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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

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2019/08/31

  • 久我山歳時記㉓〜200平米の土地が芥子畑になった

    『久我山歳時記』㉓、我が家のそばに200平米ほどの空き地がある。3年ほど前までは瀟洒な洋風の家が建っていたが、相続なのか昨年夏に家を取り壊し、その後更地になっていた。あっという間に草が繁ったが、冬の間に綺麗に整地し、2分割されたが今だにそのままである。そんな更地に前の持ち主が植えたのか、小さな葉がところどころに出始め、3月には一斉に白い可愛らしい花を咲かせた。調べるとスノーフレークという栽培種で和名を鈴蘭水仙という。その後、再びよく似たしかし、花が下を向いている花が咲き始めた。野生種ではツリガネニンジンに似ているが、スパニッシュブルーベルというスペイン・ポルトガル原産の栽培種と思われる。そして最近はナガミノヒナゲシという爆発的に増える外来種のオレンジ色のヒナゲシ畑のようになってきた。花の数も数えられないほ...久我山歳時記㉓〜200平米の土地が芥子畑になった

  • 中華そば三三㐂〜大森ランチグルメ

    大森の坂巡りは意外に遠く、気がつくと昼前になっていた。ランチの店を探すが、マクドナルド、ケンフラ、焼肉ライクなどチェーン店ばかり。あきらめかけていたら、『中華そば三三㐂』、煮干し系のラーメンとつけ麺のお店らしい。間口が狭く長い白木のカウンター、その奥に4人席が3つある。まずは券売機で食券、つけ麺は苦手のため、単純に中華そば(870円)を選択する。席の方は入り口に近い方は満員で奥から4番目の席にすわる。目の前では麺の重さを測り、丼に盛っているが、つけ麺の『大盛』は『大森』だけあって凄いかと思ったが、どうやらこれは特盛らしい。その量は丼を大きく飛び出している。お客さんの注文比率は1対2でつけ麺の方が人気のようである。目の前には調味料が並ぶが、左から豆板醤、ニンニク、特製ニンニクの3つ。真ん中と左の差がよく分か...中華そば三三㐂〜大森ランチグルメ

  • 大森付近の坂②

    『東京の坂、日本の坂』その174。大森貝塚の碑を見た後再び八景坂を降りる。駅前を通過した後、左側に鋭角に戻るような道を登ると坂道が出てくる。この坂が『闇坂』(くらやみざか)である。両側が切り立った切通のような坂道であり、右手の大きなマンションは『八景園』という遊園地の跡地。八景園は当時は梅の名所として有名であった。鉄道唱歌4番の(梅に名をえし大森をすぐれば早も川崎の〜)歌詞にも出てくる。八景園の樹木が鬱蒼と広がり、昼間でも暗かったのでこの名前が付いたと言われている。坂の上まで上り、その先2つ目の道を左に曲がる。道なりに左右ふらふら行くと急に右手に降りていく階段、その先に環七通り、これを渡ると目の前に大倉山公園が出てくる。これを左回りに上がると坂道となる。これが『右近坂』である。坂の名前の由来だが、①近くに...大森付近の坂②

  • そそそ〜恵比寿ランチグルメ

    今日は恵比寿でお昼時となった。恵比寿というとビストロや凝ったラーメン屋などを想像するが、胃腸が疲れている最近の状況では少し重過ぎる。内臓の負担が少ない食事というとすぐにうどんorそばになってしまう。うどん屋さんは見つけたが、もう少し違うジャンルと歩いていたら『そ、そ、そ』の看板。メニューを見るとそうめん専門店のようである。メインは冷やしそうめん、にゅうめん、ぶっかけの3種類。しかし、他にも『豚とおあげと九条ネギのカレーそうめん』『そそそ風ソーキそうめん』『Karakaraそうめん』『大葉ジェノベーゼそうめん』などバラエティは豊富である。また、ランチタイムは冷やしそうめんまたはにゅうめんに小丼を付けて1100円となるセットメニューもある。私はにゅうめん(750円)を注文、カウンターのみの1階とテーブル席のあ...そそそ〜恵比寿ランチグルメ

  • 大森付近の坂①

    『東京の坂、日本の坂』その173。今回は京浜東北線大森駅近くの坂道を巡る。『大森』と言えばという質問をすると、『海苔』と答える人と同じくらいの人が『貝塚』と答えるような気がする。大森駅のプラットフォームには『日本考古学発祥の地』という石碑が置かれ、縄文土器のレプリカが飾られている。ただ、京浜東北線や京浜急行に乗るとよくわかるが、線路に沿った道は低いところを通るが、すぐに崖線が見える。大森の場合は京浜東北線を境に北側の山王地区は小高くなっていて明治以降政治家や文人が暮らした。山王側に出ると池上通りが左右に通るが、右から左に向かって緩い坂道となっている。これが『八景坂』である。今でこそ緩い坂だが、かつては薬研のような切り立った坂道であったため、薬研坂の異名もある。八景とは『笠島夜雨、鮫州晴嵐、大森暮雪、羽田帰...大森付近の坂①

  • 鯛塩そば灯火〜日本橋ランチグルメ

    私はラーメン好きである。ただ、だんだんと歳を経るごとに脂っこいラーメンにはだんだん食指が動かなくなってきた。そこで最近探してしまうのは魚や貝、海老などで出汁を取ったスープが透明の麺である。先日お邪魔した『海神』はまさにピッタリ条件にハマっているが、今回の『鯛塩そば灯花』は如何かとお邪魔した。場所はCOREDO室町テラスのB1、面白い店づくりで真ん中にサンプル台があり、右がボックス席、左ののれんの奥はカウンターと分割されている。もちろん、カウンターに座って『鯛塩らぁめん』をお願いする、というかタッチパネルで注文する。しかし、よく見るとランチタイムは鯛めしかチャーシュー丼がついて1000円(税抜)のサービスセットがあり、チャーシュー丼付きに変えてもらう。少し待ってまずはラーメン到着。細いストレート麺、丼の中に...鯛塩そば灯火〜日本橋ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜副都心線

    『鉄道シリーズ』その202。『東京メトロ全駅スタンプラリー』副都心線を回る。副都心線は和光市〜池袋の区間は有楽町線とほぼ一緒に建設され、池袋〜渋谷を結ぶことにより山手線のバイパス的な機能を加えた地下鉄線でその歴史は2008年全通と東京メトロの路線の中では最も新しい。有楽町線とほぼ同じところを使っていると思われがちだが、和光市、地下鉄成増、地下鉄赤塚、平和台、氷川台の各駅はホームが共通。しかし、千川、要町は地下2階が有楽町線、地下3階が副都心線とやや造りが異なる。全駅スタンプラリーでは有楽町線は押印済のため、和光市〜池袋の各駅は完了。(スタンプも同一のデザインである。)雑司ヶ谷駅は改札口外、渋谷駅寄りの2番出口近くにポスターが貼られている。ポスターには32系統の都電の写真、懐かしい。スタンプは駅から至近のと...東京メトロ全駅スタンプラリー〜副都心線

  • Voracta〜人形町ランチグルメ

    日頃のランチはだいたい日本そばかラーメンという私だが、たまにはパスタもいいかなと街を歩いていると事務所のそばにイタリア国旗を発見。今まで気づかなかった方が不思議なほどである。店の入り口にはランチ950円と書いてあり、パスタが5種類書かれていた。店の名前は『Voracta(ボラチタ)』という。外から見るより店内は広く、2人掛けの席が多い。先客は1名のみ。パスタは『アサリのガーリック風味』『イワシとオリーブ・ケッパーのトマトソース』『若鶏とキャベツのガーリック風味』『豚ミンチとグリーンピースのトマトソース』『ベーコンとブロッコリーのラグー、ペンネ』である。やはり春キャベツの甘みを想像して若鶏とキャベツのガーリック風味にする。注文すると大盛無料、普通サイズは100g、これを130gまたは150gにできるとのこと...Voracta〜人形町ランチグルメ

  • 久我山歳時記㉒〜ハナミズキを愛でながら歩く

    『久我山歳時記』㉒、ソメイヨシノが終わると翌週あたりから街角でハナミズキの花を見かけるようになってくる。ハナミズキとソメイヨシノの関係は日本が日米平和のために1912年アメリカワシントンDCに送ったサクラの木の返礼として1915年にアメリカから日本に贈られたという縁がある。この時に贈られたのは白が40本、ピンクが20本、計60本で日比谷公園や小石川植物園などに植えられたのである。その原木は1本だけ都立園芸高校に残されている。また、ソメイヨシノと同様に葉が出る前に花(実は花のように見えるのは総苞だが)が咲き、木全体に花が咲くところも似ている。我が家から駅まで行く途中にもたくさんのハナミズキを見ることができる。最初はピンクと白の高い木が隣り合わせに植えられているもので透明感がある。次も木にたくさんの白い花が付...久我山歳時記㉒〜ハナミズキを愛でながら歩く

  • 空庵〜中目黒ランチグルメ

    坂巡りを終わり、中目黒駅まで歩く。駅前には巨大なタワーもあり、かつての風景とはかなり変わっている。駅前商店街を歩くがあまり飲食店はない。右に曲がり、東急東横線のガードをくぐる。高架下には新しく飲食店が作られている。ただ、飲み屋と中華料理店、ラーメン屋が多く、あまりさっぱり食べる店がない。ほぼ駅の入口あたりでようやくお蕎麦屋さんを発見、店の名前は『空庵』。店内は狭くほぼ満員、前の2人連れのお客さんが断られたので諦めかけるとお一人なら入れますと言われてカウンターに座る。カウンター以外は2人席が2つ、4人席が1つ程度。黒を基調としたシックな店内は女性がキビキビと動き回っている。メニューを見ると『小丼と7割のそばのセット』(蕎麦の価格+350円、今回はざるそば800円+350円)ちょうどいい感じ。小丼は『天然桜鯛...空庵〜中目黒ランチグルメ

  • 不動前駅〜中目黒駅の坂③

    『東京の坂、日本の坂』その172。目黒通りを左に向かう。左手には多摩大目黒高校が出てくる。ほぼその前にあるバス停は『元競馬場前』、この場所に1907年〜1933年目黒競馬場があったのである。一周1マイルの競馬場は一時馬券販売禁止などの措置により廃れたが、1914年に馬券販売が再開すると人気が戻り、1932年日本ダービー(東京優駿)が創設されると多数の人が訪れた。しかし、土地が狭い上に周囲の宅地化から1933年に新たに作られた府中競馬場に移され、廃止された。もう少し歩くと馬が上に乗った石碑が出てくる。これは目黒競馬場を忍ぶ碑であり、上に乗る『トウルヌル号』は第一回ワカタカ、第五回トクマサ、第六回ヒサトモなどのダービー馬の父にあたる馬である。再び金毘羅坂を降りると山手通りとの交差点に『大鳥神社』が現れる。目黒...不動前駅〜中目黒駅の坂③

  • 長谷川酒店(再訪)〜日本橋ランチグルメ

    日本橋にある長谷川酒店は日本中の銘酒を販売している酒販店である。創業の亀戸店、麻布十番店、二子玉川店、ソラマチ店、東京駅地下やパレスホテルにも店はあるが、他の店と異なり日本橋のお店のみうどん屋さんを併設している。日本橋室町の中心にある福徳神社のビルの1階のお店に入ると左側には北から南までの酒蔵の日本酒が並ぶが、右側はイートインになっていて博多うどんを食べることができる。ランチセットはAとBがあり、Aはうどんのトッピング1つとかしわめしor三角いなり、Bはうどんのトッピング2つとかしわめしor三角いなりとなり、Aは700円、Bは800円となっている。月・木曜日のAはごぼ天なので私はいつもこの日を選んで食べに行く。11時40分に店に着くと開店直後のため、先客は2名のみ。レジにて先に会計してカウンターに座る。す...長谷川酒店(再訪)〜日本橋ランチグルメ

  • 不動前駅〜中目黒駅周辺の坂②

    『東京の坂、日本の坂』その171。目黒不動尊の独鈷の滝で水掛け不動様に水を掛けた後、本堂に向かう階段坂が『目黒不動男坂』である。47段の石段で真ん中には鉄の欄干がある。ちょうど付近の保育園児が訪れていて保育士の女性が緩やかな女坂から行きましょうと声を掛けたが、一部の男の子が男坂がいいと言って私と一緒に登り始めたが、この速度があまりに早くて私は取り残された。ようやく頂上に着くと目の前には大きな『目黒不動尊』と書かれた提灯、ここに向かい数段石段を登り、無事参拝完了。帰りは『目黒不動女坂』から降りる。踊り場が2箇所設けられていて緩やか。途中、銅製の役行者像があり、お参りする。御朱印は階段下を少し歩き、左に行ったところにある寺務所で頂く。バス停の横を通り、先ほどの道を今度は右に曲がると坂道となるが、これが『三折坂...不動前駅〜中目黒駅周辺の坂②

