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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

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2019/08/31

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  • スンガリー〜2024年ラストディナー

    2024年最後のディナー。久しぶりにお邪魔したのは『スンガリー新宿東口本店』、このお店はかつて加藤登紀子さんのご両親が経営されていたロシア・ウクライナ・ジョージア料理の老舗です。家族3人での食事も1年ぶり、気合いを入れてお邪魔しました。まずはビールで乾杯、この店ではまず飲み物を頼むのが流儀。いつも最初に頼む料理は『ケタブリ(マリノーブカヤ・ケタ)』、自家製のフレッシュサーモンマリネを生野菜・サワークリームとともにパンケーキに挟んだ料理。中に入れる生野菜はレタス、オニオン、トマト、ディルなどで少し甘めのパンケーキとサーモンの塩気がよくマッチしている。ナイフでカットして食べるのだが、爽やかで味も素晴らしく、再現不可能な旨さである。(再現を試みたがサーモンが真似できない味)『ペルメニ』は餃子のような料理でバター...スンガリー〜2024年ラストディナー

  • 久留里線廃止予定区間に乗車③〜久留里駅周辺・上総亀山行

    『鉄道シリーズ』その255。いよいよ久留里発上総亀山行の列車に乗る。久留里駅に到着したのは13時10分、思ったより早く着いた。駅前の無料駐車場に車を停めて周辺を歩く。駅前から久留里街道まで行くと味のある風景が広がる。クラシカルな食堂、古民家の建物をそのまま利用したカフェ、今も現役の金物屋、いずれも素晴らしい。再び駅前まで戻ると『生きた水、久留里、酒ミュージアム』という地元のお酒を集めて試飲ができ、即売もするミュージアムがある。たぶん昔の通運業が利用していた倉庫を転用したものだが、建物もあじがある。中に入ると上総8蔵(天乃原、福祝、峯の精、飛鶴、吉壽、東魁盛、鹿野山、聖泉)が展示されている。一杯200円で試飲もできるが、残念ながら車運転のため、今回は諦めた。久留里には3箇所の造り酒屋があり、また、天然の良水...久留里線廃止予定区間に乗車③〜久留里駅周辺・上総亀山行

  • 久留里線廃止予定区間に乗車②〜廃止予定駅舎を見て回る

    『鉄道シリーズ』その254。まだ列車の出発時間にはかなり時間があるため、上総亀山〜久留里間の駅を巡ることにした。というのは鉄道に乗ると駅とその周辺を見てまわることができないからである。亀山湖から上総亀山駅までは車で5分もかからない。到着した上総亀山駅はこじんまりとした昔ながらの駅。ホームは島式であるが、1番線は使われておらず、よく見るとかつてはさらに一本線路があったようである。無人駅ではあるが、綺麗に掃除されている。駅舎から出ると左側に駐車場、なぜかヨットの形をしたオブジェが3つある。駅の向かい側には昔は魚屋さんだった建物、その隣の酒屋はかろうじて営業をしているようである。終着駅なので線路の最後尾(車止標識)を見に行く。突然、プッツリと線路は切れていてその先は普通の畑、その先は里山となっていて、これから先...久留里線廃止予定区間に乗車②〜廃止予定駅舎を見て回る

  • 亀山ダムでダムカレーを食す

    亀山ダムの写真を撮っているうちにお昼になった。あまり店もないので困っていると車を停めた『亀山やすらぎ館』に『湖畔亭』というレストランを発見、店に入ることにした。メニューは肉料理がメインで『豚ロースの生姜焼き』『豚ロースかつ重』『ピリ辛豚スタミナ丼』『牛カルビ丼』『鹿すね肉のハヤシライス』などがあるが、やはりダム近くに来たらダムカレー(1200円)をお願いする。すると甘口にしますか、辛口にしますかと聞かれ、辛口にしてもらった。レストハウスの中は紅葉見物なのかお年寄りの夫婦やグループが結構いて、賑やかに騒いでいる。お茶やお冷はセルフサービス、流石に酒を飲んでいる人はいなかった。少し待つうちにダムカレー登場。ライスで堤を四角く作り、一方にはルーが入っている。反対側には鳥の唐揚げが3つ、下には刻みキャベツが敷いて...亀山ダムでダムカレーを食す

