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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

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2019/08/31

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  • 川崎市岡上付近の急坂を巡る④

    『東京の坂、日本の坂』その246。川崎市岡上西地区の9本の急坂も後半、5番坂はちゃんと標識もある。下から登り始めるがやはり初めはそれほどの勾配ではないが、一旦平坦になり、その先が勾配がキツくなる。さらに登って行くと坂道が階段となるのだが、階段から先は最上部分に住む方の私道であろう。5番坂下あたりに和光大学の正門がある。さらに4番坂はないと聞いていたため、次は3番坂である。しばらく歩くと3番坂を発見。これは階段坂で途中から右の方に曲がっている。その先を登るとかなり高い位置まで到達、上からの眺めが素晴らしい。坂下の道を右に曲がり歩く。納豆屋さんが現れたが、2番坂はここから登る。たらだらと長い坂ではあるが、それほど勾配はキツくない。いよいよ最後の1番坂、坂下にはアトリエ1番坂という絵画教室があり、目印になる。初...川崎市岡上付近の急坂を巡る④

  • ブラザーズ新富町店〜新富町ランチグルメ

    中央区役所付近で仕事が終わり、11時半を過ぎたので向かい側にある『ブラザーズ新富町店』でハンバーガーを頂くことにした。ブラザーズと表記したが、『brothers(兄弟)』ではなく、『brozer's』が正しい。これは兄弟で始めたためbrother'sなのだが、Zはアルファベットの最後の字、この文字に魂を込めて最後までやるという造語だそうだ。本店は人形町にあり行ったことがある。Macを否定する気はないが、本格的なハンバーガーが食べたい時には行くお店。店に入ると半分ほどの入り。ランチタイムはお得なセットとなっていてハンバーガーやホットドッグなどを頼むとフレンチフライとピクルスが付いてくる。注文は悩んだが、ソースが少しhotな『レッドホットチリバーガー』(1400円)とジンジャーエール(ドリンクセット250円増...ブラザーズ新富町店〜新富町ランチグルメ

  • 川崎市岡上付近の急坂を巡る③

    『東京の坂、日本の坂』その245。10番坂の勾配のキツさに驚きつつ、坂下まで再び降りてくる。登りもきついが、下りも転ばないようにそろそろと歩く。日差しはキツく、タオルで額を拭ってもまた汗が噴き出す。坂下の道を戻るように歩き出し、9番、8番の標識を通過、7番坂を目指す。反対側に和光大学の入口が現れたが、和光大学は東京都町田市にあり、この坂下の道が都県境にあたるのである。(和光大学)右側に7番坂の標識が現れたが、坂道の方はS字となってはいるが、勾配は緩く、平凡な住宅街の坂道である。次の6番が見当たらない。7番からは少し離れたところにあるらしいのだが、何回か往復してようやく判明。何しろ坂の下にあるはずの標識がない。坂上まで上がるが、ここでようやく自販機を発見。登りの時は買わずに帰りに買って飲むが実に美味い。7番...川崎市岡上付近の急坂を巡る③

  • 冷やし担々麺食べ比べ①〜神田・好来酒場

    毎年、『冷やし〇〇』の食べ比べをしているが、今年は『冷やし担々麺』に決めた。以前にもお邪魔したことがある『好来酒場』という個室中華のお店に伺う。この店は前回の時も書いたが、昭和通り沿いの至便なところにあるが、それが災いして高級スポーツカーが店に飛び込み、しばらくお休みをしていた店である。名物は『刀削麺』、簡単に言うと小麦粉で作った大きな塊を持ち、目の前でお湯が沸たぎる鍋に薄くスライスして落としていく、という技術を持った料理人しかできない料理である。店の前を通ると『刀削麺』と並んで『冷やし担々麺』『夏だけのメニュー、当店だけのクセになる味をお試し下さい』というポスターが貼られていた。店に入ると元気の良いアジア系の女性が席に案内してくれる。まだ、時間が早いので殆どの席が空いている。テーブルにQRコード、この店...冷やし担々麺食べ比べ①〜神田・好来酒場

  • 川崎市岡上付近の急坂を巡る②〜斜度42°はすごい

    『東京の坂、日本の坂』その244。8番坂を再び登り、先に9番坂の方に歩く。尾根道のようになっていてしばらく平らな道を歩いた先を左にくの字のように下る坂、分譲地の名前は『グリーンヒル』だったようで所々の表札の下にかいてある。坂の上の方が勾配がキツく、途中から少しは緩やかになるが、120mほどあるらしく高低差が14m、平均斜度7度はかなりのもの。左右に振られながら坂下まで降りた。(ネットにあった急番坂の標識は今はなく、丸に9と書いた看板のみである。)また、坂下には『注意、道路せまし、急坂につき最徐行』の黄色に朱書きの看板が置かれていた。坂下を左に曲がり、平らな道を歩いて次の10番坂を目指す。坂下の道ものどかなところを通る。坂下の丸に10と書いた標識を発見。坂の下の方はそれほど勾配はキツくなく、大したことないな...川崎市岡上付近の急坂を巡る②〜斜度42°はすごい

  • 浅草橋百そば〜浅草橋ランチグルメ

    浅草橋駅近くでは飲食店には事欠かない、洋食屋、中華料理、とんかつなどいろいろとあるが、今日は最高気温が33℃とげんなりする気候、こういう日には冷たい蕎麦でもと久しぶりに『百そば』を目指した。前回お邪魔したのが2021年12月だから3年半ぶりになる。北海道出身の方が経営されており、北海道産の蕎麦の実をひきぐるみのまま粉にして打ったコシの強い蕎麦で有名な店。もう一つの名物が揚げたてが供される天ぷら、悩んで悩み抜き今回もやはり『海鮮天ぷらの天ざる』(1250円)を注文してしまう。(前回は温かいそば)名物の雪板そば(そばが1.5倍、山わさびがかかったざるそば/1050円)にはなかなか到達しそうもない。10分ほど待つのは予めよくわかっているため、気にならない。何しろ注文後に天ぷらを揚げて、これに合わせて蕎麦を茹でて...浅草橋百そば〜浅草橋ランチグルメ

  • 川崎市岡上の急坂を巡る①〜坂道まで行くのが大変

    『東京の坂、日本の坂』その243。川崎市岡上と言ってもあまり馴染みがないが、実は急坂が9本(1番坂〜10番坂、但し4番坂はない)並んだ場所とネットで話題となっている場所である。聞いただけでは新宿区中井の一の坂〜八の坂を思い出すが、こちらよりかなり勾配がきついようである。善は急げと行くことにしたのはいいが、川崎市岡上は川崎市の飛地であり、周囲は東京都町田市と神奈川県横浜市に囲まれている。最寄りの駅は小田急線鶴川駅だが、坂道のある岡上西地区に直接向かう交通手段はない。そこで地図を見ながら調べると鶴川駅まで小田急線で行き、あとはバスでできるだけそばまで行くことにした。鶴川駅に到着したのは1135、下車後まずは駅前でランチにした。出口の並びにある箱根そばで冷やしたぬきそばを頂く。券売機で食券を買うとカウンターに券...川崎市岡上の急坂を巡る①〜坂道まで行くのが大変

  • イル・キャンティ吉祥寺店〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺にあるカジュアルなイタリアンを新規開拓と『イル・キャンティ』さんにお邪魔した。ヤマダ電機の横の道を少し歩いた右側、『イタリア式食堂』を標榜している。初めて行く店は緊張するが、メニューを見てびっくり。大きなメニューにびっしりと料理の名前が並んでいる。1ページ目は前菜、次がサラダとパスタ、3ページ目がピザとリゾット。4ページ目が肉料理やその他の料理、どれを頼むべきなのか、量が多いのか少ないのか、まるで見当がつかない。その上、店内は薄暗く、メニューの字も小さい。連れ合いと苦戦したが、まずは生ビールと前菜2品、ドレッシングが名物のサラダ、スープを注文した。生ビールはサントリーらしいが、とにかく外の暑さもあり美味い。お通しにパンが2種類、フォカッチャとバゲットが出された。少し待つと『南伊風ナスのチーズ焼き』、...イル・キャンティ吉祥寺店〜吉祥寺グルメ

  • 強すぎ?阪神タイガース〜阪神ファンの戯言

    7月8日まで我が阪神タイガースが9連勝。約1ヶ月前(6月10日〜17日)には7連敗したチームがここまで良くなるとは正直言って阪神贔屓の私も想像だにしていなかった。数字を見ても今の阪神が強いことは実証できる。まずは守り、防御率1.94、失策数32はリーグ最少、12球団でみても失策数が西武の28が最少ではあるが、防御率はダントツである。(数字は7月7日現在)攻めは打率.246、盗塁67、得点268はリーグトップ、ホームランは1位巨人の46に1本劣る45本、対戦成績も中日とは5勝5敗と5分だが、他の4球団には勝ち越している。特に巨人には11勝4敗という状況。このように数字から見ても2位に6.5ゲーム付けてのリーグ1位なのはうなづける。要因は①堅固な先発ローテーション・今は(村上、デュプランティエ、伊藤将)(才木...強すぎ?阪神タイガース〜阪神ファンの戯言

  • 筑紫楼丸ビル店〜丸の内ランチグルメ

    丸ビルで仕事をした後、ランチタイムとなった。時計を見ると1145、12時を過ぎると混雑するので5階のレストランフロアに上がる。ランチと言っても鰻の5400円、ステーキの3900円と高い店が並び、ラーメンなどの庶民派は既に長い列ができていた。しかし『筑紫楼』の前は列はまだない。もちろん中はかなり混雑していた。メニューを見ると週替りランチ(1500円)が油琳鶏であることを確認して入店。メニューを貰うと名物のフカヒレ麺はセットで3200円、悩んだが日替りランチに300円の焼売を付けることにした。店内はゆったりとした席の配置、私はテーブル席に通された。待っているとまずびっくりしたのは運ばれてきたお茶、白い陶器の容器にたっぷりお茶が入っている。しかもそれを温める固形燃料入りの火台が付いているのである。お茶をゆったり...筑紫楼丸ビル店〜丸の内ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(67)〜小暑となり、暑中お見舞い

    『久我山歳時記』(67)。7月7日は何の日と言われたら、日本人の10人が10人は『七夕』と答える。もちろん、七夕でもあることは間違いないが、さらに大概の年は『小暑』である。つまり、暑中見舞の便りはこの日より後に送るものであり、小暑から2日経過しても入梅しない年は『梅雨入りなしの年』となる。因みに立秋(8月7日または8日)を越えると残暑見舞となる。小暑は梅雨が明け、暑さが本格的になる時期と言われているが、こと今年に関しては6月に真夏日が10日を超えていてすでに暑さは本格的になっている。七十二侯では『温風至(あつかぜいたる、〜7月11日)』『蓮始開(はすはじめてひらく、〜7月16日)』『鷹乃学習(たかすなわちわざをなす、〜7月22日)』と言われている。(行田の蓮の花)しかし、暑い風は既に吹いて、先日、目黄不動...『久我山歳時記』(67)〜小暑となり、暑中お見舞い

  • 菘(すずな)〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺にある正統派日本料理の店、『菘』さんにお邪魔した。店の名前はあまり知らないくさかんむりの字だが、これで『すずな』と読む。春の七草の最後から2つ目、つまり蕪のことである。この店にお邪魔したのは2回目、前回は色々と好きな料理をアラカルトで頼んだが、今日はお店の『おきまり』、今月のコース『千鳥コース』にした。会合などで使う方が多いみたいでこの日もテーブル席は満席、カウンターは空いているという状態である。外も暑くなってのでまずは生ビール、実に美味い。先付は『生姜豆腐』、ゼリーの寄せもので生姜の程よい香り、上に乗っている生うにもオクラが涼しげ。前菜は角皿に乗り、手前に紫陽花を模した紫ジャガイモのポテサラ、隣には蛙に見立てたそら豆の甘煮、奥には青梅のシロップ煮、これはあまり甘みが強くない。人参とアスパラの八幡巻...菘(すずな)〜吉祥寺グルメ

