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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

hokuto5819
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2019/08/31

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  • 野毛山付近の坂④〜最後は野毛坂

    『東京の坂、日本の坂』その240。霞橋からもと来た道をもどり、丘友坂の手前の道を右に曲がると報恩寺が出てくる。この横を歩いて行くと道が右に曲がっていき、左右にぐねぐね曲がりながら登って行く細い坂道となる。これが『石坂』、名前の由来は昔、安全に通行できるように坂の勾配のきついところに石を敷き詰めたことから名前がついた。坂の頂上付近に案内板があり、野毛山通にぶつかる。これを右の方に行くと野毛山公園の周回する道になり、しばらく歩く。左の方に下って行く坂道が出てくるが、この坂が先ほど歩いた『尻こすり坂』の先端部となる。道なりに歩くと右に弧を描きながら登って行くが、左側が野毛山動物園の入口となっている。野毛山は標高50mほどの丘陵で日本人の豪商たちの別荘地だったが1923年の関東大震災で被災、また、震災後の避難所に...野毛山付近の坂④〜最後は野毛坂

  • あり賀せいろう〜人形町ランチグルメ

    穀雨も過ぎて上着なしでランチに行くことが増えてきた。立喰そばと暑さは敵対関係にある。暑い日でもエアコンがしっかり効いているチェーン店ならともかく、『六文そば』『みまつ』『みのがさ』(秋葉原)『かめや』(神田)など個人店ではなかなかそうは行かない。ということで日本橋富沢町にある立喰そばの名店『あり賀せいろう』にかけそばを食べに行く。店は人形町通りから堀留町交差点を浜町方面に歩いたところにある。スタンドアローンの店舗で店の側面に店の名前が書かれている。開店は11時20分、ほぼこの時間に行く。私が2番目の客で券売機で食券を購入、今回も『かき揚げそば』(560円)にする。2年前に来た時より20円上がってはいるが、リーズナブルである。コの字カウンターとなっていて一番奥の席に座る。目の前で蕎麦を温め、天ぷらを揚げるの...あり賀せいろう〜人形町ランチグルメ

  • 秩父宮ラグビー場に行く

    2年ぶりに秩父宮ラグビー場に試合を見に行く。プロ野球やJリーグが開幕してからは以前よりマスコミ露出が減った気もするが、ラグビーのリーグワンの激戦は続いている。今回の対戦は『スピアーズ東京ベイ船橋(旧、クボタスピアーズ)vs埼玉ワイルドナイツ(旧、パナソニックワイルドナイツ)』、プロ化と共に名前が難しくなり、東京がつくチームも4チーム(東京SG、BR東京、BL東京、スピアーズ東京ベイ)とわかりにくいのが困ったところ。大型連休中に加え、BL東京、スピアーズ、ワイルドナイツの3チームが1、6試合終えて13勝2敗1分で並び、さらにBL東京とワイルドナイツは勝ち点も66と同率である。しかもリーグ戦はこの試合を含めてあと2試合と大詰め。秩父宮ラグビー場はほぼ満員である。売店も長蛇の列であった。サッカーや野球と違い、フ...秩父宮ラグビー場に行く

  • 『久我山歳時記』(63)〜いよいよ立夏

    『久我山歳時記』(63)、5月5日は立夏、つまり暦の上では夏に入る。GWに入ると気温が急に上昇。最低気温10〜13℃、最高気温20〜23℃位に上がる。ただ、まだ梅雨には間があるので湿度が低く、汗をかいててもまだ大したことはない。一年で最も良い季節であると私は思う。より細かい七十二侯では『蛙始鳴(かわずはじめてなく、〜5月9日)』『蚯蚓出(みみずいづる、〜5月14日)』『竹笋生(たけのこしょうず、〜5月19日)』となっている。いつものように久我山をぶらぶら、GWということもあり、人も少ない。しかし、かつてはうちのそばのお宅も鯉のぼりがはためいていたが、今は三鷹台駅そばの神田川の上を泳ぐ幼稚園児の鯉のぼりくらいしか見ることはない。最初の写メは我が家の御近所さん。今から4年前の5月5日のものだが、今は孫も大きく...『久我山歳時記』(63)〜いよいよ立夏

  • 『相国寺展』に行きました

    GWにくっつけて1日休みをもらい、上野の芸大博物館で行われている『相国寺(しょうこくじ)展』に行く。これは京都・相国寺承天閣美術館開館40周年を記念して行われた大規模な展覧会である。雨が降る平日の割にはたくさんの人が来訪していた。地下2階の会場から見て回るのだが、まずは相国寺と足利義満との関係を知らないと全体が把握できない。相国寺は足利義満が1382年に発した『吾れ、新たに小寺を建てんと欲す』から建立することになった。京都御所のすぐそばに義満からの信頼の厚かった夢窓疎石という高僧を開山として迎えたのだが、疎石は既に1351年に亡くなっており、実際はその弟子である春屋妙葩により開山された。当時の色々な書状や漢詩、高僧の肖像が並んでいるが、残念ながら書状は読めず、高僧は知らずであまり興味は惹かれなかった。ただ...『相国寺展』に行きました

  • 『千円札でお釣りの来るランチ』⑤〜水天宮前・天正

    今回の1000円札でお釣りの来るランチは天ぷら屋さんの天丼である。水天宮前駅界隈には天ぷら屋さんが意外に多い。水天宮前駅下車7番出口1分のところにある『二代目天ぷらすずき』、5番出口2分のところにある『天作』、そして本日お邪魔した『天正』は6番出口から2分のところにある。天正さんの隣はかつては蕎麦屋だったが、今はchocoZAPになってしまい、すぐそばには飲食店は寿司屋が1軒のみである。店に着いたのは11時40分だったが、先客は1組3人、我々はカウンターに座る。店主のお爺さんは前掛けを締め直し、油を鍋に移している最中。メニューは天丼(880円)、天ぷら定食(980円)、天ぷら定食竹(1820円)、他にもかき揚げ丼などがあるようだ。我々は天丼をお願いすると奥で天ぷらの衣を作っているお婆さんが返事をしてくれた...『千円札でお釣りの来るランチ』⑤〜水天宮前・天正

  • 野毛山付近の坂③

    『東京の坂、日本の坂』その239。野毛山付近の坂巡り③、丘友坂を下り切ると細い道があり、これを右に曲がる。道なりに右の方に緩い坂道を登ると『植勘』という植木屋さんが出てくる。その先はこちらも急坂となるが、先ほどの植木屋さんの名前を取って『植勘坂』という。丘友坂とほぼ並行の坂道でやはり狭い。この案内板はのぼれども中々出てこない。ようやっと坂の頂上で発見した。再び植勘坂を降りて元来た道を左のほうに歩く。だんだん足が痛くなってきたので少し休んでいると駐車場にキジ猫がいて、こちらを振り返っていた。右に曲がると広い道に出る。藤棚海舟通りだが、かつてはここに横浜市電久保山線が走っていた。霞橋というアーチ橋を右手にある階段で上がるのだが、昔の基礎に使われていたレンガも残されていて風格がある。階段を上り切った霞橋には案内...野毛山付近の坂③

  • 5月6日がなぜ休日か知ってますか?

    今年の大型連休の並びはあまりよくない。というのは4月29日(昭和の日、火曜日)が飛び石で休み、そこから4月30日〜5月2日と平日が続き、5月3日(憲法記念日、土曜日)、4日(みどりの日、日曜日)、5日(こどもの日、月曜日)、6日(振替休日、火曜日)と4連休になり、休みは計5日しかない。サラリーマンは週休2日の人が多いため、5月3日は土曜日と被るため、1日お休みを損することになる。しかし、『なぜ6日は振替休日となるのか』という疑問が起きた。というのは国民の休日が日曜日と重なった場合には翌日が休みになるはずなのだが、5月5日はこどもの日で国民の休日、つまり既に休みになっている。このような場合は祝日法(国民の祝日に関する法律)第3条第2項で『国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い国民...5月6日がなぜ休日か知ってますか?

  • 神代植物公園のツツジは素晴らしい

    ^_^『元三大師像』にお参りし、深大寺そばを頂いた後、神代植物公園に向かう。途中には水車小屋やそば観音、滝などがあり、坂を上ると深大寺門が出てくる。神代植物公園は1961年に開園した都立植物園である。あまり歳を取ることに喜びも感じなくなったが、65歳以上になると入場料は250円と安くなる。入口で特に身分証などが求められることはないため、『65歳となる生年(例えば昭和33年、戌年など』を覚えていれば安く入場できることを最近知った。園内に入るといつの間にか樹木の葉が若葉から青葉に変わっていることに気づく。春に咲いたたんぽぽが綿毛となって風が吹くのを待っている風景に遭遇する。その数はとても数えられるようなものではない。ある小学校の調べによると一つの花から275個の種子が取れるとのことなので例えば100個の花らタ...神代植物公園のツツジは素晴らしい

  • 栄楽〜箱崎町ランチグルメ

    なぜか箱崎町付近にカツ丼の名店が3店も揃っている。先日お邪魔した『カツ丼は人を幸せにする』、普通のお蕎麦屋さんだがカツ丼が有名な『ときわ』、そして今回お邪魔した『栄楽』である。(ときわ)『ときわ』が蕎麦屋さんなら、この店は本来は町中華、カツ丼・カツカレー以外にもタンメンや焼きそばなどのメニューが豊富。ただ、なかなか行きつかなかったのは営業日が不定期だからである。(カツ丼は人を幸せにする)とはいえ、店主が気ままにやっているわけではなく、ちゃんと休業日はFacebookに乗っていて(洋食中華箱崎栄楽)、4月は土日は必ず休み、さらにだいたい火木が休み、ただ、23日は休みで24日はやっているのである。これを見ていかないと行ってもお休みということ。店は箱崎シティエアターミナルから徒歩3分、半蔵門線水天宮前駅から隅田...栄楽〜箱崎町ランチグルメ

  • 深大寺大開帳に行き、元三大師像を拝みました。

    いよいよGWがスタートした4月26日は古刹・深大寺において元三大師像の大開帳のスタートでもある。元三大師とは912年生まれの興福寺再興で知られた大僧正であり、比叡山を建て直した中興の祖と言われる偉い僧侶である。名前は良源、慈恵大師とも呼ばれている。深大寺の秘仏として元三大師像が伝わっており、普通は50年に一度大開帳の折にお姿を拝むことができる。江戸時代以来の本格終了が完了し、これを記念して特別の大開帳となったもの。(2009年中開帳)(深沙大王堂)実は大開帳の間に中開帳(なかがいちょう)が25年ごとに行われ、2009年11月に私も元三大師像を拝んだことがあるのだが、今回は6月2日まで1ヶ月強の期間公開される。朝9時50分に家を出て10時過ぎに到着、深大寺乾門から境内に入ったのだが、熱心な参拝客が列をなして...深大寺大開帳に行き、元三大師像を拝みました。

  • 春の房総ドライブ④〜九十九里浜を走る

    房総の旅の1泊目は『絶景の宿犬吠埼ホテル』に宿泊。かなり年季の入った建物ではあるが、内装は手が入れてあり、部屋も広く綺麗であった。食事は汐彩という部屋で頂いたが、刺身はさすがの4点盛り(シイラ、鰹、キンメダイ、マグロ)、特にキンメダイの身は甘く、カららツオの鮮度には驚いた。鮭メインの鍋は魚というより、地場産の野菜の甘みで汁は絶品。アワビの蒸し焼きはその身の柔かさと旨さに鮑とはこんなに美味かったのかと再認識させられた。酒は色々な種類が置いてあったが、気に入ったのは山武郡で造られた『梅一輪』、辛くスッキリした味は魚との相性が良かった。翌朝はお約束通り『温泉宿の楽しみ』である朝風呂に浸かることからスタート。幸い雨は昨晩のうちに止み、曇りながら露天風呂を楽しむこともできた。風呂の後、屋上から外を眺めると目の前に犬...春の房総ドライブ④〜九十九里浜を走る

  • 登り調子で巨人戦、しかし気になること〜阪神ファンの戯言

    今年の阪神タイガースはスタートこそモタモタしたものの、現状(4月24日ゲーム終了時)の成績は12勝8敗1分、勝率6割で2位とよくなってきた。足元の3試合を振り返る。22日の試合は前試合の対広島戦勢いそのままに4番佐藤輝明が2塁打を含む活躍、さらに近本のホームランもあり、一度も追いつかれることなく、勝利した。23日の試合はDeNAに常に同点打を打たれるが、最後は延長10回の大山決勝HRで勝利した。24日はDeNAに初回冨田がつかまり、2点先行されるも直後の2回に1死1.3塁のチャンスで坂本の内野ゴロの間に1点返し、7回には近本、中野のコンビで同点に追いつくと3番森下の2ランで逆転勝ちとなった。もちろん打点の付いたクリーンアップの活躍も大きいが、トップバッターの近本が13打数7安打1HR、2番中野が15打数7...登り調子で巨人戦、しかし気になること〜阪神ファンの戯言

  • 春の房総ドライブ③〜犬吠埼からは地球が丸く見える?