  • 人形町の歳の市を歩く

    いよいよ年の瀬、12月25日から人形町通りの水天宮前〜人形町の約500mの間に露店が30軒造られ、正月用品などを売る歳の市が開催されている。人形町では夏のせともの市、秋の人形市とともに暮れの1週間に市が立つことが恒例となっている。人形町を取り仕切るのは江戸町火消しの流れを汲む『は組』で提灯をぶら下げ、揃いの法被を着て松飾りを始め、鏡餅、ミニ門松、ゆずりは、橙、ウラジロなどを商う。特徴はどの露店も値段が一切書かれておらず、店の人との掛け合いで決める。それでも鏡餅はラミネート加工されていて昔のように青黴まみれになることはないようだ。お飾りもよく見てみると達磨が付いた飾りや干支が飾られたものなど店により特徴があり、大きさもまちまち。また、鏡餅に至ってはこんな大きな餅をどこに飾るのだろうというものもある。なぜか正...人形町の歳の市を歩く

  • 亀山ダム(亀山湖)へ〜上総亀山駅

    久留里城趾を歩き、再び駐車場に戻る。列車にはまだ時間が十分にあることからまずは亀山湖に向かう。久留里城から先は久留里街道(国道410号線)をひたすら走る。左右に曲がりながら走るが途中久留里線と並走する区間もある。上総亀山駅に向かう道は左、亀山ダム(亀山湖)は右に曲がる。すぐ先には亀山温泉が湧くようで温泉旅館が散在、右に曲がると急に亀山ダムの上に出る。その先のやすらぎ館というレストハウスに車を停めてダムを散策。小櫃川の上流にあり、1971年から10年の歳月をかけて完成した千葉県では最初の多目的ダム。ダム湖である亀山湖からは紅葉が楽しむことができる。ダムの堤高は34.5m、ダム堤の長さは156.0mで主な目的は洪水への対策、水道水の確保、流水の正常な維持である。亀山湖は真ん中に島があるような面白い形をしており...亀山ダム(亀山湖)へ〜上総亀山駅

  • 久留里城址を巡る

    『関東の城址巡り』⑪、久留里駅から久留里城址を目指す。距離は1kmほど、広々とした駐車場に車を停めてあとは上り坂を上がって行く。城址と言わなければ単なる里山、しかし、切り通しのようになっていて城があった頃には木で橋を作ってあった『堀切』後が城を目指す道となっている。駐車場は海抜55mに対し、資料館のある二の丸が標高128m、本丸は標高145mある。これに対して資料館までが380m、天守跡までが540mだから坂の勾配がきついのが良くわかる。カラスウリと共に楓の紅葉もやや盛りは過ぎたが赤く美しい。資料館手前から右に道が分かれ、『薬師曲輪』からは眼下にかつての三の丸跡がよく見える。久留里城の広さが良くわかるポイントである。久留里城は上総武田氏の祖となった武田信長が1455年に上総国守護代となり、1456年に築城...久留里城址を巡る

  • 手打ちそば遊喜〜虎ノ門ランチグルメ

    虎ノ門で昼となった。近年は再開発があり、昔ながらの街の風景は随分変わったが、虎ノ門大坂屋砂場のクラシカルな建物だけは変わっていない。しかし、虎ノ門に来るたびに砂場では芸がないと新規開拓することにした。(虎ノ門砂場)一筋隣の道を歩くと飲食店が並ぶ一画がある。人が並んでいたのはお隣の2階にある『ガン爺』というカレー屋さん、そして『手打ちそば遊喜』という静かなお店。中に入ると小さな店ながら満員、ちょうど1席だけが空いていた。おかみさんが『狭くて申し訳ありません』とおっしゃったが、空いていてラッキーである。手打ちそばが売りの店のため、今日は寒いが、もりそばのラインナップからメニューを選ぶ。『たぬきぶっかけ〜煮椎茸入り』にも惹かれたが、穴子せいろ(1400円)の値段を見て、これに決める。周りを見てもやはりもりそばを...手打ちそば遊喜〜虎ノ門ランチグルメ