  • 旧中川沿いを歩く③〜旧小松川閘門と中川船番所資料館

    『ぶらり橋巡り』その122。東大島駅を過ぎると川に沿った道が無くなるのでやむなく左側の土手を登り、中川大橋の方に向かう。この橋も江東区と江戸川区を結ぶ橋で橋長101m、幅員12.8mのガーター橋。架けられたのが1974年である。橋を渡る手前に左側に大島小松川公園が広がる。中に入り、少し歩くと左側に大きな構造物が出てくる。これが『旧小松川閘門』、荒川と旧中川の合流点であったが、水位が異なり、明治44年に荒川の改修が行われた。小松川閘門は昭和5年に完成したもので2つの閘門を作り、水位差を調整した(もう一つの閘門は廃棄されてしまっている)。この門も3分の2は土の中に埋まってはいるが、お城のような堂々たる雰囲気が今もあり、産業遺産としての重みを感じることができた。少し歩くと前が開け、荒川放水路が見える。旧中川に比...旧中川沿いを歩く③〜旧小松川閘門と中川船番所資料館

  • BONTE〜日本橋ランチグルメ

    人形町交差点から5分ほど歩いた久松警察署向かいあたりに『BONTE』というレストランがある。たぶんフランス語で『善良な、親切な』という意味から取ったのであろうが、なぜか懐かしいメニューが並ぶ。こういうカフェレストランは昭和の時代には街ごとにあり、ウェイトレスが銀色のお盆を持って注文を取りに来てくれた記憶がある。しかし、チェーンのファミレスが台頭、そのファミレスもだんだん店の数が減り、うどん屋や焼肉、回転寿司などの専門店に看板を掛け替えるのが最近の流れみたいである。そんな中、この店は古き良き時代のまま、ちゃんと席に座るとウェイトレスがお冷とメニューを持って現れ、注文を聞いてくれる。そのためか、QRコードなどを嫌う中高年に人気がある。スパゲッティナポリタン、ハンバーグ、ドリヤ、グラタン、カレーライスなどオーソ...BONTE〜日本橋ランチグルメ

  • 旧中川沿いを歩く②〜火事に遭遇

    『ぶらり橋巡り』その121。旧中川を河口に向かって下る。次の橋は『虹の大橋』、大島9丁目と亀戸9丁目を結ぶ幅員30m、橋長74.9mの自転車歩行者道として2002年に作られたPC3径間連結ボステンT桁橋である。この橋の下から黒い煙が上がっていることをようやく確認、私が通過するときには周辺の道路を規制するほどの火災で炎が上がっていた。後でニュースをみるとゴミ置き場からの出火でケガ人等の被害はなかったようだ。対岸とは言え、煙はこちらにも到達していてかなり焦げ臭くなった。もみじ大橋は江東区大島と江戸川区小松川に跨る都立大島小松川公園の連絡橋で2000年に作られた人道橋である。さくら大橋はもみじ大橋と対になる橋であり、同じく公園を繋ぐ人道橋で2000年に架橋されたものである。この2つの橋のネーミングは地元小学生に...旧中川沿いを歩く②〜火事に遭遇

  • 矢場とん グランスタ店〜八重洲ランチグルメ

    ランチの場所探しにヤエチカを歩いていて急に『矢場とん』の味噌カツが食べたくなった。東京駅グランスタ八重洲の中にあったはずと足を向ける。グランスタ八重洲はヤエチカから少し離れていて客数も少ないが、神座(ラーメン)、利久(仙台牛タン)、寿司清(寿司)、成田新川(うなぎ)など名店揃い、以前は浅草今半なども出ていた。まだ、時間が早かったので『矢場とん』に並ばす入店、1番人気は『わらじトンカツ』と言われたが、流石に量が多く、『ロースカツ御膳』(1420円)にする。ご飯大盛も無料と言われたが、丁重に辞退した。メニューを見ていると味噌カツ丼、台湾味噌カツ丼、鉄板ひれかつなど種類はたくさんあるが、いつも頼むのはロースカツ定食のみである。待っているうちに席はどんどん埋まって行き、気がつくと満席。列はどんどん長くなっていく。...矢場とんグランスタ店〜八重洲ランチグルメ

  • 荒川放水路〜旧中川沿いを歩く①

    『ぶらり橋巡り』その120。今回は荒川放水路から旧中川の下流部分を巡ってみた。JR平井駅から目黄不動にお参りした後、すぐそばを流れる荒川の堤防を登り、沿って作られた歩道を歩く。川風が気持ちいいが川の反対側には首都高速中央環状線が通っている。雄大な眺めを見ながら歩いていると河川敷で何やら釣竿のようなものを振り回すおじさん、何かと目を凝らすと竿の先には鳥の形をした凧が付いていてこれを飛ばしていた。国道14号(京葉道路)に突き当たるが、これを左に行くと新小松川橋、私は右に曲がる。階段上からは目の前にスカイツリー、これを降りる。道路は6車線あり、トラックや乗用車が行き交っている。左側には大きな団地群、小松川グリーンタウンという東京都住宅公社の賃貸住宅である。ドラッグストアや食品スーパーなどここで身近な買物は済ませ...荒川放水路〜旧中川沿いを歩く①

  • ホンデボチャ〜人形町ランチグルメ

    人形町交差点に飲食店が数多く入るハシゴ楼ができたのが2023年7月、来月で2年が経過するが、テナントはかなり入れ替わった。個人的には好きだったおにぎりの店『豆鈴』が退店したのが残念である。具沢山の味噌汁のファンだったのだが。その代わり新しいテナントも順調に入っていて今日はその中の『韓国屋台ホンデボチャ』にお邪魔した。店のオープンは2024年12月だから半年経過したくらいである。ランチメニューは多くあり、サムゲタン、ユッケジャンラーメン、ビビンバ、ビビン冷麺、チゲなど大体私が知っている韓国料理はある。(焼肉はないようだ。)今回は石焼ビビンバ(1298円)をお願いした。もちろん、このビルは『キャッシュレスかつQRコード』のため、スマホから注文する。会話はいらないので便利ではあるが、今だに違和感を覚える。すぐに...ホンデボチャ〜人形町ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉝〜第19番最勝寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉝、今回は第19番最勝寺にお邪魔した。五色不動の目黄不動尊としても有名なお寺である。JR平井駅で下車、南口(みずほ銀行がある方)に行く。駅前からまっすぐ伸びる道を歩き、三叉路を左に行く。見事なリュウキュウアサガオの花が咲く横を通る。都立小松川高の横を歩き、左に行くと中川の土手に突き当たるのでこれを右、次を右に曲がるとようやくお寺の正面に出る。歩くこと約13分、気温も湿度も高いので汗が滴る。最勝寺は元は本所表町にあったが、1913年に当地に移転した。正式な名前は牛宝山(ごぼうざん)明王院最勝寺と言い、寺伝によると860年に慈覚大師円仁により隅田川端に草創され、877年円仁の弟子である良本阿闍梨により開山されたという。境内の入口にはガラスケースに入った仁王像が左右に安置されていて中に入...『関東三十六不動尊巡り』㉝〜第19番最勝寺

  • やきとり宮川 赤坂〜赤坂ランチグルメ

    茅場町宮川の支店が赤坂インターシティに出店していることは認識していたが、ようやく訪問することができた。本店はランチタイムは列ができるほど、夜も予約ができないため、なかなか行くことができない名店である。少し時間も早かったので店は空いていた。お店は元の名前は『鶏の宮川』だったが、今は『やきとり宮川赤坂』。本店は1949年創業で赤坂の他に四谷、大手町などにもある。メニューは名物の『白い唐揚げ』の他に、『チキン南蛮』『旨辛揚げ鶏』『胡山椒鶏』と4つの定食がある。白い唐揚げはサクサクの白い衣で揚げた鶏を独自にブレンドしたポン酢で頂くさっぱりとしたもの。ただ、これは本店で頂いたため、今日は『旨辛揚げ鶏定食』にした。カウンターに座り、職人さんの手慣れた調理を見ていたが、あっという間に出来上がっていく。ランチは5分程度で...やきとり宮川赤坂〜赤坂ランチグルメ

  • 石川町駅付近の坂③〜外交官の家

    『東京の坂、日本の坂』その243、横浜・石川町付近の坂巡り③。小坂を登り切り、その先を左に曲がると山手イタリア山庭園が見えてくる。この地に立っているのは『外交官の家』と呼ばれる明治時代に建てられた洋館である。敷地内に入ると洋館の前はバラ庭園となっていて色とりどりのバラが咲き乱れ、丘の上からはランドマークタワーやポートタワーなど横浜を代表する建物が見渡せる。この洋館はニューヨーク総領事やトルコ大使などを歴任した内田定槌氏が1910年に渋谷区南平台に建設した。木造2階建で塔屋がつき、アメリカン・ヴィクトリアンの影響を受けている。その洋館を横浜市が内田氏の孫から寄贈を受け、1997年に移築したものである。(国重要文化財)中は自由に見ることができるが、何とも優雅で家具や調度もそのまま残されていて当時の生活ぶりを見...石川町駅付近の坂③〜外交官の家

  • 牡蠣場 厚岸〜日本橋ランチグルメ

    COREDO室町も1〜3とテラスの4棟があり、中には各種のレストランや諸国名産を売る店が入っていてなかなか回りきれていない。今回はCOREDO室町2の1階、八海山のレストランの隣にある『牡蠣場北海道厚岸』に行くことにした。北海道東部にある厚岸町(あっけし)のアンテナショップ居酒屋で牡蠣料理を中心につぶ貝や鯖、帆立貝と言った海の幸が味わえる。ランチも人気でカキフライ定食(4個、1700円)、カキフライ・ザンギ定食(カキフライは2個、1300円)、海鮮バラチラシ定食(1800円)、魚定食(ホッケなど干物、カキフライ1個、ザンギ付、1500円)というラインナップ。少し値段は張るが新鮮な魚介が楽しめる。その中で私はカキフライ・ザンギの定食を選択。7、8分でランチは到着。大きめのザンギ3つ、カキフライ2つ、味噌汁、...牡蠣場厚岸〜日本橋ランチグルメ

  • 石川町駅付近の坂②〜乙女坂の由来は女子校

    『東京の坂、日本の坂』その242。横浜・石川町付近の坂道②。猿坂を登り、山手本通りを左に曲がる。すぐの道を左に行くとこれが『牛坂』である。左右に曲がりながら下る急坂でいかにも昔からある道のようである。名前の由来は①昔、牛を飼っていた人がいた、②牛のようにしかゆっくり登れない急坂であった、③付近に牛天神があったなど幾つかの説はあるが、いずれもはっきりしない。暑くなり、坂を降りるとまた登らなければならないのだが、300mほど坂を下って行くとようやく案内板を発見、写メにおさめた。再び坂道を上るが、太陽が高く汗が吹き出してくる。水分を補給しながら、横浜共栄学園を左に見て歩く。この辺りには女子校が多く、横浜共立学園と横浜女子高校が隣り合わせに立つ。その間にある細い坂が『乙女坂』、この坂道は2つの女子校の通学路となっ...石川町駅付近の坂②〜乙女坂の由来は女子校

  • 酒肆一村〜門前仲町グルメ

    門前仲町駅から歩いて4分ほど、『酒肆一村』というお店に行った。この店は門前仲町の居酒屋『沿露目(ぞろめ)』、月島の『蛮殻(ばんから)』と同じ系列の店でかつて市ヶ谷の『あて』で美味い料理を出していた大野さんがやっていられたはずである。まず、店の入口がわかりにくい。6番出口を出て右に歩き、高速道路の下を通り、次の道を右に曲がってすぐの岡野ビルの2階、1階は家族という名前のトンカツ屋さんである。また、大野さんのやる店はいずれも小さめでこちらも8席、予約は必須。カウンターに座ると3品のお通しが出てくる。生ビールで乾杯ののち、1品目はとうもろこしのスリ流し、よく冷えていて自然の甘みが優しい。2品目は鰹の握り寿司、トロッとした身がちょうど良いくらいのヅケになっている。3品目はズッキーニとししとうの串天ぷら、揚げたてに...酒肆一村〜門前仲町グルメ