    成田山新勝寺にお参りの後は銚子に向かう。途中、高速道路がないため、主に国道126号線を走り、旭市にある道の駅『季楽里あさひ』で一休み。のんびりした農業系の道の駅でコーヒーを飲み、屏風ヶ浦を目指す。屏風ヶ浦は約10kmにわたり断崖絶壁が続く異様な風景からイギリスとフランスの間にあるドーバー海峡に似ていることから『東洋のドーバー』と名付けられている。銚子マリーナの駐車場に駐め、海岸線を草に足を取られながら歩いて行く。この日は風がないため、海は静かで助かったが、断崖には横縞があり、途中大きく侵食された箇所もあった。しかし、変化が少なく、歩いただけで車に戻る。『地球が丸く見える丘』に向かう。駐車場の隣に旧銚子市立高神小学校旧校舎跡が公園となっていて桜やリナリア(ヒメキンギョソウ)など数々の花が咲き乱れて美しい。さ...春の房総ドライブ③〜犬吠埼からは地球が丸く見える?

  • ふじの家〜神田ランチグルメ

    昭和通りを歩いているとほぼビルの入口に『そば』の文字。小さく『ふじの家』と添えて書いてあるが、このビルの地下にお蕎麦屋さんがある。知らなければそのまま行き過ぎてしまいそうになるお店である。ビルのエントランスにはショーウィンドウ、中に蕎麦のサンプルが並んでいる。地下1階まで階段をぐるぐる回るとドアがあり、暖簾が掛かっている。(謎のオブジェ)店内はL字になっていて奥は広い。簡素な机に何となく区役所の食堂のイメージ。値段の付け方も独特でセットにすると例えばAセットはもりそば(650円)+かき揚げ丼(この日は海老天丼なので1050円)は1700円なのに950円、カレーセットももりまたはたぬきそば(650〜700円)+カレーライス(850円)は1500〜1550円なのに950円と極めて安い。このため、殆どの人がセッ...ふじの家〜神田ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉕〜第36番札所成田山新勝寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉕、第36番札所成田山新勝寺にお参りする。本来であれば一番最後の結願の時にお参りしたかったのだが、多少遠いこともあり、今回の旅行で訪れた。お参りに行く前にまずは腹ごしらえ、参道の駿河屋さんで美味い鰻重を頂き、すぐそばにある総門をくぐり、境内に入る。新勝寺に初めて来たわけではないので多少知って入るが、とにかく全てのサイズが大きいのが特色。総門の隣には大きな石で『成田山金剛王院新勝寺』という石碑もある。中に入ると右手に鐘楼や参籠堂など多くの建物がある。石段を登ると仁王門、『魚がし』の大きな提灯が印象的である。橋を渡るが、真ん中に置かれている石はどう見ても亀に見える。これはガイドブックにはなかった。登り終えると広々としたところに出て,右手に江戸時代に造られた三重塔が見えてくる。案内所もあ...『関東三十六不動尊巡り』㉕〜第36番札所成田山新勝寺

  • 成田で鰻重ならは駿河屋〜成田市ランチグルメ

    今も昔も旅の楽しみの一つが『名物を食べること』であることは変わらない。成田山新勝寺にお参りすることは江戸っ子の念願の一つであった。養殖ウナギのいない当時であっても印旛沼で豊富に取れたウナギを食べ、長い旅の疲れを取るというスタイルが受け、いっそう成田詣が盛んになった。成田山新勝寺の参道には鰻屋が軒を連ねるが、その中でも老舗と言われるのが、『川豊』と『駿河屋』である。(川豊)今回お邪魔したのは新勝寺総門の並びにある駿河屋さん。入口では鰻を割き、串に刺し、白焼を焼くという光景を目にできる。この店を選んだのは駐車場のおじさんに『鰻屋なら駿河屋だよ』と言われたのが決め手となった。入口を入ると左手に椅子席が並んでいるが、いくら平日とはいえ12時台は満席、2階の座敷に向かう。こちらは大広間を幾つかに仕切ってあり、テーブ...成田で鰻重ならは駿河屋〜成田市ランチグルメ

  • 春の房総ドライブ②〜龍角寺古墳群と岩屋古墳

    資料館を見た後、外に出るといい具合に雨も止み、古墳巡りに移る。とはいえ、古墳は約120基もあり、それぞれに番号がふってあるが、とても全部は見れないのでしばらく車道を歩き、資料館に隣接する古墳を一つずつ見ながら歩く。小ぶりの円墳と前方後円墳が多い。古代の墓地を歩くのだが、墳墓の上に桜が植っていて所々から花びらがはらはら散っていて美しい。春になったばかりの公園には蕨やぜんまいが顔を出し、足元を見るとザゼンソウやスミレが咲いている。その中で丈の低いボケの花を見つけて珍しがったが、散歩をしていた人に『これはクサボケという草よ』と教えてもらう。ぐるりと周り、古墳広場に出ると辺りが開け、大きな前方後円墳の周りに満開の桜が咲き美しい。車に乗り、数分のところに移動する。この公園は古墳だけではなく、旧学習院初等科正堂の建物...春の房総ドライブ②〜龍角寺古墳群と岩屋古墳

  • 『久我山歳時記』(62)〜穀雨となり

    『久我山歳時記』(62)、4月20日は『穀雨』、名前の通り、地上にある穀物にたっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つように恵の雨がしっとりと降り注ぐ季節である。僅かの間に『寒さ』を心配することがなくなった反面、もう『暑さ』が気になりはじめ、真夏日も散見されるようになった。七十二侯では『葭始生(あしはじめてしょうず〜4月24日)』『霧止出苗(きりやんでなえいずる〜4月29日)』『牡丹華(ぼたんはなさく〜5月4日)』とある。4月11日から短い旅行に出て、13日に帰ってきたのだが、房総地方はもう花がどんどん咲き始め、館山や千倉の花摘み農園ではストックやポピー、ガーベラ、きんせんか、ベニジュームなも色とりどりの花が咲き乱れていた。しかし、旅から帰ると久我山の街も一変していた。急に花が咲き始め、気が付かないうち...『久我山歳時記』(62)〜穀雨となり

  • 春の房総ドライブ①〜千葉県風土記の丘

    寒い日もようやく終わり、まだ桜も一部に残っている中、天候に不安はあるものの、新車の試運転も兼ねて旅行に行くことにした。ではどこへと考えたが、今回は千葉県を縦に走るドライブを企画した。一日休みをもらい、金曜日朝に家を出る。途中の渋滞も気になっていたが、首都高、東関道ともに殆ど渋滞もなく、家を出てから1時間ほどで酒々井PAに到着。ここでゆっくりお茶を飲んで時間調整、成田ICで降りて『千葉県風土記の丘』に向かう。まずは資料館に入り、少し勉強。資料館の玄関には龍角寺108号墳石室と41号石室が展示されている。これだけ石を薄く削って箱型にした当時の技術の高さを改めて知る。入場は有料ではあるが、65歳以上は無料のため、ありがたくタダで入る。他にも利用者はいるが、ほぼタダのようである。入口には埴輪が多く展示してあり、期...春の房総ドライブ①〜千葉県風土記の丘

  • 梅蘭の焼きそば〜八重洲ランチグルメ

    『あんかけ焼きそば』は大体の町中華にあるような一般的なメニューだが、梅蘭の焼きそばは一味違う。ちょうどオムライスのように中華鍋で炒め、硬くなった麺に卵をかけ、カリカリにする。これをあんかけ焼きそばの餡を作り、ドームのように上に麺を乗せる独特の製法である。これは梅蘭創業者の藤江林洋一氏が考案したものでその子どもたちが横浜中華街を中心に店を展開している。以前は大崎ゲートウェイや渋谷、笹塚などもっと多くの店があったが、今東京にあるのはヤエチカ、羽田空港、お茶の水ワテラス、八王子、六本木くらいしかなくなってしまった。以前は大人気店だったが、2020年に不法就労の外国人を雇っていた件で逮捕者を出したといった問題も閉店に絡んでいるかもしれない。ただ、この店の独特な焼きそば好きの私は久しぶりにヤエチカとお店にお邪魔した...梅蘭の焼きそば〜八重洲ランチグルメ

  • 野毛山付近の坂②

    『東京の坂、日本の坂』その238。前回に引き続き野毛山付近の坂道。願成寺坂を登り切ると眼の前に県営藤棚団地が現れる。(最初の写メの地点で①願成寺坂、②尻こすり坂、③神中坂となる)この交差点は3方向に下り坂、つまり頂点となっていて右に曲がると『神中坂』となる。少し行くとソメイヨシノが4本植えてある場所に石碑があり、『神中、神高、希望ヶ丘高発祥の地』と刻まれている。県立希望ヶ丘高校の前身は1897年に神奈川県最初の県立中学として創立された神奈川県立尋常中学校であり、その後、神奈川県中学校,神奈川県第一中学校、神奈川県立第一横浜中学校と変遷、戦後は横浜第一高等学校、そして1950年に希望ヶ丘高校となった。石碑の先から急な下り坂となるが、この神中から『神中坂』と名付けられた。再び先ほどの交差点まで戻り、そのまま先...野毛山付近の坂②

  • やじきた〜人形町ランチグルメ

    人形町付近のお店はかなり行き尽くしたつもりだが、探すとまだまだお店はある。普段からよく行く中華料理の竹園の向かいにある居酒屋のランチメニューが気になっていた。店の名前は『やじきた』、よくある居酒屋だが、メニューが9種類、魚系が『梅しそアジフライ+ハムカツ』『さば味噌煮』『さば文化干し』『エビフライ+ハムカツ』肉系が『豚生姜焼き』『豚唐揚げ』『牛すじ煮込み』、それ以外に『野菜炒め』『にんにくオムレツ』である。私はその中で『豚唐揚げ』がどんなものか食べたくなって店に入った。ちなみに全てご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付く。店はいわゆる居酒屋さん、カウンターと4人掛けの席が4つ、こじんまりしている。注文はフロア担当のおじさんに伝える。厨房には1人、揃いの黒いTシャツを着ていて、なかなか威勢がいい。12時少し前だがお客...やじきた〜人形町ランチグルメ

  • 伊勢山皇大神宮にお参りする

    野毛山不動尊にお参りした際に伊勢山皇大神宮の場所を尋ねると歩いて5分も掛からないと聞いて参拝することにした。(野毛山不動尊の横を行く)伊勢山皇大神宮は天照大御神を祭神とする横浜総鎮守である。明治3年に横浜が開港し、貿易の町として発展を遂げたがら住民の精神的支柱として神社創設が望まれた。このため、かつて武蔵国国司が伊勢神宮から勧請した戸部村の神社を同年4月に遷座したものである。この場所が選ばれたのはすぐ裏手に1859年に神奈川奉行所が設置され、主要な道路も裏手に通る(横浜道、現在の横浜市主要地方道80号横浜駅根岸線)などからだったようである。元々、伊勢山皇大神宮は神奈川県知事井関盛良により創建されたことからも県との関係は密接であった。大鳥居をくぐり、石段を登ると再び鳥居、だんだん茅葺きの神明造の本殿が見えて...伊勢山皇大神宮にお参りする