  • 酒菜や ささごと〜小伝馬町ランチグルメ

    人形町のランチの店はかなり行き尽くしたので暇な時は運動も兼ねて、最近一駅先の周辺をぶらぶら歩くことがある。今回は小伝馬町駅から横山町方面に歩く。このあたりも蕎麦屋はかなり行き尽くし感はあるが、まだまだ定食屋はある。角にある『ささごと』という居酒屋はランチもかなり有名で刺身はもちろん、珍しく『サーロインステーキ定食』(1320円)がリーズナブルと聞いて行ってみた。まだ、少し早かったがカウンターはかなり混み始め、一人客もボックスに入れ始めたタイミングで入店。サーロインステーキ定食は当日はなく、ガッカリ。和定食は煮物、焼き魚と刺身で920円はお得だが、前日魚を食べたので鳥の唐揚げ定食(850円)をチョイス。ただ、大海老フライ定食(940円)も気になった。なにしろ牛ロースカツとサーロインステーキ以外は税込1000...酒菜やささごと〜小伝馬町ランチグルメ

  • 今年のタイガースのスタート〜阪神ファンの戯言

    2023年の阪神タイガースのスタートは万全なものとなった。DeNA戦3連勝、広島戦は1試合雨で流したが1勝1敗、ヤクルト戦は接戦続きだったが1勝1敗1分、つまり8戦終わって5勝2敗1分なのである。昨年は開幕試合で大きく躓き、ヤクルト、広島、巨人に全敗、初めて勝ったのが10戦目の甲子園でのDeNA戦である。しかし、その後もDeNAに1敗、広島に2連敗(1分)、中日に3連敗とこの時点で1勝15敗1分ととんでもないスタートであったということで前年との比較は全く意味をなさないが、今年の戦力を分析してみたい。まずは投手力、先発は青柳、才木、大竹、西勇は素晴らしいし、負けてはしまったが、雨天の中でよく腕を振っていた西純矢も悪くない。気になったのは第二戦に投げた秋山だけである。セットアップも浜地は手痛い1発で負け投手と...今年のタイガースのスタート〜阪神ファンの戯言

  • 『土門拳の古寺巡礼』展を見に行く

    ようやくコロナをあまり気にせず美術館巡りができるようになった。恵比寿の東京写真美術館で土門拳の『古寺巡礼』の展覧会をやっていると知り、早速行ってみた。土門拳は日本で最も著名な写真家の1人であり、戦前から戦後すぐにかけては35mmのハンディカメラを持ち、初めは戦場、戦後混乱期の街角、特に戦災孤児、安保反対の闘争など社会派のカメラマンや日本の著名人のポートレート撮影家などとして活躍した。その後代表作に『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』がある。一方で文楽、仏像などの撮影も戦前から始めていた。1960年に脳出血を発症、35mmカメラの撮影ができなくなったことから大型カメラを据え付けた『古寺巡礼』の撮影を開始した。会場には自ら書いた古寺巡礼の墨字も飾られ、彼が最初に撮影した室生寺、法隆寺などの写真が並ぶ。(神護寺薬師...『土門拳の古寺巡礼』展を見に行く

  • Jリーグを見に味の素スタジアムへ

    約1年ぶりにJリーグを見に行く。京王線飛田給駅で下車して味の素スタジアムへ。開催された試合はFC東京vs湘南ベルマーレである。日曜日3時からの試合だが、少し早めの1330頃に家を出るが、思いの外涼しい。前日の最高気温21℃から3℃ほど低い。飛田給駅はそこそこの混雑、押し合いへし合いというほどではないが。スタジアムまでの道には八重桜が植えてあるのだが、今がちょうど満開、空も雲ひとつない快晴でピンクの鞠のような花が青い背景によく映える。久しぶりの味の素スタジアムは相変わらずバックスタンドまでが遠い道のり。ホーム側を通ったため、人の数の多さに辟易。席は前から9番目、選手はよく見えるが全体が見にくい。さらに目の前の太陽が眩し過ぎ、暑い。頭があまり暑いのでFC東京のマフラータオルを購入、連れ合いはまるでアラビアのロ...Jリーグを見に味の素スタジアムへ

  • 東急新横浜線に乗りにいく

    『鉄道シリーズ』201。東急新横浜線に乗りにいく。3月18日に開通した東急新横浜線に初めて乗車した。いつも通勤に使う東京メトロ半蔵門線永田町駅まで行き、南北線に乗り換える。ホームで待つと次の電車は0714新横浜駅行である。地下鉄の行き先が新横浜駅というのもまだ違和感はある。予定通り行くと日吉に0754到着する。南北線は目黒駅でそのまま東急目黒線に乗り入れるので乗換はない。車両はかなり混雑していたが六本木一丁目駅でかなりの人が下車、麻布十番駅でがらがらになる。目黒駅を出発すると不動前駅手前で地上に出るが、その後、洗足駅、大岡山駅などほぼ地下駅となっていることは今まで気づかなかった。奥沢駅で完全に地上に出るが、田園調布駅は地下駅。ここで東急東横線と合流する。多摩川駅は私の学生時代は『多摩川園』と言って小さな観...東急新横浜線に乗りにいく

  • たん熊北店リーガロイヤル東京店〜早稲田ランチジャパン

    法事があり、その後の食事会で滅多なお邪魔することのない『たん熊北店』(リーガロイヤル早稲田1階)でランチを頂くこととなった。たん熊は言わずと知れた京都の料亭で『本家たん熊』と『たん熊北店』はそれぞれ創業者来栖熊三郎の長女と長男が後を継いだもので北店は分家筋にあたる。店はホテルの1番奥、庭の見えるロケーションにあり、湧水なのだろうか、よく見ると水が湧き出している。ちゃんと今日の献立が置かれてまずは『桜の吹き寄せ八寸』、ピンクの寄せ物や金柑の甘露煮、椎茸のチーズサンド、生麩、お浸し、花見団子。甘い味のものが多いが、可愛らしい女性好みの前菜である。『桜蒸し、道明寺仕立て』は道明寺粉を巻いた魚の切り身を桜の花で包み、蒸したの。椎茸や早蕨が添えられ、優しい味の蒸し物。『お造り』は鰆、マグロの赤身、イカの3種盛。特に...たん熊北店リーガロイヤル東京店〜早稲田ランチジャパン

  • 不動前駅〜中目黒駅の坂巡り①

    『東京の坂、日本の坂』その170。久しぶりのこの企画、今回は不動前駅を降りて中目黒駅まで坂を巡りながらあるいてみた。東急目黒線不動前駅前は品川区西五反田という都会にありながら結構庶民的な商店街が広がる。駅前には品川区立第四日野小学校、校門近くに植えてあるソメイヨシノはまだ頑張って綺麗な花をつけている。その先、少し広い通りがかむろ坂通りと名付けられ、桜並木となっている。かむろ坂下は山手通りの交差点、かむろ(禿)とは江戸時代の遊郭で高級遊女の召使として雇われていた召使の少女のことをいう。名前の由来は悲しい物語である。元鳥取藩士平井権八が辻斬り強盗を働き、1679年に鈴ヶ森刑場で処刑、目黒の冷法寺に葬られた。権八と恋仲だった吉原三浦屋・小紫はこの話を聞いて冷法寺に向かい墓前で自死したが、帰ってこないかむろが目黒...不動前駅〜中目黒駅の坂巡り①

  • HAKKI〜日本橋ランチグルメ

    新しく日本橋に『鶏そば、鴨そば』の店ができたと聞いて行くことにした。場所は昭和通りと中央通りの真ん中を通る桜並木が美しい通り。可愛らしいピンクの花を咲かせるオカメザクラはもう終わってしまっているが、サービスショットを一枚。店の名前は『HAKKI(八起)』、店に到着したのが12時10分前。列ができているのかと思いきや、食券の券売機の前で悩んでいる人がいるようである。3人待って私の番、メニューは決めていたが、微妙に違うのがある。というのは、『鴨そば+ミニ親子丼』と『鶏そば+ミニ親子丼』。値段は同じなのだが、鶏そばはラーメン、鴨そばは日本蕎麦と大きく違う。間違いそうになったが、ちゃんと『鶏そば+ミニ親子丼』(税込1526円)の食券を購入。間口は狭いが奥行きのある店でずらりL字カウンターが伸びている。その1番奥に...HAKKI〜日本橋ランチグルメ

  • 雨のオノマトペ

    『改めて日本語について考える』その42。あ東京では2023年3月14日にソメイヨシノの開花宣言がなされ、3月22日には早くも満開となった。いざ、花見と思ったが23日〜28日は連日傘を使わない日がなかった。この季節に雨が降るのを菜種梅雨と言って移動性高気圧が現れては消えるため、天候が安定しないが、特に東京は厳しかったようである。この雨の表現、どれだけあるかを取り上げてみた。やはり日本語ならではと思うのが雨の降り方のオノマトペ(onomatopée)である。例えば雨の降り始めで雨粒が小さい時は『ポツポツ』、これが『ポツリポツリ』となると雨粒がまばらに落ちてくる位になる。さらに強まると『パラパラ』であろう。雨粒が大きい時は『ポトリポトリ』『ポトポト』、私はあまり使わないが『ビショビショ』という表現もある。では急...雨のオノマトペ

  • 麺屋海神〜吉祥寺ランチグルメ

    吉祥寺でランチをすることになったが、久しぶりに魚介の出汁が美味い『海神』のラーメンが食べたくなった。吉祥寺駅から井の頭通りに出て、右に曲がりすぐのビルの2階にある。昼過ぎではあったが、すんなり座ることができた。こちらの名物は魚のあらで取った出汁で食べる『あら炊き塩らぁめん』(800円)、『あら炊き辛塩らぁめん』(850円)、其々にへしこを塗った焼きおにぎりを付けると150円増しとなる。ほかにもハマグリ出汁、アサリ出汁のラーメンもある。私は辛い方におにぎりをつけ、相方は塩らぁめんを注文した。辛塩らぁめんは辛さが選べるが、中辛にしておいた。4、5分で到着。辛塩らぁめんはかなり赤っぽいスープ、その中に鶏つくねと海老のつくね、他にも青シソ・ネギ・茗荷・糸唐辛子といった薬味が乗せられている。まずは一口、坦々麺などと...麺屋海神〜吉祥寺ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線③

    『鉄道シリーズ』その200。東京メトロ全駅スタンプラリー、有楽町線③は要町駅から。要町駅は和光市寄りの改札口に歩くとピアノの男、構内にグランドピアノが設置されていて誰でも弾くことができる。曲名はわからないが弾く男性の腕はかなり確かなようである。その近くを通り、2番出口付近にポスターは貼られていた。デザインは祥雲寺という寺院。付近ではかなり有名な曹洞宗のお寺で漫画家の石ノ森章太郎のお墓がある。千川駅は京王線の仙川駅と似ているが、こちらは濁らず『せんかわ』、京王線は『せんがわ』とは読み方が異なる。改札口外の事務所の前にポスターを発見。スタンプの意匠は豊島区立熊谷守一美術館である。元は熊谷守一画伯の旧宅跡に1985年に作られた個人美術館だったが、画伯の作品150点の寄贈を受け、豊島区が運営。素朴な優しい画風は素...東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線③

  • 北海道物産〜吉祥寺グルメ

    ようやくコロナ禍も落ち着いて飲みに行くことに抵抗感がなくなってきた。吉祥寺で行く店を増やそうとグルメサイトを見ていたら『北海道物産』というお土産物屋みたいな名前に惹かれて土曜日にお邪魔した。場所は京王井の頭線と井の頭通りに挟まれた地域で居酒屋さんが何軒か並ぶ一角。駅から来るならばヤマダ電機の横の道から来た方がが近い。18時にネット予約をしたが、結構混んでいる。まだ、できて半年ほどの新しい店、板さんも若いし、お客さんも若い。どう考えても我々2人が最年長である。名前の通り北海道の新鮮な海産物がウリである。ただ、イカの生き作りが4400円、カワハギの生き作りが5600円とかなりお高い感じ。イカを2人ではやや多いことから当初とは違う注文にした。まずは赤星で乾杯。この店、お通しが素晴らしい。丸い皿に鯛の刺身、ミニ帆...北海道物産〜吉祥寺グルメ