  • 西武vs巨人の試合を観戦〜技巧派投手の素晴らしさ

    プロ野球日本生命セ・パ交流戦2025もいよいよ最後のカードに入った。試合を進めていくにつれてパリーグの強さとセリーグの弱さが際立つようになってきた。東京ドームでは20日より西武ライオンズvs讀賣巨人が3連戦を戦い、今日は巨人1勝で対決となった。試合のチケットが手に入ったので娘婿のNさんと観戦に訪れた。何しろ彼は根っからのヤクルトファン、私は阪神ファンだからどちらが勝ってもいいのだが、実は面白い対戦となった。その前に先日亡くなった長嶋茂雄氏のレリーフが置かれているというので3塁側に向かう階段を見にいく。確かに階段に長嶋茂雄氏の勇姿、NagashimaGateがある。写メに撮り、席に向かう途中で一塁側を見るとこちらには王貞治選手のレリーフとOhGateがあるではないか。なるほど一塁は王選手、三塁は長嶋選手なん...西武vs巨人の試合を観戦〜技巧派投手の素晴らしさ

  • 一幻〜八重洲ランチグルメ

    ヤエチカの一番奥、有楽町よりに『えびそば』の名店、『一幻』がある。元々は北海道で生まれたメニューでこれでもかというほどの甘エビを材料に濃厚なスープを取り、作られたラーメンである。人気店らしく1時近くなっていて、場所も外れているのに満員、少し待ってカウンターに座ることができた。ラーメンの種類はえび味噌、えびしお、えびしょうゆの3種類(各950円)で味は『そのまま』と『あじわい』がある。『そのまま』はえびから取った出汁をそのままストレートに使ったもの、『あじわい』はとんこつスープをブレンドして深い味わいにしたもの。悩んだが、『えびしお』の『そのまま』を注文、海老の出汁で炊いたご飯のおにぎり(200円)もお願いした。5分ほどでラーメンが到着。出てきたラーメンにはチャーシュー、煮卵が半分も乗っているが、特徴は海老...一幻〜八重洲ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(66)〜夏至はこんなに暑かったかな?

    二十四節気では立夏から大暑までが夏ということになっていて、『夏至』は『北半球では一年のうち最も昼(日の出〜日没まで)の時間が長い』を表し、北欧では白夜となる。より細かい七十二侯では『乃東枯(なつかれくさかるる〜6月25日)』『菖蒲華(しょうぶはなさく〜7月1日)』『半夏生(はんげしょうず〜7月6日)』となっている。今年の半夏生は7月1日、この日は農家に取っては『畑仕事を終える』『田植えを終わらす』などの目安の日であり、半夏生以降5日間を休みにする地方もある。さらに半夏生の日には『タコを食べる』『小麦を混ぜた餅にきな粉を付けて食べる』『江戸時代に藩主が農民に焼き鯖を配った故事から焼き鯖を食べる』などの風習がある。半夏生は半夏(からすびしゃく)の生える頃という意味であり、サトイモ科の植物で根を乾燥させて漢方薬...『久我山歳時記』(66)〜夏至はこんなに暑かったかな?

  • お㐂楽〜人形町ランチグルメ

    久しぶりに人形町のお店にお邪魔した。『やきとりお㐂楽』は2018年10月オープン、2019年1月にお邪魔したが、その後コロナ禍になったが、今もご盛業のようである。先日前を通った時に私がお邪魔した際には親子丼と焼鳥丼しかなかったのだが、今は『おきらく御膳』(1300円)というサービスランチを始めていた。店は相変わらず清潔感が漂い、ランチは他に『親子丼』(1400円)、『親子丼極』(1600円)、『焼鳥重』(1550円)があるが、一番人気は焼鳥重である。また、インバウンドにかなり人気があり、半分くらいは外国人(白人)だった。お願いすると7、8分で提供された。お盆の上には野菜サラダ、筑前煮、温泉卵、焼鳥2本、そぼろ丼、漬物、鶏スープとかなり充実していて楽しそう。まずはサラダから頂くが、和風ドレッシングがかかった...お㐂楽〜人形町ランチグルメ

  • 石川町駅付近の坂道①〜遊行坂から始める

    『東京の坂、日本の坂』その241。今回は横浜市の山手地区にある坂道を巡る。JR石川町駅から港と反対方向に中村川沿いを歩き、石川小学校下の交差点を左に曲がる。坂は結構急坂でまずは左に曲がり、その先はまっすぐとなるが、だんだん勾配が険しくなって行く。左右の分かれ道も皆石段、この周辺の住人は坂道は避けて通れない。さらに左右の住宅地に行くのも階段か坂道である。東京の坂道をかなり色々と歩いたが、神奈川県の方(例えば大倉山や日吉、保土ヶ谷などの坂道)の方が長くて勾配のきつい坂が多い気がする。坂の中腹あたりに横浜市立石川小学校、さぞや子供たちは健脚なのだろう。この坂道が『遊行坂』である。名前の由来は藤沢の遊行寺の末寺である浄光寺があることに由来する。400mの坂道をようやく登り切ると坂の名前を書いた石碑が現れる。(最初...石川町駅付近の坂道①〜遊行坂から始める

  • はてなブログにお引越し

    gooブログには13年もお世話になっていてこれがなくなるというのは青天の霹靂。一度辞めようとも思ったが、4000回以上投稿していたのに無くすのは勿体ないと考え直してはてなブログにお引越し手続き完了。しかし、取り敢えずはgooブログが終わるまで両方に毎日投稿することに。『ほくとの気まぐれ散歩』をよろしくお願いします。はてなブログにお引越し

  • 蕎麦たかね〜茅場町ランチグルメ

    茅場町の立喰そばの店にお邪魔してみたが、やはり立喰そばの最高峰(?)と私が思っている『たかね』さんにお邪魔しなければと足を運んだ。『たかね』さんは場所は株式取引所の斜め向かいから2019年に移転、その後は2回ほど行ったが、少し事務所から遠くなったので足が遠のいていた。店の入口に券売機があり、悩んだが『かき揚げそば』(800円)、『いなり寿司』(100円)を選択した。蕎麦好きなら『匠の乱切りそば』(900円)は石臼引き十割蕎麦、揚げたて天ぷらの付いた『天ざるそば』『海老天ざるそば』(800円)は一流そば店の味がする。この店の蕎麦は打った蕎麦を押し出し器に入れ、湯の上に搾り出す『ゆで太郎』と同じ方式。いつも茹でたての蕎麦が頂ける。通常の立喰そばより若干時間がかかる。できたそばをお盆に乗せてトッピングコーナーに...蕎麦たかね〜茅場町ランチグルメ

  • まさかの6連敗、大丈夫か阪神〜阪神ファンの戯言

    今年の梅雨はメリハリ型らしく、雨が降る時は連続して大雨、晴れる時は35℃の猛暑が続くらしい。それに似ているのが今年の交流戦の阪神タイガースの成績である。出だしの2カードはパリーグ1位の日本ハムに勝ち越し(2勝1敗)、続くオリックスには3連勝、珍しく楽勝かなと思っていたら、西武・楽天に6連敗。負け方を検証してみる。11日の西武戦は久しぶりに登板した伊藤将が先発、8回途中まで素晴らしい投球していたが、9回に湯浅を出して1死後四球、死球で1.2塁、さらに外崎の内野安打で満塁から源田に同点タイムリー、さらに変わった岩崎から炭谷がサヨナラ安打と最悪の負け方。しかし、これが後を引きずる。12日は今まで落ち着いていたデュプランティエの制球が定まらず4点取られて4回で降板してしまう。さらに13日の楽天戦は村上が2点取って...まさかの6連敗、大丈夫か阪神〜阪神ファンの戯言

  • がんぎ〜茅場町ランチグルメ

    茅場町駅近くをうろうろしていたらチェーン店ではない立ち食いそばの店を2つも見つけてしまった。一軒は新大橋通り沿いの『峠や』、もう一軒はつい先日お邪魔した『亀島』から霊岸橋を渡ってすぐにある『がんぎ』である。少し遅かったせいか、『峠や』は満員のため、『がんぎ』に入る。この店は新潟県のへぎそばの店であり、蕎麦のつなぎに布海苔を使っているようだ。冷たいのもいいが、ツユが飲みたかったので券売機で『かき揚げそば』(680円)と『小ライス』(210円)を買ってカウンターに持って行く。こちらは席なしの完全立喰のため、少しスペースに余裕がある。食券を渡すとすぐに厨房の店員が麺を温めて丼に取り、かき揚げを乗せ、ツユをかけてご飯と共にお盆に乗せてくれる。食べるスペースを確保して七味唐辛子を掛けて頂く。まずは麺から、へぎそばと...がんぎ〜茅場町ランチグルメ

  • 中村川の橋を巡る

    『ぶらり橋巡り』その119。横浜市元町近くを流れる中村川に架かる橋を巡ってみた。中村川は大岡川から分かれ、山下橋の下流で横浜港に注ぐ河川でその上に首都高神奈川3号狩場線が通っており、日のあまり差し込まない部分が多い川である。石川町駅を降りて元町商店街と反対の左側に歩く。まず出てくるのは石川町駅前歩道橋、歩道橋というと下に道路が通っているものが多いが、この歩道橋の下は川が流れている。中村川は人工的に作られた運河であり、江戸時代には他にも多くあったが、この川だけが残った。かつては下流の山下橋付近に船上生活者が多くいたが、今は最後のパージ船も撤去されている。亀の橋(亀之橋)は橋の脇に『鶴屋呉服店』(現、銀座松屋)の発祥の地がある。立派な親柱、欄干には亀の模様が施されている。また、地蔵坂の麓には坂の名前の由来とな...中村川の橋を巡る

  • 番外地〜八重洲ランチグルメ

    ヤエチカをウロウロ、最近かかりつけ医が移転した関係でよくくるようになった。ラーメンストリートなどもあり、飲食店の中ではラーメン屋の比率はかなり高い気がする。ラーメンストリートなどより昔からあるのが今日お邪魔した『番外地』、旭川ラーメンを標榜している。ただ、一般的には『札幌は味噌、旭川は醤油、函館は塩』と言われているが、この店では一番上には味噌が書かれている。私は始めての店では醤油か味噌のラーメンを食べることが多い。というのも塩ラーメンでしっかりと出汁が取っていないのは単に塩辛いラーメンとなってしまうからである。店の入口で食券を店の人から買う方式で『味噌ラーメン』(800円)を購入、少し待たされたが、コロナの余波が残っていて基本相席はしないようであとは狭いカウンターのみである。ところで店名の『番外地』は多分...番外地〜八重洲ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉜〜第33番高塚不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉜、三十六不動巡りも佳境を迎えてあと5か所となった。ここで改めて御朱印(納経帳)とブログの記事を比較して見ると数が合わない。まだ行っていないのは8番高尾山、19番目黄不動尊、29番苔不動尊、31番岩槻大師の4か所だが、記事は31、つまり5か所。もう一度見直して見ると房総旅行の際に最後に回った33番妙高山大聖院(高塚不動尊)を飛ばしていた。33番にお参りしたのは旅行2日目の3時頃、ようやく千倉の街に入り、海沿いの道と並行して走る国道410号線を少し山の方に行った所にある。道はどんどん狭くなり、ようやくお寺の門の手前に車を停める。お寺の門の前に前不動がコンクリート製の覆いの中に鎮座する。風がつよいのでこのようにしてあるのだろう。目の前にある山が高塚山で標高は206m。天平年間(729〜...『関東三十六不動尊巡り』㉜〜第33番高塚不動尊