  • ゴカイドコロ〜神楽坂グルメ

    いつものメンバーで飲み会をやる。高い店もいいが、ある程度値段が決まっていないと際限なく飲んでしまうという意見もあり、本日は神楽坂にある『ゴカイドコロ』という飲み放題の店に行く。最初の関門は店の場所が極めて分かりにくい。これは『スマホで食べログの地図』を見れば行けると思う人が陥りやすいリスクである。場所は神楽坂通りに面しているようだが、地図は横丁に入ったあたりを示す。しかし、横丁に入ると5階建てのビル(この店は5階にあるからゴカイドコロなのである)がない。2階建てが2軒、いずれも違う。さらに奥まで行くがやはり高い建物はなく、神楽坂通りに戻る。周囲にはラーメン屋はあるが、それらしき店の看板はと思ったら行燈に手書きの文字(最初の写メ)、このビルの5階とようやくわかった。5階に上がると店の入口、なぜかバス停もある...ゴカイドコロ〜神楽坂グルメ

  • 花見は毎年行きます②〜井の頭公園に足を伸ばしました

    高井戸公園での花見は約60分、スマホでセンバツの決勝を聴きながらチューハイを開ける。これ以上飲むの眠くて使い物にならなくなるため、お酒はおしまい、足も痛くなってきたので店じまいをした。高井戸公園の周りをぐるり歩くと旧NHKグラウンドのエリアに入る。野球とサッカーのグラウンドはそのままだが、トイレや管理棟などが新たに作られていた。シンボルツリーのもみの木を右に見て富士見ヶ丘駅に向かう。夫婦2人で歩くとついつい子供が小さかった頃の話になってしまう。子供たちも皆、40近くになっているというのに。富士見ヶ丘駅から2駅乗り、井の頭公園駅で降りる。駅周辺にもオシャレな店が増えたらしいが、あまり足を運んだことはない。駅周辺から人の数が増えた気がする。階段を降りて公園に入るとブランコの周りに人垣ができている。子供たちには...花見は毎年行きます②〜井の頭公園に足を伸ばしました

  • 六さん〜日本橋ランチグルメ

    人形町から少し外れ、7分ほど歩いたところにいわゆる『町中華』というお店がある。事務所の周りではアド街に出た『華』、おじさんに人気のある『菊水軒』、人形町路地裏の『紅葉館』、開店時間になっても中々開かない『生駒軒』などたくさんあるが、今日お邪魔した『六さん』も典型的な町中華である。店は久松警察署の裏あたりにある。周りにあまり食堂がないためか、昼時は大変混雑する。私が到着したのが1145だったが、1階は6人座れる席に3人、しかし、4人、2人、3人、4人と10分もしないうちにどんどん2階に上がっていく。客層は周りに働く工事現場の職人や労働者が最も多く,ほかにサラリーマンである。人気があるのはラーメン+小チャーハン・チキンライス・小カレーのセット』(1000円)であり、私はその中から小チャーハンのセットをお願いし...六さん〜日本橋ランチグルメ

  • 阪神・巨人3回戦に行く〜阪神ファンの戯言

    東京ドームに伝統の一戦である阪神vs巨人を見に行く。もう阪神タイガースをこの目で見るのは実に久しぶり、しかもこの3連戦を2勝できた3戦目、力が入る。家を出たのが11時、水道橋駅には12時に到着、グラウンド橋を渡り、ドーム20番ゲートまで歩く。人が多いのはいつものことだが、特に多い気がする。開始1時間前だから1番混む時間だが、入場を待つ列は長くなっていた。手荷物検査の後はQRコードを読んでもらい、ドームの中に入る。いつものようにオレンジタオルをぶらさげて。1フロア下におり、お弁当屋の列に並びながら、どれを選ぶか考える。私は戸郷選手の宮崎づくし弁当、相方は岡本選手の絶対うまいチキン南蛮弁当、いずれもキャンプ地宮崎をフューチャーしたもの。私の食べた方はチキン南蛮、地鶏焼き、肉巻き、スパゲッティ、野菜蒸しが入って...阪神・巨人3回戦に行く〜阪神ファンの戯言

  • 『千円札でお釣りのくるランチ』④〜人形町・おか吉

    『1000円札でお釣のくるランチ』④、この企画も4店舗目。ルールのおさらいをしておくと①1000円札でお釣りが来るランチ、②全国チェーン、そば・ラーメンなどの麺類を除く、③リーズナブルと感じられ、美味しいと思われること、の3つの条件をクリアしていることとする。お邪魔したのは『おか吉』、人形町近くには数店ある魚料理メインの居酒屋でランチは海鮮丼を中心にしたメニューが多くある。この日は『マグロづけ丼、マグロ2色丼,海鮮ユッケ丼、アナゴ丼、釜揚げしらす丼』(800円)、『唐揚げ定食』(850円)、『アジフライ定食』(880円)などがある。目玉は色々な刺身を乗せた海鮮丼はなんと750円、刺身は日替わりだが、この日はビンチョウ、鯖の漬け、マグロの漬け、黒ミル貝、タコ、カツオのはらも炙り焼きの6種類も乗っている。我々...『千円札でお釣りのくるランチ』④〜人形町・おか吉

  • この桜の名前を知ってますか?

    中央図書館側に植えてあるこの桜は『横浜緋桜』、綺麗に咲いてました。一昨日でしたが。この桜の名前を知ってますか?

  • 保土ヶ谷区の坂道を歩く③

    『東京の坂、日本の坂』その236。上星川駅北口にある階段坂『釜谷つづれ坂』から降りて再び上星川駅に向かう。駅構内を通り、南口に出る。すぐのところにスーパーと温浴施設『満天の湯』、その先には雉子川が流れていてこれを渡ると変形五叉路となっていて蔵王神社の古い祠の脇の道を登って行く。かなり交通量も多く、狭い2車線の道を行くが、ジグザグで長くやや急坂だが、登って行くと右側に古い建物が現れた。これが『西谷浄水場旧計量器室跡』である。明治20年に日本で最初の近代水道として横浜に作られたが、西谷浄水場から横浜駅周辺、桜木町、元町、山手、本牧方面に給水する配水管の量を測るため大正3年に作られたものである。周囲は小さな公園として整備されている。水道に関わる坂から『水道坂』と名付けられた。坂を再び上星川駅まで降り、県道を右に...保土ヶ谷区の坂道を歩く③

  • 『久我山歳時記』(61)〜晴明の輝き

    春分から15日が過ぎていて4月4日は『晴明』である。晴明(せいめい)とは万物が清らかに生き生きとした様子を表した『清浄明潔』という言葉を訳した季語であり、花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く時期である。さらに詳しい七十二侯では『玄鳥至(つばめきたる、〜4月8日)』『鴻雁北(こうがんかえる、〜4月13日)』『虹始見(にじはじめてあらわる、〜4月19日)』となる。燕は渡り鳥のため、2021年以前は気象庁が生物季節観測と言って天気予報の一環で情報を観測していたが、今は梅、桜、アジサイの開花の3項目のみに絞ったため、民間の調査しかない。少し古いデータによると燕の初飛来時期は平年は3月28日、2015〜2020年のデータでも最も早くて3月23日、遅くて4月4日だからほぼ七十二侯に合致している。ちな...『久我山歳時記』(61)〜晴明の輝き

  • 年度はじめから井の頭線に1時間も閉じ込められた件

    4月1日は年度はじめ、企業に取ってはお正月と同じように大切な一日である。その出鼻を挫くような電車のトラブルが起きた。確かに新入社員が入り、通勤する人が増えることもあるが、退社すぐに乗った地下鉄半蔵門線も遅れていた。前の駅で停車位置の確認をしたとかで水天宮前駅に到着した時から遅れていた。普段に比べ途中駅から乗車する人も増え、渋谷駅で降りるのも一苦労。しかし、ホームはあふれんばかりの人、嫌な予感がした。井の頭線ホームに入ると人が群れになっているが、急行の到着する2番ホームには電車がいないかと思った。しかし、ホームを前の方に歩くと何とホームの半分くらい行った所にピンク色の電車が停止している。30年以上この路線は使っているが、こんな風景は初めてである。5分くらいしてこのピンクの電車がやっとホームを離れて出発した。...年度はじめから井の頭線に1時間も閉じ込められた件

  • 花見は毎年行きます①

    『花見』を一家総出で行うようになったのは結婚して子供ができてからである。実家の家族は父親が,花見に興味を示さず、一度も行ったことはなかった。しかし、学生時代にサークルで一度行って以来、その良さを実感、生まれたばかりの子供と花見に行って以来、ほぼ毎年の行事となっている。久我山には途中ブランクはあるが、住み始めたのが1991年、誰に教えてもらったのかは忘れてしまったが、京王井の頭線富士見ヶ丘駅から徒歩5分のところにかつてあったNHKグラウンドに行き始めた。広いグラウンドの周りに立派なソメイヨシノが30本近く植えてあり、地元住民が大挙して行く。ただ、黙認してくれていたこともあり、大々的に宣伝されることもなく、空いていた。また、井の頭公園のように地面が硬い土ではなく、芝生のため、子供が転んでもOKであった。何があ...花見は毎年行きます①

  • 老舗で日替り定食を〜日本橋・嶋村

    八重洲仲通に普段から通っているクリニックが移転した。この辺りは立喰そばの『よもだそば』、カレーそばの美味い『やぶ久』、少し離れたところに移転したシウマイの『泰興楼』など美味い店が多い場所だが、創業1850年の『割烹嶋村』がヒューリックビルに入って営業していた。嶋村は日本橋で1850年に創業、『上がりの八百善、仕出しの嶋村』と言われる人気店で当時の大江戸料理屋番付表が店内に飾られていた。その後、明治に入り料理屋となって今に至る。店は再開発のため、現在はビルの1階で営業中。店に入るとまだ開店早々だったため、カウンターにはまだ誰もおらず、私は一番奥の席に座る。ランチメニューは会席弁当(3600円)、天ぷら定食(2100円)、刺身定食(1800円)、天重(1500円)などいろいろあるが、私は日替りサービス定食(1...老舗で日替り定食を〜日本橋・嶋村

  • 保土ヶ谷区の坂道を歩く②

    『東京の坂、日本の坂』その235。峰岡町三丁目公園から坂を下ると左側に横浜新道の峰岡IC出口が現れる。ということは先ほどの公園はこの隧道の上にあったことになる。再び坂道を登り、右に行く道を歩く。峰岡第二公園の先を右に曲がるが、これもかなりの坂道。登り切ったあたりが『峰坂』である。長いダラダラと続く下り坂である。この辺りの昔の地名が『大字雉子字峰』であったことが坂の名前の由来である。少し降りたあたりに道祖神、横には横浜市が設置した標識、さらに自治会が設置した石碑が建てられている。『むかしこの道は八王子に通じた唯一の交通路でした。年貢米や生糸を馬の背に往来し、旅人は榎の木に馬を繋ぎ、休息したところです』とあった。坂を降りていくうちにだんだん狭くなってくる。国道16号線に出るところには保土ヶ谷郵便局、隣は警察署...保土ヶ谷区の坂道を歩く②