  • 人形町ソメイヨシノ紀行

    東京のソメイヨシノの開花日は3月14日、これは20年・21年と並んで最も早い開花である。今年の人形町の桜日記は3月15日からスタートした。いつものとおり、一本木を決めて1日おきに観察する。しかし、まだ3月15日の段階では殆ど開花していない。木の根元の蘖(ひこばえ)もまだ少しピンクになっただけで開花もしていなかった。3月17日にはかなり蕾も膨らみ、あと一歩まで来ている。ひこばえはついに2輪開花している花を発見した。3月20日についに開花しているのを発見。土日のうちに開花したのかもしれない。全体的には車道側の花に咲いているものが多い。3月22日には急に開花が進み4分咲き位にはなっている。もう少し日当たりのいい水天宮前の木は8分咲きくらいまでは来ていた。3月23日にはさらに開花が進み、満開に近づいてきた。ただ、...人形町ソメイヨシノ紀行

  • ふじた〜浅草橋ランチグルメ

    浅草橋駅周辺にはチェーン店でない立喰そばがまだまだ盛業中である。駅降りてすぐのガード下に3軒、ただ、本日お邪魔したのは5分ほど歩いたところになる。JR浅草橋駅西口が最も近いが降りて中山道と反対側に少し歩くと左手に神田川。左衛門橋を渡る。次の信号の先に青いテントに『立喰そばうどん』とのみ書いてある店が出てくる。店内にも名前を示すものは何もないが、グルメサイトによると『ふじた』という名前らしい。完全に立喰、つまり椅子はない。7人も入れば一杯の店で食券の券売機もない。中に入る親子とも思える女性2人いずれかに直接オーダー。私は最も高い『げそかきそば』(480円)をお願いする。すぐにビニールに一食ずつ入った茹でそばを湯で温め、奥の棚から取ったげそかきとネギを乗せ、ツユを注いでくれる。慌てて500円玉を渡し、お釣りを...ふじた〜浅草橋ランチグルメ

  • 『佐伯祐三展』に足を運んで

    東京ステーションギャラリーで開催中の『佐伯祐三展』にようやく行くことができた。招待券をかなり以前に頂いたのだが、期末の忙しさもあり、昼休みを使って伺った。東京駅の2、3階にギャラリーはあり、構内からエレベーターで移動する。エレベーターが開くとすぐに展示室、今回は140点も飾られているためだろう。佐伯祐三は1898年大阪生まれの画家で藤島武二に師事する。展示室には自画像が10点、最初の作品は若い佐伯をそのまま描いた1919年の作品。しかし、そこから1924年までの間に親交のあった中村彝やセザンヌのようなタッチ、ゴッホやルノワールのような描き方など、かなり模索していたのがわかる。特に『たてる自画像』は混迷の中で顔を塗りつぶしてしまっている。しかもその裏には違う絵を描いているのである。次のコーナーではフランスに...『佐伯祐三展』に足を運んで

  • 『サクラエビと白魚のかき揚げ』そばを頂く〜小諸そば

    3月末になると小諸そばでは春のメニューとして『サクラエビと白魚のかき揚げ』が登場する。例えばこのかき揚げ入りかけそばは550円と通常のかき揚げそば460円より80円高いが、季節を楽しむことができるのでついつい頼んでしまう。まず初日は『サクラエビと白魚のかき揚げそば』にする。見た目は普通のかき揚げそばと同じだが、筍の天ぷらが2つ付いてくる。少し大きめのかき揚げにはたっぷりの白魚が入っていて食感が異なるし、油で揚げたサクラエビの香ばしさに鼻がくすぐられる。見ていると季節メニューを頼む人が思いの外多い。もちろんネギをたっぷり掛けて、七味唐辛子を振って頂く。ツユもいい感じに香りが移るが、ややツユを含んで柔らかくなるのは早い気がした。2日目は『サクラエビと白魚のかき揚げぶっかけそば』を頂く。値段は同じ540円、今年...『サクラエビと白魚のかき揚げ』そばを頂く〜小諸そば

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線②

    『鉄道シリーズ』その199。東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線②、今回は有楽町駅からスタート、池袋方面に進む。次の駅は桜田門駅、目指すポスターは改札外の4番出口付近。後ろ側の改札を出てすぐに発見した。スタンプの絵柄は『旧江戸城外桜田門』、国の重要文化財に指定されている重厚な門である。桜田門といえば1860年の桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されたことが思い出される。と言っても筒井康隆の『万延元年のラグビー』ことではないが。永田町駅はすでに半蔵門線で押印済。スタンプは国立劇場のデザインである。麹町駅は前より改札口を出て、6番出口近くでポスターを発見。スタンプは『番町文人通り』、かつて住んでいた与謝野晶子夫妻、菊池寛、直木三十五、島崎藤村など16人の名前が書かれていた。市ヶ谷駅は前側の市谷田町方面の改札手前に...東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線②

  • 麺屋心花〜日本橋ランチグルメ

    福島県アンテナショップのミデッテのイートインで開かれている名店の出張営業に福島県伊達市の『麺屋心花(ときめき)』が出店、名物のチャンポンが食べられるということで足を運ぶ。東北地方でチャンポンというのも珍しい。メニューは2種類、『チャンポン』『味噌チャンポン』であるが、今回はノーマルに『チャンポン』(850円)にした。人気があってフードコートも人が多い。7、8分で番号が呼ばれ、カウンターにチャンポンを取りに行く。チャンポンには白胡椒を振りかけて席に戻る。ニンニクのいい香りがする。まずはスープから、長崎ちゃんぽんを標準とすると豚骨の匂いや味があまりしない。代わりにニンニクが強い気がするが、味はそれほど濃いわけではない。まず頂いたのがキャベツ、この甘みに正直驚いた。他にはタマネギ、もやし、かまぼこの細切り、キク...麺屋心花〜日本橋ランチグルメ

  • 締めは丁子屋のとろろ汁〜静岡旅行⑪終

    静岡旅行⑪、最後にお邪魔したのが旧鞠子宿(丸子宿)にある丁子屋さん。とろろ汁で有名な茶店である。そもそも鞠子宿は東海道五十三次の江戸から数えて20番目の宿場であり、府中宿と岡部宿の間にある最も小さい宿場と言われている。歌川広重の版画では今残されている丁子屋の建物とそっくりな茶屋が描かれている。十返舎一九の東海道中膝栗毛の中でも茶屋でとろろ汁を食べようと店の親父に声をかけるが親父と女房が喧嘩してしまい、摺漕ぎを投げてとろろ汁がこぼれ、滑って転んでしまう、という滑稽な話となっている。ただ、弥次喜多の2人は結局とろろ汁は食べられなかったのだが。私は掛川ICより東名高速に乗り、焼津IC経由でバイパスを走り、宇津が谷峠を越え、ら右に入る道をいく。川沿いの道は急に懐かし雰囲気になり、版画の茶屋そのものの古民家が現れた...締めは丁子屋のとろろ汁〜静岡旅行⑪終

  • 法多山尊永寺にお参りする〜静岡旅行⑩

    静岡旅行⑩。いよいよ最終日、広大な庭を見ながら葛城北の丸で朝食をいただき、ゆっくり出発する。取り敢えず昨日行かなかった袋井三山のうち『法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)』に向かう。市街地を抜け、だんだん山が迫ってくると広大な駐車場に到着。この周辺の平らな場所は全て駐車場にしているのではないかと思うほど沢山ある。価格は200円〜300円、できるだけ寺の参道近くに停めようとはするが、分かりにくく諦めて一生懸命呼んでくれたところに停めた。駐車場から土産物屋や昔ながらの食堂が並ぶ道を歩くと立派な門、仁王門が現れた。室町時代のこけら葺の楼門だが、このお寺では数少ない国重要文化財である。木像の仁王様が怖い顔で睨んでいた。門を抜けると立派な杉が並ぶ参道が延々と続く。石畳が敷いてあるので歩きやすいが長い。左手にはお食事...法多山尊永寺にお参りする〜静岡旅行⑩

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線①

    『鉄道シリーズ』その198。東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線①。あと残すところ3路線となり、まずは有楽町線からスタート。子供の頃に有楽町線護国寺駅近くに住んでいた関係から1974年の開業時より利用している。当初は池袋〜銀座一丁目の開業だったが、現在は新木場〜和光市28.3kmになり、さらに東武東上線と西武池袋線に乗り入れている。まずは有楽町駅からスタートして新木場駅を目指す。JR有楽町駅から降りていくと改札口前にポスターを発見。デザインは旧東京都庁跡に造られた東京国際フォーラムを鳥瞰したものとなっている。銀座一丁目駅は元の終点、階段を上り、改札口を出るとすぐのところにある駅事務室向かいにポスターを発見。意匠は銀座通り口交差点の姿、日本で初めて行われた歩行者天国の様子が描かれている。新富町駅は中央区役...東京メトロ全駅スタンプラリー〜有楽町線①

  • 葛城北の丸に泊まる〜静岡旅行⑨

    静岡旅行⑨、いよいよ今回の旅のメインである『葛城北の丸』に向かう。次第に雨が強くなる中、カーナビに導かれ敷地に入る。葛城カントリーとの分岐点を左側の道を行くがここから目的地までは2kmと出る。左側はゴルフ場の敷地と思われるが、とにかく広い。駐車場に車を停め、ホテルに向かうが入口には遠州の屋敷から移築された大きな長屋門が鎮座する。まっすぐ歩くとホテルの入口、従業員の方のお出迎えがあり、庭が見える席でチェックイン。隣にはYAMAHAリゾートらしく、グランドピアノが置いてある。このホテルは今現在唯一残るヤマハリゾートであり、北陸の古民家を8棟移築して繋げ合わせた贅沢な造りとなっている。工事の関係で一階入口近くの部屋にグレードアップしてくれた。そこまでが階段を登り、一棟の建物を通過し、さらに温泉の前を通過、ようや...葛城北の丸に泊まる〜静岡旅行⑨

  • 『みどり』と『あお』について考える

    『改めて日本語を考える』その41。突然ですが、両国国技館では大相撲初場所が開催中である。早々と横綱照ノ富士は休場、唯一の大関・貴景勝も2日目の怪我が悪かったのか、『綱取り』が『カド番』となり、関脇以下のスモール大相撲になってしまった。しかし、今回は相撲の話ではなく、私が話題にするのは8日目の取組、翠富士vs碧山である。結果は幕内最軽量の翠富士が勝ったのだが、私が不思議に思ったのは『みどりふじvsあおいやま』と読むこと。例えば日本では信号は青信号だが、緑色に光っていると言った奇妙なことが起こっている国。では実際に『あお』と『みどり』はどのように区別するのだろうか。さらに漢字で『みどり』を変換しても緑、翠、碧と3種類出てくるし、『あお』を変換しても青、蒼、碧と3種類出てくる。その違いはそれぞれにどこにあるのか...『みどり』と『あお』について考える

  • 久我山歳時記㉑〜久我山・井の頭公園のソメイヨシノ

    『久我山歳時記』㉑、3月21日は朝早く起きてWBCの準決勝を真剣に見ていた。敗色濃厚となった9回裏大谷2塁打、近藤四球で作った無死1、2塁で不振の村上の2塁打で日本はサヨナラ勝ち。喜ぶを噛み締めた後は花見である。朝から曇り、残念ながら日差しは僅かだがこの先の天気予報を見ると今日しかない、と花見に出かけることを決断した。踏切を渡る際にはさくらのヘッドマーク付きの電車を見つける。久我山駅を通り越して神田川沿いの道を歩くと対岸にソメイヨシノを発見、日当たりが良いのかかなり開花している。少し歩くと対岸に、さらに京王の車両基地の中にもソメイヨシノは植えられているが、日当たりなのか、対岸の木ばかり咲いている。橋を渡り、かつての本州製紙寮・グラウンド跡に造られた高井戸公園が現れてくる。入口には本州製紙の社宅時代からある...久我山歳時記㉑〜久我山・井の頭公園のソメイヨシノ