  • 鉄板焼 東洋〜日本橋ランチグルメ

    『鉄板焼』というとかなり値段が張ると思いがちである。今回お邪魔した『鉄板焼東洋』も夜の黒毛和牛コースは15000円と簡単には行けない。しかし、ランチとなれば話は別、かなりはリーズナブルなメニューもある。『鉄板焼東洋』は創業80年の老舗で日本橋交差点そばで甘味の店としてスタート、50年前に今の業態となった。場所は三越本店から中央通りをわたり、路地を少し歩いたところにある。ランチメニューは『じゅうじゅう焼(牛バラと玉ねぎを味噌味で焼く)』『若鶏鉄板焼』が1200円、『豚生姜焼』が1300円、『ミックスグリル』が1700円である。今回はボリュームのあるミックスグリルをお願いした。注文するとすぐに小サラダとポン酢に大根おろしの入った小鉢が出された。小サラダはレタス、キャベツ、にんじんなどにサウザンドレッシングをか...鉄板焼東洋〜日本橋ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉛〜第18番札所瀧泉寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉛、第18番札所瀧泉寺(りゅうせんじ)にお参りする。瀧泉寺の正式名称は泰叡山瀧泉寺。目黒不動を本尊とすることから『目黒不動尊』と呼ばれ、信仰を集めてきた。江戸五色不動の一つ。仁王門をくぐり、境内に入ると本堂に向かう石段の下に池があり、奥に滝がある。これは寺伝によると慈覚大師円仁が下野国から比叡山にいく折にこの地で夢を見た。青黒い顔をし、右手に降魔の剣、左手に羂索をもつ恐ろしい形相の神人が枕上に現れて『我この地に迹を垂れ魔をふし国を鎮めんと思うなり。来つて我を渇仰せんものの願いを成就させん』と告げた。目が覚めた円仁がその姿を彫ったのが本尊目黒不動である。堂宇建設を決め、法具の独鈷を投じたところ泉が湧き、泉は『独鈷の瀧』、寺院はこの古事に因み『瀧泉寺』となった。二筋の清水が龍口から注ぎ...『関東三十六不動尊巡り』㉛〜第18番札所瀧泉寺

  • 酒場 髙なし〜小伝馬町ランチグルメ

    以前お邪魔した『田そば』(閉店済)の並びに佐賀県産品、特に『ふもと赤鶏』を出す居酒屋さんがある。以前から前を通ることがあったが、いつもお客さんが多く、ようやくお邪魔することができた。店の名前は『佐賀ふもと赤鶏酒場髙しな』という。佐賀県産の地鶏と野菜にこだわった店で入口には開店時に佐賀県知事から贈られた花についた名札が残るほど。ランチは5種類で『からあげ定食』(1000円)、『親子丼』『チキン南蛮』『カレーライス』(1100円)、『鶏もも炭火焼き』(1300円)である。鶏ももの炭火焼きがうまそうだったが、まずは親子丼で様子を探ることにした。とにかく元気のいいお店で来店すると焼き場にいる大将がいらっしゃいませと大きな声で叫ぶ。これを聞いてフロアの人が席を案内してくれる。1人だからカウンターの真ん中に座ることに...酒場髙なし〜小伝馬町ランチグルメ

  • 目黒不動尊付近を歩く

    通称目黒不動尊と呼ばれている関東三十六不動尊第18番札所瀧泉寺に向かう。東急目黒線で目黒駅から1駅目の不動前駅で下車する。駅の名前に『不動前』と付いたものは三十六不動尊の中でここだけである。江戸五色不動と呼ばれた目黒・目白・目青・目赤・目黄は五行思想の色にまつわるもので徳川三代将軍家光が大僧正天海の建言により、江戸府内から5ヶ所の不動尊を選び、天下泰平を祈願したという伝説に由来する。ただ、実際に五色不動の名称が登場するのは明治〜大正時代のようである。(目白不動尊)元々は五不動の中でも目黒・目白・目赤は江戸の名所だったようである。(ちなみに五色とは青・白・赤・黒・黄は東西南北と中央を表す)目黒不動尊は徳川家光が鷹狩りに訪れた場所で鷹が止まった松も境内にある。不動前駅前には小さな商店街があり、八百屋やはきもの...目黒不動尊付近を歩く

  • 欧風料理 華〜西荻窪グルメ

    以前より気になっていた西荻窪のレストランにようやくお邪魔することができた。お店の名前は『欧風料理華』、我が家から西荻窪駅に向かう途中にある。西荻窪では老舗の『こけしや』や『ビストロさて』によく行っていたが、こけしやはビルの建て替え、さてももう何年も行っていない。いつも西荻窪に買い物に行く際に存在は知ってはいたが、『西荻ごはん』という本に載っていた。中を読むといかに筆者が大ファンかということがわかり、お邪魔させてもらった。店は間口が狭く、カウンターの奥が厨房、それ以外に4人席が2つというスケール。予約してきましたというとカウンターの一番入口寄りに案内された。店内のインテリアもいい感じ、さらにシェフは銀髪の老紳士、奥様も実に愛想がいい。座ってすぐに馴染むことができるいい雰囲気の店づくりがされている。まずはメニ...欧風料理華〜西荻窪グルメ

  • 茶の木稲荷神社〜眼にご利益のある神社へ

    友人の代参で次は目にご利益のある神社にお参りに行く。東京にある目に効く神社は新井薬師梅照院(中野区)、諏訪神社(立川市)、源覚寺(こんにゃく閻魔、文京区)などが有名。今回は市ヶ谷亀岡神社内にある茶の木稲荷神社に伺うことにした。都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅で下車、地上にがあり、市ヶ谷橋を渡る。市ヶ谷駅のホームからもよく見える釣り堀は都会では珍しい存在である。外堀通りを左に曲がるとすぐ右へ、提灯が出ているので間違えることはない。目の前に48段の石段が見えてくる。雨の日は滑りやすいので手すりを持って上がった方がいい。石段の途中に左側にお社が出てくるが、これが茶の木稲荷神社である。茶の木稲荷は約1000年前に空海(弘法大師)が関東下向の際にご鎮祭申し上げたものと伝わる。眼病平癒の伝説はこの山に稲荷大神のお使いである白...茶の木稲荷神社〜眼にご利益のある神社へ

  • 天下一品吉祥寺店との惜別〜『こってり』は美味かった

    先月下旬に吉祥寺の開店・閉店サイトを見て驚いた。馴染みのラーメン屋『天下一品吉祥寺店』が他の9店(新宿西口、池袋西口、渋谷、目黒、田町、蒲田、川崎、大宮東口、大船)とともに6月末に閉店するということを知った。開店以来何回も通った店、当時は地下にも席があるほどの人気店であり、大阪に住んでいた頃からファンになった。何しろスープが独特で初めて『こってり』を食べた時はとんこつなのかと思うほど、調べて鶏を長時間煮込んで作る製法を知った。連れ合いはあまりこってりがお好みではなかったようでいつもスープは『あっさり』、とはいえしっかりと味付けされた出汁の香るスープである。店に入ったのが土曜日の11時45分、並んではいなかったが、席は満席。やむなく食券を買って待つ。幸い割にすぐに席は空き、注文する。今回は私が『こってり』の...天下一品吉祥寺店との惜別〜『こってり』は美味かった

  • 大観音寺〜韋駄天に友の脚の回復を祈る

    友人のお見舞いに行くにあたり、何とか力付けたいと神頼みをして見ることにした。病気の後遺症で視力が大幅に落ちたことと、脚の運動機能が下がったという話を聞いて、この二つにご利益のある寺社に代参することにした。まずは『脚』、以前家族が足を骨折した際にお邪魔した大観音寺(人形町)に行く。大観音寺は人形町通りに面していて入口には5本の幟、右から地蔵大菩薩、韋駄天、大慈大悲観世音、江戸三十三観音、そして大観音寺がはためいている。大観音寺は開山は1878年と比較的新しい。本尊の鉄製の聖観音像は首だけしかないが、これは鎌倉の新清水寺(今はない)にあった観音像である。1258年の火災で崩落、その後井戸を掘ったのところ首だけが発掘され、お堂に安置された。これを東京に移すことになり、1874年に仮堂を建てたのが由来である。この...大観音寺〜韋駄天に友の脚の回復を祈る

  • エチオピア〜お茶の水ランチグルメ

    お茶の水駅近くでランチタイムとなった。とはいえ、時間は13時20分、もう店は空いているだろうとソラシティB1に入っているカレーの名店『エチオピア』に行く。ところが、店は意外に混んでいて私が入る時にちょうど1人帰ったのですぐに座ることができた。店内ははっきり言って狭い。4人掛けの席が2つ、2人掛けの席が1つ、カウンターが4席のみ、しかも4人掛けは縦に2つに仕切ってある。店員は日本語の流暢なインド人(風)が4人、午後遅い時間は提供できないメニューもあるらしい。エチオピアと言われるとアフリカ大陸に古くからある王国、アフリカ風のカレーなのに何でインド人と思われるかもしれないが、エチオピアという名前はカレーとは関係ない。元は神田創業のカレーとコーヒーの店でエチオピア産のコーヒーを出していたことから付けた店名。そこの...エチオピア〜お茶の水ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(65)〜芒種となりて

    6月4日は二十四節気の『芒種(ぼうしゅ)となる。『芒』を普通に使う際には『ススキ』と読むのだが、その意味はススキだけでなく、『芒(のぎ)』のある植物〜稲のような穂先に突起、稲や麦など〜の種を蒔く季節という意味である。小満と夏至の間であり、だんだん雨が降り出す時期にあたる。さらに細かい七十二侯では初候(〜6月9日)を蟷螂生(かまきりしょうず)と言い,カマキリが誕生する頃を指す。(写メの左上)次候(〜6月15日)は腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)と言い、蛍が闇に飛び交う季節を指す。末候(6月20日)を梅子黄(うめのみきばむ)と言い、梅雨入りとともに梅の実が薄黄色に熟す季節を示す。だんだんと梅雨入りが近づくとともに庭の手入れを晴れ間を見て行うが、植物の植え替えの為に土をいじるとダンゴムシや蚯蚓などが驚いて...『久我山歳時記』(65)〜芒種となりて

  • 魚やキテレツ〜人形町ランチグルメ

    人形町には『キテレツ』という魚料理の店が2軒ある。いずれもなかなか美味しいが、今日は水天宮前駅に近い方の店に行く。(本店が『魚やキテレツ』、堀留町支店が『魚食堂キテレツ』となります)こちらはカウンターがメインで4人掛けの席が3つ、夜は結構いいお値段だが、カニサラダが秀逸である。ランチメニューは3種類で『赤魚の味噌漬』『カレイの煮付け』『鯛ごはん』、いずれも1300円である。私とMさんの2人で店に入る。11時半にもかかわらず、カウンターは満席。4人掛けの席を2つに仕切った席のみ空いていた。もちろんそこに座る。お目当ての鯛ごはんはまだあるとのこと、すぐにお願いする。私の右隣の女性はカレイの煮付けを食べていたが、他の人は全て鯛ごはん、やはり人気がある。待つこと5分ほどで到着した。トレイの上には鯛ごはんの他に冷た...魚やキテレツ〜人形町ランチグルメ

  • 一茎庵〜『大人の遠足』の最終目的地で蕎麦と酒を頂く

    大人遠足の最終目的地は本厚木駅から歩いて10分の全く住宅地の真ん中にあるお店『一茎庵』にお邪魔する。普段はお蕎麦屋さんだが、とにかくこだわりの塊のようなご主人と奥様が心尽くしのもてなしをしていただける。夜の部は1日1組限定の会席料理。まだ、雨が降っていたため、タクシーでお邪魔するが、番地を伝えてカーナビ頼りに行くと道が狭くなり、この辺りですよと運転手さんに言われて降りる。少し戻ると確かに奥にお店を発見。路地を行くと木の看板が出ていて右サイドにお店の入口があり、中に入る。こじんまりしたお庭を見ながら8人ほど座れる椅子に3人。まずはご主人からお品書きの説明がある。『まずは何を飲まれますか?』と聞かれて『10年寝かせたビール』と言われてこれを頼む。一般に販売しているビールを常温で寝かすと味が変わると言われて小瓶...一茎庵〜『大人の遠足』の最終目的地で蕎麦と酒を頂く