  • 谷崎潤一郎生誕地にあるレストランでランチ

    人形町には色々な記念碑や石碑がある。『細雪』などで知られている文豪・谷崎潤一郎は1886年に人形町で生まれた。この場所には彼の祖父の活版所があり、その後、阪本尋常小学校に入学したが、父が事業に失敗、この地を離れた。その跡地にあるレストラン『谷崎』にお邪魔した。噂で聞いたのだが、経営者と谷崎潤一郎とは関係がないようである。店はビルの中2階にあり、眺めがいい。なかなかおしゃれなレストランのランチはメニューがよく変わる。この日は『鯛の胡麻漬け丼』『房総豚の温しゃぶカッコ『トンテキ』各1200円。『エビフライ』『ハンバーグ』各1300円(丼以外はライス、味噌汁、漬物付き)となっている。私は『トンテキ』、一緒だったMさんら『鯛の胡麻漬け丼』をお願いした。この日は近くの小学校の卒業式があったためなのか、礼服を着たマダ...谷崎潤一郎生誕地にあるレストランでランチ

  • 水天宮駅前のソメイヨシノの1週間

    毎年のことだが、今年も桜、正式にはソメイヨシノの季節がやってきた。昨年より数日遅いが、3月21日から水天宮駅出口前にある一本の木を観察してみた。(3月21日)まずは3月21日、そろそろ開花日が近づいてきたというニュースが流れてはきたが、ソメイヨシノはまだまだ蕾は固く咲くという雰囲気ではない。ついでに蘖(ひこばえ)も見るが、こちらもまだだった。(3月24日)土日を跨いで24日は東京の開花宣言があった日。急に暖かくなり、開花が早まる。それでもまだ開花には至らない。ひこばえを見ると蕾の先端がわずかにピンクとなっている。ただ、お隣の少し日当たりの良い木のひこばえはもう開花、可愛らしい花が10輪ほど咲いていた。(3月25日)25日はいよいよかと喜んだが、遠くから見てもまだ花は開いていない。しかし、道路側の数輪が確か...水天宮駅前のソメイヨシノの1週間

  • ローテーションとスタートダッシュ〜阪神ファンの戯言

    いよいよ本日、3月28日に2025年のペナントレースが始まる。野球評論家による戦力分析が新聞紙上やネット上で盛んに行われているが、阪神の評価は阪神系(元阪神選手・コーチ、関西の解説者)は阪神を1位、他の評論家は2〜3位くらいが多く、1位はDeNAか巨人の声が多いようである。ペナントの行方を追うのに今の時期に最も大切なことは『スタートダッシュ』であると考えている。今回は先発投手のローテーションとスタートダッシュについて駄文を認めてみた。まずはここ数年の実績を見てみる。昨年は巨人の対戦、初戦・2戦目と青柳、大竹で連続完封負け、しかし,3戦目は才木が素晴らしい投球をして完封勝ち、その後は一進一退だったが、4月14日以降は6連勝(2分)で3,4月は15勝9敗3分といい滑り出し。最終成績は巨人に迫ったが交流戦の不調...ローテーションとスタートダッシュ〜阪神ファンの戯言

  • つるまるうどん〜汐留ランチグルメ

    汐留でのイベントの帰りに日本テレビ本社ビルを通ると行ったことのない『つるまるうどん』の看板を見かけた。よく見ると大阪うどんとあり、13時頃だったが,早速入店してみた。つるまるうどんは関西を中心に店舗展開している全国チェーン、北海道にも沖縄にもお店はあるが、東京はわずか5店舗のみ、珍しいところといえば大井競馬場の中にも出店していた。入口にうどんの種類が列挙されていて、関西ならではのメニュー、紅生姜うどんもある。丸亀製麺方式でまずはトッピングやおにぎり、いなり寿司などを取り、最後にうどんを注文する。天ぷらが並んでいるところをよく見るとやはり『紅生姜天ぷら』がある。それも富士そばのような細切りの紅生姜を使ったかき揚げではなく、大きい紅生姜に衣を付けたものを串に刺して揚げてある。初めてなのであまりツユが塩辛いのも...つるまるうどん〜汐留ランチグルメ

  • 横浜市保土ヶ谷区の坂道①〜和田町駅付近

    『東京の坂、日本の坂』その234。今回は和田不動尊にお参りした後、横浜市保土ヶ谷区の坂巡りをすることにした。真福寺の前の交通量の多い県道常盤台和田町線を左に曲がり、少し行くと戻るように右折する道を曲がり、日当たりの良い道を歩く。突き当たりのマンションを左に曲がると階段坂が出てくるが、これが『なかよし坂』。可愛らしい名前だが、階段の段のところにアートボード(細長いプラスチック板)が貼ってあり、縦に繋げてみると一つの絵のようになっている。平成17年12月に常盤台小学校の4年生がなかよく制作したたもので2005年に公募により名前が付けられた。最初の段には虹が校舎にかかる構図ともう一枚が付いている。さらに踊り場を挟んで先には犬と遊ぶ児童やみんなで遊ぶ風景など3枚が取り付けてある。名前は可愛らしいが、結構な段数で頂...横浜市保土ヶ谷区の坂道①〜和田町駅付近

  • ソメイヨシノの開花に合わせて春盛りそばを頂く

    3月24日に東京でもソメイヨシノの開花宣言、人形町通りのソメイヨシノも蘖ながら開花を確認した。そんな春到来を受けて、いつもお邪魔している小諸そばにも春のメニューが登場している。『春盛り天』と名付けていて幾つかの春らしい素材を天ぷらにしてお蕎麦お共に提供してくれる。昨年は『サクラマス天、桜エビのかき揚げ、筍天ぷら』、一昨年は『桜エビと白魚のかき揚げ、筍天ぷら』だったのだが、今年は『桜エビのかき揚げ、キス天、筍天ぷら』である。気になる値段は一昨年は560円、昨年は590円、今年は620円(いずれもせいろまたはかけそば普通盛の場合)と確実に値段は上がっている。まずは『春盛り天せいろ』から頂く。券売機で食券を購入、カウンターで『つけ汁多めで』というと少し増やしてくれる。丁度そばが茹だったところだったのですぐに提供...ソメイヨシノの開花に合わせて春盛りそばを頂く

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終

    『鉄道シリーズ』その263。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終。スタンプラリーも3日目、最終日に残ったのが東西線の2駅。まず、茅場町駅で乗り換えて東西線妙典駅に向かう。妙典駅は開通時は信号所であったが、2000年1月に開業した新駅である。駅のスタンプは東西線15000系の車両が描かれている。東西線は90年代に乗降客の増加に伴い、それまでの主力車両05系の扉をワイドにした車両を増備したが、これに変わる車両として15000系が2010年より増備された。当初10編成を製造したが、2017年に3編成増備されている。東西線のカラーはブルーのため、ブルーラインが描かれたオールアルミ車両でリサイクル性も同一合金を使用することで高くなっている。特色は元の05系のドア幅が1300mmであったのに対し、改造後...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終

  • 山口県萩市発のうどんチェーンは美味い〜日本橋ランチグルメ

    最近マスコミでよく取り上げられる『資さんうどん』は福岡県北九州市発祥のうどんチェーンで2024年にファンド経由でスカイラークグループ傘下となり、東京にも進出。一気に全国区となった。九州のうどんは讃岐うどんとは異なり,麺もコシがなく、柔らかいのが特徴。甘めのツユが良くあっている。よく似たうどんチェーンで山口県萩市に本社がある『どんどん』、山口県を中心に島根県・岡山県・広島県に37店舗を展開する。このうち1店舗は2015年秋に日本橋箱崎町の東京シティエアターミナル直結の場所に出店、セルフうどんの店となっている。(中国地方以外はここのみ)店に入るとはなまるうどんや丸亀製麺のように左に長いカウンターが伸びる。トレイを取り、まずうどんを注文。さらに天ぷらやおにぎりなど好きなものをさらに乗せ、最後に会計するシステムで...山口県萩市発のうどんチェーンは美味い〜日本橋ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉓〜第4番札所和田不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉓、第4番札所高野山真言宗真福寺にお参りした。横浜駅から相鉄線各駅停車で10分、和田町駅に到着する。雉子川を渡り、懐かしい店が並ぶ和田町商店街を抜けると国道16号線に出る。向かいに渡り、右に少し行くと横浜銀行。過ぎたところを左に入る細い道を歩くと目の前に『和田不動』の石碑が現れる。隣には満願地蔵尊、手を合わせる。由緒を読むと真福寺を再興した田口重勝の子孫が建立したものである。はじめは和田町駅近くの浅間宝寺に祀られていたのだが、明治3年に浅間宝寺が小学校の敷地となり、この地に移された。坂上にはお寺の経営する幼稚園も見え、階段左に和田稲荷神社。これは和田義盛が源頼朝と戦をした折に義盛の夢枕に神様が現れ、ここに稲荷を作ると願いが叶うと言われ、さらにこのことを忘れずに義盛は稲荷神社を建立し...『関東三十六不動尊巡り』㉓〜第4番札所和田不動尊

  • 『千円札でお釣りのくるランチ』④〜八重洲・ALPS

    『梅もと』で立喰そばを食べたあと、お隣りに『CURRYSHOPALPS』に気づいた。というのは貼ってあるポスターに『タイムサービス390円カレー(コロッケカレー、チキンカレー、チーズカレー)14〜19時』に大いに驚いたからである。何と八重洲地下街でこの値段でカレーが食べられるとは。再び、昼前のヤエチカでランチを食べようとアルプスに向かう。11時25分というのにもう5人が並んでいる。ただ、この店で気をつけないといけないのがまず食券を買ってから並ぶということ。さらにお隣の券売機も左側は現金、右側はSuicaなどの決済なので間違えやすい。食券を買う頃にはさらに2人ほど列が伸び、やむなく後ろに並ぶ。店内はまだ空席があったため、比較的スムーズに流れる。私の番がきて、『いつものカツカレー(540円)』の食券を出すと『...『千円札でお釣りのくるランチ』④〜八重洲・ALPS

  • 『久我山歳時記』(60)〜春分を迎えて

    『春分』となった。この時期よく聞く言葉に『寒さ暑さも彼岸まで』というのがあるが、今年は気温の上下が激しく、最高気温が20℃を上回るかと思えば、19日のように雪が降ることもある。(歩道の雪)しかし、概ねこの格言は正しい。データを見ても3月20日の後は最低気温が上がり、10℃を切る日が急に少なくなる。昨年は20日〜23日頃は寒気の影響で最低気温が2℃くらいにはなったが、24日以降は上がり、また、最高気温は20℃を越す日が珍しくなくなった。桜(ソメイヨシノ)の開花日は東京平均では3月24日。2021年と2023年は3月14日だったが、今年はどうやら平年の通りになりそうである。3月20日が春分の日であるが、七十二侯では『雀始巣(すずめはじめてすくう・〜3月24日)』『桜始開(さくらはじめてひらく・〜3月29日)』...『久我山歳時記』(60)〜春分を迎えて

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤

    『鉄道シリーズ』その262。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤。千代田線二重橋前駅から湯島駅まで行く。湯島駅で千代田線も3駅目なのだが、スタンプの図案は16000系車両である。2010年から運用を開始した車両で老朽化した6000系の代替として37編成370両が製造されている。スマートな先頭部でアルミ合金を使ったダブルスキン構造であり、廃車時のリサイクル性向上のため材質が統一されている。現状、千代田線では小田急・JRからの乗入れ車両を除き、殆どがこの車両が使われている。(綾瀬支線の綾瀬〜北綾瀬のみ05系車両が使われている。)湯島駅からは大手町駅で乗り換えて半蔵門線半蔵門駅に向かう。半蔵門駅は前と後ろの2箇所に改札口があるが、そのほぼ中間にある事務室前にスタンプが置かれている。スタンプは半蔵門線...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤

  • 唯一残った『梅もと』のそばを啜る〜八重洲ランチグルメ

    東京駅に11時半に着いたのでもう幻(?)となりかけている立喰そばを食べに行く。東京出身の方ならご存知かもしれないが、『梅もと』である。少し前までは神保町、溝の口、虎ノ門、東京都庁、中野駅、新宿小田急エースなどにパラパラと支店があったが、まずは稲荷寿司など持ち帰り寿司部門を売却、22年には『ちよだ鮨』に身売りしてしまった。(小田急エース店)(溝の口店)(神保町店)私は以前にこのブログにも書いたが、初めて立喰そばを食べたのが、梅もとの茗荷谷店。今は影も形もないけれど、窪町小学校の並び、女子アパートと同じビルにあった。ただ、これも50年以上前のことだが。唯一の店が『ヤエチカ店』、八重洲地下街に残っている。券売機で食券を買い、おばさんに渡すとそばを作る方式。メニューを見て驚くのが、朝そばは390円、普段でもかけそ...唯一残った『梅もと』のそばを啜る〜八重洲ランチグルメ

  • 綱島駅付近の坂道

    『東京の坂、日本の坂』その233。大倉山駅を後に東急東横線に乗り、次の綱島駅で下車する。綱島駅は開業時には綱島温泉駅といい、1960年には80軒の温泉旅館があった。今は3軒の温浴施設や銭湯があるに留まる。泉質はナトリウム・炭酸水素塩冷鉱泉である。今は当時の面影はなく、駅西口に出て右に曲がり歩く。すぐに上り坂になり、その先に綱島公園があるため、『公園坂』と名付けられている。1944年に綱島公園ができる前は柿の木が多く生えていたため、柿坂と呼ばれていた。入口には比較的新しいこじんまりした綱島稲荷神社がある。その先から公園に入るとすぐのところに綱島古墳がある。木が茂っていることから形状は外から見るだけでは分かりにくいが、円墳または前方後円墳ではないかと思われる。内部の発掘調査は1989年から行われ、墳丘裾部から...綱島駅付近の坂道

  • 好来酒場〜神田ランチグルメ

    最近、ワンタン(雲呑)にはまっている。町中華でも事務所の近くにある『竹園』のように手づくりワンタンが名物と標榜する店が出てきた。事務所から昭和通りを神田方面に歩いたところに『好来酒場』という中華居酒屋があり、昼のランチが人気である。この店は1年ほど前に昭和通りからポルシェが突っ込んで休業をやむなくしていたのだが、改装なって再開した。相変わらず来店客は多く、ランチのセットメニューが人気がある。この日はAセット(ニラと卵の炒め物・850円)、Bセット(肉団子と野菜の黒酢あんかけ・900円)、Cセット(豚肉と野菜の黒胡椒炒め・900円)、他にも『広東麺・半炒飯』が900円、『ワンタン・半炒飯』が850円など種類も多い。始めは長崎チャンポン(950円)を食べるつもりだったが、ワンタンのセットにした。この店は4人毎...好来酒場〜神田ランチグルメ

  • 東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう④

    『鉄道シリーズ』その261。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』④、日比谷線六本木駅から再開する。六本木駅は北千住よりのエスカレーターを上り、改札口を出たところにスタンプが設置してある。デザインは日比谷線03系である。日比谷線は最初は東急東横線の日吉駅まで相互乗り入れをしていたため、よく乗車した3000系(愛称マッコウクジラ)が1961年の開業時から活躍していた。この代替車両として1988年に登場したアルミニウムにシルバーグレイの塗装したスタイリッシュな車両である。2020年2月に引退したが、42編成337両が製造され、今も熊本電鉄や長野電鉄などで第二の人生を送っている。六本木駅からは霞ヶ関駅で乗り換え、明治神宮前駅に向かう。今回のスタンプラリーで唯一2つスタンプが設置されている。まずは代々木上...東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう④

  • 青山シャンウェイ〜渋谷グルメ

    『孤独のグルメ』は面白い。知られざる名店を教えてくれるのが楽しみである。ただ、欠点は取り上げられると店が混んでなかなかお邪魔できないことである。2014年のseason4で取り上げられた『シャンウェイ』は本店に行こうとしても予約が出来なかったのである。今回は本店ではなく、宮下パーク3階にできたお店、土曜日はあいにくの雨。渋谷駅の目と鼻の先にあるのだが、スクランブル交差点を渡るだけでも大仕事、のんべい横丁を通り、宮下パークの入口に到着。3階まで上がり、かなり奥まで行ったところにお店はある。外観同様に中に入っても店は広く、賑やか。予約しておいたのですぐに席に案内される。全てバーコードで注文する方式であるが、メニューも置いてある。まずは生ビールで乾杯。青島ビールは幾つか種類もあり、ラッパのみするようだが、よくわ...青山シャンウェイ〜渋谷グルメ

  • 大倉山駅付近の坂道②

    『東京の坂、日本の坂』その232。記念館坂から振り返ると眼下に大倉山駅のホームがよく見える。その先を左に曲がると大倉山公園の入口となる。花壇があり、パンジーが植えられていた。二又に分かれているが、真っ直ぐに階段を登るとギリシャ神殿を思わせる白亜の建物が現れた。1932年だから約100年前に大倉邦彦により大倉精神文化研究所本館として建設され、1984年に大倉山記念館として生まれ変わった。長野宇平治により設計されたプレ・ヘレニック(ギリシャ以前の意味)様式で古代ギリシャより古いクレタ・ミケーネ文明の建築様式を採用している。(横浜市指定有形文化財)中に入ると高い天井に驚かされる。階段の側面の細工や吹き抜けの天井、ベンチに至るまで気品のある建物である。大倉精神文化研究所は大倉邦彦の東洋と西洋の文化融合を目指すとい...大倉山駅付近の坂道②

  • ♯カツ丼は人を幸せにする〜日本橋ランチグルメ

    2022年7月以来2年半ぶりに『とじないカツ丼』にお邪魔した。私が初めてとじないカツ丼を頂いたのは2018年3月渋谷・瑞兆というカツ丼専門店である。瑞兆は渋谷駅から徒歩10分、しかも営業時間が平日は11時半〜18時とお邪魔するのに極めてハードルの高い店であった。(瑞兆のカツ丼)2022年に水天宮駅から徒歩2分のところに『♯カツ丼は人を幸せにする』が開店してからはかなり便利になった。水天宮前駅の他にも神田店、赤坂店、五反田店、西麻布店、本八幡店と6店舗にも拡大している。ほぼ1時に店に着いたが、ちょうど満員で5分ほど待つ。メニューは大幅に広がり、丼はそびえ立つ海老丼、トンカツが350gの特上丼、ほかにトンカツ定食、エビフライ定食などバリエーションも増えた。以前は券売機方式だったが、今はバーコードをダウンロード...♯カツ丼は人を幸せにする〜日本橋ランチグルメ

  • 大倉山駅付近の坂道①

    『東京の坂、日本の坂』その231。日吉駅〜大倉山駅付近の坂道②、日吉駅の坂巡りを終え、東横線に再び乗車する。綱島駅は通過してまずは大倉山駅付近の坂道を歩くことにした。まずは東口の方に降りて東横線沿いの道を戻るように歩く。上り坂になっていてだんだんと高くなり、左側に線路がよく見えるようになってくる。目的地の坂は綱島街道沿いにあるため、すぐに行けるかと思ったが、右への脇道に入るとぐるぐる回らされ、ようやく階段があり、降りて団地の中を通り、綱島街道に出た。これを左に向かって歩くと大倉山記念病院が出てくるが、この辺りが『おぼろ坂』である。名前の由来は『以前、この辺りは森が深く、霧が立ち込めるところで、夜中に道を歩くといわれもない妖気を感じることから付けられた』と言われている。あまり急な坂道ではないが、今は往来する...大倉山駅付近の坂道①

  • 猿蔵〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺で新たな居酒屋を訪問。やや同じ店ばかり行っているので新規開拓とばかり意気込んでサンロード真ん中あたり、本屋さんのそば、地下にある『猿蔵』という店に入る。入口はあまり広くないが、地下に入ると奥が広い。土曜日18時に予約したのだが、かなり混んでいる。店内をぐるりと回り、奥の座席に案内された。流行りのタッチ画面方式、好き好きはあるかもしれないが、いちいち店の人を探さずとも注文できるところがいい。店の方がお茶とおしぼりを持ってきてくれ、季節メニューやお勧めを教えてくれる。まずは瓶ビールで乾杯。越後料理を標榜しているが、魚の種類も豊富である。お通しは胡麻豆腐2品、白と黒の胡麻豆腐の食べ比べ、それぞれに美味い。まずはカワハギの肝醤油、新鮮な身は肝を溶かした醤油と抜群の相性。醤油だけでも酒のつまみになる。おすすめ...猿蔵〜吉祥寺グルメ

  • 再建された荻外荘を訪れる②〜スローモビリティにも乗車

    荻外荘見学の続き。蔵の隣は喫茶室とショップとなっている。土曜日の午後ということもあり、たくさんの人。ショップでは絵葉書や風呂敷、バッグなどのノベルティを販売している。戻って茶の間の先を右に曲がり、客間に向かう。ここは荻外荘の写真で最も有名な荻窪会談が行われた場所。荻窪会談は1940年7月19日に近衛文麿が組閣を行なうにあたり、海軍大臣になる予定の吉田善吾、同じく陸軍大臣候補の東條英機、外務大臣候補の松岡洋右の4人が日独伊三国軍事同盟の是非や長引く日中戦争の帰趨などを議論した。戦争回避を目指した吉田と近衛に対して特に東條が反対、結果第二次世界大戦参戦に向かい突き進むことになったターニングポイントである。VRも備えられていて当時の様子と重ね合わせることもできる。飾られていた人形や亀と海老の剥製なども再現されて...再建された荻外荘を訪れる②〜スローモビリティにも乗車

  • 『千円札でお釣りがくるランチ』③〜人形町・みなもと屋

    『1000円札でお釣りがくるランチ』③、人形町をウロウロ、安いランチ、特に定食屋を探すが、最近値上げした店ばかりで中々見つからない。表通りから1本入った所に確かあったと思ったが、これも値上げ済み。残念と思ったら2階は別のお店で『みなもと屋』とある。メニューを見ると最も安いメニューは600円(税別)で『コロッケ定食』『油淋鶏定食』『デミハンバーグ定食』など沢山ある。正直なところ味は大丈夫かなと思いつつも2階に上がる。ドアを開けると広い店で席も多いが11時45分なのにお客さんはいない。しかし30過ぎのマスターが元気よく『いらっしゃいませ、まず注文を承ります』と言われる。『メンチカツと唐揚げ定食』(税引き600円)をお願いする。マスターは中国訛りで『小鉢をこの中からお取りください』という。生卵、納豆、大根おろし...『千円札でお釣りがくるランチ』③〜人形町・みなもと屋

  • 再生された荻外荘を訪れる①

    ようやく春らしくなり、気温も上り、天気も良かったので散歩方々最近オープンした『荻外荘(てきがいそう)公園』まで出かけることにした。出発は午後2時半、我が家からは北東方向にあるため、まずは西高そばから井の頭通り、五日市街道、神明通りと歩き、右に曲がる。環八を渡り、まっすぐ行けば到達、3.7kmだからのんびり歩いても1時間はかからないくらいの距離である。家を出て順調に歩くが予想外に暑い。ついこの間までは日向を狙って歩いていたのだが、日陰側の歩道を歩くとは。神明通りを右に曲がると急に道が広くなり、与謝野晶子夫妻が過ごした家が近くなる。環八を渡ると少し上りになり、善福寺川を越えると急に左右に大邸宅が現れる。そうした街並みの中、右手に荻外荘は今も『近衛』という表札がかかる邸宅に入る。入口から続く並木の木も大きく、屋...再生された荻外荘を訪れる①