  • 久留里線廃止予定部分に乗りに行く①

    『鉄道シリーズ』その253。久留里線の廃止予定部分を徹底して調べに行くことにした。(廃止前の留萌駅)ローカル線の廃止の話は北海道だけのことではないようだ。数年前に留萌に旅行に出た時に札沼線の先端部分(北海道医療大学〜新十津川)と留萌本線の石狩沼田〜留萌の廃止が決まり、札沼線も留萌本線も石狩沼田駅・留萌駅がなくなり、線名の由来の駅がなくなることにショックを受けた。しかし、11月にJR東日本は久留里線の先端部(久留里〜上総亀山)の廃止の方針が明らかにし、これは廃止になる前に乗るしかないと馳せ参じたものである。久留里線はそもそも野田線(現、東武野田線)や夷隅線(国鉄木原線→現、いすみ鉄道)同様に千葉県営鉄道として木更津〜久留里間で1912年に作られた。もともとは軌間762mmの軽便鉄道であったが、1923年に国...久留里線廃止予定部分に乗りに行く①

  • 『久我山歳時記』(55)〜いよいよ冬至

    『久我山歳時記』(55)12月21日は冬至、つまり太陽の南中高度が最も低くなり、日の出から日の入りまでの『昼』が最も短く、『夜』が最も長くなる日である。今年の東京では日の出が6時47分、日の入が16時32分、つまり『昼』が9時間45分、『夜』が14時間15分、夜が昼より4時間30分長くなる。夏至の『昼』は14時間34分だから約5時間昼間が短くなるのである。ただ、以前も書いた通り、日の出が最も遅いのは1月1日〜13日の6時51分でまだ遅くなっていく。しかし日の入が早いのは11月28日〜12月12日の16時28日であり、既にピークは過ぎて、だんだん日の入は遅くなっている。冬至は今年最後の二十四節気であり、本格的な冬の始まりと位置付けられている。12月19日には東京でも初冠雪が記録されたが、七十二侯では『乃東枯...『久我山歳時記』(55)〜いよいよ冬至

  • 三陸産の美味い牡蠣フライを食す〜人形町ランチグルメ

    いよいよ寒さも強くなり、冬の味覚が恋しくなる時期になった。冬の味覚といえば『鍋』、ふぐも蟹もキムチ鍋も美味い。それと並んで食べたくなるのが『牡蠣』である。牡蠣の土手鍋もいいが、牡蠣はフライで食べるのが好きだ。今回は『そよいち』さんにお邪魔した。普段はビーフカツが看板メニューだが、11月になると限定10食の牡蠣フライがメニューを飾る。三陸産の大粒な牡蠣が4つ乗って1850円、多少高いが、季節物は食べないとと注文する。以前にもこのブログで紹介したが、元は人形町駅前にある(店はあるが、休業中)『キラク』として1951年に長谷川外吉さんが開店した老舗。人形町には老舗の洋食屋がいくつもあるが、その一つであった。しかし、乗っ取りに遭い、従業員の一部が長谷川氏の娘さんと新たに作ったのが『そよいち』である。カウンター15...三陸産の美味い牡蠣フライを食す〜人形町ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』⑱〜第23番札所 橋場不動院

    『関東三十六不動尊巡り』⑱、飛不動尊に参拝したのち、第23番札所橋場不動院に向かう。電車で回る方法もあるが、地図で見ると1.8kmほど。天気もいいし、歩いていくことにした。飛不動尊を出て右に曲がり、すぐの信号を左に向かう。住所は台東区千束→日本堤と変わっていくがほぼまっすぐに歩く。気がつくと旧吉原地区、ソープランドの看板と黒服のお兄さん、もちろん呼び込みはしていないが、何となく気が引け通りでついつい早足になる。人通りは少ないが。さらに行くと山谷らしき地区に入る。なぜ気づいたかというとビジネスホテルという簡易宿泊所、山谷伝導所という教会、職安の出張所、暇そうに地面に座る人々が揃っていたからである。玉姫公園という小さな公園が玉姫神社の裏手にあるが、高い塀のお陰で中が見えなくなっている。中はホームレスの解放区ら...『関東三十六不動尊巡り』⑱〜第23番札所橋場不動院