  • 『5年ぶりの大人の遠足』③〜本厚木の望月商店

    ラーメンを頂いたあと、時間を合わせて大山ケーブルからは再び神奈中バスに乗り、伊勢原駅まで戻る。晩餐までに時間があるので取り敢えず待ち合わせの本厚木駅に向かう。本厚木駅の次は厚木駅だが、こちらはJR相模線との乗換駅、しかし、各駅停車しか停まらない。一方で本厚木駅はロマンスカーも停まる大きな駅である。なぜこのようなネーミングとなったのかは駅ができた時に遡る。厚木駅は1926年に神中鉄道(現在の相鉄本線)が開設した。しかし、資金不足から相模川の架橋を断念、相模橋の袂に作った。その際、駅は海老名村にあったにも拘らず、厚木駅と名付けた。その後、小田急が開通、厚木町中心部に相模厚木駅(現、本厚木駅)を開業、相模線の厚木駅近くには河原口駅を開設した。厚木市にあるという意味で本厚木駅と改称、厚木駅には駅名標に神奈川県海老...『5年ぶりの大人の遠足』③〜本厚木の望月商店

  • 亀島〜茅場町の懐かしい立喰そば。椅子はなしです。

    茅場町には橋が多い。日本橋川にかかる鎧橋、茅場橋、亀島川にかかる霊岸橋、新亀島橋、小さな街なのに多い。その中でも霊岸橋は霊岸島の入口である。霊岸島は江戸時代に隅田川・亀島川・日本橋川に囲まれた地域を指す地域で霊岸寺があった(江戸時代に焼失)からと言われている。その霊岸橋の袂に昔ながらの個人経営の立喰蕎麦『亀島』がある。外から見るより中に入る方が狭い店で一度に食べられる(もちろん椅子などない)は6人が限界である。外にある券売機で食券を購入、中のおじさんに渡す。蕎麦の種類は多く、かき揚げ・ごぼう天、春菊天、牛肉コロッケ、ちくわ天そば(各500円)、きつね・わかめそば(各490円)、カレー・とろろそば(各550円)、かき揚げ丼・海老天丼・カレー丼セット(たぬきそば付き、550円』など意外に種類が多い。蕎麦は生そ...亀島〜茅場町の懐かしい立喰そば。椅子はなしです。

  • 『5年ぶりの大人の遠足』②〜阿夫利神社に参拝

    大山寺の参拝を済ませて1215に大山寺駅に戻る。さらに上にある阿夫利神社駅行きのケーブルカーを先ほど降りたプラットフォームで待つ。大山寺駅はケーブルカーの中間駅のため、上りと下りがすれ違うようにできていてすぐに電車の接近を示すランプが点灯する。しかし、驚いたのはこの後である。(下りケーブルカー)わたしの立っているホームには下りの車両、構内跨線橋を渡ったホームに上りの車両が停車したのである。それを見て慌てて反対側のホームに急ぐ。何しろここで乗り遅れると雨粒がかかる狭い屋根の下であと20分待たされることになる。(上りケーブルカー)何とか上りの車両に乗り込み、無事登ることができた。後で調べると大山ケーブルカーは車両によりホームが変わる(1号車は大山寺側1番ホーム、2号車は跨線橋を介する2番ホームに必ず停車する)...『5年ぶりの大人の遠足』②〜阿夫利神社に参拝

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉚〜第1番札所大山寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉚、第1番札所大山不動尊をお参りする。大山ケーブルカーの途中駅大山寺駅で下車、進行方向に向かって左側に降りる。目の前にお寺の方向を示す矢印が出てきたのでそれに沿って参道を歩く。山沿いの細い道は左右に曲がりながら続く。途中、右側の階段がでてきて、これを上ると十一面観音が祀られているとあるが、雨が強く、階段が怖いので断念。橋を渡ると左右に道が分かれていて左が階段に続く道、右が坂道となるが、これを右に行く。途中まで行くと左に緩やかな道があるのでこちらを歩くと大師堂のすぐ脇に出る。左側には先ほどの道の先にある階段、女坂とあるが急階段で激しい雨のため、ほぼ滝のように水が落ちている。(大師堂)(本堂)大師堂の裏には本堂、明治初年の廃仏毀釈で破壊されたが、1885年に全国の信者からの寄進で再興さ...『関東三十六不動尊巡り』㉚〜第1番札所大山寺

  • いよいよセパ交流戦、DHは誰?〜阪神ファンの戯言

    阪神タイガースは46試合を消化した5月25日時点で25勝19敗2分、勝率.549で何とか首位に止まっている。対戦成績は中日に5勝5敗、DeNA3勝3敗2分と5分にして、負け越しはなくなった。しかし、広島5勝4敗、ヤクルト4勝3敗という対戦成績、つまりこの4球団を合わせると17勝15敗2分と殆ど互角なのである。しかし、こと巨人に関しては東京ドームで3連勝など8勝4敗と4つも勝ち越していて阪神の強さの原因は巨人のおかげとも言える。確かに巨人は丸選手の怪我、岡本選手の怪我、坂本選手の不振など原因ははっきりしているが、巨人はヤクルト・中日の2球団には15勝5敗と大きく勝ち越しているのである。阪神と巨人の違いはどこにあるのだろうか。スタメンを比べるとよくわかる。巨人で優勝した昨年と同じ選手が出ているポジションは2塁...いよいよセパ交流戦、DHは誰?〜阪神ファンの戯言

  • 『5年ぶりの大人の遠足』①〜大山参りを雨天決行

    5月17日は低気圧の接近により朝から強めに雨が降っていた。しかし、2018年12月以来5年ぶりの『大人の遠足第二弾』ということもあり、朝9時過ぎに我が家を出発、まずは目的地『大山』を目指す。今回は出席者が少なく、さらに諸事情もあり、通しで参加するのは私ひとり、これでは普段の寺社巡りと変わらないのだが、行くと決めたら決行した。下北沢駅で乗り換えて小田原行快速急行に乗車する。伊勢原駅着は1055、僅か45分乗るだけだが、外の風景は一変、特に海老名駅を越えたあたりから緑と空き地が増える。伊勢原駅に定時に到着、バスは20分おきに出ていて次は1105である。駅構内から出ただけでかなり激しく降っている。大山ケーブル行バス(神奈中バス)は乗車率30%程度、殆どが地元の人で駅前まで買い物に来て、帰るのだろう。定刻にバスは...『5年ぶりの大人の遠足』①〜大山参りを雨天決行

  • 鳥健〜茅場町グルメ

    最近、新しい居酒屋をなかなか開発できない。これは①だんだん探すのが億劫になってきたことと、②今ある手持ちのお店でも不便を感じないこと、③もう一つはあまり好みでない店に当たってしまった場合に山田風太郎氏が書いていたように『あと一千回の晩餐』ではないが勿体無いことをしてしまうことに尽きる。しかし、馴染みの店がなくなった場合は事情が変わる。(鳥徳)(丈参)茅場町は焼鳥屋の激戦区である。これは人形町と同様、しかし、かつてはよく行った『鳥徳』が店を閉め、『宮川』は席が取れない、人形町の『丈参』も店を閉め、大将が北海道に帰ってしまったとあれば新しい店を探すしかない。食べログやぐるなびなどを駆使してようやく良さそうな店を見つけた。店の名前は『鳥健』である。外出の帰りに店を見てきたが、古民家風の渋い店構え、かなり期待でき...鳥健〜茅場町グルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉙〜第30番札所總願寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉙、第30番札所總願寺(不動ヶ岡不動尊)にお参りした。埼玉県加須市にある古刹であり、由来は886年光孝天皇が自らの重病を治すため、智証大師に対して不動明王に祈願するように命じた。その後、この像は歴代天皇の守護仏となる。ある時、殿上人が不動明王像の剣を盗もうとしたが、不動明王が堂守の夢枕に立ちお告げをする。これを受けて堂守は自らの故郷である武州吉見領に逃れ、仮堂を建てる。しかし、1039年の大水で像は流失、これを村人が拾い上げるが地震が起きて不動明王の怒りと感じた村人は川に戻す。数日後に武州羽生領岡村に流れ付き、不動堂を建てて安置した。そして岡村を不動岡村に改めた。といういわれがあり、1616年に總願上人が開基、火災に遭い、本堂や庫裡、不動堂などは江戸時代に立て直されたものである。東...『関東三十六不動尊巡り』㉙〜第30番札所總願寺

  • つけそば周庵〜神田ランチグルメ

    神田駅近くで昼時11時45分となった。久しぶりに『つけそば周庵』に行ってみることに。漫画の島耕作に取り上げられて有名になった『虎ノ門港屋』をインスパイアしたような蕎麦屋さんである。黒を基調にしたシックな店構えも、11時45分でも列ができていることも、大盛無料も変わっていない。メニューは温かい付けダレの『鶏そば』(780円)、かけそばの『カレーそば』(780円)、冷たい付けダレの『ざるそば』(680円)、『肉そば』(780円)がメイン。他にも豚丼、マグロたたき丼もあるが、かなりの人は肉そばに大盛りの無料券を取っていく。私は大盛を食べる自信もなく、普通盛の肉そばの食券を買い、列の3番目に並んだ。一見、立喰蕎麦のように見えるが、セルフサービスは食券のみ。席があくまでは入口で券を買って待つのがしきたり。席が空くと...つけそば周庵〜神田ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉘〜第9番札所高幡不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉘、第9番札所高幡不動にお参りする。正式名称は高幡山明王院金剛寺という。草創は寺伝によると平安時代初期に慈覚大師円仁が清和天皇の勅願により東関鎮護の霊場として不動堂を建立、不動明王を安置したものと寺伝とある。関東三大不動(他の2つは成田山新勝寺、大山不動尊)の一つに数えられている。京王線高幡不動駅南口側に下車するとすぐ右の方に行く参道となる。参道と言ってもお土産などを売る店、食事処が約半分、残りは普通の商店街である。100mも歩くと室町時代の作と言われる不動門(重要文化財)が見えてくる。ここからが金剛寺の境内となるが、かなり広く立派なお寺である。門をくぐると新撰組副長土方歳三の銅像がある。土方歳三は現在の日野市石田生まれで明治2年に函館五稜郭で戦死したのだが、遺体は荼毘に付され、生...『関東三十六不動尊巡り』㉘〜第9番札所高幡不動尊

  • 魚久あじみせ〜人形町ランチグルメ

    人形町を歩いていると色々なタイミングで列ができている。朝一番から列ができるのは『魚久』、10時開店だが、その30分前に名物魚の味噌漬の切り落としの整理券が配られるのである。同じか少し早いタイミングで列ができるのが『シュークリー』、9時半・12時・17時と1日3回の焼き立てシュークリームを手に入れたい人の列は少し待つことを覚悟。昼前からかなりの列ができるのが、『小網神社』。特にイベントがない時でもご利益があるのか、パワースポットなのか、いつも列が絶えない。何しろ、普段から警備員がいる。他にも清寿軒のどら焼き、蕎麦の更科などまだまだある。その中で今日は『魚久』あじみせにお邪魔した。魚久本店の2階にあり、魚の味噌漬けや粕漬の定食を頂くことができる。店は11時オープンだが、11時半頃までに着かないと待たされるし、...魚久あじみせ〜人形町ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(64)〜早くも『小満』

    『久我山歳時記』(64)、5月21日は小満(しょうまん)である。あらゆる生命が満ち足りていく時期のことで陽の光を浴びて全ての物が成長する時期である。より詳しい七十二侯では『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)〜5月25日』『紅花栄(べにばなさかう)〜5月30日』『麦秋至(むぎのときいたる)〜6月4日』となっている。蚕も桑も紅花も身近にないし、麦畑を見ることもないのでこの語句からはあまり季節を感じ取ることは難しいようである。二十四節気には小・大の付くものは小暑大暑、小雪大雪、小寒大寒と3セットあるが、小満はあれども大満はない。これは中国の中庸の考え方がバックにあり、絶頂を超えるとあとは衰退するのみ、下り坂になることは好ましくないという考えのもとで『満々』『大満』はないと人民日報のブログにあった。久我山の街を歩...『久我山歳時記』(64)〜早くも『小満』

  • 銀座スイス〜カツカレー発祥の店に行く(八重洲)