  • 伊勢角屋麦酒〜八重洲ランチグルメ

    日本橋でランチとなった。東京建物八重洲ビルには小規模なレストランモールがあり、店も最近大幅に入れ替わったのでどの店にするか歩いてみた。イタリアン、蕎麦屋、おでん屋、タイ料理、海鮮料理などバラエティがある。一番混んでいたのはイタリアン、かつて入っていた中華料理店は残念ながら退店していた。入口に最も近い店は『伊勢角麦酒』、三重県にある伊勢角というクラフトビールの店らしい。ランチメニューは『漁師飯』(1000円)、『週替わり〜おろしハンバーグ』(1200円)あたりが人気がある。残念ながら漁師飯は売り切れていたので『伊勢うどんと小丼』(900円〜最安値)にしてみた。周りを見ていると週替わりとカキフライ(1500円)が人気がある。このレストラン街では席も多いことから、12時を過ぎると急に混み出した。待つこと7分ほど...伊勢角屋麦酒〜八重洲ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(58)〜神田川沿いを歩く

    2月18日の雨水から2週間、啓蟄になった。わずか15日で気候は10℃以上上り、春本番ももうすぐと思ったのは3月2日まで。月曜日から気温が急落、さらに雪も降り始めてしまった。ただ、3月に入り、東京でみぞれや降雪を観測するのは珍しくはない。2024年3月8日に雪が降り、積雪は1cmで最低気温も0.4℃、2022年3月22、23日、2021年3月14日はみぞれ、2020年3月29日も積雪1cmであった。今年は3月5日が啓蟄、これは冬籠りしている生き物たちが目覚める頃のことを言い、生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きしている。より細かい七十二侯では『蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく〜3月9日)』『桃始笑(ももはじめてわらう〜3月14日)』『菜虫化蝶(なむしちょうどなる〜3月19日)...『久我山歳時記』(58)〜神田川沿いを歩く

  • 『1000円札でお釣りが来るランチ』②〜人形町・あづま軒

    『1000円でお釣りのくるランチ』②、2回目はホームグラウンドの人形町で店探し、コロナ前は該当する店はたくさんあったが、閉店したり、値上げして1000円を超えるようになっていたりしてすぐに見つからない。例えば日本橋にあった『秀峰』、気取らない定食屋さんで昨年4月にお邪魔した時は『鯖の塩焼き』『塩鮭』『メカジキの照焼』から選べる焼魚定食は650円、しかし区画整理で夏に廃業。人形町でも有名なすき焼き定食(A4の和牛を使用)が名物の『大市』も850円が1000円に値上げ(それでも安いと私は思うが)とどんどんなくなってきている。今回お邪魔したのは人形町通りから路地を少し入ったところにある町中華の『あづま軒』、昭和23年創業の老舗である。ラーメンは600円、これに小さなチャーシュー丼を付けたラーメンセットは900円...『1000円札でお釣りが来るランチ』②〜人形町・あづま軒

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉒〜第5番金蔵寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉒、第5番札所金蔵寺(こんぞうじ)にお参りした。日吉駅を降りて普通部通りを歩き、赤門坂を下る。その先の二又を右に歩くとまずは金蔵寺会館が現れる。正式には清林山金蔵寺のいい、由緒は天台宗五代目座主(最澄の従兄弟に当たる)智証大師円珍が東国教化の際に当地で自刻の不動明王像を本尊として創建したと伝えられる。今も大きなお寺だが、当時は23の塔頭を擁する大寺院だった。三十六不動尊以外にも武相不動尊第8番、関東百八地蔵第85番、准秩父三十四観音第3番、そして横浜七福神(寿老人)とこの地区ではかなり名前の通ったお寺である。入口には『開山智証大師創造鎮護国家道場』と彫られた大きな石碑、さらに山門と続く。中に入ると単に立派な建物があるだけではなく、水盤舎や灯篭は彫刻に加え、極彩色に塗られていてこれま...『関東三十六不動尊巡り』㉒〜第5番金蔵寺

  • おばんざい三貴〜人形町ランチメニュー

    人形町の一角で関西風のカウンター割烹を3年ほど前からやっているお店がある。ランチに焼きたての魚を食べたいと思っていたら、幟が出ていて開店直後の11時半に店に入った。店の名前は『三貴』、おかみさんと中年女性の2人でやっている。2年ほど前はガラガラだったが、最近そばを通ると満員になっていることが多い。メニューは『アジの一夜干し』『鯖の塩焼き』『鮭の甘塩焼き』『鳥の唐揚げ』『金山寺味噌ロース焼き』などでこの日は『鰤の塩焼き』『鰤の照り焼き』もあった。店に入り、私は鯖の塩焼きを注文。お茶はセルフサービス、さらに冷蔵庫にあるおばんざい3つを取り出す。私は『出し巻き』『ひじきの煮付け』『ポテサラ』を出した。徐にお魚をおかみさんが焼き始め、焼けるのを待っている。目の前には夜用の酒の肴が短冊に書かれて壁に貼ってある。ハム...おばんざい三貴〜人形町ランチメニュー

  • 日吉駅〜大倉山駅周辺の坂巡り①

    『東京の坂、日本の坂』その230、今回の坂巡りは東急東横線日吉駅〜大倉山駅付近の坂道を歩くことにした。日吉駅に降りたのは13時過ぎ、2年ほど前にもきたが、ホームが地下に潜り、エスカレーターで1階の改札口を出る。東口は駅から綱島街道を渡るとすぐに慶應義塾大学日吉キャンパスの入口になり、左右にイチョウ並木、坂道となっている。一方で西口は五方向に道が放射状に伸びる道路などの街づくりを東急が設計、整然としている。それぞれ『サンロード』『浜銀通り』『日吉中央通り』『普通部通り』と言った愛称が付けられていてわかりやすい。今日は普通部通りを行くのだが、この先に慶應普通部(中学)があるからつけられた名前である。しばらくは左右に飲食店、金融機関、学習塾などが立ち並び、賑やかである。日吉台小学校の前を校庭に沿って右に曲がって...日吉駅〜大倉山駅周辺の坂巡り①

  • 鴨屋そば春〜日吉ランチグルメ

    日吉駅で降りて坂巡りをする前に東横線沿いのサンロードを少し歩き、蕎麦屋さんに入る。名前は『鴨屋そば香』、おしゃれな店構えの日本蕎麦の店である。私が学生だった、と言っても日吉に通ったのは45年以上も昔のことだが、この通りは店があまりなかった。左に少し曲がったあたりに地元の人がよくくるこじんまりとした『パンダ』という喫茶店があり、ピザトーストやミートソースなどを食べたが、もちろん店はもうない。店に入るとフロア担当の女性がお好きな席にお座りくださいと言われて2人席に座る。入口にもあったのだが、小丼とそばのセットが1100円とお得なようである。店名にもある鴨南蛮そばや鴨付けせいろもあるが、鴨肉はスモークしてあるようなので『かけそば+天丼』のセットにする。店は開店4周年とあり、モダンな雰囲気で学生さんもちらほら。メ...鴨屋そば春〜日吉ランチグルメ

  • 『東海七福神と旧東海道を巡る』⑥終

    『東海七福神と旧東海道を巡る』⑥終。再び旧東海道に戻る。ここ辺りの旧東海道はマンションの前の普通の道となり、ひたすら前に歩く。国道15号線と合流する手前、右側に鈴ヶ森刑場跡が現れた。以前に南千住駅そばの小塚原刑場跡を訪れたこともあるが、かつては磔刑・火炙り・獄門なども行われていたため、お寺になった今も近寄りがたい雰囲気があった。刑場が作られたのは小塚原と同じ1651年のことで間口40間、奥行9間とかなり広く、1871年に閉鎖されるまでに10万人とも20万人とも言われる罪人が処刑された。(小塚原回向院)(刑場跡)最初に処刑されたのが慶安の変の首謀者丸橋忠弥。ほかに天一坊や八百屋お七などもこの刑場である。遺跡は色々とあるが、磔台と火炎台。火炎台には真ん中の丸い穴に鉄柱を建て、罪人を縛りつけて足元に薪を置き、生...『東海七福神と旧東海道を巡る』⑥終

  • ヤマト〜人形町グルメ

    寒い日には囲炉裏を囲んで一杯行きたいものであるが、秋田や仙台ならばともかく、東京ではあまり見かけない。しかし、Mくんがピッタリなお店を発掘してくれた。とはいえ、2014年に私は行ったことがあるのだが、なぜか今まで気づかなかった。場所は人形町駅から金座通りをまっすぐ久松警察の手前を左に曲がったあたりにある。店の名前は『ヤマト』、山形の下にカタカナのトを書く屋号からこの名前となったらしい。店に入ると大きな囲炉裏が2台、周りに席が作られていて10人以上座れる。囲炉裏では炭が燃えていて微かに温かく感じる。3人揃ったところでビールで乾杯。前が暖かいからかビールが美味い。まずはお通し、クレソンのお浸しとつぶ貝の煮物。しっかりと味がついていて美味い。名物の『細い大根』をお願いする。サラダ感覚で葉っぱの付いた細い大根、青...ヤマト〜人形町グルメ

  • 羽根木公園のせたがや梅まつりに行く

    羽根木公園に行く。我が家から井の頭線に乗って東松原駅で下車、しばらく商店街を歩く。細い通りながら昔ながらのお店も多く、美術商、表具屋など珍しい店もある。和菓子屋では美味そうな団子、思わず買ってしまう。その先に公園の入口が現れる。入口付近にも梅が咲いている。付近に駐車場もあるが、満車のようである。羽根木公園は『せたがや梅祭り』が開催中で紅梅280本、白梅390本、計670本の梅の木が植えられている。元はこの一帯は『六郎次』という野鍛冶が住んでいたと言われ、『六郎次山』と言われていたが、その後根津財閥の所有となり『根津山』となり、これを1956年に都立公園とした。その後1965年に世田谷区に移管され、1967年より梅の木の植樹が行なわれたもの。中に入ると野球場やテニスコートがある。使っていなかったが、ここ数週...羽根木公園のせたがや梅まつりに行く

  • 1000円札でお釣りがくるランチ〜①浅草橋・はせ川

    物価上昇の勢いが止まらない。特に最近思うのはランチの値段の上昇、たいしたことない(?)メニューでも蕎麦・ラーメンを除くと1000円札でお釣りが貰えることが減った。例えば三越前の某定食屋さんでは1年の間に週替わりランチが1100円→1700円、といった具合である。そこで1000円札でお釣りが貰えるランチ(チェーン店、蕎麦、うどん、ラーメンを除く)を探せと言う『リーズナブルランチ王』企画を行うことにした。第1弾は浅草橋駅下車2分にある定食屋『はせ川』にお邪魔した。定食といっても主に揚げ物、トンカツ、メンチカツ、アジフライなどがメイン。ただ、焼き魚(この日は塩サバ)が1品だけある。メンチカツ・イカフライ・魚フライが650円、トンカツが900円、焼き魚が650円の安さである。さらに日替わり(この日はトンカツ)定食...1000円札でお釣りがくるランチ〜①浅草橋・はせ川

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』③

    『鉄道シリーズ』その260。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』③、豊洲駅から取り敢えず有楽町線を戻る。まずは中心から外れた駅からと永田町駅で南北線に乗り換える。永田町駅は有楽町線・南北線・半蔵門線の3線に加え、赤坂見附駅と同一線扱いをするため、銀座線・丸の内線とも乗り換えられる交通の要衝となっている。ただ、有楽町線・半蔵門線の乗換は楽だが、南北線に行くには動く歩道を乗り換えながら階段を降りるなどかなり遠い。到着したのが高輪白金駅。都営地下鉄三田線との共用駅でコンコースも広い。改札口を出るとスタンプのところに人だかり、待っていたのは3人だったが、隣にマナーポスターが貼ってあったのは偶然なのだろうか。スタンプの意匠は9000系車両、1991年11月の南北線開業に伴い共用を開始した車両でこの形が一次...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』③

