。(酉の市の風景)その際に天日鷲神も松島神社に合祀したため、人形町のお酉様としても有名で、毎年11月の酉の日には熊手を売る店も2店出るのである。(酉の市の風景)七福神では大国神を祀っていて御朱印にも描かれている。この辺りは1933年までは...松島神社〜久しぶりの日本橋七福神めぐり⑤

  • 『ハンバーグカツ』と『メンチカツ』〜とんかつ生駒

    会社の事務所そばに『生駒』というトンカツ屋さんがある。以前のブログにも書いたが、かつて日本橋周辺にたくさんあった街中華のチェーン『生駒軒』の流れを汲むお店である。ただ、最近は人手不足なのか、料理を作るご主人とフロア担当の女性の2人で切り盛りされている。ただ、店はそれなりに広く、しかもカウンター以外に小上がりが幾つかあるため、大忙しである。私が店に入った時はまだ空き席もあったが、12時に近づくと共に混雑してきて遂には列ができるほどである。注文は『ハンバーグカツ』(1000円)と決めている。というのは『ハンバーグカツ』と『メンチカツ』の違いに興味があるためである。もちろん、この店にはメンチカツはメニューにない。そのため、もしかすると同じ物なのかと興味を持った。お客さんの注文1位はヒレカツ、2位はミックスカツ、...『ハンバーグカツ』と『メンチカツ』〜とんかつ生駒

  • 玉川上水散歩⑤・熊川駅〜拝島駅

    玉川上水散策⑤、熊川駅か山王橋を渡るとその先に再び踏切、青梅線である。渡ると玉川上水、橋は五丁橋である。名前の由来はそばにある五丁山と呼ばれた山林があったことによるらしい。1964年に橋長11m、幅員6.7mのコンクリート橋に建て替えられている。橋から少し戻り、鍋が谷踏切の手前を青梅線の線路に沿って左方向に歩く。少し行くと『みずくらいど公園』の入口となる。『みずくらいど』を漢字で書くと『水喰土』、玉川上水を作る際に水が悉く地中に吸い込まれる地層にあたったが、この地層のことである。せっかく水を通してきても地中に染み込んでしまうため、1キロに渡り新たな堀割を建設せざろう得なくなったのである。この公園内にそうした地層があり、もともと掘った玉川上水の堀の跡が残されている。それにしてもこの公園は変わっていて入口に通...玉川上水散歩⑤・熊川駅〜拝島駅

  • 日本橋古都里〜日本橋ランチグルメ

    うどんにも色々ある。コシが自慢の『讃岐うどん』、反対に柔らかい『博多うどん』、あのもちもち感が堪らない『伊勢うどん』などいずれも好きだが、この各種うどんを食べさせる店は日本橋にある。さらに今日お邪魔したのは『古都里』という秋田名物『稲庭うどん』のお店。稲庭うどんは基本は乾麺で冷たいのもあったかいのも美味い。場所は水天宮の並びにある。まだ、11時半頃であったため、私が最初のお客のようである。カウンターに座るが、目の前に七福神の飾りが置いてある。メニューは冷たい稲庭うどんと天ぷら御膳の『水天さん』(1300円)と温かい稲庭うどんと天ぷらの『古都里御膳』(1300円)。もちろん普通のうどんもある。あまりに寒いので『古都里御膳』にした。すぐに目の前の職人さんが天ぷらを揚げ始める。5分ほどでランチは到着した。御膳に...日本橋古都里〜日本橋ランチグルメ

  • 玉川上水散歩④・青梅橋〜熊川駅(五日市線)

    玉川上水散策④、牛浜橋から奥多摩街道に戻り、左に曲がる。先ほどよりは歩道が広く歩きやすい。持っている散策用の地図を見ると『運が良ければ富士山が見える』というポイントに到着。確かに右側は開けていて遠くの山が見渡せる。富士山を探すと薄ぼんやりはしているがはっきり見ることができた。幸楽園という活魚料理を提供する料亭を左に曲がり、玉川上水まで歩くと青梅橋となる。この橋の名前の由来は青梅〜羽村〜福生〜熊川を結んだ青梅街道(現在の国道140号、旧成木往還とは異なる旧道)の道筋にあるため付けられた。また、別名がほたる橋、これは初夏に近くのほたる公園との間で蛍祭りが開催されるためである。青梅橋を渡ると地元民のための建物があるが、その名前が『熊牛会館』。面白い名前だなあと思ったが、熊川地区と牛浜地区にある建物だからであろう...玉川上水散歩④・青梅橋〜熊川駅(五日市線)

  • まい泉 青山本店〜青山ランチグルメ

    年始の挨拶周りも今年は1月4日、5日と休みになる会社が増えて、第二週にずれ込んだ。個人的には4日から歩いているため、お正月気分などとうに抜けているが、松が取れてもまだおめでとうと言っている。年始の挨拶周りの楽しみとしては表参道駅近くにある『まい泉本店』でランチを頂くこと。しかし、コロナやまい泉の改装などあり、お店に行くのは久しぶりである。店の入口は全く変わらないが、店内は明るくなっていて11時半というのにカウンターは満席、奥の席に案内される。しかし、今回案内されたのは拡張されたと思われる席で新しい雰囲気である。メニューはいつものロースカツ定食(1100円)もあるが、おすすめランチA(ヒレ、エビクリームコロッケ、メンチカツ・1300円)とおすすめBランチ(リプロースカツ130g)1400円を見つけて悩む。結...まい泉青山本店〜青山ランチグルメ