  • 雷門満留賀〜浅草ランチグルメ

    お蕎麦屋さんの名前は『やぶ(薮)』『さらしな(更科)』『すなば(砂場)』などが有名だが、同じように『満留賀(まるか)』というのがある。その由来は1893年愛知県御津村から上京した加藤豊造に始まる。加藤は下谷区にあった三河屋そばで7年間修行したのち、1900年芝区宇田川町で三河屋という名前で蕎麦屋を開業。しかし、近くに同じ名前の店ができたことから安藤正純に相談、『満留賀』という名前をもらった。この店が繁盛して300軒近く暖簾分けしたものであると言われている。ただ、雷門満留賀はそんな店の1軒なのかと思ったが、創業は1895年つまり、前述の加藤豊造より古いのである。いずれが早いのかは分からないが、浅草観音通りのお店は間口が広いお店。12時少し前に店に入ったが、ここでもインバウンドの方々がメイン。先客は彼らが3組...雷門満留賀〜浅草ランチグルメ

  • 干支の手拭いを買いに浅草へ

    暮れの浅草に来年の干支の手拭いを買いに来た。浅草観音横にあるふじ屋さんに翌年の手拭いを買うのが恒例となっている。都営地下鉄浅草駅下車、そこから雷門まで行き、仲見世通りを歩く。既によく分かっていることだが、とにかくインバウンド客と修学旅行生で溢れかえっている。仲見世は以前お土産を売る店が大勢だったが、最近は食べながら歩けるいちご飴やメロンパン、吉備団子、カップに入ったソフトクリームなどを商う店が増えてきている。もちろん、昔からある雷おこし、人形焼、揚げまんじゅう、切山椒なども今もあるが。仲見世は雷門近くは細く、徐々に広くなるのだが、伝法院通りと交差するあたりまでは混み合って動きが取れない。その先は流石に動きが取れるようになった。それにしても和服の若い女性を多いと思ったが、よく見ると殆どが中国人女性。レンタル...干支の手拭いを買いに浅草へ

  • RYUS Noodle Bar〜人形町ランチグルメ

    人形町に多いのはラーメン屋、その中でも四川料理や担々麺専門店である。その一方で閉店する店も多く、その後にまたラーメン屋さんが居抜きで入るケースも多い。半年ほど前に取り上げた『柊』という店が閉店、その後に旭川ラーメンの『すがわら』が移転してきた。そのお隣もラーメン屋さんだったが、こちらも改装工事中。そんな中、変わり種のお店がまた近くにできた。パワースポットで有名な小網神社からも程近い。名前は『RYUSNoodleBar』、少し聞きなれない名前だが、店の入口のポスターを見ると『2013年カナダ・トロントで創業、2018年〜21年に新横浜ラーメン博物館出店、その後、同博物館にイベント出店していた』というお店が11月に人形町に日本初の路面店を出した。味は今は塩ラーメン(900円)のみ、今後は味噌ラーメンや醤油ラー...RYUSNoodleBar〜人形町ランチグルメ

  • 上野駅界隈の坂道②〜清水(きよみず)坂の上野大仏

    『東京の坂、日本の坂』その226。上野駅界隈の坂道②、エレベーターで上野公園に入ると正面に清水観音堂。上野寛永寺は天海が開山した徳川家の菩提寺であり、当時の年号を取り、寺の名前とした。面白いことに京都を模して作られ、不忍池が琵琶湖、弁天堂が竹生島、清水観音堂は清水寺、根本中堂は比叡山延暦寺などよくできている。清水寺の様に舞台造となっていて初めはすぐ近くの摺鉢山の上に作られたのだが、根本中堂建設にあたり、1694年に移築された。ご本尊は千手観世音菩薩像で恵信僧都源信作と伝わる。また、舞台の前には月の形をした松が設えてあり、願い玉を投げてこの輪の中を通ると願いが叶うと江戸時代から伝わっている。歌川広重作の江戸名所百景にもこの松は描かれている。横の石段が『清水坂(きよみずさか)』、近くに清水坂(しみずさか・都立...上野駅界隈の坂道②〜清水(きよみず)坂の上野大仏