  • 会津坂下町の吟醸そばを頂く〜MIDDTTEにて

    久しぶりに日本橋にある福島県のアンテナショップ『MIDETTE』にお邪魔した。こちらでは奥のイートインスペースを使って福島県各地の名物を提供している。ただ、今回は通常のように『喜多方市の〇〇屋のラーメン』『いわき市の××軒の肉丼』というお店ではなく、会津坂下町の吟醸蕎麦を地元観光物産協会主催で職人がそばを打つ手打ち蕎麦が食べられるイベントを発見、すぐに足を運んだ。期間は2月6日・7日の2日間のみ、アンテナショップに入ると特設ブースで職人さんが蕎麦打ちの最中であった。メニューは2種類、ざるそば(1000円)と鳥ごぼうそば(1200円)の2種類のみ。悩んだが、この日は寒いこともあり、鳥ごぼうそばにした。イートインは沢山の人でいっぱい、ようやく席を確保していつものように食券を買い、お茶を淹れてモニターの前の席で...会津坂下町の吟醸そばを頂く〜MIDDTTEにて

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉑〜第32番岩瀬不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉑、第32番札所岩瀬不動尊を訪れた。21番目でようやく東京、埼玉、神奈川に次ぐ4県目の千葉の札所に行き着いた。岩瀬不動尊は千葉県富津市にあり、最寄りの駅は内房線大貫駅で歩いて20分程度掛かる。しかし、寒さも考慮して木更津駅までバスで行き、安易にレンタカーで行くことにした。木更津駅からは君津方面に走り、途中、郡ダムの周りを走ると大きな看板が出てくるため、迷うことはない。20分ほどである。里山というべき高さの普和山山麓にある真言宗豊山派最上寺は由緒を調べると大化の改新の天智天皇の御代(6世紀)まで遡る。知らぬもののない役行者がこの一帯を開墾、役行者に代わり、役尊がこの地に一宇を建立した。役尊は不動明王を勧進して普和山と号し、悪疫退散・万民豊楽を祈念し、最上寺と称した。周囲の人々から深く...『関東三十六不動尊巡り』㉑〜第32番岩瀬不動尊

  • トマト鍋礼賛〜四谷・日がさ雨がさ

    四谷三丁目の駅から徒歩1分、ビルの7階にある『日がさ雨がさ』にはよく足を運ぶ。特に寒い季節は1シーズンに1回は行っているようである。銘酒居酒屋であるが、特にマスターの出身地である長野県のお酒が充実。いつもの面子でお邪魔した。早めにスペシャル席を予約、6人まで入れる半個室で1つしかないが、落ち着くだけでなく、四谷三丁目交差点が見渡せ、夜景もいい。今回はコースに加えてプレミアム飲み放題(3500円)も付け、贅沢に楽しむ。まずはグラスビールで乾杯。お通しはローストビーフサラダ、牛肉が美味い。飲み放題のメニューをじっくり眺めていると『信州亀齢』(長野県上田市)を発見、すぐに注文する。飲み放題の極意というほどのこともないが、美味い酒・飲みたい酒は最初に頼みことにしている。入手困難なお酒のため、注文は1回のみ。私も久...トマト鍋礼賛〜四谷・日がさ雨がさ

  • 『最後の新車』が納車されました

    今まで乗っていたプリウスがついに13年となることから新車を購入することにした。しかし、前回購入時からかなり時間も経過。さらに新車選びの状況が大きく変わってしまっていた。(スカイラインJAPAN)私が免許を取得したのが21歳の頃、それから45年経過した。初めて買ったというか買ってもらったのが、日産のスカイライン(JAPAN)2000ccターボ。6気筒の力のあるエンジンで走りには問題なかった。ただ、夏のバッテリー上がりやパワーウインドウの故障など細かい問題はあったが。(ローレル)次いで義理の父から貰ったローレル2000GTメダリスト、これは10年落ちだったが、乗り心地は良かった。ただ、野晒しにしておいたため、最後はマフラーが外れるトラブルが発生、修理をしながらだましだまし乗っていた。スカイラインは1リットルで...『最後の新車』が納車されました

  • 『久我山歳時記』(57)〜雨水の春の兆し

    『久我山歳時記』(57)、前回の歳時記は1月19日の大寒、その後『立春』を越えていよいよ暦上での春とはなったが、かえって寒くなった日が続いた。ようやくここ数日は日中は15℃ほどとかなり暖かい日もあり、いよいよ2月17日は『雨水』となる。雨水とは『空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃』を言う。また、雨水直前の朔日が旧正月(春節)であり、旧正月の日付を決める基準である。七十二侯では『土脉潤起(つちのしょううるおいおこる・〜2月23日)』『霞始靆(かすみはじめてたなびく・〜2月28日)』、『草木萌動(そうもくめばえいずる・〜3月4日)』と大きく変わっていく時期なのである。土が雨により潤い、冬眠をしていた動物が起きる頃、霞やもやのため山野の風景が変わる頃、そして芽吹きが見られる頃を現している。久我山...『久我山歳時記』(57)〜雨水の春の兆し

  • 『東海七福神と旧東海道を巡る』⑤〜鮫洲、立会川辺り

    『東海七福神と旧東海道を巡る』⑤。再び旧東海道に戻り、先を急ぐ。青物横丁を越えると急に寂しくなってくる。途中の都道420号線(通称環状6.5号線)を右に曲がると鮫洲運動公園、埋立地にある公園としては珍しく真ん中に小山が作られていて小さな子供から小学生程度の子供たちが盛んに遊んでいる。他には鮫洲付近も白玉稲荷神社があるくらい。コンクリートの壁に囲まれたこじんまりとした稲荷社。元は清伝寺という廃仏毀釈で廃寺となったお寺の境内にあったが、この稲荷社のみが残っている。青物横丁あたりまでは東海道と書いた街灯が左右にあったが、鮫洲に入るとこれもなくなる。普通の商店街同様の『鮫洲商店街』という暗い小さな街灯のみ、旧街道のイメージは全くなくなる。街道から少し奥にあるのが『鮫洲八幡神社』、緑の屋根が路地の奥に一部見える。旧...『東海七福神と旧東海道を巡る』⑤〜鮫洲、立会川辺り

  • 備前府中焼きをアンテナショップで頂く

    『備後府中市』と言っても正確な場所がわかる人は中々いない。広島県東部、尾道市と福山市の北側に隣接する内陸部にある自治体で神田小川町にアンテナショップを開いている。私はアンテナショップの中にあるnekiという店で食べさせてくれる『備前府中焼き』と名付けられたお好み焼きが好物である。広島お好み焼きの一形態と言ってしまうとその通りだが、薄い生地の上にこれでもかという程の千切りキャベツを乗せ、さらにミンチ肉や玉子、ネギなどを飾り、さらに焼きそばを乗せ、生地を少々ひっくり返して焼きそばがカリカリに焼くお好み焼きである。広島風お好み焼きはよく食べるが、こちらのは厚みがあまりなく、ソースの味もあるかも知れないがややあっさりとしている。夜の部に来るのは初めてだが、6人ほど入れるテーブルはほぼ予約済、私は入口横の2人席に案...備前府中焼きをアンテナショップで頂く

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』②

    『鉄道シリーズ』その259。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』②。茗荷谷駅から丸の内線で池袋駅に出て、有楽町線に乗換駅東池袋駅に向かう。有楽町線への乗換えは一旦改札口を出て東武東上線の方に行く。通路が増えたこともあり、乗換えはスムーズ。東池袋駅は2つ改札口があるが、ほぼその中間にスタンプ台は置かれていた。スタンプのデザインは7000系、有楽町線は1974年10月30日に開業、当時は池袋〜銀座一丁目間であった。私の自宅は護国寺駅から5分のところにあったため、この開業で飛躍的に便利になったことを覚えている。この7000系は開業と同時に共用された新型車両で有楽町線のカラーであるゴールドが使われていて2022年4月まで使われていた。当時は6000系の千代田線車両、7000系の有楽町線車両、8000系の...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』②

  • 来福亭〜老舗洋食屋さんの2階でオムライスを頂く

    春節の影響でもないが、人形町のランチの混み具合が激しい。いろいろな店を巡っているが、11時半オープンのタイミングでも列ができている店が増えていて中々入れない。ところが、今日に限って『来福亭』の前に人がいない。このお店は創業1904年だからかれこれ120年以上に歴史のある洋食屋さん。かと言って敷居が高い店ではなく、お店の方もフランク。最近立て直したH亭のようにランチの値段とは思えないなんということもない。料理でも一番高いポークソテーが1400円、カキライス(フライ)やホタテライス(フライ)も1300円と庶民派である。11時半の開店時間は過ぎているのを確認、引き戸を開けると1階は2組いて満席、しかし、お姉さんに『おひとり様ですか、2階左側のお部屋にどうぞ』と言われて靴を脱いで友達の下宿のような階段を上がると6...来福亭〜老舗洋食屋さんの2階でオムライスを頂く

  • 東海七福神と旧東海道を巡る④

    『東海七福神と旧東海道を巡る』④、小学校を過ぎると右手に諏訪神社が現れた。由緒によると天妙国寺の開基・天目が信州諏訪神社に勧進し、13世紀に創建されたと言われている。旧東海道からは細い参道を歩くと現れた。この辺りが青物横丁、元は南品川宿から池上道に続く横町で妙国寺の門前町であった。江戸時代から大きな八百屋が軒を連ね、俗称『青物横町』、その後1878年に品川青物市場として認可された。駅の名前と町の名前が違うが、開業時(1904年)は青物横町駅であった。ちなみに今の駅名となった時期はわからないが、横丁とつく駅名は日本唯一である。街には昔のイラストなども飾られていて、駅が愛されているのがよく分かる。品川寺(ほんせんじ)は東海七福神の毘沙門天、さらに門前にある大きな地蔵菩薩は江戸六地蔵の第一番にあたる。立派な山門...東海七福神と旧東海道を巡る④

  • とりカツ丼次郎〜人形町ランチグルメ

    寒い日が続いている。ランチに行こうと外に出ると思いの外寒い。こういう日は暖かくなるもの→担々麺と安直に考えた。ただ、少し時間が早かったので少し離れた店を目指す。『天秤棒』は今までに1回だけお邪魔したことがあるが、開店直後ということもあり、落ち着いたかな?と思い5分ほど歩いて行く。実はこの店の前は『丈参』という好みの焼き鳥屋で特にシロモツが美味かったのである。しかし、店に着くと様子が違う。『天秤棒』という看板の下に『とりかつ丼次郎』という垂れ幕、潰れたかな?と思ったが、取り敢えず入店してみた。すると鳥カツ丼単品勝負の店になっていて、シングル(カツ4枚)1200円を注文した。店は居抜きで全く変わっていないが、先客はおじさん1人。寂しい感じ、店の人も若い女性が手持ち無沙汰そうに接客している。待つこと7分ほど、私...とりカツ丼次郎〜人形町ランチグルメ

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』①

    『鉄道シリーズ』その258。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』①。1月末に東京メトロ半蔵門線の通路を歩いていたら、また見付けてしまった。東京メトロ20周年を記念して20駅のスタンプラリーをはじめた、さらにそのうちな1駅に水天宮前駅が選ばれたことも縁とまた東京メトロに乗る羽目になったのである。昨年、『東京メトロ全駅スタンプラリー』を完成したばかりで、さすがに我ながらよくやるとは思った。しかし、デジタルスタンプではなく、リアルスタンプラリー(実際にスタンプを台紙に押す)は久しぶりとすぐに台紙をもらった。(但し、台紙はスタンプラリー対象駅のみ配布中)スタンプラリーの概要は9路線各1〜3駅に合計20個のスタンプが用意されているというもの。上がりは東西線葛西駅にある地下鉄博物館のスペシャルスタンプである...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』①

  • 魚と米〜横山町ランチグルメ

    横山町付近に魚料理を得意とするお店が幾つかあり、先日は『小伝馬』でお得な海鮮丼を頂いた。これに味を占め、今回は『魚と米』にお邪魔した。この店は伝統ある魚一という割烹料理屋が閉店、しかし、これを惜しんだ今のオーナーが引継いだ。その際に元の看板を改造、魚と一の間に『と』を入れ、さらに『一』を『米』と少し書き足したとアド街で紹介していた。入口にはその日のメニューが書かれていて売り切れになるとメニューの上に売切というシールが貼られるシステム。また、テイクアウトコーナーには弁当、しかしその下には生の良い太刀魚がならんでいた。店に入るとまずは注文をおばさんに告げ、席に案内される。(お勘定は後払い)あまり悩む時間もなく、反射的にまぐろ丼(1300円)をお願いしてしまう。2階に案内されると入口に水槽、中にはフグが泳いでい...魚と米〜横山町ランチグルメ

  • 目黒川の最下流部分を歩く

    『ぶらり橋巡り』その118。旧東海道を歩くうちに目黒川の最下流に掛かる品川橋に通りかかった。それならばと少し上流から橋を巡ることにした。スタートは第一京浜(国道15号線)が上を通る東海橋から。東海橋は幅広い国道が上を通るだけあって立派な造りとなっている。特徴的なのは親柱の上に置かれている『鳳凰像』、青緑色(緑青をイメージしているのか?)でかなり目立つ存在。これは日本橋の麒麟像との対比で造られたのかもしれない。ただ、竣工は比較的新しく、1997年である。因みに目黒川は品物が行き交う川のため、江戸時代には品川とも呼ばれた、これが品川という地名の由来となった説の1つと言われる。下流に向かい、京浜急行の目黒川橋梁、荏川橋(えがわばし)と続く。橋の名前は旧町名の荏川町に由来する。荏原神社の正面に向かう朱塗りの橋が鎮...目黒川の最下流部分を歩く

  • カレーハウス ボルツを覚えてますか?