  • 秋葉総本殿可睡斎にて雛人形に驚く〜静岡旅行⑧

    静岡旅行⑧、梅林を見た足で本日の宿がある袋井市に向かうのだが、まだ少し早いので袋井三山と呼ばれる名刹の一つ、『秋葉総本殿可睡斎』というお寺に向かう。可睡斎とはかなり変わった名前の寺だが、実は1401年に恕仲天闇禅師により開山された。11代住職の仙隣等膳は今川義元の人質となっていた頃の松平竹千代(その後の家康)の教育をしていたことがあった。その後、浜松城主となった家康はその恩を忘れずに等膳を城に招き、旧交を温めたが、その際に長旅の疲れから居眠りをしてしまった。これを家康が『和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。我その親密の情を喜ぶ、和尚眠るべし』と言ったことから和尚は『可睡和尚』と呼ばれた。この事から寺も可睡斎と呼ばれている。また、明治初年に神仏分離令が出た際に秋葉山の三尺坊大権現が遷座され、火防火...秋葉総本殿可睡斎にて雛人形に驚く〜静岡旅行⑧

  • 豊岡梅園で梅を愛でる〜静岡旅行⑦

    静岡旅行⑦、鰻を頂いた後だが、磐田市にある『豊岡梅園』に向かう。『鰻に梅干し』は食い合わせが悪いとはいうが、梅見であればよいだろう。鰻屋さんを出たあたりからぽつぽつと雨が降り始め、あまり梅見には適さない天気にはなったが、天竜川沿いの道を北に向かう。新東名高速の浜松浜北ICから少し走ると住宅地が丘陵となり、周りに梅の木が増えてくるが、その突き当たりが梅園の駐車場となっている。ただ、天気が悪いからか車は3台しか停まっていなかった。既に周辺は梅の木で一杯なのだが、園内はそれどころではなく、約3000本の梅の木が見える範囲全てに植えられている。1人500円払って入園するが、生憎の天候に加え、平日ということなら園内には殆ど人気はない。入口の小屋を中心にすり鉢状に梅が植えられているが、13haもある丘陵。放射状に伸び...豊岡梅園で梅を愛でる〜静岡旅行⑦

  • 浜松で鰻を満喫する〜静岡旅行⑥

    静岡旅行⑥、浜松に来たらやはり鰻を食べなくてはならない。前泊のホテルでは鰻の混ぜご飯はあったが、タレの味が中心で不満(味は美味かったが。)のため、ガイドブックを見て幻の『共水うなぎ』を提供する『大嶋』というお店に向かった。浜松駅から車で10分とあまり利便性のよくないお店は細い道をグネグネ回りながら1145に到着。予約もしていなかったが、運良く席に着くことができた。入口に職人が1人しかいないので時間がかかることもあります、とあったが、これは当然とメニューを見る。共水うなぎとは大井川の伏流水を汲み上げ、天然に近い環境で養殖されたうなぎのブランドで幻のウナギとも呼ばれているらしい。鰻重(上)と鰻丼、さらにきも焼きを注文、ガイドブックなどを見ながらじっくり待つ。周りの人たちには徐々に鰻が供される。まずはうなぎの骨...浜松で鰻を満喫する〜静岡旅行⑥

  • 日本橋で最初に満開になる枝垂れ桜

    三越前駅から日本橋(橋です)を渡り、左側を見ると旧野村證券本社、その前に交番がある。普段は目立たないサクラがこの時期の主役。川沿いのソメイヨシノはちらほらの時にこの枝垂れ桜は満開。前を通る人も写メを撮る。はるの麗かな風に枝が揺れる光景がいい。日本橋で最初に満開になる枝垂れ桜

  • 濱松秋葉神社に参拝〜静岡旅行⑤

    静岡旅行⑤、うなぎパイ製造工場の後は浜松市中心部にある秋葉神社へ。秋葉神社は徳川家康が1570年に浜松城入城の際に秋葉山本宮秋葉神社より勧請した神社。徳川家康の長女亀姫を正室とする家臣奥平信昌の邸に建立された。実はこの神社の宮司、袴田哲司さんは私の大学時代の友人でお父様より引き継ぎ長年に渡り、神社を守って来られている。卒業後は数回会ったのみでなかなかお邪魔できなかったものである。市内の丘の上に立つ朱塗りの立派な本殿は色々なお祭り(焼納祭、管粥祭)が行われていて周囲の人々から信仰されている。また、家康公が勧進し、徳川家、武田家、井伊家を結ぶ『信玄衆誓詞』奉納地、『井伊の赤備え』発祥の地でもある、と説明板にあった。今年の大河ドラマ『どうする家康』の舞台でもある浜松には多くの人が訪れることであろう。私は袴田さん...濱松秋葉神社に参拝〜静岡旅行⑤

  • ゆうらく〜レトロ喫茶店でのランチタイム

    浅草橋駅を降りるとレトロな街並みが続く。JRのガード下には立食い蕎麦、ホルモン焼やジンギスカン、トンカツ屋など小さな飲食店が軒を並べている。一本川に近い通りには吉徳の駐車場、さらに人気の中華料理店などが並ぶ一角にレトロな喫茶店が今も元気に営業している。外にはランチの看板が所狭しと置かれている。店に入ると元気な声で出迎えてくれる。ただ、12時少し前なのに店はがらんとしている。席に座る時おしぼりとお冷、メニューを持ってくる。メニューは懐かしの喫茶店ランチ、カレー、ピラフ、焼肉などの丼、パスタ、オムライスなどなど。少し悩んで『海老ピラフ』を大盛にしてコーヒーを付けた。ランチタイムはこれで950円である。それにしてもレトロ、私が40年以上前の大学時代に入った喫茶店そのもの、壁には絵が掛けてあり、椅子も昔のままであ...ゆうらく〜レトロ喫茶店でのランチタイム

  • うなぎパイファクトリーに行く〜静岡旅行④

    静岡旅行④。舘山寺の次は浜松を代表するお菓子であるうなぎパイの製造工場を見学する。カーナビの言う通り20分ほど走ると工業団地にある『UNAGIPAE(うなぎパイ)FACTORY』に到着。入口には巨大なうなぎパイのオブジェが乗った赤いトラックが停まっている。入口で名前などを紙に書くとお土産をくれる。ミニサイズのうなぎパイが3枚、1人に1つずつもらえる。すぐ横はもう製造ライン、伸ばした生地をあの長細い形にしてオーブンに並べて行くとだんだん色がついて焼けてくる。それにシロップ(タレと言っている)を掛けて乾かし、出来上がり。検品をして不揃いな物をハネ、パッケージにしていき、これを箱に詰める。2階に上がると広い工場の全体が良く見え、出来上がった3種類のパイを紙箱に詰めて行くところがよくわかる。2階ではビデオも見るこ...うなぎパイファクトリーに行く〜静岡旅行④

  • 久助(再訪)〜人形町ランチグルメ

    人形町には焼き鳥丼を出す店が多い。というのは焼き鳥屋がランチとして出すことが多いからだが、やはり炭火でもくもくさせながら鶏を焼いて出来立てを供してくれる店が美味いのは当たり前である。その中でベスト3を挙げると『おが和』『江戸路』『久助』だろう。1番人気は『おが和』でランチは常に行列、確かに美味い。しかし、それに負けないのが本日お邪魔した『久助』さんである。ランチのメニューは『焼き鳥重』(1100円)の一択のみ。しかし、店に入ると『ご飯は普通で二膳ちょうど、中は僅かに多く、大は大盛、小は控えめですが、どうしますか?タレは多めにしますか?』と聞かれて常連は『中、タレ多め』と注文する。私も中タレ多めにした。待っているのは1分くらい、それはカウンターの中で燻されながらご主人が切れ目なしに鶏ももを炙っているからでそ...久助(再訪)〜人形町ランチグルメ

  • 関西本線の変遷

    『鉄道シリーズ』その196。1968年10月の時刻表と2022年10月の時刻表を比べて見るとおもしろいことが沢山ある。その中でも興味を持ったのは路線の栄枯盛衰である。今回は『関西本線』を取り上げてみたい。まずは2022年10月の時刻表から見る。そもそも関西本線は名古屋〜JR難波174.9kmの路線であり、うち名古屋〜亀山はJR東海、亀山〜JR難波はJR西日本に属する。時刻表では名古屋〜亀山の関西本線と亀山〜多気の紀勢本線、多気〜鳥羽の参宮線が同じページに掲載されている。その中で特急南紀が名古屋〜亀山〜多気〜紀伊勝浦に定期列車で4本、快速みえが名古屋〜鳥羽(一部伊勢市)に15本、もちろん各駅停車も多数設定、また電化されている。亀山〜加茂は非電化区間でディーゼル車が1時間に1本、それも各駅停車のみ。また、名古...関西本線の変遷

  • 岩本Q〜神保町ランチグルメ

    ハイレベル立喰そばとして有名なのが、『嵯峨谷そば』と『岩本Q』。その2つが至近距離にある神保町交差点付近、今日は岩本Qにお邪魔した。12時40分ということでピークは過ぎているが、まだまだ沢山のお客様。まずは券売機で悩む。天丼と蕎麦のセットだけでも『上天丼セット』『天丼セット』『小天丼セット』『かき揚げ丼セット』『小野菜天丼セット』『鶏天丼セット』『小鶏天丼セット』と7種類、そばもせいろ、かけ、もりの3つから選択できるので21種もある。私は『小天丼セット』(710円)にして食券をカウンターに置く。(蕎麦は)茹でたて、(天ぷらは)揚げたてというコンセプトにしており、少し時間がかかるが、やはり味はいい。番号を呼ばれて天丼と蕎麦の乗ったトレイを受け取り、カウンターで七味と丼ツユを掛け、席に戻る。まずは蕎麦から。水...岩本Q〜神保町ランチグルメ

  • 『しんにゅう』の点の数は1つなのか、2つなのか?

    『改めて日本語を考える』その40。今回は漢字の部首、『しんにょう・しんにゅう』について考えてみたい。以前、このブログで『つきへん・にくづき』に触れたところ大変な反響があったので、その第二弾と言ったところである。改めて『しんにゅう』に付く『、』は幾つあるかと聞いてみると普通は『そりゃ一つ』だよと返ってくる。例えば、道・送・通・進・運など出てくる字の殆どは『、』は一つである。しかし、『釈迦』の後ろの漢字には点が2つある。他にも『辻、遡、謎、遜』などの点は2つある。しかも『辻さん』の名刺をもらうと点が一つしかない字が書いてあることもある。これは一体どうしたことなのか。日本の漢字は明治時代になり学校教育制度ができた時に漢字の統一を行い、当時模範としたのが中国・清時代に編纂された『康熙字典』であった。この辞書のしん...『しんにゅう』の点の数は1つなのか、2つなのか?

  • にんぎょう町 谷崎(再訪)〜人形町ランチグルメ

    人形町のほぼ中央、甘酒横丁からまっすぐ歩いた先、来福亭や喫茶去快生軒の並びに『谷崎』はある。この地は文豪谷崎潤一郎が明治19年に生まれた場所にあたる。阪本小学校に通ったが、父の事業の失敗から幼いときにここからは離れたらしい。その生誕の地の石碑があるビルの2階にあるレストランで結構広い。眺めもよく、豚肉を使った料理が得意で夜はしゃぶしゃぶが名物である。最近、昼時のランチは出勤する人が増え、ランチをやめたり、閉店する店が増えたため、列を成すところが多いが、この店はキャパシティがあり、ゆっくりとランチが楽しめる。今日のメニューは魚がヒラメの漬け丼、肉料理は定番の照り焼きハンバーグ、トンテキ、房州豚のしゃぶしゃぶ、デミカツ定食などだが、今日はデミカツ(1200円)を選択した。中央のカウンターには3人、広々と使うこ...にんぎょう町谷崎(再訪)〜人形町ランチグルメ

  • リアル秋葉原を歩く②〜秋葉神社まで

    台東区秋葉原から蔵前橋通りを歩く。交通量は多い。ふと横を見ると狭い商店の間に小さな稲荷社を発見、お参りする。櫻稲荷神社、旧藤堂家邸内に鎮座していた稲荷神社を関東大震災後に地元の岡本悟一氏が奉授して櫻稲荷神社としたと伝わっている。清洲橋通りの手前のニ長町(にちょうまち、1964年の住居表示で現在の台東1.2丁目の一部にあたる。市村座が関東大震災まであった)交差点を左に曲がる。先程の蔵前橋通りもこの通りにも結構古い店が多い。まずは『だんどりおん』という骨董品店、古民家で営業されていて、渋い店構え。その隣は今は民家だが、かつては旅館をやっていたようなお宅がお隣にある。しばらく歩くと竹町公園、学校の隣にある広めの公園、遊具が並んでいた。その先には『佐竹商店街』、日本で2番目に古い商店街(因みに最も古いのは浅草仲見...リアル秋葉原を歩く②〜秋葉神社まで