    1番好きなメニュー、私は子供の頃からトンカツ好きである。母親に夕食に何が食べたいと聞かれると決まって『トンカツ』と言っていた。予備校に通った頃からはバリエーションとして『カツ丼』『カツカレー』『カツサンド』が加わる。この中の優劣は気分次第。ところでカツカレーの嚆矢は皆さんご存知の通り、1948年に銀座の『銀座スイス』というレストランで巨人軍で2塁手をしていた千葉茂選手が短時間でガツンと食べたいからと『カレーライスの上にトンカツを乗せて欲しい』と注文、これがグランドメニューとなったものとされている。銀座スイスの支店がヤエチカにあることを知り、早速お邪魔した。ヤエチカにある東京カレーコートレットには他に神田神保町に本店がある欧風カレーの『CAVIAL』、八王子のスープカレーの『奥芝商店』、ニューヨーク発のイン...銀座スイス〜カツカレー発祥の店に行く(八重洲)

  • 春の房総ドライブ⑤終〜劇場型鉄板焼と道の駅三昧

    千倉に2泊目の宿を取る。夕食は『Baknos』という付属のレストランにて劇場型の鉄板焼き。あまり聞き慣れない旅館飯だが、お客さんは舞台のように全員厨房の方を向いてあの懐かしいテーマ曲、『料理の鉄人』で始まる。テレビ番組を見るようなワクワク感が新鮮である。まずは食材の紹介、大きな牛肉の塊、伊勢海老やアワビ、帆立貝、野菜などの新鮮な食材が紹介される。かなり大仰であったが、味もよく、特に伊勢海老の冷製と極上肉の鉄板焼きは素晴らしかった。翌朝は雨、もう少し降り始めが遅いつもりだったが、9時に宿を出る時もしっかりと雨が降っている。この日は帰りということもあり、新鮮な野菜や果物を期待して『道の駅』巡りにした。最初に行ったのは『道の駅グリーンファーム』、名前の通り農産物の扱いの多い新しい道の駅である。中に入ると大きな棚...春の房総ドライブ⑤終〜劇場型鉄板焼と道の駅三昧

  • maru〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺の居酒屋開拓PJはまだまだ続くが、やはりいつも行く店は安心感がある。その内の1件が『maru』である。吉祥寺通りから少し入ったビルの地下、広々とした空間がいい。予約は必須だが、今日はほぼ店の中央の席、オープンキッチンとなっている調理場がよく見える。メニューは充実しているが、気になったのはお通しのセットである。小さな皿が9枚、珍味やちょっとした刺身、寿司などが乗っている。人数分頼まなくてはいけないかを聞いたが、1人前でもOKと聞いて、お願いした。まずはビールで乾杯。お通しは葛で固めた豆乳である。豆腐と少し異なる食感と出汁の旨さがいい。到着したお通しプレートには真ん中に見事な海老、バイ貝の煮付け、エシャロットと金山寺味噌、帆立貝冷製、ちりめん山椒、鯛の押し寿司、なます、かぼちゃレモン煮、玉ねぎのカレー風...maru〜吉祥寺グルメ

  • 自宅の半分だけ停電してしまいました

    5月4日18時に我が家で起きたこと。こんなことが起きた時の参考になればと投稿しました。祝日の夕刻に家でテレビを楽しんでいた時、急にテレビが映らなくなり、テレビの画面には『アンテナの接続を確認してください』と警告文字が出てしまいました。TVはJcomのCATVを使っているのでこちらの不具合かと思い、問い合わせようとすると18時で電話による問い合わせは終了。チャットなら可能かとパソコンのある2階に上がる。しかし、2階はライトも点かない。パソコンを動かそうととするが、ルーターの電気も落ちている(パソコンは充電で動く)。しかし、1階のライトやテレビ、冷蔵庫は動いている。トイレに入るとやはり灯が灯らない。家の半分だけが停電しているのだ。東京電力に問い合わせるとオペレーターは地域での停電は起きていないとのこと。オペレ...自宅の半分だけ停電してしまいました

  • 旭川ラーメン すがわら〜人形町ランチグルメ

    人形町のラーメン屋さんが近くに移転した。初めは少し通りから入ったところにあったが、人気が上昇したのか、表通りのいい場所に移ったのである。ただ、この場所は元々は喫茶店(ドトールのフランチャイズ店)だったが、独立、程なくコロナになって閉店。『奥州軒』『柊』と連続してラーメン屋になったが、いずれも短期間で閉店という因縁の場所にある。『すがわら』は旭川発祥の塩ラーメンの店で醤油ラーメンや味噌ラーメンもあるが、殆どが塩ラーメンを選ぶ。ラーメン以外にもミニチャーハンが6種類(スパイシー、たまご、紅生姜、キムチ風味、ねぎ塩豚、ガーリックバター)もある。移転から半年が経過してようやく列もなくなったのでお邪魔した。入口に券売機があり、食券を購入。シンプルに塩ラーメン(900円)を注文した。11時40分頃に入店したが、カウン...旭川ラーメンすがわら〜人形町ランチグルメ

  • 『春の房総ドライブ』④〜誕生寺にお参り

    関東三十六不動尊の33番、34番の札所にお参りして車を南に走らせる。御宿の月の砂漠像など見たい物も多いが、時間もないことから次の見学地、誕生寺に急ぐ。御宿、勝浦、鵜原、上総興津を過ぎると右手に『行川アイランド駅』が現れた。私も子供が小さかった頃に訪れたことがあるが、2001年に閉園、今は動物園もホテルも営業していない。私が訪れた頃もホテルの部屋はボロボロ、夕食は夜の動物園の獣たちの異様な声を聞きながらレストランで食べたが、子供が怖がったことと、孔雀を飛ばそうと崖から落とす残酷なショーがあったことのみ覚えている。行川アイランド駅は今はメインの施設もないが、1日16本、ほぼ1時間に1本電車が止まるので秘境駅とは言えないだろう。小湊に入ると『誕生寺』という交差点を右に入る。少し狭くなるが、海に面したところに誕生...『春の房総ドライブ』④〜誕生寺にお参り

  • 1年ぶりに『赤鬼』へ飲みに行きました。

    約1年ぶりに三軒茶屋の銘酒居酒屋『赤鬼』にお邪魔した。木曜日の18時に店に入ったが、まだ先客は2組、ゆったりと座る。もうこの店に来るようになり10年は経つが、雰囲気は全く変わらない。ただ、スタッフは若くなり、長年酒のアドバイスをしていただいた女性スタッフは卒業、今は日曜日のみの出勤と聞いた。美術館めぐりで喉が渇いていたため、まずは小生ビール、突き出しは『冷奴に山形県のだし』『おかひじきとホタルイカの和物』、いずれも美味いが手作り感が少ない。この日は巡り合わせが悪かったのか、私がボヤっとしていたのか、まずは刺身盛り合わせが予約で終わりとのこと。確かに予約した方が一品多いことは覚えていたが、開店早々に刺身が売り切れの居酒屋もないなあ。お酒もウリの十四代(生)本丸赤鬼オリジナルや小左右衛門夏吟、おりがらみは売り...1年ぶりに『赤鬼』へ飲みに行きました。

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉗〜第34番宝勝院

    『関東三十六不動尊巡り』㉗、第34番宝勝院に向かう。第35番大聖寺からは近い札所で大原漁港前交差点から国道126号を少し戻り、外房線の陸橋を渡る。いすみ鉄道沿いに走る国道465号を行くが、いすみ鉄道は昨年10月4日に発生した車両の脱線から不通となっていて路線は残っているが、気動車は来ない。いすみ鉄道の始発大原駅から4つ目の国吉駅手前に宝勝院の入口がある。入口近くにある駐車場に車を停めて参道を歩く。参道横は墓地となっているが、参道の左手に交通祈祷殿、お隣は不動堂と納経所がある。まずはその先の本堂に向かい、本尊釈迦如来に手を合わせる。ここには西国33ヶ所の観音様も収められ、わざわざ赴かなくとも、ありがたい功徳を受けることができるとされている。刈谷不動尊は天正年間(1573〜91)にいすみ市にあった万木城の病魔...『関東三十六不動尊巡り』㉗〜第34番宝勝院

  • gooブログの終了に伴うブログの引越し

    『hokutoの気まぐれ散歩』というブログを始めたのは2013年5月23日、その後毎日ブログを更新して1日1つの投稿を始めたのが5月31日、気がつくともうすぐ丸12年もブログを書いていることになる。(京浜急行)私は元来一つのことを続けるのは得意な性分であり、リアルに手で書く日記は2000年1月1日から25年欠かさず続けている。また、阪神タイガースの成績も4年(あまり調子が悪くてやめた年もあるが)毎日付けている。そのため、いつの間にか既に投稿数は4392(5月7日現在)となった。(東京メトロ)しかし、先月驚きのニュースが舞い込む。ブログを投稿するプラットフォームのgooが11月をもって終了する旨の連絡を受けたことである。始める時もNTTdocomoがバックだからよもやそんなことはないと思っていたのであるが。...gooブログの終了に伴うブログの引越し

  • 関東三十六不動尊巡り㉖〜第35番大聖寺波切不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉖、第35番大聖寺に伺う。地元ではご本尊は阿弥陀如来であるが、地元では波切不動尊として有名である。というのは鎌倉時代に道猷という漁師の妻(海女)が海中で見つけた不動尊を祀り、それ以来漁師の海難からの守護として篤く信仰されてきたもの。九十九里浜を経由して国道128号線を行き、大原を過ぎた大原漁港の交差点を左折、その先を右に曲がる。すると急に道が狭くなり、さらに車一台がギリギリの道を行くと目の前に階段が現れた。実はもう堤沿いをもう少し走ると広い駐車場があったのだが、取り敢えず手前の階段下にあるスペースに車を停めた。階段下には小さなお堂が2つ、地蔵菩薩と青面金剛像が祀られている。まずはこちらに手を合わせる。美しい花が飾られているのが印象的。階段を登ると目の前には古いお堂が出てくるが、これ...関東三十六不動尊巡り㉖〜第35番大聖寺波切不動尊

  • たきちゃんラーメン〜虎ノ門ランチグルメ

    『家系ラーメン』は有名だが、『ちゃん系』ラーメンというものがあることを初めて知った。『神田ちえちゃんラーメン』という店が最初で追随したのが『新宿えっちゃんラーメン』『池袋ひろちゃんラーメン』の3店がのれん組合を作った比較的新しいグループのようである。そのうちの一店が『虎ノ門たきちゃんラーメン』である。実はこの店、虎ノ門ヒルズビジネスタワーB1というとてもガード下とは言えない場所にあるのだが、食べログの評価が3.6と只者ではない。偶然、昼時に近くを通りかかり、さらに席が空いていたため、闖入したもの。食券を券売機で買い、お冷やエプロンはセルフで取るという流行りの型。案内するおじさんに『中華そば』(950円)の食券を渡す。カウンターの端から2つ目に座るが、他の席は全て埋まっている。目の前には銀色の箱があり、ご自...たきちゃんラーメン〜虎ノ門ランチグルメ

  • 野毛山付近の坂④〜最後は野毛坂

    『東京の坂、日本の坂』その240。霞橋からもと来た道をもどり、丘友坂の手前の道を右に曲がると報恩寺が出てくる。この横を歩いて行くと道が右に曲がっていき、左右にぐねぐね曲がりながら登って行く細い坂道となる。これが『石坂』、名前の由来は昔、安全に通行できるように坂の勾配のきついところに石を敷き詰めたことから名前がついた。坂の頂上付近に案内板があり、野毛山通にぶつかる。これを右の方に行くと野毛山公園の周回する道になり、しばらく歩く。左の方に下って行く坂道が出てくるが、この坂が先ほど歩いた『尻こすり坂』の先端部となる。道なりに歩くと右に弧を描きながら登って行くが、左側が野毛山動物園の入口となっている。野毛山は標高50mほどの丘陵で日本人の豪商たちの別荘地だったが1923年の関東大震災で被災、また、震災後の避難所に...野毛山付近の坂④〜最後は野毛坂