    我々の世代でカレーと言えば『ボルツ』を思い出す人は多いはず。渋谷駅近くに店があり、30倍カレーを水なしで食べ切ったと自慢する奴が確かいたように記憶している。ボルツは元々日レス(日本レストランシステム)が展開していたチェーンであり、東京の各所に店があった。coco壱番屋などでは普通になったカレーの辛さを〇〇倍と初めて表記したのもボルツである。しかし、ラーメンのどさん娘、つけ麺のつけ麺大王、天丼のいもやなどと共にその姿を見ることは滅多にない。そんな『ボルツ』の都内唯一になったお店にお邪魔した。場所は神田、と言っても地下鉄東西線竹橋駅を降り、KKRホテル側に出て2分ほど。一本入った路地にお店はある。角を曲がるところにちゃんと案内が出ているのでまず迷わない。店が近づくとあの懐かしいマークが見えてくる。店内は6人ほ...カレーハウスボルツを覚えてますか?

  • 『東海七福神と旧東海道を巡る』③

    『東海七福神と旧東海道を巡る』③。品川宿本陣跡から旧東海道を行くと目黒川に掛かる品川橋に出る。これを右に曲がると荏原神社の前に出る。荏原神社の創立は709年、古くは貴船社、天王社などと呼ばれていた。今の社殿は1844年に完成したもので雨乞いの守護神である高龗神(たかおかみのかみ)をはじめ、天照大御神・須佐之男命などを祀り、品川の龍神様として信仰を集めてきた。神社の境内は広く、狛犬も足元に2匹の子がいて愛らしい。入口には大きな恵比寿様の石像があり、ちゃんと釣竿も持っている。また、入口側には赤い欄干の橋、こちらは目黒川の橋でゆっくり見学することにした。御朱印は社務所が無人のため、箱に入った書き置きを持って行くタイプでそのためか300円を納めた。(通常は500円)再び品川橋まで歩き、旧東海道を右折する。角にはか...『東海七福神と旧東海道を巡る』③

  • 浅草橋駅近くで喫茶店ランチをいただく

    昼過ぎに浅草橋駅近くでランチタイムとなった。しかし、駅周辺のお店は皆列ができていて『かつや』などはカウンターに座る人の後ろをぐるりと待つ人が取り囲んでいる状態。少し急いでいたため、早く入れそうな店をさがす。見つけたのがJR浅草橋駅の大通りを渡った角にある『久(きゅう)』という喫茶店。もちろんランチタイム、メニューはビーフカレー、ハヤシライス、ドライカレー、エビピラフ、オムライスの5種類のご飯もの。ナポリタン、ミートソース、カルボナーラ、明太子、ペペロンチーノの5種類のスパゲッティ、計10種類から選んでサラダ、スープ、飲み物付で900円均一である。中に入るとあまり混雑はしていないが、中は小綺麗で明るい。席はどこでも可と言われて窓に近い4人席に座る。メニューはオムライスとエビピラフで悩んだが、エビピラフにした...浅草橋駅近くで喫茶店ランチをいただく

  • 深大寺に遅い初詣③〜冬の植物園で花を探して歩く

    深大寺にて初詣参拝を終え、神代植物公園にも足を伸ばす。どんな花が咲いているのか甚だ疑問ではあったものの、立春までもう少し、花を見つけられるかなと楽観的に植物園の切符を買った。入園してくぬぎや欅の中をバラ園の方に向かうが、全く花はない。バラ園にもほぼドライフラワーのようになった薔薇の花はあるが、全て茶色っぽくなってしまっている。やむなく大温室の方に向かう。大温室は熱帯植物、ラン・ベゴニア、熱帯スイレンなどの植物に分かれている。熱帯植物は馴染みのないものが多く、知っているのはオニバスくらい。毛虫のような花を咲かす植物やウツボカズラなどの食虫植物などあまり美しい花がない。隣の部屋のランやベゴニアは大きな花が多く、かなり派手な雰囲気。ポインセチアも我が家にあるものよりはかなり大きかった。私が大温室で最も美しいと感...深大寺に遅い初詣③〜冬の植物園で花を探して歩く

  • 麻辣先生〜日本橋ランチグルメ

    寒い日のランチ、どこに行こうかを考えたが、先日お邪魔した四川料理を食べさせてくれる『麻辣先生』に行くことにした。前回は5月に麻婆豆腐(中辛)をいただき、そこそこ辛く、ちょうど良いと考えたからである。11時40分頃に店に到着、まだ席は多く空いていたが、次々とお客さんが来店。かなり人気があり、やはり麻婆豆腐が一番人気のようである。ただ、同じものを食べるのも芸がないとメニューをチェック、『よだれ鶏』もかなり辣そうな料理と見た。お願いしたのは2色のよだれ鶏、ソースが2つあり、通常の唐辛子(辣油)に漬けたものと青山椒のソースに漬けたものの両方が食べれるものが半々になった定食(1100円)にした。5分ほどで料理は到着、赤と緑の2色が鮮やか。ほかにコーンスープ、搾菜、杏仁豆腐が付いてくる。まずは緑色から頂くが、ここで初...麻辣先生〜日本橋ランチグルメ

  • 深大寺に遅い初詣②〜今年は大開帳です

    深大寺の山門を登り、境内に入る。普段は左側の小さな小屋でお守りや土鈴、破魔矢などを売っているが、お正月期間は右側に大きな小屋があり、何列も人が並んでいた。まずはご本堂にお参りする。今年4月26日〜6月2日に大開帳が行われる旨を告知したポスター、白鳳仏を安置する白鳳堂建築に向けた寄付の要請ポスターなども並んで置かれていた。本堂にも5人程度人が並んでおり、その後ろに付きお参りを済ませた。初詣で今年の運勢をということもあり、元三大師みくじを200円支払いお願いする。出てきたのは79番、吉が出た。普通の寺社のおみくじの吉は大したことがないが、深大寺はおみくじの始祖と言われた元三大師が始めた。しかし、中身はなかなか厳しい。案内文を読むと①凶が30%と凶の確率が高く、②下から『凶、末小吉、末吉、小吉、半吉、吉、大吉』...深大寺に遅い初詣②〜今年は大開帳です

  • ハイテク吉野家で牛魯珈カレーを頂く

    人形町周辺に3軒目の吉野家が開店したのは12月末近く。お店は甘酒横丁から人形町通りを挟んで反対側、親子丼で有名な『玉ひで』(建て替え中)のお隣。元はファミリーマート→飲食店と短期間で店がコロコロ変わる場所である。既存のお店は『人形町通りの人形町と水天宮の真ん中あたり』と『同じ通りの堀留町』にあり、普通の吉野家である。しかし、新しい店は全く違う。注文は①席のタブレットで全て行い、②席番号がモニターに出て、③カウンターに取りに行く、④食べ終われば食器を返し、⑤清算カウンターでお金を払う(ここは有人)というもの。お冷などはセルフサービスで席を離れる時(手洗いとう)の場合は離席を示す板を席に立てると決まっている。最近のJR構内にある立喰そばによく似たシステムである。最近、吉野家では冬に入ると『牛魯珈肉だくカレー』...ハイテク吉野家で牛魯珈カレーを頂く

  • 深大寺に遅い初詣に行く①〜大師茶屋で蕎麦をたぐる

    今年も深大寺へ初詣に出かけた。初詣と言っても1月最終週、ただ、ポスターに『深大寺は1月中を初詣期間とします』にほだされ、行くことを決めた。晴れてはいるが風が強く、かなり寒い中、11時に家を出た。駐車場はあまり混んでおらず、神代植物公園の横を通る。園内は葉が殆どない欅の林が印象的。まずは蕎麦を食べに行く。深大寺そばと言えば我が家は大師茶屋。珍しく待たずに入店、店内もお正月と節分モード。いつものように味噌田楽、ざるそば、たぬきそばを注文、シェアして頂く。あったかいこんにゃくに甘い味噌が嬉しい。すぐにざるそばも到着、手打ち蕎麦はやはりコシが強く、いい歯応え。こちらの蕎麦つゆはやや甘めで好きな味である。たぬきそばは揚げ玉たっぷり、七味唐辛子を振って頂く。蕎麦のコシは強く、普段食べる立喰そばとは別物。食べると途端に...深大寺に遅い初詣に行く①〜大師茶屋で蕎麦をたぐる

  • 鮨とおでん アンド〜神田グルメ

    職場の仲間で作った居酒屋研究会もコロナの影響などで活動を約2年にわたり停止していた。しかし、ようやく集まれる状態になり、1人は欠けたものの、5人で久しぶりの例会を楽しむことができた。場所は小川町(神田)にある『鮨とおでん+アンド』というお店。集合の10分前に到着したが、既に2人が到着している。机の上にはコンロ、その上にはおでん鍋。ただ、飲み放題なのでフライングはできない。時間になって全員が揃い、まずは生ビールで再会を喜ぶ。いや乾杯のビールがうまい。コンロに火をつけ、蓋を取ると中にはよく煮えたおでん。大根、ガンモ、揚げかまぼこ、エノキダケ、玉子の5品が入っている。まずは大根から頂くが、これが大ぶり。箸で切って、辛子を付けて口に入れたが、やはり少し油断していたのか熱くて辛くて大変なことに。口内やけどはものとも...鮨とおでんアンド〜神田グルメ

  • 東海七福神と旧東海道を歩く②

    『東海七福神と旧東海道を巡る』②。品川神社を出て第一京浜を渡ると北馬場参道通りに出る。新馬場駅の入口を過ぎて商店街を進むが、なかなか渋いお店が軒を連ねている。品川虚空蔵尊道標を左に曲がる。細い道だが、次の養願寺への近道である。養願寺には布袋尊が祀られている。正安元年(1299年)創建の天台宗のお寺であり、ご本尊は虚空蔵菩薩を安置する。また、本堂には鎌倉時代の作と言われる善光寺式阿弥陀立像、江戸時代の作である木造不動三尊像は品川区指定文化財に指定されている。現在、建物の一部は修理中で寺務所で阿弥陀如来・不動明王の御朱印もあったが、ご本尊で頭の良くなる虚空蔵尊の御朱印を頂いた。旧東海道に出るとすぐ右手に一心寺、ここには寿老人が祀られている。寺は江戸後期、安政年間に井伊直弼が建立したという説と成田山分身の不動明...東海七福神と旧東海道を歩く②

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