  • どさんこ酒場 森町しげぞう〜八重洲ランチグルメ

    日本橋でランチ、ただ、クリニックが混んでいた為、12時10分くらいになってしまった。立喰蕎麦は小諸そばを含めて何軒もあるが、長蛇の列。コロナ後は店が減ったのか、どこも混雑している。ふと思い出したのが、『八重中ダイニング』のB2。確か韓国料理と北海道居酒屋があり、どちらも大きかったことを思い出す。地下へ行くエレベーターに乗るとまだ列はない。手近な『森町しげぞう』というお店、北海道道南の森町公認居酒屋に入る。森町と言えば駅弁の王様『森のいかめし』で有名な漁港を有する町である。ランチメニューは鶏ザンギ、煮込みハンバーグ、ミックスフライ、焼き鳥丼、ベーコンエッグと肉系のメニューが大多数、名物のはずのイカは全くない。北海道ならというところで『エスカロップ定食』(1100円)を注文する。このお店はご飯や味噌汁は好きな...どさんこ酒場森町しげぞう〜八重洲ランチグルメ

  • 『干支』『方角』を調べる〜艮、乾、坤、巽を読めますか

    『改めて日本語を考える』その51。毎年一度だけ、年賀状を書く段になると干支のことを思い出す。簡単に言うと十干(じゅっかん、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせたもので、その順番は『甲子(きのえね)』からスタート、次は『乙丑(きのと)』『丙寅(ひのえとら)』『丁卯(ひのとうさぎ)』と繋がって60通りが終わって一回り、これが還暦である。このルールは『木、火、土、金、水』の『き、ひ、つ、か、み』にそれぞれ『兄(え)』『弟(と)』をくみあわせて『きのえ』『きのと』『ひのえ』『ひのと』『つちのえ』『つちのと』『かのえ』『かのと』『みずのえ』『みずのと』と呼ぶ。さらにその下に十二支をつけて干支となる。2025年は『乙巳』だから『きのとみ』となるのである。十二支は日本では方角も表す。北...『干支』『方角』を調べる〜艮、乾、坤、巽を読めますか

  • かぐら坂 新富寿司で一献〜神楽坂グルメ

    今日は40年来の友人Aくんの馴染みのお寿司屋さんにお邪魔した。場所は神楽坂、神楽坂通りを歩き、善国寺の反対側に。先の路地を左に曲がったあたりにある。お店の名前は『かぐら坂新富寿司』という。店に入るとカウンター、後ろにいくつか席もある。ちょうどAくんとは店の近くで出会い、迷うことなく入店できた。カウンターの一番奥に陣取り、飲み始める。初見の店のため注文はAくんに任せた。まずはビールで乾杯、モルツは美味い。刺身の盛り合わせからスタート。お皿に右から酢締めのイワシ、生だこ、イカ、赤貝、中トロ、赤身、ニシンの酢締め、カワハギの肝乗せとバラエティに富む。まずはイワシから頂くが軽く酢に浸してあり、微妙な塩梅が嬉しい。ツマの大根も酢で締めてあり、細かいところまで手が込んで、もちろんネタは新鮮。すぐにお酒を注文。まだ寒く...かぐら坂新富寿司で一献〜神楽坂グルメ

  • 『関東三十六不動巡り⑰〜第24番札所飛不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』⑰、今回は第24番札所飛不動尊を訪れた。正式名称は龍光山三高寺正寳院という。東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から歩くのだが、三ノ輪駅1a出口から降りて左に曲がり、少し先の東泉小学校を右折、そのまままっすぐ行くと左手に出てくる。下町は道路がフラットに加え、まっすぐで実にわかりやすい。さらに信号には『飛不動尊前』があり、そのすぐ先である。間口の狭いお寺で左右に提灯と赤い幟がたくさん並んでいて奥に本堂がある。お隣は学習塾、まわりも住宅地となっている。飛不動尊とは独特なネーミングであるが、由緒は1530年に修験道本山派により開かれた修験道場である。また、本尊は飛不動尊だが、これは住職が大峰山で修行するため不在にしていた時、不動明王に人々が熱心に祈っていると一夜にして大峰山から飛び帰り、祈った人の...『関東三十六不動巡り⑰〜第24番札所飛不動尊