  • 宿場町を歩く〜草加宿②

    『宿場町を歩く』その29、前回の草加宿の続き。草加駅から旧日光街道を歩く。お煎餅屋さんが並ぶあたりを抜けると江戸時代に建てられた商家が現れた。『久野家住宅店舗』で国登録有形文化財に指定されている。建物が作られたのは安政大地震(1855年)よりも前と言われ、1923年の関東大震災にも耐えている。なお、周りから見ると二階建てに見えるが、天井の高い平屋とのことであった。神明宮という神社がある。これは草加宿のはずれにあったものであり、そのお隣が『川の駅草加村』という物品販売と観光案内所を兼ねた建物である。ここでようやく目的である草加宿の御宿場印をゲット。草加せんべいの創始者と言われるおせんさんの名前のついた『おせん公園』には芭蕉とと共に奥の細道を歩いた曽良の像、さらに草加宿の入口を示す灯がある。その向かいにはなぜ...宿場町を歩く〜草加宿②

  • 釜たけ流うどん〜日本橋ランチグルメ

    お正月休みも成人の日の三連休も終わると世の中は正常モードに入る。ふと気がつくとランチは急に混み出し、12時を過ぎると席を確保するのが難しくなる。三越前駅に12時20分到着、さてどの店なら入れるか。日本橋三井ビルタワーの食堂街に行く。どの店も列が出来つつあるが、『釜たけ流うどん』は列が途切れたところで待つことなしに席に座ることができた。メニューを見るとランチメニューが6種類、家かけうどんは『きつねうどん+ねぎトロ丼』『ちく玉天うどん+ねぎトロ丼』『カレーうどん+天丼』(カレーうどんのみ1200円、他は1050円)。きつねうどんを頼もうとすると売り切れ、やむなく『ちく玉天うどん+ねぎトロ丼』をお願いした。店は広いのだが、フロアが1人しかいないのに昔ながらの注文を取り、その紙で調理場に送るシステム、これではなか...釜たけ流うどん〜日本橋ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』㉝〜寒の入りをした久我山をぷらっと

    『久我山歳時記』㉝、正月三が日が過ぎるとすぐに小寒となる。1月5日のことが多いが、今年は1月6日である。さらに大寒は1月20日で寒の入りとは1月6日から立春の前日(2月3日)の1年で最も寒い時期のことを言う。よく『寒中見舞い』を見かけるが、これは喪中のため年賀状の返礼ができないためにある風習ではない。本来は大切な人が最も寒い時期を安寧に過ごしているか気遣う季節のお見舞いである。流石に久我山でもこの季節は寒さが身に染みるようになる。1月6日は最低気温が0℃、最高気温が9.9℃と10℃に届かない1日となった。さらに1月13日には初雪、翌朝のベランダや車の上には雪の名残が再凍結して薄い氷が張っていた。寒さのあまり、外に出たくないような気候だが、お正月の飾りをお焚き上げしてもらうために、久我山稲荷神社に出かける。...『久我山歳時記』㉝〜寒の入りをした久我山をぷらっと

  • モツ兵衛三田店〜三田ランチグルメ

    毎年第一営業日と第二営業日は年始挨拶周りとなっている。朝から晩までお取引先を周るのだが、かなり大変な行事で1日あたり凡そ2万歩を歩く。体のために良さそうに思われるが、三が日をぼんやり過ごし、そこから急に歩き始めるのだから身体が悲鳴を上げるのも当たり前。もう一つの困り事が予定が押すとランチがお預けになる。今年は初日は後楽園駅前で立食い蕎麦、2日目は立食い蕎麦は避けようと店を探した。三田駅構内に続くビルの地下に食堂街を発見、勇んで入る。しかし、お客様が少ないのか、1店のみしかやっていない。店先でメニューを見るとこれが何でもある。夜は博多の郷土料理を提供する居酒屋らしいのだが、昼は鶏の唐揚げ、ロースカツ、刺身、トリ天の各定食。唐揚げ、トリ天、牛カルビビビンバ、ルーロー飯、ネギトロ、マグロ漬け、マグロアボガドの各...モツ兵衛三田店〜三田ランチグルメ

  • 宿場町を歩く〜草加宿①

    『宿場町を歩く』その28。旧日光街道の草加宿の御宿場印をもらっていないことに気づき、草加駅から札場河岸公園まで散歩することにした。草加駅は東武伊勢崎線で急行に乗ると西新井駅の次、ここから埼玉県に入る。駅前にはロータリーがあり、多くのバス路線が伸びている。その駅前ロータリーには普通のベンチの隣にお煎餅を焼いている女性の像がある。これは草加せんべいを作ったと言われるおせんさんである。そんなことも構わないおっさんがこの像の隣で昼間っからビールを美味そうに飲んでいたのでやむなく断ってこの写メを写した。駅前ロータリーをまっすぐ歩き、2本目を左に曲がるが、これが旧日光街道。まがるとすぐのところに草加八幡神社がある。創建はわからないが、江戸時代に神主長太夫が八幡の御神体を稲荷社に合祀したと言われている。また、案内板があ...宿場町を歩く〜草加宿①

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