  • 長崎トルコライス食堂〜秋葉原ランチグルメ

    秋葉原駅のガード下に全国の名産品を売る『日本百貨店』がある。今日はこちらにお邪魔したのだが、その中にトルコライス専門店があることを発見、早速入ってみた。トルコライスはエスカロップ(釧路)やソースカツ丼(福井、秩父)、ご当地ラーメン、つゆ焼きそば(青森)などと同様に長崎地区限定の名物料理である。定義は『ポークカツ、スパゲティ、ピラフ』が一つの皿に乗り、上からドミグラスソースを掛けるらしい。私も長崎市を営業で担当していた際に喫茶店で2度ほど食べたことがある。パーツに分解しても嫌いなものはないことから、あれば選ぶメニューである。店と言ってもイートイン、通常のトルコライス(スタンダード)は1100円だが、ランチでポークカツとミニメンチカツが乗ったサービスメニューがあり、こちらを選択した。待つこと5分ほどで到着、大...長崎トルコライス食堂〜秋葉原ランチグルメ

  • 舘山寺にお参りする〜静岡旅行③

    静岡旅行③。THEHAMNAKO(大和ロイヤルホテル系列)で1泊、前日のチェックインでは30分ほど待たされ、驚いた。しかし、夕食のバイキングもなかなか美味しく、部屋も風呂快適に過ごす。特に夕食時の浜名湖に沈む夕陽は綺麗だった。前日は観光は水族館1ヶ所の他はどこにも行かなかった。それもあり、今日は朝から行動。温泉の名前では有名な舘山寺にお参りに行く。ホテルから近道ということではまゆう大橋(料金210円)を使って行くがあんなわずかな距離で210円は高いと車内で論議に。道は空いていて9時には舘山寺駐車場に到着。急な階段を登るが、足元にはスミレの花、思わず見とれる。目の前には本堂、本当に海に面して建っている。御朱印を頂き、うなぎみくじを引く。やはり、うなぎだけに竹(中吉)であった。火除の神である秋葉山大権現、隣に...舘山寺にお参りする〜静岡旅行③

  • 豆腐料理 双葉〜人形町ランチグルメ

    たまにはヘルシーなランチと人形町で店を探していたら甘酒横丁にある老舗のお豆腐屋さん『双葉』が裏で豆腐料理の店をやっていたことを思い出し、早速お邪魔した。『双葉』は明治40年創業の豆腐屋さんで豆腐はもちろん、大きながんもどきやおからドーナツも有名である。豆腐料理の店は甘酒横丁の次の角を左に曲がってすぐの2階にあり、名前も『双葉』と同じ。階段を登ると入口、入るとすぐ左側に券売機があり、食券を買うシステム。前のおじさんがなかなか千円札を認識してもらえず苦労していたが、私の札も認識してもらえない。やむを得ず2枚目で3回試すと何とかなった。豆腐料理ばかりで冷奴定食、麻婆豆腐定食、揚げ豆腐定食、肉豆腐定食、湯葉定食、あとはこの組み合わせである。本日のランチ(少し安い)は麻婆豆腐だったが、肉豆腐(850円)にしてみた。...豆腐料理双葉〜人形町ランチグルメ

  • 久我山歳時記⑳〜あっという間の春

    『久我山歳時記』⑳、三月になると同時に急に暖かくなってきた。寒くなる日も混ざっているが、基本的に気温は右上がり。花粉の飛散はともかく、長い寒さからようやく解放される。私は毎年この時期になると京王富士見ヶ丘電車区横の神田川沿いの道を歩く。久我山駅から少し行くと清水橋が見えてくる。川を見ると水は浄化されているため、泳ぐ鯉もよく見えるし、鴨も泳いでいてたまに競争をしているように見えることもある。車庫にはレインボー(七色)の電車がならぶが、本日はオレンジ色。温かい風がゆったり吹いていて心地よい。毎年のチェックポイントまで歩く。小さな陶器製の椅子が並んでるあたりの金網越しに土筆が顔を出している。かなり呆けているのもあるが、まだ出たばかりのものも、地面の土の色と同じため、目が慣れないと見つけにくいが、若葉が生えた場所...久我山歳時記⑳〜あっという間の春

  • 深海魚の寿司を頂く〜静岡旅行②

    静岡旅行②。深海魚水族館を出るとちょうど12時となっていた。昼食をとろうと和風レストランに行くが、祭日のためなのか、人出も多く、待たされそうな雰囲気。待つのも時間ロスと向かいにある回転寿司を見るとまだ空いている。店の名前は『一富士丸沼津港海天寿司』と看板にある。カウンターに座るがとにかく広い店で『ロ』の字カウンターなのだが、向かいまでどのくらいあるのだろうか。注文はタッチパネル、頼んだ寿司を持ってきてくれるシステムで寿司は回っていない。メニューにはマグロや鯛、イカなどの普通のネタに紛れて深海魚があるのが特徴。おすすめ深海魚はアブラボウズ、尾長鯛、デンがラインナップ。デンは通称シロムツ、正式名称はノガオオメハタといい、スズキの仲間で水深100〜400mにいる。尾長鯛はハマダイともいう深海魚。色の赤さからなの...深海魚の寿司を頂く〜静岡旅行②

  • 沼津港深海水族館に行く〜静岡旅行①

    静岡旅行①。2泊以上の旅行をするのが2020年11月の墓参りを兼ねた関西旅行以来だから2年4ヶ月ぶりとなった。行く場所はあれこれは考えたが、巡る場所より、泊まる場所で静岡県に行くこととなった。祝日朝早く起きて東名高速に乗る予定だったが、環八を走っている時に事故渋滞を知る。元々の道路補修工事の影響で大井松田から先で混むのは覚悟していたが、川崎ICを過ぎるともうノロノロ、横浜町田ICからの進入も多いため、渋滞は無くならず、4時間以上かけて沼津ICで降りる。沼津港まではあまり掛からなかったが、駐車場に停めて第一目的地である沼津港深海水族館に並んだのが1110頃である。入るのも内部の混雑から制限してはいたが、すぐに入場。子供連れが多かったが、皆熱心に見学している。入るとすぐにアブラボウズがお出迎え、味のいい深海魚...沼津港深海水族館に行く〜静岡旅行①

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線④

    『鉄道シリーズ』その195。東京メトロ全駅スタンプラリー丸の内線④。新宿御苑前駅からスタート、この駅はあまり改修されていない古くからの相対式ホーム。新宿よりの新宿門改札手前にポスターを発見。1番近くて便利な場所にあった。スタンプは当然新宿御苑、秋と春の風景をモノクロ画面でうまく表している。新宿三丁目駅は地下鉄では新宿駅より乗り換えが多く、都営新宿線、副都心線、丸の内線の三線の乗換駅。ただ、構造が複雑であり、スタンプも2カ所にある。私は改札口を出て新宿駅方面に歩くとすぐに発見。やはり新宿三丁目といえば伊勢丹本店が、描かれていた。ここで改めて地下鉄に乗るより、地下道を歩く方が早いと決断。新宿駅方向に歩くと予想通り東改札の外に貼ってあった。たくさん描くものはあるだろうが、絞れなかったのか『2000系車両』がスタ...東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線④

  • 水天宮てん作(再訪)〜人形町ランチグルメ

    水天宮前駅で降りたがちょうど昼飯時だったので久しぶりにご夫婦で営む天ぷらやの『水天宮てん作』にお邪魔した。店は新大橋通り沿い、位置的には水天宮の裏あたりにある。緑色の日除けが目印である。入口にはメニューがあり、てんぷらごはん・てんどんから選べる。それぞれ1〜6があり、3なら『おしんこ・しらすおろし』などトッピングを選び、『てんどんの2』などと言って注文する。私は前回には天丼を食べたので今回は『てんぷらごはんの2』、つまり豆腐とおしんこ付きにしてみた。するとおばさんがおじさんにタネ(魚)を渡し、おじさんは天ぷらをすぐに揚げ始める。おばさんはまずは豆腐、豆腐の薬味、漬物、天つゆを出してくれる。さらに天ぷらの揚がる様子をみて味噌汁、ご飯を出してくれる。おじさんの天ぷらが到着、ここまで5分と早い。天ぷらは海老、キ...水天宮てん作(再訪)〜人形町ランチグルメ

  • リアル秋葉原を歩く①〜もう一つの秋葉原

    秋葉原駅の住所は何区にあるかを知っていますか?秋葉原駅のある場所はJR東日本は千代田区外神田1丁目、東京メトロは千代田区神田佐久間町、TXも千代田区神田佐久間町となっている。地図で見ると秋葉原駅周辺は神田〇〇町という小さな町が周囲にあり、ヨドバシカメラが神田花岡町、他にも神田松永町、神田相生町、神田平河町、神田練塀町などのエリアを言う。『秋葉原駅』は1890年に貨物駅として開設された。江戸時代は火事の多い場所であり、火除地となっていたもので明治になっても空き地となっていた。開業当時は東北や信越からの荷物が水上交通で集められ、現在秋葉原公園となっているところまでは堀割となっていた。その後1925年に上野〜東京が開業した際には高架となった。駅名は火除神社として存在した秋葉社の名を取り『アキバハラ、アキバッパラ...リアル秋葉原を歩く①〜もう一つの秋葉原

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線③

    『鉄道シリーズ』その194。東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線③。スタートは霞ヶ関駅だが、ここは日比谷線で既に訪問済み。スタンプは赤煉瓦の『法務省旧本館』である。国会議事堂前駅も千代田線で訪問済み。スタンプの意匠はもちろん『国会議事堂』である。赤坂見附駅は銀座線で既に訪問済み、デザインは『赤坂見附交差点』、外堀通りと国道246号線の立体交差が描かれている。四ツ谷駅は再び地上にある駅である。ホームがJR中央線と並んでいる。階段を上がった改札内にポスターが掲示されているため、外に出ることもなく獲得する。スタンプは駅の横にある『カトリック麹町聖イグナチオ教会』である。四谷三丁目駅は相対式であり、ここも反対側のホーム側の改札外にポスターが掲示されていた。トコトコホームを歩き、階段を降りて登り、改札口を出てパチ...東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線③

  • 金蠍〜人形町ランチグルメ

    人形町は隠れた『坦々麺』の激戦区、『寿限無』『天秤棒』『ピリリ』『赤い鯨』『四川飯店』、少し歩いて東日本橋には『PANDCAFFE』、小伝馬町には『紅棗』。これらの店はほぼ専門店である。そこに殴り込みをかけてきた(?)のが、『金蠍(きんかつ)』である。神谷町や四谷三丁目、東京タワーなどにも店があるグループで今月オープンしたばかり。実は店のお隣にある小川酒店はよくお酒を買う店で横丁を通ることも多い。ついこの間までスタンドバーだったお店が改装しているから何になるかを見ていたら坦々麺専門店となった次第である。店は長いカウンターと2人席が2つ、入口の券売機で食券を買う方式。基本は汁あり・汁なしの坦々麺の2択、あとはトッピングでパクチー、角煮などを付けることができる。カウンターの女性に手渡すと聞き取りにくい早口かつ...金蠍〜人形町ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線②

    『鉄道シリーズ』その193。東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線②。前回に続いて本郷三丁目駅からスタート。余談だが、『〇〇●丁目』駅は地下鉄にはいくつかある。青山一丁目、六本木一丁目、新宿三丁目、四谷三丁目、志村三丁目、西新宿五丁目などを見るとなぜか『偶数丁目』の駅がない。(かつては表参道駅が青山六丁目駅、外苑前駅が青山四丁目駅だったことはあるが)本郷三丁目駅は開業以来あまり変わっていない。スタンプは改札口を出てすぐのところに貼ってあり、一安心。意匠はやはり東大赤門、東大本郷キャンパスがかつて前田氏の屋敷であったことの名残である。(南北線東大前のスタンプが気になってきた。)お茶の水駅は相対式ホームでA線B線が分離している。幸いなことに荻窪方面のホームから出てすぐのところにポスターは掲示されていた。スタン...東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線②