  • やぶ久でカレー丼を頂く〜日本橋ランチグルメ

    日本橋でランチとなった。久しぶりに『やぶ久』の前を通るとまだ座れそうなので入ることにする。明治33年(1900年)創業の老舗だが、結構庶民的な側面を残している。私はいつ来てもついつい名物の辛口カレー蕎麦ばかり食べてしまうのである。お隣の『よもだそば』もカレーライスが絶品、この周辺の蕎麦屋さんは蕎麦よりカレーに惹かれてばかりである。じっくりメニューを見ると『小丼+小盛りそば』というセット(いずれも1250円)がある。丼の方は『カレー丼』『親子丼』『玉子丼』『カツ丼』『イカ天丼』、蕎麦は『たぬき蕎麦(冷・温)』『カレー南蛮』『肉南蛮』『おろし蕎麦』『ネギ南蛮』と35通りもある。中には『カレー丼+カレー南蛮』という人もいるかもしれないが、さすがに笑われるかなあと思い、『カレー丼+たぬき蕎麦(温)』にした。11時...やぶ久でカレー丼を頂く〜日本橋ランチグルメ

  • 上野駅周辺の坂道を巡る①

    『東京の坂、日本の坂』その225。上野駅周辺の坂道を歩きながら、旧跡も巡ることにした。11月も後半に入ると急激に寒くなり、冬近しと誰もが感じる。上野駅公園口も2022年3月にリニューアルされ、通行量の多かった上野公園通りも南北に分断、駅前は車が入れなくなった。歩く方からすると実に快適で出口を出て真っ直ぐ行けば動物園、先を右に曲がると国立博物館などわかりやすくなった。駅前のイチョウの木も黄色くなったもの、まだまだ緑色のものなど個性が出ている。右手には国立西洋美術館、有名なコルビジェ設計の世界遺産。現在、モネ展が開催中のため、たくさんの人が並ぶ。向かい側にはオーギュスト・ロダンの『考える人』『カレーの市民』という名作が展示されている。列も長いことから並ぶのは諦め、東京文化会館の方に歩く。下り坂となるが、これが...上野駅周辺の坂道を巡る①

  • ヨイノフネ〜久我山グルメ

    井の頭線久我山駅は『アド街』で特集されたことがない。例えば先週土曜日は『京急立会川駅』だったのだが、その話題作りに苦労していたのは私でも分かる。しかし、それでも番組が成り立つのは京急立会川駅には行きたくなるような飲食店(除く、チェーン店)が数多くあるからと勝手に想像した。(めん熊)確かに5年前には該当する店は僅か、しかも特徴のない店が多い(?)気がしていたのだが、コロナ禍が去り、かなり久我山駅周辺にもいいお店が出現した。例えば駅前のラーメン店『めん熊』、ピーコックストア並びの欧風料理の『ハナイグチ』などである。今日お邪魔した『ヨイノフネ』もそんな1軒、開業は2023年4月である。ではなぜこのタイミングで初見参なのかだが、開店すぐにduncuyに出て予約が取れず、何となく足が向かなかったからである。今回はち...ヨイノフネ〜久我山グルメ

  • 『久我山歳時記』(54)〜大雪に入り、本格的な寒さの兆し

    『久我山歳時記』(54)、12月7日は二十四節気の大雪(だいせつ)に入る。気温の高い日が続いていた日本列島も11月の終わりからは北海道・東北地方は寒気の影響を受け、最低気温が氷点下の日が続いた。大雪入りを待つかのように冬将軍の到来となり、寒気が北関東まで降り、12月7日の最低気温は埼玉県では1℃と寒さが一気にやってきた。東京はまだかろうじてそこまでとはなっていないが、年末にかけて寒くなるらしい。大雪は12月7日〜21日だがさらに細かい七十二侯では『閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)〜12月10日』『熊蟄群(くまあなにこもる)〜12月15日』『鱖魚群(さけのうおむらがる)〜12月21日』とどんどん寒くなっていくのである。久我山の町を歩くとユリノキの葉もほとんど落ち、ケヤキ並木の落ち葉で通りが一杯となっている。...『久我山歳時記』(54)〜大雪に入り、本格的な寒さの兆し