  • あり賀せいろう〜人形町ランチグルメ

    穀雨も過ぎて上着なしでランチに行くことが増えてきた。立喰そばと暑さは敵対関係にある。暑い日でもエアコンがしっかり効いているチェーン店ならともかく、『六文そば』『みまつ』『みのがさ』(秋葉原)『かめや』(神田)など個人店ではなかなかそうは行かない。ということで日本橋富沢町にある立喰そばの名店『あり賀せいろう』にかけそばを食べに行く。店は人形町通りから堀留町交差点を浜町方面に歩いたところにある。スタンドアローンの店舗で店の側面に店の名前が書かれている。開店は11時20分、ほぼこの時間に行く。私が2番目の客で券売機で食券を購入、今回も『かき揚げそば』(560円)にする。2年前に来た時より20円上がってはいるが、リーズナブルである。コの字カウンターとなっていて一番奥の席に座る。目の前で蕎麦を温め、天ぷらを揚げるの...あり賀せいろう〜人形町ランチグルメ

  • 秩父宮ラグビー場に行く

    2年ぶりに秩父宮ラグビー場に試合を見に行く。プロ野球やJリーグが開幕してからは以前よりマスコミ露出が減った気もするが、ラグビーのリーグワンの激戦は続いている。今回の対戦は『スピアーズ東京ベイ船橋(旧、クボタスピアーズ)vs埼玉ワイルドナイツ(旧、パナソニックワイルドナイツ)』、プロ化と共に名前が難しくなり、東京がつくチームも4チーム(東京SG、BR東京、BL東京、スピアーズ東京ベイ)とわかりにくいのが困ったところ。大型連休中に加え、BL東京、スピアーズ、ワイルドナイツの3チームが1、6試合終えて13勝2敗1分で並び、さらにBL東京とワイルドナイツは勝ち点も66と同率である。しかもリーグ戦はこの試合を含めてあと2試合と大詰め。秩父宮ラグビー場はほぼ満員である。売店も長蛇の列であった。サッカーや野球と違い、フ...秩父宮ラグビー場に行く

  • 『久我山歳時記』(63)〜いよいよ立夏

    『久我山歳時記』(63)、5月5日は立夏、つまり暦の上では夏に入る。GWに入ると気温が急に上昇。最低気温10〜13℃、最高気温20〜23℃位に上がる。ただ、まだ梅雨には間があるので湿度が低く、汗をかいててもまだ大したことはない。一年で最も良い季節であると私は思う。より細かい七十二侯では『蛙始鳴(かわずはじめてなく、〜5月9日)』『蚯蚓出(みみずいづる、〜5月14日)』『竹笋生(たけのこしょうず、〜5月19日)』となっている。いつものように久我山をぶらぶら、GWということもあり、人も少ない。しかし、かつてはうちのそばのお宅も鯉のぼりがはためいていたが、今は三鷹台駅そばの神田川の上を泳ぐ幼稚園児の鯉のぼりくらいしか見ることはない。最初の写メは我が家の御近所さん。今から4年前の5月5日のものだが、今は孫も大きく...『久我山歳時記』(63)〜いよいよ立夏

  • 『相国寺展』に行きました

    GWにくっつけて1日休みをもらい、上野の芸大博物館で行われている『相国寺(しょうこくじ)展』に行く。これは京都・相国寺承天閣美術館開館40周年を記念して行われた大規模な展覧会である。雨が降る平日の割にはたくさんの人が来訪していた。地下2階の会場から見て回るのだが、まずは相国寺と足利義満との関係を知らないと全体が把握できない。相国寺は足利義満が1382年に発した『吾れ、新たに小寺を建てんと欲す』から建立することになった。京都御所のすぐそばに義満からの信頼の厚かった夢窓疎石という高僧を開山として迎えたのだが、疎石は既に1351年に亡くなっており、実際はその弟子である春屋妙葩により開山された。当時の色々な書状や漢詩、高僧の肖像が並んでいるが、残念ながら書状は読めず、高僧は知らずであまり興味は惹かれなかった。ただ...『相国寺展』に行きました

  • 『千円札でお釣りの来るランチ』⑤〜水天宮前・天正

    今回の1000円札でお釣りの来るランチは天ぷら屋さんの天丼である。水天宮前駅界隈には天ぷら屋さんが意外に多い。水天宮前駅下車7番出口1分のところにある『二代目天ぷらすずき』、5番出口2分のところにある『天作』、そして本日お邪魔した『天正』は6番出口から2分のところにある。天正さんの隣はかつては蕎麦屋だったが、今はchocoZAPになってしまい、すぐそばには飲食店は寿司屋が1軒のみである。店に着いたのは11時40分だったが、先客は1組3人、我々はカウンターに座る。店主のお爺さんは前掛けを締め直し、油を鍋に移している最中。メニューは天丼(880円)、天ぷら定食(980円)、天ぷら定食竹(1820円)、他にもかき揚げ丼などがあるようだ。我々は天丼をお願いすると奥で天ぷらの衣を作っているお婆さんが返事をしてくれた...『千円札でお釣りの来るランチ』⑤〜水天宮前・天正

  • 野毛山付近の坂③

    『東京の坂、日本の坂』その239。野毛山付近の坂巡り③、丘友坂を下り切ると細い道があり、これを右に曲がる。道なりに右の方に緩い坂道を登ると『植勘』という植木屋さんが出てくる。その先はこちらも急坂となるが、先ほどの植木屋さんの名前を取って『植勘坂』という。丘友坂とほぼ並行の坂道でやはり狭い。この案内板はのぼれども中々出てこない。ようやっと坂の頂上で発見した。再び植勘坂を降りて元来た道を左のほうに歩く。だんだん足が痛くなってきたので少し休んでいると駐車場にキジ猫がいて、こちらを振り返っていた。右に曲がると広い道に出る。藤棚海舟通りだが、かつてはここに横浜市電久保山線が走っていた。霞橋というアーチ橋を右手にある階段で上がるのだが、昔の基礎に使われていたレンガも残されていて風格がある。階段を上り切った霞橋には案内...野毛山付近の坂③

  • 5月6日がなぜ休日か知ってますか?

    今年の大型連休の並びはあまりよくない。というのは4月29日(昭和の日、火曜日)が飛び石で休み、そこから4月30日〜5月2日と平日が続き、5月3日(憲法記念日、土曜日)、4日(みどりの日、日曜日)、5日(こどもの日、月曜日)、6日(振替休日、火曜日)と4連休になり、休みは計5日しかない。サラリーマンは週休2日の人が多いため、5月3日は土曜日と被るため、1日お休みを損することになる。しかし、『なぜ6日は振替休日となるのか』という疑問が起きた。というのは国民の休日が日曜日と重なった場合には翌日が休みになるはずなのだが、5月5日はこどもの日で国民の休日、つまり既に休みになっている。このような場合は祝日法(国民の祝日に関する法律)第3条第2項で『国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い国民...5月6日がなぜ休日か知ってますか?

  • 神代植物公園のツツジは素晴らしい

    ^_^『元三大師像』にお参りし、深大寺そばを頂いた後、神代植物公園に向かう。途中には水車小屋やそば観音、滝などがあり、坂を上ると深大寺門が出てくる。神代植物公園は1961年に開園した都立植物園である。あまり歳を取ることに喜びも感じなくなったが、65歳以上になると入場料は250円と安くなる。入口で特に身分証などが求められることはないため、『65歳となる生年(例えば昭和33年、戌年など』を覚えていれば安く入場できることを最近知った。園内に入るといつの間にか樹木の葉が若葉から青葉に変わっていることに気づく。春に咲いたたんぽぽが綿毛となって風が吹くのを待っている風景に遭遇する。その数はとても数えられるようなものではない。ある小学校の調べによると一つの花から275個の種子が取れるとのことなので例えば100個の花らタ...神代植物公園のツツジは素晴らしい

  • 栄楽〜箱崎町ランチグルメ

    なぜか箱崎町付近にカツ丼の名店が3店も揃っている。先日お邪魔した『カツ丼は人を幸せにする』、普通のお蕎麦屋さんだがカツ丼が有名な『ときわ』、そして今回お邪魔した『栄楽』である。(ときわ)『ときわ』が蕎麦屋さんなら、この店は本来は町中華、カツ丼・カツカレー以外にもタンメンや焼きそばなどのメニューが豊富。ただ、なかなか行きつかなかったのは営業日が不定期だからである。(カツ丼は人を幸せにする)とはいえ、店主が気ままにやっているわけではなく、ちゃんと休業日はFacebookに乗っていて(洋食中華箱崎栄楽)、4月は土日は必ず休み、さらにだいたい火木が休み、ただ、23日は休みで24日はやっているのである。これを見ていかないと行ってもお休みということ。店は箱崎シティエアターミナルから徒歩3分、半蔵門線水天宮前駅から隅田...栄楽〜箱崎町ランチグルメ

  • 深大寺大開帳に行き、元三大師像を拝みました。

    いよいよGWがスタートした4月26日は古刹・深大寺において元三大師像の大開帳のスタートでもある。元三大師とは912年生まれの興福寺再興で知られた大僧正であり、比叡山を建て直した中興の祖と言われる偉い僧侶である。名前は良源、慈恵大師とも呼ばれている。深大寺の秘仏として元三大師像が伝わっており、普通は50年に一度大開帳の折にお姿を拝むことができる。江戸時代以来の本格終了が完了し、これを記念して特別の大開帳となったもの。(2009年中開帳)(深沙大王堂)実は大開帳の間に中開帳(なかがいちょう)が25年ごとに行われ、2009年11月に私も元三大師像を拝んだことがあるのだが、今回は6月2日まで1ヶ月強の期間公開される。朝9時50分に家を出て10時過ぎに到着、深大寺乾門から境内に入ったのだが、熱心な参拝客が列をなして...深大寺大開帳に行き、元三大師像を拝みました。

  • 春の房総ドライブ④〜九十九里浜を走る

    房総の旅の1泊目は『絶景の宿犬吠埼ホテル』に宿泊。かなり年季の入った建物ではあるが、内装は手が入れてあり、部屋も広く綺麗であった。食事は汐彩という部屋で頂いたが、刺身はさすがの4点盛り(シイラ、鰹、キンメダイ、マグロ)、特にキンメダイの身は甘く、カららツオの鮮度には驚いた。鮭メインの鍋は魚というより、地場産の野菜の甘みで汁は絶品。アワビの蒸し焼きはその身の柔かさと旨さに鮑とはこんなに美味かったのかと再認識させられた。酒は色々な種類が置いてあったが、気に入ったのは山武郡で造られた『梅一輪』、辛くスッキリした味は魚との相性が良かった。翌朝はお約束通り『温泉宿の楽しみ』である朝風呂に浸かることからスタート。幸い雨は昨晩のうちに止み、曇りながら露天風呂を楽しむこともできた。風呂の後、屋上から外を眺めると目の前に犬...春の房総ドライブ④〜九十九里浜を走る

  • 登り調子で巨人戦、しかし気になること〜阪神ファンの戯言

    今年の阪神タイガースはスタートこそモタモタしたものの、現状(4月24日ゲーム終了時)の成績は12勝8敗1分、勝率6割で2位とよくなってきた。足元の3試合を振り返る。22日の試合は前試合の対広島戦勢いそのままに4番佐藤輝明が2塁打を含む活躍、さらに近本のホームランもあり、一度も追いつかれることなく、勝利した。23日の試合はDeNAに常に同点打を打たれるが、最後は延長10回の大山決勝HRで勝利した。24日はDeNAに初回冨田がつかまり、2点先行されるも直後の2回に1死1.3塁のチャンスで坂本の内野ゴロの間に1点返し、7回には近本、中野のコンビで同点に追いつくと3番森下の2ランで逆転勝ちとなった。もちろん打点の付いたクリーンアップの活躍も大きいが、トップバッターの近本が13打数7安打1HR、2番中野が15打数7...登り調子で巨人戦、しかし気になること〜阪神ファンの戯言

  • 春の房総ドライブ③〜犬吠埼からは地球が丸く見える?