  • カレーの市民アルバ〜秋葉原ランチグルメ

    ご当地カレーとしては『金沢カレー』はかなり有名である。GoGoカレーやアパ(ホテル)のカレーも東京の街角で見るようになった。今日お邪魔したのは『カレーの市民アルバ』でお店は秋葉原のほか、錦糸町、南砂町などにもあるようだ。金沢カレーの特徴は①ルーは濃厚でドロッとしている、②ルーは甘口である、③付け合わせにキャベツの千切りが乗っている、④ステンレスの皿に盛ってある、⑤先割れスプーンで食べるとかなりはっきりとした特徴がある。お店は秋葉原駅から10分ほど歩いた電気部品の問屋街にあるが、豚骨ラーメンの人気店『豚野郎』も近くにあり、若者が大勢並んでいた。特徴的な店に入ると券売機があり、食券を買うが、選択肢が多くて結局デフォルトの『カツカレー』(800円)にしてしまう。他にもオムカレー、生姜焼きカレー、コロチキカレー、...カレーの市民アルバ〜秋葉原ランチグルメ

  • 冬の空を眺めていたら〜運が良ければ木星と金星が見えるかな

    天文学に造詣が深いわけではないが、先日国立天文台に行った際に太陽系の恒星間の距離を表したオブジェがあり、水星〜火星あたりはまだ近いが、木星や土星はその距離が半端ではないことを学ぶことができた。21日18時頃にいつものように久我山駅で降りて空を見上げると空気が澄んでいて星が綺麗に見える。特に新月から日が経たないため月の眩しい光もないため、よりはっきりと星が見えるのである。よく見ると恒星と思しき星が西の空に縦に2つ並んでいるように見える。早速、家に帰って調べると上が金星、下が木星の様である。私は望遠鏡すら持っていないのでもっぱら肉眼での観察だったが、よく見えた。『水金地火木土天海冥』と子供の頃に覚えたが、冥王星は惑星の枠からいつの間にか外れてしまっていた。金星は太陽から見て地球の内側(地球から4200万キロ)...冬の空を眺めていたら〜運が良ければ木星と金星が見えるかな

  • 飯香〜人形町ランチグルメ

    飲食店が苦戦している一方で閉店した後も新たなお店が入居するケースが増えてきた。人形町交差点に面した雑居ビルの2階に中華料理店が新たにオープンした。お店の名前は『飯香』、一階には大きな看板があるのですぐ分かるが、1階は熟女pub四季となかなか奮っている。階段をてくてく、以前はこの店もラウンジかパブだったような造りでカウンターがみょうに高い。しかし、1人で行ったためか、そのハイカウンターに通される。ランチメニューは6種類、野菜炒め定食(750円)、麻婆豆腐定食(850円)、北京風鶏肉炒め・青椒肉絲・木耳と豚肉の卵炒め各定食、豚野菜炒めラーメン+半チャーハン定食(950円)である。コスパを考えてラーメン+半チャーハンをお願いする。私が最初の客だったが、すぐに1人、さらに3人と少しずつながら増えていく。フロアは女...飯香〜人形町ランチグルメ

  • 久我山歳時記⑳〜松庵梅林公園を歩く

    2月も後半に入ると暖かい日も出てくる。ご近所の庭に植えてある梅の木も紅梅・白梅問わずに花がほころび、この花の蜜を吸いにメジロをはじめとする小鳥たち、さらに大きめのヒヨドリは花ごと食べてしまうが。神田川には鴨と鯉がゆっくり泳ぎ、野花もオオイヌフグリやタチツボスミレなどは花をつけ始めている。庭ではようやく福寿草が黄色い花を開き。寒い日もあるが、やはり春は近づいてきている。久我山の北側に松庵がある。松庵の由来は1695年寛文年間にこの地を開発した医師『荻野松庵』に由来する(松庵は円光寺というかつてあった寺の住職という説も)。因みに荻野松庵は吉祥寺にある安養院に今も墓が残されている。松庵に新たに公園ができたというので暇つぶしに見学に行く。立教女学院から北に向かい、井の頭通りを越した右手にあるのだが、かつては生産緑...久我山歳時記⑳〜松庵梅林公園を歩く

  • ねもとら〜人形町ランチグルメ

    人形町に新たな牛丼の店ができたと聞いて確か『吉野家』『すき家』はあったはずと思っていたら、独立系のお店らしい。場所は地下鉄人形町駅から1分と交通至便なところにあるが、路地の奥のためややわかりにくい。店の名前は『ねもとら』、看板には『牛めし、煮込み』とある。外のメニューを見ると基本は『牛めし』『辛味噌煮込み』『煮込み』の3種類。これを1種類かけてもあいがけ(2種類)かけてもいずれも880円。店の中に入ると居抜きの店であることはすぐわかる。カウンターを真ん中に周りに席が配置、サイドポードにはウィスキーやブランデーの瓶が焼酎の瓶と並んで置いてある。ご主人が1人で切り盛りしているようで忙しい時は声がかけにくい。先客(女性2名)はメニュー選択に悩み、でなかなか決まらないので私に先にオーダーして下さいと言われた。そこ...ねもとら〜人形町ランチグルメ

  • 半島を一周する列車を回顧する

    『鉄道シリーズ』その192。半島を1周する列車を調べてみた。1968年10月号の時刻表をつらつらと眺めてみるも、電化が遅れ、まだまだ蒸気機関車が走っていた。東京近郊でも房総東線・西線(現在の内房線・外房線)では現役で、東京駅地下ホームができる前で房総方面の起点は新宿駅か両国駅だったのである。当時の運行を見ていると例えば新宿0700発の急行そと房1号(ディーゼルカー)は両国0716、千葉0759、大原0913と走り、終点・安房鴨川に1001に到着する。しかし車両はそのまま1008発館山行各駅停車となり、館山1058発両国行急行うち房3号になる。この列車は木更津1205、千葉1236、船橋1251と走り、終点には1315に到着する。つまりぐるっと房総半島を一周するのである。これがそと房3号→うち房4号、そと房...半島を一周する列車を回顧する

  • 寿々木屋〜人形町ランチグルメ

    今日は朝から『きしめん』が食べたかった。時々近くを寄ると店を見に行くが開店が多少遅れたり、もう店に一杯の人がいて待たされたりと中々縁がない。お店の名前は『寿々木屋』さん。地下鉄人形町駅から上がってすぐのところにある。今日は11時35分に店に到達したが、すでに暖簾が下がっていて店内を見ると先客が2人。実はこの店には椅子は3席しかなく、コロナのおかげで立食いの席もあと3つしかないのである。いつもの通り『かき揚げきしめん』(480円)といなり寿司1つ(70円)をお願いする。冷たいきしめんもあるが、この店の出汁のファンである私は夏の暑い時も熱々のきしめんを頂くことにしている。ご主人の丁寧な応対は変わっておらず、できたきしめんを渡す時はありがとうございますと必ず言ってくれる。席に着いてお冷やを汲み、七味唐辛子を振り...寿々木屋〜人形町ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線①

    『鉄道シリーズ』その191、東京メトロ全線スタンプラリー丸の内線①。この企画も残すところあと4路線となった。今回は丸の内線、ご存知の通り銀座線に続いて開業した路線で起工式は1942年と戦前である。1954年1月に池袋〜お茶の水が開業した。地上部分が3ヶ所もあり、支線のあるなど特徴的な路線である。まずは池袋駅からスタート、当初は新大塚よりに77m行ったあたりに仮駅が設けられたが、1963年6月より今のホームが使われている。今は有楽町線、副都心線の3本が乗り入れていてスタンプのポスターも副都心線の西改札を出たあたりに掲示。とことこと通路を歩き、副都心線ホームに降り、先の改札口まで上がって外に出てようやく発見。スタンプのデザインは西口広場、芸術劇場と一体開発され、劇場公園『GLOBALRING』として生まれ変わ...東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線①

  • めっちゃシュウマイ天そばを頂く

    東京メトロ有楽町線新木場駅で降り、1階に上がると東京メトロが経営する『めとろ庵』がある。構内にあるのは大手町、錦糸町、西船橋駅と4駅、冬の限定メニューがあるとのことで入店した。店外にある券売機を見ると右上に『めっちゃしゅうまい天』とあり、押すとそば・うどん、天丼などがある。そば一択と530円を払って食券を購入、カウンターに出す。おばさんは『少し時間がかかるから』と席で待つが、すぐに呼ばれる。先程の自販機にある通り、そばの上に大きなシュウマイ天ぷらが6つも乗っていて、さらにネギが振ってあった。おばさん曰く、『気をつけてね、ツユが溢れるから』席にそっーと着き、七味を振ってから頂く。天ぷらというよりフリッターに近い感じだが衣がカリカリ、アツアツで美味い。そばと合わせても全く違和感がない。ただ、齧ると熱いくらいで...めっちゃシュウマイ天そばを頂く

  • 国立天文台を散歩する

    古墳を見に国立天文台にやってきたのだが、せっかくなので見学コースに従って構内を見て回る。正門を入ると右手に守衛所、ここで入管手続きをして、ついでに古墳の位置を教えてもらう。すぐを左にまっすぐ行くと第一赤道儀室(国有形文化財)、小じんまりした天文台のような建物。東京天文台の中で最も古い1921年に完成したものでドーム内には口径20cmのドイツ・ツァイ社製が設置されている。実際には1938年から61年間太陽の黒点のスケッチ観測に使われた。古墳はその横にあるが、元に戻り左に曲がると面白い標識が並ぶ。最初は太陽、次が水星、金星、地球、火星と並んでいて、それぞれの特徴が書いてある。火星までは大した距離ではないが、木星はともかく遠い。太陽系最大で公転に11.86年かかる一方で自転は10時間と早いスピードで回る。さらに...国立天文台を散歩する

  • プルミエルタージュ〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺のフレンチの新規開拓と思い、『プルミエルタージュ』というお店にお邪魔した。吉祥寺駅から井の頭通りを少し三鷹方向に歩いた中華料理店の2階にあるこぢんまりとしたお店。調べると『ビストロハッチ』『トラットリアチッチョ』などの姉妹店とのこと。ただ、私はいずれの店もまだ行ったことがない。店の階段を上がるとドアがあり、店の人が開けてくれる。まだ、時間が早いため先客は2組8人のみ。2人席に案内される。細長い店内、窓に面していて昼は明るいだろう。ディナーのメニューはコース1種類のみ(4900円)、まずはビールで乾杯する。一皿目は鹿のスープとその鹿が取れた千葉の落花生の一口コロッケ。サクサクしたコロッケは落花生の香りたっぷり。滋味深い鹿のスープを一口頂く。ここでワイン。オーストラリア産の白ワインをお願いする。二皿目は...プルミエルタージュ〜吉祥寺グルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線④完

    『鉄道シリーズ』その190、東京メトロ全駅スタンプラリー東西線編④終。今回は竹橋駅からスタート。竹橋駅はその名前の通り竹橋の近くにある。竹橋は江戸城外堀の門の一つ、『竹橋門』もあり、以前に渡ったことがある。スタンプのポスターは大手町方面改札口にあることを調べたが、細い通路を延々と歩き、階段を登り、ようやく発見することができた。スタンプのデザインは橋を渡ってすぐのところにある東京国立近代美術館であった。九段下駅は半蔵門線で訪れた際に押印済、やはりデザインは日本武道館である。飯田橋駅は有楽町線で訪れた際に押印済、意匠は縁結びとパワースポットでも有名な東京大神宮本殿である。神楽坂駅は出口が前後に分かれているが、飯田橋駅寄りの改札内にポスターが掲示されていた。描かれているのが神楽坂の路地、向こうに見えるのが江戸時...東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線④完

  • 灯り家〜日本橋ランチグルメ

    人形町で最も有名な『親子丼』は玉ひでであるが、現在建て直しをしていてイートインで食べるしかない。ただ、他にも『鶏三和』『花』『ぼんぼり』『お喜楽』などたくさんある。今日お邪魔したのは『灯り家』さん。ランチは親子丼をはじめ鶏を使った焼き鳥丼、炭火塩焼き丼、カツ丼、唐揚げカレーなどのラインナップ。また、比内地鶏の極上親子丼は1500円、大山鶏の究極親子丼は1000円、これにはサラダとスープがついている。やはりグルメは『極上』と言いたいところだが、財布と相談して『究極』をお願いする。店内は広々していて広いテーブルをアクリル板で仕切った席に座るが左右誰も来ないのでゆったりしている。フロアの女性は元気一杯、入口が開くと冷たい空気が入ってくるのが玉に瑕である。待つこと7、8分、お盆に丼、サラダ、スープが乗せられて出さ...灯り家〜日本橋ランチグルメ