  • 寒い日に食べて温まる〜人形町・四川亭

    ランチを食べに行くと『チャーハン』と『小ラーメン』、『カツ丼』と『小たぬきそば』と言ったセットメニューが用意されていて、これが割安なケースが多い。よくお邪魔する四川料理の四川亭のランチにはメインが15種類(850〜1000円)、ミニセットが11種類、つまり15×11=165の組み合わせがある。以前はミニセットにグラスビールがあってこれを夏など頼む人もいた。朝から寒い1日、温かいものが欲しくなる中、どの組み合わせが一番暖かくなるかと悩んで『ねぎラーメン+麻婆丼』をお願いした。店は結構混んでいて少し待たされ注文の品が到着。まずはいつもの様に汁物のねぎラーメンから頂く。ニンニクではないため、匂いはそれほどでもないな、とは思ったが白ネギのササ打ちをラー油で和えた具がたっぷり、香り以上にかなり辛い。ラー油の辛味より...寒い日に食べて温まる〜人形町・四川亭

  • 『秋の甲斐路へ』⑩終〜富士山と別れて勝沼のワイナリーへ

    『秋の甲斐路へ』⑩、最終日の11月3日は晴天に恵まれ、目の前に驚くほど大きな富士山が現れた。前々日に博物館で言われた通り、初冠雪が遅れ、いつもの雪を被った富士山ではなく、真っ黒な夏山のままである。しかし、夜明けの富士山は私のような者には宿泊しないと見ることができない。朝日を浴びて微妙な色の中にある姿はどれだけ見ても見飽きることはなかった。前日が雨だったこともあり、朝食後、外に出てようやくホテルの外観を見ることができたが、なかなかおしゃれな南欧風、見下ろすと河口湖も良く見え、カメラスポットも沢山ある。いわゆる映えるホテルである。湯船のあるバルコニーもよくできていて真ん中あたりが窓のように開く。湯船な座ったまま富士山を眺めることができる。自分で挽いたコーヒーを湯船でゆっくり頂く、こんな贅沢もすることができる。...『秋の甲斐路へ』⑩終〜富士山と別れて勝沼のワイナリーへ

  • ダイニングブッフ彩〜人形町ランチグルメ

    人形町界隈のランチの店はかなりお邪魔したが、まだまだ行ったことのない店はある。これは好みもあるが、店を見つけられないこともある。お邪魔した『ダイニングブッフ彩』は前の事務所ならびのビルの地下1階にある。階段を降りて店に入るが、4人席が2つ、2人席が1つ、カウンターが6席と全体で16人のこじんまりしたお店でランチは3種類。Aは『揚げなすとチキンソテージンジャーソース』、Bは『ハンバーグデミグラスソース、エビフライ、カニクリームコロッケ』、Cは『カキフライ、豚ヒレカツ』でいずれも1200円である。前日にカキフライを食べた私はBランチを選んだ。先客はカウンター1名とボックスの4人のみ、しかもカウンターのお客さんはほぼ食べ終えていた。この店はシェフのご主人とフロアの奥様2人で切り回している。すぐにお冷とサラダが提...ダイニングブッフ彩〜人形町ランチグルメ

  • イチョウの葉舞い散る神宮外苑へ②〜つば九郎神社とお岩さま

    外苑のイチョウ並木を見るだけで40分近くかかり、ようやく外周道路まで出た。かなり絵画館も大きく見えるようになり、これを右に曲がる。ふと右側を見ると京都芸術大学大学院校舎、久しぶりに歩くと新しい建物が増えていた。絵画館前駐車場は満車、学生時代には1日停め放題で500円とリーズナブルな駐車場だったのだが、今は1600円、まあ40年以上経てば当たり前だろう。今も1日停め放題は変わらないようだ。その先、茂みの切れ目を右に曲がるとかつて長崎料理吉宗が入っていた建物。歩道橋を上がるが、権田原方向を望むとイチョウ並木が美しい。信濃町駅も新しくなってから久しいが、2階にはヤクルトスワローズのファンなら足を運ぶ『つば九郎神社』に参拝。孫たちが応援しているからである。鳥居の向こうにつば九郎人形、これだけ見れば可愛らしい。ただ...イチョウの葉舞い散る神宮外苑へ②〜つば九郎神社とお岩さま