    成田山新勝寺にお参りの後は銚子に向かう。途中、高速道路がないため、主に国道126号線を走り、旭市にある道の駅『季楽里あさひ』で一休み。のんびりした農業系の道の駅でコーヒーを飲み、屏風ヶ浦を目指す。屏風ヶ浦は約10kmにわたり断崖絶壁が続く異様な風景からイギリスとフランスの間にあるドーバー海峡に似ていることから『東洋のドーバー』と名付けられている。銚子マリーナの駐車場に駐め、海岸線を草に足を取られながら歩いて行く。この日は風がないため、海は静かで助かったが、断崖には横縞があり、途中大きく侵食された箇所もあった。しかし、変化が少なく、歩いただけで車に戻る。『地球が丸く見える丘』に向かう。駐車場の隣に旧銚子市立高神小学校旧校舎跡が公園となっていて桜やリナリア(ヒメキンギョソウ)など数々の花が咲き乱れて美しい。さ...春の房総ドライブ③〜犬吠埼からは地球が丸く見える?

  • ふじの家〜神田ランチグルメ

    昭和通りを歩いているとほぼビルの入口に『そば』の文字。小さく『ふじの家』と添えて書いてあるが、このビルの地下にお蕎麦屋さんがある。知らなければそのまま行き過ぎてしまいそうになるお店である。ビルのエントランスにはショーウィンドウ、中に蕎麦のサンプルが並んでいる。地下1階まで階段をぐるぐる回るとドアがあり、暖簾が掛かっている。(謎のオブジェ)店内はL字になっていて奥は広い。簡素な机に何となく区役所の食堂のイメージ。値段の付け方も独特でセットにすると例えばAセットはもりそば(650円)+かき揚げ丼(この日は海老天丼なので1050円)は1700円なのに950円、カレーセットももりまたはたぬきそば(650〜700円)+カレーライス(850円)は1500〜1550円なのに950円と極めて安い。このため、殆どの人がセッ...ふじの家〜神田ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉕〜第36番札所成田山新勝寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉕、第36番札所成田山新勝寺にお参りする。本来であれば一番最後の結願の時にお参りしたかったのだが、多少遠いこともあり、今回の旅行で訪れた。お参りに行く前にまずは腹ごしらえ、参道の駿河屋さんで美味い鰻重を頂き、すぐそばにある総門をくぐり、境内に入る。新勝寺に初めて来たわけではないので多少知って入るが、とにかく全てのサイズが大きいのが特色。総門の隣には大きな石で『成田山金剛王院新勝寺』という石碑もある。中に入ると右手に鐘楼や参籠堂など多くの建物がある。石段を登ると仁王門、『魚がし』の大きな提灯が印象的である。橋を渡るが、真ん中に置かれている石はどう見ても亀に見える。これはガイドブックにはなかった。登り終えると広々としたところに出て,右手に江戸時代に造られた三重塔が見えてくる。案内所もあ...『関東三十六不動尊巡り』㉕〜第36番札所成田山新勝寺

  • 成田で鰻重ならは駿河屋〜成田市ランチグルメ

    今も昔も旅の楽しみの一つが『名物を食べること』であることは変わらない。成田山新勝寺にお参りすることは江戸っ子の念願の一つであった。養殖ウナギのいない当時であっても印旛沼で豊富に取れたウナギを食べ、長い旅の疲れを取るというスタイルが受け、いっそう成田詣が盛んになった。成田山新勝寺の参道には鰻屋が軒を連ねるが、その中でも老舗と言われるのが、『川豊』と『駿河屋』である。(川豊)今回お邪魔したのは新勝寺総門の並びにある駿河屋さん。入口では鰻を割き、串に刺し、白焼を焼くという光景を目にできる。この店を選んだのは駐車場のおじさんに『鰻屋なら駿河屋だよ』と言われたのが決め手となった。入口を入ると左手に椅子席が並んでいるが、いくら平日とはいえ12時台は満席、2階の座敷に向かう。こちらは大広間を幾つかに仕切ってあり、テーブ...成田で鰻重ならは駿河屋〜成田市ランチグルメ

  • 春の房総ドライブ②〜龍角寺古墳群と岩屋古墳

    資料館を見た後、外に出るといい具合に雨も止み、古墳巡りに移る。とはいえ、古墳は約120基もあり、それぞれに番号がふってあるが、とても全部は見れないのでしばらく車道を歩き、資料館に隣接する古墳を一つずつ見ながら歩く。小ぶりの円墳と前方後円墳が多い。古代の墓地を歩くのだが、墳墓の上に桜が植っていて所々から花びらがはらはら散っていて美しい。春になったばかりの公園には蕨やぜんまいが顔を出し、足元を見るとザゼンソウやスミレが咲いている。その中で丈の低いボケの花を見つけて珍しがったが、散歩をしていた人に『これはクサボケという草よ』と教えてもらう。ぐるりと周り、古墳広場に出ると辺りが開け、大きな前方後円墳の周りに満開の桜が咲き美しい。車に乗り、数分のところに移動する。この公園は古墳だけではなく、旧学習院初等科正堂の建物...春の房総ドライブ②〜龍角寺古墳群と岩屋古墳

  • 『久我山歳時記』(62)〜穀雨となり

    『久我山歳時記』(62)、4月20日は『穀雨』、名前の通り、地上にある穀物にたっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つように恵の雨がしっとりと降り注ぐ季節である。僅かの間に『寒さ』を心配することがなくなった反面、もう『暑さ』が気になりはじめ、真夏日も散見されるようになった。七十二侯では『葭始生(あしはじめてしょうず〜4月24日)』『霧止出苗(きりやんでなえいずる〜4月29日)』『牡丹華(ぼたんはなさく〜5月4日)』とある。4月11日から短い旅行に出て、13日に帰ってきたのだが、房総地方はもう花がどんどん咲き始め、館山や千倉の花摘み農園ではストックやポピー、ガーベラ、きんせんか、ベニジュームなも色とりどりの花が咲き乱れていた。しかし、旅から帰ると久我山の街も一変していた。急に花が咲き始め、気が付かないうち...『久我山歳時記』(62)〜穀雨となり

  • 春の房総ドライブ①〜千葉県風土記の丘

    寒い日もようやく終わり、まだ桜も一部に残っている中、天候に不安はあるものの、新車の試運転も兼ねて旅行に行くことにした。ではどこへと考えたが、今回は千葉県を縦に走るドライブを企画した。一日休みをもらい、金曜日朝に家を出る。途中の渋滞も気になっていたが、首都高、東関道ともに殆ど渋滞もなく、家を出てから1時間ほどで酒々井PAに到着。ここでゆっくりお茶を飲んで時間調整、成田ICで降りて『千葉県風土記の丘』に向かう。まずは資料館に入り、少し勉強。資料館の玄関には龍角寺108号墳石室と41号石室が展示されている。これだけ石を薄く削って箱型にした当時の技術の高さを改めて知る。入場は有料ではあるが、65歳以上は無料のため、ありがたくタダで入る。他にも利用者はいるが、ほぼタダのようである。入口には埴輪が多く展示してあり、期...春の房総ドライブ①〜千葉県風土記の丘

  • 梅蘭の焼きそば〜八重洲ランチグルメ

    『あんかけ焼きそば』は大体の町中華にあるような一般的なメニューだが、梅蘭の焼きそばは一味違う。ちょうどオムライスのように中華鍋で炒め、硬くなった麺に卵をかけ、カリカリにする。これをあんかけ焼きそばの餡を作り、ドームのように上に麺を乗せる独特の製法である。これは梅蘭創業者の藤江林洋一氏が考案したものでその子どもたちが横浜中華街を中心に店を展開している。以前は大崎ゲートウェイや渋谷、笹塚などもっと多くの店があったが、今東京にあるのはヤエチカ、羽田空港、お茶の水ワテラス、八王子、六本木くらいしかなくなってしまった。以前は大人気店だったが、2020年に不法就労の外国人を雇っていた件で逮捕者を出したといった問題も閉店に絡んでいるかもしれない。ただ、この店の独特な焼きそば好きの私は久しぶりにヤエチカとお店にお邪魔した...梅蘭の焼きそば〜八重洲ランチグルメ

  • 野毛山付近の坂②

    『東京の坂、日本の坂』その238。前回に引き続き野毛山付近の坂道。願成寺坂を登り切ると眼の前に県営藤棚団地が現れる。(最初の写メの地点で①願成寺坂、②尻こすり坂、③神中坂となる)この交差点は3方向に下り坂、つまり頂点となっていて右に曲がると『神中坂』となる。少し行くとソメイヨシノが4本植えてある場所に石碑があり、『神中、神高、希望ヶ丘高発祥の地』と刻まれている。県立希望ヶ丘高校の前身は1897年に神奈川県最初の県立中学として創立された神奈川県立尋常中学校であり、その後、神奈川県中学校,神奈川県第一中学校、神奈川県立第一横浜中学校と変遷、戦後は横浜第一高等学校、そして1950年に希望ヶ丘高校となった。石碑の先から急な下り坂となるが、この神中から『神中坂』と名付けられた。再び先ほどの交差点まで戻り、そのまま先...野毛山付近の坂②

  • やじきた〜人形町ランチグルメ

    人形町付近のお店はかなり行き尽くしたつもりだが、探すとまだまだお店はある。普段からよく行く中華料理の竹園の向かいにある居酒屋のランチメニューが気になっていた。店の名前は『やじきた』、よくある居酒屋だが、メニューが9種類、魚系が『梅しそアジフライ+ハムカツ』『さば味噌煮』『さば文化干し』『エビフライ+ハムカツ』肉系が『豚生姜焼き』『豚唐揚げ』『牛すじ煮込み』、それ以外に『野菜炒め』『にんにくオムレツ』である。私はその中で『豚唐揚げ』がどんなものか食べたくなって店に入った。ちなみに全てご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付く。店はいわゆる居酒屋さん、カウンターと4人掛けの席が4つ、こじんまりしている。注文はフロア担当のおじさんに伝える。厨房には1人、揃いの黒いTシャツを着ていて、なかなか威勢がいい。12時少し前だがお客...やじきた〜人形町ランチグルメ

  • 伊勢山皇大神宮にお参りする

    野毛山不動尊にお参りした際に伊勢山皇大神宮の場所を尋ねると歩いて5分も掛からないと聞いて参拝することにした。(野毛山不動尊の横を行く)伊勢山皇大神宮は天照大御神を祭神とする横浜総鎮守である。明治3年に横浜が開港し、貿易の町として発展を遂げたがら住民の精神的支柱として神社創設が望まれた。このため、かつて武蔵国国司が伊勢神宮から勧請した戸部村の神社を同年4月に遷座したものである。この場所が選ばれたのはすぐ裏手に1859年に神奈川奉行所が設置され、主要な道路も裏手に通る(横浜道、現在の横浜市主要地方道80号横浜駅根岸線)などからだったようである。元々、伊勢山皇大神宮は神奈川県知事井関盛良により創建されたことからも県との関係は密接であった。大鳥居をくぐり、石段を登ると再び鳥居、だんだん茅葺きの神明造の本殿が見えて...伊勢山皇大神宮にお参りする

  • ゴカイドコロ〜神楽坂グルメ

    いつものメンバーで飲み会をやる。高い店もいいが、ある程度値段が決まっていないと際限なく飲んでしまうという意見もあり、本日は神楽坂にある『ゴカイドコロ』という飲み放題の店に行く。最初の関門は店の場所が極めて分かりにくい。これは『スマホで食べログの地図』を見れば行けると思う人が陥りやすいリスクである。場所は神楽坂通りに面しているようだが、地図は横丁に入ったあたりを示す。しかし、横丁に入ると5階建てのビル(この店は5階にあるからゴカイドコロなのである)がない。2階建てが2軒、いずれも違う。さらに奥まで行くがやはり高い建物はなく、神楽坂通りに戻る。周囲にはラーメン屋はあるが、それらしき店の看板はと思ったら行燈に手書きの文字(最初の写メ)、このビルの5階とようやくわかった。5階に上がると店の入口、なぜかバス停もある...ゴカイドコロ〜神楽坂グルメ

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