  • 建国記念の日について再び考える

    『建国記念の日』が今年もやってくる。日本人の曖昧さを表すのに最も適した例だと思うのは私だけだろうか。私は別に左翼でもキリスト教関係でもないが、この祝日には以前から不思議さを感じる。第二次世界大戦以前は1872年の太政官布告により旧暦1月1日にあたる1月29日を『紀元節』として祝日とした。なぜ旧暦1月1日が選ばれた理由は日本神話の登場人物であり、古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が1月1日であったとされるからである。さらに翌年の1873年に太政官布告により2月11日に改められ、1874年から適用された。しかし、戦後はGHQの圧力で1948年から宮中行事は中止され、祝日に関する法律廃止に伴い、紀元節もなくなった。とはいえ1950年代には既に『建国記念日復活の運動』が始まり、1967年の祝日法の...建国記念の日について再び考える

  • 日本橋長崎館〜日本橋ランチグルメ

    地方自治体の歳出削減策によるかはよくわからないが、自治体のアンテナショップの撤退が目立つ。奈良県、島根県、新潟県、群馬県と拍車がかかってきた。その中で私がついつい寄ってしまうのが、『長崎館』である。元は小規模で四谷にあったのだが、日本橋に重心を移して来ている。販売品もかなりマニアック、皿うどんにピッタリの金蝶ソースも揃う。喫茶・イートインコーナーではブリの醤油漬け丼などを食べる事ができるが、私のお目当ては月〜水曜日限定のちゃんぽん(900円)である。長崎新幹線が描かれた幕をくぐり、カウンター前に行く。前精算のため、『ちゃんぽん1つ』と注文する。数も限定されていて今まで2回売り切れだったため、今日は11時20分にやってきた。するとカウンター初の客だった。まずはお冷やと白胡椒の缶が置かれる。それから待つこと7...日本橋長崎館〜日本橋ランチグルメ

  • 小金井の坂⑥〜昨年12月に行きました

    『東京の坂、日本の坂』その169。小金井市の坂道⑥、武蔵小金井駅北口を出て北大通り周辺の坂道を歩く。『弥五ちゃんの坂』から元の道まで戻り、そのまままっすぐに歩く。すると上り坂になる。(大日様の坂)坂を上っていくも小さな祠があるが、これが『大日様の坂』。この祠に大日如来が祀られているためこの名前が付けられた。祠を左に曲がると右側に大きな神社が出てくるが、これが山王稲穂神社であり、鳥居からまっすぐ伸びる山道の坂道が『山王山の坂』である。(山王山の坂)山王稲穂神社は1654年の500石新田開発に伴い、新田の守護神として江戸麹町山王宮より勧請創祀したもので国家国土、産業安泰の御神徳があるとされている。明治になり山王社から現在の稲荷神社と改称されている。最近では平成18年の夏の甲子園で優勝した早稲田実業野球部がこち...小金井の坂⑥〜昨年12月に行きました

  • 久しぶりの大塚駅、『ぐいのみ大』で呑む

    大塚駅付近には銘酒を飲ませてくれる名居酒屋が多くある。私にとって四谷三丁目、神泉、三軒茶屋と並んでいい店を探すならここというスポットである。しかし、コロナ禍以降はなかなか飲みに行くと簡単に誘いにくい状態が長く続いてしまい、そのうちに無くなった店も少なくない。今日は2年ぶりに大塚駅で降りた。串駒や江戸一のような敷居の高い店ではなく、私のNo1は『ぐいのみ大』か『みや穂』である。本日は2年ぶりにぐいのみ大にお邪魔した。店に入ると蔵元の前掛けが多数ぶら下り、雰囲気を醸し出している。まずはハートランド生で乾杯。お通しは3品、ニンジンのしりしり、小松菜と油揚げの煮浸し、はたの南蛮漬。いずれも優しい味である。まずは『カワハギの肝あえ』『きんめの刺身』の2品、4人ではやや量が少ないが、珍味として頂く。いずれも美味い、カ...久しぶりの大塚駅、『ぐいのみ大』で呑む

  • 久我山歳時記⑲〜初午祭

    『久我山歳時記』⑲。2月最初の午の日を『初午』という。本来は旧暦の1月最初の午の日だったのだろうが、稲荷社の祭の日である2月の初午を指すのが通常となっている。初午の由来は2月初午の日に伏見稲荷神社のご祭神である宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月7日であったとされ、全国の稲荷社のお祭りを行う。主に豊作祈願を行なうものとされ、今ではお金を稼ぐことを祈念する場合もある。有名な行事として富山県南砺市利賀村の『利賀のはつうま』は国の選択無形民俗文化財ともなっている。今年の初午は2月5日、私も地元の久我山稲荷に早速お参りに行く。鳥居のところから赤い幟がヒラヒラはためいていて『家内安全』『初午祭』『商売繁盛』や『稲荷大明神』『学問の神天満宮』などと書かれている。さぞや多くの参拝客で一杯かと思いきや、参拝に来た...久我山歳時記⑲〜初午祭

  • 文殊 浅草橋店〜浅草橋ランチグルメ

    渋い立食そばの店が多くある浅草橋駅周辺、本日はJRガード下にある『文殊』に行く。文殊は都営地下鉄の駅(馬喰横山駅など)にあるが、この店は外にある狭小店。入るとすぐにカウンターがあり、今日は店員さんは2人、横には揚げたて天ぷらが山積みとなっている。すぐに注文を伝えて作ってくれる方式。あまり考えもせず入店したため、反射的に『かき揚げそば』(440円)とカウンターにあった『いなり寿司』(100円)を注文した。すぐに頼んだ人の隣の人が麺を温め、丼に入れ、かき揚げとネギを乗せる。すると前の人がツユを張り、1分程度で出される。昔ながらのこの方式が一番早い。私は丼といなり寿司の皿を受け取り、左側の壁に向かってある席に置き、お冷やを汲む。席に着くと七味を振って食べ始める。壁には色々な蕎麦の写真、岩のりそば、ほうれん草そば...文殊浅草橋店〜浅草橋ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線③

    『鉄道シリーズ』その189、『東京メトロ全駅スタンプラリー東西線編③。今回は東陽町からスタートして西に向かう。東陽町駅は1967年9月に大手町〜東陽町を開通、1969年3月までは終点であった。都電の時代は『洲崎』と言われた地区で江戸時代から続く遊郭やプロ野球創世記を飾った洲崎球場などもあった。スタンプのポスターは西改札付近改札内にあり、すぐに発見することができた。スタンプのデザインは深川車両基地、東西線全車両が配置されていて車両留置能力は430両にものぼる。木場駅は現在駅構内の工事中、スタンプのポスターは改札外にある駅事務室横に掲示されていた。スタンプはもちろん貯木場、木材に乗る人が描かれている。ただ、もちろん今は新木場に移ってしまっていてこの風景を臨むことはできない。門前仲町駅は富岡八幡宮改札の改札内に...東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線③

  • 三国一西口店〜新宿ランチグルメ

    新宿に行くことは滅多にないが、かつて南口に勤務していたこともあり、ついそちらに足が向いてしまう。とはいえ勤務していたのは40年近く前、当時からあるお店も栄寿司、十徳、パンドラくらいしか残っていない。そんな店の一つが『三国一』といううどん屋さんである。実は当時は職場の送別会なとでこちらの座敷を使い、うどんすきを食べたことが最も多いのだが。店は京王プラザホテルのほぼ向かい側、角地の一等地にある。ちょうど昼だったので2階に案内されたが、なかなか広い。寒かったので私は『ピリ辛牛すじうどん』(1270円)、同僚は『鍋焼きうどん』とした。待っているうちに席はどんどん埋まって行く。やはりお目当てはこちらの『鍋焼きうどん』『カレーうどん』が人気を二分している。比較的早くうどんは到着、私のは赤っぽいスープにうどん、上には牛...三国一西口店〜新宿ランチグルメ

  • 『節分』『立春』について調べてみる

    『改めて日本語を考える』その39。もうすぐ節分であるが、節分が立春の前日ということは以前から知っている。ただ、立春とは暦の上で春ということらしい位しか知識はなかった。そこで『立春』『節分』について改めて調べることにした。暦と一口に言うが、明治以前まで使われていた『太陰暦』、世界で一般的に使われている『太陽暦』(グレゴリオ暦)である。まずは太陰暦であるが、これは月の満ち欠けをベースに作られた暦であり、月の動きは変わることはない(全くないとは言えないが)ため、中国から伝来し、我が国では色々と修正されながらも長く使われてきた。しかし、問題は月の満ち欠けは29.53日のため、1太陰年は354日となることである。太陽年に比べて約11日短いため季節に対して3年で1ヶ月ずれが生じる。このため、太陰太陽暦では閏月を設けて...『節分』『立春』について調べてみる

  • 浜松町嘉一〜浜松町ランチグルメ

    取引先に行こうと都営地下鉄浅草線大門駅で降りた。取引先までは徒歩10分、先に取引先に近づこうと思ったが、まだ、昼飯もまだで腹が減り、寒いためランチの店を探す。国道沿いを避けて一本山手線側の道に入るが、国際貿易センターの工事もあり、街の雰囲気が変わり、知った店も無くなっていた。少し歩くと麻婆豆腐が得意そうな中華屋さんとひっそりした蕎麦屋さんが並んでいる。悩んだが、ここは勘で蕎麦屋さんに入る。12時ちょうど位だったが、席はまだいくつか空いていて2人がけの席に座る。ほぼ同時に入ってきた若いサラリーマンは入ると同時に『二色そば』を注文、かけよりもりかな?と考える。メニューをよく見ると変わり切りの蕎麦も多く、悩んだが外は寒く、温かい出汁を飲みたい気分に変わる。ランチ限定で『仙人蕎麦』(1200円)を発見、よく見ると...浜松町嘉一〜浜松町ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線②

    『鉄道シリーズ』その188。『東京メトロ全駅スタンプラリー』東西線②、浦安駅からスタート。浦安駅は快速停車駅でかつては東京ディズニーランドもここからバスで行っていた。スタンプのポスターは2番ホームの階段を降りたあたりに掲示、すぐに見つけられた。スタンプの意匠は『浦安市郷土博物館』、旧江戸川沿いにあり、山本周五郎の青べか物語に出てくる『べかぶね』の実物(海苔の養殖に使った小舟)が水に浮いているなど興味深い展示が多くある。葛西駅からは東京都江戸川区に入る。旧江戸川の鉄橋を渡るとすぐ。付近に東京メトロの運営する地下鉄博物館がある。スタンプのポスターは改札外、西口といって細い通路を東陽町側に少し歩いたところに貼ってある。スタンプのデザインも地下鉄博物館、銀座線を走った1000系、丸の内線を走った300系が描かれて...東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線②

  • 老李〜日本橋ランチグルメ

    日本橋を歩いていたらまた坦々麺の店を発見した。この店は本店が長崎市にあるようで水餃子は『長崎水餃子』とネーミングをしている。お店の名前は『老李(ラオリ)』という。看板メニューは坦々麺と麻婆豆腐、珍しいところでは焼きチャンポンなどもある。まだ、早かったためかカウンターに1人、ボックスに3人が先客、サービスメニューである『坦々麺+水餃子』(1320円)を頼む人が多いようである。カウンター内にはフロア担当兼雑用の若い人と調理人が2人、中華街のような店作りである。目の前には大きな紹興酒の白い壺、中身は飲めるようである。店の奥では麺を茹でたり、スープを作ったりしている。このタイプの店で券売機がないのも最近では珍しい。私も坦々麺+水餃子にしたが、サービスで杏仁豆腐かライスが付くというので杏仁豆腐をチョイスした。少し待...老李〜日本橋ランチグルメ

  • 天文台構内古墳に行ってみた

    『東京天文台』と『上円下方墳』の関係と言われても中々ピンと来ない。しかし、三鷹市大沢にある東京天文台の敷地の中に古墳があると聞いて行ってみた。東京天文台は東八道路を走り、天文台通りを左に曲がり、少し行くと右手に現れる。天文台裏というバス停の手前に有料駐車場があるのでそこに車を入れた。構内を歩いているとお隣の図書館の係員らしき人がいたので天文台の警備室をまず教えてもらい、次に『古墳の場所はご存じですか?』と聞くと不思議そうな顔をされ、『古墳なんかないよ。』とあっさり言い切られた。やむなく警備室に行き、担当の人に話をすると『確かにあるにはあるが、もう発掘調査をして埋め戻したよ。』と言いながら、調査報告書をくれた。それによると国立天文台三鷹キャンパスのほぼ全域から旧石器時代〜奈良時代の複合遺跡があり、特に全国で...天文台構内古墳に行ってみた

  • あんかけ蕎麦を頼んだ事ありますか?