  • 椿絵の展覧会に行く〜『切磋琢磨・響きあう個性』

    今年も12月に入り、日本橋・アンペルギャラリーにて年1回恒例となっている椿絵コレクションの展覧会が開催された。私も早速見に行くことにした。このコレクションはあいおいニッセイ同和損害保険の前身の一つである大東京火災創業者・反町茂作が四季を問わず緑をたたえ、鮮やかな赤い花を付ける椿をシンボルマークにしたことから椿の絵を収集、ギャラリーの名前も同じく椿に起因している。たくさんあるコレクションの中から一部を選定し、毎年この時期に一般に公開をしている。今年のテーマは『切磋琢磨〜響きあう個性』という副題がついており、岸田劉生を中心にその弟子である中川一政や切磋琢磨した椿正雄、木村荘八などの競演となっている。まずは中川一政の扇子に描かれた椿の絵。椿に関し謳った短歌が載せてある。鮮やかな赤い花が一輪描かれている。次いで岸...椿絵の展覧会に行く〜『切磋琢磨・響きあう個性』

  • イチョウの葉舞い散る神宮外苑へ①

    11月30日は朝から晴れ、雲も殆どなかった。外苑のイチョウ並木の黄葉がピークというニュースを見て、昼飯を食べたのち、安直にそそくさと出かける。ところが地下鉄銀座線外苑前駅でイチョウ並木側の出口から改札を出るともう混雑が始まっている。なんとか自動改札機は越えたが、列は殆ど動かなくなった。周りを見渡すといつものインバウンドがいることはいるが、殆どが日本人カップル。確かに金もかからず絶景が楽しめるのだからデートにはもってこいである。5分以上かけて地上に出ると青山通りは先ほどのようには混んでいない。赤坂見附方向に歩くと絵画館前に続く道は見事に黄色に染まっている。横断歩道を渡る人は中央で奥に絵画館を置いた風景を撮ろうとするし、警備員は早く歩けと促すし、中々の喧騒である。私は横断歩道を渡り、並木に沿って左に曲がる。ま...イチョウの葉舞い散る神宮外苑へ①

  • 『秋の甲斐路』⑨〜La Vista河口湖と富士山

    『秋の甲斐路へ』⑨、武田神社を2時半に出て愛宕トンネルから国道20号線、さらに137号線を通り、富士吉田のLaVista河口湖というリゾートホテルに向かう。3連休の初日というこどあり、また、天候が悪いことから道路は渋滞。特に137号線に入ると上り坂なのだが、トラックやマイカーなど交通量が増えて、35kmくらいしかないのに2時間掛けてようやく辿り着く。丘の上にあり、河口湖がよく見えるはずだが、暗くなりかけていて湖面も良く見えない。しかし、素敵な山小屋風のホテルはウェルカムドリンクが山梨ワイン飲み放題、窓に向いた椅子に座り、優雅に外を見る。周りの席はほぼ外国人観光客、彼らはやはり絵になる。夕食まであまり時間もなく、温泉は食後にした。5時半からディナーとなったが、広いダイニングには多くの外国人、日本人かと思って...『秋の甲斐路』⑨〜LaVista河口湖と富士山

  • Di PUNTO〜吉祥寺グルメ

    引退やコロナなどで馴染みの飲食店がなくなるケースが増えてきた。一方で新たなお店も増えていることもあり、新規にお邪魔する店を探している。イタリアンで気楽に行けるかなチェックした店に週末連れ合いと行ってみた。『DiPUNTO(ディンプト)』は最近店舗を増やしているイタリアン酒場でDiはダイニング、puntoはポイント、つまりダイニングの場所=酒場ということらしい。予約して入店、カウンターを避けてテーブルに座ったのはいいが、フロア担当がなかなか来てくれない。また、席に座ると何故か水煮トマト缶が4つ(未開封)置いてあった。メニューを見て、注文をするが、この缶はテーブルが狭くなった時に板を渡して2階建にする様で担当の女性が下げて行った。まずは白ワインを頼んで乾杯、チリ産の安めのボトルにする。まずは『つぶ貝のガーリッ...DiPUNTO〜吉祥寺グルメ

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