    『蕎麦にこだわる』その20杯目。今回は『あんかけそば』にスポットを当ててみたい。蕎麦屋ては色々とメニューがあるが、同じトロリとした餡が掛かる蕎麦でもカレー南蛮やきのこ蕎麦、かき玉蕎麦などと違い注目されることの少ない、しかし、ほぼ全ての蕎麦屋のメニューに載っているのである。その不思議を解明すべく、2軒のお馴染みの蕎麦屋をたずねた。1軒目は私が1番昼飯を食べている(小諸そばとほぼ同じくらい)の『おそば高松』、とにかくカツ丼が人気の関東風な味付けの蕎麦屋さん。メニューを見ると冬に人気のトロリ系蕎麦があんかけ(900円)、かき玉(900円)、カレー南蛮(1000円)、おかめとじ(1050円)と揃っている。注文を受けると結構時間がかかる。そして出された蕎麦は濃い茶系の餡の下に具や蕎麦が沈んでいてしかも餡は熱い。この...あんかけ蕎麦を頼んだ事ありますか?

  • 『江東区海辺』を知っていますか?②

    前回に引き続き『江東区海辺』を歩く。大横川親水公園には海辺という船着場があり、3〜11月は船が通っている。先にある海砂橋(海辺と南砂町にかかった橋のためにこの名前になったのだろう。)のところで上を走る道路に出て歩く。埋立地のため、道路は碁盤の目のように通っている。海辺にあるのは企業の小規模な流通センターが多く、大きいものはヤマト運輸江東ロジセンターである。また、地番も順番に付いていて『海辺1番地』は川南海辺公園であった。公園を抜けると隣は『千田』になる。千田は1723年に近江屋庄兵衛と井籠屋万蔵らが2年かけて開発した新田で近江屋の苗字を取って千田新田という名前が付いた。一旦は隣の石島に吸収されたが、1936年に深川千田町として独立、1968年の住居表示実施により今の姿になった。(海辺の地名の由来が公園内の...『江東区海辺』を知っていますか?②

  • 生駒軒〜住吉ランチグルメ

    東京メトロ半蔵門線住吉駅を歩いて猿江恩賜公園近くを歩いていた時に偶然『生駒軒』を発見した。一昨年に茅場町で生駒軒を発見した際に人形町近辺に2軒(うち1軒はトンカツ屋)あったことを思い出し、調べてみたら大正6年に児玉彦治さんが児玉製麺所を作り、そこの麺を使った生駒軒というラーメン屋が東京に100軒近くあった。しかし、製麺所が廃業、店主の代替わりの際に後継がいないなど店舗数は30軒程度になったことを知った。その後、三ノ輪橋で生駒軒を発見したのだが、私にとっては5軒目の生駒軒である。入口に『開化楼特注品を使用』と麺には拘った店のようである。入口を入ると1階はカウンターと厨房、席はボックスが1つのみ。2階に案内されるが中二階のような場所、ただ、ここは広々としていて漫画の本やら民芸品やら色んなものが整理されて飾られ...生駒軒〜住吉ランチグルメ

  • 江東区『海辺』を知っていますか?①

    昨年11月にNHKのEテレを見ていたら『魔女の宅急便』の作者である角野栄子さんが出演されていて、彼女の生まれた場所を訪ねる件で『江東区海辺』という地名が出てきた。江東区には丁目のない住所が『高橋』『冬木』『石島』『千田』そして『海辺』と5つあることを知った。知るとどんなところか訪ねたくなるのが私の悪い癖、冬の昼下がり、何もないかもしれない『海辺』散歩を決行した。最寄駅は東京メトロ半蔵門線住吉駅、下車してまずは猿江恩賜公園に行く。大正13年昭和天皇御成婚を記念して南側が政府より東京市に下賜され、昭和7年に旧猿江恩賜公園として開園。さらに昭和21年に北側も計画決定し、昭和58年に全面開園したもの。入口を入ると石などで作られた日本庭園、その一角には『猿江村木蔵跡』や『公園の経緯』などの碑がある。しかし、工事中の...江東区『海辺』を知っていますか?①

  • PASTAVOLA〜日本橋ランチグルメ

    珍しく強く雨が降るお昼、寒いからあんかけ蕎麦でもと思っていたが、方向を誤り、室町の方に来てしまった。あまり新しい店もない一帯だが、ガラス張りのカウンターの広い店ががらんとしているので入店した。手打ちパスタの店らしく、『もちもち麺』が強調してある。メニューには色々なパスタがあり、『青唐辛子としらすのパスタ』『アラビアータ』あたりは食べるとポカポカしそうである。『帆立、おくら、フレッシュトマト』『ウニ、ヤリイカ、明太子』などはオイリーなパスタ、しかし今日は週に3回しか食べられない『アマトリチャーナ』(1100円)に自家製パン(100円)を付けた。カウンターの中はフロアが1人、彼女は先程からパセリをむしっている。他に若い調理人が男女1人ずつ。店内は先客が女性1人、私の後に1人、雨のためか出足がわるいようである。...PASTAVOLA〜日本橋ランチグルメ

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線①

    『鉄道シリーズ』その187。『東京メトロ全駅スタンプラリー』東西線①、スタンプラリーも半蔵門線、日比谷線、銀座線、千代田線に次ぎ5路線目。東西線は唯一都外まで伸びている東京メトロの路線(都営地下鉄は新宿線の本八幡駅が千葉県)である。スタートに選んだのは西船橋駅、快速を使うと茅場町駅から22分で到着。西船橋駅にはスタンプのポスター掲示はない。というのはJR管轄の駅のためである。すぐに折り返しの各駅停車に乗車、一日券のためキセルとはならない。原木中山駅は『バラギナカヤマ』と読む。ポスターは改札外、駅事務室の横に西船橋駅と原木中山駅が並べて貼ってある。西船橋駅は『東京メトロ15000系と東葉高速鉄道2000系』の車両が並んだ意匠。原木中山駅のスタンプは『原木山妙行寺』の本堂が描かれている。まだ、このお寺には行っ...東京メトロ全駅スタンプラリー〜東西線①

  • 蕎麦切り 山茂登〜京橋ランチグルメ

    京橋でお昼時、かつては一本通りを入ると老舗も多くあったが、近年再開発が進んでこうした店も少なくなった。エドグランもそんな再開発の一つで今日お邪魔した『山茂登』もかつてはスタンドアローンのお店であった。グルメサイトによると元は麻布で創業、昭和26年に京橋に移転した老舗とのこと、エドグランの再開発で地下一階に入居、お昼時はいつも混雑している。エドグランの地下には明太子のやまやが経営する和食店、明治屋が経営する洋食店のほか、担々麺専門店、立ち食い寿司、ビアホールなどある。その中のお蕎麦屋さんはあっさりしたものが食べたい人が集まるためか、混んでいる。ただ、1時近いため5分ほど待って入店する。メニューは多彩、中には昼からビールで喉を湿らす人もいるが、殆どは忙しい人。私もたぬき蕎麦(900円)にいなり寿司(100円)...蕎麦切り山茂登〜京橋ランチグルメ

  • 小金井の坂⑤

    『東京の坂、日本の坂』その168。小金井の坂道⑤、以前に武蔵小金井駅を降りて南側の坂道を歩いたが、今回は北口側の坂道を歩いてみることにした。駅北口からまっすぐ伸びる小金井街道と北大通りが交差する本町2丁目交差点から北に行く緩い坂道が『赤い鳥居坂』である。(赤い鳥居の坂)向かって右側には『大松木下の稲荷』が祀られていて赤稲荷とも呼ばれていたため、この坂の名前が付けられた。北大通りを左に曲がる。左側に郵便局が出てくる。この郵便局に沿った上り坂が『虎さんの坂』。入口には大久保虎吉さんが住んでいたためらしい。(虎さんの坂)北大通りを渡り、仙川を越えたあたりから坂になっているが、これが『三五郎さんの坂』、こちらは明治中期頃に坂の東側にあった中川三五郎氏の名前をとった名前。ただ、今は中川さんは住んではおられないようだ...小金井の坂⑤

  • ビストロクレアンテ東京店〜東京駅ランチグルメ

    東京駅一番街にはキャラクターストリートがあり、まだお正月休みの親子連れで混み合っている。この辺りを通るたびに感じるのは店による繁閑の差。昨年あたりから『ちいかわ』が1番人気、私がよく行く『すみっコぐらし』『うさまる』なども混んでいるが、某熊のキャラクターや新たに売り出し中の某ウサギのキャラクターなどは閑古鳥。漫才師やブランドなどと同様に可愛らしいが厳しい世界である。そんなことをしているうちに井の頭五郎のように腹が減った。ラーメンストリートもあるが、今日はカレーの気分。お好み焼き、シウマイの店、白エビとノドグロの郷土料理の店などあるが、今日はカレーと探す。ようやく『ビストロ・クレアンテ』という店を発見。狭いほぼカウンターのみの店、入口の券売機前で悩む。カレーは大きく分けて2種類、『新宿C&Cカレー』と『欧風...ビストロクレアンテ東京店〜東京駅ランチグルメ

  • 史跡田名向原遺跡公園を歩く

    『古墳と遺跡巡り』相模原編。相模原に車で行く機会があったので10kmほど車を走らせて『史跡田名向原遺跡公園』に行く。電車の最寄駅はJR原当麻駅、相模川のすぐほとりで近年は圏央道相模原愛川ICから2km程度と便利なところにある。駐車場はないが、公園の奥は休日は殆ど車も通らず、少し停めさせて頂く。公園は三角形の形をしていて主に旧石器時代の住居遺構が発掘されている。旧石器時代(2万年〜1万8000万年前)から縄文、古墳時代までの複合遺跡である。土地区画整理事業に伴い1989年から発掘調査が行われ、直径10mの範囲を川原石で囲んだ旧石器時代の住宅遺構が発見された。柱穴12基、囲炉裏跡2基が確認され、その内側には石器製作の際に出る剥片や母岩などが見つかった。これは旧石器人が石器加工の工房として利用していたことが推定...史跡田名向原遺跡公園を歩く

  • 東京メトロ全駅スタンプラリー〜千代田線③完乗

    『鉄道シリーズ』その186、『東京メトロ全駅スタンプラリー』千代田線③。今回は霞ヶ関駅からスタート。霞ヶ関駅は日比谷線で既に押印済。意匠は法務省の赤煉瓦の建物である。国会議事堂駅は溜池山王駅(南北線、銀座線)とも繋がっていて広く、深い駅。特に千代田線ホームは何と地下6階にあり、これをエスカレーターで4回乗り継ぎ何とか改札口に到達。3番出口横にポスター、階段ではないためマシではあるが、遠い。スタンプのデザインはやはり国会議事堂である。赤坂駅はTBSに向かう改札口を出て右の1、2番出口に向かうとすぐにポスターを発見できる。スタンプは赤坂氷川神社である。乃木坂駅は綾瀬よりの改札口の内側にポスターが掲示してある。新国立美術館とは反対側に行かなくてはならない。スタンプのデザインはその新国立美術館である。表参道駅は半...東京メトロ全駅スタンプラリー〜千代田線③完乗

  • 天丼・らぁ麺 ハゲ天〜銀座ランチグルメ

    銀座に挨拶回りに行った際に晴海通りを歩くと大きな看板に『ハゲ天』とある。手前を左に曲がると昔あった場所に改装された店がある。以前の店は普通の天丼屋さんだったが、改装後は『天丼、らぁ麺』と2枚看板でやっている。店の前にはメニューがあり、1番上には『天丼+らぁ麺1540円』とある。他にも『上天丼+らぁ麺』『かき揚げ丼+らぁ麺』といった組み合わせメニューが並ぶ。さすがにこの2つは重いと券売機で『天丼』(1050円)の食券を購入した。店内は大きなコの字カウンター、天井は高く、BGMはジャズと外国人を意識したような店づくり。両サイドにはアクリル板があるが、ゆったりとした席配置である。注文を受けると奥の厨房で2人のコックが腕を奮う。人の数の割には広い厨房、外には客待ちの椅子もあり、昼時は混むのかもしれない。注文してか...天丼・らぁ麺ハゲ天〜銀座ランチグルメ

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